JP3514273B2 - ゴルフカート - Google Patents

ゴルフカート

Info

Publication number
JP3514273B2
JP3514273B2 JP08428595A JP8428595A JP3514273B2 JP 3514273 B2 JP3514273 B2 JP 3514273B2 JP 08428595 A JP08428595 A JP 08428595A JP 8428595 A JP8428595 A JP 8428595A JP 3514273 B2 JP3514273 B2 JP 3514273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
golf
golf cart
wheel
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08428595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08282304A (ja
Inventor
洋 末繁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP08428595A priority Critical patent/JP3514273B2/ja
Priority to FR9604464A priority patent/FR2733187B1/fr
Priority to FR9611444A priority patent/FR2736876B1/fr
Priority to FR9611445A priority patent/FR2736841B1/fr
Publication of JPH08282304A publication Critical patent/JPH08282304A/ja
Priority to US09/263,370 priority patent/US6390216B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3514273B2 publication Critical patent/JP3514273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2210/00Space saving
    • A63B2210/50Size reducing arrangements for stowing or transport
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B55/00Bags for golf clubs; Stands for golf clubs for use on the course; Wheeled carriers specially adapted for golf bags
    • A63B55/60Wheeled carriers specially adapted for golf bags
    • A63B55/61Wheeled carriers specially adapted for golf bags motorised
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/0026Propulsion aids
    • B62B5/0033Electric motors
    • B62B5/0036Arrangements of motors
    • B62B5/004Arrangements of motors in wheels

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフカートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフ場内において、プレーヤや
ゴルフクラブを運ぶゴルフカートが使用されており、こ
のゴルフカートには各種の形式のものがあるが、なかで
も電動三輪車形式のものが多用されている。この種の電
動三輪車としては、例えば米国特許第4538695号
明細書「バッテリ・ドリブン・ゴルフ・カート」があ
る。次に、上記明細書の図1〜図3に基づく平面構成の
概要を、便宜的に図13に再掲して説明する。なお、符
号は振り直してある。
【0003】図13は従来の電動ゴルフカートの平面図
(模式図)であり、電動ゴルフカート100は、フレー
ム101に1個の前輪102と2個の後輪103,10
3と2個のモータ104,104と2個のバッテリ10
5,105とを備え、2個の後輪103,103を各モ
ータ104,104で減速機構106,106を介して
個別に駆動する構成である。電動ゴルフカート100
