JP2636684B2 - バス監視装置 - Google Patents

バス監視装置

Info

Publication number
JP2636684B2
JP2636684B2 JP5180555A JP18055593A JP2636684B2 JP 2636684 B2 JP2636684 B2 JP 2636684B2 JP 5180555 A JP5180555 A JP 5180555A JP 18055593 A JP18055593 A JP 18055593A JP 2636684 B2 JP2636684 B2 JP 2636684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
value
register
bus
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5180555A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0736793A (ja
Inventor
和宏 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5180555A priority Critical patent/JP2636684B2/ja
Publication of JPH0736793A publication Critical patent/JPH0736793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2636684B2 publication Critical patent/JP2636684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス監視装置に関し、特
にバス上の信号線の有効時間を監視するバス監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバス監視装置には、ある特定のサ
ンプル周期ごとにバスの状態をラッチし、または特定の
契機でバスの状態をラッチし、異常状態になったときに
あとから異常情報を収集するために読み出せるようにメ
モリにフライトレコーダ的に格納しておく第1のバス監
視装置や、アドレスバス上の値があらかじめ設定されて
いる値になったときにその状態を外部の表示器に表示す
るようにした第2のバス監視装置などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この第1の従来例のバ
ス監視装置では、所定のタイミングまたは特定の契機で
バスの状態をラッチして、一時記憶装置などに記憶する
瞬間的なバスの状態を監視し、異常状態になったときに
障害検索の一手段として記憶された内容を使用するもの
であり、また、第2の従来例のバス監視装置では、バス
上の値が所定のしきい値に達した時点の状態を表示する
ものであった。
【0004】つまり、いずれのバス監視装置もバス上を
流れる信号線の有効時間の長さについて監視してはいな
かった。
【0005】そのため、バスマスタ装置からバススレー
ブ装置に通信を行う場合に、バスマスタ装置側で信号を
規定時間値通りの有効時間で送出しても、ドライブ素子
のばらつきやバススレーブ装置の増加によるバス負荷の
増大あるいは温度条件などのアナログ的要因によって信
号線の有効時間が伸びてしまうことがあるので、バスス
レーブ装置側で必ずしも規定時間値を満足して受信する
とは限らなかった。従って競合動作時などに障害が発生
する恐れがあった。
【0006】このような障害はディジタル的な要因では
ないため、バグの発見に多大な労力と時間がかかり、非
常に効率の悪いデバッグを行わなければならないという
問題点があった。
【0007】本発明の目的は、バス上の信号線の有効時
間を監視してあらかじめ設定された各信号の有効時間の
規定時間値と比較することにより、規定時間値に収まっ
ているかどうかを判断し、規定時間値の範囲外にあると
きはバスマスタ装置に対して障害通知を行うことによ
り、システム設計時においては装置の非ディジタル的バ
グの早期発見を可能とし、実際の運用時においては高信
頼性を維持したシステムの構築を可能とするバス監視装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バス上
の信号線の有効時間の最小値時間までを計測する最小値
カウンタと,前記信号線の前記有効時間の最大値時間ま
でを計測する最大値カウンタとから構成されるカウンタ
群と、このカウンタ群に基本クロックパルスを与える水
晶発振器と、前記信号線の有効時間の初期設定値を格納
する初期設定レジスタ群と、前記信号線の有効時間が規
定時間値の範囲外になったときにエラー判定を行うエラ
ー判定部と、このエラー判定部の判定結果のエラー情報
を格納するエラー情報レジスタとを備えることを特徴と
するバス監視装置が得られる。
【0009】また、前記初期設定レジスタ群は監視すべ
き前記信号線の情報を格納する監視信号線データレジス
タと、前記信号線の前記有効時間の最小値を格納する最
小値レジスタと、前記信号線の前記有効時間の最大値を
格納する最大値レジスタとから構成されることを特徴と
するバス監視装置が得られる。
【0010】さらに、前記初期設定レジスタ群への前記
初期設定値の書込みは外部に接続されたROMからの読
込みおよび外部からの制御オーダーによる書込みのいず
れかであることを特徴とするバス監視装置が得られる
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のバス監視装置の一実施例のブロック
図である。
【0012】本実施例のバス監視装置はバス上の信号線
の有効時間を計測するカウンタ群1と、このカウンタ群
1に基本クロックパルスを与える水晶発振器5と、信号
線の有効時間の初期設定値を格納する初期設定レジスタ
群2と、信号線の有効時間が規定時間値の範囲外になっ
たときにエラー判定を行うエラー判定部3と、このエラ
ー判定部3の判定結果のエラー情報を格納するエラー情
報レジスタ4とを備えている。なお、エラー判定部3が
エラー判定を行うときの規定時間値とは、デバ イスおよ
び装置として動作保証可能なAC電気的特性時間を指
し、一般的には単一信号のときにロー信号(L信号)が
有効値であれば、デバイスおよび装置として動作保証可
能なL信号が続く時間の範囲を指す。この規定時間の範
囲内にあるとき、デバイスおよび装置として動作が保証
される。
【0013】カウンタ群1はそれぞれ監視する信号線が
有効状態になった時に、その信号の有効時間の最小値ま
でカウントを始める複数の最小値カウンタ10a,…,
10nと、それぞれ有効時間の最大値までカウントする
複数の最大値カウンタ11a,…,11nとから構成さ
れる。
【0014】初期設定レジスタ群2は監視すべき信号
情報を格納する監視信号線データレジスタ22と、そ
れぞれ監視する信号に対応して有効状態の最小値を格
する最小値レジスタ20と、それぞれ監視する信号に対
応して有効状態の最大値を格納する最大値レジスタ21
とから構成される。
【0015】エラー判定部3は最小値カウンタ10a,
…,10nの出力、最大値カウンタ11a,…,11n
の出力によりエラーを判定する。なお、判定のアルゴリ
ズムについては図3の説明において後述する。
【0016】水晶発振器5はバスサイクルよりも早くカ
ウンタを動作させるためのカウンタ用クロックパルスを
生成する。
【0017】図2は本発明を適用したバスシステムの構
成例を示すブロック図である。
【0018】バスマスタ装置31と複数のバススレーブ
装置32a,32bおよび32cとは複数の信号線a,
b,…,nで接続されている。バス監視装置33はシス
テム立上げ時に外部から初期設定レジスタ群に初期デー
タ(選択される信号線,規定時間値の最小値および最大
値)を書き込まれる。
【0019】本実施例では、外部に接続されたROM3
4のデータをバス監視装置33が読み込む例を示した
が、オーダーなどによる外部書込み方式でもよい。
【0020】再び図1を参照すると、初期設定レジスタ
群2監視信号線データレジスタ22,最小値レジスタ
20,最大値レジスタ21で構成され、以下の事項につ
いて規定時間値を書き込む。 監視信号線データレジスタ22:監視すべき信号線の
報 最小値レジスタ20:信号線の有効時間の最小値 最大値レジスタ21:信号線の有効時間の最大
【0021】次に、図3を併用して本実施例の動作につ
いて説明する。
【0022】図3は単信号線の有効時間の規定につい
てのエラー判定のアルゴリズムを示す図である。
【0023】監視すべき単一信号線(例えば信号線a)
の立下がりを検出して有効になると、カウンタ群1で
は、最小値カウンタ10aは最小値レジスタ20の値に
従い、また最大値カウンタ11aは最大値レジスタ21
の値に従いカウントを開始する。
【0024】なお、カウンタ群1内の各カウンタのクロ
ックパルスは水晶発振器5から供給され、その周波数は
前述したようにバスのサイクルより十分早いものとす
る。
【0025】エラー判定部3は最小値カウンタ10a,
…,10nのキャリーおよび最大値カウンタ11a,
…,11nのキャリーならびに信号線の状態から図3に
示されたアルゴリズムに従い、エラー判定を行う。
【0026】すなわち、エラー判定部3は上記信号線a
の例では、最小値カウンタ10aがストップした時に信
号線aが有効であれば“OK”、それ以外であれば“N
G” とし、さらに最大値カウンタ11aがストップした
時に信号線aが非有効であれば“OK”、それ以外であ
れば“NG”とする。
【0027】このように、本実施例では、最小値カウン
タ10a,…,10nおよび最大値カウンタ11a,
…,11nは各信号線a,…,nの信号の立下がりをト
リガにカウントを始め、それぞれカウントアップされた
ときにカウントアップ信号をエラー判定部3に送出し、
エラー判定部3は各信号線a,…,nの有効時間が規定
時間内に入っている場合はそれぞれの最小値カウンタ,
最大値カウンタをリセットする。
【0028】また、単一信号の有効時間(パルス幅)が
規定される最小値から最大値の中になければエラーと
し、エラーを検出した場合はバスマスタ装置11にエラ
ー通知信号を出力して通知するとともに、エラー情報レ
ジスタ4にどの信号線でのエラーなのか、規定時間値未
満エラーなのか規定時間値オーバーエラーなのかを書き
込む。
【0029】従って、保守者はあとでエラー情報レジス
タ4の内容を読み出して障害解析を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バス上の
信号線の有効時間の最小値時間までを計測する最小値カ
ウンタと,信号線の有効時間の最大値時間までを計測す
る最大値カウンタとから構成されるカウンタ群と、この
カウンタ群に基本クロックパルスを与える水晶発振器
と、信号線の有効時間の初期設定値を格納する初期設定
レジスタ群と、信号線の有効時間が規定時間値の範囲外
になったときにエラー判定を行うエラー判定部と、この
エラー判定部の判定結果のエラー情報を格納するエラー
情報レジスタとを備えることにより、また、初期設定レ
ジスタ群は監視すべき信号線の情報を格納する監視信号
線データレジスタと、信号線の有効時間の最小値を格納
する最小値レジスタと、信号線の有効時間の最大値を格
納する最大値 レジスタとから構成されることにより、さ
らに、初期設定レジスタ群への初期設定値の書込みは外
部に接続されたROMからの読込みおよび外部からの制
御オーダーによる書込みのいずれかであることにより、
それぞれの信号線の有効時間が規定時間値以内でなかっ
た場合には容易にこれを検出することが可能なため、シ
ステム設計時においては装置の非ディジタル的バグの早
期発見を可能とし、実際の運用時においては高信頼性を
維持したシステムの構築を可能とするという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス監視装置の一実施例のブロック図
である。
