JPH07271632A - プログラム・デバッグ装置 - Google Patents

プログラム・デバッグ装置

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JPH07271632A
JPH07271632A JP6061693A JP6169394A JPH07271632A JP H07271632 A JPH07271632 A JP H07271632A JP 6061693 A JP6061693 A JP 6061693A JP 6169394 A JP6169394 A JP 6169394A JP H07271632 A JPH07271632 A JP H07271632A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ある所定の条件が成立した後、他の所定の条件
が成立するまでプログラム実行時間を測定し、このプロ
グラム実行時間があらかじめ任意に設定された時間を超
える場合にイベント信号を発生させる。 【構成】測定開始条件条件AおよびBのうちいずれか一
方発生したときにイベント検出信号101を出力する測
定開始イベント検出器1と、測定終了条件CおよびDが
発生したときにイベント検出信号102を出力する測定
終了イベント検出器2と、測定開始および終了タイミン
グが記憶される記憶回路FF7と、その出力信号に応答
してプログラムの実行時間を計数するタイマ3と、あら
かじめ設定された処理時間の値Eを保持するレジスタ4
と、処理時間の値Eおよびタイマ3で測定される時間を
比較するとともに、この比較結果でイベント信号を発生
しかつタイマ3をリセットする比較器5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラム・デバッグ装
置に関し、特にデバッグの処理時間監視機能を設けたマ
イクロコンピュータのプログラム・デバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプログラム・デバッグ装
置は、デバッグの対象となるマイクロプコンピュータが
正常な動作をしているか否かを解析する機能エミュレー
ションのために用いられる装置である。例えば、あらか
じめ定められた所定のプログラムをターゲットのマイク
ロコンピュータに実行させ、デバッグの実行が期待され
るある条件すなわち、アドレス・ポイント、その実行回
数および実行結果としてのデータ値をブレーク条件とし
て設定し、デバッグ動作を開始する。このとき、マイク
ロプロコンピュータの中央処理装置(CPU)からアド
レス情報、ステータス情報およびデータ情報をこのマイ
クロプロコンピュータの外部に接続したメモリ装置にプ
ログラムの進行状態に順じて記憶させる。
【0003】プログラムが進行して、先に設定した条件
が成立するとこのプログラム・デバッグ装置はデバッグ
動作を停止する(ブレーク機能と称する)。この時点
で、上述したメモリ装置に記憶されたデバッグ動作停止
時点までの情報を解析して、不具合動作の内容を解析す
ることになる。
【0004】この従来のプログラム・デバッグ装置の一
例をブロック図で示した図4を参照すると、この装置
は、デバッグの測定開始の条件を検出するイベント検出
回路8と、このイベント検出回路8で所定の事象(イベ
ント)が検出される毎にその信号に応答して初期状態に
戻りクロックパルスを計数して測定開始の条件の発生周
期を計測する周期計測カウンタ10と、イベント検出回
路8でイベントが検出される毎にその信号に応答して正
常動作時のある条件の発生周期が周期測定カウンタ10
から供給されその値CNT0をあらかじめ保持している
周期計測レジスタ11と、この周期計測レジスタ11に
正常動作時のある条件のイベント発生周期の条件値を設
定するときに閉じ、それ以外のときは開いているスイッ
チ(SW0)9と、デバッグ時の周期計測カウンタ10
の値CNTが周期計測レジスタ11に設定されたCNT
0の値よりも大きくなったときイベント信号を発生する
コンパレータ(比較器)5とを備える。
【0005】上述した構成において、その動作説明用タ
イミングチャートを示した図5を併せて参照すると、ま
ず、スイッチ9を閉じて周期計測カウンタ10に所定の
条件が発生する周期のカウント数を保持させておく。こ
の状態でスイッチ9を開き、プログラムを実行し、所定
の条件がイベント検出回路8で検出されるとその信号I
Dにより周期計測カウンタ10が初期状態になり、クロ
ックパルス計数を開始する。
【0006】計数が開始されると、あらかじめ周期計測
レジスタ11に保持されているカウント値CNT0と周
期計測カウンタ10に保持されているカウント値CNT
