JP3522399B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3522399B2
JP3522399B2 JP20577095A JP20577095A JP3522399B2 JP 3522399 B2 JP3522399 B2 JP 3522399B2 JP 20577095 A JP20577095 A JP 20577095A JP 20577095 A JP20577095 A JP 20577095A JP 3522399 B2 JP3522399 B2 JP 3522399B2
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pen pressure
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペン入力装置など
筆圧を検出可能な座標入力装置を備えたワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータ等において、ペン操作によ
る文書や画像の入力,編集が可能な情報処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ上において、ペン操作によって文字や画像等
の描画や編集を行なうことが可能になり、ペンによる直
観的で分かりやすい操作性を提供している。しかし、こ
れらのペン入力インタフェイスの中で、筆圧を感知して
いるものは少なく、またそれを有効に活用しているもの
は多くない。このような現状に対し、従来技術では、筆
圧の大きさに従って描画する線の幅や点の大きさを変化
させるものや筆圧の大きさによって編集対象となるオブ
ジェクト等を選択する手法を提示したものは存在してい
る。上記筆圧と線幅は比例関係にあり、従って、筆圧を
変化させながら線を描画することによって、線幅の変化
している線を描画することができる。
【0003】特開平4ー279980号公報に記載され
た技術は、筆圧検出装置によって検出された筆圧の大き
さに従って、複数の重なったオブジェクトやウィンドウ
を選択する手法を提示されている。また、画像の描画に
関しては、筆圧の大きさに従って描画する色の透過率を
制御することによって、下になる色と描画する色の混ぜ
合わせる割合を調整し、実際の絵筆で書いた水彩画の重
ね塗りに近い自然な感覚が得られるように工夫されてい
る。また、特開平5ー282094号公報に記載された
技術は、筆圧の大きさを検出し、その大きさに従って線
の幅や点の大きさを変化させることで、人間が実際に線
や点を描く感覚に近い手書き入力装置を提示されてい
る。
【0004】更にまた、特開昭58ー195938号公
報に記載された技術は、筆圧に応じてひろがり情報を入
力する手法が提示されている。この例では、CRT上の
画面をみながらライトペンに圧力を加えて、希望するひ
ろがりのところでロックするようにし、またコンパスを
指定して半径と中心位置を指定すれば円が描けると記載
されている。つまり圧力に応じて描線の太さを設定し、
その太さの描線で円などを描画することができる。しか
し、希望するひろがりのところでロックさせるための手
段については記載されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に示される
ような、情報処理装置において、検出した筆圧の大きさ
によって、描画する線幅を変えたり、筆圧の大きさによ
って描画する色の透過率を変化させるという手法では、
ユーザがペンに対して加える筆圧の大きさを即時に確認
する手段が示されていないため、筆圧を調整するために
は手に加える人間の感覚に頼るしかなく、筆圧の強弱を
目で確認するには、ペンを動かして線などを描画させた
結果、線の太さ等により判断するしかなかった。また、
筆圧の大きさによって、上記透過率や線幅を変化させた
くない場合には筆圧の大きさを検出するモードと検出し
ないモードを切替えるための操作が必要であり、その操
作をするためにはペンの位置を現在位置から離してメニ
ューやアイコン等で選択する必要があり、操作が煩わし
かった。
【0006】上記特開昭58ー195938号公報に記
載された技術では、描線の線幅を任意に変更して希望す
るところでロックし、そのロックされた一定の線幅で図
形を描画することができるが、ロックさせるための手段
が記載されていない。容易に考えられる方法としてキー
ボード上にロック指示キーを設置した場合、ペンをもつ
手の反対の手でキーボードのキーを押し下げる必要があ
り両手を使わなければならず操作性が悪い。またペンに
そのためのスイッチを設ける方法は、コストアップの要
因となってしまうという問題点がある。
【0007】本発明では上記課題を解決するため、筆圧
に応じてペンカーソルの形状や大きさ、色などを変化さ
せ、それをユーザが認識することにより、現在の筆圧に
おける編集のモードや描画の種類を直観的に認識できる
ようにすることを目的としている。また、本発明では、
ペンに加える筆圧の変化を感知して、その変化に対応し
て線幅や編集モード等が変化することが適している場面
とそれが適していない場面の使い分け(モードの変更)
を、単純なペン操作によって可能にすることを目的とし
ている。
【0008】また、本発明では、ペンに加える筆圧の変
化を感知して、その変化に対応して線幅や編集モード等
が変化するモードと、そうでないモードとが切り換わっ
たことを使用者が容易に認識可能とすることを目的とし
ている。更に、本発明では、ペンに加える筆圧の変化を
感知して、その変化に対応して線幅や編集モード等が変
化するモードと、そうでないモードとを切り換える条件
を使用者が容易に設定可能とすることを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の情報処理装置は、図1のブロック回路に示
す構成において、各請求項の手段は次の通りである。
【0010】(請求項1の手段) 指示された座標位置を検出する座標検出手段(1)、上記
座標位置が指示された際の筆圧を検出する筆圧検出手段
(2)、文字・図形などが表示可能な表示手段(3)、形状の
異なる複数のカーソルパターンを記憶する記憶手段
(4)、上記表示手段上にカーソルを描画するカーソル描
画手段(5)を備え、上記カーソル描画手段は、上記表示
手段上の、上記座標検出手段によって検出された座標に
対する位置に、上記筆圧検出手段によって検出された筆
圧に応じた形状のカーソルを上記記憶手段に記憶されて
いる複数のカーソルパターンから選択して即時に描画す
ることを特徴としている。上記座標検出手段は使用者に
よって指示された座標値を検出し、また筆圧検出手段は
その時に使用者が操作した圧力(筆圧)を検出する。カ
ーソル描画手段は、表示手段上の、上記検出された座標
に対応する位置に、上記検出された筆圧に応じた形状の
カーソルを上記記憶手段に記憶されている複数のカーソ
ルパターンから選択して描画するよう作用する。
【0011】(請求項2の手段)請求項1に記載の情報
処理装置において、上記カーソル描画手段は、上記表示
手段上の、上記座標検出手段によって検出された座標に
対応する位置に、上記筆圧検出手段によって検出された
筆圧に応じた色,濃度,明るさでカーソルを描画するこ
とを特徴としている。
【0012】上記検出手段は、使用者によって指示され
た座標値を検出し、また筆圧検出手段は、その時に使用
者が操作した圧力(筆圧値)を検出する。カーソル描画
手段は、表示手段上の、上記検出された座標に対応する
位置に、上記検出された筆圧値に応じた色,濃度,明る
さでカーソルを描画するよう作用する。
【0013】(請求項3の手段) 指示された座標位置を検出する座標検出手段、上記座標
位置が指示された際の筆圧を検出する筆圧検出手段、文
字・図形などが表示可能な表示手段、上記表示手段上に
文字・図形等を描画する文字・図形描画手段(6)、
記座標検出手段および上記筆圧検出手段による検出結果
所定の条件を満たした場合、上記筆圧検出手段によっ
て検出された筆圧値を一定値に固定する筆圧固定手段
(7)、上記筆圧検出手段による検出結果、または上記
座標検出手段および上記筆圧検出手段による検出結果が
所定の条件を満たした場合、上記筆圧固定手段による筆
圧の固定を解除する固定解除手段を備え、上記文字・図
形描画手段は、通常(上記固定解除手段(8)によって
固定状態が解除されている時)は、上記表示手段上の、
上記座標検出手段によって検出された座標に対応する位
置に、上記筆圧検出手段によって検出された筆圧に対応
した描画処理を行い、また上記筆圧固定手段によって筆
圧が固定されている時は、上記表示手段上の、上記座標
検出手段によって検出された座標に対応する位置に、上
記筆圧固定手段によって固定された筆圧に対応した描画
処理を行うことを特徴とする。上記座標検出手段は、使
用者によって指示された座標値を検出し、また筆圧検出
手段は、その時に使用者が操作した圧力(筆圧値)を検
出する。筆圧固定手段は、上記座標検出手段および上記
筆圧検出手段による検出結果が所定の条件を満たした場
合、筆圧値の固定状態への移行を行い、上記筆圧検出手
段による検出結果、または上記座標検出手段および上記
筆圧検出手段による検出結果が所定の条件を満たした場
合、固定状態の解除を行う。文字・図形描画手段は、固
定状態となっている場合は、表示手段上の、上記検出さ
れた座標に対応する位置に、上記固定された筆圧値に対
応した描画処理を行い、また固定状態が解除されている
場合は、表示手段上の、上記検出された座標に対応する
位置に、上記検出された筆圧値に対応した描画処理を行
うよう作用する。
【0014】(請求項4の手段)請求項3に記載の情報
処理装置において、経過時間を測定する計時手段(8)
を更に備え、上記筆圧固定手段は、上記計時手段によっ
て測定された所定時間の間、上記筆圧検出手段によって
検出された筆圧の変化量が所定量以下であり、かつ上記
座標検出手段によって検出された座標の変化量が所定量
以下であった場合、筆圧値を固定することを特徴として
いる。
【0015】上記座標検出手段は、使用者によって指示
された座標値を検出し、また筆圧検出手段は、その時に
使用者が操作した圧力(筆圧値)を検出し、また計時手
段は、ある時点からの経過時間を測定する。上記筆圧固
定手段は、上記測定された経過時間が所定量となるまで
の間の、上記検出された座標の変化量が所定量以下であ
るか、また上記検出された筆圧の変化量が所定量以下で
あるかを判断し、そうであれば筆圧値を固定状態に移行
するよう作用する。
【0016】(請求項5の手段)請求項3に記載の情報
処理装置において、上記筆圧固定手段は、上記座標検出
手段によって検出された座標の変化量が所定量以上とな
るまでの間、上記筆圧検出手段によって検出された筆圧
の変化量が所定量以下であった場合、筆圧値を固定する
ことを特徴としている。
【0017】上記座標検出手段は、使用者によって指示
された座標値を検出し、また筆圧検出手段は、その時に
使用者が操作した圧力(筆圧値)を検出する。上記筆圧
固定手段は、上記検出された座標の変化量が所定量以上
となるまでの間の、上記検出された筆圧の変化量が所定
量以下であるかを判断し、そうであれば筆圧値を固定状
態に移行するよう作用する。
【0018】(請求項6の手段)請求項3、4、または
5に記載の情報処理装置において、上記筆圧固定手段に
よって筆圧値が固定された場合、カーソルの表示形態を
変更することによって、使用者に対して固定状態へ変化
したことを報知する固定報知手段(9)を更に備えるこ