は、フレーム101の前部にU字状のバッグ受け部10
7,107を備え、これらのバッグ受け部107,10
7にゴルフバッグ108,108を載せ、且つステップ
109にプレーヤを載せて移動する。
【0004】このような電動ゴルフカート100によれ
ば、ゴルフバッグ108,108を持ち運ぶための労力
が軽減され、且つプレーヤは歩く必要がない。なお、ス
テップ109はフレーム101の上部に張られている。
111はステアリングホィール、112はモータ10
4,104から後輪103,103への動力の伝達を切
換えるコントロールレバー(クラッチレバー)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、フ
レーム101にモータ104,104、バッテリ10
5,105、減速機構106,106を取付けた構成で
あり、電動ゴルフカート100が大型になり重量が嵩
む。また、従来の技術は、電動ゴルフカート100にゴ
ルフバッグ108を縦向きに積載するものであり、ゴル
フバッグ108からゴルフクラブ115を取出す際には
ヘッドを持つことが多い。このため、ゴルフクラブ11
5を取出す際にゴルフクラブ115の全長分だけ腕を上
に延す必要があり、取出しにくい。本発明の目的は、
(1)小型で軽量なゴルフカートを提供すること、
(2)走行用モータ、減速機構、バッテリを車輪等のコ
ンポーネントの内部に収納し外から見えないようにして
機能美を最大限に発揮したゴルフカートを提供するこ
と、(3)シンプルな構成のゴルフカートであって、ゴ
ルフカートに積載されたゴルフバッグへのゴルフクラブ
の出し入れを容易にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車体フレームに1個の前輪と2個の後輪と
を備えたゴルフカートであって、前記車体フレームに、
前輪並びにハンドルバーを取付けたヘッドパイプから後
方へ斜めに下降した形状で車体中央を前後に延びる1本
のセンターフレームを含み、このセンターフレームの後
部にリヤフレームを取付け、このリヤフレームに運転者
が載るステップ並びに前記左右2輪を取付け、これら左
右2輪のうち少なくとも一方のホイール内に走行用モー
タ又はバッテリを収納し、前記センターフレームの前部
にゴルフバッグの前部受け部、後部にゴルフバッグの後
部受け部を備えることで、センターフレームの傾斜に沿
ってゴルフバッグを積載するように構成したことを特徴
とするゴルフカートである(請求項1に対応)。
【0007】又、リアフレームを後輪の高さ中心より上
又は下へオフセットした(請求項2に対応)。
【0008】又、前記センターフレームに対して前記リ
ヤフレームを、前後に分離可能な構成とした(請求項3
に対応)。
【0009】更に、前記車体フレームを、折畳み可能な
構成とした(請求項4に対応)。
【0010】
【作用】左右2輪のうち少なくとも一方のホイール内に
走行用モータ又はバッテリを収納したので、走行用モー
タ又はバッテリが外部に露出しない。このため、ゴルフ
カートはモータ又はバッテリを設置するためのスペース
が不要であり、モータ又はバッテリが外から見えない。
ゴルフカートにゴルフバッグを積載した場合に、ゴルフ
バッグに入れたゴルフクラブのヘッドは前側を向く(請
求項1に対応)。
【0011】ステップを任意の高さに設定できる。ま
た、リアフレームが後輪の高さ中心より上へオフセット
した場合には、リアフレームの高さが高いので、凹凸の
大きい地面での走破性が高まる。更にまた、リアフレー
ムが後輪の高さ中心より下へオフセットした場合には、
リアフレームの上のステップの高さが低くなるので、ゴ
ルフカートへの乗降が容易である(請求項2に対応)。
【0012】車体フレームを前後に分離して、保管また
は搬送することができる(請求項3に対応)。
【0013】車体フレームを折畳んで、保管または搬送
することができる(請求項4に対応)。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の側面図
であり、ゴルフカート1はゴルフ場内でゴルフクラブ及
びプレーヤを運ぶものであって、車体フレーム2に1個
の前輪(単輪)3と左右2個の後輪4,5とを備えた電
動三輪車からなる。車体フレーム2は前部のヘッドパイ
プ(ステアリングヘッド)11と、このヘッドパイプ1
1に回転可能に取付けられた上部のハンドルポスト12
及び下部のフロントフォーク13と、ハンドルポスト1
2の上部にハンドルラッグ14で取付けられたハンドル
バー15と、ヘッドパイプ11の後部に折畳み機構40
で取付けられ後方へ斜めに下降した(前輪3から斜めに
下降した)形状のセンターフレーム16と、このセンタ
ーフレーム16の後部16bに分離可能(着脱可能)に
取付けられたリヤフレーム17とからなる。
【0015】上部のハンドルポスト12と下部のフロン
トフォーク13とは互いに連結され、フロントフォーク
