JP2009238690A - 電子放出素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高電子放出量、高電流密度の電子放出素子および電子放出装置を提供する。
【解決手段】 電子放出素子は、導電性基板と、前記導電性基板上に形成された第1導電型の第1のダイヤモンド層と、前記第1のダイヤモンド層上に形成された第1導電型の第2のダイヤモンド層とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子放出素子は、導電性基板と、前記導電性基板上に形成された第1導電型の第1のダイヤモンド層と、前記第1のダイヤモンド層上に形成された第1導電型の第2のダイヤモンド層とを具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ダイヤモンドを用いた電子放出素子に関する。
ダイヤモンドはその機械的、化学的および熱的特性に加え、優れた潜在的な半導体特性や光学特性を持つことから、半導体発光材料として注目されている。特に、負性の電子親和力あるいは非常に小さな電子親和力を有することから、電子を表面から放出する電子源デバイスへの応用が期待されている。また、室温で約5.5eVのバンドギャップを持ち、紫外領域で発光する発光素子の可能性や、堅牢な結晶性から、ハイパワーデバイスへの応用が期待される。
ダイヤモンドを電子源として利用する例としては、ホウ素をドープしたダイヤモンドを用いた冷陰極(非特許文献1)、リンをドープしたダイヤモンドからの電界電子放出(特許文献1)、窒素ドープダイヤモンドからの熱電子放出(非特許文献2)、pn接合を利用した電子源(特許文献2)があり、特に窒素ドープしたn型ダイヤモンドは低温での熱電子放出源として期待される。ハイパワー素子として利用する例としてはダイヤモンドのショットキーダイオード(非特許文献3)、発光素子として利用する例としては、ダイヤモンドのpn接合によるLED(非特許文献4参照)等が知られている。
小野富男他、電子情報通信学会技術研究報告.ED、電子デバイスVol. 106, No. 200(20060727) pp. 41-46 (2006). 特開2007−42604号公報
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小野富男他、電子情報通信学会技術研究報告.ED、電子デバイスVol. 106, No. 200(20060727) pp. 41-46 (2006).
しかしながら、窒素をドープしたダイヤモンドは、窒素の作るドナー準位が1.7eVと非常に深いため、特に低温では他の半導体に比べ抵抗が高く、電荷を注入すること、電極とのコンタクト、あるいは基板との間の通電が大きな課題であった。特にダイヤモンド基板は比較的抵抗が高いため、抵抗のより低いSiやその他Mo等の金属を基板として用いた場合、基板材料とダイヤモンドの特性が大きく異なるため不連続性が生じ、電気抵抗を大きくする原因となっていた。従って、電子源においては電子放出量が低減し、電子デバイスにおいては電流密度の低減が、発光デバイスにおいては動作電圧の上昇や発光効率の低下が生じていた。リンをドープしたダイヤモンドでは、リンの作るドナーの準位は0.6eVと窒素に比べてかなり小さく、窒素ドープダイヤモンドに比べて低温で電子が流れやすい。このため、熱電子放出源として最も期待されてきたが、実際に低温で低電界での熱電子放出を観測した例は報告されておらず、また発明者らの実験でも観測できなかった。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、低温(例えば、1000℃以下)、低電界(例えば、0.01V/μm以下)であっても高電子放出量、高電流密度が得られる電子放出素子および電子放出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電子放出素子は、導電性基板と、前記導電性基板上に形成された第1導電型の第1のダイヤモンド層と、前記第1のダイヤモンド層上に形成された第1導電型の第2のダイヤモンド層とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、低温、低電界であっても高電子放出量、高電流密度の電子放出素子および電子放出装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。なお、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものと異なる。従って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれることに注意が必要である。また、第1導電型をn型としている。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子放出素子の断面図である。図に示すように、第1の実施形態に関わる電子放出素子1は、基板2上に、第1の第1のダイヤモンド層3が配置されており、第1のダイヤモンド層3上に、電子放出層として第2のダイヤモンド層4が配置されている。基板2は、導電性を有する材質であることが好ましく、例えば、Si基板で構成されている。第1のダイヤモンド層3は、燐(P)をドープしたダイヤモンド結晶を主成分とする半導体層で、単結晶であっても多結晶であっても構わない。第2のダイヤモンド層4は、窒素(N)をドープしたダイヤモンド結晶を主成分とする半導体層で、単結晶であっても多結晶であっても構わない。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子放出素子の断面図である。図に示すように、第1の実施形態に関わる電子放出素子1は、基板2上に、第1の第1のダイヤモンド層3が配置されており、第1のダイヤモンド層3上に、電子放出層として第2のダイヤモンド層4が配置されている。基板2は、導電性を有する材質であることが好ましく、例えば、Si基板で構成されている。第1のダイヤモンド層3は、燐(P)をドープしたダイヤモンド結晶を主成分とする半導体層で、単結晶であっても多結晶であっても構わない。第2のダイヤモンド層4は、窒素(N)をドープしたダイヤモンド結晶を主成分とする半導体層で、単結晶であっても多結晶であっても構わない。
本発明者等は、電子放出素子の効率を上げるために、窒素をドープしたダイヤモンド半導体層(電子放出層)4と導電性基板2の間に燐をドープしたダイヤモンド層2を設けることにより、導電性基板2とダイヤモンド結晶層3、4の間の電気的な連続性を向上し、導電性基板2に垂直な方向の抵抗を低減でき、且つ燐(P)ドープダイヤモンドを電子放出層としたときには得られない、低温・低電界での熱電子放出が得られることを見出した。
基板と材料の異なる半導体層を有する電子放出素子では、基板との間に不連続領域を発生しやすく、特にバンドギャップの大きな半導体層を接合する場合には大きな電気的なギャップが生じ、電流の妨げとなる。特に、ドナーの準位が深い場合、フェルミ準位も伝導帯底から深い位置に存在し、接合付近での伝導帯間に大きなギャップを生じることにより、電子が基板から半導体層に注入されにくくなる。
図2(a)は、Si基板(左側)上に窒素(N)ドープダイヤモンド(N-doped diamond)(中央)を形成した場合のエネルギーレベルを模式的に比較したもので、右側が真空(Vacuum)であり、矢印で示すように、真空の方向に電子が放出される。また、Si基板とNドープダイヤモンドのフェルミレベル(Ef)は一致している状態で比較している。Ec(Si),Ec(N)は、夫々Siの伝導帯底、Nドープ添加ダイヤモンドの伝導帯底を表わす。Nドープダイヤモンドのドナー準位は、前述のように1.7eVと深いため、他の半導体に比べ抵抗が高い。
図2(b)は、Si基板(左側)上にPドープダイヤモンド(P-doped diamond)層を介してNドープダイヤモンド(N-doped diamond)層を形成した場合のエネルギーバンドを模式的に比較したもので、右側が真空(Vacuum)であり、矢印で示すように、真空の方向に電子が放出される。また、Si基板とPドープダイヤモンド層、Nドープダイヤモンド層のフェルミレベル(Ef)は一致している状態(接合状態)で比較している。Ec(P)はPの伝導帯底を表わす。Pドープダイヤモンドのドナー準位は、前述のように0.6eVとNに比べてかなり小さく、電流も流れやすい。
このように、基板とNドープダイヤモンド層の間に、よりドナー準位の浅いPドープダイヤモンド層を介することにより、伝導帯は段階的な接合となり、電子が注入されやすくなる。したがって、低抵抗で、低温・低電界で高効率のダイヤモンド電子放出素子を得ることができる。
次に、第1の実施形態に係る電子放出素子の製造方法を、図3を用いて説明する。最初に、図3(a)に示すように、n型Si基板2上に、プラズマCVD法により、炭素原料としてのメタンガス(CH4 )、キャリアガスとしての水素ガス(H2 )、さらにドーパントである燐の原料、例えばホスフィン等を流し、第1のダイヤモンド半導体層3を厚さ150nmに形成する。このとき、基板温度は900℃、メタンガスの流量は2sccm、水素ガスの流量は1slm、プラズマ出力は1000W,反応管圧力は30Torrとする。燐の濃度は1×1020/cm3 であることが望ましいが、1×1018/cm3 以上であって、残留不純物として存在する窒素の濃度より高い濃度であることが肝要である。
次に、図3(b)に示すように、第1のダイヤモンド半導体層2上にメタンガスと水素ガス、窒素の原料である例えば窒素ガスを流し、電子放出層として窒素をドープしたダイヤモンドからなる第2の半導体層4を厚さ100nmに形成する。このとき、基板温度は900℃、窒素ガスの流量は20sccm、水素ガスの流量は1slm、プラズマ出力は1000W,反応管圧力は30Torrとする。窒素の濃度は1×1020/cm3 であることが望ましいが、1×1019/cm3 以上であればよい。
上記のように作成した電子放出素子1を、図4に示すように、対向するカソード電極5とアノード電極6を有する気密容器7の中に導入し、カソード電極5の上に設置する。気密容器7の内部を真空にし、加熱手段8により電子放出素子1を300℃に加熱し、カソード電極5とアノード電極6の間に電圧を印加する。上記装置は、実際の電子放出装置の構成、及び動作を模したものである。
上記の状態で、基板2、第1のダイヤモンド層3を介して電子放出層である第2のダイヤモンド層4に電流を流したところ、数V程度の比較的低い電圧から、熱電子放出電流が観測された。また、600℃に加熱したところ、100Vで4×10-4A/cm2 の電流が得られた。
図5は、本実施形態の電子放出素子、Nドープダイヤモンド層、Pドープダイヤモンド層について、600℃近辺に加熱した場合の、電界強度、アノード電圧と放出電流密度の関係を示す。図5に示すように、本実施形態の素子(1)は第1のダイヤモンド半導体層(Pドープダイヤモンド層)を設けずに第2のダイヤモンド半導体層(Nドープダイヤモンド層)のみを電子放出面とした場合(2)に比べ、同じ温度において約3倍高い値であった。なお、(3)は、Pドープ層ダイヤモンド半導体層を電子放出面とした場合を、比較例として示す。
Nドープダイヤモンド層表面がPドープ層ダイヤモンド表面より高い電子放出特性を有する理由については、詳細は究明されていないが、表面の水素終端が関係しているのではないかと推測される。図6(a)は、窒素ドープダイヤモンド層の表面状態を摸式的示したもので、水素終端が安定で、この状態は高温まで失われない、即ち負性電子親和力が安定な状態を保つ。図6(b)は、Pドープダイヤモンド層の表面を摸式的に示したもので、水素終端が低温でも失われる、即ち負性電子親和力が不安定な状態を示している。
以上、第1の実施形態によれば、導電性基板上に、Pドープダイヤモンド層を介してNドープダイヤモンド層を形成しているので、伝導帯は段階的な接合となり、高電子放出量、高電流密度の電子放出素子および電子放出装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係るヒータ内蔵型電子放出素子の模式的断面図である。第2の実施形態が第1の実施形態と異なるところは、第2のダイヤモンド層4を選択的に除去し、除去した部分に上部(第1)電極9を設け、n型Si基板2の下面に下部(第2)電極10を設けたことである。他の要素は第1の実施形態と同じであるので、同一番号を付して重複する説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るヒータ内蔵型電子放出素子の模式的断面図である。第2の実施形態が第1の実施形態と異なるところは、第2のダイヤモンド層4を選択的に除去し、除去した部分に上部(第1)電極9を設け、n型Si基板2の下面に下部(第2)電極10を設けたことである。他の要素は第1の実施形態と同じであるので、同一番号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態における電極9,10は、例えばTi/Pt/Auの積層電極を用いることができる。ダイヤモンド層上にTiを500nm形成し、その上にPtを500nm、さらにAuを2000nm形成し、700℃10分程度のアニールを実施し、Tiとダイヤモンドの間に合金層を形成する。
図7に示す電子放出素子において、電極9〜10間に電圧を印加すると、第1のダイヤモンド層3、シリコン基板2を通じて電流が流れ、これらの自己発熱により、第2のダイヤモンド層(電子放出層)4を加熱することができる。このとき第2のダイヤモンド層(電子放出層)4の温度が600℃以上になるように、第1のダイヤモンド層3とSi基板1の不純物濃度、及び電極間の印加電圧を適宜調節すればよい。
上記の素子を図4の電子放出装置に応用すれば、加熱手段8を電子放出素子1の中に内蔵しているので、構造の簡略化が可能になる。
以上、本発明を実施形態を通じ説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る電子放出素子は、主として、一般的に広く用いられている平面型表示装置、照明装置、記録装置に適用することができると共に、X線管にも適用できる。
1…電子放出素子
2…導電性基板
3…Pドープダイヤモンド層
4…Nドープダイヤモンド層
5…陰極
6…陽極
7…気密容器
8…加熱手段
9…上部(第1)電極
10…下部(第2)電極
2…導電性基板
3…Pドープダイヤモンド層
4…Nドープダイヤモンド層
5…陰極
6…陽極
7…気密容器
8…加熱手段
9…上部(第1)電極
10…下部(第2)電極
Claims (5)
- 導電性基板と、
前記導電性基板上に形成された第1導電型の第1のダイヤモンド層と、
前記第1のダイヤモンド層上に形成された第1導電型の第2のダイヤモンド層と、
を具備することを特徴とする電子放出素子。 - 第1と第2の主面を有する導電性基板と、
前記導電性基板の第1の主面上に形成された第1導電型の第1のダイヤモンド層と、
前記第1のダイヤモンド層上に選択的に形成された第1導電型の第2のダイヤモンド層と、
前記第2のダイヤモンド層が形成された領域とは別の前記第1のダイヤモンド層の領域上に形成された第1の電極と、
前記導電性基板の第2の主面に形成された第2の電極と、
を具備することを特徴とする電子放出素子。 - 前記第1のダイヤモンド層には、燐がドープされていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子放出素子。
- 前記第2のダイヤモンド層には、窒素がドープされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子放出素子。
- 気密外囲器と、
前記気密外囲器内に備えられた陰極と、
前記陰極上に載置された前記第1乃至第4の請求項のいずれかに記載の電子放出素子と、
前記電子放出素子と対峙するように、前記気密外囲器内に備えられた陽極と、
を具備することを特徴とする電子放出装置。
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