とを比較器5で比較する。その結果、周期計測カウンタ
10の値が周期計測レジスタ11の値を超えると比較器
タ5はイベント信号BKを発生する。
【0007】上述した従来のプログラム・デバッグ装置
の一例には記載されていないが、イベント検出回路8の
一般的な構成の例のブロック図を示した図6を参照する
と、同図に示したイベント検出回路は、イベント検出器
8はレジスタ群81および82と比較器83からなり、
その周辺部のCPU12がメモリ13にアクセスするア
ドレスバス、ステータスバスおよびデータバスがそれぞ
れレジスタ群81に接続され、レジスタ群82には比較
するための比較アドレス値、比較ステータス値および比
較データ値がそれぞれ供給される。
【0008】プログラムが実行されると、CPU12は
アドレスバス、ステータスバスおよびデータバスにそれ
ぞれデータを出力する。データバスの場合はメモリから
のデータ入力もある。CPU12はバスへのデータ出力
が終了するとバスストローブ信号をイベント検出器8に
出力する。イベント検出器8はこのバスストローブ信号
の供給を受けてバス上のデータをそれぞれのレジスタに
入力する。入力が終了すると比較するアドレス、ステー
タスおよびデータと比較器83で比較し、比較結果が等
しければイベント検出信号を出力し、不一致ならばバス
ストローブ信号を待つように動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプログ
ラム・デバッグ装置では、イベント検出回路8で検出さ
れる条件は必らずプログラム実行時間を測定する開始条
件となるため、この条件がイベント検出器8で検出され
ると周期測定カウンタ10を初期状態に戻すことにな
る。
【0010】そのため、ある一定の周期で発生する条件
しかデバッグできない。つまり、処理時間の測定を開始
する条件、および測定を終了する条件をそれぞれ定義
し、これらの条件の下でデバッグをしたい場合に、デバ
ッグができないという欠点がある。
【0011】例えば、ある条件Aまたは条件Bが成立し
てから条件Cまたは条件Dが成立するまでの区間におい
て測定し、処理時間Eを超えたときにイベント信号を発
生させたい場合を考える。
【0012】その場合従来技術では、イベント検出回路
8で複数のイベント検出が可能とすると、必らず条件A
または条件Bが成立した後条件Cまたは条件Dが成立す
る場合は、条件Aまたは条件Bが検出されてから測定を
行ない、周期計測レジスタ11に記憶されている処理時
間Eと比較を行なう。この比較の結果現在測定している
処理時間が周期計測レジスタ11に記憶されている処理
時間Eを超えると、イベント信号が発生する。
【0013】しかし、条件A、条件B、条件Cおよび条
件Dがランダムに発生する場合は、測定の終了条件とな
る条件Cまたは条件Dが先に検出されるとカウンタを初
期状態に戻して測定を再スタートさせてしまうことにな
る。
【0014】また、条件Aが先に検出されても、条件C
が検出される前に条件Bが発生すると、このときも周期
計測カウンタ10を初期状態に戻して測定を再スタート
させてしまう。そのため、条件Aまたは条件Bが成立し
てから条件Cまたは条件Dが成立するまでの測定が出来
ない。
【0015】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、ある所定の条件が成立した後、
他の所定の条件が成立するまでプログラム実行時間を測
定し、このプログラム実行時間があらかじめ任意に設定
された時間を超える場合にイベント信号を発生させるプ
ログラム・デバッグ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム・デ
バッグ装置は、デバッグ対象マイクロコンピュータの機
能エミュレーションを行なう際に用いられ、前記マイク
ロコンピュータが実行した命令のステータスおよびデー
タとそのアドレスとを記憶するメモリと、前記マイクコ
ンピュータから供給されるストローブ信号に応答して、
あらかじめ設定された比較アドレスと比較ステータスと
比較データとからなる設定条件と前記ステータスおよび
前記データとそのアドレスとを比較して一致するとそれ
ぞれイベント検出信号を出力するイベント検出手段とを
備えたプログラム・デバッグ装置において、前記イベン
ト検出手段が、測定開始条件をあらかじめ定めた複数の
前記設定条件のうちいずれか一方との前記比較が一致し
たときに第1のイベント検出信号を出力する測定開始イ
ベント検出器と、測定終了条件をあらかじめ定めた複数
の前記設定条件のうちいずれか一方との前記設定条件と
の前記比較が一致したときに第2のイベント検出信号を
出力する測定終了イベント検出器とからなり、これら測
定開始イベント検出器および測定終了イベント検出器か
らの前記イベント検出信号により測定開始タイミングお
よび測定終了タイミングが記憶される記憶回路と、この
記憶回路の出力信号に応答してプログラムの実行時間を
測定するタイマと、このタイマで測定される前記プログ
ラムの実行時間の期待値があらかじめ設定されその値を
保持するレジスタと、前記レジスタに保持されている前
記期待値および前記タイマで測定される時間の値を比較
するとともに比較結果が一致するとイベント信号を出力
する比較器とを備えたことを特徴とする。
【0017】また、前記記憶回路の出力信号および前記
イベント信号が供給されその論理和出力信号を前記タイ
マに供給する論理和回路を有し、前記測定開始条件を定
めた複数の前記設定条件のうち条件成立の早い方の前記
第1のイベント検出信号に応答して前記タイマが計数動
作を開始するとともに、前記測定終了条件を定めた複数
の前記設定条件のうち条件成立の早い方の前記第2のイ
ベント検出信号に応答して前記タイマがリセットされる
第1の状態と前記レジスタに保持された値を超えたとき
に前記イベント信号により前記タイマがリセットされる
第2の状態とを有することを特徴とする。
【0018】さらに、前記イベント信号が、任意の時間
に前記プログラムを停止させることで前記デバッグの処
理時間を監視する所定の動作のトリガ信号および前記デ
バッグ時のプログラム実行を停止させるブレーク機能の
トリガ信号としても使用されるようにしたことを特徴と
する。
【0019】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0020】図1は本発明のプログラム・デバッグ装置
の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、こ
のプログラム・デバッグ装置は、測定開始条件をあらか
じめ定めた条件Aおよび条件Bのうちいずれか一方との
比較が一致したときに第1のイベント検出信号101を
出力する測定開始イベント検出器1と、測定終了条件を
あらかじめ定めた条件Cおよび条件Dのうちいずれか一
方との比較が一致したときに第2のイベント検出信号1
02を出力する測定終了イベント検出器2と、これら測
定開始イベント検出器1および測定終了イベント検出器
2からのイベント検出信号101および102により測
定開始タイミングおよび測定終了タイミングが記憶され
る記憶回路FF(例えばRSフリップフロップ回路)7
と、この記憶回路FF7の出力および比較器5の出力が
ORゲート6で論理和されて供給されかつクロック信号
CLKが供給され記憶回路FF7の出力信号に応答して
プログラムの実行時間を計数するタイマ3と、このタイ
マ3で測定されるプログラムの実行時間の期待値があら
かじめ設定されその値を保持するレジスタ4と、タイマ
3で測定される時間およびレジスタ4で保持されている
期待値としての所定の処理時間の値Eを比較するととも
に、この比較結果でイベント信号を発生しかつORゲー
ト6を介してタイマ3をリセットする比較器5とを備え
て構成される。
【0021】なお、測定開始イベント検出器1および測
定終了イベント検出器2の構成は従来例の図6で説明し
たものと同様でありここでの説明は省略する。
【0022】上述した構成によるプロググラム・デバッ
グ装置で、まず、条件Aまたは条件Bが成立した後に条
件Cまたは条件Dが成立するまでの区間において、処理
時間Eを超えた場合にイベント信号を発生させたい場合
の例を説明する。
【0023】本実施例の動作説明用のフローチャートを
示した図2を参照すると、はじめに初期設定として測定
開始イベント検出器1に条件Aおよび条件Bの論理和条
件をを設定する(処理21)。測定終了イベント検出器
2には条件Cおよび条件Dの論理和条件を設定する(処
理22)。さらに、レジスタ4に測定終了期待値として
の所定の処理時間Eを設定する(処理23)。
【0024】これらの設定が完了した後、プログラムを
実行させる。プログラムは先に設定した測定開始条件A
または条件Bが成立するまで続行され、条件Aが測定開
始イベント検出器1で検出されて条件が成立するとイベ
ント検出信号101が発生する(処理25)。同様に、
条件Bが測定開始イベント検出器1で検出されて条件が
成立するとイベント検出信号101が発生する(処理2
6)。これらのいずれか一方が成立することによってイ
ベント検出信号101が記憶回路FF7にセットされて
タイマ3が計数を開始する(処理27)。
【0025】このタイマ3の計数値nは、比較器5にお
いてレジスタ4にあらかじめ設定されたこのプログラム
の処理期間を定めた期待値としての処理時間Eの値と比
較される(処理28)。比較処理は計数値nが処理時間
Eと等しくなるまで続行され、その間に条件Cまたは条
件Dが測定終了イベント検出器2で検出されるまで続行
されるので何も起らず、条件Cまたは条件Dが成立する
とイベント検出信号102が発生する(処理30および
31)。この測定終了の条件Cまたは条件Dが成立する
ことによってイベント検出信号102によって記憶回路
FF回路7がリセットされてタイマ3が計数をリセット
され測定が終了する(処理32)。これを状態1とす
る。
【0026】一方、比較処理の計数値nが処理時間Eと
等しくなりさらにその値を超えると比較器5はイベント
信号を発生して出力する(処理33)とともに、この出
力によりタイマ3がリセットされ測定が終了する(処理
32)。これを状態2とする。
【0027】次に上述した動作の相互関係のタイミング
について説明する。本実施例の動作説明用タイミングチ
ャートを示した図3を参照すると、状態1においては、
条件Aまたは条件Bのうち条件成立の早い方の条件(こ
の例では条件A)の測定開始イベント検出信号101の
ロウレベルからハイレベルへの立ち上りのタイミングに
よってクロック信号CLKに同期してタイマ3が測定を
開始する。その後条件Cまたは条件Dのうち条件成立の
早い方の条件(この例では条件C)の成立によって測定
終了イベント検出信号102のロウレベルからハイレベ
ルへの立ち上りのタイミングによってクロック信号CL
Kに同期してタイマ3がリセットされ測定を終了する。
こときイベント信号は発生しない。
【0028】状態2においては、条件Aまたは条件Bの
うち条件成立の早い方の条件(この例では条件B)の測
定開始イベント検出信号101のロウレベルからハイレ
ベルへの立ち上りのタイミングによってクロック信号C
LKに同期して、状態1でリセットされたタイマ3が再
び測定を開始する。その計数実行中に条件Eの成立によ
ってイベント信号が発生し、そのロウレベルからハイレ
ベルへの立ち上りのタイミングによってクロック信号C
LKに同期してタイマ3がリセットされ測定を終了す
る。
【0029】以上述べたように、条件Aまたは条件Bが
成立してから条件Cまたは条件Dが成立するまでの区間
において、システム上の不具合によって予定した条件C
または条件Dが発生しない場合、不具合ではないがシス
テム全体の処理時間の制約上から割り当てられた時間内
にプログラム実行が終了せず予定した条件Cまたは条件
Dが発生しない場合、あるいは強制的に所定の時間内に
終了させたい場合等であって、プログラムの実行時間が
あらかじめ定めた制限時間としての処理時間Eを超えた
場合にイベント信号を発生させることができる。
【0030】したがって、このイベント信号は、任意の
時間にプログラムを停止させることで所定の動作のトリ
ガ信号として使用が可能であるだけでなく、デバッグ時
のブレーク信号としても使用することができる。
【0031】なお、本実施例では説明を容易にするため
開始条件はAおよびB、終了条件はCおよびDのそれぞ
れ2つの条件で説明したが、これら2つに限定されるも
のではない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプログラ
ム・デバッグ装置は、測定開始条件をあらかじめ定めた
複数の設定条件のうちいずれか一方との比較が一致した
ときに第1のイベント検出信号を出力する測定開始イベ
ント検出器と、測定終了条件をあらかじめ定めた複数の
設定条件のうちいずれか一方との比較が一致したときに
第2のイベント検出信号を出力する測定終了イベント検
出器とからなるイベント検出手段と、これら測定開始イ
ベント検出器および測定終了イベント検出器からのイベ
ント検出信号により測定開始タイミングおよび測定終了
タイミングが記憶される記憶回路と、この記憶回路の出
力信号に応答してプログラムの実行時間を計数するタイ
マと、このタイマの測定処理時間があらかじめ設定され
その値を保持するレジスタと、このレジスタに保持され
ている処理時間の値およびタイマで測定される時間の値
を比較する比較器とを備え、測定開始条件を定めた複数
の設定条件のうち条件成立の早い方の第1のイベント検
出信号に応答してタイマが計数動作を開始するととも
に、測定終了条件を定めた複数の設定条件のうち条件成
立の早い方の第2のイベント検出信号に応答してタイマ
がリセットされ、さらにレジスタに保持された値を超え
たときにもタイマがリセットされるようにした。
【0033】したがって、従来は処理時間の測定を開始
する条件および終了の両方を定義した条件の下ではデバ
ッグできなかったが、本願発明の構成により開始する条
件および終了する条件をそれぞれ複数設定できる。その
ため、システム上の不具合によりプログラム実行が終了
しない場合、割り当てられた時間内にプログラム実行が
終了しない場合、および強制的に所定の時間内に終了さ
