JP3514901B2 - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録材料に関し、
特に、記録像の熱応答性が優れ、地肌のかぶりが少な
く、記録画像の保存安定性、すなわち耐湿性、耐可塑剤
性が優れた感熱記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の多用化に伴って情報量が増
大し、これらの情報を記録するための情報記録の分野に
おいても、種々の記録方式及び記録材料が研究され実用
に供されている。なかでも、感熱記録方式は、感熱記
録材料を単に加熱するだけで記録画像を得ることがで
き、繁雑な現像工程を必要としない、感熱記録材料の
製造や保存管理は他の記録材料に比較して容易かつ安価
である、感熱記録材料の支持体として多くの場合に安
価な紙が使用されるが、この場合には、得られた記録材
料が普通紙に近い感触になる等の利点があり、コンピュ
ーターのアウトプット、電卓等のプリンター、各種計測
機器のレコーダー、ファクシミリ、自動発券機、感熱複
写機、ラベル等の多くの分野で採用されている。
【0003】しかし、これらのOA機器の普及に伴い、
最近では感熱紙の販売競争が激化し、感熱紙メ−カ−が
コスト競争を強いられるようになった。また、OA機器
メ−カ−にとっては、一般家庭へのワ−ドプロセッサの
普及がほぼ一段落し、複数台数を普及させるために、従
来の機能と差別化した高機能が求められるようになっ
た。その一つとして、従来の感熱記録材料を、POSシ
ステムなどでラベル等に利用する場合、特に、ス−パ−
マ−ケット等で使用されるラベルは、水、ラップフィル
ム類、油類に接触することが多く、記録画像が著しく褪
色してしまうという欠陥があった。このため、従来どお
りに熱応答性がよく、安価で印字画像の安定化ができる
薬剤が望まれるようになった。
【0004】そこで、このような従来の感熱記録材料に
おける問題点を解決するための試みとして、その感熱発
色層中に種々の物質を添加して記録画像の保存安定性の
向上を図ることが提案されている。特公昭63−460
67号公報には、顕色剤としてフェノ−ル骨格を持つジ
フェニルスルホン誘導体と増感剤としてフタル酸類のジ
ベンジルエステルを含有させる方法が、特開昭59−7
3990号公報、特開昭61−160292号公報、特
開昭60−176794号公報、特開平1−20918
4号公報、特開平4−37589号公報には、スルホン
酸エステルを増感剤として保存安定化を図ることが提案
されている。しかしながら、市販品顕色剤の代表として
ビスフェノ−ルAとスルホン酸エステルの組み合わせ、
顕色剤としてフェノ−ル骨格を持つジフェニルスルホン
誘導体と市販増感剤を組み合わせたいずれの技術におい
ても保存安定性は向上するものの、満足のゆくものでは
なく各薬剤の性能を充分引き出しているとは言えなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる観点
に鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、
優れた熱応答性を有し、地肌のかぶりが少なく、記録画
像の保存安定性、すなわち耐湿度、耐可塑剤が優れた安
価な感熱記録材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、常
温で無色又は淡色のロイコ染料と加熱により該ロイコ染
料と反応して発色させる有機酸性物質とを含有する感熱
発色層を支持体上に設けてなる感熱記録材料において、
下記一般式(1)で表されるスルホニルヒドラジド誘導
体の1種又は2種以上を該感熱発色層に含有させてなる
ことを特徴とする感熱記録材料である。
【化4】 (式中、R1 はアリ−ル基又は低級アルキル基を、R2
とR3 は水素原子又は低級アルキル基を、R4 は水素原
子、低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を
表す。)
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、発色剤として使用されるロイコ染料は、常温で
無色又は淡色で、加熱により有機酸性物質と反応して発
色する物質である。このようなロイコ染料としては、例
えば、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−
6−ジメチルアミノフタリド等のトリアリルメタン系染
料や、例えば、4,4’−ビスジメチルアミノベンズヒ
ドリドベンジルエーテル等のジフェニルメタン系染料
や、例えば、ベンゾイルロイコメチレンブルー等のチア
ジン系染料や、例えば、3−メチルスピロジナフトピラ
ン等のスピロ系染料や、フルオラン系染料、その他のロ
イコオーラミン系、インドリン系、インジゴ系等の各染
料等があげられる。これらのロイコ染料は、1種又は2
種以上を使用することができる。
【0008】そして、本発明においては、一般式(1)
で表されるスルホニルヒドラジド誘導体の1種又は2種
以上を、増感剤として感熱発色層に含有させる。一般式
