JP3521556B2 - 積算時間計測方法および電気機器 - Google Patents
積算時間計測方法および電気機器Info
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C3/00—Registering or indicating the condition or the working of machines or other apparatus, other than vehicles
- G07C3/02—Registering or indicating working or idle time only
- G07C3/04—Registering or indicating working or idle time only using counting means or digital clocks
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Description
像機やビデオテープレコーダなどの電気機器に関し、特
に、機器の通算動作時間を積算し記憶するための積算時
間計測方法に関する。
開示されているように、マイクロプロセッサやワンチッ
プ・マイコンなどのディジタル信号処理系を含んだ電気
機器において、機器のメイン電源がオンになるごとに
(計測指令がオンになるごとに)時間計測を開始し、そ
の計測時間に基づいて不揮発性メモリ(EEPROM)
に格納している積算データを適当な時間間隔で累加更新
する時間監視システムが採用されている。このように計
測されて不揮発性メモリに記録される積算時間データ
は、機器の通算動作時間に対応し、機器の保守点検など
に役立つ。
一般的に、不揮発性メモリの積算時間データTsを例え
ば10分間隔で累加更新している。つまり、計測指令が
オンになってからの経過時間が10分の整数倍になるご
とに、積算時間データTsを10分ずつ増やしていく。
データTsを10分単位で累加していく従来方法では、
積算時間データTsの累積誤差が非常に大きくなるとい
う問題があった(なお、10分という具体的数値に問題
の本質があるのではなく、説明をわかりやすくするため
に10分という数値を例示しているにすぎない)。
経過した時点でTsに10分が加算され、さらに10分
が経過した時点でTsに再び10分が加算される。した
がって、計測指令がオンになっていた時間Tonが10分
≦Ton<20分の場合は、すべてTsの増加分は10分
である。このため計測指令がオン→オフとなることによ
る1回分のTsの増加分については、最大で9分59
秒、平均で5分の誤差がある。この誤差が計測指令がオ
ンになるごとに累積されていくので、オン回数が何千
回、何万回にもなると、累積誤差はきわめて大きくなっ
てしまう。
されたもので、その目的は、積算時間データの更新時間
間隔を短くする手段によるのではなくて、積算時間の累
積誤差を小さくできるようにした積算時間計測方法およ
びそれを適用した電気機器を提供することにある。
間計測方法では、ディジタル信号処理系において、計測
指令がオンになるごとに時間計測を開始し、その計測時
間に基づいて不揮発性メモリに格納している積算時間デ
ータTsを適当な時間間隔で累加更新する積算時間計測
方法であって、Aをあらかじめ決められた一定時間と
し、aを時間Aのほぼ半分のあらかじめ決められた一定
時間とし、nを正の整数としたときに、積算時間データ
Tsは(A×n+a)で表現される値として前記不揮発
性メモリに格納し、計測指令がオンになってから計測時
間が(A−a)になった時点で、積算時間データTsに
Aを加算し、以後は計測時間がAだけ増えるごとに積算
時間データTsにAを加算することとした。
は、Aをあらかじめ決められた一定時間とし、aを時間
Aのほぼ半分のあらかじめ決められた一定時間としたと
きに、計測指令がオンになってから計測時間が初めてA
に達した時点で、積算時間データTsに(A+a)を加
算し、以後は計測時間がAだけ増えるごとに積算時間デ
ータTsにAを加算することとした。
気機器でおいて、所定の機能部分の電源がオンになって
いるときに前記計測指令をオンとして第1発明または第
2発明の積算時間計測方法を適用して前記不揮発性メモ
リに前記積算時間データを生成する手段を付加し、さら
にはその積算時間データの詳細値または概数値を表示出
力する手段や、積算時間データが所定値を超えたときに
報知出力を発する手段を設ける。
えばテレビ受像機やビデオテープレコーダなどであり、
そのメイン電源がオンになっているときに、又は、所定
の機能部分の電源がオンになっているときに前記の計測
指令をオンとして、機器の通算の動作時間を計測記録す
る。したがって、この発明を実施するディジタル信号処
理系のハードウェア構成は例えば図1に示すように、電
源回路1からの指令で中央処理装置(以下、「CPU」
という。)2が以下のような処理を実行し、電源がオフ
になるごとにデータが消えるランダムアクセスメモリ
(以下、「RAM」という。)3上のタイマカウンタC
NTを使ってオン時間Tonを計測しながら、不揮発性メ
モリ(EEPROM)4上の積算時間データTsを更新
する。又、表示手段5と報知手段6とを有し、表示手段
5には不揮発性メモリ4に格納されている積算時間デー
タの詳細値または概数値が表示される。報知手段6から
は不揮発性メモリ4に格納されている積算時間データが
所定値を超えたときに報知出力が発せられる。
の一実施例を図2に示している。このフローチャートに
示す処理は、電源回路1からCPU2に与えられる計測
指令信号がオンになっている間つねに実行されている。
処理100として、不揮発性メモリ4の積算時間データ
Tsを読み出してRAM3上のタイマカウンタCNTに
プリセットする。以下の説明で順次明らかになるよう
に、不揮発性メモリ4の積算時間データTsは、nを正
の整数としたときに、Ts=(10分×n+5分)で表
現される値である。また、タイマカウンタCNTには時
間計測の最小単位の例えば10分の1秒のエリアまであ
る。
ットされたタイマカウンタCNT上でオン時間Tonを計
測し、その時間Tonが10分の整数倍になったか否かを
つねにチェックする(ステップ102)。
積算時間データTsはTs=(10分×n+5分)とな
っているので、計測指令がオンになってから5分を経過
した時点でタイマカウンタCNTの時間データTonが1
0分の整数倍となる。このときステップ103に進み、
Tonに5分を加えた値をTsとして不揮発性メモリ4に
書き込む。つまり、不揮発性メモリ4の積算時間データ
Tsは10分加算され、(10分×n+5分)から{1
0分×(n+1)+5分}に更新される。
増加するごとに、Tonが10分の整数倍となるので、そ
のたびに不揮発性メモリ4の積算時間データTsが{1
0分×(n+2)+5分}→{10分×(n+3)+5
分}→{10分×(n+4)+5分}と10分ずつ累加
更新されていく。
×n+5分)で表現される値となるので、計測指令が実
際にオンであった時間の分単位の値が0分から9分の間
でばらついても、実際のオン時間に対する積算時間デー
タTsの増加分の誤差は、最大で±5分、平均はほぼ0
となる。したがって累積誤差は従来よりはるかに小さく
なる。
TsをCNTにプリセットしているが、これを止めてC
NTに5分をプリセットすることとし、ステップ103
では(Ton+Ts)を計算して新たなTsとして不揮発
性メモリ4を書き換えるようにしてもまったく同じであ
る。またその処理原理から明らかなように、5分のプリ
セットも止めても、まったく等価な処理を後段で行うこ
とができる。
る。ここではタイマカウンタCNTに対するプリセット
操作は不要である。計測指令がオンになったならタイマ
カウンタCNT上で時間計測を開始し、タイマカウンタ
CNTの時間データTonが10分になった時点で不揮発
性メモリ4の積算時間データTsに15分を加算する。
以後はタイマカウンタCNT上の計測時間Tonが10分
だけ増えるごとに積算時間データTsに10分を加算す
る。この方法でも前記の実施例とほとんど同じ作用効果
を奏する。
数に限度があるEEPROMを使用する場合は、特開平
1−277397号公報に開示されている手法を使い、
積算時間データTsの最小単位のデータの書き込み場所
を複数設定しておき、それらを順次使い変えていけば良
い。そうすれば記録可能な積算時間の最大値を大きくで
きる。
ンであった時間の記録最小単位の値が0からAの間でば
らついても、実際のオン時間に対する積算時間データT
sの増加分の誤差は、最大で±(A/2)であり、平均
はほぼ0となる。したがって累積誤差は従来よりはるか
に小さくなる。
略構成ブロック図
例を示すフローチャート
Claims (8)
- 【請求項1】 ディジタル信号処理系において、計測指
令がオンになるごとに時間計測を開始し、その計測時間
に基づいて不揮発性メモリに格納している積算時間デー
タTsを適当な時間間隔で累加更新する積算時間計測方
法であって、Aをあらかじめ決められた一定時間とし、
aを時間Aのほぼ半分のあらかじめ決められた一定時間
とし、nを正の整数としたときに、積算時間データTs
は(A×n+a)で表現される値として前記不揮発性メ
モリに格納し、計測指令がオンになってから計測時間が
(A−a)になった時点で、積算時間データTsにAを
加算し、以後は計測時間がAだけ増えるごとに積算時間
データTsにAを加算することを特徴とする積算時間計
測方法。 - 【請求項2】 ディジタル信号処理系において、計測指
令がオンになるごとに時間計測を開始し、その計測時間
に基づいて不揮発性メモリに格納している積算時間デー
タTsを適当な時間間隔で累加更新する積算時間計測方
法であって、Aをあらかじめ決められた一定時間とし、
aを時間Aのほぼ半分のあらかじめ決められた一定時間
としたときに、計測指令がオンになってから計測時間が
初めてAに達した時点で、積算時間データTsに(A+
a)を加算し、以後は計測時間がAだけ増えるごとに積
算時間データTsにAを加算することを特徴とする積算
時間計測方法。 - 【請求項3】 所定の機能部分の電源がオンになってい
るときに計測指令をオンとして時間計測を開始し、その
積算時間を不揮発性メモリに格納する電気機器におい
て、Aをあらかじめ決められた一定時間とし、aを時間
Aのほぼ半分のあらかじめ決められた一定時間とし、n
を正の整数としたときに、積算時間データTsは(A×
n+a)で表現される値として前記不揮発性メモリに格
納し、計測指令がオンになってから計測時間が(A−
a)になった時点で、積算時間データTsにAを加算
し、以後は計測時間がAだけ増えるごとに積算時間デー
タTsにAを加算することを特徴とする電気機器。 - 【請求項4】 所定の機能部分の電源がオンになってい
るときに計測指令をオンとして時間計測を開始し、その
積算時間を不揮発性メモリに格納する電気機器におい
て、Aをあらかじめ決められた一定時間とし、aを時間
Aのほぼ半分のあらかじめ決められた一定時間としたと
きに、計測指令がオンになってから計測時間が初めてA
に達した時点で、積算時間データTSに(A+a)を加
算し、以後は計測時間がAだけ増えるごとに積算時間デ
ータTsにAを加算することを特徴とする電気機器。 - 【請求項5】 請求項3において、前記不揮発性メモリ
に格納されている前記積算時間データの詳細値または概
数値を表示出力する表示手段を備えたことを特徴とする
電気機器。 - 【請求項6】 請求項3において、前記不揮発性メモリ
に格納されている前記積算時間データが所定値を超えた
ときに報知出力を発する報知手段を備えたことを特徴と
する電気機器。 - 【請求項7】 請求項4において、前記不揮発性メモリ
に格納されている前記積算時間データの詳細値または概
数値を表示出力する表示手段を備えたことを特徴とする
電気機器。 - 【請求項8】 請求項4において、前記不揮発性メモリ
に格納されている前記積算時間データが所定値を超えた
ときに報知出力を発する報知手段を備えたことを特徴と
する電気機器。
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