JPH0836479A - 表示装置及び表示装置のポインティング処理方法 - Google Patents

表示装置及び表示装置のポインティング処理方法

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JPH0836479A
JPH0836479A JP6170595A JP17059594A JPH0836479A JP H0836479 A JPH0836479 A JP H0836479A JP 6170595 A JP6170595 A JP 6170595A JP 17059594 A JP17059594 A JP 17059594A JP H0836479 A JPH0836479 A JP H0836479A
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button
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cursor
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JP6170595A
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English (en)
Inventor
Eisaku Tatsumi
栄作 巽
Kazutoshi Shimada
和俊 島田
Kazuhiro Matsubayashi
一弘 松林
Shigeki Mori
重樹 森
Shinichi Sunakawa
伸一 砂川
Katsuhiko Nagasaki
克彦 長崎
Ryoji Fukuda
亮治 福田
Takashi Harada
隆史 原田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分割された画面または大型の画面に表示され
るカーソルの移動指示及び選択指示を確実に行える。 【構成】 表示コントローラ17が表示画面に指示ボタ
ン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示した
状態で、ペンにより指示される第1の指示位置が前記表
示画面中の仮想マウスイメージの表示領域内かどうかを
判定する判定手段がペンによる第1指示位置が仮想マウ
スイメージ前の表示領域内と判定した場合に、表示コン
トローラ17がペンにより指示される第2の指示位置と
表示画面(LCD20)中に表示されるカーソルの表示
座標を仮想マウスイメージの表示領域に対する相対距離
とに基づいて前記カーソルの移動を制御する構成を特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置画面に仮想ポ
インティングデバイスを表示し、該表示された仮想ポイ
ンティングデバイスを操作して位置情報,指示情報を入
力してデータ処理を行う表示装置及び表示装置のポイン
ティング処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示装置または表示装置
を有する情報処理装置では、ディスプレイ上の画面に表
示したカーソルをマウスなどのポインティングデバイス
で移動および指示を行うか、もしくはディスプレイに密
着したデジタイザ上に入力ペンで指示を行っていた。
【0003】また、上記ディスプレイ上の画面中に仮想
的なキーボードを表示したものはあったが、単にキャラ
クタの入力が行えるだけであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯して使う
コンピュータ等の情報処理装置の場合、見開きの両側に
複数のスクリーン、すなわち画面両側に持たせると、手
に持っていない側のスクリーンに対して、ペン入力を行
うと、スクリーンが後方に動いてしまうので、正確に入
力することは困難であった。
【0005】また、手の長さ以上の大画面のスクリーン
を持つ装置においては、スクリーンの全部に手が届かな
いのでペン入力することができず、操作性が悪いという
問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第9の発明の目的
は、表示画面中にボタン付のポインティングデバイスイ
メージを仮想表示し、該仮想表示したポインティングデ
バイスイメージ領域内の異なる指示座標と次の操作指示
とに基づいて画面表示されるカーソルの移動および項目
選択等のカーソル処理制御を行うことにより、仮想表示
したポインティングデバイスイメージ領域内外およびそ
の周辺に対する狭い領域を指示するという操作で分割さ
れた画面または大型の画面に表示されるカーソルの移動
指示及び選択指示を確実に行える表示装置及び表示装置
のポインティング処理方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、表示部の表示画面に対応して所望の座標位置を指示
する指示手段と、この指示手段により指示された座標位
置に対応する座標情報を入力する入力手段とを有する表
示装置において、前記表示画面に指示ボタン付のポイン
ティングデバイスイメージを仮想表示するポインティン
グデバイス表示手段と、前記指示手段により指示される
第1の指示位置が前記表示画面中の前記ポインティング
デバイスイメージの表示領域内かどうかを判定する判定
手段と、この判定手段が前記指示手段による第1の指示
位置が前記ポインティングデバイスイメージの表示領域
内と判定した場合に、前記指示手段により指示される第
2の指示位置と表示画面中に表示されるカーソルの表示
座標を前記ポインティングデバイスイメージの表示領域
に対する相対距離とに基づいて前記カーソルの移動を制
御するカーソル制御手段とを設けたものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、カーソル制御
手段は、相対距離に係数倍した距離および指示手段によ
る指示位置に従う方向に基づいて表示画面中に表示され
るカーソルの表示座標を設定制御するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、表示部は、複
数に分割される表示画面を備えるものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、表示部の表示
画面に対応して所望の座標位置を指示する指示手段と、
この指示手段により指示された座標位置に対応する座標
情報を入力する入力手段とを有する表示装置において、
前記表示画面に指示ボタン付のポインティングデバイス
イメージを仮想表示するポインティングデバイス表示手
段と、前記指示手段により指示される指示位置が前記表
示画面中の前記ポインティングデバイスイメージのボタ
ン表示領域内かどうかを判定する第1のボタン判定手段