(1)におけるR1 のアリ−ル基としては、フェニル
基、トルイル基等があり、R1 、R2 、R3 及びR4
低級アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基等があり、R4 のアルコキシ基としては、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基等があり、ハロゲン原子
としては、フッ素、塩素、臭素原子等があげられる。こ
れらのスルホニルヒドラジド誘導体のうち、融点が80
〜130℃の化合物が好ましい。
【0009】本発明で使用するスルホニルヒドラジド誘
導体の好ましい具体的としては、下記の化合物1、化合
物2、化合物3、化合物4及び化合物5等があげられ
る。 〔化合物1 : 融点=116℃〕
【化5】 〔化合物2 : 融点=92℃〕
【化6】 〔化合物3 : 融点=130℃〕
【化7】 〔化合物4 : 融点=127℃〕
【化8】 〔化合物5 : 融点=122℃〕
【化9】
【0010】これらのスルホニルヒドラジド誘導体は、
各種溶媒中、アルデヒド又はケトンとスルホニルヒドラ
ジド化合物とを反応することにより合成することができ
る。例えば、アセトニトリル中、ベンズアルデヒドとベ
ンゼンスルホニルヒドラジドとを室温で反応させ、溶媒
を減圧除去すると、化合物1が得られる。
【0011】これらのスルホニルヒドラジド誘導体を使
用するに際しては、これらのうち選ばれた1種又は2種
以上を用いることができる。また、これらの使用量につ
いては、使用するロイコ染料、顕色剤の種類によっても
異なるが、通常、ロイコ染料1重量部に対して1〜6重
量部、好ましくは1.5〜2.5重量部である。
【0012】さらに、本発明において、上記ロイコ染料
と共に使用される有機酸性物質は、加熱によりロイコ染
料と接触し、顕色剤となる物質である。このような有機
酸性物質として、ビスフェノールA等のフェノール類の
1種又は2種以上を使用することができる。増感剤とし
てスルホニルヒドラジド誘導体を使用する本発明におい
て、好ましい顕色剤としては、4−ヒドロキシ−4’−
イソプロポキシジフェニルスルホンがあげられる。そし
て、顕色剤として、スルホニルヒドラジド骨格を有する
フェノ−ル誘導体を使用すると、さらに保存安定性を改
善することができる。
【0013】このようなスルホニルヒドラジド骨格を有
するフェノ−ル誘導体として、下記一般式(2)で表さ
れるものがある。
【化10】 (式中、R1 は炭素数1〜8のアルキル基又はアリ−ル
基を、Xは低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン
原子を、nは0〜4の整数を、mは1〜3の整数を表
す。ただし、m+nは5以下である。) 一般式(2)におけるR1 のアルキル基としては、Cn
2n+1(nは1〜8)で表される基があり、アリ−ル基
としては、フェニル基、トルイル基等があげられる。ま
た、Xの低級アルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基等があり、アルコキシ基としては、メト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基等があり、ハロゲン
原子としては、フッ素、塩素、臭素原子等があげられ
る。一般式(2)おけるnは0〜4の整数、mは1〜3
の整数で、m+nは5以下であり、好ましくは、mが1
である。一般式(2)で表されるヒドラジド骨格を有す
るフェノール誘導体の好ましい具体例としては、下記の
化合物6があげられる。 〔化合物6:融点=172℃〕
【化11】
【0014】また、別種のスルホニルヒドラジド骨格を
有するフェノ−ル誘導体として、下記一般式(3)で表
されるものがある。
【化12】 (式中、R2 は2価の脂肪族炭化水素基又は2価の芳香
族基を、Xは低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲ
ン原子を表し、nは0〜4の整数を、mは1〜3の整数
を表す。ただし、m+nは5以下である。) 一般式(3)におけるR2 の2価の脂肪族炭化水素基と
しては、Cn 2n(好ましくはnは1〜8)で表される
基があり、2価の芳香族基としては、フェニレン基、両
末端が芳香環である2価の芳香族基等があげられる。そ
して、両末端が芳香環である2価の芳香族基の好ましい
例としては、下記一般式(4)で表されるものや4環の
芳香族基等があげられる。なお、一般式(3)における
Xとしては、一般式(2)におけるXと同様なものがあ
げられる。一般式(3)におけるnは0〜4の整数、m
は1〜3の整数で、m+nは5以下であり、好ましく
は、mが1である。
【化13】 一般式(4)におけるZとしては、−O−、−CH
2 −、−CO−、−S−、−SO2 −又は−CF2 −等
があげられる。
【0015】これらのスルホニルヒドラジド骨格を有す
るフェノ−ル誘導体は、ヒドロキシベンズアルデヒド類
とスルホニルヒドラジド類とをクロロホルム等の溶媒中
で反応させることにより合成することができる。例え
ば、4−ヒドロキシベンズアルデヒドとベンゼンスルホ
ニルヒドラジドをクロロホルム中で室温攪拌し、生成物
を濾取すると、化合物6が得られる。
【0016】また、これらの他、発色部の更なる保存安
定性をはかることを目的に添加されるもので、熱応答性
がやや劣るが、例えば、エポキシ樹脂、ステアリン酸亜
鉛、サリチル酸亜鉛等の有機酸性物質の金属塩を併用し
てもよい。
【0017】さらに、本発明の感熱記録材料には、その
用途等に応じて種々の添加剤を添加することができる。
このような添加剤としては、微粒子状に分散したロイコ
染料と有機酸性物質とを互いに隔離した状態で固着させ
る結着剤、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、
ラテックス、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ポリアクリル酸カゼイン、ゼラチン、デンプン
あるいはこれらの誘導体等や、感熱発色層の白色度、筆
記具の滑り性、スティッキングを目的に添加される白色
顔料、例えば、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タ
ルク、酸化チタン等があげられる。これらの添加剤は、
混合されて又は別個に、紙、フィルム等の支持体上に塗
布されて感熱発色層を形成する。また、この感熱発色層
は、保護層等の他の層を有していてもよい。
【0018】
【作用】本発明の感熱記録材料においては、この感熱発
色層を構成するロイコ染料が、有機酸性物質により発色
した際、その感熱発色層中に含有されているスルホニル
ヒドラジド誘導体が印字画像の堅牢性を生じさせると考
えられる。
【0019】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明
を具体的に説明する。 実施例1 (1)A液の調製 上記スルホニルヒドラジド誘導体として化合物1を1
1.5重量部、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシ
ジフェニルスルホン11.5重量部、5重量%PVA水
溶液46重量部とをサンドミルを用いて粉砕混合し、平
均粒径0.6μmのA液を調製した。 (2)B液の調製 7’−アニリノ−3’−(ジブチルアミノ)−6’−メ
チルフルオラン5.5重量部及び5重量%PVA水溶液
49.5重量部をペイントシェーカーを用いて粉砕混合
し、平均粒径0.8μmのB液を調製した。 (3)感熱記録紙の調製 A液20重量部、B液10重量部、パラフィンワックス
エマルジョン(中京油脂製 ハイドリンZ−7)1重量
部、パラフィンワックスエマルジョン(中京油脂製 ハ
イドリンP−7)4重量部、50%炭酸カルシウム分散
液10重量部及び10重量%PVA水溶液11.5重量
部を混合して塗液を調製し、この塗液を基紙上に塗布し
て乾燥し、乾燥後の塗布量6g/m2 の感熱記録紙を調
製した。
【0020】(4)発色試験 このようにして調製した感熱記録紙について、動的発色
試験を感度及び耐湿度性試験用に24V、1.0msで
印字を行い、耐可塑剤性試験用に27V、1.9msで
印字を行い、同時に地肌の発色濃度測定を行った。な
お、動的発色試験は、印字試験機(大倉電気製)を使用
し、発色濃度をマクベス反射濃度計RD−914を使用
して測定する方法で行った。 (5)耐湿度性試験方法 動的発色試験を行った感熱記録紙を恒温恒湿器(40
℃、相対湿度90%)に10時間保存し、その後印字部
の発色濃度をマクベス反射濃度計RD−914を使用し
て測定する方法で行った。残存率は下記数式(1)によ
り算出した。 残存率=(A−B)/C (1) (式中、Aは耐湿度性試験後の動的発色濃度を示し、B
は耐湿度性試験後の地肌の発色濃度から耐湿度性試験前
の地肌の発色濃度を差し引いた値を示し、Cは耐湿度性
試験前の動的発色濃度を示す。) (6)耐可塑剤性試験方法 動的発色試験を行った感熱記録紙に塩化ビニルラップを
印字面全面に密着させる。この試験用感熱記録紙を乾燥
器(50℃)に10時間保存し、その後印字部の発色濃
度をマクベス反射濃度計RD−914を使用して測定す
る方法で行った。残存率は下記数式(2)により算出し
た。 残存率=(D−E)/F (2) (式中、Dは耐可塑剤試験後の動的発色濃度を示し、E
は耐可塑剤性試験後の地肌の発色濃度から耐可塑剤性試
験前の地肌の発色濃度を差し引いた値を示し、Fは耐可
塑剤性試験前の動的発色濃度を示す。) 耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試験の結果を
表2に示す。
【0021】実施例2 実施例1のA液の調製の際、化合物1に代えて化合物2
を使用した以外は、実施例1と全く同様にして感熱記録
紙を調製し、実施例1の場合と同様に発色試験を行っ
た。耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試験の結
果を表2に示す。
【0022】実施例3 実施例1のA液の調製の際、化合物1に代えて化合物3
