JP3069297U - 電動ゴルフカ―ト - Google Patents

電動ゴルフカ―ト

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JP3069297U
JP3069297U JP1999009063U JP906399U JP3069297U JP 3069297 U JP3069297 U JP 3069297U JP 1999009063 U JP1999009063 U JP 1999009063U JP 906399 U JP906399 U JP 906399U JP 3069297 U JP3069297 U JP 3069297U
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JP
Japan
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bag
golf
golf cart
wheel
handle
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JP1999009063U
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English (en)
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勝 中田
信之 久保
克周 鈴木
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Globeride Inc
Nippon Steel Trading Corp
Original Assignee
Sumikin Bussan Corp
Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフバッグを安定よく積載でき、かつゴル
フクラブの揺れをなくすと共にゴルフクラブの出し入れ
が容易でしかもハンドル操作の容易な電動ゴルフカート
とする。 【解決手段】 三輪又は四輪で、後輪3を駆動する駆動
ユニット及びバッテリーを収容するケース8を車両の後
下部に設け、該ケース8の上側に乗員用シート9を設
け、前記ケース8の前面下部から前方に向けて足載せ部
13を設けると共に前部フェンダー20を設け、前輪2
の上方に前輪操作用のハンドル6及びそのステム11を
支持するポスト10を設けてなるゴルフカート1におい
て、前記ハンドルステム11の支持ポスト10に、ゴル
フバッグ支持部材15を前記支持ポスト10に対して斜
めに装着し、前記支持部材15に下部バッグ受け体16
及び上部バッグ受け体17を設け、ゴルフバッグをハン
ドルステム11に対して斜めに積載できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、1又は2人乗りの電動ゴルフカートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフ場のフェアウエイで使用されているこの種電動ゴルフカートとし ては、前輪及び後輪がそれぞれ2輪の1人乗りのものがあり、前部又は後部にゴ ルフバッグを積載可能とされており、それぞれゴルフバッグを直立状態で載せる ようにしてある。 そして、ゴルフバッグをゴルフカートの前部に載せる形式では、前部フェンダ ーの右又は左上部に偏って積載部が設けられ、運転者の視界を妨げないようにし てある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の上記ゴルフカートは、ゴルフバッグが偏って載せられるので 、安定性が悪く且つ運転がし難い上、ゴルフクラブをほぼ直立状に積載するので 、カート走行中にゴルフクラブが揺れ、またゴルフクラブの出し入れが面倒であ るという問題がある。 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、ゴルフバッグを安定よく積載でき、かつゴルフクラブの揺れをなくすと共にゴ ルフクラブの出し入れが容易でしかもハンドル操作の容易な電動ゴルフカートを 提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために次の技術的手段を講じている。 すなわち、本考案は、三輪又は四輪で、後輪を駆動する駆動ユニット及びバッ テリーを収容するケースを車両の後下部に設け、該ケースの上側に乗員用シート を設け、前記ケースの前面下部から前方に向けて足載せ部を設けると共に前部フ ェンダーを設け、前輪の上方に前輪操作用のハンドルステム及びハンドルを設け てなるゴルフカートにおいて、前記ハンドルステム支持ポストに、ゴルフバッグ 支持部材を前記ハンドルステム支持ポストに対して斜めに装着し、前記支持部材 に下部バッグ受け体及び上部バッグ受け体を設け、ゴルフバッグをハンドルステ ムに対して斜めに積載できるようにした点に特徴がある。
