JP3515639B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3515639B2 JP16493795A JP16493795A JP3515639B2 JP 3515639 B2 JP3515639 B2 JP 3515639B2 JP 16493795 A JP16493795 A JP 16493795A JP 16493795 A JP16493795 A JP 16493795A JP 3515639 B2 JP3515639 B2 JP 3515639B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、デジタル複写機等に利用されるライン型露光手段を
備えた画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来におけるライン型露光手段を備えた
画像形成装置として、図8に示すようなプリンタを例に
挙げて説明する。ライン型露光手段であるLEDヘッド
1は、感光体2に近接配置されている。また、感光体2
の周囲には、帯電チャージャ3、現像装置4、転写チャ
ージャ5、クリーニング装置6が配設されている。 【0003】今、給紙装置7に搭載された転写紙8がピ
ックアップローラ9により分離され給紙されると、その
転写紙8はコロ10を介して作像部となる感光体2の下
方へと給送される。一方、その感光体2の表面は、帯電
チャージャ3により一様に帯電された後、外部機器等か
ら転送された画像情報をもとに駆動制御されるLEDヘ
ッド1により露光され、これにより静電潜像が作成され
る。この静電潜像が作成された感光体2の表面は、現像
装置4によってトナーが付着され、これにより顕像化さ
れる。そして、感光体2に付着したトナーは、転写チャ
ージャ5と転写ベルト11とによって、転写紙8側に転
写される。その後、転写紙8は転写ベルト11により搬
送されていき、定着装置12において定着され、排紙ト
レイ13上に排紙される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、転送
された画像情報をもとに駆動制御されるLEDヘッド1
は、発光体がライン状に配列された構造となっている。
図9は、そのライン状に配列されたLEDヘッド1の構
造例を示す(特開平6−155802号公報参照)。基
板14の表面側には、複数個のLEDチップ15a〜1
5cと、LEDドライバ16a〜16cとが設けられて
いる。各LEDチップ15a〜15cには、複数個のL
ED(発光体)17がライン状すなわち主走査方向Xに
沿って一定間隔をもって配列されている。なお、基板1
4の裏面側も、表面側と同様な構造とされている。そし
て、今、各LED17が、LEDドライバ16a〜16
cにより点灯されると、LED17の端面から出射した
光は、対向する感光体2の面上を露光し、これにより画
像情報の書込みが行われる。 【0005】この場合、1個のLED17が1画素に対
応しており、LED17の主走査方向Xへの配列間隔に
よって画素密度が決定される。しかし、このような画素
密度は、基板作製の段階から予め所定の密度に設定され
ているため、画像情報の書込みを所定の位置しか行うこ
とができない。このようなことから、例えば、ホストコ
ンピュータ(外部機器)から転送された種々の画像情報
の画素密度に対応して書込みを行うことができず、画素
密度の自由度が制限され、汎用性に乏しい。 【0006】また、画素密度の自由度を拡大しようとし
て、ライン状に配列されるLEDチップの数をさらに増
加させると、LEDヘッド1、ひいては、装置全体の構
成が複雑化して非常にコスト高になってしまう。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、転送された画像情報の画素密度に対して、ライン型
露光手段の発光体配列方向の発光体配列密度が異なる場
合、その転送された画像情報の発光体配列方向の画素密
度を補正制御する発光体配列方向画像補正制御手段を設
、この発光体配列方向画像補正制御手段は、転送され
た画像情報の画素密度をライン型露光手段の発光体配列
方向に補間変倍する変倍処理手段を有し、この変倍処理
