JP3514358B2 - 管体用防音カバー及びその製造方法 - Google Patents

管体用防音カバー及びその製造方法

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  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のエン
ジンルームで使用される各種ホースや配管などの管体の
外周に装着され、管体の内部を流通する流体により発生
する騒音を低減する管体用防音カバー及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されるエンジンには、燃料混
合気を導入する吸気管が連結されており、その吸気管内
を流通する流体によって吸気音が発生することが知られ
ている。そこで、吸音性材料で形成された防音カバーを
吸気管の外周面を覆うように装着して、その吸気音を低
減するようにしている。
【0003】このような防音カバーとして、図8及び図
9に示すものが知られている。この防音カバーは、全体
が発泡成形により筒状に形成された発泡ポリウレタンよ
りなり、取付けられるべき吸気管9の外周面と符合する
内周面をもち周方向の一箇所に軸方向全長にわたって分
断するスリット7aを有する吸音層7と、吸音層7のス
リット7aの部分に相対向して設けられた係止部8、8
とから構成されている。
【0004】この防音カバーの取付けは、吸音層7の弾
性変形を介してスリット7aの部分を拡開し、その拡開
した部分より吸気管9の所定位置にその外周面を覆うよ
うに装着し、その状態で相対向する係止部8、8どうし
をホチキス等の係止具で係止することにより行われる。
そして、吸気管9内に吸気音が発生すると、吸気管9か
ら放射される音のエネルギが吸音層7に吸収されて減衰
し、吸気音が低減される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な防音カバーは、吸気管9内に発生する吸気音を効果的
に低減することができるものの、完全に消音することは
不可能である。しかし、より一層騒音低減性能の優れた
防音カバーが求められる。本発明は上記実状に鑑み案出
されたものであり、騒音低減性能の向上を図り得る管体
用防音カバー及びその製造方法を提供することを解決す
べき課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、内部を流通する流体により騒音を発
生する管体の外周面を覆うように装着され、軟質樹脂ま
たはゴム材からなる高分子材料を発泡成形して筒状に形
成された吸音層を有する防音カバーであって、前記吸音
層は、前記管体の外周面と対向する内周面に軸方向両端
が封止された空気層を形成する環状凹部を有するという
手段を採用している。
【0007】この手段によれば、管体の内部に騒音が発
生すると、吸音層の環状凹部によって吸音層と管体との
間に形成された空気層により、管体から吸音層に伝達さ
れる振動が低減する。これにより、吸音層による吸音作
用と相まって、騒音をより一層低減することができ、騒
音低減性能の向上を図ることができる。なお、本発明に
おける吸音層の環状凹部は、吸音層の軸方向両端を除く
中央部に一つ設けるようにしたり、或いは軸方向に並列
する複数のものを設けるようにすることができる。この
環状凹部の深さは、より厚い空気層を形成するためには
より深く形成する方が好ましいが、環状凹部を深く形成
すればその分吸音層が少なくなるので、吸音層の厚さと
の関係を考慮して適宜設定される。
【0008】また、吸音層を形成する高分子材料として
は、例えばポリウレタン等の軟質樹脂やシリコーンゴム
等のゴム材を用いることができる。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記吸音層は、該吸
音層の外面を覆う柔軟樹脂シートよりなる表皮層を有す
るという手段を採用している。
【0009】この手段によれば、吸音層を通過した騒音
は表皮層により遮蔽され、外部への漏洩が阻止される。
これにより、空気層による振動低減作用及び吸音層によ
る吸音作用と相まって、騒音をより一層低減することが
でき、騒音低減性能の更なる向上を図ることができる。
なお、本発明における表皮層は、例えばポリ塩化ビニル
(PVC)、ナイロン、ポリプロピレン(PP)等の柔
軟樹脂シートにより形成することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、高分子材料を発泡
成形して筒状に形成され周方向の一箇所が軸方向全長に
わたって分断された吸音層と、該吸音層の外面を覆う柔
軟樹脂シートよりなる表皮層とからなる管体用防音カバ
ーの製造方法であって、前記吸音層を形成する成形型内