とを特徴としている。
【0019】上記固定報知手段は、筆圧固定手段によっ
て固定状態へ移行されたことを検出すると、カーソルの
表示形態を変更させるよう作用する。
【0020】(請求項7の手段)請求項3、4、5、ま
たは6に記載の情報処理装置において、上記固定解除手
段は、上記筆圧固定手段によって筆圧値が固定状態とな
っているときに、上記筆圧検出手段によって検出された
筆圧値が0(最小値)となった場合、上記固定状態を解
除することを特徴としている。
【0021】上記筆圧検出手段は、使用者が操作した圧
力(筆圧値)を検出する。上記固定解除手段は、上記検
出された筆圧値が0(最低値)であるか判断し、そうで
あれば固定状態を解除するよう作用する。
【0022】(請求項8の手段) 請求項3、4、5、または6に記載の情報処理装置にお
いて、経過時間を測定する計時手段を更に加え、上記固
定解除手段は、上記筆圧固定手段によって筆圧値が固定
状態となっているときに、上記筆圧検出手段によって検
出された筆圧値が0(最小値)となったことを検出し、
かつその後、上記計時手段によって所定時間計測される
間、その状態(筆圧値が0)が継続した場合、上記固定
状態を解除することを特徴としている。
【0023】上記筆圧検出手段は、使用者が操作した圧
力(筆圧値)を検出する。上記固定解除手段は、上記検
出された筆圧値が0(最低値)となったか判断し、そう
であればその時点から計時手段によって時間を測定し始
める。そして上記測定された経過時間が所定量となるま
での間、上記検出された筆圧値が0(最低値)のままで
あるか判断し、そうであれば固定状態を解除するよう作
用する。
【0024】(請求項9の手段) 請求項3、4、5または6に記載の情報処理装置におい
て、経過時間を測定する計時手段を更に備え、上記固定
解除手段は、上記計時手段によって所定時間計測される
間、上記座標検出手段によって検出された座標の変化量
が所定量以下で、かつ上記筆圧検出手段によって検出さ
れた筆圧の変化量が所定量以下であった場合、上記固定
状態を解除することを特徴としている。
【0025】上記座標検出手段は、使用者によって指示
された座標値を検出し、また筆圧検出手段は、その時に
使用者が操作した圧力(筆圧値)を検出し、また計時手
段は、ある時点からの経過時間を測定する。上記固定解
除手段は、上記測定された経過時間が所定量となるまで
の間の、上記検出された座標の変化量が所定量以下であ
るか、また前記検出された筆圧の変化量が所定量以下で
あるかを判断し、そうであれば固定状態を解除するよう
作用する。
【0026】(請求項10の手段)請求項3、4、5、
または6に記載の情報処理装置において、経過時間を測
定する計時手段を更に加え、上記固定解除手段は、上記
計時手段によって所定時間計測される間、上記座標検出
手段によって検出された座標の変化量が所定量以下で、
かつ上記筆圧検出手段によって検出された筆圧の変化量
が所定量以上であった場合、上記固定状態を解除するこ
とを特徴としている。
【0027】上記座標検出手段は、使用者によって指示
された座標値を検出し、また筆圧検出手段は、その時に
使用者が操作した圧力(筆圧値)を検出し、また計時手
段は、ある時点からの経過時間を測定する。上記固定解
除手段は、上記測定された経過時間が所定量となるまで
の間の、上記検出された座標の変化量が所定量以下であ
るか、また上記検出された筆圧の変化量が所定量以上で
あるかを判断し、そうであれば固定状態を解除するよう
作用する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の情報処理装置を以下に図
面と共に説明する。図2は、本発明の実施の一形態を示
すシステムの構成図である。符号21は、座標検出装置
21aと筆圧検出装置21bを備えたペン入力装置であ
り、ペン21cをタブレット21dに接触させることに
より、その座標と筆圧(ペン21cをタブレット21d
に押しつける圧力)を検出する。22は中央処理装置で
あり、下記RAM28やROM29上にあるプログラム
を実行し、CPUバスに接続されている装置やデバイス
に対して様々な処理を行う。例えば、ペン入力装置21
から得られた情報に基づいて下記V−RAM23上の特
定のアドレスへ描画データを書き込む等を行う。23は
ディスプレイ24に表示される画像イメージを保持して
いるRAMであり、下記RAM28に描画データを書き
込むことにより、ディスプレイ上に描画内容が反映され
る。25はディスク制御装置であり、ハードディスクや
フロッピーディスク等の下記記憶装置26に対してデー
タの読み書きの制御を行なう。
【0029】また、記憶装置26にはプログラムやプロ
グラムが制御するデータ等が記録され、長期的に保存が
可能である。キーボード27はキーの入力を行なう装置
であり、押されたキーの情報を検出する。RAM28は
読み書き可能なメモリ、ROM29は読み込み専用のメ
モリであり、両者ともプログラムやデータを保持してお
り、CPU22によってそれらに保持されるプログラム
やデータが直接制御される。30は時間を管理するタイ
マー制御装置であり、この装置を起動することによっ
て、ある瞬間から次の瞬時までの時間を計測することが
可能である。30はスピーカ31を制御して音を鳴らす
サウンド出力装置である。
【0030】図3は、本装置における全体フローを示す
ものである。このフローチャートのルーチンは、使用者
がペン21cを操作することによってペンイベントが発
生する度に開始される(ステップS1)。ペンイベント
とはペン21cをタブレット21dにタッチする(ペン
ダウン)、ペン21cをタブレット21dにタッチさせ
たままにする(ペンドラッグ)、ペン21cをタブレッ
ト21dから離す(ペンアップ)の3つの状態の時に発