手段は、3次元関数コンボリューション法によるサンプ
リング位置の周辺画素をもとに補間変倍の演算を行う補
間演算手段を有する。 【0008】 【0009】 【0010】 【作用】請求項1記載の発明においては、例えばホスト
コンピュータのような外部機器から転送された画像情報
の画素密度が、ライン型露光手段の発光体の配列密度に
対して異なる場合、発光体配列方向画像補正制御手段を
用いて画像情報の発光体配列方向の画素密度が補正制御
され、この補正制御された画像情報をもとにライン型露
光手段の各発光体が発光され、画像形成処理が行われ
る。また、転送された画像情報は、変倍処理手段として
例えば1ライン分のメモリによって、発光体配列方向に
高精度に補間変倍処理される。また、3次元関数コンボ
リューション法により、転送された画素の周辺画素を用
いて画像情報の補間変倍処理を行うことによって、画像
情報の劣化を最小限にくい止めることができる。 【0011】 【0012】 【0013】 【実施例】本発明の一実施例を図1〜図7に基づいて説
明する。なお、本実施例では、画像形成装置として前述
したプリンタ(図8、図9参照)を例に挙げ、その同一
部分についての説明は省略し、同一名称については同一
符号を用いる。 【0014】まず、本装置の全体構成について述べる。
図1は、プリンタ制御部18の構成を示す。このプリン
タ制御部18は、外部機器のホストコンピュータ19に
接続されたプリンタコントローラ20と、画素密度変換
回路21と、LEDヘッド1を駆動制御するLEDヘッ
ド制御回路22と、CPU23とに分けられる。LED
ヘッド1は、感光体2(図8参照)に近接配置されてい
る。以下、各部の構成について順次述べる。 【0015】図2は、画素密度変換回路21内に備えら
れた主走査変倍回路24(発光体配列方向画像補正手
段)の構成を示す。この主走査変倍回路24は、ホスト
コンピュータ19から転送された画像情報の画素密度
と、LEDヘッド1の発光体配列方向(主走査方向)X
の発光体配列密度とが異なるとき、その転送された画像
情報の発光体配列方向Xの画素密度を補正制御する。こ
の主走査変倍回路24内には、4個のDフリップフロッ
プ(FF1〜FF4)25〜28と、3個のセレクタ
(SEL1〜SEL3)29〜31と、3個の補間演算
回路32〜34と、変倍RAM35と、変倍制御部36
とが設けられている。 【0016】補間演算回路32〜34(変倍処理手段)
は、ホストコンピュータ19から転送された画像情報の
画素密度をLEDヘッド1の発光体配列方向Xに補間変
倍する。ここでの補間変倍の処理は、3次元関数コンボ
リューション法によるサンプリング位置の周辺画素をも
とに補間変倍の演算を行う補間演算手段として機能す
る。この補間演算回路32〜34は256bitのメモ
リであり、8bitの多値データの補間演算を行う。 【0017】Dフリップフロップ25,28は、通常の
8bitのフリップフロップである。Dフリップフロッ
プ26,27は、en端子付きの8bitのフリップフ
ロップである。この場合、Dフリップフロップ25のS
KD<7:0>は、入力用の画像データである。Dフリ
ップフロップ28のHKD<7:0>は、出力用の画像
データである。Dフリップフロップ26のBOUT<
7:0>は、FIFO(図示せず)へ入力される画像デ
ータである。Dフリップフロップ27のBIN<7:0
>は、FIFOから出力される画像データである。BO
UT<7:0>及びBIN<7:0>が送られるFIF
Oは、5k×8bitのメモリであり、それぞれ並列に
2本接続されており、トグル動作を行う。 【0018】変倍RAM35は、512×4bitのメ
モリであり、変倍制御データが格納される。また、変倍
制御部36は、smpl<2:0>、Dフリップフロッ
プ26,27やFIFOの動作を制御するren,we
nの各種信号を発生する。この場合、smpl<2:0
>は、変倍RAM35からの仮想のサンプリング点の位
置データを表わす。ren,wenは、変倍RAM35
の変倍制御データによってH/Lに変化し、これにより
画像データの入出力を制御する。 【0019】セレクタ29〜31は、Dフリップフロッ
プ25,27を入力側とし、Dフリップフロップ26,
