JP3008654B2 - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JP3008654B2 JP3008654B2 JP4072235A JP7223592A JP3008654B2 JP 3008654 B2 JP3008654 B2 JP 3008654B2 JP 4072235 A JP4072235 A JP 4072235A JP 7223592 A JP7223592 A JP 7223592A JP 3008654 B2 JP3008654 B2 JP 3008654B2
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- light
- mask
- light beam
- wafer
- lens
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置検出装置に関し、例
えば半導体素子製造用の露光装置において、マスクやレ
チクル(以下「マスク」という。)等の第1物体面上に
形成されている微細な電子回路パターンをウエハ等の第
2物体面上に露光転写する際にマスクとウエハとの特に
3次元的な相対位置決め(アライメント)を行う場合に
好適な位置検出装置に関するものである。
えば半導体素子製造用の露光装置において、マスクやレ
チクル(以下「マスク」という。)等の第1物体面上に
形成されている微細な電子回路パターンをウエハ等の第
2物体面上に露光転写する際にマスクとウエハとの特に
3次元的な相対位置決め(アライメント)を行う場合に
好適な位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体製造用の露光装置におい
ては、マスクとウエハの相対的な位置合わせは性能向上
を図る為の重要な一要素となっている。特に最近の露光
装置における位置合わせにおいては、半導体素子の高集
積化の為に、例えばサブミクロン以下の位置合わせ精度
を有するものが要求されている。
ては、マスクとウエハの相対的な位置合わせは性能向上
を図る為の重要な一要素となっている。特に最近の露光
装置における位置合わせにおいては、半導体素子の高集
積化の為に、例えばサブミクロン以下の位置合わせ精度
を有するものが要求されている。
【0003】多くの位置合わせ装置においては、マスク
及びウエハ面上に位置合わせ用の所謂アライメントパタ
ーンを設け、それらより得られる位置情報を利用して、
双方のアライメントを行っている。このときのアライメ
ント方法としては、例えば双方のアライメントパターン
のずれ量を画像処理を行うことにより検出したり、又は
米国特許第4037969号や特開昭56−15703
3号公報で提案されているようにアライメントパターン
としてゾーンプレートを用い該ゾーンプレートに光束を
照射し、このときゾーンプレートから射出した光束の所
定面上における集光点位置を検出すること等により行っ
ている。
及びウエハ面上に位置合わせ用の所謂アライメントパタ
ーンを設け、それらより得られる位置情報を利用して、
双方のアライメントを行っている。このときのアライメ
ント方法としては、例えば双方のアライメントパターン
のずれ量を画像処理を行うことにより検出したり、又は
米国特許第4037969号や特開昭56−15703
3号公報で提案されているようにアライメントパターン
としてゾーンプレートを用い該ゾーンプレートに光束を
照射し、このときゾーンプレートから射出した光束の所
定面上における集光点位置を検出すること等により行っ
ている。
【0004】一般にゾーンプレートを利用したアライメ
ント方法は、単なるアライメントパターンを用いた方法
に比べてアライメントパターンの欠損に影響されずに比
較的高精度のアライメントが出来る特長がある。
ント方法は、単なるアライメントパターンを用いた方法
に比べてアライメントパターンの欠損に影響されずに比
較的高精度のアライメントが出来る特長がある。
【0005】先の米国特許第4037969号や特開昭
56−157033号公報で提案されている位置合わせ
装置においては、マスクとウエハの相対的な位置ずれ量
を求める際にマスクとウエハ面上に設けた回折格子、ゾ
ーンプレート、ホログラム等の光の波動としての性質を
利用した波面変換素子、所謂物理光学素子からの光を評
価すべき所定面上に独立に結像させて各々基準とする位
置からのずれ量を求めている。
56−157033号公報で提案されている位置合わせ
装置においては、マスクとウエハの相対的な位置ずれ量
を求める際にマスクとウエハ面上に設けた回折格子、ゾ
ーンプレート、ホログラム等の光の波動としての性質を
利用した波面変換素子、所謂物理光学素子からの光を評
価すべき所定面上に独立に結像させて各々基準とする位
置からのずれ量を求めている。
【0006】しかしながら従来の位置合わせ装置におい
て検出器(以下「センサ」ともいう。)に入射した光束
の光量分布又は光強度分布をそのまま信号処理していた
為、次のような問題点があった。
て検出器(以下「センサ」ともいう。)に入射した光束
の光量分布又は光強度分布をそのまま信号処理していた
為、次のような問題点があった。
【0007】(イ)センサ上に到達する本来の信号光以
外の成分、例えば位置合わせを行なう物体上で散乱され
た散乱光などのバックグランド光、或は光学系の途中で
発生する迷光などの不要光(ノイズ光)まで一律に光電
変換してしまうため、不要光の影響を除去するためには
センサ信号処理系への負荷が大きくなりすぎてくる。
外の成分、例えば位置合わせを行なう物体上で散乱され
た散乱光などのバックグランド光、或は光学系の途中で
発生する迷光などの不要光(ノイズ光)まで一律に光電
変換してしまうため、不要光の影響を除去するためには
センサ信号処理系への負荷が大きくなりすぎてくる。
【0008】(ロ)測定レンジをカバーするためにセン
サのサイズをあまり大きくすることができない。例えば
センサ上に到達する光束の位置を検知して位置ずれ計測
する場合、位置ずれ計測範囲を広くとるためにはセンサ
サイズもそれに応じて設定する必要がある。このように
センササイズが大きくなるとそれだけ到達する不要光の
トータルの光量も増し、S/N比が劣化してくる。
サのサイズをあまり大きくすることができない。例えば
センサ上に到達する光束の位置を検知して位置ずれ計測
する場合、位置ずれ計測範囲を広くとるためにはセンサ
サイズもそれに応じて設定する必要がある。このように
センササイズが大きくなるとそれだけ到達する不要光の
トータルの光量も増し、S/N比が劣化してくる。
【0009】これに対して本出願人は特開平2−167
406号公報において前述の欠点を鑑み、不要光の影響
を除去して、S/N比の高い信号処理が行なえ、マスク
等の第1物体とウエハ等の第2物体の相対位置関係を高
精度に検出することができる位置検出装置を提案してい
る。
406号公報において前述の欠点を鑑み、不要光の影響
を除去して、S/N比の高い信号処理が行なえ、マスク
等の第1物体とウエハ等の第2物体の相対位置関係を高