せたい場合等であって、プログラムの実行時間があらか
じめ定めた期待値を超えた場合にイベント信号を発生さ
せることができるので、任意の時間にプログラムを停止
させることで所定の動作のトリガ信号として使用が可能
であるだけでなく、デバッグ時のブレーク信号としても
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の動作説明用のフローチャートであ
る。
【図3】本実施例の動作説明用のタイミングチャートで
ある。
【図4】従来のプログラム・デバッグ装置の一例を示す
ブロック図である。
【図5】従来のプログラム・デバッグ装置の動作説明用
タイミングチャートである。
【図6】イベント検出器の一般的な構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 測定開始イベント検出回路 2 測定終了イベント検出回路 3 タイマ 4 レジスタ 5 比較器 6 ORゲート 7 フリップフロップ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバッグ対象マイクロコンピュータの機
    能エミュレーションを行なう際に用いられ、前記マイク
    ロコンピュータが実行した命令のステータスおよびデー
    タとそのアドレスとを記憶するメモリと、前記マイクコ
    ンピュータから供給されるストローブ信号に応答して、
    あらかじめ設定された比較アドレスと比較ステータスと
    比較データとからなる設定条件と前記ステータスおよび
    前記データとそのアドレスとを比較して一致するとそれ
    ぞれイベント検出信号を出力するイベント検出手段とを
    備えたプログラム・デバッグ装置において、前記イベン
    ト検出手段が、測定開始条件をあらかじめ定めた複数の
    前記設定条件のうちいずれか一方との前記比較が一致し
    たときに第1のイベント検出信号を出力する測定開始イ
    ベント検出器と、測定終了条件をあらかじめ定めた複数
    の前記設定条件のうちいずれか一方との前記比較が一致
    したときに第2のイベント検出信号を出力する測定終了
    イベント検出器とからなり、これら測定開始イベント検
    出器および測定終了イベント検出器からの前記イベント
    検出信号により測定開始タイミングおよび測定終了タイ
    ミングが記憶される記憶回路と、この記憶回路の出力信
    号に応答してプログラムの実行時間を測定するタイマ
    と、このタイマで測定される前記プログラムの実行時間
    の期待値があらかじめ設定されその値を保持するレジス
    タと、前記レジスタに保持されている前記期待値および
    前記タイマで測定される時間の値を比較するとともに比
    較結果が一致するとイベント信号を出力する比較器とを
    備えたことを特徴とするプログラム・デバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶回路の出力信号および前記イベ
    ント信号が供給されその論理和出力信号を前記タイマに
    供給する論理和回路を有し、前記測定開始条件を定めた
    複数の前記設定条件のうち条件成立の早い方の前記第1
    のイベント検出信号に応答して前記タイマが計数動作を
    開始するとともに、前記測定終了条件を定めた複数の前
    記設定条件のうち条件成立の早い方の前記第2のイベン
    ト検出信号に応答して前記タイマがリセットされる第1
    の状態と前記レジスタに保持された値を超えたときに前
    記イベント信号により前記タイマがリセットされる第2
    の状態とを有することを特徴とする請求項1記載のプロ
    グラム・デバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記イベント信号が、任意の時間に前記
    プログラムを停止させることで前記デバッグの処理時間
    を監視する所定の動作のトリガ信号および前記デバッグ
    時のプログラム実行を停止させるブレーク機能のトリガ
    信号としても使用されるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のプログラム・デバッグ装置。
JP6061693A 1994-03-30 1994-03-30 プログラム・デバッグ装置 Expired - Lifetime JP2737645B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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