JP3517504B2 - 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置検出装置及び
それを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばICや
LSI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバイスや
液晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデバイス
を製造する工程のうち、リソグラフィー工程において使
用される投影露光装置においてレチクル等の第1物体面
上のパターンをウエハ等の第2物体面上に投影光学系に
より投影する際のレチクルとウエハ間の相対的な位置合
わせ(焦点合わせ)を行う場合に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IC,LSI等の半導体デバイス
の高集積化がますます加速度を増しており、これに伴う
半導体ウエハの微細加工技術の進展も著しい。この微細
加工技術としてマスク(レチクル)の回路パターン像を
投影光学系(投影レンズ)により感光基板上に形成し、
感光基板をステップアンドリピート方式で露光する縮小
投影露光装置(ステッパー)が種々と提案されている。
【0003】このステッパーにおいては、レチクル上の
回路パターンを所定の縮小倍率を持った投影光学系を介
してウエハ面上の所定の位置に縮小投影して転写を行
い、1回の投影転写終了後、ウエハが載ったステージを
所定の量、移動して再び転写を行うステップを繰り返し
てウエハ全面の露光を行っている。
【0004】一般に投影光学系を有したステッパーを用
いて微細な回路パターンの転写を行うにはウエハ面への
露光量やウエハのフォーカス位置(投影光学系の光軸方
向の位置)等の露光条件を適切に設定することが重要に
なってくる。
【0005】この為、従来のステッパーでは量産工程に
入る前の試し焼き工程(センドアヘッド)で1ショット
毎に露光条件、即ちフォーカス位置と露光量(シャッタ
ー時間)の少なくとも一方を変えながら感光基板に焼き
付けた後、感光基板を現像して直線上のパターンの線幅
を光学顕微鏡や線幅測定装置で計測することで最適な露
光条件を決定している。
【0006】例えば、ウエハ上のショット領域の配列の
横方向についてはフォーカス値を一定にして露光量(シ
ャッター時間)を一定量ずつ変えて露光を行い、ショッ
ト配列の縦方向には露光量を一定にしてフォーカス値を
一定量ずつ変えて露光している。
【0007】そして現像後に形成された各ショット内の
ライン(L)アンドスペース(S)のレジストパターン
(LアンドSパターン)の線幅を走査型電子顕微鏡(S
EM)で測長して検出し、これにより投影レンズの最適
焦点位置と最適露光量を算出している。
【0008】図10は従来のウエハ面の位置情報(光軸
方向情報)を検出する位置検出装置を有した投影露光装
置の要部概略図である。同図において、2は回路原版で
あるところのレチクル、3は原版2を1/5に縮小投影
する投影レンズ、4はレジストを塗布したウエハ、7は
ウエハを移動するステージである。光源1を点灯し光源
1からの光束でレチクル2を照明すると、レチクル2上
の回路パターンはウエハ4上に結像し、回路パターンが
レジストに焼き付けられる。1ショットの焼き付けが完
了すると、ステージ7をステップ駆動し、隣に焼き付け
る。このようにして、1枚のウエハ全面にマトリクス状
に、回路パターンが焼き付けられていく。ICの量産工
程では、露光装置の常時稼働により、ウエハを1時間に
60枚程度の速さで、焼き付けていく。
【0009】光源101と光束位置検出器102はウエ
ハ4の高さ位置(光軸方向位置)を検出する位置検出系
を構成している。位置検出系は投影レンズ3によるレチ
クル2上の回路パターンの結像位置にウエハ4が位置す
るようにしている。
【0010】図11はウエハ4の高さ位置を検出する検
出原理の説明図である。同図において光源101から出
射した光束104はウエハ表面103(ウエハ高さ1)
で反射し、光束位置検出器102で光束の位置(例えば
ピーク位置102a)を検出する。
【0011】次にウエハ4が表面103a(ウエハ高さ
2)に動くと、反射光は位置102bまで移動する。ウ
エハ4の高さ変動量δと光束位置の変動量Δは比例関係
があり、変動量Δを測定することにより高さ変動量δを
検出している。さらにウエハ4の傾きを検出するため
に、ウエハ4のチップの中を少なくとも3点以上計測
し、その計測値をもとにウエハの傾きを算出している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の投影露光装置は
レチクルやウエハ面上にゴミや塵等が付着するとデバイ
スが不良品となるのでクリーンチャンバーに納められて
いる。クリーンチャンバーは、その内部に光源等の発熱
源を持っているため、一定の温度に保つための空調機構
を設けている。この空調機構は、一定の温度の空気を、
層流や乱流にして投影露光装置の上部から下部に向かっ
て流したり、ステージ付近を水平方向に流したりしてチ
ャンバー内を循環させており、これにより、露光装置の
機械的変形を押え、焼付け性能を維持している。
【0013】ウエハの高さを検出する機構付近は、多く
の場合、投影光学系の下部にあり、ここにも空調機構に
より層流または乱流が流れている。この空気の流れによ
り、空気の屈折率が空間的に乱れを生ずる。そのため図
11における光束104は光路の変動を起こし、検出器
10面上で入射位置が異なってくる。そのためにウエハ
4の表面位置の検出精度を劣化させるという問題点があ
った。
【0014】特に最近は、LSIの集積化が進み、回路
の線幅が微細化するに従い、投影光学系のNAの拡大が
進み、その結果、焦点深度が浅くなってきている。その
ため、投影光学系のベストフォーカス位置に正確にウエ
ハの高さを一致させることが重要となっている。
【0015】一方、図11に示すように、従来のウエハ
の高さ検出に構成している単一光路104だけを用いた
のでは、光路中の空気の粗密の変動により光路が揺ら
ぎ、そのため検出センサー102上での光束の位置変動
を生じウエハ高さの検出精度が劣化してきて、これが大
きな問題点になっている。
【0016】本発明は、ウエハの周囲の空気のゆらぎを
検出するゆらぎ検出部からの信号とウエハ表面の位置を
検出する位置検出部からの信号とを利用することにより
ウエハ表面の光軸方向の位置情報を空気のゆらぎがあっ
ても高精度に検出し、ウエハ表面を投影光学系の結像位
置に高精度に位置させ、高集積度のデバイスを容易に製
造することができる位置検出装置及びそれを用いたデバ
イスの製造方法の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の位置検
出装置は、第1物体面上のパターンが投影光学系を介し
て投影される第2物体面の、前記投影光学系の光軸方向
における位置を検出する位置検出装置であって、 第1光
路を有し、前記第2物体面を介した光束の位置を検出す
る第1の検出部と、 前記第1光路とは異なる第2光路を
有し、前記第2物体面を介さず且つ前記投影光学系と前
記第2物体面との間の領域を介した光束の位置を検出す
る第2の検出部と を有し、 前記第1及び第2の検出部の
検出結果に基づいて前記第2物体面の前記光軸方向にお
ける位置を検出することを特徴としている。請求項2の
発明は、請求項1の発明において、前記第1の検出部
は、前記第2物体面上に斜め方向から光束を照射する投
光部と、前記第2物体面からの反射光束の所定面上にお
ける入射位置を検出する光電変換部とを有することを特
徴としている。請求項3の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記第2の検出部は、前記投影光学系と前記第2
物体との間の領域に光束を照射する光源部と、該領域を
介した光束を受光する受光部とを有することを特徴とし
ている。請求項4の発明は、請求項3の発明において、
前記第2の検出部は、前記領域に反射部材を有すること
を特徴としている。請求項5の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項の発明において、前記第1及び第2の検
出部によりそれぞれ検出された光束の位置の差に基づい
て前記第2物体面の前記光軸方向における位置を検出す
ることを特徴としている。請求項6の発明は、請求項4
の発明において、前記反射部材は前記投影光学系を保持
する筐体又は前記第2物体を載置するステージの基盤に
支持されていることを特徴としている。
【0018】請求項7の発明のデバイスの製造方法は、
請求項1〜6のいずれかの位置検出装置を用いて前記第
1物体面としてのレチクル面の上のパターンと前記第2
物体面としてのウエハ面との位置合わせを行う工程を含
むことを特徴としている。
【0019】請求項8の発明の投影露光装置は、請求項
1〜6のいずれかの位置検出装置と前記投影光学系とを
含むことを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
概略図、図2は図1の側面概略図、図3は図1の一部分
の拡大説明図である。本実施形態は本発明をデバイス製
造用のステップアンドスキャン方式を用いた投影露光装
置に適用した場合を示している。
【0021】図中1は露光光を照射する照明系であり、
DUVのi線やKrF,ArFのエキシマレーザ等から
の露光光を出射している。2は回路パターンが描画され
たレチクル(第1物体)である。3は投影レンズ(投影
光学系)であり、レチクル2上の回路パターンをレジス
トが塗布されたウエハ(第2物体)4に縮小投影してい
る。
【0022】尚、本実施形態ではレチクル2とウエハ4
とを投影光学系3の結像倍率に応じて同期をとりながら
所定の速度比で走査(スキャン)させながら投影露光を
行っている。
【0023】5は光源手段であり、ウエハ4の投影レン
ズ3の光軸方向の位置を検出する為の光束5a1(図で
は1本しか図示されていないが複数本用いるときもあ
る)をウエハ4面上に投光する投光部5aと、ウエハ4
近傍の空気のゆらぎを検出する為の光束5b1(図では
1本しか図示していないが複数本用いるときもある)を
投光する光源部5bとを有している。
【0024】本実施形態において投光部5aと光源部5
bとを同一の光源より構成して光路が別光路となるよう
にしても良い。
【0025】6は受光手段であり、ウエハ4面からの反
射光束6a1を検出する検出部6aとウエハ4近傍の空
気のゆらぎを検出する為の光束6b1を受光する受光部
6bとを有している。
【0026】検出部6aと受光部6bとは独立、又は同
一の光電変換素子より成り、例えばCCD(charge cou
ppled device)や、PSD(position sensing devic
e)等から成っている。尚、投光部5aと検出部6aは
位置検出部(第1の検出部)の一要素を構成しており、
光源部5bと受光部6bは、ゆらぎ検出部(第2の検出
部)の一要素を構成している。
【0027】7はウエハ4の位置や傾き等をかえる、x
/y/z及びティルト可能なステージである。80,8
1は各々光束5b1をウエハ4付近で反射させる補助光
学部材(反射部材)である。90,91は補助光学部材
80,81を支持する支持部材である。8は駆動部であ
り、ステージ7をx,y,z方向及びティルトさせてい
る。9は制御部(コントローラ)であり、受光手段6か
らの出力信号に応じてウエハ4を所定位置に配置すべき
信号を駆動部8に出力している。12はステージ基盤で
ある。
【0028】図2では特に補助光学部材80,81及び
その支持部材90,91と投光光学系3との位置関係を
示している。補助光学部材80,81は支持部材90,
91を通して、投影光学系3の筐体の一部に固定されて
おり、さらに投影光学系3は全体のフレーム(筐体)に
固定されている。
【0029】これにより補助光学部材80,81を筐体
と一体の構造としている。図3は主に光源手段5と受光
手段6、そして補助光学部材80,81との位置関係を
示している。図3において10はレチクル2面上のパタ
ーンを投影光学系3で投影する露光領域を示している。
11は1チップの大きさを示している。露光領域10は
スリット状の形をしており、ステージ7とレチクル2を
同期スキャンしてステップアンドスキャン露光を行って
いる。尚、本実施形態の投影露光装置は走査を行なわな
い通常の投影露光装置(ステッパー)にもそのまま適用
できる。
【0030】本実施形態ではウエハ4の光軸方向(Z方
向)の高さを光束5a1,5a4がチップ11の表面で
反射して光束6a1,6a4となって検出部6aに入射
したときの光束6a1,6a4の位置情報を検出して求
めている。
【0031】本実施形態では検出する計測点が露光領域
10を両側に挟み込む位置となるようにしている。これ
によりウエハ4のスキャン方向を左右どちら側にスキャ
ンしてもウエハ4の高さを先読みでき、ウエハが露光位
置に来たとき、ウエハの高さをベストフォーカス位置に
正確に位置するように制御している。尚、5a1,5a
4は後述する図4に示すようにウエハ面の高さを検出す
る為の光束、5b1,5b4は空気のゆらぎを検出する
為の光束を示している。
【0032】図4は図3のチップ11の部分付近を更に
拡大し、光源手段5を構成する各光源面51〜56から
出射する光束と、補助光学部材80,81、そして受光
手段6を構成する各受光面61〜66との位置関係を明
確にした図である。露光領域の左側には図に示すよう
に、例えば計測点を3点配置するとウエハのスキャンに
垂直方向のティルトが検出でき、その結果をもとにウエ
ハのティルト制御をすることによりスキャン露光系の利
点を発揮している。
【0033】尚、図4においてはウエハ4の高さを検出
する為の光束5a1〜5a6を放射する投光部と空気の
ゆらぎを検出する為の光束5b1〜5b6を放射する光
源部を同一の光源50より構成し、又ウエハ4の高さを
検出する為の光束を受光する検出部6aと、空気のゆら
ぎを検出する為の光束を受光する受光部6bとを同一の
受光面60より構成している。光源50は6つの光源面
51〜56を有し、受光面60は6つの受光素子61〜
66を有している。
【0034】図5は図4の一部分の要部斜視図である。
図5においてウエハ4の高さを検出する為の光束5a1
(5a2,5a3)はチップ11の表面で反射した後に
光束6a1(6a2,6a3)として受光素子61(6
2,63)に入射している。又空気のゆらぎを検出する
為の光束5b1(5b2,5b3)は補助光学部材80
で正反射した後に光束6b1(6b2,6b3)として
受光素子61(62,63)に入射している。光束5b
1〜5b3は筐体から支持された補助光学部材80で反
射し、受光素子61に入射するようにしてこの光束がウ
エハ4の高さや傾きに影響されず、単に光束5b1〜5
b3が通過する空気のゆらぎのみ検出するようにしてい
る。
【0035】次に図6を用いて本実施形態において空気
のゆらぎがあったときのウエハ4の高さ情報の検出方法
について説明する。図6は図5の1つの受光素子61上
に光束6a1と光束6b1が入射したときの光量分布S
6a1,S6b1を示した説明図である。
【0036】図6(A),(B),(C)はウエハ4の
高さが一定のとき空気の粗密によるゆらぎが生じた場合
に受光素子61に入射する光束6a1と光束6b1の位
置及び受光素子6b1からの出力信号S6a1,S6b
1の説明図である。光束6a1,6b1(出力信号S6
a1,S6b1)の重心の位置は光束5a1(6a
1),5b1(6b1)が通過する空気の密度がゆらい
でも、何れも略同一の空間内を通過するので、受ける影
響が同じとなる。この為、変動の仕方が双方共に等しく
なる。
【0037】従って図6に示す出力信号S6a1,S6
b1の重心間距離Δ0 は空気のゆらぎの影響が同じく受
けたものとなる為、空気のゆらぎの影響がキャンセルさ
れた補助光学部材80からウエハ4のチップ11の表面
までの距離情報だけのものとなる。本実施形態ではこの
ときの重心間距離Δ0 を求めて、これより補助光学系8
0からウエハ4までの高さ(光軸方向)情報を得てい
る。
【0038】即ち本実施形態では受光手段6からの信号
により投影光学系2の筐体と一体的に設けた補助光学部
材80(81)の所定面からウエハ4までの距離情報を
空気のゆらぎの影響を除去して求め、このときの距離情
報を用いて制御部9により駆動部8を駆動させて、これ
によりウエハ4を所望の位置(投影光学系の最良結像面
位置)に制御している。
【0039】図7は本発明の実施形態2の要部概略図で
ある。本実施形態では図1の実施形態1に比べて補助光
学部材80,81をステージ基盤12より支持した支持
部材13の一部に設けている点が異なっており、その他
の構成は同じである。本実施形態ではレンズ鏡筒の熱的
変形等に伴う誤差を排除して空気のゆらぎによる補正を
良好に行っている。
【0040】図8は本発明の実施形態3の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べてウエハ4
面の位置を検出する為の投光部5aより放射される光束
5a1と空気のゆらぎを検出する為の光源部5bより放
射される光束5b1の光路をダイクロイックミラー73
を用いて略同一光路となるようにしたことが異なってお
り、その他の構成は略同じである。
【0041】本実施形態では投光部5aと光源部5bは
波長の異なる光束を放射する光源である。ダイクロイッ
クミラー73により光源部5bからの光束5b1を透過
し、投光部5aからの光束5a1は反射して同軸の光束
としている。71,72はダイクロイックミラーで2つ
の光束のうち、光束5a1は透過し、光束5b1は反射
する。70はミラー、9はミラー70を支持する支持部
材である。74はケスラープリズムであり、分割面75
はやはりダイクロミラーより成っている。
【0042】光源部5bと投光部5aは同時に点灯し、
光束5a1はウエハ4の高さと空気ゆらぎの情報をもっ
て検出部6aに入射し、光束5b1はダイクロミラー7
3,71,72,75及びミラー70によりウエハ4の
高さを検出せずに光束5a1近辺の空気ゆらぎのみの情
報をもって受光部6bに入射する。この2光束の重心位
置の差Δ0 は空気ゆらぎ誤差がキャンセルされたウエハ
の高さのみの情報となる点は実施形態1と同じである。
又、検出部6aと受光部6bとは同一の受光素子を用い
ている。尚、実施形態では2波長をダイクロミラーで光
路を分離する方式を示したが、光束を1波長として偏光
方位の違いで同様に2光束を得るように構成しても良
い。
【0043】図9は本発明の実施形態4の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べてゆらぎ検
出部が補助光学部材を用いずに空気のゆらぎを検出して
いる点が異なっており、その他の構成は略同じである。
光源手段5からの光束のうちウエハ4面の高さを検出す
る為の光束5a1はハーフミラー76を通過してウエハ
4面で反射して光束6a1として受光手段6に入射して
いる。
【0044】一方、空気のゆらぎを検出する為の光束5
b1はハーフミラー76で反射した後、光束5a1と同
じ空間内を通過して光束6b1として受光手段6に直接
入射させている。そして受光手段6からの光束6a1,
6b1の重心位置の差より実施形態1と同様にしてウエ
ハ4の高さ情報を検出している。
【0045】次に上記説明した露光装置を利用したデバ
イスの製造方法の実施例を説明する。図12は半導体デ
バイス(ICやLSI等の半導体チップ、或は液晶パネ
ルやCCD等)の製造のフローを示す。
【0046】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一
方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を
用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセ
ス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを
用いてリソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路
を形成する。
【0047】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0048】図13は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0049】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジ
スト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0050】本実施例の製造方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造するこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、ウエハの
周囲の空気のゆらぎを検出するゆらぎ検出部からの信号
とウエハ表面の位置を検出する位置検出部からの信号と
を利用することによりウエハ表面の光軸方向の位置情報
を空気のゆらぎがあっても高精度に検出し、ウエハ表面
を投影光学系の結像位置に高精度に位置させ、高集積度
のデバイスを容易に製造することができる位置検出装置
及びそれを用いたデバイスの製造方法を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の側面概略図
【図3】図1の一部分の拡大説明図
【図4】図1の一部分の拡大説明図
【図5】図1の一部分の拡大説明図
【図6】図1の受光手段からの出力信号の説明図
【図7】本発明の実施形態2の要部概略図
【図8】本発明の実施形態3の要部概略図
【図9】本発明の実施形態4の要部概略図
【図10】従来の位置検出装置を有した投影露光装置の
要部概略図
【図11】従来の位置検出装置での位置検出方法の説明
【図12】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【図13】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【符号の説明】
1 照明系 2 レチクル(第1物体) 3 投影光学系 4 ウエハ(第2物体) 5 光源手段 5a 投光部 5b 光源部 6 受光手段 6a 検出部 6b 受光部 7 ステージ 80,81 補助光学部材 10 露光領域 11 チップエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−183928(JP,A) 特開 平9−7915(JP,A) 特開 平6−104158(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 9/00 G01B 11/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体面上のパターン投影光学系を
    介して投影される第2物体面の、前記投影光学系の光軸
    方向における位置を検出する位置検出装置であって、 第1光路を有し、前記第2物体面を介した光束の位置を
    検出する第1の検出部と 前記第1光路とは異なる第2光路を有し、前記第2物体
    面を介さず且つ前記投影光学系と前記第2物体面との間
    の領域を介した光束の位置を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第1及び第2の検出部の検出結果に基づいて前記
    2物体面の前記光軸方向における位置を検出することを
    特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出部は前記第2物体面上
    に斜め方向から光束を照射する投光部と、前記第2物体
    面からの反射光束の所定面上における入射位置を検出す
    光電変換部とを有することを特徴とする請求項1の位
    置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の検出部は前記投影光学系と
    前記第2物体との間の領域に光束を照射する光源部と、
    領域を介した光束を受光する受光部とを有することを
    特徴とする請求項の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の検出部は、前記領域に反射部
    材を有することを特徴とする請求項3の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の検出部によりそれぞ
    れ検出された光束の位置の差に基づいて前記第2物体面
    前記光軸方向における位置を検出することを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項の位置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記反射部材は前記投影光学系を保持す
    る筐体又は前記第2物体を載置するステージ盤に支
    持されていることを特徴とする請求項4の位置検出装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜のいずれかの位置検出装置
    を用いて前記第1物体面としてのレチクル面の上のパタ
    ーン前記第2物体面としてのウエハ面との位置合わせ
    を行工程を含むことを特徴とするデバイスの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかの位置検出装置
    と前記投影光学系とを含むことを特徴とする投影露光装
    置。
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