13の下部には前輪3が回転可能に取付けられる。ハン
ドルラッグ14は、つまみ付きボルト18を締付けるこ
とによりハンドルポスト12の上部にハンドルバー15
の中央部を固定し、つまみ付きボルト18を緩めること
でハンドルバー15を揺動可能とするものである。丸パ
イプ製のセンターフレーム16の後部16bはリヤフレ
ーム17の前端部内に挿入され、且つボルト19で固定
されている。
【0016】センターフレーム16は、前部に折畳み機
構40の一部を兼ねた前部受け部31、後部に後部受け
部37を備えており、前部・後部受け部31,37はこ
の図の想像線にて示すゴルフバッグ38を受けている。
すなわち、前部受け部31は側面視L字状であり、上端
にバッグ受け部32を備えている。また、後部受け部3
7はゴルフバッグ38の底部コーナーを受けるように、
側面視逆L字状に形成される。このため、ゴルフバッグ
38はセンターフレーム16の傾斜に沿ってゴルフカー
ト1に前上がりに積載される。従って、ゴルフバッグ3
8の上部が前方を向くように積載されるので、ゴルフバ
ッグ38に収納されたゴルフクラブ39…(…は複数を
示す。以下同じ。)のヘッドは、必然的に前方を向く。
更に、前部受け部31の高さは後部受け部37よりも高
く設定されており、ゴルフバッグ38は一層前上がりに
積載される。
【0017】図2は本発明に係る電動三輪車(ゴルフカ
ート)の平面図であり、平面視略U字状のハンドルバー
15は両端に左右のグリップ21,22を備え、更に、
右側のグリップ22の近傍にスタータスイッチ23及び
ブレーキレバー24を備えている。右側のグリップ22
は、後述する走行用モータ50の回転数を制御して走行
速度を無段階に調節するための速度制御グリップであ
り、ハンドルバー15に回転可能に取付けられる。スタ
ータスイッチ23は走行用モータ50を始動・停止する
プッシュスイッチである。ブレーキレバー24は図示し
ないブレーキワイヤを介して前輪3にブレーキを掛ける
とともに、後述する走行用モータ50を回生制動するレ
バーである。角パイプ製のリヤフレーム17は平面視T
字状であり、両端部に左右の後輪4,5を回転可能に取
付けるものである。
【0018】図3は本発明に係る電動三輪車(ゴルフカ
ート)の背面図であり、ゴルフカート1はリヤフレーム
17の上部に左右のステップ26,26を取付け、これ
ら左右のステップ26,26の内端部をボックス状のバ
ッテリ収納部27で繋ぎ、このバッテリ収納部27の内
方をバッテリ収納スペースとし、このバッテリ収納スペ
ース内にバッテリ28を収納したものである。前部受け
部31のバッグ受け部32は、図1に示すゴルフバッグ
38を載せるために上開放の円弧状を呈し、更に、左右
の端部にゴルフバッグ38のベルト等を掛けるための長
孔32a,32aが開けられている。なお、29,29
は後輪用カバーであり、左右のステップ26,26に取
付けられている。
【0019】図4は本発明に係る折畳み機構の斜視図で
あり、折畳み機構40はヘッドパイプ11の後部に固定
された断面視略逆U字状のブラケット41と、このブラ
ケット41とセンターフレーム16の前端部16aとを
前後回転可能に連結する第1ヒンジピン42と、前部受
け部31をセンターフレーム16に前後揺動可能に連結
する第2ヒンジピン43と、ブラケット41の上部に前
部受け部31の前端を係止する係止部44とからなる。
係止部44はブラケット41の上部に揺動可能に取付け
られたレバー45と、このレバー45に固定された係止
具46と、この係止具46を車体フレーム2後方(この
図で時計回り方向)に弾発するねじりばね47とからな
る。
【0020】前部受け部31はセンターフレーム16及
びブラケット41を跨ぐフォーク状の脚部33を有し、
この脚部33はセンターフレーム16に第2ヒンジピン
43で連結される後部の連結部33aと、レバー45に
載置される前部の溝部33b,33bと、脚部33前部
の左右に掛け渡されて係止具46に掛止めされる係止ピ
ン34とからなる。なお、35はスペーサである。
【0021】図5は本発明に係る折畳み機構の断面図
(要部)であり、ヘッドパイプ11とセンターフレーム
16とが折畳み機構40で取付けられた状態を示す。前
部受け部31は係止ピン34が係止具46に掛止めされ
た状態で、溝部33bがレバー45に載置される。この
ため、前部受け部31に図1に示すゴルフバッグ38を
載せた際に、これの重量は第2ヒンジピン43とレバー
45とで支える。レバー45をこの図で反時計回り方向
に回すと、係止ピン34と係止具46との掛止めは外れ
るものである。このように、前部受け部31はゴルフバ
ッグ38を載せる役割と、折畳み機構40を連結する役
割とを兼ねる。
【0022】図6は本発明に係る左側後輪の断面図であ
り、左側後輪4のホイール61内に走行用モータ50を
備えていることを示す。左側後輪4は、リヤフレーム1
7の端部のフランジ17aにボルト固定された走行用モ
ータ50と、この走行用モータ50の出力軸55に固定
されたホイール61と、このホイール61の外周に装着
されたタイヤ62とからなり、リヤフレーム17、走行
用モータ50及びホイール61は同一心上にある。
【0023】走行用モータ50はフランジ17aにボル
ト固定されたケース51と、このケース51内に取付け
られた環状のステータ52と、このステータ52内に配
置されケース51に回転可能に支持されたロータ53
と、このロータ53の回転を減速する減速機構54と、
この減速機構54からの動力を出力する出力軸55と、
ロータ53の回転数を制御する制御回路部56とからな
る。なお、57は電線であり、図2に示される右側のグ
リップ(速度制御グリップ)22及びスタータスイッチ
23から制御回路部56に信号を伝送する信号ライン
と、バッテリ28から電力を供給する電力ラインとを有
する。
【0024】図7は本発明に係る右側後輪の断面図であ
り、右側後輪5は、リヤフレーム17の端部の固定軸1
7bに回転可能に取付けられたホイール65と、このホ
イール65の外周に装着されたタイヤ66とからなり、
リヤフレーム17とホイール65は同一心上にある。
【0025】次に、上記構成の電動三輪車(ゴルフカー
ト)の操作方法を図1に基づき説明する。先ず、ゴルフ
場において、前部受け部31及び後部受け部37にゴル
フバッグ38を載せ、バンド等により前部受け部31に
固定する。この場合、ゴルフバッグ38は上部が前方を
向くように積載されるので、ゴルフバッグ38に収納さ
れたゴルフクラブ39…のヘッドも前方を向く。次に、
想像線にて示されるプレーヤ等の運転者Mがステップ2
6の上に載り、立ち姿勢で左右のグリップ21,22を
握り、スタータスイッチ23を操作して走行用モータ5
0を始動する。その後、右側のグリップ22を回すと左
側後輪4が回転するので、ゴルフカート1を所望速度で
運転できる。また、ハンドルバー15を左右に揺動操作
すると前輪3の向きが変るので、ゴルフカート1を操舵
できる。そして、ゴルフカート1を停止する場合はブレ
ーキレバー24を握る。すると、走行用モータ50は電
力供給が停止され且つ回生制動される。また、同時にブ
レーキシューが作動する。
【0026】次に、上記構成の電動三輪車(ゴルフカー
ト)の折畳み手順を図8及び図9に基づき説明する。図
8(a),(b)は本発明に係る電動三輪車(ゴルフカ
ート)の折畳み手順の前段を示す説明図、図9(a)〜
(c)は本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の折
畳み手順の後段を示す説明図である。先ず、図8(a)
に示すように、つまみ付きボルト18を緩めてハンドル
バー15を後方に倒す。これにより、ハンドルバー15
は後方に折畳まれる。次に、図8(b)に示すように、
折畳み機構40のレバー45を反時計方向に揺動させな
がら、前部受け部31を時計方向に倒す。これにより、
折畳み機構40はロックを解除される。最後に、図9
(a)に示すように、フロントフォーク13を反時計方
向に倒す。これにより、フロントフォーク13は図9
(b)に示すように後方に折畳まれ、車体フレーム2の
折畳み作業を完了する。
【0027】その後、ゴルフカート1を更に小さくする
場合には、図9(b)に示すように、センターフレーム
16とリヤフレーム17とを固定しているボルト19を
緩めてセンターフレーム16を引抜く。これにより、車
体フレーム2は図9(c)に示すように前後に分離さ
れ、一層小型になる。
【0028】次に、電動三輪車(ゴルフカート)の変形
例を図10に基づき説明する。図10(a)〜(e)は
本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の変形例図
(模式図)である。 (a)は左右の後輪4,5Aのホイール内に走行用モー
タ50,50を収納し、バッテリ収納部27にバッテリ
28を収納した変形例である。 (b)は前輪3Aのホイール内にバッテリ74を収納
し、左側後輪4のホイール内に走行用モータ50を収納
した変形例である。 (c)は前輪3Aのホイール内にバッテリ74を収納
し、左右の後輪4,5Aのホイール内に走行用モータ5
0,50を収納した変形例である。 (d)は左側後輪4のホイール内に走行用モータ50を
収納し、右側後輪5Bのホイール内にバッテリ74を収
納した変形例である。 (e)は前輪3Bのホイール内にバッテリ77及び走行
用モータ78を収納した変形例である。
【0029】上記図10の変形例において、(a),
(c)の右側後輪5Aは左側後輪5と同一構成とする。 (d)の右側後輪5Bは後述する図11に示す構成とす
る。また、(b),(c)の前輪3Aも右側後輪5Bと
同様の構成にすればよい。 (e)の左側後輪4Aは右側後輪5と同一構成とする。
【0030】図11(a),(b)は本発明に係る右側
後輪の変形例図であり、(a)は右側後輪の断面図、
(b)は(a)の矢視b−b断面図(要部)である。右
側後輪5Bは、リヤフレーム17の端部の固定軸17b
に回転可能に取付けられたホイール71と、このホイー
ル71の外周に装着されたタイヤ72と、ホイール71
のハブ71aの内側に開口された凹部73と、この凹部
73に水平方向に着脱可能に収納されたバッテリ74と
からなる。なお、75はリヤフレーム17にバッテリを
ボルトで取付けるためのブラケットである。また、バッ
テリ74は(b)の想像線にて示されるようにブラケッ
ト75に吊下げた構成でもよい。
【0031】次に、電動三輪車(ゴルフカート)の他の
変形例を図12に基づき説明する。図12(a)〜
(c)は本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の他
の変形例図(模式図)であり、左右の後輪4,5とリヤ
フレーム17又はステップ26との高さ関係を示す。 (a)はリアフレーム17の高さ中心C1を、左右の後
輪4,5の高さ中心C2より上へ寸法L1だけオフセッ
トした変形例である。この変形例によれば、リアフレー
ム17の高さが高いので凹凸の大きい地面での走破性が
良い。 (b)はリアフレーム17の高さ中心C1を、左右の後
輪4,5の高さ中心C2より下へ寸法L2だけオフセッ
トした変形例である。この変形例によれば、ステップ2
6の高さが低いので、ゴルフカート1への乗降が容易で
ある。
【0032】(c)はステップ26にてリアフレームの
役割を兼ね、ステップ26を左右の後輪4,5の高さ中
心C2より上へ寸法L3だけオフセットした変形例であ
る。この変形例によれば、リアフレームが不要であり、
車体フレーム2の構成が簡単になる。また、ステップ2
6を左右の後輪4,5の高さ中心C2より下へオフセッ
トしてもよい。17aはリアフレーム17に走行用モー
タ50を取付けるためのフランジ、17cはリアフレー
ム17に右側後輪5を取付けるためのフランジである。
【0033】なお、上記実施例及び変形例におけるゴル
フカートは、左右2輪のうち1輪のホイール内に走行用
モータを収納する場合には、左右どちらに収納するか任
意である。更に、左右2輪のうちの一方のホイール内に
走行用モータを収納し、他方のホイール内にバッテリを
収納する場合には、走行用モータまたはバッテリを左右
どちらの車輪に収納するか任意である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のゴルフカートは、車体フレームに1個
の前輪と2個の後輪とを備え、左右2輪のうち少なくと
も一方のホイール内に走行用モータ又はバッテリを収納
したので、走行用モータ又はバッテリが外部に露出しな
いので、モータ又はバッテリを設置するためのスペース
が不要になり、シンプルな構成のゴルフカートを提供す
ることができ、また、モータ又はバッテリが外から見え
ないので機能美が優れる。また、車体フレームに、前輪
並びにハンドルバーを取付けたヘッドパイプから後方へ
斜めに下降した形状で車体中央を前後に延びる1本のセ
ンターフレームを含み、このセンターフレームの前部に
ゴルフバッグの前部受け部、後部にゴルフバッグの後部
受け部を備えたことにより、ゴルフカートにゴルフバッ
グを積載した場合に、ゴルフバッグに入れたゴルフクラ
ブのヘッドが前側を向く。このため、ゴルフクラブを出
し入れするには、ゴルフクラブをゴルフカートの前から
ほぼ真横へ引出し又は入れるだけでよく、腕を高く上げ
なくてすむので出し入れが容易である。更に、ゴルフク
ラブの比較的重いヘッドがゴルフカートの前にあるの
で、車体前後の重量バランスが向上する。
【0035】請求項2のゴルフカートは、リアフレーム
を後輪の高さ中心より上又は下へオフセットしたことに
より、ステップを任意の高さに設定できる。また、2個
の後輪を連結するリアフレームを後輪の高さ中心より上
へオフセットした場合に、リアフレームの高さが高いの
で、凹凸の大きい地面での走破性が良い。更に、リアフ
レームが後輪の高さ中心より下へオフセットした場合
に、リアフレームの上のステップの高さが低くなるの
で、ゴルフカートへの乗降が容易である。
【0036】請求項3のゴルフカートは、センターフレ
ームに対してリヤフレームを、前後に分離可能な構成と
したので、車体フレームを分離して容易に保管または搬
送することができる。
【0037】請求項4のゴルフカートは、車体フレーム
を折畳み可能な構成としたので、車体フレームを折畳ん
で容易に保管または搬送することができ、自動車のトラ
ンク内に入れて運ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の側
面図