と、この第1のボタン判定手段が前記指示手段による指
示位置が前記ポインティングデバイスイメージのボタン
表示領域内と判定した場合に、前記指示手段により前記
指示される指示位置の解除を待って、前記カーソルが指
示する座標位置に割り付けられた所定の処理を実行する
処理実行手段とを設けたものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、指示手段によ
り指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインテ
ィングデバイスイメージの第2のボタン表示領域内かど
うかを判定する第2のボタン判定手段と、この第2のボ
タン判定手段が前記指示手段による指示位置が前記ポイ
ンティングデバイスイメージの第2のボタン表示領域内
と判定した場合に、前記指示手段により前記指示される
指示位置の解除を待って、前記カーソルが指示する座標
位置に割り付けられて処理中の所定の処理を中止する処
理中止手段とを設けたものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、指示手段によ
り連続指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポイ
ンティングデバイスイメージの第2のボタン表示領域内
かどうかを判定する第3のボタン判定手段を設け、この
第3のボタン判定手段が前記指示手段による連続指示位
置が前記ポインティングデバイスイメージの第2のボタ
ン表示領域内と判定した場合に、ポインティングデバイ
ス表示手段が表示した指示ボタン付のポインティングデ
バイスイメージの仮想表示を消去するように構成したも
のである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、表示画面中に
表示されるカーソル位置が指示手段により指示された場
合に、ポインティングデバイス表示手段が表示画面に指
示ボタン付のポインティングデバイスイメージを仮想表
示するように構成したものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、表示部の表示
画面に対応して所望の座標位置を指示する指示手段と、
この指示手段により指示された座標位置に対応する座標
情報を入力する入力手段とを有する表示装置のポインテ
ィング処理方法において、前記表示画面に指示ボタン付
のポインティングデバイスイメージを仮想表示する仮想
表示工程と、前記指示手段により指示される第1の指示
位置が前記表示画面中の前記ポインティングデバイスイ
メージの表示領域内かどうかを判定する判定工程と、こ
の判定工程が前記指示手段による第1指示位置が前記ポ
インティングデバイスイメージの表示領域内と判定した
場合に、前記指示手段により指示される第2の指示位置
と表示画面中に表示されるカーソルの表示座標を前記ポ
インティングデバイスイメージの表示領域に対する相対
距離とに基づいてカーソルを移動する移動工程とを有す
るものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、表示部の表示
画面に対応して所望の座標位置を指示する指示手段と、
この指示手段により指示された座標位置に対応する座標
情報を入力する入力手段とを有する表示装置のポインテ
ィング処理方法において、前記表示画面に指示ボタン付
のポインティングデバイスイメージを仮想表示する表示
工程と、前記指示手段により指示される指示位置が前記
表示画面中の前記ポインティングデバイスイメージのボ
タン表示領域内かどうかを判定する判定工程と、該判定
工程により前記指示手段による指示位置が前記ポインテ
ィングデバイスイメージのボタン表示領域内と判定した
場合に、前記指示手段により前記指示される指示位置の
解除を待って、前記カーソルが指示する座標位置に割り
付けられた所定の処理を実行する処理実行工程とを有す
るものである。
【0016】
【作用】第1の発明においては、ポインティングデバイ
ス表示手段が表示画面に指示ボタン付のポインティング
デバイスイメージを仮想表示した状態で、指示手段によ
り指示される第1の指示位置が前記表示画面中の前記ポ
インティングデバイスイメージの表示領域内かどうかを
判定する判定手段が前記指示手段による第1の指示位置
が前記ポインティングデバイスイメージの表示領域内と
判定した場合に、カーソル制御手段が前記指示手段によ
り指示される第2の指示位置と表示画面中に表示される
カーソルの表示座標を前記ポインティングデバイスイメ
ージの表示領域に対する相対距離とに基づいて前記カー
ソルの移動を制御して、表示画面上に仮想表示したポイ
ンティングデバイスイメージの表示領域内およびポイン
ティングデバイスイメージの表示領域外周辺を指示する
操作で表示されたカーソルの広範囲に及ぶ移動指示を行
うことが可能となる。
【0017】第2の発明においては、カーソル制御手段
は、相対距離に係数倍した距離および指示手段による指
示位置に従う方向に基づいて表示画面中に表示されるカ
ーソルの表示座標を設定制御して、表示画面上に仮想表
示したポインティングデバイスイメージの表示領域内お
よびポインティングデバイスイメージの表示領域外周辺
近傍を指示する操作で表表示画面上のカーソルを自在に
移動させることを可能とする。
【0018】第3の発明においては、カーソル制御手段
が前記指示手段により指示される第2の指示位置と分割
された表示画面中に表示されるカーソルの表示座標を前
記ポインティングデバイスイメージの表示領域に対する
相対距離とに基づいて前記カーソルの移動を制御して、
カーソルが表示される画面と仮想表示されるポインティ
ングデバイスイメージの表示画面とが分割されていて
も、仮想表示されるポインティングデバイスイメージの
表示画面領域内およびポインティングデバイスイメージ
の表示領域外周辺を指示する操作で別の分割画面に表示
されたカーソルの移動指示を行うことが可能となる。
【0019】第4の発明においては、ポインティングデ
バイス表示手段により表示画面に指示ボタン付のポイン
ティングデバイスイメージを仮想表示された状態で、指
示手段により指示される指示位置が前記表示画面中の前
記ポインティングデバイスイメージの第1のボタン表示
領域内かどうかを判定する第1のボタン判定手段による
指示位置が前記ポインティングデバイスイメージの第1
のボタン表示領域内と判定した場合に、処理実行手段が
前記指示手段により前記指示される指示位置の解除を待
って、前記カーソルが指示する座標位置に割り付けられ
た所定の処理を実行して、ポインティングデバイスイメ
ージの第1のボタン表示領域内を指示する操作でカーソ
ルが表示される位置に割り付けられた所定の処理の実行
を指示可能となる。
【0020】第5の発明においては、指示手段により指
示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインティン
グデバイスイメージの第2のボタン表示領域内かどうか
を判定する第2のボタン判定手段が前記指示手段による
指示位置が前記ポインティングデバイスイメージの第2
のボタン表示領域内と判定した場合に、処理中止手段が
前記指示手段により前記指示される指示位置の解除を待
って、前記カーソルが指示する座標位置に割り付けられ
て処理中の所定の処理を中止して、ポインティングデバ
イスイメージの第2のボタン表示領域内を指示する操作
でカーソルが表示される位置に割り付けられた所定の処
理の中止を指示可能となる。
【0021】第6の発明においては、指示手段により連
続指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインテ
ィングデバイスイメージの第2のボタン表示領域内かど
うかを判定する第3のボタン判定手段が前記指示手段に
よる連続指示位置が前記ポインティングデバイスイメー
ジの第2のボタン表示領域内と判定した場合に、ポイン
ティングデバイス表示手段が表示した指示ボタン付のポ
インティングデバイスイメージの仮想表示を消去して、
ポインティングデバイスイメージの第2のボタン表示領
域内を連続指示する操作で指示ボタン付のポインティン
グデバイスイメージの仮想表示状態を消去することを可
能とする。
【0022】第7の発明においては、表示画面中に表示
されるカーソル位置が指示手段により指示された場合
に、ポインティングデバイス表示手段が表示画面に指示
ボタン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示
して、画面表示される指示ボタン付のポインティングデ
バイスイメージに対するポインティング処理開始を指示
可能とする。
【0023】第8の発明においては、表示画面に指示ボ
タン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示し
ておき、指示手段により指示される第1の指示位置が前
記表示画面中の前記ポインティングデバイスイメージの
表示領域内かどうかを判定し、指示手段による第1の指
示位置が前記ポインティングデバイスイメージの表示領
域内と判定した場合に、前記指示手段により指示される
第2の指示位置と表示画面中に表示されるカーソルの表
示座標を前記ポインティングデバイスイメージの表示領
域に対する相対距離とに基づいてカーソルを移動して、
表示画面上に仮想表示したポインティングデバイスイメ
ージの表示領域内およびポインティングデバイスイメー
ジの表示領域外周辺を指示する操作で表示されたカーソ
ルの広範囲に及ぶ移動指示を行うことが可能となる。
【0024】第9の発明においては、表示画面に指示ボ
タン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示し
ておき、指示手段により指示される指示位置が前記表示
画面中の前記ポインティングデバイスイメージのボタン
表示領域内かどうかを判定し、指示手段による指示位置
が前記ポインティングデバイスイメージのボタン表示領
域内と判定した場合に、前記指示手段により前記指示さ
れる指示位置の解除を待って、前記カーソルが指示する
座標位置に割り付けられた所定の処理を実行して、ポイ
ンティングデバイスイメージの第1のボタン表示領域内
を指示する操作でカーソルが表示される位置に割り付け
られた所定の処理の実行を指示可能となる。
【0025】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す表示装
置の制御構成を説明するブロック図である。
【0026】図において、11はペン入力を行うデジタ
イザ、12は前記デジタイザ11を駆動し座標を検出す
るデジタイザ駆動回路、13はマイクロプロセッサ、1
4は前記マイクロプロセッサ13に後述の動作をさせる
ためのプログラムを格納するROM、15はRAM、1
6は表示用のVRAM、17は表示コントローラ、18
は表示コントローラ17の1部であるカーソル表示器、
19は液晶ドライバ、20は液晶表示装置(LCD
2)、21はもう1枚の液晶表示装置(LCD1)であ
る。
【0027】図2は、図1に示した液晶表示装置の画面
構成を説明する概略図であり、図1と同一のものには同
一の符号を付してあり、デジタイザ11はLCD1,2
1の上に重ねられている。
【0028】図において、22は電子装置、例えば情報
処理装置の外装、23は前記LCD1,21に表示され
た仮想マウスイメージで、ボタン26Aとボタン26B
を有する。24は矢印の形で表示されたカーソル、25
はデジタイザ11に入力するための入力ペンである。以
下、本実施例と第1〜第7の発明の各手段との対応及び
その作用について図1,図2等を参照して説明する。
【0029】第1の発明においては、表示部(LCD2
0,21)の表示画面に対応して所望の座標位置を指示
する指示手段(ペン25)と、この指示手段により指示
された座標位置に対応する座標情報を入力する入力手段
(デジタイザ11)とを有する表示装置において、前記
表示画面に指示ボタン付のポインティングデバイスイメ
ージ(仮想マウスイメージ23)を仮想表示するポイン
ティングデバイス表示手段(表示コントローラ17)
と、前記指示手段により指示される第1の指示位置が前
記表示画面中の前記ポインティングデバイスイメージの
表示領域内かどうかを判定する判定手段(MPU13)
と、この判定手段が前記指示手段による第1指示位置が
前記ポインティングデバイスイメージの表示領域内と判
定した場合に、前記指示手段により指示される第2の指
示位置と表示画面中に表示されるカーソルの表示座標を
前記ポインティングデバイスイメージの表示領域に対す
る相対距離とに基づいて前記カーソルの移動を制御する
カーソル制御手段(表示コントローラ17)とを設け、
表示コントローラ17が表示画面に指示ボタン付のポイ
ンティングデバイスイメージを仮想表示した状態で、ペ
ン25により指示される第1の指示位置が前記表示画面
中の仮想マウスイメージ23の表示領域内かどうかを判
定する判定手段がペン25による第1指示位置が仮想マ
ウスイメージ23前の表示領域内と判定した場合に、表
示コントローラ17がペン25により指示される第2の
指示位置と表示画面(LCD20)中に表示されるカー
ソル24の表示座標を仮想マウスイメージ23の表示領
域に対する相対距離とに基づいて前記カーソル24の移
動を制御して、表示画面上に仮想表示した仮想マウスイ
メージ23の表示領域内(LCD21)および仮想マウ
スイメージ23の表示領域外周辺を指示する操作で表示
されたカーソルの広範囲に及ぶ移動指示を行うことが可
能となる。
【0030】第2の発明においては、カーソル制御手段
(表示コントローラ17)は、相対距離に係数倍(図示
しないキーボード等よりその倍率を自在に設定すること
ができるように構成されている)した距離および指示手
段(ペン25)による指示位置に従う方向に基づいて表
示画面中に表示されるカーソル24の表示座標を設定制
御して、表示画面上に仮想表示した仮想マウスイメージ
23の表示領域内および仮想マウスイメージ23の表示
領域外周辺近傍を指示する操作で表表示画面上のカーソ
ルを自在に移動させることを可能とする。
【0031】第3の発明においては、カーソル制御手段
(表示コントローラ17)が前記指示手段(ペン25)
により指示される第2の指示位置と分割された表示画面
中に表示されるカーソルの表示座標を前記ポインティン
グデバイスイメージ(仮想マウスイメージ23)の表示
領域に対する相対距離とに基づいて前記カーソルの移動
を制御して、カーソル24が表示される画面と仮想表示
される仮想マウスイメージ23の表示画面とが、例えば
LCD20,21に分割されていても、仮想表示される
仮想マウスイメージ23の表示画面領域内およびポイン
ティングデバイスイメージの表示領域外周辺を指示する
操作で別の分割画面に表示されたカーソルの移動指示を
行うことが可能となる。
【0032】第4の発明においては、表示部の表示画面
に対応して所望の座標位置を指示する指示手段(ペン2
5)と、この指示手段により指示された座標位置に対応
する座標情報を入力する入力手段(デジタイザ11)と
を有する表示装置において、前記表示画面に指示ボタン
付のポインティングデバイスイメージ(仮想マウスイメ
ージ23)を仮想表示するポインティングデバイス表示
手段(表示コントローラ17)と、前記指示手段により
指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインティ
ングデバイスイメージのボタン表示領域内かどうかを判
定する第1のボタン判定手段(MPU13)と、この第
1のボタン判定手段が前記指示手段による指示位置が前
記ポインティングデバイスイメージのボタン表示領域内
と判定した場合に、前記指示手段により前記指示される
指示位置の解除を待って、前記カーソルが指示する座標
位置に割り付けられた所定の処理を実行する処理実行手
段(MPU13)とを設け、表示コントローラ17によ
り表示画面に指示ボタン付の仮想マウスイメージ23を
仮想表示された状態で、ペン25により指示される指示
位置が前記表示画面中の前記仮想マウスイメージ23の
第1のボタン(ボタン26A)表示領域内かどうかを判
定するMPU13による指示位置が仮想マウスイメージ
23の第1のボタン表示領域内と判定した場合に、MP
U13が前記指示手段により前記指示される指示位置の
解除を待って、前記カーソル24が指示する座標位置に
割り付けられた所定の処理を実行して、仮想マウスイメ
ージ23の第1のボタン表示領域内を指示する操作でカ
ーソルが表示される位置に割り付けられた所定の処理の
実行を指示可能となる。
【0033】第5の発明においては、指示手段(ペン2
5)により指示される指示位置が前記表示画面中の仮想
マウスイメージ23の第2のボタン(ボタン26B)表
示領域内かどうかを判定する第2のボタン判定手段(M
PU13)と、この第2のボタン判定手段が前記指示手
段による指示位置が前記ポインティングデバイスイメー
ジの第2のボタン表示領域内と判定した場合に、前記指
示手段により前記指示される指示位置の解除を待って、
前記カーソルが指示する座標位置に割り付けられて処理
中の所定の処理を中止する処理中止手段(MPU13)
とを設け、ぺン25により指示される指示位置が前記表
示画面中の仮想マウスイメージ23の第2のボタン表示
領域内かどうかを判定するMPU13が前記指示手段に
よる指示位置が仮想マウスイメージ23の第2のボタン
表示領域内と判定した場合に、MPU13がペン25に
より前記指示される指示位置の解除を待って、前記カー
ソル24が指示する座標位置に割り付けられて処理中の
所定の処理を中止して、仮想マウスイメージ23の第2
のボタン表示領域内を指示する操作でカーソル24が表
示される位置に割り付けられた所定の処理の中止を指示
可能とする。
【0034】第6の発明においては、指示手段(ペン2
5)により連続指示される指示位置が前記表示画面中の
仮想マウスイメージ23の第2のボタン表示領域内かど
うかを判定する第3のボタン判定手段(MPU13)
と、この第3のボタン判定手段が前記指示手段による連
続指示位置が仮想マウスイメージ23の第2のボタン表
示領域内と判定した場合に、ポインティングデバイス表
示手段(表示コントローラ17)が表示した指示ボタン
付の仮想マウスイメージ23の仮想表示を消去するよう
に構成し、ペン25により連続指示される指示位置が前
記表示画面中の前記仮想マウスイメージ23の第2のボ
タン(ボタン26B)表示領域内かどうかを判定するM
PU13がペン25による連続指示位置が仮想マウスイ
メージ23の第2のボタン表示領域内と判定した場合
に、表示コントローラ17が表示した指示ボタン付のポ
インティングデバイスイメージの仮想表示を消去して、
仮想マウスイメージ23の第2のボタン表示領域内を連
続指示する操作で指示ボタン付の仮想マウスイメージ2
3の仮想表示状態を消去することを可能とする。
【0035】第7の発明においては、表示画面中に表示
されるカーソル位置が指示手段(ペン25)により指示
された場合に、ポインティングデバイス表示手段(表示
コントローラ17)が表示画面に指示ボタン付の仮想マ
ウスイメージ23を仮想表示して、画面表示される指示
ボタン付の仮想マウスイメージ23に対するポインティ
ング処理開始を指示可能とする。
【0036】図3〜図5は本発明に係る表示装置のポイ
ンティング処理方法の一実施例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(3)はそれぞれステップを示
す。
【0037】先ず、図3に示すステップ(1)におい
て、情報処理装置の使用者が、本発明の機能を使うべ
く、情報処理装置に通常具備している、スイッチやメニ
ューを選択する。
【0038】すると、ステップ(2)において、MPU
13はROM14に格納してあったマウスのイメージデ
ータを、VRAM16に転送する。表示コントローラ1
7はVRAM16のイメージデータを、1秒間に例えば
60回、液晶ドライバ19に送り出す。液晶ドライバ1
9はLCD21に当該マウスのイメージデータを表示す
る。
【0039】また、ステップ(3)において、MPU1
3は、現在のカーソル位置をRAM15から読み出し、
カーソル表示器18に転送する。
【0040】カーソル表示器18は該カーソル位置から
カーソルイメージを作り出し、表示コントローラ17か
らのイメージデータに重複させる。そして、1秒間に、
例えば60回、液晶ドライバ19に送り出す。液晶ドラ
イバ19はLCD20に当該カーソルのイメージデータ
を表示する。
【0041】続いて、図4に示すステップ(1)におい
て、情報処理装置の使用者が、ペン25をLCD21の
画面に表示されるマウスイメージ23の上に押し付ける
と、デジタイザ11上の入力座標が、デジタイザ駆動回
路12によって計測され、MPU13に送られる。
【0042】MPU13では、図3のステップ(2)で
表示したときの仮想マウスの位置から仮想マウスの表示
領域を計算して、それをRAM15に保存しておく。そ
の表示領域内で、マウスボタンの表示領域外に対してペ
ン25からの入力座標があるとき、ステップ(2)に移
行する。
【0043】ただし、表示領域内で、マウスボタンの表
示領域外にペンダウンした後、ペンアップするまでの座
標は、領域とは無関係にステップ(2)に移行する。こ
れにより、仮想マウスの大きさ以上にペンを動かすこと
ができる。
【0044】ステップ(2)においては、MPU13
が、入力座標をRAM15に記憶し、前回の入力座標と
今回の入力座標との、差(2次元値)を計算する。ただ
し、ペンダウン後、初めての座標ならばその座標をRA
Mに記憶するのみである。
【0045】ステップ(3)においては、カーソルの現
在座標を、RAM15から読み出し、上記差の値を、何
倍(例えば係数倍)かした値を足し合わせる。ここで、
差の値を係数倍かけるのは、少しのペンの動きで大きく
カーソルを動かすためである。そして、新しいカーソル
座標値をRAM15に記憶するとともに、カーソル表示
器18に転送する。その結果、カーソルはLCD20の
新しい位置に移動する。
【0046】続いて、図5のステップ(1)において、
情報処理装置の使用者が、ペン25をマウスボタンイメ
ージ26の上に押し付けると、デジタイザ11上の入力
座標が、デジタイザ駆動回路12によって計測され、M
PU13に送られる。MPU13では、図3のステップ
(2)で表示したときの仮想マウスボタンの位置から仮
想マウスボタンの表示領域を計算して、それをRAM1
5に保存しておく。その表示領域内に入力座標があると
き、ステップ(2)に移行する。
【0047】ステップ(2)においては、最後の入力座
標が仮想マウスボタンの表示領域であり、かつ次の入力
座標がない、すなわちペン25がデジタイザ11からペ
ンアップしたことをデジタイザ駆動装置12が送出する
まで待つ。その後、ステップ(3)に移行する。
【0048】一方、ペンアップ前にマウスボタンの表示
領域以外の入力座標が入ってきたらステップ(3)には
移行しない。
【0049】ステップ(3)においては、カーソルの現
在座標を、RAM15から読み出し、その座標上に設定
された動作を行うものであり、通常のマウスボタン25
による入力と何ら変わらない。
【0050】このように、カーソルが表示される表示画
面領域と異なる表示画面領域からカーソル指示を行う場
合、表示画面に仮想表示されるポインティングデバイス
とその周辺表示領域に対する指示状態に基づいてカーソ
ルの表示位置および項目選択状態を制御するので、分割
された画面領域に表示されるカーソルの操作指示を容易
に行える。
【0051】以下、本実施例と第8,第9の発明の各手
段との対応及びその作用について図3〜図5を参照しな
がら説明する。
【0052】第8の発明は、表示部の表示画面に対応し
て所望の座標位置を指示する指示手段(ペン25)と、
この指示手段により指示された座標位置に対応する座標
情報を入力する入力手段(デジタイザ11)とを有する
表示装置のポインティング処理方法において、前記表示
画面に指示ボタン付のポインティングデバイスイメージ
を仮想表示する仮想表示工程(図3のステップ(2))
と、前記指示手段により指示される第1の指示位置が前
記表示画面中の前記ポインティングデバイスイメージの
表示領域内かどうかを判定する判定工程(図4のステッ
プ(1))と、この判定工程が前記指示手段による第1
指示位置が前記ポインティングデバイスイメージの表示
領域内と判定した場合に、前記指示手段により指示され
る第2の指示位置と表示画面中に表示されるカーソルの
表示座標を前記ポインティングデバイスイメージの表示
領域に対する相対距離とに基づいてカーソルを移動する
移動工程(図4のステップ(3))とを実行して、表示
画面上に仮想表示したポインティングデバイスイメージ
の表示領域内およびポインティングデバイスイメージの
表示領域外周辺を指示する操作で表示されたカーソルの
広範囲に及ぶ移動指示を行うことが可能となる。
【0053】第9の発明は、表示部の表示画面に対応し
て所望の座標位置を指示する指示手段(ペン25)と、
この指示手段により指示された座標位置に対応する座標
情報を入力する入力手段(デジタイザ11)とを有する
表示装置のポインティング処理方法において、前記表示
画面に指示ボタン付のポインティングデバイスイメージ
を仮想表示する表示工程(図3のステップ(2))と、
前記指示手段により指示される指示位置が前記表示画面
中の前記ポインティングデバイスイメージのボタン表示
領域内かどうかを判定する判定工程(図5のステップ
(1))と、該判定工程により前記指示手段による指示
位置が前記ポインティングデバイスイメージのボタン表
示領域内と判定した場合に、前記指示手段により前記指
示される指示位置の解除を待って(図5のステップ
(2))、前記カーソルが指示する座標位置に割り付け
られた所定の処理を実行する処理実行工程(図5のステ
ップ(3))とを実行して、ポインティングデバイスイ
メージの第1のボタン表示領域内を指示する操作でカー
ソルが表示される位置に割り付けられた所定の処理の実
行を指示可能とする。 〔第2実施例〕上記実施例では、LCD20,21等の
小型の表示装置における仮想マウス指示に基づくカーソ
ル指示制御について説明したが、表示装置として大型表
示装置を持つ情報処理装置に本発明を適用することも可
能である。以下、その実施例について説明する。
【0054】図6は本発明の第2実施例を示す表示装置
の制御構成を説明する図であり、図1と同一のものには
同一の符号を付してある。
【0055】図において、61はペン入力を行う大型デ
ジタイザ、62は大型の液晶表示装置(LCD)であ
る。
【0056】図7は、図6に示した表示装置の構成を説
明する概略図であり、図2と同一のものには同一の符号
を付してある。
【0057】この図に示すように、大型デジタイザ61
と大型の液晶表示装置(LCD)62とは対向して配設
され、ペン25によりマウスイメージ23の表示領域内
外を指示して、カーソル24の移動指示と座標上に設定
された処理を指示する。
【0058】以下、本発明に係る表示装置のポインティ
ング処理方法について上記図3〜図5を参照して説明す
る。
【0059】図3に示したステップ(1)において、情
報処理装置の使用者が、本発明の機能を使うべく、情報
処理装置に通常具備している、スイッチやメニューを選
択すると、図3のステップ(2)において、MPU13
はROM14に格納してあったマウスのイメージデータ
を、VRAM16に転送する。また、ステップ(3)に
おいて、MPU13は、現在のカーソル位置をRAM1
5から読み出し、カーソル表示器18に転送する。カー
ソル表示器18はカーソル位置からカーソル24のイメ
ージを作り出し、表示コントローラ17はVRAM16
のイメージデータを1秒間に、例えば60回、液晶ドラ
イバ19に送り出す。液晶ドライバ19は大型LCD6
2に当該イメージデータを表示して、当該カーソル24
のイメージをLCD62内に表示する。
【0060】続いて、図4に示したステップ(1)にお
いて、情報処理装置の使用者が、ペン25をマウスボタ
ンイメージ23の上に押し付けると、大型デジタイザ6
1上の入力座標が、デジタイザ駆動回路12によって計
測され、MPU13に送られる。
【0061】MPU13では、図3のステップ(2)で
表示したときの仮想マウスボタンの位置から仮想マウス
ボタンの表示領域を計算して、それをRAM15に保存
しておく。
【0062】その表示領域内で、マウスボタンの表示領
域外に入力座標があるとき、ステップ(2)に移行す
る。
【0063】ただし、表示領域内で、マウスボタンの表
示領域外にペンダウンした後、ペンアップするまでの座
標は、領域とは無関係にステップ(2)に移行する。こ
うすれば、仮想マウスの大きさ以上に、ペン25を動か
すことができる。
【0064】ステップ(2)においては、MPU13
が、入力座標をRAM15に記憶し、前回の入力座標と
今回の入力座標との、差(2次元値)を計算する。ただ
しペンダウン後初めての座標ならば、その座標をRAM
に記憶するのみである。
【0065】ステップ(3)においては、カーソルの現
在座標を、RAM15から読み出し、上記差の値を、何
倍かした値を足し合わせる。
【0066】ここで差の値を数倍かけるのは、少しのペ
ンの動きで大きくカーソルを動かすためである。そし
て、新しいカーソル座標値をRAM15に記憶するとと
もに、カーソル表示器18に転送する。その結果、カー
ソルは大型LCD62の新しい位置に移動する。
【0067】図5に示したステップ(1)において、情
報処理装置使用者が、ペン25をマウスボタンイメージ
26の上に押し付けると、大型デジタイザ61上の入力
座標が、デジタイザ駆動回路12によって計測され、M
PU13に送られる。
【0068】MPU13では、図3のステップ(2)で
表示したときの仮想マウスボタンの位置から仮想マウス
ボタンの表示領域を計算して、それをRAM15に保存
しておく。その表示領域内に入力座標があるとき、ステ
ップ(2)に移行する。
【0069】ステップ(2)においては、最後の入力座
標が仮想マウスボタンの表示領域であり、かつ次の入力
座標がない、すなわちペン25が大型デジタイザ61か
らペンアップしたことをデジタイザ駆動回路12が送出
するまで待つ。
【0070】その後ステップ(3)に移行する。ペンア
ップ前にマウスボタンの表示領域以外の入力座標が入っ
てきたらステップ(3)には移行しない。
【0071】ステップ(3)においては、カーソルの現
在座標を、RAM15から読み出し、その座標上に設定
された動作を行うものであり、通常のマウスボタンによ
る入力と何ら変わらない。
【0072】ところで、座標上に設定された動作が、マ
ウスでいうドラッグ動作(ボタンを押したまま引きずる
動作)を伴うものの場合は、ペンアップの前に処理を開
始する。
【0073】この結果、ペンアップがマウスボタンの表
示領域以外であっても、カーソルの現在座標を、RAM
15から読み出し、その座標上に設定された動作を行
う。
【0074】このように、カーソルが表示される表示画
面領域が比較的大きい場合であっても、表示画面に仮想
表示されるポインティングデバイスとその周辺表示領域
に対する指示状態に基づいてカーソルの表示位置および
項目選択状態を制御するので、広範囲にわたる画面領域
に表示されるカーソルの操作指示を容易に行える。 〔第3実施例〕図8は本発明の第3実施例を示す表示装
置の構成を説明する概略図であり、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0075】図において、81は仮想タブレットのイメ
ージ、82は仮想タブレットのボタンイメージ、83は
前記入力ペン25のスイッチである。
【0076】この実施例においては、たとえデジタイザ
11への入力であっても、タブレットイメージ81の表
示領域内への入力であったときは、LCD20内のカー
ソルに対する移動を指示するコマンドであると解釈す
る。
【0077】また、カーソルが指示した座標に設定され
た項目への実行命令は、ボタンイメージ82のペンダウ
ン、または、ペンスイッチ83を押すことによりなされ
る。
【0078】上記各実施例では情報処理装置の一部とし
て構成される表示装置を例としたが、もちろん表示装置
単体としても本発明を適用することができる。
【0079】また、LCDの表示形式は、STN,アク
ティブマトリクス,FLC(強誘電性液晶)等のいずれ
でも本発明を適用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、ポインティングデバイス表示手段が表
示画面に指示ボタン付のポインティングデバイスイメー
ジを仮想表示した状態で、指示手段により指示される第
1の指示位置が前記表示画面中の前記ポインティングデ
バイスイメージの表示領域内かどうかを判定する判定手
段が前記指示手段による第1の指示位置が前記ポインテ
ィングデバイスイメージの表示領域内と判定した場合
に、カーソル制御手段が前記指示手段により指示される
第2の指示位置と表示画面中に表示されるカーソルの表
示座標を前記ポインティングデバイスイメージの表示領
域に対する相対距離とに基づいて前記カーソルの移動を
制御するので、表示画面上に仮想表示したポインティン
グデバイスイメージの表示領域内およびポインティング
デバイスイメージの表示領域外周辺指示するを操作で表
示されたカーソルの広範囲に及ぶ移動指示を行うことが
できる。 第2の発明によれば、カーソル制御手段は、
相対距離に係数倍した距離および指示手段による指示位
置に従う方向に基づいて表示画面中に表示されるカーソ
ルの表示座標を設定制御するので、表示画面上に仮想表
示したポインティングデバイスイメージの表示領域内お
よびポインティングデバイスイメージの表示領域外周辺
近傍を指示する操作で表表示画面上のカーソルを自在に
移動させることができる。
【0081】第3の発明によれば、カーソル制御手段が
前記指示手段により指示される第2の指示位置と分割さ
れた表示画面中に表示されるカーソルの表示座標を前記
ポインティングデバイスイメージの表示領域に対する相