に、軸方向に沿って二分割に形成され一方側の相対向す
る部分に接合部を有する一対の半筒状の柔軟樹脂シート
を配置し、前記成形型内に注入された成形材料により前
記接合部どうしを接合するという手段を採用している。
【0011】この手段によれば、表皮層を形成する柔軟
樹脂シートが二分割に形成されているため、成形型へ配
置するとき等の取り扱いが容易になるとともに、吸音層
を形成する発泡成形時において成形型内に注入された成
形材料により接合部どうしを簡単かつ確実に接合するこ
とができる。これにより、接合部の合わせ面に隙間がな
く、騒音低減性能に優れた防音カバーを容易に製造する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を実施例
により具体的に説明する。 〔実施例1〕図1は本実施例に係る防音カバーを管体と
しての吸気管に装着した状態の軸方向に沿う断面図であ
り、図2は図1のII−II線に相当する部分の矢視断面図
である。
【0013】本実施例の防音カバーは、図1及び図2に
示すように、車両のエンジンに連結される吸気管9の曲
がり部分に取付けられるものである。この防音カバー
は、吸気管9の外周形状と対応して略直角に曲がった筒
状に形成され、周方向の一箇所に軸方向全長にわたって
分断するスリット1aを有する吸音層1と、吸音層1の
スリット1a部分に相対向して設けられた係止部2、2
とで構成されている。
【0014】そして、吸音層1の内周面には、所定の幅
で所定深さに形成され周方向に一周する複数の環状凹部
1bが軸方向において略等間隔に設けられている。この
環状凹部1bが設けられていることにより、吸音層1の
内周面と吸気管9の外周面との間に軸方向両端が封止さ
れた環状の空気層1cが形成される。この防音カバー
は、発泡剤等を添加したポリウレタン発泡材料を成形型
に注入して発泡成形を行うことにより形成されており、
全体が発泡ポリウレタン成形体で一体に構成されてい
る。この発泡ポリウレタン成形体は、密度が0.1g/
cm3 程度に形成され、良好な吸音特性を有する。
【0015】以上のように構成された本実施例の防音カ
バーは、吸音層1の弾性変形を介してスリット1aの部
分を拡開し、その拡開した部分より吸気管9の所定位置
にその外周面を覆うように装着し、その状態で相対向す
る係止部2、2どうしをホチキス等の係止具で係止する
ことにより取付けられる。そして、吸気管9内に吸気音
が発生すると、吸音層1の環状凹部1bによって吸音層
1と吸気管9との間に空気層1cが形成されていること
により、吸気管9から吸音層1に伝達される振動は低減
する。なお、空気層1cは、吸音層1の環状凹部1bに
よって軸方向両端が封止された状態で環状に形成され、
外部と直接的に連通しないように構成されているため、
吸気音の振動が空気層1cから外部へ直接的に漏洩する
ことはない。また、これと同時に、吸気管9から放射さ
れる音のエネルギが吸音層1に吸収されて減衰する。こ
れにより、吸気音は効果的に低減される。
【0016】以上のように、本実施例の防音カバーによ
れば、吸音層1の内周面には、吸気管9の外周面との間
に軸方向両端が封止された空気層1cを形成する環状凹
部1bを有するため、吸音層1による吸音作用と相まっ
て、騒音をより一層低減することができ、騒音低減性能
の向上を図ることができる。 〔実施例2〕図3は本実施例に係る防音カバーを管体と
しての吸気管に装着した状態の軸方向に沿う断面図であ
り、図4は図3のIV−IV線に相当する部分の矢視断面図
である。
【0017】本実施例の防音カバーは、図3及び図4に
示すように、上記実施例1と同じ吸気管9の曲がり部分
に取付けられるものである。この防音カバーは、吸気管
9の外周形状と対応して略直角に曲がった筒状に形成さ
れ、周方向の一箇所を軸方向全長にわたって分断するス
リット3aを有する吸音層3と、吸音層3の外面を覆う
柔軟樹脂シートよりなる表皮層4とで構成されている。
【0018】吸音層3は、上記実施例1の吸音層1と同
じ発泡ポリウレタン成形体で構成されており、その内周
面には、吸気管9の外周面との間に軸方向両端が封止さ
れた環状の空気層3cを形成する複数の環状凹部3bが
設けられている。表皮層4は、厚さ約1.2mmのポリ
塩化ビニル(PVC)シートにより構成され、吸音層3
の外周面及び両端面を覆うようにして吸音層3に接着さ
れている。この表皮層4は、軸方向に沿って二分割に形
成された一対の半筒状のPVCシートからなり、吸音層
3のスリット3aと反対側の相対向する部分に形成され
た接合部4a、4aどうしが吸音層3を形成するポリウ
レタン発泡材料により接合されている。したがって、こ
の表皮層4の吸音層3のスリット3aと対応する部分に