精度に検出することができる位置検出装置を提案してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は本出願人が先
に特開平2−167406号公報で提案した位置検出装
置における信号処理方法を更に改良し、特に検出手段の
各々の検出領域の検出感度を重み係数を用いて信号処理
する方法を適切に設定することにより、受光面上に入射
する前述の不要光による悪影響を軽減し、マスクとウエ
ハとの2次元的又は3次元的な相対的関係を更に高精度
に検出することができる位置検出装置の提供を目的とし
ている。
に特開平2−167406号公報で提案した位置検出装
置における信号処理方法を更に改良し、特に検出手段の
各々の検出領域の検出感度を重み係数を用いて信号処理
する方法を適切に設定することにより、受光面上に入射
する前述の不要光による悪影響を軽減し、マスクとウエ
ハとの2次元的又は3次元的な相対的関係を更に高精度
に検出することができる位置検出装置の提供を目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置
は、第1物体と第2物体との相対位置関係を検出する位
置検出装置において、光源手段からの光束を該第1物体
と第2物体を介して少なくとも1つの受光面を有し、該
受光面上への光束の入射位置における光強度に応じた信
号を出力する光検出手段で検出し、該光検出手段からの
受光面上の各領域に対応する信号を、該光検出手段で得
られる光強度情報に基いて領域によって異なる重み係数
を用いて調整した後、該調整後の出力に基づいて、再度
調整すべき該受光面上の領域を設定し直して同様の調整
を行うことにより、該第1物体と第2物体との相対位置
関係を検出するようにしたことを特徴としている。
は、第1物体と第2物体との相対位置関係を検出する位
置検出装置において、光源手段からの光束を該第1物体
と第2物体を介して少なくとも1つの受光面を有し、該
受光面上への光束の入射位置における光強度に応じた信
号を出力する光検出手段で検出し、該光検出手段からの
受光面上の各領域に対応する信号を、該光検出手段で得
られる光強度情報に基いて領域によって異なる重み係数
を用いて調整した後、該調整後の出力に基づいて、再度
調整すべき該受光面上の領域を設定し直して同様の調整
を行うことにより、該第1物体と第2物体との相対位置
関係を検出するようにしたことを特徴としている。
【0012】
【実施例】図1は本発明を半導体素子製造用の露光装置
に適用したときの実施例1の概略図、図2(A),
(B)は本発明における第1物体と第2物体との相対的
な位置検出と面間隔検出を行う原理説明図、図3,図4
は本発明において第1物体と第2物体との面間隔検出を
行う説明図、図5は図1の一部分の拡大斜視図である。
図8,図9は本発明に係る半導体素子製造用の露光装置
の要部外観図である。
に適用したときの実施例1の概略図、図2(A),
(B)は本発明における第1物体と第2物体との相対的
な位置検出と面間隔検出を行う原理説明図、図3,図4
は本発明において第1物体と第2物体との面間隔検出を
行う説明図、図5は図1の一部分の拡大斜視図である。
図8,図9は本発明に係る半導体素子製造用の露光装置
の要部外観図である。
【0013】まず本実施例において第1物体と第2物体
との相対的位置検出を行う場合について説明する。
との相対的位置検出を行う場合について説明する。
【0014】本実施例では光源31から出射された電磁
波、音波等の波動(以下「光束」という。)をコリメー
ターレンズ32で平行光束とし、投射用レンズ33、ハ
ーフミラー34を介し、第1物体1として例えばマスク
面M上のフレネルゾーンプレートの一種であるグレーテ
ィングレンズ等から成る第1物理光学素子41Mを斜方
向から照射している(図5参照)。
波、音波等の波動(以下「光束」という。)をコリメー
ターレンズ32で平行光束とし、投射用レンズ33、ハ
ーフミラー34を介し、第1物体1として例えばマスク
面M上のフレネルゾーンプレートの一種であるグレーテ
ィングレンズ等から成る第1物理光学素子41Mを斜方
向から照射している(図5参照)。
【0015】第1物理光学素子41Mは集光作用を有し
ており、反射光を第1物体1の法線方向(+Z方向)に
射出させ、第1物理光学素子41Mから所定の距離離れ
た第2物体2としての、例えばウエハ面上に設けられて
いるグレーティングレンズより成る第2物理光学素子4
1Wに入射させている。
ており、反射光を第1物体1の法線方向(+Z方向)に
射出させ、第1物理光学素子41Mから所定の距離離れ
た第2物体2としての、例えばウエハ面上に設けられて
いるグレーティングレンズより成る第2物理光学素子4
1Wに入射させている。
【0016】第2物理光学素子41Wは発散作用を有し
ており、光束をアライメントヘッド24方向に射出さ
せ、集光レンズ36により検出器38の検出面上に集光
している。そして検出器38からの出力信号を後述する
様に調整し第1物体(以下マスクともいう)1と第2物
体(以下ウエハともいう)2との平面上の位置ずれ量を
求めている。尚、マスク1とウエハ2は所定の範囲のギ
ャップ値で保持されている。集光レンズ36と検出器3
8は光検出手段の一要素を構成している。
ており、光束をアライメントヘッド24方向に射出さ
せ、集光レンズ36により検出器38の検出面上に集光
している。そして検出器38からの出力信号を後述する
様に調整し第1物体(以下マスクともいう)1と第2物
体(以下ウエハともいう)2との平面上の位置ずれ量を
求めている。尚、マスク1とウエハ2は所定の範囲のギ
ャップ値で保持されている。集光レンズ36と検出器3
8は光検出手段の一要素を構成している。
【0017】本実施例では位置合わせの為、ウエハ2を
動かす構成になっているが、同様にマスクチャック移動
機構を設けマスク1を動かす構成としても良い。以下、
便宜上第1物理光学素子41Mをマスク用のグレーティ
ングレンズ41M、第2物理光学素子41Wをウエハ用
のグレーティングレンズ41W、第1物体をマスク、第
2物体をウエハという。
動かす構成になっているが、同様にマスクチャック移動
機構を設けマスク1を動かす構成としても良い。以下、
便宜上第1物理光学素子41Mをマスク用のグレーティ
ングレンズ41M、第2物理光学素子41Wをウエハ用
のグレーティングレンズ41W、第1物体をマスク、第
2物体をウエハという。
【0018】このように本実施例ではウエハ2面上のア
ライメントパターンを所定の焦点距離をもったグレーテ
ィングレンズ(フレネルゾーンプレートの一種)より構
成し、アライメントヘッド24からマスク1面に斜入射
したアライメント用の光束をマスク1面の法線方向(−
Z方向)に偏向し、所定の位置(例えばZ=−187.
0μm)に集光させている。
ライメントパターンを所定の焦点距離をもったグレーテ
ィングレンズ(フレネルゾーンプレートの一種)より構
成し、アライメントヘッド24からマスク1面に斜入射
したアライメント用の光束をマスク1面の法線方向(−
Z方向)に偏向し、所定の位置(例えばZ=−187.
0μm)に集光させている。
【0019】本実施例においてマスク1面上に斜入射さ
せる角度αは 10< α <80 程度が好ましい。
せる角度αは 10< α <80 程度が好ましい。
【0020】又、ウエハ2上のアライメントパターン4
1WはZ軸に関して非対称なパターンのオフアクシス型
のグレーティングレンズで、例えば焦点距離217.0
μmとなるように設計され、マスク1面上のグレーティ
ングレンズを透過、回折した収束(発散)光をアライメ
ントヘッド方向に導光している。
1WはZ軸に関して非対称なパターンのオフアクシス型
のグレーティングレンズで、例えば焦点距離217.0
μmとなるように設計され、マスク1面上のグレーティ
ングレンズを透過、回折した収束(発散)光をアライメ
ントヘッド方向に導光している。
【0021】このときアライメント光束はグレーティン
グレンズのレンズ作用を受けアライメントヘッド24内
の検出器38に入射する。実施例1ではパターンの存在
するスクライブライン方向にアライメントする。
グレンズのレンズ作用を受けアライメントヘッド24内
の検出器38に入射する。実施例1ではパターンの存在
するスクライブライン方向にアライメントする。
【0022】本実施例ではこのような配置のもとで図2
(A)に示すように第1物体に対し、第2物体がΔδだ
け横ずれすると光学系中のレンズが軸ずれを起こしたと
きと同様に出射光束の出射角が変化し、検出器38面上
で集光点の重心ずれを起こす。出射角が小さなとき、マ
スク1とウエハ2とが平行方向にΔσずれており、ウエ
ハ2からマスク1のグレーティングレンズ41Mで回折
した光束の集光点までの距離をa、ウエハ2のグレーテ
ィングレンズ41Wで回折した光束の集光点までの距離
をbとすると検出器38面上での集光点の重心ずれ量Δ
δは
(A)に示すように第1物体に対し、第2物体がΔδだ
け横ずれすると光学系中のレンズが軸ずれを起こしたと
きと同様に出射光束の出射角が変化し、検出器38面上
で集光点の重心ずれを起こす。出射角が小さなとき、マ
スク1とウエハ2とが平行方向にΔσずれており、ウエ
ハ2からマスク1のグレーティングレンズ41Mで回折
した光束の集光点までの距離をa、ウエハ2のグレーテ
ィングレンズ41Wで回折した光束の集光点までの距離
をbとすると検出器38面上での集光点の重心ずれ量Δ
δは
【0023】
【数1】 となる、即ち重心ずれ量Δδは(b/a+1)倍に拡大
される。
される。
【0024】例えば、aw=0.5mm,bw=50m
mとすれば重心ずれ量Δδは(1)式より101倍に拡
大される。
mとすれば重心ずれ量Δδは(1)式より101倍に拡
大される。
【0025】尚、このときの重心ずれ量Δδと位置ずれ
量Δσは(1)式より明らかのように比例関係となる。
検出器の分解能が0.1μmであるとすると位置ずれ量
Δσは0.001μmの位置分解能となる。
量Δσは(1)式より明らかのように比例関係となる。
検出器の分解能が0.1μmであるとすると位置ずれ量
Δσは0.001μmの位置分解能となる。
【0026】次に具体的に位置ずれ量の検出方法を述べ
る。マスク設定時にためし焼によってマスクとウエハの
位置ずれのないときの重心位置を基準位置として求め、
位置検出時に重心位置が基準位置からx方向にどれだけ
ずれているかを検出して前述の比例関係からマスク・ウ
エハの相対ずれ量を求めている。
る。マスク設定時にためし焼によってマスクとウエハの
位置ずれのないときの重心位置を基準位置として求め、
位置検出時に重心位置が基準位置からx方向にどれだけ
ずれているかを検出して前述の比例関係からマスク・ウ
エハの相対ずれ量を求めている。
【0027】本実施例では後述する調整手段による信号
処理を介して得られる位置ずれ量Δσをもとに第2物体
を移動させて第1物体と第2物体の位置決めを高精度に
行っている。
処理を介して得られる位置ずれ量Δσをもとに第2物体
を移動させて第1物体と第2物体の位置決めを高精度に
行っている。
【0028】次に本実施例においてマスク1とウエハ2
との間隔測定をし垂直方向の位置合わせについて所謂マ
スクレンズA2 F法を例にとり説明する。
との間隔測定をし垂直方向の位置合わせについて所謂マ
スクレンズA2 F法を例にとり説明する。
【0029】マスクレンズA2 F法は、マスク面上に入
射用及び出射用のグレーティング又はグレーティングレ
ンズを作成したものを用いた方法で次のようなものであ
る。
射用及び出射用のグレーティング又はグレーティングレ
ンズを作成したものを用いた方法で次のようなものであ
る。
【0030】図3に示すように、(マスクである)第1
面の第1パターン42inに入射した光束47は、例えば
1次で回折し(ウエハである)第2面2の法線と所定の
角度をなして第2面2に向い、第2面2にて正反射され
て第1面1の第2パターン42out を透過する。その
際、第1面1と第2面2の間隔に応じて第2パターン4
2out 上の光束通過位置が異なる(間隔ずれdG で位置
ずれdM )。
面の第1パターン42inに入射した光束47は、例えば
1次で回折し(ウエハである)第2面2の法線と所定の
角度をなして第2面2に向い、第2面2にて正反射され
て第1面1の第2パターン42out を透過する。その
際、第1面1と第2面2の間隔に応じて第2パターン4
2out 上の光束通過位置が異なる(間隔ずれdG で位置
ずれdM )。
【0031】第2パターン42out は出射光束46を間
隔測定用の光点位置検出センサ39の方向に導く働きを
するが、更に第2パターン42out 上の光束入射位置に
よって出射光束の曲げ角度を変える、いわゆるレンズと
同様の作用を持たせる(焦点距離fM )。
隔測定用の光点位置検出センサ39の方向に導く働きを
するが、更に第2パターン42out 上の光束入射位置に
よって出射光束の曲げ角度を変える、いわゆるレンズと
同様の作用を持たせる(焦点距離fM )。
【0032】即ち、原理的には図4(A)のように検出
器39は出射光束46をとらえうる。ここでは図4
(B)のように光束の曲げ角度が一様であっても良い。
器39は出射光束46をとらえうる。ここでは図4
(B)のように光束の曲げ角度が一様であっても良い。
【0033】即ち、適当な位置に例えば一次元の光点位
置検出センサを置けば光束の位置変化を検知することが
出来るのでそのままでも本方式は成立するが、図3に示
すように受光レンズ36を用いれば次のような利点を生
じる。
置検出センサを置けば光束の位置変化を検知することが
出来るのでそのままでも本方式は成立するが、図3に示
すように受光レンズ36を用いれば次のような利点を生
じる。
【0034】即ち、物理光学的に発散気味に出射し光束
径が大きくなりがちな場合、受光レンズで集光してエネ
ルギー密度の高いシャープなスポットをセンサ39上に
作ることができることと、焦点距離fS の受光レンズ3
6の焦点の位置にセンサ39を設置すれば光束の角度の
みを検知する系となり、受光レンズとセンサが一体構造
でレンズ光軸と垂直方向に位置ズレしても位置ズレの影
響を受けない。但し、諸々の事情により焦点位置にセン
サを設置出来ない場合でも位置ズレの影響が無視出来る
範囲であれば十分に実用的であるのでセンサ位置を受光
レンズ焦点位置に限定する必要はない。
径が大きくなりがちな場合、受光レンズで集光してエネ
ルギー密度の高いシャープなスポットをセンサ39上に
作ることができることと、焦点距離fS の受光レンズ3
6の焦点の位置にセンサ39を設置すれば光束の角度の
みを検知する系となり、受光レンズとセンサが一体構造
でレンズ光軸と垂直方向に位置ズレしても位置ズレの影
響を受けない。但し、諸々の事情により焦点位置にセン
サを設置出来ない場合でも位置ズレの影響が無視出来る
範囲であれば十分に実用的であるのでセンサ位置を受光
レンズ焦点位置に限定する必要はない。
【0035】又、図3において単位間隔量に対するセン
サ面スポットの動き量Sは
サ面スポットの動き量Sは
【0036】
【数2】 で与えられる。
【0037】第1パターン42inから出射した光束と第
2面の法線とのなす角をθ1 とすると間隔が基準となる
間隔値より距離dG だけ変化した場合のスポットの動き
量Sは
2面の法線とのなす角をθ1 とすると間隔が基準となる
間隔値より距離dG だけ変化した場合のスポットの動き
量Sは
【0038】
【数3】 となる。
【0039】予めマスクとウエハとが基準となる間隔に
あるときの間隔値を他の間隔測定手段により測定してお
き、又この間隔におけるセンサ面39上の光束重心位置
を基準位置として求めておいて、間隔検出時にはスポッ
トの重心位置の基準位置からのずれをSとして求め、こ
れを(2)´式に代入して距離dG を算出し、これを基
準間隔からのずれとして現間隔を測定している。
あるときの間隔値を他の間隔測定手段により測定してお
き、又この間隔におけるセンサ面39上の光束重心位置
を基準位置として求めておいて、間隔検出時にはスポッ
トの重心位置の基準位置からのずれをSとして求め、こ
れを(2)´式に代入して距離dG を算出し、これを基
準間隔からのずれとして現間隔を測定している。
【0040】以上述べた原理により、マスクとウエハの
間隔の絶対量が測長できる。従って、例えばマスクがセ
ットされている状態に、ウエハが供給された場合、セッ
トしたい所望の間隔30μmより大きい値100μmに
ウエハが入ってきた時に、100μmのマスク、ウエハ
ギャップの値を高精度に検知し、この測長値にもとづい
て所望のマスクウエハ間隔30μmに1回でセットすれ
ばよい。これにより高速なギャップ間隔セッティングが
可能となる。
間隔の絶対量が測長できる。従って、例えばマスクがセ
ットされている状態に、ウエハが供給された場合、セッ
トしたい所望の間隔30μmより大きい値100μmに
ウエハが入ってきた時に、100μmのマスク、ウエハ
ギャップの値を高精度に検知し、この測長値にもとづい
て所望のマスクウエハ間隔30μmに1回でセットすれ
ばよい。これにより高速なギャップ間隔セッティングが
可能となる。
【0041】次に本実施例の各要素を図1,図8,図9
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0042】光源、センサ等を内蔵する筺体であるアラ
イメントピックアップヘッド24から出射された光ビー
ムは、マスク1及びウエハ2上のマーク設定部20上へ
照射され、反射あるいは回折された光は再びアライメン
トピックアップヘッド24へ出射される。アライメント
ピックアップヘッドはステージ21へ取り付けられアラ
イメント領域に応じて自由に2次元的に移動できるよう
に構成されておりステージコントロール部22により制
御される。このとき、ステージ21はスーパーフラット
ベースプレート23でガイドされており、ピッチング、
ヨーイングは生じないように設計されている。
イメントピックアップヘッド24から出射された光ビー
ムは、マスク1及びウエハ2上のマーク設定部20上へ
照射され、反射あるいは回折された光は再びアライメン
トピックアップヘッド24へ出射される。アライメント
ピックアップヘッドはステージ21へ取り付けられアラ
イメント領域に応じて自由に2次元的に移動できるよう
に構成されておりステージコントロール部22により制
御される。このとき、ステージ21はスーパーフラット
ベースプレート23でガイドされており、ピッチング、
ヨーイングは生じないように設計されている。
【0043】ステージコントロール部22はアライメン
ト及び間隔制御開始時にステージ21を駆動させてヘッ
ド24を予め記憶されているマスク及びウエハの評価用
マーク20の照明及び検出の為の位置へ移動させる。
尚、図8,図9はステージ21とその周辺部を含む移動
機構を模式図で示してある。
ト及び間隔制御開始時にステージ21を駆動させてヘッ
ド24を予め記憶されているマスク及びウエハの評価用
マーク20の照明及び検出の為の位置へ移動させる。
尚、図8,図9はステージ21とその周辺部を含む移動
機構を模式図で示してある。
【0044】次に移動機構を詳細に説明する。図9はス
テージ部及びステージコントローラ部の詳細図である。
テージ部及びステージコントローラ部の詳細図である。
【0045】アライメントピックアップヘッド24はス
ーパーフラット面10を持つ支持体26上のスーパーフ
ラット面10を一定圧でスーパーフラットベースプレー
ト23に押しつける為のクランパー部27に取りつけら
れ、アライメント装置本体上部にスーパーフラットベー
ス23を介し載せられている。クランパー部27は2次
元移動ステージ21上の移動支持部28と平行板バネ3
0を介しつながっている。ステージ21はベース部21
B、x方向スライド部21X、y方向スライド部21
Y、x,y両方向スライドをガイドするガイド部21
G、ベース部21Bに設けられスライド部21X,21
Yをそれぞれx方向、y方向に駆動する駆動源21M
X,21MYより成る。
ーパーフラット面10を持つ支持体26上のスーパーフ
ラット面10を一定圧でスーパーフラットベースプレー
ト23に押しつける為のクランパー部27に取りつけら
れ、アライメント装置本体上部にスーパーフラットベー
ス23を介し載せられている。クランパー部27は2次
元移動ステージ21上の移動支持部28と平行板バネ3
0を介しつながっている。ステージ21はベース部21
B、x方向スライド部21X、y方向スライド部21
Y、x,y両方向スライドをガイドするガイド部21
G、ベース部21Bに設けられスライド部21X,21
Yをそれぞれx方向、y方向に駆動する駆動源21M
X,21MYより成る。
【0046】駆動源MX,MYの動作はヘッド24を各
方向に動かして所定位置にポジショニングするようコン
トローラ22により制御される。各ステージの移動量は
それぞれレーザー測長器29X,29Yにより精密に計
測され、このデータがコントローラ22に入力され、こ
れに基いてコントローラ22がヘッド24の現在位置を
検出し、所定位置になる様に駆動源MX,MYに指令信
号を送る事で、ヘッド24の位置が精密に制御されてい
る。
方向に動かして所定位置にポジショニングするようコン
トローラ22により制御される。各ステージの移動量は
それぞれレーザー測長器29X,29Yにより精密に計
測され、このデータがコントローラ22に入力され、こ
れに基いてコントローラ22がヘッド24の現在位置を
検出し、所定位置になる様に駆動源MX,MYに指令信
号を送る事で、ヘッド24の位置が精密に制御されてい
る。
【0047】検出位置移動後、前述の如く横ずれ及び間
隔検出を実行し、この検出結果に基いて、ウエハステー
ジ25を横ずれ及び間隔誤差補正方向に移動させて、ア
ライメント及び間隔制御を行ない、必要があれば前記動
作を繰り返す。
隔検出を実行し、この検出結果に基いて、ウエハステー
ジ25を横ずれ及び間隔誤差補正方向に移動させて、ア
ライメント及び間隔制御を行ない、必要があれば前記動
作を繰り返す。
【0048】アライメントピックアップヘッド24は横
ずれ検知系、間隔検知系、投光系、受光系が組み込まれ
ており、光源31具体的には半導体レーザから出射され
た光ビームはコリメータレンズ32、投射用レンズ33
及び投射用ミラー34を介し、評価用マーク設定部20
へ投射される。マークより出射された光ビームは検知用
レンズ36により検知系へ導かれ同一基板37上の同一
平面上に形成された横ずれ検知用の受光素子38及び間
隔検知用の受光素子39に各々はいり、それぞれの信号
となる。尚、アライメントピックアップヘッド24の投
光、受光窓35には露光用光源からの光が通らないよう
なフィルターが付けられている。
ずれ検知系、間隔検知系、投光系、受光系が組み込まれ
ており、光源31具体的には半導体レーザから出射され
た光ビームはコリメータレンズ32、投射用レンズ33
及び投射用ミラー34を介し、評価用マーク設定部20
へ投射される。マークより出射された光ビームは検知用
レンズ36により検知系へ導かれ同一基板37上の同一
平面上に形成された横ずれ検知用の受光素子38及び間
隔検知用の受光素子39に各々はいり、それぞれの信号
となる。尚、アライメントピックアップヘッド24の投
光、受光窓35には露光用光源からの光が通らないよう
なフィルターが付けられている。
【0049】評価用マークとしては図5に示すようにマ
スク上に横ずれ検知用のマーク41Mと間隔測定用マー
ク42in,42out が隣接されて設けられている。ウエ
ハ上にはマーク41Mに対応する位置にマーク41Wが
設けられている。
スク上に横ずれ検知用のマーク41Mと間隔測定用マー
ク42in,42out が隣接されて設けられている。ウエ
ハ上にはマーク41Mに対応する位置にマーク41Wが
設けられている。
【0050】本実施例においては投射光47は評価マー
ク上では平行光になるように設計されており、投射領域
の横ずれ検知用マーク41Mと間隔測定用マーク42in
として同時に投射される。
ク上では平行光になるように設計されており、投射領域
の横ずれ検知用マーク41Mと間隔測定用マーク42in
として同時に投射される。
【0051】横ずれ検知系はマスク面1上マーク41M
が集光作用をもち、その集光点を検出面と共役な位置へ
結像させる作用をもつウエハマーク41Wを介し、横ず
れを検出面上で拡大し、検出を行っている。受光レンズ
36はウエハマーク41Wによる結像点を横ずれ検知用
受光素子38へリレーするリレーレンズ系を構成してい
る。図2(A)はこの系をレンズパワー配置で示したも
のである。
が集光作用をもち、その集光点を検出面と共役な位置へ
結像させる作用をもつウエハマーク41Wを介し、横ず
れを検出面上で拡大し、検出を行っている。受光レンズ
36はウエハマーク41Wによる結像点を横ずれ検知用
受光素子38へリレーするリレーレンズ系を構成してい
る。図2(A)はこの系をレンズパワー配置で示したも
のである。
【0052】一方、間隔測定系は、前述のようなマスク
レンズA2 F法を用いており、平行入射光はマスク面上
間隔測定用入射マーク42inを通り回折され、光路を曲
げられウエハ面2(正反射面)で正反射し、マスクウエ
ハ間隔に対応するマスク面上間隔測定用の出射マーク4
2out 上の決められた領域へ投射され、間隔に対応した
角度でマスク面を出射し、間隔測定用受光素子上へ導か
れ(2)式に従って受光素子39上を動く検出系を構成
BR>している。
レンズA2 F法を用いており、平行入射光はマスク面上
間隔測定用入射マーク42inを通り回折され、光路を曲
げられウエハ面2(正反射面)で正反射し、マスクウエ
ハ間隔に対応するマスク面上間隔測定用の出射マーク4
2out 上の決められた領域へ投射され、間隔に対応した
角度でマスク面を出射し、間隔測定用受光素子上へ導か
れ(2)式に従って受光素子39上を動く検出系を構成
BR>している。
【0053】図2(B)はこの間隔測定系を横ずれ検知
系と同様にレンズパワー配置で示したものである。
系と同様にレンズパワー配置で示したものである。
【0054】上記、図2(B)における集光レンズを図
2(A)におけるリレーレンズと共有させたものが本実
施例の検知用レンズ36である。
2(A)におけるリレーレンズと共有させたものが本実
施例の検知用レンズ36である。
【0055】このとき図2(B)において検知用レンズ
36からセンサ38面までの実効的距離L2 と図2
(B)のセンサ39面までの実効的距離fS と同じくす
ることにより、センサ38とセンサ39とを同一基板3
7上に設定することができる。
36からセンサ38面までの実効的距離L2 と図2
(B)のセンサ39面までの実効的距離fS と同じくす
ることにより、センサ38とセンサ39とを同一基板3
7上に設定することができる。
【0056】図7に示すように基板37上にセンサ3
8,39を各々x方向に平行になるように並列して形成
した。一方、ウエハ2面から検知用レンズ36までの距
離をLとおくと、
8,39を各々x方向に平行になるように並列して形成
した。一方、ウエハ2面から検知用レンズ36までの距
離をLとおくと、
【0057】
【数4】 となるように、距離Lを設定すればよい。
【0058】本実施例では、既にLの大きさが決まって
いる場合、グレーティングレンズ41M,41Wの焦点
距離で決まるbwの値を(3)式を満たすように設定す
ればよい。又これに伴ってマスク1とウエハ2との位置
ずれ量が(1)式に従って拡大されるようにawの値を
設定すればよい。センサ38と39は同一基板上に同時
に焼付処理されて製作している。
いる場合、グレーティングレンズ41M,41Wの焦点
距離で決まるbwの値を(3)式を満たすように設定す
ればよい。又これに伴ってマスク1とウエハ2との位置
ずれ量が(1)式に従って拡大されるようにawの値を
設定すればよい。センサ38と39は同一基板上に同時
に焼付処理されて製作している。
【0059】横ずれ検知系の信号光束のセンサ38と間
隔測定系の信号光束のセンサ39とを、検知レンズ36
の収差に応じた半径Rの球面上に形成された同一基板上
に配置しても良い。アライメントピックアップヘッド内
の投光光学系及び受光光学系の構成は、実施例1と同様
であるが、センサ38,39をこのように配置すること
により、検知レンズ36の像面湾曲、歪曲収差に伴う点
像の変形に起因するセンサ上光量重心位置計測誤差を除
去することが可能となる。
隔測定系の信号光束のセンサ39とを、検知レンズ36
の収差に応じた半径Rの球面上に形成された同一基板上
に配置しても良い。アライメントピックアップヘッド内
の投光光学系及び受光光学系の構成は、実施例1と同様
であるが、センサ38,39をこのように配置すること
により、検知レンズ36の像面湾曲、歪曲収差に伴う点
像の変形に起因するセンサ上光量重心位置計測誤差を除
去することが可能となる。
【0060】図6(A),(B)は図5に示すYZ面に
投影した、それぞれの光束の光路を示す図で、同図
(A)は横方向位置ずれ計測用光束の光路図、同図
(B)は間隔計測用光束の光路図で不図示の光源(半導
体レーザ、波長830nm)から出射した光束はマスク
1に17.5°の角度で斜入射したのち、位置ずれ計測
用光束はウエハ2の面の法線と略平行(或はマスク面法
線と平行)になるようにマスク1上の物理光学素子41
Mの回折作用を受けて進向する。
投影した、それぞれの光束の光路を示す図で、同図
(A)は横方向位置ずれ計測用光束の光路図、同図
(B)は間隔計測用光束の光路図で不図示の光源(半導
体レーザ、波長830nm)から出射した光束はマスク
1に17.5°の角度で斜入射したのち、位置ずれ計測
用光束はウエハ2の面の法線と略平行(或はマスク面法
線と平行)になるようにマスク1上の物理光学素子41
Mの回折作用を受けて進向する。
【0061】一方、間隔測定用光束はウエハ2の面法線
に対しx方向側に所定角度で偏向されて進向する。
に対しx方向側に所定角度で偏向されて進向する。
【0062】それぞれの光束はウエハ2上の物理光学素
子41Wの反射回折、反射、作用を受けた後、それぞれ
異なる出射角の光路に分離してウエハ面を出射し、セン
サ38,39に到達する。物理光学素子41M,41W
はそれぞれ所定の焦点距離を有するグレーティングレン
ズ素子であり、サイズはいずれも50μm×180μm
で焼付露光用半導体回路パターン領域に隣接するスクラ
イブライン上(若しくはスクライブラインに対応する領
域上)に形成される。
子41Wの反射回折、反射、作用を受けた後、それぞれ
異なる出射角の光路に分離してウエハ面を出射し、セン
サ38,39に到達する。物理光学素子41M,41W
はそれぞれ所定の焦点距離を有するグレーティングレン
ズ素子であり、サイズはいずれも50μm×180μm
で焼付露光用半導体回路パターン領域に隣接するスクラ
イブライン上(若しくはスクライブラインに対応する領
域上)に形成される。
【0063】次に横方向位置ずれ計測用光束と間隔測定
用光束がマスク1、ウエハ2上の物理光学素子41M,
41W,42上で受ける回折の作用について説明する。
用光束がマスク1、ウエハ2上の物理光学素子41M,
41W,42上で受ける回折の作用について説明する。
【0064】マスク1に斜入射した光束はグレーティン
グレンズ41M、グレーティングレンズ42で透過回折
の作用を受け、0次、±1次、±2次のように回折次数
の異なる種々の光束が発生する。本実施例では例えば+
1次の透過回折光を利用する。グレーティングレンズと
しての作用は例えば次数が正の場合、凸レンズ(集光作
用)ならば、負の場合凹レンズ(光束発散作用)とな
る。
グレンズ41M、グレーティングレンズ42で透過回折
の作用を受け、0次、±1次、±2次のように回折次数
の異なる種々の光束が発生する。本実施例では例えば+
1次の透過回折光を利用する。グレーティングレンズと
しての作用は例えば次数が正の場合、凸レンズ(集光作
用)ならば、負の場合凹レンズ(光束発散作用)とな
る。
【0065】上記+1次透過光束の光路がマスク面法線
と平行となるようにグレーティングレンズ41Mのパタ
ーンは設計されている。一方グレーティング42inは光
束をx方向へ偏向させる偏向素子として機能している。
本実施例ではウエハ2上のグレーティングレンズ41W
で横方向位置ずれ計測用光束は−1次の反射、回折作用
をうける(即ち凹レンズとしての作用を受ける)。
と平行となるようにグレーティングレンズ41Mのパタ
ーンは設計されている。一方グレーティング42inは光
束をx方向へ偏向させる偏向素子として機能している。
本実施例ではウエハ2上のグレーティングレンズ41W
で横方向位置ずれ計測用光束は−1次の反射、回折作用
をうける(即ち凹レンズとしての作用を受ける)。
【0066】一方、間隔測定用光束はウエハ2上の無地
の領域で0次で反射し、更に横方向位置ずれ計測用光束
としてはマスク1のグレーティングレンズ41Mを0次
て透過する光束を利用する。このようにして横方向の位
置ずれ計測用光束は光源出射後、マスク上のグレーティ
ングレンズ41Mで+1次(凸レンズ作用)で回折し、
ウエハ上グレーティングレンズ41Wで−1次(凹レン
ズ作用)で回折し、マスクを再び透過する際0次の回折
作用を受ける。
の領域で0次で反射し、更に横方向位置ずれ計測用光束
としてはマスク1のグレーティングレンズ41Mを0次
て透過する光束を利用する。このようにして横方向の位
置ずれ計測用光束は光源出射後、マスク上のグレーティ
ングレンズ41Mで+1次(凸レンズ作用)で回折し、
ウエハ上グレーティングレンズ41Wで−1次(凹レン
ズ作用)で回折し、マスクを再び透過する際0次の回折
作用を受ける。
【0067】又、間隔測定用光束はウエハ上の正反射面
を0次で反射した後、マスク上のグレーティングレンズ
42で再び回折され、−1次回折光となる。
を0次で反射した後、マスク上のグレーティングレンズ
42で再び回折され、−1次回折光となる。
【0068】次に本実施例において受光面上に不要光が
入射したときの検出精度の低下を調整手段を用いて軽減
する方法について検出器38を例にとり説明する。
入射したときの検出精度の低下を調整手段を用いて軽減
する方法について検出器38を例にとり説明する。
【0069】検出器38は例えば画素サイズが13×1
3μm、画素数2048の光電変換による電荷結合型の
1次元センサ(CCDリニアセンサ)である。ここで光
電変換され蓄積された電荷は各画素からCCDシフトレ
ジスタに転送され、電荷検出部を通し、ソースフォロア
からなる出力増幅器にして出力されたのち、波形メモリ
に検出器38の各画素に対応した光強度が電気信号とし
て記憶され、A/D変換された後、更にマイクロコンピ
ュータにデータ転送される。マイクロコンピュータ上で
は転送された256諧調の検出器38の各画素ごとの光
強度に対応するデータを演算処理している。
3μm、画素数2048の光電変換による電荷結合型の
1次元センサ(CCDリニアセンサ)である。ここで光
電変換され蓄積された電荷は各画素からCCDシフトレ
ジスタに転送され、電荷検出部を通し、ソースフォロア
からなる出力増幅器にして出力されたのち、波形メモリ
に検出器38の各画素に対応した光強度が電気信号とし
て記憶され、A/D変換された後、更にマイクロコンピ
ュータにデータ転送される。マイクロコンピュータ上で
は転送された256諧調の検出器38の各画素ごとの光
強度に対応するデータを演算処理している。
【0070】次に本発明において検出器38から得られ
る信号の演算処理(信号処理方法)の特徴について説明
する。図10,図11は検出器38から得られる信号を
横軸に画素の並び方向をとって示した説明図である。
る信号の演算処理(信号処理方法)の特徴について説明
する。図10,図11は検出器38から得られる信号を
横軸に画素の並び方向をとって示した説明図である。
【0071】本発明において例えば図10(A)に示す
様に検出器38から得られる信号の光量ピーク付近が画
素の並び方向に滑らかな曲線になっていれば、信号処理
領域をピーク位置B2 より左右対称にとって、点B1 か
ら点B2 に至る領域とすればノイズN1 ,N2 の影響を
左右均等に分散させることができる。即ちノイズN1,
N2 の影響を除去して光量重心位置を求めることができ
る。
様に検出器38から得られる信号の光量ピーク付近が画
素の並び方向に滑らかな曲線になっていれば、信号処理
領域をピーク位置B2 より左右対称にとって、点B1 か
ら点B2 に至る領域とすればノイズN1 ,N2 の影響を
左右均等に分散させることができる。即ちノイズN1,
N2 の影響を除去して光量重心位置を求めることができ
る。
【0072】しかしながら図10(B)に示す様に信号
の光量ピーク付近の位置B2 ´にノイズN3 が存在し、
ノイズN3 の光強度IN3 が光量ピークI0 より大きい
ときには信号処理領域は点B2 ´より左右対称の領域、
即ち点B1 ´から点B3 ´に至る範囲となってくる。こ
の結果ノイズN1 ,N2 を左右不均等に拾ってしまう
為、光量重心位置を検出する際、検出誤差となってく
る。
の光量ピーク付近の位置B2 ´にノイズN3 が存在し、
ノイズN3 の光強度IN3 が光量ピークI0 より大きい
ときには信号処理領域は点B2 ´より左右対称の領域、
即ち点B1 ´から点B3 ´に至る範囲となってくる。こ
の結果ノイズN1 ,N2 を左右不均等に拾ってしまう
為、光量重心位置を検出する際、検出誤差となってく
る。
【0073】そこで本発明では図11に示すフローチャ
ートに従って演算処理し、これによりノイズの影響を除
去し、高精度な検出を行っている。即ち一度重み付けを
して得られた光量重心位置を信号処理領域の中心画素と
して再度信号処理領域を設定し直し、更に光量重心位置
の検出を行うことにより図10(B)で示すノイズN3
の影響を削減し、光量重心位置を高精度に検出してい
る。
ートに従って演算処理し、これによりノイズの影響を除
去し、高精度な検出を行っている。即ち一度重み付けを
して得られた光量重心位置を信号処理領域の中心画素と
して再度信号処理領域を設定し直し、更に光量重心位置
の検出を行うことにより図10(B)で示すノイズN3
の影響を削減し、光量重心位置を高精度に検出してい
る。
【0074】次に図11のフローチャートに沿って本発
明の演算処理の特徴について説明する。図11のフロー
チャートでは、まずマイクロコンピュータに送られたデ
ータの光強度ピーク値に対応する点の画素の位置S0 を
求める。位置S0 を中心として幅n画素の領域のデータ
に重み係数1を乗算し、他は重み係数0を乗算する。ス
テップ2を行なった後、得られるデータで光束重心位置
を求め、これに対応する画素の位置S0 を求める。その
アルゴリズムとしてはセンサ上の基準画素を中心として
+m番目の画素に符号付きでmの重みをデータに乗算
し、各画素ごとのモーメントを求め総和をとった後、領
域内の全光量に対応する全画素データの和で除算する。
除算して得られる実数値データに位置ずれ検知方向の画
素サイズを乗算した値が求める光束重心位置S1 とな
る。
明の演算処理の特徴について説明する。図11のフロー
チャートでは、まずマイクロコンピュータに送られたデ
ータの光強度ピーク値に対応する点の画素の位置S0 を
求める。位置S0 を中心として幅n画素の領域のデータ
に重み係数1を乗算し、他は重み係数0を乗算する。ス
テップ2を行なった後、得られるデータで光束重心位置
を求め、これに対応する画素の位置S0 を求める。その
アルゴリズムとしてはセンサ上の基準画素を中心として
+m番目の画素に符号付きでmの重みをデータに乗算
し、各画素ごとのモーメントを求め総和をとった後、領
域内の全光量に対応する全画素データの和で除算する。
除算して得られる実数値データに位置ずれ検知方向の画
素サイズを乗算した値が求める光束重心位置S1 とな
る。
【0075】ステップ6ではステップ5で求めた光量重
心位置S1 を四捨五入し、画素S´1 を求める。ステッ
プ7では位置S´1 を中心として幅n個分の画素データ
に重み係数1を他には0を乗算する。こうして得られた
信号処理領域を図10と同様にして図12(A)に示
す。図10(B)の信号処理領域に比べて本来の信号処
理領域(図12(B))に近づいて設定されている。
心位置S1 を四捨五入し、画素S´1 を求める。ステッ
プ7では位置S´1 を中心として幅n個分の画素データ
に重み係数1を他には0を乗算する。こうして得られた
信号処理領域を図10と同様にして図12(A)に示
す。図10(B)の信号処理領域に比べて本来の信号処
理領域(図12(B))に近づいて設定されている。
【0076】図13は本発明により演算処理を行うこと
により検出精度が向上する様子を模式的に示した説明図
である。本発明における位置ズレ検出方式はマスクとウ
エハの相対的な位置ズレに対してセンサ上の光量重心位
置が実線で示したようにリニアに動く方式となってい
る。しかしながら光量ピークを中心に信号処理領域を設
定する信号処理方式のみだと破線で示したような誤差Δ
Y1 を抱えてしまう。そこで本発明では信号処理領域を
再設定する方式により誤差がΔY2 となるように小さく
している。
により検出精度が向上する様子を模式的に示した説明図
である。本発明における位置ズレ検出方式はマスクとウ
エハの相対的な位置ズレに対してセンサ上の光量重心位
置が実線で示したようにリニアに動く方式となってい
る。しかしながら光量ピークを中心に信号処理領域を設
定する信号処理方式のみだと破線で示したような誤差Δ
Y1 を抱えてしまう。そこで本発明では信号処理領域を
再設定する方式により誤差がΔY2 となるように小さく
している。
【0077】一般には本発明においてはノイズに対して
信号光量ははるかに多いため、再設定された信号処理領
域は限りなく好ましい信号処理領域を示す図12(B)
に近い状態となり、検出誤差ΔY2 も無視できる程度に
小さくなる。
信号光量ははるかに多いため、再設定された信号処理領
域は限りなく好ましい信号処理領域を示す図12(B)
に近い状態となり、検出誤差ΔY2 も無視できる程度に
小さくなる。
【0078】図14,図15は本発明に係る信号処理方
法の他の実施例のフローチャートである。本実施例では
検出器(センサ)の1画素に対して入射する光束の径が
十分大きく、あるいはS/Nが悪くて光量重心位置の一
回の検出処理により最適な光量重心位置を求めることが
できない時は図14,図15に示すようなフローチャー
トに従って中心画素を検出する操作を何回か繰り返して
行っている。
法の他の実施例のフローチャートである。本実施例では
検出器(センサ)の1画素に対して入射する光束の径が
十分大きく、あるいはS/Nが悪くて光量重心位置の一
回の検出処理により最適な光量重心位置を求めることが
できない時は図14,図15に示すようなフローチャー
トに従って中心画素を検出する操作を何回か繰り返して
行っている。
【0079】但し、光束の径に対し画素が比較的粗かっ
たり、S/Nが良い場合にはn=2で十分な場合が多
い。今までの実施例では光束の中心画素を検出する処理
方法として光量重心位置を検出する方法を例にとって説
明してきたが、各画素の出力を一旦n乗してそれからモ
ーメントを取って行っても良い(n乗重心)。
たり、S/Nが良い場合にはn=2で十分な場合が多
い。今までの実施例では光束の中心画素を検出する処理
方法として光量重心位置を検出する方法を例にとって説
明してきたが、各画素の出力を一旦n乗してそれからモ
ーメントを取って行っても良い(n乗重心)。
【0080】又、重み付けの係数も必ずしも1と0で与
える必要はなく、一般的な関数、例えば光量分布がガウ
ス分布関数で与えられることが予め分かっている時は重
み付けの関数をf(x)=sin2x(xは画素に対応す
る)で与えても良い。
える必要はなく、一般的な関数、例えば光量分布がガウ
ス分布関数で与えられることが予め分かっている時は重
み付けの関数をf(x)=sin2x(xは画素に対応す
る)で与えても良い。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば以上のように検出面(セ
ンサ面)上に導光した光束の一旦求めた光量重心位置を
信号処理中心として再度、信号処理領域を設定して光量
重心位置を求めることにより、検出器から得られる信号
にノイズやリップル等が存在していても高精度に光量重
心位置を求めることができ、これにより第1物体と第2
物体との2次元的又は3次元的な相対的な位置検出を高
精度に行うことができる位置検出装置を達成することが
できる。
ンサ面)上に導光した光束の一旦求めた光量重心位置を
信号処理中心として再度、信号処理領域を設定して光量
重心位置を求めることにより、検出器から得られる信号
にノイズやリップル等が存在していても高精度に光量重
心位置を求めることができ、これにより第1物体と第2
物体との2次元的又は3次元的な相対的な位置検出を高
精度に行うことができる位置検出装置を達成することが
できる。
【図1】 本発明を半導体素子製造用の露光装置に適
用したときの実施例1の要部概略図
用したときの実施例1の要部概略図
【図2】 本発明において第1物体と第2物体の相対
的な位置検出を行う原理説明図
的な位置検出を行う原理説明図
【図3】 本発明において第1物体と第2物体の相対
的な面間隔検出を行う説明図
的な面間隔検出を行う説明図
【図4】 本発明において第1物体と第2物体の相対
的な面間隔検出を行う説明図
的な面間隔検出を行う説明図
【図5】 図1の一部分の拡大断面図
【図6】 図1の一部分の要部断面図
【図7】 図1の一部分の説明図
【図8】 本発明を半導体素子製造用の露光装置に適
用したときの要部外観図
用したときの要部外観図
【図9】 本発明を半導体素子製造用の露光装置に適
用したときの要部外観図
用したときの要部外観図
【図10】 本発明における信号処理方法の説明図
【図11】 本発明における信号処理方法のフローチャ
ート図
ート図
【図12】 本発明における信号処理方法の説明図
【図13】 本発明における信号処理の検出精度の説明
図
図
【図14】 本発明における信号処理方法の他の実施例
のフローチャート図
のフローチャート図
【図15】 本発明における信号処理方法の他の実施例
のフローチャート図
のフローチャート図
1 第1物体 2 第2物体 24 アライメントヘッド 38,39 受光素子 41M,41M1,41M2 第1アライメントマ
ーク 41W,41W1,41W2 第2アライメントマ
ーク
ーク 41W,41W1,41W2 第2アライメントマ
ーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30
Claims (1)
- 【請求項1】 第1物体と第2物体との相対位置関係を
検出する位置検出装置において、光源手段からの光束を
該第1物体と第2物体を介して少なくとも1つの受光面
を有し、該受光面上への光束の入射位置における光強度
に応じた信号を出力する光検出手段で検出し、該光検出
手段からの受光面上の各領域に対応する信号を、該光検
出手段で得られる光強度情報に基いて領域によって異な
る重み係数を用いて調整した後、該調整後の出力に基づ
いて、再度調整すべき該受光面上の領域を設定し直して
同様の調整を行うことにより、該第1物体と第2物体と
の相対位置関係を検出するようにしたことを特徴とする
位置検出装置。
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JP4072235A JP3008654B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 位置検出装置 |
US08/021,480 US5291023A (en) | 1992-02-21 | 1993-02-22 | Position detecting system utilizing a weight coefficient to determine a gravity center of light |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072235A JP3008654B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 位置検出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH05234852A JPH05234852A (ja) | 1993-09-10 |
JP3008654B2 true JP3008654B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=13483423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4072235A Expired - Fee Related JP3008654B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 位置検出装置 |
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JPH07135168A (ja) * | 1993-11-11 | 1995-05-23 | Canon Inc | アライメント方法及びそれを用いた位置検出装置 |
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US4326805A (en) * | 1980-04-11 | 1982-04-27 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Method and apparatus for aligning mask and wafer members |
US4825393A (en) * | 1986-04-23 | 1989-04-25 | Hitachi, Ltd. | Position measuring method |
JP2626078B2 (ja) * | 1988-09-09 | 1997-07-02 | キヤノン株式会社 | 位置検出装置 |
US5235408A (en) * | 1988-09-05 | 1993-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting method and apparatus |
JP2734004B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1998-03-30 | キヤノン株式会社 | 位置合わせ装置 |
JP2704002B2 (ja) * | 1989-07-18 | 1998-01-26 | キヤノン株式会社 | 位置検出方法 |
US5229617A (en) * | 1989-07-28 | 1993-07-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting method having reflectively scattered light prevented from impinging on a detector |
DE69013790T2 (de) * | 1989-08-04 | 1995-05-04 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Verfahren und Vorrichtung zur Positionsbestimmung. |
JP2756331B2 (ja) * | 1990-01-23 | 1998-05-25 | キヤノン株式会社 | 間隔測定装置 |
US5200800A (en) * | 1990-05-01 | 1993-04-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting method and apparatus |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP4072235A patent/JP3008654B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-02-22 US US08/021,480 patent/US5291023A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5291023A (en) | 1994-03-01 |
JPH05234852A (ja) | 1993-09-10 |
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