JP3521704B2 - 幌付自動車における幌骨の支持構造 - Google Patents

幌付自動車における幌骨の支持構造

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JP3521704B2
JP3521704B2 JP24492797A JP24492797A JP3521704B2 JP 3521704 B2 JP3521704 B2 JP 3521704B2 JP 24492797 A JP24492797 A JP 24492797A JP 24492797 A JP24492797 A JP 24492797A JP 3521704 B2 JP3521704 B2 JP 3521704B2
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    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/08Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
    • B60J7/10Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position readily detachable, e.g. tarpaulins with frames, or fastenings for tarpaulins

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幌付自動車におけ
る幌骨の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、四輪駆動車等には、乗員室後方の
荷台を覆うため、荷台上に幌を設けたものが知られてい
る。
【0003】図9は、この種の四輪駆動車等に適用した
幌付自動車の一例を示したものである。この幌付自動車
100は、リヤピラー101を挟んで、車体102の前
部側に運転席となる前部席103を設け、その後部側に
幌104で覆われた荷台等の後部席105を設けたもの
である。この場合、前部席103のルーフ部には、開口
部106が設けられ、この開口部106を上記幌104
で一括して覆うようにしている。
【0004】一方、後部席105には、車体102の両
側面に支持された門型の幌骨107が設けられている。
この幌骨107は幌骨107の先端を斜め後方に張り出
すことによって幌104の後端部を押圧し、幌104を
展張している。この幌骨107の支持構造は、図10お
よび図11に示すように、左右の両下端部に、リンク片
108を装着し、このリンク片108を介して車体10
2の側面に設けられた支え片109に回動可能に支持さ
れている。この幌骨107は先端部を車体の後方側斜め
上方に張り出すことにより、幌104に張りを持たせて
いる。
【0005】上記リンク片108は上記支え片109
に、車体の前後方向に回動可能に支持されており、前方
に倒すことにより幌骨107の支持位置を車体前方にず
らして幌104を弛ませ、後方に倒すことにより、幌骨
107を車体後方に押し出し、幌104に張りを持たせ
ている。
【0006】支え片109に軸支されたリンク片108
の車体後方側への回動位置には、テーパ面110を形成
した金具111が設けられており、この金具111のテ
ーパ面110に幌骨107の基端部を押し当てて、幌骨
107を斜め後方に立設させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、リンク片108が幌骨107の下端部に固定されて
いないので、図12に示すように、幌骨107を動かす
ときに左右のリンク機構が別々に動いてしまい操作がし
にくかった。また、リンク片108等が鉄板等で成形さ
れているので、リンク片108等が外部に露出し外観上
好ましくなかった。なお、リンク片108を固定するた
めに、図13に示すように、ベルト112等を用いて後
部側から牽引することが考えられるが、この場合、ベル
ト112等を必要とするなど、部品点数の増加につなが
り、好ましくなかった。また、リンク片108を用いな
い場合には、幌104を脱着する際に、図14に示すよ
うに幌骨107が突っ張った状態となり、幌骨107を
折り畳むことが困難であった。
【0008】本発明は上記課題を解決し、幌の脱着を容
易に行うことができる幌付自動車における幌骨の支持構
造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、後部席の上方を開放し、この開放部分の両側
車体側部に、左右の基端部を回動可能に支持された幌骨
を斜め後方に向けて立設して幌の後部上端部を押圧し
て、幌を展張するようにした幌付自動車における幌骨の
支持構造において、車体の両側部に一対のハンドル部1
1を、車体の前後方向に回動可能に設け、このハンドル
部11の途中に上記幌骨7の基端部を軸支し、該ハンド
ル部11を回動させることにより、幌骨7先端部を幌側
に押圧または幌骨先端部を幌側から離間させるリンク機
構を構成し、上記ハンドル部11と上記幌骨の基端部
に、該ハンドル部11と上記幌骨の基端部を固定させ
るロック装置13を設け、ロック装置13を、上記ハン
ドル部11の表面側に配置された操作ボタン14と、こ
の操作ボタン14によって軸方向に摺動可能にハンドル
部11の裏面側に配置されたピン15と、ピン15を軸
方向に付勢して上記幌骨をロックするスプリング19と
で構成したことにある。また、本発明は、上記ハンドル
部の横断面を略U字状に形成し、この略U字状部内側の
途中に上記幌骨の基端部を軸支し、上記ハンドル部11
に形成されたスリット16を通して上記操作ボタン14
と上記ピン15を連結し、上記ピン15を軸方向に付勢
するスプリング19を、上記ハンドル部11の裏面側軸
方向に設けられた筒状の収納室18に内装し、上記幌骨
の基端部に設けられたピボット部12の壁面には、上記
ピン15との対向面に、上記ピン15が係合する係合凹
部20を形成したことにある。さらに、本発明は、上記
ピン15の一端部に、上記係合凹部20に係合する係合
凸部としての爪部15aを設け、このピン15の他端部
に、上記収納室18に内装されたスプリング19の一端
部が係合する凹部15bを設け、上記ピン15の爪部1
5aが設けられたハンドル部11の内壁面には、上記ピ
ボット部12の壁面12aに係合して係止される段部1
5cを設けたことにある。
【0010】本発明によると、幌骨の伸張段階で幌骨位
置を保持するロック装置を設けたので、幌骨の操作時
に、左右の基端部が同時に操作できることから、幌を張
る作業および幌を脱着する作業を容易に行うことができ
る。とくに、幌を張る作業時にハンドル部を梃子として
利用できるので、幌を張る作業を容易に行うことができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、四輪駆動車等の幌付自動車を示し
たもので、この幌付自動車の車体1には、荷台等が設け
られた後部席2の上方空間を覆う幌3が設けられてい
る。この幌3は、運転席が設けられた前部席4のルーフ
部5を一括して覆う場合と、前部席4は別の幌で覆い、
後部席2のみを覆う場合がある。
【0013】上記幌3は、天井面を構成する幌布3a
と、後面を構成する幌布3bと、両側面を構成する幌布
3c,3cからなる箱型のもので、天井面を構成する幌
布3aと後面を構成する幌布3bの合わせ部分6を後部
席2に設けられた門型の幌骨7によって支持されてい
る。この幌骨7は、図2(a)、(b)に示すように、
左右のフレーム部7aと、これら左右のフレーム部7a
の先端相互を連結したフレーム部7bとで構成されてい
る。この幌骨7の左右のフレーム部7aの下端部、すな
わち、幌骨7の基端支持部に、調節装置8を設け、この
調節装置8を介してそれぞれ後部席2の左右の車体側面
2a部分に幌骨7が支持されている。幌骨7のフレーム
部7aと、フレーム部7bは、通常、一本のパイプフレ
ームを門型に折曲げて構成されている。
【0014】この左右のフレーム部7aの下端部に設け
られた調節装置8について、図3ないし図7に従って説
明する。後部席2の車体前方側の車体側面2aには、ネ
ジ9a等によりブラケット9が螺着されている。このブ
ラケット9は、略三角形状のもので、上端部に取付穴9
bが形成されている。このブラケット9の取付穴9bに
は、ボルト10等を介してハンドル部11が回動可能に
軸支されている。このハンドル部11は、樹脂材料で横
断面略U字状に形成されており、このハンドル部11の
途中にピボット部12がピボット軸12aを介して軸支
されている。このピボット部12は、フレーム部7aの
下端部に装着されており、ハンドル部11の略U字状部
11aの開口側内に組み合わされてハンドル部11に対
して回動可能に形成されている。ハンドル部11はブラ
ケット9に対する軸支部(ハンドル部11を軸支するボ
ルト10等の位置)aがハンドル部11を梃子とする梃
子の原理の支点Aとなり、ピボット部12の軸支部(ピ
ボット軸12aの位置)bが梃子の原理の作用点Bとな
る。ハンドル部11は、ハンドル部11の軸支部aから
ピボット部12の軸支部bまでが、調節装置8における
リンク機構Lとしてのリンク機能を持ち、軸支部の先が
梃子の原理によって調節装置8を操作する力点Cとして
のハンドル部本体11bとなる。ハンドル部11の略U
字状部11aの開口側内には、ハンドル部11を回動さ
せたときに、ピボット部12の軸支部b側端部に係止し
て、ハンドル部11の回動角度を一定角度θに制限する
円弧状のストッパ壁11cが形成されている。このスト
ッパ壁11cは、ハンドル部11を固定させることによ
り、ピボット部12を一定角度θに保つことができる。
【0015】また、上記ハンドル部11には、ピボット
部12、すなわち幌骨7のフレーム部7aをハンドル部
11に固定するためのロック装置13が設けられてい
る。このロック装置13は、図3に断面にして詳細に示
すように、ハンドル部11の表面側に軸方向にスライド
可能に配置された操作ボタン14と、ハンドル部11の
裏面側に配置されたピン15と、ハンドル部11に形成
されたスリット16を通して上記操作ボタン14とピン
15を連結したネジ17と、ハンドル部11の裏面側軸
方向に設けられた筒状の収納室18に内装され、上記ピ
ン15を軸方向に付勢するスプリング19とで構成され
ている。一方、ピボット部12の壁面には、上記ピン1
5との対向面に、ピン15が係合する係合凹部20が形
成されている。
【0016】上記ピン15は一端部に上記係合凹部20
に係合する係合凸部としての爪部15aが設けられてい
る。このピン15の他端部には、上記収納室18に内装
されたスプリング19の一端部が係合する凹部15bを
設けており、スプリング19の付勢力がピン15に伝達
されるように構成している。ピン15の爪部15aが設
けられたハンドル部11の内壁面には、ピボット部12
の壁面12aに係合して係止される段部15cが設けら
れている。なお、幌骨7の左右のフレーム部7aの周囲
には、保護用のプロテクタ21が装着されており、この
プロテクタ21は、幌骨7を倒して幌3を格納する際
に、車体1に傷を付けるのを防止するためと、フレーム
部7aを操作する際に、手で持つための把持部となる。
【0017】次に上記構成による幌付自動車における幌
骨の支持構造の作用を説明する。まず、幌3を張る場合
について説明する。幌3は、後部席2に備えられた幌骨
7のフレーム部7bに、天井面を構成する幌布3aと後
面を構成する幌布3bの合わせ部分6をベルトあるい
は、ホック等を用いて装着しておく。そして、ロック装
置13の操作ボタン14を摺動させてピン15を操作
し、ピン15の爪部15aをスプリング19の付勢力に
抗して押し下げ、ピボット部12の凹部20から解除さ
せる。
【0018】次に、ハンドル部11をピボット部12か
ら離して回動させた状態で、プロテクタ21部分を持っ
て、幌骨7のフレーム部7aを回動させて、車体1の斜
め後方上部に向けて起立させる。このとき、ハンドル部
11を固定していることにより、幌骨7のフレーム部7
aはピボット部12がハンドル部11に対して一定角度
θに保持されるので、必要以上に倒れることがない。そ
して、天井面を構成する幌布3aの先端部を、ルーフ部
5等に固定する。この状態では、幌3は弛みを持った状
態に張られている。こうして、ハンドル部11を、ピボ
ット部12側に回動させると、幌骨7のフレーム部7a
はピボット部12の軸支部が後方に回動するのに伴っ
て、徐々に斜め上部後方に向けて押し出される。そし
て、幌骨7先端部のフレーム部7bは天井面を構成する
幌布3aと後面を構成する幌布3bの合わせ部分6を調
節装置8の支点Aから離れるように押し出され、幌3に
張りを持たせて展張する。幌3の展張が終わったら、幌
3の周囲に装着されているホック等を車体1の周囲に設
けられているホック等の相方に留めて固定される。
【0019】次に、幌3を外す場合について説明する
と、ロック装置13の操作ボタン14を摺動させてピン
15を操作し、ピン15の爪部15aをスプリング19
の付勢力に抗して押し下げ、ピボット部12の凹部20
から解除させる。そして、ハンドル部11を、ピボット
部12から離れるように回動させると、幌骨7のフレー
ム部7aはピボット部12の軸支部bの移動に伴って、
車体1前方側に移動する。こうして、幌骨7のフレーム
部7bは天井面を構成する幌布3aと後面を構成する幌
布3bの合わせ部分6を支点Aに近づけるように移動
し、幌3に弛みを持たせる(図8参照)。このとき、ハ
ンドル部11は梃子の作用によって、ピボット部12の
軸支部b(作用点B)を、ブラケット9に対するハンド
ル部11の軸支部a(支点A)に対して僅かな力で移動
させることができる。
【0020】上記実施の形態によれば、ハンドル部11
およびピボット部12は樹脂によって成形されているの
で、外観の向上を図ることができる。また、ピボット部
12のピボット軸12aはハンドル部11によって、隠
れるので、軸支部b等が外部から見えず、従来に比べ
て、外観の向上を図ることができる。さらに、ハンドル
部11とピボット部12を固定させることにより、調節
装置8におけるリンク機構Lをロックさせることができ
ることから、左右のフレーム部7aが別々に動かないの
で、幌3の脱着の際の操作が容易となる。
【0021】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、例えば、ピボット部12を用いず
に幌骨7のフレーム部7bの下端部を直接、ハンドル部
11の途中に軸支しても良い。この場合、フレーム部7
bにハンドル部11をロックするためのロック装置13
は、ピン15等の係合凸部の相手となるピボット部12
の係合凹部20に相当する係合凹部を設ければ良い。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による幌付自
動車における幌骨の支持構造によれば、以下のような効
果を奏する。後部席の上方を開放し、この開放部分の両
側車体側部に、左右の基端部を回動可能に支持された幌
骨を斜め後方に向けて立設して幌の後部上端部を押圧し
て、幌を展張するようにした幌付自動車における幌骨の
支持構造において、車体の両側部に一対のハンドル部1
1を、車体の前後方向に回動可能に設け、このハンドル
部11の途中に上記幌骨7の基端部を軸支し、該ハンド
ル部11を回動させることにより、幌骨7先端部を幌側
に押圧または幌骨先端部を幌側から離間させるリンク機
構を構成し、上記ハンドル部11と上記幌骨の基端部
に、該ハンドル部11と上記幌骨の基端部を固定させ
るロック装置13を設け、ロック装置13を、上記ハン
ドル部11の表面側に配置された操作ボタン14と、こ
の操作ボタン14によって軸方向に摺動可能にハンドル
部11の裏面側に配置されたピン15と、ピン15を軸
方向に付勢して上記幌骨をロックするスプリング19と
で構成したので、上記幌骨の先端位置を伸縮させること
ができることから、幌の脱着を容易に行うことができ
る。また、幌骨の左右の基端部が別々に動かないので、
幌の脱着の際の操作が容易となる。さらに、上記ハンド
ル部の横断面を略U字状に形成し、この略U字状部内側
の途中に上記幌骨の基端部を軸支し、上記ハンドル部1
1に形成されたスリット16を通して上記操作ボタン1
4と上記ピン15を連結し、上記ピン15を軸方向に付
勢するスプリング19を、上記ハンドル部11の裏面側
軸方向に設けられた筒状の収納室18に内装し、上記幌
骨の基端部に設けられたピボット部12の壁面には、上
記ピン15との対向面に、上記ピン15が係合する係合
凹部20を形成したので、ハンドル部11は梃子の作用
によって、幌骨の軸支部をハンドル部11の軸支部に対
して僅かな力で移動させることができる。上記ピン15
の一端部に、上記係合凹部20に係合する係合凸部とし
ての爪部15aを設け、このピン15の他端部に、上記
収納室18に内装されたスプリング19の一端部が係合
する凹部15bを設け、上記ピン15の爪部15aが設
けられたハンドル部11の内壁面には、上記ピボット部
12の壁面12aに係合して係止される段部15cを設
けたので、上記幌骨の先端位置を伸縮させることができ
ることから、幌の脱着を容易に行うことができる。ま
た、幌骨の左右の基端部が別々に動かないので、幌の脱
着の際の操作が容易となる。さらに、ハンドル部を持っ
て操作することにより、梃子の作用によって、小さな力
で、幌骨を操作することができる。上記ハンドル部の横
断面を略U字状に形成し、このU字状部内側の途中に上
記幌骨の基端部を軸支したので、略U字状部内側に幌骨
の基端部の軸支部が隠れることから、外観の向上を図る
ことができる。上記幌骨の基端部とハンドル部のいずれ
か一方に、弾撥手段によって軸方向に出没する係合凸部
を設け、この係合凸部に係合する係合凹部をいずれか他
方に設け、該係合凸部を係合凹部に係合させて上記幌骨
の基端部をハンドル部に固定させるとともに該係合凸部
を係合凹部から解除させて上記幌骨の基端部をハンドル
部から解除させるロック装置を設けたので、ハンドル部
を幌骨の基端部に組み合わせることによって、スプリン
の作用で係合凸部を係合凹部に係合させることができ
ることから、幌骨の基端部とハンドル部を容易に固定さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の幌付自動車における幌骨の支持構造の
実施の形態を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1の幌骨を示す正面図、(b)は
(a)の右側面図である。
【図3】図2(a)のA−A線断面図である。
【図4】図1の調節装置を拡大して示す斜視図である。
【図5】図4の調節装置のハンドル部を開いた状態を示
す斜視図である。
【図6】図1の調節装置の使用状態を示す側面図であ
る。
【図7】図1の調節装置の使用状態を示す側面図であ
る。
【図8】幌を弛ませた状態を示す概念図である。
【図9】従来の幌付自動車を示す概念図である。
【図10】図9のリンクを拡大して示す側面図である。
【図11】図10のリンクを示す斜視図である。
【図12】図11のリンクの動きを示す概念図である。
【図13】従来の幌骨の固定方法を示す斜視図である。
【図14】従来の幌骨の動きを説明するための概念図で
ある。
【符号の説明】
1 車体 2 後部席 3 幌 4 前部席 5 ルーフ部 6 合わせ部分 7 幌骨 8 調節装置 9 ブラケット 10 ボルト 11 ハンドル部 12 ピボット部 13 ロック装置 14 操作ボタン 15 ピン(係合凸部) 20 係合凹部 A 支点 B 作用点 a ハンドル部の軸支部 b ピボット部の軸支部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後部席の上方を開放し、この開放部分の両
    側車体側部に、左右の基端部を回動可能に支持された幌
    骨を斜め後方に向けて立設して幌の後部上端部を押圧し
    て、幌を展張するようにした幌付自動車における幌骨の
    支持構造において、 車体の両側部に一対のハンドル部11を、車体の前後方
    向に回動可能に設け、このハンドル部11の途中に上記
    幌骨7の基端部を軸支し、該ハンドル部11を回動させ
    ることにより、幌骨7先端部を幌側に押圧または幌骨先
    端部を幌側から離間させるリンク機構を構成し、上記ハ
    ンドル部11と上記幌骨の基端部に、該ハンドル部
    と上記幌骨の基端部を固定させるロック装置13
    設け、ロック装置13を、上記ハンドル部11の表面側
    に配置された操作ボタン14と、この操作ボタン14に
    よって軸方向に摺動可能にハンドル部11の裏面側に配
    置されたピン15と、ピン15を軸方向に付勢して上記
    幌骨をロックするスプリング19とで構成したことを特
    徴とする幌付自動車における幌骨の支持構造。
  2. 【請求項2】上記ハンドル部の横断面を略U字状に形成
    し、この略U字状部内側の途中に上記幌骨の基端部を軸
    支し、上記ハンドル部11に形成されたスリット16を
    通して上記操作ボタン14と上記ピン15を連結し、上
    記ピン15を軸方向に付勢するスプリング19を、上記
    ハンドル部11の裏面側軸方向に設けられた筒状の収納
    室18に内装し、上記幌骨の基端部に設けられたピボッ
    ト部12の壁面には、上記ピン15との対向面に、上記
    ピン15が係合する係合凹部20を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の幌付自動車における幌骨の支持
    構造。
  3. 【請求項3】上記ピン15の一端部に、上記係合凹部2
    0に係合する係合凸部としての爪部15aを設け、この
    ピン15の他端部に、上記収納室18に内装されたスプ
    リング19の一端部が係合する凹部15bを設け、上記
    ピン15の爪部15aが設けられたハンドル部11の内
    壁面には、上記ピボット部12の壁面12aに係合して
    係止される段部15cを設けたことを特徴とする請求項
    2に記載の幌付自動車における幌骨の支持構造。
JP24492797A 1997-09-10 1997-09-10 幌付自動車における幌骨の支持構造 Expired - Fee Related JP3521704B2 (ja)

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