は、軸方向全長にわたって分断するスリット4bが形成
されている。なお、表皮層4のスリット4b形成端部
は、この防音カバーが吸気管9に取付けられた後、PV
C製の接着テープ4cをスリット4bに沿って貼着する
ことにより結合される。
【0019】以上のように構成された本実施例の防音カ
バーは、次のようにして製造される。まず、表皮層4を
形成する柔軟樹脂シートとして、軸方向に沿って二分割
に形成され一方側の相対向する部分に接合部4a、4a
を有する半筒形状に保形された一対のPVCシート4
0、40を用意する。次に、図5に示すように、上型5
a、下型5b、中子5cよりなる吸音層3を形成する成
形型内の所定位置に、その一対のPVCシート40、4
0を配置する。このとき、一対のPVCシート40、4
0の接合部4a、4aが重合するように配置される。な
お、成形型の中子5cの外周面には、吸音層3の環状凹
部3bを形成する凸部(図示せず)が設けられ、また、
吸音層3及び表皮層4のスリット3a、4bを形成する
ための仕切部5dが設けられている。
【0020】次に、図6に示すように、成形型のキャビ
ティに、ポリウレタンや発泡剤等を所定の割合で配合し
たポリウレタン発泡材料を注入して発泡成形を行う。こ
のとき、重合した接合部4a、4aの間にポリウレタン
発泡材料が進入し、そのポリウレタン発泡材料により接
合部4a、4aどうしが接合される。なお、両接合部4
a、4a間の隙間がμ単位の大きさで形成されていて
も、ポリウレタン発泡材料が発泡圧により容易に進入す
ることができるので接合部4a、4aどうしの接合を確
実に行うことが可能である。
【0021】これにより、周方向の一箇所に軸方向全長
にわたって分断するスリット3aを有し発泡ポリウレタ
ン成形体よりなる吸音層3が形成されるとともに、吸音
層3の外周に一体的に接着され接合部4a、4aどうし
が接合された筒状の表皮層4が形成される。その後、接
合部4a、4aの余分な部分の除去する作業等の所定の
作業工程を経て、本実施例の防音カバーが完成する。
【0022】以上のようにして製造された防音カバー
は、吸音層3の弾性変形を介してスリット3aの部分を
拡開し、その拡開した部分より吸気管9の所定位置にそ
の外周面を覆うように装着し、表皮層4のスリット4b
形成端部どうしを連結するように、例えば上記のような
PVC製の接着テープ4cを貼着することにより取付け
られる(図3及び図4参照)。
【0023】そして、吸気管9内に吸気音が発生する
と、吸音層1の環状凹部1bによって吸音層1と吸気管
9との間に空気層1cが形成されていることにより、吸
気管9から吸音層1に伝達される振動は低減する。ま
た、これと同時に、吸気管9から放射される音のエネル
ギが吸音層1に吸収されて減衰する。更には、吸音層3
を通過した吸気音は表皮層4により遮蔽され、外部への
漏洩が阻止される。これにより、吸気音は相乗効果的に
低減される。
【0024】以上のように、本実施例の防音カバーによ
れば、吸音層3の内周面には、吸気管9の外周面との間
に軸方向両端が封止された空気層3cを形成する環状凹
部3bを有し、かつ吸音層3の外周には吸音層3を覆い
騒音の外部への漏洩を阻止する表皮層4を有するため、
吸音層3による吸音作用と相まって、騒音をより一層低
減することができ、騒音低減性能の向上を図ることがで
きる。
【0025】また、本実施例の防音カバーの製造方法に
よれば、表皮層4を形成するPVCシート40、40が
二分割に形成されているため、成形型へ配置するとき等
の取り扱いが容易になるとともに、吸音層3を形成する
発泡成形時において成形型内に注入された成形材料によ
り接合部4a、4aどうしを簡単かつ確実に接合するこ
とができる。これにより、接合部の合わせ面に隙間がな
く、騒音低減性能に優れた防音カバーを容易に製造する
ことができる。
【0026】〔試験〕本発明の管体用防音カバーの騒音
低減性能を確認するため、上記実施例1(図1及び図2
に示すもの)、上記実施例2(図3及び図4に示すも
の)、及び上記従来例(図8及び図9に示すもの)に係
る各防音カバーの騒音レベルを測定する試験を行った。
なお、実施例1の防音カバーは、吸音層1の内周面に空
気層1cを形成する環状凹部1bが設けられている点で
異なる以外は従来例の防音カバーと同じである。また、
実施例2の防音カバーは、表皮層4をもちその表皮層4
のスリット4b部分が接着テープ4cで連結されている
点で異なる以外は実施例1の防音カバーと同じである。
【0027】この試験は、上記実施例等で用いた吸気管
9に各防音カバーを取付けることにより、吸気管9内を
流通する流体によって発生する騒音がどの程度に低減す
るかを調べるものであり、1000〜8000Hzの範
囲で1/3オクターブバンド周波数における騒音レベル
を測定し、その結果を図7に示した。図7において、実
施例1は△印及び点線で示され、実施例2は×印及び一
点鎖線で示され、従来例は◇印及び長破線で示されてい
る。なお、参考例として、吸気管9にいずれの防音カバ
ーも取付けない場合の測定結果を□印及び実線で図7に
示した。
【0028】図7からも明らかなように、実施例1の場
合、1000〜3150Hzの低周波領域での騒音レベ
ルは、従来例の場合と比較して少し高い値を示すが略同
等である。しかし、実施例1の4000Hz以上の高周
波領域での騒音レベルは、従来例の場合の2/3〜1/
2程度に大幅に減少している。したがって、実施例1の
ように、吸音層1の内周面に空気層1cを形成する環状
凹部1bが設けられていることによって騒音低減性能が
明らかに向上することが判る。
【0029】そして、実施例2の場合には、従来例と比
較して、1000〜8000Hzの全周波領域で騒音レ
ベルが大幅に減少しており、また、実施例1と比較して
も、1000〜6300Hzの全周波領域で騒音レベル
が大幅に減少している。したがって、実施例2のよう
に、吸音層3の内周面に空気層3cを形成する環状凹部
3bが設けられるとともに、表皮層4を有することによ
って、騒音低減性能が著しく向上することが判る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る管体用防音カバーの軸
方向に沿う断面図である。
【図2】図1のII−II線に相当する部分の矢視断面図で
ある。
【図3】本発明の実施例2に係る管体用防音カバーの軸
方向に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に相当する部分の矢視断面図で
ある。
【図5】本発明の実施例2における管体用防音カバーの
製造方法を示し、表皮材用の軟質樹脂シートを成形型内
に配置した状態を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例2における管体用防音カバーの
製造方法を示し、成形型のキャビティにポリウレタン発
泡材料を注入した状態を示す説明図である。
【図7】本発明及び従来の管体用防音カバーについての
騒音レベル測定結果を示すグラフである。
【図8】従来の管体用防音カバーの軸方向に沿う断面図
である。
【図9】図8のIX−IX線に相当する部分の矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
1、3、7…吸音層 1a、3a、7a…スリット 1b、3b…環状凹部 1c、3c…空気層
2、8…係止部 4…表皮層 4a…接合部 4b…スリット 4c…接着テープ 5a…上型 5b…下型
5c…中子 5d…仕切部 9…吸気管 40…PVCシー
フロントページの続き (72)発明者 山中 茂樹 愛知県小牧市大字北外山字下小管4203番 地の1東海化成工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−38352(JP,U) 実開 平2−64744(JP,U) 実開 昭62−108518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 1/24 F02B 77/13 F02M 35/10 F16L 55/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を流通する流体により騒音を発生す
    る管体の外周面を覆うように装着され、軟質樹脂または
    ゴム材からなる高分子材料を発泡成形して筒状に形成さ
    れた吸音層を有する防音カバーであって、 前記吸音層は、前記管体の外周面と対向する内周面に軸
    方向両端が封止された空気層を形成する環状凹部を有す
    ることを特徴とする管体用防音カバー。
  2. 【請求項2】 前記吸音層は、該吸音層の外面を覆う柔
    軟樹脂シートよりなる表皮層を有することを特徴とする
    請求項1記載の管体用防音カバー。
  3. 【請求項3】 高分子材料を発泡成形して筒状に形成さ
    れ周方向の一箇所が軸方向全長にわたって分断された吸
    音層と、該吸音層の外面を覆う柔軟樹脂シートよりなる
    表皮層とからなる管体用防音カバーの製造方法であっ
    て、 前記吸音層を形成する成形型内に、軸方向に沿って二分
    割に形成され一方側の相対向する部分に接合部を有する
    一対の半筒状の柔軟樹脂シートを配置し、前記成形型内
    に注入された成形材料により前記接合部どうしを接合す
    ることを特徴とする管体用防音カバーの製造方法。
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