【0005】 この場合、前輪は1輪又は2輪とすることができ、1輪ではゴルフバッグの重 心位置が前輪直上にくるように構成し、2輪ではゴルフバッグの重心位置が前2 輪間の中央にくるように構成するのが好ましい。 この考案によれば、ゴルフバッグをゴルフカート前部に安定よくかつ運転者の 視界を遮らないように積載でき、運転操作がし易く、しかもゴルフバッグが斜め に載せられているので、ゴルフクラブの揺れがなくかつゴルフクラブの出し入れ が非常に楽であり、ゴルフプレイをより楽しく行うことができる。
【0006】 また、この考案に係るゴルフカートは、前記ゴルフバック支持部材にゴルフク ラブ挿入筒を1又は2つ併設した構成とすることができる。 かかる構成を採用すると、よく使うゴルフクラブを入れておくことができ、ゴ ルフクラブの出し入れが容易である。 そして、本考案にかかるゴルフカートは、前記上部及び下部又はいずれか一方 のバッグ受け体に、ゴルフバッグ締付バンドを設けた構成とすることができる。 この構成を採用すると、ゴルフバッグの積載をより一層安定させ、カート走行 中に揺れたり落下したりするのを防止できる。
【0007】 さらに、本考案に係るゴルフカートは、前記下部バッグ受け体の一部を前記前 部フェンダーに固着した構成とすることができ、これにより、ゴルフバッグのふ らつきをなくして安定性を高め、安全運転を行うことができる。 本考案に係るゴルフカートは、少なくとも前記上部バッグ受け体を上向き凹状 の受材と、該受材の両端部に装着した締付バンドで構成することができる。 この場合、ゴルフバッグの積載がし易く、安定良く支持できと共に揺れを少な くできる。
【0008】 また、本考案に係るゴルフカートは、前記下部バッグ受け体をD形輪状とし、 その湾曲部を前記前部フェンダーに取付具を介して固定した構成とすることがで きる。この場合、前記支持体の直杆部分が上部外側でかつ前後方向に延びしかも 前方から見て斜めになるように取り付けるのが好ましい。 かかる構成とすることにより、ゴルフバッグの底部角隅をD形輪内に上から入 れて、前記湾曲部でゴルフバッグの下部側面を前記直杆部分でゴルフバッグ底部 をそれぞれ支持することができ、ゴルフバッグを安定良く積載でき、しかも構造 が至極簡単になり軽量化を図ることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。 図1乃至図4は、本考案を採用した前後各2輪の電動ゴルフカート1の実施形 態を示している。 同図に示すように、この実施形態の電動ゴルフカート1は、前輪2及び後輪3 がそれぞれ2輪であって、車体が主に前部ボデイ4と後部ボデイ5とからなり、 車体前部に運転操作用のハンドル6及びゴルフバッグBの積載部7が設けられ、 車体後部に後輪駆動用の駆動ユニット及びバッテリ(図示省略)を収容するケー ス8が設けられると共に、該ケース8の上側に乗員一人用のシート9が設けられ ている。
【0010】 前記車体前部の前記前部ボデイ4には、左右の前輪2間中央に位置して、ハン ドルステム支持ポスト10が立設され、該ポスト10にハンドルステム11が貫 通状にかつ回転可能に装着されており、ハンドルステム11上端に前記操作ハン ドル6が設けられている。なお、前記前部ボデイ4には、前記前輪2,2の両方 を覆う前部フェンダー12が一体的に設けられ、該フェンダー12の左右方向中 央に、前記支持ポスト10の下部が固着されている。また、この前部フェンダー 12の上面は、フラットになっている。
【0011】 前記前面ボデイ4には、前記ポスト10の後面側から後方の車体中央部にかけ て、足載せ部である平坦な床部13が形成されている。 前記後部ボデイ5は、床部13から後方に位置して全体がほぼ箱状の前記ケー ス8とされている。そして、両ボデイ4,5内には、車体への応力を支持するフ レーム14が設けられている。このフレーム14は、図示していないが前部フレ ーム、センターフレーム及び後部フレームとからなっている。 前記ゴルフバッグ積載部7は、前記ハンドルステム支持ポスト10に、角パイ プからなるゴルフバッグ支持部材15を、前記ハンドルステム支持ポスト10に 対して斜めに装着し、前記支持部材15に下部バッグ受け体16及び上部バッグ 受け体17を設けることにより構成し、ゴルフバッグBをハンドルステム支持ポ スト10に対して斜めに積載できるようにしてある。