生するイベントである。
【0031】また、ペンダウンではペン21cをタブレ
ット21dにタッチした瞬間に、ペンドラッグではドラ
ッグ中の短い間隔(数ミリ秒のオーダ)で、ペンアップ
ではペン21cがタブレット21dから離れた瞬間にそ
れぞれイベントが発生する。このフローチャートでは、
まず、ペンイベントが発生した際の座標と筆圧値をそれ
ぞれ変数へ代入する(ステップS2,S3)。座標や筆圧
値は座標検出装置21aと筆圧検出装置21bによって
数値化されて得られる値である。
【0032】また、変数(X,Y)やRAM28上に確
保される。尚、以降の例で示す変数やフラグ等も同様で
ある。次に固定状態フラグがオンか否かを判断する(ス
テップS4)ことによって、処理を描画・編集可変処理
(ステップS5)か描画・編集固定処理(ステップS6
に分岐する。固定状態フラグとは、現在のペン21cに
よる描画や編集の状態が後述する筆圧によって変化する
状態であるのか、または筆圧の変化によらず固定である
のかを示すフラグである。描画・編集可変処理と描画・
編集固定処理の処理内容については後述する例にて詳し
く説明する。描画や編集処理が終わると現在の座標と筆
圧値を変数(X′,Y′)とP′に保存して終了する
(ステップS7,S8)。
【0033】図4は請求項1、請求項2、請求項6にお
いて、カーソルの描画を行なうルーチンのフローチャー
トである。このルーチンは描画・編集可変処理(ステッ
プS5)、または描画・編集固定処理(ステップS6)の
中から呼ばれ、呼ばれた際に引数として筆圧値と座標が
渡される。このルーチンの中では、まず、引数をそれぞ
れpと(x,y)に代入する(ステップS11)。次にp
の大きさによって、カーソルを選択し、そのビットマッ
プイメージをRAM28上に用意したワークエリアWに
展開する(ステップS12)。
【0034】請求項1では、例えば図5(a)に示すよ
うに筆圧pを、0<p1,P1<p2,P2<p
MAX(PMAXは筆圧の最大値)に分け、それぞれの範囲
にある筆圧に対して、カーソル1,カーソル2,カーソ
ル3を対応づける。それぞれのカーソルには、そのカー
ソルを使用者が見て現在の描画や編集のモードがどのよ
うな状態にあるのかがすぐに分かるようなものを用意す
る。例えば、筆圧に応じて描画する線の幅が変化する場
合は、図5(b)に示すように描く太さが分かるように
鉛筆、マーカー、ペンキのハケなどのペン先の太さが異
なるようなものを用意する。また、それらのカーソルリ
ソースは、RAM28、ROM29または記憶装置26
のいづれかに蓄えられており、その中から筆圧pによっ
て表示すべきカーソルを選択し、RAM28上のワーク
エリアへ展開される。
【0035】請求項2では、図6(a)で示すようにα
と筆圧pにα=p/PMAX(0MAX)のような関
係を持たせ、そのαを用いて色の濃淡,明るさ,色の混
ざり具合を変化させる。本例では筆圧値pが大きくなる
につれて、色が例えば、図6(b)に示すように白から
赤へ変化するような事例について説明する。筆圧が0の
時の色をC1、筆圧を大きくしてPMAXになった時の色を
2と定めるとき、カーソルに着色する色Cを C=(1−α)C1+αC2 として表す。この色CをステップS12において、RAM
上に展開されているカーソル上に着色する。ここで、色
Cは、それぞれ独立なパラメータを持つベクトルとして
表されるがそのパラメータが具体的にどのような成分
(例えばRGBの各成分)であるかは特に言及しない。
また、色の濃淡や明るさ等を変化させる場合も上記のα
を表わすことが可能である。
【0036】上記のように請求項1、請求項2を用いて
カーソルのビットマップイメージを選択した後、上記の
固定状態フラグを参照し(ステップS13)、このフラグ
がオンの場合はさらに模様やアイコンをWに追加する
(以降、カーソルに模様やアイコン等が付加された状態
をカーソルがロックされていると呼ぶ)。これにより、
請求項6において、描画や編集が固定状態の場合と固定
状態が解除されている場合で同じ形のカーソルを区別す
ることを可能にする。また、固定状態フラグは、後述す
る描画・編集可変処理(ステップS5)や描画・編集固
定処理(ステップS6)のフローチャートの中で特定の
条件を満たす場合にオンやオフがなされる。例えば、図
7(a)では描画・編集可変処理で請求項4の条件を満
たしているため固定状態フラグがオンになり、カーソル
がロック状態になる様子を示し、図7(b)では描画・
編集固定処理で請求項10の条件を満たしているため固
定状態フラグがオフになり、カーソルのロック状態が解
除される様子を示している。
【0037】ステップS15以降の処理は、カーソルを描
画するためにV−RAM23へデータを転送する手順を
示している。まず、カーソルのビットマップデータWを
座標(x,y)に相当するV−RAM23上のアドレス
に転送する(ステップS19)前にこのルーチンで前回表
示されたカーソルを消去するため、既にセーブしてある
ビットマップデータW′を(x′,y′)へ転送する
(ステップS16)。また、W′にセーブデータがない場
合(カーソル表示が今回初めての場合)はこれをスキッ
プする(ステップS15)。W′はステップS19にて、W
をV−RAM23上に転送する前にV−RAM23上か
らWのビットマップ表示エリア分を(x,y)からセー
ブした(ステップS17)ものであり、(x′,y′)は
(x,y)をセーブした(ステップS18)ものである。
どちらも前回このルーチンで表示した、カーソルのビッ
トマップと座標である。
【0038】次に先に触れた描画・編集可変処理(ステ
ップS5)と描画編集・固定処理(ステップS6)につい
て説明を行う。前者は筆圧の大きさに従って描画の種類
や編集のモードが変化する処理であり、後者は筆圧の変
化に関係なく描画の種類や編集のモードが固定されてい
る処理である。図8と図9は前者のフローを示し、図8
は請求項4の例、図9は請求項5の例である。図10、
図11、図12と図13は後者のフローを示し、図10
は請求項7の例、図11は請求項9の例、図12は請求
項9の例、図13は請求項10の実施例である。
【0039】図8では、図14(a)のグラフで示すよ
うに時間の測定を開始してからTMAX時間、筆圧の変化
量がP0からΔP以内であり、かつ座標の変化量がX0
0からそれぞれX方向、Y方向にΔL以内にある場合
に、TMAXを越えた際に筆圧をP0、座標を(X0,Y0
の固定状態(筆圧に関係なく描画の種類や編集モードが
一定になる)に切替えるためのフローを示している。時
間の測定を開始する条件は、前回の座標(X′,Y′)
や筆圧P′(ペンイベントが発生して図3のルーチンが
呼ばれた際に保存した座標や筆圧値)と比較してステッ
プS22とS23の両方を満たす場合である。ここで、ステ
ップS21のmax{X,Y}とは、XとYの最大値をと
るという表現方法である。
【0040】従って、ステップS22では、XのX0に対
する変化量とYのY0に対する変化量の両方がΔL以下
か否かを判断している。この条件を満たさない場合はス
テップS27とS28において、カーソル描画処理と描画・
編集処理を行って終了する。前者は前述した図4のルー
チンへ引数として(X,Y)とPを渡し、その座標と筆
圧に対応したカーソルを描画する。後者は前者と同じ引
数により、その座標と筆圧に対応した描画処理や編集処
理を行う(例えば、筆圧の大きさに対応して線の幅を変
化させるなど)。
【0041】しかし、本発明では描画や編集の処理内容
については、重要ではないので特に具体例を挙げて説明
を行わない。ステップS22とS23の両方の条件を満たす
場合はタイマーをオンステップS24してその時点の座標
と筆圧をそれぞれ(X0,Y0)とP0に代入しステップ
25,S26、ステップS27とS28を処理して終了する。
ここでタイマーをオンすることによって時間測定が開始
される。次回にこのルーチンが呼ばれると、タイマーが
既にオンになっているため、ステップS36以降の処理を
行うことになる。ステップS37でタイマーをオンにして
からの経過時間がTmax以下の場合は、現在の座標と筆
圧が時間測定を開始した時点の座標(X0,Y0)と筆圧
0に対する変化量がステップS30とS31を満たすかど
うか比較する。両方を満たす場合はステップS33とS34
を処理して終了する。
【0042】ステップS33とS34では引数として
(X0,Y0)とP0を渡し、カーソル描画処理や描画・
編集処理を行っているが、これはTmax時間内で、かつ
ステップS30とS31の条件を満たしている場合は、カー
ソルの形状等を変化させないでおくことによって、使用
者がペン操作を行う際に座標や筆圧が所定の変化量以下
であるかを視覚的に判断出来るようにするためである。
ステップS30かS31の条件を満たさない場合は、タイマ
ーをオフし、ステップS27とS28を処理して終了する。
ここでタイマーをオフすることにより、次回にルーチン
が呼ばれた際にはステップS21以降の処理をすることに
なる。
【0043】ステップS37において、タイマーをオンし
てからの経過時間がTmaxを越える場合は固定状態フラ
グをオン(ステップS38)し、Pfixに時間測定開始時
点の筆圧値P0を代入(ステップS39)した後、ステッ
プS40以降を処理して終了する。固定状態フラグをオン
すると次回に図3のルーチンが呼ばれた際にステップS
6の処理が行われ、描画の種類や編集のモードが筆圧の
大きさに関係なく一定の処理へ移行し、さらにこのフラ
グがオンの場合は図4のカーソル描画処理では、カーソ
ルに模様やアイコンなどが追加される(ステップ
14)。また、PfixはステップS6の処理の中で参照さ
れ、この筆圧値でカーソルの描画処理や描画・編集処理
が行われる。
【0044】図9では、図15のグラフで示すように座
標の変化量がLmaxの間、筆圧の変化量がP0からΔP以
内の場合、座標の変化量がLmaxを越えた際に筆圧をP0
の固定状態に切替えるためのフローを示している。座標
の変化量の測定を開始する条件は、前回のP′(ステッ
プS8)と比較してステップS51の条件を満たす場合
(つまり、現在の筆圧値が前回の筆圧値に対して変化量
がΔP以内の場合)である。この条件を満たさない場合
はステップS55とS56を処理して終了するが、この条件
に該当する場合は筆圧一定フラグをオンして、現在の座
標と筆圧をそれぞれ(X0,Y0)とP0に代入し(ステ
ップS53,S54)、ステップS55とS56を処理して終了
する。このとき、次回にこのルーチンが呼ばれると、筆
圧一定フラグがオンになっているため、ステップS62
降が処理されることになる。
【0045】ステップS63では(X0,Y0)からの座標
の変化量がLmaxを越えるかどうか判断し、越えない場
合はP0に対する筆圧の変化量がΔP以内にあるかどう
か比較し(ステップS58)、この条件を満たす場合はス
テップS59,S60を処理して終了する。ここで、引数と
してP0を渡しているのは、座標の変化量がLmax以内
で、かつステップS58の条件を満たしている間は、カー
ソルの形状等を変化させないようにすることによって、
この間のペン操作では筆圧の変化量が所定量以下である
ことを使用者が視覚的に判断出来るようにするためであ
る。
【0046】ステップS58の条件を満たさない場合は筆
圧の変化量が所定量を越えたため、筆圧一定フラグをオ
フ(ステップS57)し、ステップS55とS56を処理して
終了する。ステップS63において、座標の変化量がΔL
を越える場合は固定状態フラグをオン(ステップS64