28を出力側として接続され、また、補間演算回路32
〜34に対して画像データの入出力を行う。このセレク
タ29〜31のS端子には、拡大縮小の選択のコマンド
を示すkakdi信号が入力される。 【0020】図3は、LEDヘッド制御回路22の構成
を示す。PCLK(画素クロック)、PLSYNCN
(主走査同期信号)が入力されるカウンタ37が設けら
れている。このカウンタ37には、3個のコンパレータ
(COMP1〜3)38〜40が接続されている。コン
パレータ38,39は、JKフリップフロップ41に接
続されている。このJKフリップフロップ41はMKG
ATE(マスクゲート)の信号を発生すると共に、その
MKGATEをAND42に送出する。そのAND42
では、MKGATEをもとにSCLK(シフトクロッ
ク)の信号を発生する。また、コンパレータ40はDフ
リップフロップ43と接続され、LAT(ラッチトリガ
ー)の信号を発生する。 【0021】そのLEDヘッド制御回路22内には、副
走査変倍回路44が備えられている。この副走査変倍回
路44は、STSYNC(露光信号)を発生する第一回
路部44aと、STROBEN(点灯信号)を発生する
第二回路部44bとに分けられる。この場合、第一回路
部44aは、FGATE(副走査有効領域信号)が入力
されるAND45と、カウンタ46と、コンパレータ4
7と、STSYNCが送出されるバッファ48とから構
成される。一方、第二回路部44bは、その送出された
STSYNCが入力されるカウンタ49と、このカウン
タ49に接続された2個のコンパレータ50,51と、
これらコンパレータ50,51に接続されSTROBE
Nを送出するJKフリップフロップ52とから構成され
る。 【0022】図4は、LEDヘッド1の構成をブロック
化して示す。このLEDヘッド1は、HDATA(主走
査変倍後の画像データ)が入力されると共にSCLKに
より同期がとられたシフトレジスタ53と、LATによ
り同期がとられたフリップフロップ54と、STROB
ENにより同期が取られたゲート55と、各ゲート55
に接続されたトランジスタ56と、各トランジスタ56
に接続されSTROBENの入力時間だけ発光するLE
D17とから構成される。これら各素子は主走査方向
(発光体配列方向)Xに沿ってライン状に配列されてい
る。この場合、LED17を例えば64dotで1チッ
プに集積することによって、1個のLEDチップ(図9
のLEDチップ15a〜15c参照)が構成される。 【0023】次に、本装置の動作について述べる。図1
において、ホストコンピュータ19からプリンタコント
ローラ20に画像情報が転送されると、そのプリンタコ
ントローラ20では、PCLK、PLSYNCN、FG
ATEの各種制御信号の発生や、PLSYNCNから有
効画像データが出力されるまでのタイミングの整合等を
行い、これら制御信号及び画像情報を後段の回路に送出
する。一方、CPU23では、その転送される画像情報
の画素密度と、LEDヘッド1のLED17の配列密度
をもとに、変倍率の設定を行う。例えば、ホストコンピ
ュータ19から画素密度600dpiの画像情報が転送
され、LED17の配列密度が300dpiであったと
すると、50%の縮小が行われるように各種データの変
倍率の設定がCPU23において行われる。このような
変倍動作は、主走査方向Xの変倍処理を行う主走査変倍
回路24と、副走査方向Y(感光体2の移動方向)の変
倍処理を行う副走査変倍回路44とを用いて行われる。
そこで、以下、主走査変倍回路24及び副走査変倍回路
44の動作を中心に述べる。 【0024】まず、図2の主走査変倍回路24の動作に
ついて述べる。今、プリンタコントローラ20から画素
密度変換回路21に制御信号及び画像情報の画像データ
が送られると、主走査変倍回路24において以下に述べ
るような主走査変倍処理が行われる。まず、変倍RAM
35には、CPU23からの通常のコマンドにより、変
倍処理の制御に使用するための変倍制御データが記憶さ
れている。この変倍制御データは、速度変換を行うため
の間引き/重複出力制御データan (1bit)と、補
間演算の係数を選択するためのサンプリング点Xsの位