【0012】 そして、前記ゴルフバッグ支持部材15は、前記ポスト10に取付金具18に より固着され、該支持部材15の下側には、該支持部材15と平行に、有底筒状 のゴルフクラブ挿入筒19が、開口部を斜め上にして固着されている。このクラ ブ挿入筒19は、プレイで頻繁に使用するクラブを入れるのに使われるもので、 2本束ねて固着してもよい。 前記下部バッグ受け体16は、図2、図3に示しているように、D形輪状を呈 し、該受け体16の直杆部分16aが上側でかつ前後方向に延びるように、しか も外側に位置させて斜めにし、直杆部分16aの後端部を前記支持部材15の下 端前面に溶接してあり、この直杆部分16aでゴルフバッグBの底面を支持する ようになっている。そして、下部バッグ受け体16の湾曲部は、略円弧状に形成 されてゴルフバッグBの下部側面を支持するバッグ受け部6bとされ、該バッグ 受け部16bの中央部を、前記前部フェンダー12の上面に、取付具20により 固定してある。従って、ゴルフバッグBの底部を該受け体16により安定良く支 持することができる。
【0013】 なお、前記下部バッグ受け体16は、ゴム、合成樹脂等の弾性材料で被覆する ことができ、さらに、網を張ってゴルフバッグBの底部角隅をも支持できるよう にしても良い。 前記上部バッグ受け体17は、一端(後端)が前記バッグ支持部材15の上端 前面に固着(溶接)された略半円形のバッグ受材17aと、該受材17aに装着 されたバッグ締付バンド17bとにより構成されている。なお、前記バッグ受材 17aの下側に補強ブラケット21が設けられ、その一端が前記支持部材15及 びクラブ挿入筒19に固着されている。また、前記バンド17bは、バッグ受材 17aの下側に巻掛けられ、バンド受材17aに載せられたゴルフバッグBを、 バッグ受材17aと共に締め付けるようにしてある。
【0014】 なお、本実施形態では、クラブ挿入筒19を、バッグ支持部材15の下側に取 り付けているが、バッグ支持部材15の上側に、或いは上下両方に取り付けるこ とができる。また、本実施形態の前記下部バッグ受け体16に、バッグ締付バン ドを装着して、ゴルフバッグBの下部を締め付けて揺れや落下の恐れがないよう にすることができる。 前記バッグ締付バンド17bは、尾錠等の着脱自在な接続具22を介して接続 されており、その素材は、布、皮革、合成皮革、合成樹脂或いは金属材料を採用 でき、従来の各種バンドを採用可能である。従って、該締付バンド17bについ ては、詳細説明を省略する。
【0015】 前記ケース8の後部の左右両側には、後輪3を覆うように側方へ張出状に後部 フェンダー23が設けられている。 前記シート9は、略L形のフレーム9aと、該フレーム9aに取り付けられた 座部9bと背もたれ9cとからなり、フレーム9aが前記ケース8の上面に固定 されている。そして、前記フレーム9aの背面には、背もたれ9cと略平行に後 部ガード24が取り付けられている。このガード24は、図1、図4に示してい るように、背もたれ9cの2倍程の高さをもつ略方形状の枠25と、該枠25内 にホック26(又は紐、ファスナー等)により装着された内枠27付ネット28 とからなっている。
【0016】 本考案の上記実施形態において、ゴルフバッグBを積載するときは、まず、前 記締付バンド17bの接続具22を分離させておき、下部バッグ受け体16の中 にゴルフバッグBの底部角隅を入れ、その受け部16bにゴルフバッグBの底部 側面を載せると共に、ゴルフバッグBの底面をバンド受け体16の前記直杆部分 16aに当接支持させた後、ゴルフバッグBの上端部を上部バンド受け体17の 前記受材17aに載せてから、前記締付バンド17bによりゴルフバッグBを締 付・固定すればよい。
【0017】 このように、本考案の実施形態によれば、ゴルフバッグBの前記積載部7への 取り付けが非常に簡単でかつ能率的であり、しかも、ゴルフバッグBの取り外し も簡単で、ゴルフバッグBがハンドルステム支持ぽすと10に対して斜めに積載 されかつ締付固定されるので、安定良く積載できること勿論であり、ゴルフクラ ブGC(図4参照)のカート走行中における揺れがなく、かつゴルフクラブGC のバッグBに対する出し入れが容易である。さらに、ゴルフバッグB、ゴルフク ラブGCがカート運転操作者の視界を遮ることがなく、安全に運転でき、ゴルフ プレイを楽しむことができる。
【0018】 しかも、クラブ挿入筒19を備えているので、頻繁に使用するクラブ例えばパ ター等をこれに挿入しておくと、探さないですぐに取り出すことができる。 上記実施形態では、四輪車の場合について述べたが、前1輪の3輪車にも採用 でき、前記ガード24の強度を大にしてこれの後部にゴルフバッグBを掛けるよ うに積載可能に構成することができる。 本考案は、上記実施形態に限定される者ではなく、例えば、前記下部バッグ受 け体16は、上部バッグ受け体17と同じ構造とし、必要に応じてゴルフバッグ Bの底面支持材を設けるなど、適宜設計変更することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、三輪又は四輪の電動ゴルフカートにお いて、ハンドルステム支持ポストに、ゴルフバッグ支持部材を前記ハンドルステ ム支持ポストに対して斜めに装着し、前記支持部材に下部バッグ受け体及び上部 バッグ受け体を設け、ゴルフバッグをハンドルステムに対して斜めに積載できる ようにしたので、ゴルフバッグをゴルフカート前部に安定よくかつ運転者の視界 を遮らないように積載でき、運転操作がし易く、しかもゴルフバッグが斜めに載 せられているので、ゴルフクラブの揺れがなくかつゴルフクラブの出し入れが非 常に楽であり、ゴルフプレイをより楽しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】同実施形態におけるゴルフバッグ積載状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 電動ゴルフカート 2 前輪 3 後輪 6 ハンドル 7 積載部 8 ケース 9 シート 10 ハンドルステム支持ポスト 11 ハンドルステム 12 前部フェンダー 15 ゴルフバッグ支持部材 16 下部バッグ受け体 16a 直杆部分 16b 湾曲部 17 上部バッグ受け体 17a バッグ受材 17b バッグ締付バンド 19 ゴルフクラブ挿入筒 20 取付具
フロントページの続き (72)考案者 鈴木 克周 東京都港区赤坂8−5−27 住金物産株式 会社内

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三輪又は四輪で、後輪を駆動する駆動ユ
    ニット及びバッテリーを収容するケースを車両の後下部
    に設け、該ケースの上側に乗員用シートを設け、前記ケ
    ースの前面下部から前方に向けて足載せ部を設けると共
    に前部フェンダーを設け、前輪の上方に前輪操作用のハ
    ンドル及びそのステムを支持するポストを設けてなるゴ
    ルフカートにおいて、 前記ハンドルステム支持ポストに、ゴルフバッグ支持部
    材を前記ハンドルステム支持ポストに対して斜めに装着
    し、前記支持部材に下部バッグ受け体及び上部バッグ受
    け体を設け、ゴルフバッグをハンドルステムに対して斜
    めに積載できるようにしたことを特徴とする電動ゴルフ
    カート。
  2. 【請求項2】 前記ゴルフバック支持部材にゴルフクラ
    ブ挿入筒を1又は2つ併設したことを特徴とする請求項
    1に記載の電動ゴルフカート。
  3. 【請求項3】 前記上部及び下部又はいずれか一方のバ
    ッグ受け体に、ゴルフバッグ締付バンドを設けたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の電動ゴルフカート。
  4. 【請求項4】 前記下部バッグ受け体の一部を前記前部
    フェンダーに固着したことを特徴とする請求項1,2又
    は3に記載の電動ゴルフカート。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記上部バッグ受け体を上向
    き凹状の受材と、該受材の両端部に装着した締付バンド
    で構成したことを特徴とする請求項1乃至4に記載の電
    動ゴルフカート。
  6. 【請求項6】 前記下部バッグ受け体をD形輪状とし、
    該受け体の湾曲部を前記前部フェンダーに取付具を介し
    て固定したことを特徴とする請求項1乃至5に記載の電
    動ゴルフカート。
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