対距離とに基づいて前記カーソルの移動を制御するの
で、カーソルが表示される画面と仮想表示されるポイン
ティングデバイスイメージの表示画面とが分割されてい
ても、仮想表示されるポインティングデバイスイメージ
の表示画面領域内およびポインティングデバイスイメー
ジの表示領域外周辺を指示する操作で別の分割画面に表
示されたカーソルの移動指示を行うものである。
【0082】第4の発明によれば、ポインティングデバ
イス表示手段により表示画面に指示ボタン付のポインテ
ィングデバイスイメージを仮想表示された状態で、指示
手段により指示される指示位置が前記表示画面中の前記
ポインティングデバイスイメージの第1のボタン表示領
域内かどうかを判定する第1のボタン判定手段による指
示位置が前記ポインティングデバイスイメージの第1の
ボタン表示領域内と判定した場合に、処理実行手段が前
記指示手段により前記指示される指示位置の解除を待っ
て、前記カーソルが指示する座標位置に割り付けられた
所定の処理を実行するので、ポインティングデバイスイ
メージの第1のボタン表示領域内を指示する操作でカー
ソルが表示される位置に割り付けられた所定の処理の実
行を指示することができる。
【0083】第5の発明においては、指示手段により指
示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインティン
グデバイスイメージの第2のボタン表示領域内かどうか
を判定する第2のボタン判定手段が前記指示手段による
指示位置が前記ポインティングデバイスイメージの第2
のボタン表示領域内と判定した場合に、処理中止手段が
前記指示手段により前記指示される指示位置の解除を待
って、前記カーソルが指示する座標位置に割り付けられ
て処理中の所定の処理を中止するので、ポインティング
デバイスイメージの第2のボタン表示領域内を指示する
操作でカーソルが表示される位置に割り付けられた所定
の処理の中止を指示することができる。
【0084】第6の発明によれば、指示手段により連続
指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインティ
ングデバイスイメージの第2のボタン表示領域内かどう
かを判定する第3のボタン判定手段が前記指示手段によ
る連続指示位置が前記ポインティングデバイスイメージ
の第2のボタン表示領域内と判定した場合に、ポインテ
ィングデバイス表示手段が表示した指示ボタン付のポイ
ンティングデバイスイメージの仮想表示を消去するの
で、ポインティングデバイスイメージの第2のボタン表
示領域内を連続指示する操作で指示ボタン付のポインテ
ィングデバイスイメージの仮想表示状態を消去すること
ができる。
【0085】第7の発明によれば、表示画面中に表示さ
れるカーソル位置が指示手段により指示された場合に、
ポインティングデバイス表示手段が表示画面に指示ボタ
ン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示する
ので、画面表示される指示ボタン付のポインティングデ
バイスイメージに対するポインティング処理開始を指示
することができる。
【0086】第8の発明によれば、表示画面に指示ボタ
ン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示して
おき、指示手段により指示される第1の指示位置が前記
表示画面中の前記ポインティングデバイスイメージの表
示領域内かどうかを判定し、指示手段による第1の指示
位置が前記ポインティングデバイスイメージの表示領域
内と判定した場合に、前記指示手段により指示される第
2の指示位置と表示画面中に表示されるカーソルの表示
座標を前記ポインティングデバイスイメージの表示領域
に対する相対距離とに基づいてカーソルを移動するの
で、表示画面上に仮想表示したポインティングデバイス
イメージの表示領域内およびポインティングデバイスイ
メージの表示領域外周辺を指示する操作で表示されたカ
ーソルの広範囲に及ぶ移動指示を行うことができる。
【0087】第9の発明によれば、表示画面に指示ボタ
ン付のポインティングデバイスイメージを仮想表示して
おき、指示手段により指示される指示位置が前記表示画
面中の前記ポインティングデバイスイメージのボタン表
示領域内かどうかを判定し、指示手段による指示位置が
前記ポインティングデバイスイメージのボタン表示領域
内と判定した場合に、前記指示手段により前記指示され
る指示位置の解除を待って、前記カーソルが指示する座
標位置に割り付けられた所定の処理を実行するので、ポ
インティングデバイスイメージの第1のボタン表示領域
内を指示する操作でカーソルが表示される位置に割り付
けられた所定の処理の実行を指示することができる。
【0088】従って、仮想表示したポインティングデバ
イスイメージ領域内外およびその周辺に対する狭い領域
を指示するという操作で分割された画面または大型の画
面に表示されるカーソルの移動指示及び選択指示を確実
に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す表示装置の制御構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した液晶表示装置の画面構成を説明す
る概略図である。
【図3】本発明に係る表示装置のポインティング処理方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る表示装置のポインティング処理方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る表示装置のポインティング処理方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例を示す表示装置の制御構成
を説明する図である。
【図7】図6に示した表示装置の構成を説明する概略図
である。
【図8】本発明の第3実施例を示す表示装置の構成を説
明する概略図である。
【符号の説明】
11 デジタイザ 12 デジタイザ駆動回路 13 MPU 14 ROM 15 RAM 16 VRAM 17 表示コントローラ 18 カーソル表示器 19 液晶ドライバ 20 LCD 21 LCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 重樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 砂川 伸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長崎 克彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福田 亮治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 原田 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部の表示画面に対応して所望の座標
    位置を指示する指示手段と、この指示手段により指示さ
    れた座標位置に対応する座標情報を入力する入力手段と
    を有する表示装置において、前記表示画面に指示ボタン
    付のポインティングデバイスイメージを仮想表示するポ
    インティングデバイス表示手段と、前記指示手段により
    指示される第1の指示位置が前記表示画面中の前記ポイ
    ンティングデバイスイメージの表示領域内かどうかを判
    定する判定手段と、この判定手段が前記指示手段による
    第1の指示位置が前記ポインティングデバイスイメージ
    の表示領域内と判定した場合に、前記指示手段により指
    示される第2の指示位置と表示画面中に表示されるカー
    ソルの表示座標を前記ポインティングデバイスイメージ
    の表示領域に対する相対距離とに基づいて前記カーソル
    の移動を制御するカーソル制御手段とを具備したことを
    特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 カーソル制御手段は、相対距離に係数倍
    した距離および指示手段による指示位置に従う方向に基
    づいて表示画面中に表示されるカーソルの表示座標を設
    定制御することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 表示部は、複数に分割される表示画面を
    備えることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 表示部の表示画面に対応して所望の座標
    位置を指示する指示手段と、この指示手段により指示さ
    れた座標位置に対応する座標情報を入力する入力手段と
    を有する表示装置において、前記表示画面に指示ボタン
    付のポインティングデバイスイメージを仮想表示するポ
    インティングデバイス表示手段と、前記指示手段により
    指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインティ
    ングデバイスイメージのボタン表示領域内かどうかを判
    定する第1のボタン判定手段と、この第1のボタン判定
    手段が前記指示手段による指示位置が前記ポインティン
    グデバイスイメージのボタン表示領域内と判定した場合
    に、前記指示手段により前記指示される指示位置の解除
    を待って、前記カーソルが指示する座標位置に割り付け
    られた所定の処理を実行する処理実行手段とを具備した
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 指示手段により指示される指示位置が前
    記表示画面中の前記ポインティングデバイスイメージの
    第2のボタン表示領域内かどうかを判定する第2のボタ
    ン判定手段と、この第2のボタン判定手段が前記指示手
    段による指示位置が前記ポインティングデバイスイメー
    ジの第2のボタン表示領域内と判定した場合に、前記指
    示手段により前記指示される指示位置の解除を待って、
    前記カーソルが指示する座標位置に割り付けられて処理
    中の所定の処理を中止する処理中止手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 指示手段により連続指示される指示位置
    が前記表示画面中の前記ポインティングデバイスイメー
    ジの第2のボタン表示領域内かどうかを判定する第3の
    ボタン判定手段と、この第3のボタン判定手段が前記指
    示手段による連続指示位置が前記ポインティングデバイ
    スイメージの第2のボタン表示領域内と判定した場合
    に、ポインティングデバイス表示手段が表示した指示ボ
    タン付のポインティングデバイスイメージの仮想表示を
    消去することを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 表示画面中に表示されるカーソル位置が
    指示手段により指示された場合に、ポインティングデバ
    イス表示手段が表示画面に指示ボタン付のポインティン
    グデバイスイメージを仮想表示することを特徴とする請
    求項1または4記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 表示部の表示画面に対応して所望の座標
    位置を指示する指示手段と、この指示手段により指示さ
    れた座標位置に対応する座標情報を入力する入力手段と
    を有する表示装置のポインティング処理方法において、
    前記表示画面に指示ボタン付のポインティングデバイス
    イメージを仮想表示する仮想表示工程と、前記指示手段
    により指示される第1の指示位置が前記表示画面中の前
    記ポインティングデバイスイメージの表示領域内かどう
    かを判定する判定工程と、この判定工程が前記指示手段
    による第1の指示位置が前記ポインティングデバイスイ
    メージの表示領域内と判定した場合に、前記指示手段に
    より指示される第2の指示位置と表示画面中に表示され
    るカーソルの表示座標を前記ポインティングデバイスイ
    メージの表示領域に対する相対距離とに基づいてカーソ
    ルを移動する移動工程とを有することを特徴とする表示
    装置のポインティング処理方法。
  9. 【請求項9】 表示部の表示画面に対応して所望の座標
    位置を指示する指示手段と、この指示手段により指示さ
    れた座標位置に対応する座標情報を入力する入力手段と
    を有する表示装置のポインティング処理方法において、
    前記表示画面に指示ボタン付のポインティングデバイス
    イメージを仮想表示する表示工程と、前記指示手段によ
    り指示される指示位置が前記表示画面中の前記ポインテ
    ィングデバイスイメージのボタン表示領域内かどうかを
    判定する判定工程と、該判定工程により前記指示手段に
    よる指示位置が前記ポインティングデバイスイメージの
    ボタン表示領域内と判定した場合に、前記指示手段によ
    り前記指示される指示位置の解除を待って、前記カーソ
    ルが指示する座標位置に割り付けられた所定の処理を実
    行する処理実行工程とを有することを特徴とする表示装
    置のポインティング処理方法。
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