置データsmpln (3bit)とからなっている。こ
のようにして記憶される変倍処理データは、縮小モード
の場合と、拡大モードの場合とでは異なった意味をも
つ。 【0025】縮小モードの場合、間引き/重複出力制御
データan は、間引き制御用に用いられる。このデータ
n がHの時は画像データがFIFOに書込まれ、Lの
時はFIFOへの書込みが行われないように、各フリッ
プフロップ及びFIFOのen信号が制御される。一
方、拡大モードの場合、間引き/重複出力制御データa
n は、重複出力制御用に用いられる。このデータan
Hの時はFIFOから次の画像データを読出し、Lの時
はFIFOからの読出しを停止するように、各フリップ
フロップ及びFIFOのen信号が制御される。 【0026】このような変倍制御データの変倍RAM3
5への転送は、データバスとアドレスバスを直接アクセ
スすることによって行われる。変倍制御データの仮想の
サンプリング点Xは、0〜7又は0〜3の値をとる。そ
して、変倍制御データは、変倍RAM35から変倍制御
部36に入力される。この変倍制御部36では、仮想の
サンプリング点を表わすsmpl<2:0>を発生する
と共に、FIFOや各フリップフロップの動作制御用の
wen,renを発生し、これにより実際の主走査方向
Xの変倍動作(等倍・縮小・拡大)が行われる。このよ
うな変倍動作の選択は、CPU23からのコマンドによ
り、セレクタ29〜31に入力されるkakdiの信号
を制御することによって実行できる。 【0027】ここで、実際の主走査方向Xの変倍動作に
ついて述べる。まず、等倍動作時においては、変倍制御
部36から発生するwen,renは、図5(a)のよ
うにLのままである。画像データ(多値データ)である
SKD<7:0>は、Dフリップフロップ25から取り
込まれる。この時、kakdi=Lであり、このSKD
<7:0>は、補間演算回路32〜34では補間処理は
なされずにそのまま通過し、Dフリップフロップ26か
らBOUT<7:0>として出力され、FIFOに書込
まれる。このFIFOに書込まれた画像データは、次ラ
インで読み出され、BIN<7:0>としてDフリップ
フロップ27に送られ、さらにDフリップフロップ28
からHKD<7:0>として出力される。このようにw
en,renはLの状態であるため、FIFO及び各フ
リップフロップに対する画像データの入出力制御の速度
変換は行われず、等倍動作が実行される。 【0028】縮小動作時においては、変倍制御部36か
ら発生するwen,renは、図5(b)のようにな
り、wenがHの時に書込み動作が行われる。この時、
画像データSKD<7:0>はDフリップフロップ25
によって取り込まれ、その上位の8ビットのSKD<
7:0>の値が補間演算回路32〜34に送られて、3
次元関数コンボリューション法によって補間変倍の処理
が行われる。この3次関数コンボリューション法によ
る補間演算は、25%〜512%の範囲で1%きざみで
行われる。図6は、間引き動作を示す。仮想のサンプリ
ング点Xsに対する位置データsmpl(0〜7:画素
間を8等分している)と、その画素の前後の2画素の位
置データS(n−1)、S(n)、S(n+1)、S
(n+2)とから補間変倍の演算が行われる。これによ
り、サンプリング点Xsは、 【0029】 【数1】 【0030】の演算式により求められる。ただし、位置
データS(n−1)、S(n)、S(n+1)、S(n
+2)、及び、補間係数h(−1)、h(0)、h
(1)、h(2)としては、例えば表1のような演算テ
ーブルの値を用いる。なお、このような補間演算処理
は、400dpiをカットオフとする標本化関数を用い
て行うことができる。 【0031】 【表1】 【0032】このように変倍RAM35に予め書込まれ
た変倍制御データを変倍制御部36から読出して仮想の
サンプリング点Xを得、数1及び表1を用いて畳み込み
演算を行うことによって、画像データの縮小を行うこと
ができる。そして、このようにして縮小された画像デー
タは、Dフリップフロップ26からwenがHの時に出
力されFIFOに書込まれ、wenがLの時はFIFO
への書込みは行われない。その後、画像データはFIF
Oから次のタイミングで読み出され、Dフリップフロッ
プ27,28を介して出力される。このようにwenを
Hとして画像データの間引き制御の速度変換を行うこと
によって、縮小動作が実行される。 【0033】また、拡大動作時においては、変倍制御部
36から発生するwen,renは、図5(c)のよう
になり、renがHの時はFIFOから次の画像データ
を読出してDフリップフロップ27,28を介して出力
し、renがLの時は画像データの読出しを停止する。
このようにrenをHとして画像データの重複出力制御
の速度変換を行うことによって、拡大動作が実行され
る。 【0034】なお、上述した変倍動作は、フリップフロ
ップやセレクタ等の回路を用いず、単に、間引き(縮
小)や複数回の重複出力(拡大)の処理により行っても
よい。また、ここでは、LEDヘッド1への入力データ
は1bitと仮定しているため、Dフリップフロップ2
6から送出されるBOUT<7:0>の2値化処理を行
い、後述するHDATA(図4参照)を得ているが、こ
れに限るものではなく、LEDヘッド1ヘの入力データ
が2値以外でも、8bit以下であればbit変換処理
を行うことによって対応させることが可能である。 【0035】次に、図3の副走査変倍回路44を備えた
LEDヘッド制御回路22の動作について述べる。カウ
ンタ37は、PLSYNCNとPCLKとをもとにカウ
ントを開始し、そのカウント値がコンパレータ38〜4
0にそれぞれ送られる。JKフリップフロップ41で
は、コンパレータ38,39の出力値をもとに、MKG
ATEが作られる。このMKGATEをもとに、AND
42からSCLKが作られる。このSCLKは、主走査
変倍後の画像データであるHDATAをLEDヘッド1
内の所定の位置にシフト転送する。一方、Dフリップフ
ロップ43では、コンパレータ40の出力値をもとに、
LATが作られる。このLATは、SCLKでシフト転
送された画像データを確定する。これら各種信号の動作
タイミングを図7に示す。 【0036】また、副走査変倍回路44の第一回路部4
4aでは、FGATEがAND45を介してカウンタ4
6に入力される。そのカウンタ46においてFGATE
のアクティブ期間中に、PCLKによりカウントが行わ
れ、そのカウント値はコンパレータ47に入力される。
このコンパレータ47は周期Tでリセットされ、これに
より常に周期T(以下、露光周期Tという)のSTSY
NCの信号がバッファ48を介して出力される。このよ
うにして、主走査同期用のPLSYNCNの周期とは非
同期な露光周期TをもつSTSYNCが作られる。この
STSYNCは、LED17を露光するための同期信号
として用いられる。 【0037】このようにして作られた露光周期Tをもつ
STSYNCは、第二回路部44bのカウンタ49に送
られる。カウンタ49ではPCLKによりカウントが行
われ、そのカウント値はコンパレータ50,51に入力
される。JKフリップフロップ52では、コンパレータ
50,51の出力値をもとに、アクティブLのSTRO
BENの信号が作られる。このSTROBENがLED
ヘッド1に送出されることによって、LED17の点灯
時間の制御が行われる。この場合、STROBENによ
る点灯時間は、感光体2の露光に必要なエネルギーを確
保するための時間となっており、これにより高品質が画
像が形成される。図7に示すように、露光周期TのST
SYNCは、PLSYNCNに対して非同期とされてお
り、その露光周期Tを粗又は密に変えることによって、
副走査方向Yに対する露光密度を可変することが可能と
なる。 【0038】次に、図4のLEDヘッド1の動作につい
て述べる。主走査変倍後の画像データであるHDATA
は、シフトレジスタ53に入力される。その入力後、H
DATAは、SCLKにより感光体2の所望とする露光
位置までシフトされる。このシフト動作完了後、LAT
によりフリップフロップ54にHDATAが一時的に保
持される。そして、図7に示す露光周期TのSTSYN
Cをもとに作られたSTROBENがゲート55に入力
されると、STROBENのアクティブ期間(点灯時
間)だけトランジスタがONとなり、LED17に電流
が供給され点灯が行われる。このように、主走査同期用
のPLSYNCNとは非同期とされた露光周期TのST