を使用した以外は、実施例1と全く同様にして感熱記録
紙を調製し、実施例1の場合と同様に発色試験を行っ
た。耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試験の結
果を表2に示す。
【0023】実施例4 実施例1のA液の調製の際、化合物1に代えて化合物4
を使用した以外は、実施例1と全く同様にして感熱記録
紙を調製し、実施例1の場合と同様に発色試験を行っ
た。耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試験の結
果を表2に示す。
【0024】実施例5 実施例1のA液の調製の際、化合物1に代えて化合物5
を使用した以外は、実施例1と全く同様にして感熱記録
紙を調製し、実施例1の場合と同様に発色試験を行っ
た。耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試験の結
果を表2に示す。
【0025】実施例6 実施例1のA液の調製の際、4−ヒドロキシ−4’−イ
ソプロポキシジフェニルスルホンに代えて化合物6を使
用した以外は、実施例1と全く同様にして感熱記録紙を
調製し、実施例1の場合と同様に発色試験を行った。耐
湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試験の結果を表
2に示す。
【0026】比較例1 実施例1のA液の調製の際、化合物1に代えてパラベン
ジルビフェニルを使用した以外は、実施例1と全く同様
にして感熱記録紙を調製し、実施例1の場合と同様に発
色試験を行った。耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑
剤性試験の結果を表2に示す。
【0027】比較例2 実施例1のA液の調製の際、化合物1に代えてメタター
フェニルを使用した以外は、実施例1と全く同様にして
感熱記録紙を調製し、実施例1の場合と同様に発色試験
を行った。耐湿度性試験の結果を表1に、耐可塑剤性試
験の結果を表2に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】本発明におけるスルホニルヒドラジド誘
導体は、感熱記録材料用の薬剤として優れた熱応答性を
有し、記録画像の画像安定性、すなわち耐湿度性、耐可
塑剤性を著しく改善する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−294590(JP,A) 特開 平7−323663(JP,A) 特開 昭59−179395(JP,A) 特開 平8−310122(JP,A) 特開 昭60−178082(JP,A) 特開 昭58−59962(JP,A) 特開 平9−295463(JP,A) 特開 平9−314994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/28 - 5/34 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温で無色又は淡色のロイコ染料と加熱
    により該ロイコ染料と反応して発色させる有機酸性物質
    とを含有する感熱発色層を支持体上に設けてなる感熱記
    録材料において、下記一般式(1)で表されるスルホニ
    ルヒドラジド誘導体の1種又は2種以上を該感熱発色層
    に含有させてなることを特徴とする感熱記録材料。 【化1】 (式中、R1 はアリ−ル基又は低級アルキル基を、R2
    とR3 は水素原子又は低級アルキル基を、R4 は水素原
    子、低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を
    表す。)
  2. 【請求項2】 有機酸性物質として、4−ヒドロキシ−
    4’−イソプロポキシジフェニルスルホンを含有させて
    なる請求項1に記載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 有機酸性物質として、下記一般式(2)
    又は(3)で表されるスルホニルヒドラジド骨格を有す
    るフェノ−ル誘導体の1種又は2種以上を含有させてな
    る請求項1に記載の感熱記録材料。 【化2】 (式中、R1 は炭素数1〜8のアルキル基又はアリ−ル
    基を、Xは低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン
    原子を、nは0〜4の整数を、mは1〜3の整数を表
    す。ただし、m+nは5以下である。) 【化3】 (式中、R2 は2価の脂肪族炭化水素基又は2価の芳香
    族基を、Xは低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲ
    ン原子を、nは0〜4の整数を、mは1〜3の整数を表
    す。ただし、m+nは5以下である。)
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