し、Pfixに測定開始時点の筆圧値P0を代入した後、ス
テップS66以降を処理して終了する。固定状態フラグと
fixについては、図8の説明で述べた通りである。
【0047】図10では、図16のグラフで示すように
筆圧が0になった場合に固定状態を解除するためのフロ
ーを示している。ステップS72において、筆圧値が0以
下(ペン21cがタブレット21dから離れている)の
場合は固定状態フラグをオフ(S71)して終了する。固
定状態フラグがオフの場合は、次回にペンイベントが発
生して図3のルーチンが呼ばれると、描画・編集可変処
理(ステップS5)が処理され、描画の種類や編集のモ
ードが筆圧の大きさによって変化する処理へ移行する。
また、固定状態フラグがオフになることによって、図4
のルーチンにおいて固定状態の際に付加されていたカー
ソル上の模様やアイコンが消される(ステップS3)。
ステップS72において、筆圧が0より大きい場合は筆圧
fixにてステップS73とS74の処理を行なう。このP
fixは使用者が現在加えている筆圧の大きさとは関係が
ない値であり、前述した図8や図9において、固定状態
に切替える際にセットした値であるか、または別の手段
により設定された値である。
【0048】図11では、図17のグラフで示すように
筆圧が0になってからTmax時間、筆圧が0より大きく
ならなかった場合に、それ以降のペン処理において固定
状態を解除するためのフローを示している。ステップS
83において、筆圧値が0以下の場合はタイマーをオン
(ステップS82)し、時間測定を開始する。ステップS
81にて既にタイマーがオンか否かを判断し、タイマーが
オンの場合はステップS82をスキップしているが、これ
は万が一ペンをタブレットから離している場合にペンイ
ベントが発生したときの対策である。ステップS83で筆
圧値が0より大きい場合は、タイマーがオンされている
か否か判断し、タイマーがオンされていない場合は、固
定の筆圧PfixにてステップS92とS93の処理を行な
う。
【0049】ステップS84にて既にタイマーがオンされ
ている場合は、時間測定を開始してからの経過時間をT
maxと比較(ステップS86)し、経過時間がTmax以内の
場合(つまり、ペン21cをタブレット21dからアッ
プして再びタブレット21d上にダウンするまでの時間
が所定時間を越えない場合)、タイマーをオフ(ステッ
プS91)し、ステップS92とS93の処理(固定の筆圧処
理)を行なって終了する。ステップS86にて経過時間が
maxを越える場合(つまり、ペン21cをタブレット
21dからアップしてからダウンするまでの時間が所定
時間を越える場合)、固定状態フラグをオフ(ステップ
87)して、ステップS87以降の処理を行なう。固定状
態フラグPfixについては図10で行なった説明と同じ
である。
【0050】図12では、図18のグラフで示すように
時間の測定を開始してからTmax時間、筆圧の変化量が
0からΔP以内であり、かつ座標の変化量がX0とY0
からそれぞれX方向、Y方向にΔL以内にある場合に、
maxを越えた際に固定状態を解除するためのフローを
示している。固定状態を解除する条件は、図8において
固定状態へ切替えるための条件と同じであるため、図1
2で条件判断を行なう箇所は図8における該当箇所と同
等である。よって、図12では図8と異なる点について
のみ説明を行なう。図12では描画や編集を筆圧の大き
さに関係なくカーソル描画等の処理するため、ステップ
107,S108,S113,S114のようにPfix引数として
渡している。Pfixについては図10で述べた説明と同
じである。また、ステップS118では上記の条件を満た
す場合に固定状態フラグをオフしている。この固定状態
フラグについても図10の説明で述べた通りである。
【0051】図13では、図19(a)のグラフで示す
ように時間の測定を開始してからΔT時間までに筆圧の
変化量がPmax以上になり、かつその時点までの座標の
変化量がΔT以内である場合に、固定状態を解除するた
めのフローを示している。時間測定を開始する条件は、
前座標との変化量がステップS132の条件を満たす(前
座標に対する座標の変化量がΔL以内)場合であり、そ
の条件を満たす場合はタイマーをオン(ステップ
133)して、ステップS134以降の処理を行なう。
【0052】ステップS132の条件を満たさない場合
は、ステップS116以降を処理して終了する。ステップ
136とS137ではペンに加えている筆圧に関係無い固定
の筆圧値Pfixにて処理を行なう。Pfixについては図1
0の説明の通りである。このルーチンが呼ばれた際にタ
イマーがオンされていた(時間測定が開始されている)
場合は、経過時間がステップS141の条件を満たすかど
うか判断を行ない、この条件を満たす場合は、所定の時
間が経過したためにタイマーをオフ(ステップ138
し、ステップS136とS137の処理を行なって終了する。
【0053】ステップS141で所定時間内である場合
は、時間測定を開始した時点からの座標の変化量が、ス
テップS144の条件を満たすかどうか判断する。ここ
で、Pmaxの値に筆圧値が取り得る最大値に近い値を与
えることによって、この条件を満たすためのペン操作を
ある程度絞り込むことが可能である。例えば、筆圧値が
取り得る最大値がPMAXの場合、ステップS144の条件を
満たすためにはPMAX−P 0maxより、P 0MAX
maxとなり、P0が0に近い値でないとステップS144
を満たすことはできない。つまり、使用者のペン操作に
おいて、一旦、筆圧を0付近まで下げ、それから所定時
間内に所定の座標の変化量以下でかつ筆圧を最大値の付
近まであげる操作が必要になる。
【0054】上記により、固定状態の描画・編集処理中
に意図せずして固定状態が解除されるという可能性が少
なくなる。ステップS144にて条件を満たす場合は、固
定状態フラグをオフ(ステップ147)してステップ148
降の処理を行なう。ステップS129とS130ではその時点
で筆圧の固定状態が解除されたため、引数としてPfix
の代わりにPを渡している。また、ステップS144にて
条件を満たさない場合は、固定状態を解除する条件が満
たされるかどうかを検出している最中であるため、その
間の座標は時間測定開始時点の値に固定(ステップS
145,S146)し、その操作の間は座標の変化に対して描
画や編集処理がかからないように留意している。 ま
た、上記ステップS38またはステップS34において、サ
ウンド出力装置31を通じてビープ音等を鳴らすことに
より、固定状態への変化を使用者に知らせることが可能
であり、ステップS71,S87,S118またはS147におい
て、同様にビープ音等によって使用者に固定状態から解
除状態への変化を知らせることが可能である。
【0055】さらに、図8のΔL、ΔPそしてTmax
RAM上の変数として確保し、それらの変数に入力装置
21,27から入力された数値を代入することにより、
固定状態に切り替わるための条件を任意に確保すること
が可能である。また、図9のΔPとLmaxについても同
様であり、図11のTmax、図12のΔL、ΔPそして
max、図13のΔL、ΔTそしてPmaxでは同様にして
固定状態を解除する条件を設定することが可能である。
【0056】
【発明の効果】請求項1の効果として、現在の筆圧にお
ける編集のモードや描画の種類(線の太さなど)を直感
的に認識することができる。請求項2の効果として、現
在の筆圧における描画の種類(色,濃度,明るさなど)
を直感的に認識することができる。
【0057】請求項3の効果として、ペンの筆圧に応じ
て編集のモードや描画の種類が変化するモードと、ペン
の筆圧に対応せず、一定の編集のモードや描画の種類に
固定されるモードとの切り換えが可能となる。また、固
定状態となつた編集のモードや描画の種類は、固定状態
となる時の筆圧に対応させることによって、所望の編集
のモードや描画の種類に固定することが容易であるとい
う効果が得られる。
【0058】請求項4の効果として、固定状態への移行
を容易な操作で行うことができる。請求項5の効果とし
て、固定状態への移行を素早く行うことができる。
【0059】請求項6の効果として、固定状態へ移行さ
れたことを使用者が容易に知ることができる。請求項7
の効果として、固定状態からの解除を容易な操作で行う
ことができる。
【0060】請求項8の効果として、固定状態からの解
除を容易な操作で行うことができるとともに、固定状態
から解除させずに連続して複数の処理を行うことができ
る。また、請求項9、請求項10の効果として、固定状
態からの解除を容易な操作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の構成を示すブロック回
路図である。
【図2】本装置のシステム構成を示すブロック回路図で
ある。
【図3】本装置における全体の動作フローチャートであ
る。
【図4】請求項1,2,6の本装置におけるカーソル描
画処理のフローチャートである。
【図5】請求項1の本装置における筆圧とカーソルの関
係図である。
【図6】請求項2の本装置における筆圧と色の関係図で
ある。
【図7】請求項6の本装置におけるカーソルの変化過程
を表わす図である。
【図8】請求項4の本装置における描画・編集可変処理
のフローチャートである。
【図9】請求項5の本装置における描画・編集可変処理
のフローチャートである。
【図10】請求項7の本装置における描画・編集固定処
理のフローチャートである。
【図11】請求項8の本装置における描画・編集固定処
理のフローチャートである。
【図12】請求項9の本装置における描画・編集固定処
理のフローチャートである。
【図13】請求項10の本装置における描画・編集固定
処理のフローチャートである。
【図14】請求項4の本装置において固定状態に切り替
わる条件を示す図である。
【図15】請求項5の本装置において固定状態に切り替
わる条件を示す図である。
【図16】請求項7の本装置において固定状態を解除す
る条件を示す図である。
【図17】請求項8の本装置において固定状態を解除す
る条件を示す図である。
【図18】請求項9の本装置において固定状態を解除す
る条件を示す図である。
【図19】請求項10の本装置において固定状態を解除
する条件を示す図である。
【符号の説明】
1 座標検出手段 2 筆圧検出手段 3 表示手段 4 カーソル描画手段 5 文字・図形描画手段 6 筆圧固定手段 7 固定解除手段 8 計時手段 9 固定報知手段 10 解除報知手段 11 条件設定手段 21 ペン入力装置 22 中央処理装置 23 V−RAM(ビデオ−ランダムアクセスメモリ
ー) 24 ディスプレイ 25 ディスク制御装置 26 ハードディスク等の記憶装置 27 キーボード 28 RAM 29 ROM(リードオンリーメモリー) 30 タイマー制御装置 31 サウンド出力装置 32 スピーカ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−301483(JP,A) 特開 平6−149468(JP,A) 特開 平5−165936(JP,A) 特開 平4−199416(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 310 G06F 3/03 380 G06F 3/033 360

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示された座標位置を検出する座標検出
    手段、上記座標位置が指示された際の筆圧を検出する筆
    圧検出手段、文字・図形などが表示可能な表示手段、
    状の異なる複数のカーソルパターンを記憶する記憶手
    段、上記表示手段上にカーソルを描画するカーソル描画
    手段を備え、上記カーソル描画手段は、上記表示手段上
    の、上記座標検出手段によって検出された座標に対応す
    る位置に、上記筆圧検出手段によって検出された筆圧に
    応じた形状のカーソルを上記記憶手段に記憶されている
    複数のカーソルパターンから選択して描画することを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記カーソル描画手段は、前記表示手段
    上の、前記座標検出手段によって検出された座標に対応
    する位置に、上記筆圧検出手段によって検出された筆圧
    に応じた色,濃度,明るさでカーソルを描画することを
    特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】指示された座標位置を検出する座標検出手
    段、 上記座標位置が指示された際の筆圧を検出する筆圧検出
    手段、 文字・図形などが表示可能な表示手段、 上記表示手段上に文字・図形等を描画する文字・図形描
    画手段、上記座標検出手段および上記筆圧検出手段による検出結
    果が 所定の条件を満たした場合、上記筆圧検出手段によ
    って検出された筆圧値を一定値に固定する筆圧固定手
    段、上記筆圧検出手段による検出結果、または上記座標検出
    手段および上記筆圧検出手段による検出結果が 所定の条
    を満たした場合、上記筆圧固定手段による筆圧の固定
    を解除する固定解除手段を備え、 上記文字・図形描画手段は、通常は、上記表示手段上
    の、上記座標検出手段によって検出された座標に対応す
    る位置に、上記筆圧検出手段によって検出された筆圧に
    対応した描画処理を行い、また上記筆圧固定手段によっ
    て筆圧が固定されている時は、上記表示手段上の、上記
    座標検出手段によって検出された座標に対応する位置
    に、上記筆圧固定手段によって固定された筆圧に対応し
    た描画処理を行うことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 経過時間を測定する計時手段を更に備
    え、上記筆圧固定手段は、上記計時手段によって測定さ
    れた所定時間の間、上記筆圧検出手段によって検出され
    た筆圧の変化量が所定量以下であり、かつ上記座標検出
    手段によって検出された座標の変化量が所定量以下であ
    った場合、筆圧値を固定することを特徴とする、請求項
    3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記筆圧固定手段は、上記座標検出手段
    によって検出された座標の変化量が所定量以上となるま
    での間、上記筆圧検出手段によって検出された筆圧の変
    化量が所定量以下であった場合、筆圧値を固定すること
    を特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】上記筆圧固定手段によって筆圧値が固定さ
    れた場合、カーソルの表示形態を変更することによっ
    て、使用者に対して固定状態へ変化したことを報知する
    固定報知手段を備えることを特徴とする、請求項3、4
    または5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記固定解除手段は、上記筆圧固定手段
    によって筆圧値が固定状態となっているときに、上記筆
    圧検出手段によって検出された筆圧値が最小値となった
    場合、上記固定状態を解除することを特徴とする、請求
    項3、4、5または6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 経過時間を測定する計時手段を備え、上
    記固定解除手段は、上記筆圧固定手段によって筆圧値が
    固定状態となっているときに、上記筆圧検出手段によっ
    て検出された筆圧値が最小値となったことを検出し、か
    つその後、上記計時手段によって所定時間計測される
    間、筆圧値が最小値で継続した場合、上記固定状態を解
    除することを特徴とする、請求項3、4、5または6に
    記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 経過時間を測定する計時手段を備え、上
    記固定解除手段は、上記計時手段によって所定時間計測
    される間、上記座標検出手段によって検出された座標の
    変化量が所定量以下で、かつ上記筆圧検出手段によって
    検出された筆圧の変化量が所定量以下であった場合、上
    記固定状態を解除することを特徴とする、請求項3、
    4、5または6に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 経過時間を測定する計時手段を備え、
    上記固定解除手段は、上記計時手段によって所定時間計
    測される間、上記座標検出手段によって検出された座標
    の変化量が所定量以下で、かつ上記筆圧検出手段によっ
    て検出された筆圧の変化量が所定量以上であった場合、
    上記固定状態を解除することを特徴とする、請求項3、
    4、5または6に記載の情報処理装置。
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