SYNCを用い、そのSTSYNCから作られたSTR
OBENを用いてLED17の点灯制御を行うことによ
って、感光体2の回転方向に露光密度を可変して画像デ
ータを副走査方向Yに拡大・縮小させることが可能とな
る。 【0039】 【発明の効果】請求項1記載の発明は、転送された画像
情報の画素密度と、ライン型露光手段の発光体配列方向
の発光体配列密度とが異なるとき、その転送された画像
情報の発光体配列方向の画素密度を補正制御するように
したので、ライン型露光手段の発光体の配列密度に関係
なく、簡単な回路構成で画像情報の主走査方向(発光体
配列方向)の変倍処理を行うことができ、これにより、
発光体の配列密度を従来のように増加させる必要がない
ためライン型露光手段の設計の自由度を高めることがで
き、低コストで汎用性の高い装置を提供することができ
る。また、転送された画像情報の画素密度を、変倍処理
手段を用いてライン型露光手段の発光体配列方向に補間
変倍するようにしたので、主走査方向の画素密度の変換
処理を高精度に行うことができ、また、これにより一段
と低コスト化を図ることができる。さらに、3次元関数
コンボリューション法によるサンプリング位置の周辺画
素をもとに、画像情報の補間変倍の演算を行うようにし
たので、画像情報の劣化を最小限にくい止めることがで
き、これにより一段と高品質な画像を作成することがで
きる。 【0040】 【0041】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例であるプリンタ制御部の構成
を示すブロック図である。 【図2】画素密度変換回路に備えられた主走査変倍回路
の構成を示すブロック図である。 【図3】副走査変倍回路を備えたLEDヘッド制御回路
の構成を示すブロック図である。 【図4】LEDヘッドの構成を示すブロック図である。 【図5】主走査変倍処理における画像データの入出力制
御を示すものであり、(a)は等倍時のタイミングチャ
ート、(b)は縮小時のタイミングチャート、(c)は
拡大時のタイミングチャートである。 【図6】画像データ縮小時における間引き処理を示す模
式図である。 【図7】主走査変倍時及び副走査変倍時における各信号
の動作を示すタイミングチャートである。 【図8】LEDヘッドを備えたプリンタの構成を示す断
面図である。 【図9】従来のLEDヘッドの構成を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 ライン型露光手段 2 感光体 17 発光体 24 発光体配列方向画像補正制御手段 32〜34 変倍処理手段 X 発光体配列方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 101 H04N 1/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の発光体がライン状に配列されたラ
    イン型露光手段を備え、転送された画像情報をもとに前
    記ライン型露光手段の前記発光体を発光して感光体に対
    して露光を行い、これにより静電潜像を顕像化して画像
    形成を行う画像形成装置において、前記転送された画像
    情報の画素密度と、前記ライン型露光手段の発光体配列
    方向の発光体配列密度とが異なる際に、前記転送された
    画像情報の発光体配列方向の画素密度を補正制御する発
    光体配列方向画像補正制御手段を設け、この発光体配列
    方向画像補正制御手段は、転送された画像情報の画素密
    度を前記ライン型露光手段の発光体配列方向に補間変倍
    する変倍処理手段を有し、この変倍処理手段は、3次元
    関数コンボリューション法によるサンプリング位置の周
    辺画素をもとに補間変倍の演算を行う補間演算手段を有
    することを特徴とする画像形成装置。
JP16493795A 1995-06-30 1995-06-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3515639B2 (ja)

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