【図2】本発明を適用したバスシステムの構成例を示す
ブロック図である。
【図3】単信号線の有効時間の規定についてのエラー
判定のアルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
1 カウンタ群 2 初期設定レジスタ群 3 エラー判定部 4 エラー情報レジスタ 5 水晶発振器 10a,…,10n 最小値カウンタ 11a,…,11n 最大値カウンタ 20 最小値レジスタ 21 最大値レジスタ 22 監視信号線データレジスタ 31 バスマスタ装置 32a,32b,32c バススレーブ装置 33 バス監視装置 34 ROM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス上の信号線の有効時間の最小値時間
    までを計測する最小値カウンタと,前記信号線の前記有
    効時間の最大値時間までを計測する最大値カウンタとか
    ら構成されるカウンタ群と、このカウンタ群に基本クロ
    ックパルスを与える水晶発振器と、前記信号線の有効時
    間の初期設定値を格納する初期設定レジスタ群と、前記
    信号線の有効時間が規定時間値の範囲外になったときに
    エラー判定を行うエラー判定部と、このエラー判定部の
    判定結果のエラー情報を格納するエラー情報レジスタと
    を備えることを特徴とするバス監視装置。
  2. 【請求項2】 前記初期設定レジスタ群は監視すべき前
    記信号線の情報を格納する監視信号線データレジスタ
    と、前記信号線の前記有効時間の最小値を格納する最小
    値レジスタと、前記信号線の前記有効時間の最大値を格
    納する最大値レジスタとから構成されることを特徴とす
    る請求項1記載のバス監視装置。
  3. 【請求項3】 前記初期設定レジスタ群への前記初期設
    定値の書込みは外部に接続されたROMからの読込みお
    よび外部からの制御オーダーによる書込みのいずれかで
    ることを特徴とする請求項2記載のバス監視装置。
JP5180555A 1993-07-22 1993-07-22 バス監視装置 Expired - Fee Related JP2636684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5180555A JP2636684B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 バス監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5180555A JP2636684B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 バス監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0736793A JPH0736793A (ja) 1995-02-07
JP2636684B2 true JP2636684B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=16085332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5180555A Expired - Fee Related JP2636684B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 バス監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2636684B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2776765B2 (ja) * 1995-07-27 1998-07-16 新潟日本電気株式会社 無限ループ検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0736793A (ja) 1995-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08203298A (ja) 集積回路装置及びその試験方法
JP2636684B2 (ja) バス監視装置
KR0127685B1 (ko) 타이머회로 및 그것을 포함하는 데이타처리장치
JP2631651B2 (ja) 自己診断機能を具備した記憶装置
JP3039631B2 (ja) 信号線監視装置
JP2692649B2 (ja) 測定装置およびロジックアナライザ
JPS60222720A (ja) アナログ記録方式
JP3045888B2 (ja) データ処理装置
JP3262094B2 (ja) メモリ制御装置及びメモリ制御方法
JP2008145336A (ja) センサ検出値モニタ装置
JP3061650B2 (ja) Icテスターの発生パルスモニタ回路
JPH04283840A (ja) 情報処理装置の診断方法
JPH07271632A (ja) プログラム・デバッグ装置
JP2698431B2 (ja) タイムアウト検出装置
JPS6253860B2 (ja)
JP2000156024A (ja) 寿命時期自己診断装置付きハードディスク
JPS63193260A (ja) 疎結合マルチプロセツサシステムのホストプロセツサ監視方式
JPH05298199A (ja) 入出力制御装置
JPH0831895B2 (ja) 割込み要求型切替え要求信号監視方式
JPH02252029A (ja) 機能素子試験装置
JP2002222923A (ja) 半導体集積回路
JPH04147356A (ja) バスモニター装置
JPS6394166A (ja) 波形測定装置
JPS6386053A (ja) 情報処理装置
JPH077079B2 (ja) 機器の使用時間計時装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees