JP3516553B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
構成部材に、該樹脂と材質の異なる異種部材が取り付け
られる画像形成装置に関するものである。
考えるうえで、従来の廃棄物処理の観点からリサイクル
の考え方が変化しつつある。また、廃棄物にからむ法律
も整備されつつあり、種々の資源について再利用を可能
にするリサイクル技術が注目されている。樹脂製品にお
いても例外ではなく、再成型等によりリサイクル可能と
なっている。そして、複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置において、その装置本体の外側カバ
ーや内部ユニットのカバー等の装置構成部材に樹脂がよ
く用いられている。これらの樹脂も十分にリサイクルの
対象となり得るものであり、リサイクルすることで資源
の有効利用とゴミ減らしに貢献できるものである。
て再成型するので、溶解する部材内に樹脂と異なる材料
が含まれないようにしなければならない。しかし、複写
機等の画像形成装置では外側カバーや内部ユニットのカ
バー等に、機種名のシール、操作表示のデカル、さらに
は販売会社やリース会社の機械管理のシールや連絡先の
シール等の樹脂と異なる材料からなる異種部材が接着に
よって取り付けられているものが多い。従って、画像形
成装置のカバー等をリサイクルする場合、シール等の異
種部材を剥がしてから行う必要があった。
等に接着したシール等はこれを容易に剥がすことができ
ず、手間のかかる作業となっていた。このため、シール
を剥がすためのコストが嵩むため、現実にはシール等が
接着された樹脂はリサイクルせずに廃棄しているのが現
状である。
されたものであり、その目的はシール等の異種部材を容
易に除去することができる画像形成装置を提供すること
である。
に本発明は、樹脂からなる装置構成部材に、該樹脂と材
質の異なる異種部材が取り付けられる画像形成装置にお
いて、前記異種部材を接着によって前記装置構成部材に
取り付けており、その際、前記装置構成部材自体が、離
型性のよい材質の樹脂から作られていることを特徴とし
ている。
からなる装置構成部材に、該樹脂と材質の異なる異種部
材が取り付けられる画像形成装置において、前記異種部
材を接着によって前記装置構成部材に取り付けており、
その際、前記装置構成部材に離型剤を付着させている箇
所に前記異種部材を接着することを特徴としている。
成部材の成型時の型の表面に予め付着させると、効果的
である。
明する。図1は、本発明に係る画像形成装置としての複
写機を示す全体概略図である。
装置構成部材としての外装カバーであり、外装カバー2
は樹脂で作られている。この外装カバー2には、その樹
脂材と異なる材質である、紙、フィルム、アルミ蒸着で
作られているシール状のものやアルミ板等の異種部材3
が貼着されている場合が多々ある。この異種部材3とし
ては、例えば、機種名のシール、さらには機械の機番な
どが書かれている0.5mm程度のアルミ板、さらには販
売会社やリース会社の機械管理シールや連絡先を記した
シール等である。
2はリサイクルの対象になり得るが、その場合異種部材
3を剥がさねばならない。しかし、シール等の異種部材
3は接着剤で強固に接着されているため剥離等による除
去が容易でなく、このため従来では外装カバー2のリサ
イクルを断念していたことは先に説明した。
ように措置を講じている。シール等の異種部材3が簡単
に剥がすことができれば、剥がすためのコストが殆どな
くなり、樹脂製の外装カバー2もリサイクルすることが
できる。そこで、本実施例では本実施例では図2に示す
ように、外装カバー2の材料自体の性質上、成型後の表
面が平面にならず凹凸形状5になる材料を用いている。
この成型後の表面が凹凸形状5になる材料としては、ガ
ラス繊維入りの樹脂等であり、この種の樹脂は成型時の
温度でもガラスが溶けないため、表面に凹凸形状5が形
成される。なお、ガラス繊維入りの樹脂におけるより具
体的な例としてはポリカーボネートにガラス繊維を混ぜ
合わせたもの等である。
着した異種部材3を簡単に除去することができるだけで
なく、外装カバー2を成型して製造したとき、既に外装
カバー2の表面に凹凸形状5が形成されるため、表面に
凹凸を施す加工作業が不要になる。
部材3の接着力が下がるような性質を予め備え持ってい
る樹脂材料に選定すれば、上記と同様に表面に凹凸を施
す加工をすることなく異種部材3を簡単に除去すること
ができる。
説明図であり、本実施例では外装カバー2の異種部材3
を貼着する箇所に離型剤6を塗布してから異種部材3を
外装カバー2に貼着している。この離型剤6を塗布する
ことで、異種部材3の接着力を弱まり、リサイクルする
際に異種部材3を容易に剥がすことができる。なお、離
型剤6としてはシリコン系の成分を含むものが有利に使
用でき、スプレータイプであれば塗布作業も簡単であ
る。
予め離型剤を塗布しておくことで、外装カバー2が既に
離型剤を付着させた状態になり、異種部材3の貼着時に
離型剤6を塗布する作業を必要としないのでより簡単に
なる。
装置構成部材として外装カバー2について説明したが、
本発明は外装カバー2に限らず、異種部材が取り付けら
れる画像形成装置内の種々の装置構成部材に適用でき
る。例えば、図4に示す機械内部のユニットカバー2’
においても操作手順等を示すシール等の異種部材3が貼
着されており、ユニットカバー2’をリサイクルするた
め、それに貼着されている異種部材3を剥がしやすくし
てもよい。
着によって装置構成部材に取り付けており、その際、装
置構成部材自体が、離型性のよい材質の樹脂から作られ
ているので、離型性を良好にする加工等することなく、
装置構成部材から異種部材を容易に除去することができ
る。
によって装置構成部材に取り付けられており、異種部材
が離型剤を付着させた装置構成部材に接着されているの
で、装置構成部材のリサイクルが可能となる。
成部材の成型時の型の表面に予め付着させるので、異種
部材の貼着時に離型剤を塗布する作業を必要とせず、作
業性が向上する。
体斜視概略図である。
る。
材を示す説明図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂からなる装置構成部材に、該樹脂と
材質の異なる異種部材が取り付けられる画像形成装置に
おいて、 前記異種部材を接着によって前記装置構成部材に取り付
けており、その際、前記装置構成部材自体が、離型性の
よい材質の樹脂から作られていることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項2】 樹脂からなる装置構成部材に、該樹脂と
材質の異なる異種部材が取り付けられる画像形成装置に
おいて、 前記異種部材を接着によって前記装置構成部材に取り付
けており、その際、前記装置構成部材に離型剤を付着さ
せている箇所に前記異種部材を接着することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項3】 前記離型剤が前記装置構成部材の成型時
の型の表面に予め付着させることを特徴とする請求項2
に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11369296A JP3516553B2 (ja) | 1995-12-01 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31430495 | 1995-12-01 | ||
JP7-314304 | 1995-12-01 | ||
JP11369296A JP3516553B2 (ja) | 1995-12-01 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09211923A JPH09211923A (ja) | 1997-08-15 |
JP3516553B2 true JP3516553B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=26452637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11369296A Expired - Fee Related JP3516553B2 (ja) | 1995-12-01 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3516553B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000247316A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-12 | Ishida Co Ltd | ラベルプリンタ |
JP4630551B2 (ja) * | 2003-02-14 | 2011-02-09 | 理想科学工業株式会社 | インク容器 |
JP2017076681A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | ダイヤモンド電機株式会社 | 筐体およびパワーコンディショナ |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP11369296A patent/JP3516553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09211923A (ja) | 1997-08-15 |
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