【図2】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の平
面図
【図3】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の背
面図
【図4】本発明に係る折畳み機構の斜視図
【図5】本発明に係る折畳み機構の断面図(要部)
【図6】本発明に係る左側後輪の断面図
【図7】本発明に係る右側後輪の断面図
【図8】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の折
畳み手順の前段を示す説明図
【図9】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の折
畳み手順の後段を示す説明図
【図10】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の
変形例図(模式図)
【図11】本発明に係る右側後輪の変形例図
【図12】本発明に係る電動三輪車(ゴルフカート)の
他の変形例図(模式図)
【図13】従来の電動ゴルフカートの平面図(模式図)
【符号の説明】
1…電動三輪車(ゴルフカート)、2…車体フレーム、
3,3A,3B…前輪、4,4A…左側後輪、5,5
A,5B…右側後輪、11…ヘッドパイプ、13…フロ
ントフォーク、15…ハンドルバー、16…センターフ
レーム、17…リヤフレーム、18…つまみ付きボル
ト、27…バッテリ収納部、28…バッテリ、31…前
部受け部、37…後部受け部、38…ゴルフバッグ、3
9…ゴルフクラブ、40…折畳み機構、50…走行用モ
ータ、61,65,71…ホイール、74…バッテリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 7/00 A63B 55/08 B62D 61/06 B62D 63/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに1個の前輪と2個の後輪
    とを備えたゴルフカートであって、 前記車体フレームは、前輪並びにハンドルバーを取付け
    たヘッドパイプから後方へ斜めに下降した形状で車体中
    央を前後に延びる1本のセンターフレームを含み、この
    センターフレームの後部にリヤフレームを取付け、 このリヤフレームに運転者が載るステップ並びに前記左
    右2輪を取付け、これら左右2輪のうち少なくとも一方
    のホイール内に走行用モータ又はバッテリを収納し、 前記 センターフレームの前部にゴルフバッグの前部受け
    部、後部にゴルフバッグの後部受け部を備えることで、
    センターフレームの傾斜に沿ってゴルフバッグを積載す
    るように構成したことを特徴とするゴルフカート。
  2. 【請求項2】 前記リアフレームを後輪の高さ中心より
    上又は下へオフセットしたことを特徴とする請求項
    載のゴルフカート。
  3. 【請求項3】 前記センターフレームに対して前記リヤ
    フレームは、前後に分離可能な構成であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のゴルフカート
  4. 【請求項4】 前記車体フレームは、折畳み可能な構成
    であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
    記載のゴルフカート
JP08428595A 1995-04-10 1995-04-10 ゴルフカート Expired - Fee Related JP3514273B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08428595A JP3514273B2 (ja) 1995-04-10 1995-04-10 ゴルフカート
FR9604464A FR2733187B1 (fr) 1995-04-10 1996-04-10 Chariot motorise
FR9611444A FR2736876B1 (fr) 1995-04-10 1996-09-19 Chariot motorise
FR9611445A FR2736841B1 (fr) 1995-04-10 1996-09-19 Chariot de golf
US09/263,370 US6390216B1 (en) 1995-04-10 1999-03-05 Motorized cart

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08428595A JP3514273B2 (ja) 1995-04-10 1995-04-10 ゴルフカート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08282304A JPH08282304A (ja) 1996-10-29
JP3514273B2 true JP3514273B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=13826203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08428595A Expired - Fee Related JP3514273B2 (ja) 1995-04-10 1995-04-10 ゴルフカート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514273B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160101220A (ko) * 2015-02-13 2016-08-25 한밭대학교 산학협력단 리모컨 제어방식의 전동 골프 카트

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3666543B2 (ja) * 1997-10-14 2005-06-29 ふそうエンジニアリング株式会社 電気自動車のモータ取付構造
US6347681B1 (en) 1999-08-27 2002-02-19 Patmont Motor Werks Electrically integrated scooter with dual suspension and stowage mechanism
US6435535B1 (en) * 2000-03-01 2002-08-20 Deka Products Limited Partnership Trailer for balancing vehicle
GB2397810B (en) * 2002-12-12 2005-09-28 John Oliver Class 2 invalid carriage
CN106218775B (zh) * 2016-07-21 2018-10-12 尚艳燕 一种电动平衡车
KR101931497B1 (ko) * 2016-10-26 2018-12-21 강병남 변형자전거
CN108528597B (zh) * 2018-06-04 2020-03-31 宁波市镇海丹发机械科技有限公司 一种组合平衡车的折叠装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160101220A (ko) * 2015-02-13 2016-08-25 한밭대학교 산학협력단 리모컨 제어방식의 전동 골프 카트
KR101686319B1 (ko) * 2015-02-13 2016-12-14 한밭대학교 산학협력단 리모컨 제어방식의 전동 골프 카트

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08282304A (ja) 1996-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6390216B1 (en) Motorized cart
US5265695A (en) Portable collapsible motorized golf cart
US11866125B2 (en) Pedal powered riding bag transport cart/cycle
JP3514273B2 (ja) ゴルフカート
JPS5977963A (ja) 自動手押車
JPH10230879A (ja) 電動車両
JP2001030972A (ja) 1軸車輪車両
US10189529B1 (en) Tricycle for playing golf
JPH05105145A (ja) 電動二輪車
JP2003154984A (ja) 電動補助自転車
JP3460889B2 (ja) 三輪ゴルフカート
JP3552128B2 (ja) 電動車のバッテリ取付け構造
JP3490900B2 (ja) 電動自転車
JP2001225775A (ja) 立乗り式自走遊戯車
JPH08300955A (ja) 電動車用パワーユニット
JPH052177Y2 (ja)
JPH0848278A (ja) 電動二輪車
JPH06305476A (ja) 電動二輪スケート
JP3469067B2 (ja) 電動補助一輪運搬車
JP3356982B2 (ja) 電動補助一輪運搬車
JP3069297U (ja) 電動ゴルフカ―ト
JPH05208057A (ja) 四輪立乗りゴルフカートの車体構造
JP2520090B2 (ja) 四輪立乗りゴルフカ―トの車体構造
JP2000079893A (ja) 自転車のハンドル構造
JPH0557150B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees