JP2002225760A - 自動二輪車におけるタンデムシート装置 - Google Patents

自動二輪車におけるタンデムシート装置

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JP2002225760A
JP2002225760A JP2001023111A JP2001023111A JP2002225760A JP 2002225760 A JP2002225760 A JP 2002225760A JP 2001023111 A JP2001023111 A JP 2001023111A JP 2001023111 A JP2001023111 A JP 2001023111A JP 2002225760 A JP2002225760 A JP 2002225760A
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tandem seat
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vehicle body
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English (en)
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Takeshi Okada
健史 岡田
Naoki Okamoto
直紀 岡本
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデムシートに対し車体フレームに取り付
けられたフートレストが前下方に離れる場合でも、この
タンデムシートに対するタンデムライダーの座り心地が
良好に保たれるようにする。 【解決手段】 車体フレーム3の後部にタンデムシート
41を支持させる。このタンデムシート41に着座した
タンデムライダーの足を載置可能とさせるフートレスト
47をタンデムシート41の前下方で車体フレーム3に
取り付ける。車体フレーム3の後端部にタンデムライダ
ーが把持可能なシートハンドル49を取り付ける。タン
デムシート41の後方に位置するシートハンドル49の
部分51をタンデムシート41の上面よりも上方に突出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、タンデムシートに
着座したタンデムライダーが把持可能なシートハンドル
を備えた自動二輪車におけるタンデムシート装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、従来、特開平6−14
4328号公報で示されたものがある。
【0003】上記公報のものによれば、自動二輪車の車
体フレームは、その前部を構成する車体フレーム本体
と、この車体フレーム本体の後上部から後方に向って延
出するシート支持フレームとを備えている。上記車体フ
レーム本体の後方、かつ、上記シート支持フレームの下
方に配置されて前後方向に延びる動力ユニットが設けら
れ、この動力ユニットの後部側が上下に揺動自在となる
ようその前部が上記車体フレーム本体の後部に枢支さ
れ、上記動力ユニットの後部に後車輪が支承されてい
る。
【0004】上記構成において、従来、シート支持フレ
ームの後部にタンデムシートを支持させ、このタンデム
シートに着座したタンデムライダーの足を載置可能とさ
せるフートレストを、上記タンデムシートの前下方で上
記車体フレームの車体フレーム本体の後部に取り付け、
上記車体フレームのシート支持フレームの後端部にタン
デムライダーが把持可能なシートハンドルを取り付けた
ものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記タンデ
ムシートに着座したタンデムライダーが、その足を上記
各フートレストに載置させると、これら各フートレスト
は上記タンデムシートの前下方で車体フレームの車体フ
レーム本体に取り付けられているため、上記タンデムラ
イダーは上記フートレスト側から後上方に向う反力を受
けて、その臀部が上記タンデムシート上を後方に移動さ
せられがちとなり、これは上記タンデムシートへの座り
心地を低下させるものであって好ましくない。
【0006】特に、上記後車輪の直径を大きくさせるこ
とにより自動二輪車の操安性を向上させようとしたり、
動力ユニットの容量を大きくさせるため、この動力ユニ
ットを前後方向でより大形にさせようとする場合には、
その分、上記後車輪や動力ユニットを回避するよう、上
記フートレストをより前方に配置させる必要があり、こ
のため、このフートレストが上記タンデムシートから前
方により大きく離れることとなって、この場合には、上
記した反力が更に大きくなり、このため、上記タンデム
シートへの座り心地が更に低下させられるおそれを生じ
る。
【0007】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、タンデムシートに対し車体フレームに取
り付けられたフートレストが前下方に離れる場合でも、
上記タンデムシートに対するタンデムライダーの座り心
地が良好に保たれるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動二輪車におけるタンデムシート装置は、
次の如くである。
【0009】請求項1の発明は、車体フレーム3の後部
にタンデムシート41を支持させ、このタンデムシート
41に着座したタンデムライダーの足を載置可能とさせ
るフートレスト47を上記タンデムシート41の前下方
で上記車体フレーム3に取り付け、上記車体フレーム3
の後端部にタンデムライダーが把持可能なシートハンド
ル49を取り付けた自動二輪車におけるタンデムシート
装置において、
【0010】上記タンデムシート41の後方に位置する
上記シートハンドル49の部分51を上記タンデムシー
ト41の上面よりも上方に突出させたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記シートハンドル49の各側部52を上記タンデ
ムシート41の各側方に位置させると共に、このタンデ
ムシート41の上面よりも上方に突出させたものであ
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記シートハンドル49の下面に下方
に向って開口する凹所53を成形したものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、車体2の側面視で、上記
フートレスト47の断面形状をほぼ円形にしたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0015】図1〜8において、符号1は鞍乗型車両で
ある自動二輪車であり、矢印Frはその進行方向の前方
を示している。また、下記する左右とは、上記前方に向
っての自動二輪車1の車体2の幅方向をいうものとす
る。
【0016】上記車体2は車体フレーム3を備え、この
車体フレーム3はその前部を構成する車体フレーム本体
4と、後部を構成して上記車体フレーム本体4の後上部
から後上方に向って延出するシート支持フレーム5とを
備えている。
【0017】上記車体フレーム3の車体フレーム本体4
は、その前上端部を構成するヘッドパイプ8と、このヘ
ッドパイプ8からその後下方域にまで延出するそれぞれ
1本の主フレーム9およびダウンチューブ10と、これ
ら主フレーム9とダウンチューブ10の各後端部(延出
端部)を互いに結合させるリヤアームブラケット11と
を備えている。
【0018】上記主フレーム9とダウンチューブ10の
各前部は共に後下がりとされて互いに一体成形され、前
部フレーム12とされている。この前部フレーム12は
最中状に結合させられる左右パネル14,14と、これ
ら各パネル14にそれぞれ結合させられる補強パネル1
5とを備え、この前部フレーム12には十分の強度が確
保されている。また、この前部フレーム12の上部には
荷掛け用のフック16が締結具17により取り付けられ
ている。
【0019】上記主フレーム9とダウンチューブ10の
各後部はそれぞれ前後にほぼ水平方向に延び、上記主フ
レーム9の後部の下側に離れて上記ダウンチューブ10
の後部が位置させられている。このダウンチューブ10
の後部は、その横断面が車体2の幅方向に長い矩形の箱
形状とされ、十分の強度が確保されると共に、上記ダウ
ンチューブ10の後部の下面に至る地上高が所定高さに
保たれている。
【0020】上記リヤアームブラケット11は、上下方
向に延びる左右一対のリヤアームブラケット本体18,
18と、これらリヤアームブラケット本体18,18の
各上端部を互いに結合させる上クロスメンバ19と、上
記リヤアームブラケット本体18,18の各下端部を互
いに結合させる下クロスメンバ20とを備え、上記各リ
ヤアームブラケット本体18の横断面は矩形状とされて
いる。上記主フレーム9の後端部に上記両リヤアームブ
ラケット本体18,18のうち一方(右方)のリヤアー
ムブラケット本体18の上端部が結合させられ、上記ダ
ウンチューブ10の後端部に上記下クロスメンバ20が
結合させられている。
【0021】上記主フレーム9の後端部から上記リヤア
ームブラケット11の上端部を介し上記シート支持フレ
ーム5が後上方に延出させられている。このシート支持
フレーム5は、上記車体フレーム本体4の後上部である
各リヤアームブラケット本体18の上端部から後上方に
向って延出する左右一対のシートレール22,22と、
これらシートレール22,22の長手方向の中途部を互
いに結合させる円形パイプ形状の中途部クロスメンバ2
3と、上記シートレール22,22の各後端部を互いに
結合させる板形状の後部クロスメンバ24とを備えてい
る。この場合、上記シート支持フレーム5は上記主フレ
ーム9の後端部から直接的に後上方に延出してもよい。
【0022】上記ヘッドパイプ8にフロントフォーク2
6が操向自在に支承され、このフロントフォーク26の
下端部に前車輪27が支承される一方、上記フロントフ
ォーク26の上端部にハンドル28が取り付けられてい
る。
【0023】上記シート支持フレーム5の下方に配置さ
れ、かつ、上記車体フレーム3の下部であるダウンチュ
ーブ10の後部の後方に配置されて前後方向に長く延び
るリヤアーム31が設けられている。このリヤアーム3
1は、その後部側が上下に揺動自在となるよう前部が上
記ダウンチューブ10の後部にリヤアームブラケット1
1の下端部を介し枢支機構30により枢支されている。
上記リヤアーム31は、車体2の幅方向に延びる上記枢
支機構30における枢支軸心32回りに揺動自在とさ
れ、上記シート支持フレーム5のシートレール22,2
2の下方域で上記リヤアーム31の後部の側方に後車輪
33が配設され、この後車輪33は上記リヤアーム31
の後部に枢支されている。この場合、上記リヤアーム3
1は上記ダウンチューブ10の後端部に直接的に枢支さ
せてもよい。
【0024】上記車体フレーム3の後上部を構成するシ
ート支持フレーム5の中途部クロスメンバ23と、リヤ
アーム31の後部とに緩衝器35が架設され、上記前車
輪27と後車輪33によって、上記車体2が走行路面3
7上に支持されている。上記フロントフォーク26と緩
衝器35は共に緩衝機能を有している。
【0025】上記リヤアーム31の後部と緩衝器35
は、車体2の幅方向の中央36から一側方(左側方)に
偏位させられ、上記前車輪27と後車輪33とは車体2
の幅方向の中央36に位置させられている。一方、上記
主フレーム9の後部は上記中央36から他側方(右側
方)に偏位させられ、上記ダウンチューブ10の後部
は、上記中央36に配置されている。
【0026】上記車体2の幅方向の中央36に配置さ
れ、かつ、上記シート支持フレーム5の左右シートレー
ル22,22の上方に配置され前後方向に長く延びるシ
ート39が設けられ、このシート39は、上記車体フレ
ーム3の後上部である上記シート支持フレーム5のシー
トレール22,22に支持されている。上記シート39
の前部はライダーが着座可能な主シート40とされ、上
記シート39の後部はタンデムライダーが着座可能なタ
ンデムシート41とされている。上記シート39の後部
側が前上方に向って往、復回動自在となるようその前端
部が上記車体フレーム3のシート支持フレーム5側に枢
支され、上記シート39の後端部を上記シート支持フレ
ーム5の後部側に係脱自在に係止させる係止具43と、
この係止具43を係止状態のままにロック可能とする不
図示のロック装置とが設けられている。
【0027】上記主フレーム9の後部上方、かつ、上記
シート39の前方には、車体2の幅方向に貫通し、か
つ、上方に向って開く空間44が成形され、上記主シー
ト40に着座したライダーの足が上記空間44を左右に
通過可能とされている。
【0028】上記ダウンチューブ10の後部には、この
後部から左右各外側方に向って突出するブラケット45
が取り付けられ、上記主シート40に着座したライダー
の左右各足をそれぞれ全体的に載置可能とさせるフート
ボード46が上記ブラケット45に支持されている。上
記フートボード46は樹脂製で、上記ダウンチューブ1
0の後部とブラケット45とをその上方から全体的に覆
うよう、ほぼ水平方向に一体的に延び、上記ブラケット
45は上記ダウンチューブ10の後部と、フートボード
46とを補強している。
【0029】上記タンデムシート41に着座したタンデ
ムライダーの左右各足を載置可能とさせる左右一対のフ
ートレスト47,47が上記タンデムシート41の前下
方で上記車体フレーム3の車体フレーム本体4の後部で
ある上記リヤアームブラケット11の各リヤアームブラ
ケット本体18に取り付けられている。上記各フートレ
スト47は上記各リヤアームブラケット本体18の上下
方向のほぼ中央部である中途部から外側方に突出させら
れ、上記各フートレスト47の横断面はほぼ円形とされ
ている。上記各フートレスト47の突出端側は後上方に
向って往、復回動自在とされ、この往回動で上記車体フ
レーム3の(リヤアームブラケット11の)外側面に沿
って収納可能とされている(図1中一点鎖線)。
【0030】図1〜3において、上記車体フレーム3の
後端部であって、上記シート支持フレーム5の後端部で
ある上記後部クロスメンバ24に、上記タンデムシート
41に着座したタンデムライダーの手で把持可能なシー
トハンドル49が締結具50により着脱自在に締結され
て取り付けられている。
【0031】上記シートハンドル49は、軽金属製、も
しくは硬質の樹脂製とされ、車体2の平面視で前方に向
って開くコの字形状とされ、上記タンデムシート41の
後部に外嵌している。より詳しくは、上記シートハンド
ル49は、タンデムシート41の後方に位置して車体2
の幅方向に延びる部分51と、この部分51の左右各端
部からそれぞれ前方に向って一体的に延出し上記タンデ
ムシート41の後部の各側方近傍に位置する側部52,
52とを備え、これら各側部52の前端部が上記したよ
うに締結具50により上記後部クロスメンバ24に締結
されている。
【0032】上記シートハンドル49の部分51と、各
側部52の少なくとも後部とは、それぞれ上記タンデム
シート41の上面よりも上方に突出しており、タンデム
シート41に鞍乗式に着座したタンデムライダーの臀部
が上記シートハンドル49の後部にその前方から内嵌可
能とされて、上記タンデムシート41への安定した着座
が得られるようになっている。
【0033】上記シートハンドル49の部分51の下面
には、下方に向って開口する凹所53が形成されてい
る。上記部分51を把持した手の指が上記凹所53に嵌
入可能とされ、もって、上記部分51の外縁部への把持
が強固にできて、タンデムシート41への着座がより安
定してできることとされている。
【0034】図1〜6において、上記リヤアーム31
は、自動二輪車1の走行駆動源とされて、上記後車輪3
3を走行駆動させる動力ユニット56とされている。こ
の動力ユニット56は、上記シート支持フレーム5とシ
ート39の下方に配置され、かつ、車体フレーム3の下
部後方に配置され、その前部を構成してこの動力ユニッ
ト56の主体をなす4サイクル内燃機関57と、上記動
力ユニット56の後部を構成して上記内燃機関57から
の駆動力を上記後車輪33側に伝達する動力伝達装置5
8とを備えている。
【0035】上記内燃機関57は、上記枢支機構30に
より車体フレーム本体4のリヤアームブラケット11に
枢支されるクランクケース60と、このクランクケース
60から前方に向って突出するシリンダ61とを備えて
いる。また、上記動力伝達装置58は、上記クランクケ
ース60の後部に連設される動力伝達ケース62と、こ
の動力伝達ケース62内に収容されて上記内燃機関57
から駆動力を入力する動力伝達機構63とを備えてい
る。
【0036】車体2の幅方向に延びる軸心65回りに回
転自在となるよう上記動力ユニット56の動力伝達ケー
ス62の後部に支承され、上記内燃機関57からの駆動
力を上記動力伝達機構63を介し入力して回転駆動する
車軸66が設けられ、この車軸66と共に回転駆動する
ようこの車軸66に上記後車輪33が支持されている。
【0037】上記内燃機関57に大気側の空気を導入可
能とさせる吸気系部材69が設けられている。この吸気
系部材69は、上記内燃機関57から一旦上方に向って
延出した後、前方に向い延出し、次に下方に向って延出
する吸気管70と、この吸気管70の延出端部に取り付
けられると共に上記内燃機関57のシリンダ61の突出
端に支持される外形寸法の大きいエアクリーナ71と、
上記吸気管70の長手方向の中途部に介設されて上記吸
気管70内を通し内燃機関57に燃料72を供給する燃
料供給手段である気化器73とを備えている。
【0038】上記吸気系部材69における吸気管70、
エアクリーナ71、および気化器73は、上記ダウンチ
ューブ10の後部上方で、上記シート39よりも前側に
配置され、かつ、特に、外形の大きい上記エアクリーナ
71は上記車体2の幅方向のほぼ中央36、かつ、上記
動力ユニット56の前方近傍に配置されている。また、
上記主フレーム9の後部が上記中央36の他側方(右側
方)に偏位させられることにより成形された上記主フレ
ーム9の後部の一側方(左側方)の空間74に上記吸気
管70と気化器73が配置されている。また、上記エア
クリーナ71は、上記動力ユニット56の内燃機関57
の前方に配置され、かつ、車体2の側面視で上記主フレ
ーム9とダウンチューブ10の各後部の間に成形された
空間75に配置されている。
【0039】上記ダウンチューブ10の前部と、上記吸
気系部材69のエアクリーナ71との間、かつ、上記空
間75の一部分にバッテリ77が配置され、このバッテ
リ77は上記ダウンチューブ10に着脱自在に支持され
ている。上記バッテリ77は、内燃機関57の点火装置
や、制御装置に電力を供給する。
【0040】上記内燃機関57のシリンダ61、吸気系
部材69、およびバッテリ77をその左右各外側方から
それぞれ開閉自在に覆う樹脂製で射出成形により一体成
形されたサイドカバー78が設けられている。このサイ
ドカバー78を上記車体フレーム3の車体フレーム本体
4に対し所定位置に着脱自在に締結させる締結具80
と、上記サイドカバー78を上記車体フレーム3の車体
フレーム本体4側に係脱自在に係止させて取り付けさせ
る係止具81とが設けられ、82はグロメットである。
【0041】図1,3,8において、上記シート39の
下方、動力ユニット56の前部である内燃機関57の上
方、かつ、上記シート支持フレーム5の左右シートレー
ル22,22の前部の間に樹脂製で射出成形により一体
成形された収納ボックス84が配置されている。この収
納ボックス84は上記車体フレーム本体4の後部の上ク
ロスメンバ19と、シート支持フレーム5の各シートレ
ール22および中途部クロスメンバ23とに支持されて
いる。
【0042】上記収納ボックス84は上方に向って開口
し、この開口を通しこの収納ボックス84内にヘルメッ
ト等の小物が収納可能とされている。上記収納ボックス
84の開口は上記シート39によってその上方から開閉
自在に覆われている。このシート39は上記収納ボック
ス84の前部を介し車体フレーム3に枢支具42により
枢支されている。
【0043】上記各シートレール22の前部は、その横
断面が上下に長い矩形状とされている。このため、これ
ら各シートレール22,22の間の内幅寸法が大きくさ
れ、その分、上記収納ボックス84の容量が大きくさ
れ、また、この収納ボックス84とシート39からの上
下方向の外力に対抗できる十分の強度を有することとさ
れている。また、上記各シートレール22は、上記収納
ボックス84に与えられる無意図的な外力に対抗するよ
うこの収納ボックス84の外側方に位置してこの収納ボ
ックス84を保護している。
【0044】図1,3において、上記シート支持フレー
ム5の後部に、前記燃料72を溜める板金製の燃料タン
ク86が支持され、この燃料タンク86はその上方から
上記シート39によって開閉自在に覆われている。
【0045】図1〜5において、上記動力ユニット56
の内燃機関57が駆動するとき、吸気系部材69のエア
クリーナ71と吸気管70とを通して空気が内燃機関5
7に吸入されると共に、上記燃料タンク86内の燃料7
2が上記気化器73を通して内燃機関57に供給され、
燃焼に供される。この燃焼に基づき上記内燃機関57か
ら出力される駆動力が上記動力伝達装置58と車軸66
を介して後車輪33に伝達され、自動二輪車1が走行路
面37上を走行可能とされる。
【0046】前記したように、車体フレーム3が、その
前上端部を構成するヘッドパイプ8と、このヘッドパイ
プ8からその後下方に延出する主フレーム9と、少なく
とも後部がこの主フレーム9の後部よりも下側に離れて
位置して上記ヘッドパイプ8からその後下方に延出する
ダウンチューブ10と、上記主フレーム9の後部から後
方に向って延出するシート支持フレーム5とを備え、上
記ヘッドパイプ8にフロントフォーク26を介して前車
輪27を支承させる一方、上記ダウンチューブ10より
も後側に配置されてその後部側が上下に揺動自在となる
よう前部が上記ダウンチューブ10の後部に枢支される
リヤアーム31を設け、このリヤアーム31の後部に後
車輪33を支承させ、上記シート支持フレーム5にシー
ト39を支持させた自動二輪車において、上記主フレー
ム9の後部上方、かつ、上記シート39の前方に、車体
2の幅方向に貫通し、かつ、上方に向って開く空間44
を成形してある。
【0047】このため、上記空間44を利用すれば、自
動二輪車1の車体2に対する乗降が、スクータ型自動二
輪車のように容易にできることとなる。
【0048】そして、上記の場合、車体フレーム3の車
体フレーム本体4は、主フレーム9と、この主フレーム
9の下方に離れて配置されるダウンチューブ10とを備
えていることから、車体フレーム3の強度を十分に大き
くできる。
【0049】また、前記したように、主フレーム9とダ
ウンチューブ10の各前部を互いに一体成形してある。
【0050】このため、上記主フレーム9とダウンチュ
ーブ10の各前部により成形された後下がりの前部フレ
ーム12は、その前後方向の幅寸法を小さくできて、そ
の分、上記前部フレーム12の前方に広い空間を確保す
ることができる。
【0051】よって、その分、上記前車輪27の直径を
大きくできて、高速時の操安性が向上する。
【0052】また、前記したように、ダウンチューブ1
0の後部にブラケット45を取り付け、このブラケット
45にフートボード46を支持させてある。
【0053】このため、上記ダウンチューブ10の後部
は上記ブラケット45により補強される。
【0054】ここで、前記したように空間44を成形す
ると、上記主フレーム9とダウンチューブ10の各後部
は上下方向で互いに接近しがちとなって、これら9,1
0による車体フレーム3の車体フレーム本体4の強度が
不十分になりがちであるが、上記したように、ダウンチ
ューブ10の後部がブラケット45により補強されたこ
とにより、上記空間44を成形しても、上記車体フレー
ム3の車体フレーム本体4の強度は十分に確保される。
【0055】また、前記したように、リヤアーム31の
後部を車体2の幅方向の中央36から一側方(左側方)
に偏位させ、上記リヤアーム31の後部の側方で上記中
央36に後車輪33を位置させ、上記主フレーム9の後
部を上記中央36から他側方(右側方)に偏位させてあ
る。
【0056】ここで、上記リヤアーム31の後部を車体
2の幅方向で後車輪33と並設される一本の部材で構成
して、上記したようにリヤアーム31の後部を車体2の
幅方向の一側方に偏位させたとすると、車体2の中央3
6を中心とした車体2の左右における重量バランスは不
均衡になりがちであるが、上記したように、主フレーム
9の後部を上記中央36から他側方に偏位させたため、
自動二輪車1の左右における重量バランスは良好なまま
に保たれる。
【0057】よって、この点でも、自動二輪車1の操安
性が向上する。
【0058】また、前記したように、車体フレーム3
が、その前部を構成する車体フレーム本体4と、この車
体フレーム本体4の後上部から後方に向って延出するシ
ート支持フレーム5とを備え、上記車体フレーム本体4
の後方、かつ、上記シート支持フレーム5の下方に配置
されて前後方向に延びる動力ユニット56を設け、この
動力ユニット56の後部側が上下に揺動自在となるよう
その前部を上記車体フレーム本体4の後部に枢支させ、
上記動力ユニット56の後部に後車輪33を支承させ、
上記シート支持フレーム5の後部にタンデムシート41
を支持させ、このタンデムシート41に着座したタンデ
ムライダーの足を載置可能とさせるフートレスト47を
上記タンデムシート41の前下方で上記車体フレーム3
の車体フレーム本体4の後部に取り付け、上記車体フレ
ーム3のシート支持フレーム5の後端部にタンデムライ
ダーが把持可能なシートハンドル49を取り付けた自動
二輪車におけるタンデムシート装置において、
【0059】上記タンデムシート41の後方に位置する
上記シートハンドル49の部分51を上記タンデムシー
ト41の上面よりも上方に突出させてある。
【0060】ここで、上記車体フレーム本体4に取り付
けられたフートレスト47は、直径の大きい後車輪33
や前後に長く延びる動力ユニット56を回避するよう、
より前方に配置させる必要があり、このため、上記フー
トレスト47は上記タンデムシート41から前下方に大
きく離れており、よって、上記タンデムシート41に着
座したタンデムライダーが、その足を上記フートレスト
47に載置させると、上記タンデムライダーは上記フー
トレスト47側から後上方に向う大きい反力を受けて、
その臀部が上記タンデムシート41上を後方により強く
移動させられがちとなる。
【0061】そこで、上記したように、シートハンドル
49の部分51を上記タンデムシート41の上方に突出
させたのであり、このため、後方移動しようとする臀部
は、上記シートハンドル49の部分51に圧接状に当接
してその後方移動が阻止もしくは抑制される。
【0062】よって、上記タンデムシート41への着座
がより安定した状態でできることから、このタンデムシ
ート41への座り心地が良好に保たれる。
【0063】また、前記したように、シートハンドル4
9の各側部52の少なくとも後部を上記タンデムシート
41の各側方に位置させると共に、このタンデムシート
41の上面よりも上方に突出させてある。
【0064】このため、上記タンデムシート41上の臀
部が車体2の幅方向に無意図的に移動しようとすると
き、臀部が上記シートハンドル49の各側部52の内側
面に圧接状に当接して上記移動が阻止もしくは抑制され
る。
【0065】よって、上記タンデムシート41への着座
が更に安定することから、このタンデムシート41への
座り心地がより確実に良好に保たれる。
【0066】また、前記したように、シートハンドル4
9の下面に下方に向って開口する凹所53を成形してあ
る。
【0067】このため、上記シートハンドル49の部分
51の前面と、各側部52の内側面とにタンデムライダ
ーの臀部が圧接している場合でも、上記凹所53に手の
指を嵌入させて車体2の平面視における上記シートハン
ドル49の外縁部を把持すれば、上記シートハンドル4
9への把持が強固にできる。
【0068】よって、その分、上記タンデムシート41
への着座が更に安定することから、このタンデムシート
41への座り心地が向上する。
【0069】また、前記したように、車体2の側面視
で、上記フートレスト47の断面形状をほぼ円形にして
ある。
【0070】このため、タンデムライダーの体格の相違
などにより、車体2の側面視で、上記フートレスト47
に載置される足の角度が変化しても、上記フートレスト
47への載置の感触はほぼ一定に保たれる。
【0071】よって、その分、上記タンデムシート41
への座り心地が更に向上すると共に、上記フートレスト
47の配置の自由度が向上する。
【0072】なお、以上は図示の例によるが、上記フー
トボード46はアルミ軽合金などの板金製であってもよ
い。また、上記内燃機関57は、2サイクルであっても
よく、これに代えて電動機であってもよい。また、上記
シートハンドル49の各側部52の下面にも凹所53を
成形してもよい。
【0073】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0074】請求項1の発明は、車体フレームの後部に
タンデムシートを支持させ、このタンデムシートに着座
したタンデムライダーの足を載置可能とさせるフートレ
ストを上記タンデムシートの前下方で上記車体フレーム
に取り付け、上記車体フレームの後端部にタンデムライ
ダーが把持可能なシートハンドルを取り付けた自動二輪
車におけるタンデムシート装置において、
【0075】上記タンデムシートの後方に位置する上記
シートハンドルの部分を上記タンデムシートの上面より
も上方に突出させてある。
【0076】ここで、上記車体フレームに取り付けられ
たフートレストは上記タンデムシートから前下方に離れ
ているため、上記タンデムシートに着座したタンデムラ
イダーが、その足を上記フートレストに載置させると、
上記タンデムライダーは上記フートレスト側から後方に
向う反力を受けて、その臀部が上記タンデムシート上を
後方に移動させられがちとなる。
【0077】そこで、上記したように、シートハンドル
の部分を上記タンデムシートの上方に突出させたのであ
り、このため、後方移動しようとする臀部は、上記シー
トハンドルの部分に当接してその後方移動が阻止もしく
は抑制される。
【0078】よって、上記タンデムシートへの着座がよ
り安定した状態でできることから、このタンデムシート
への座り心地が良好に保たれる。
【0079】請求項2の発明は、上記シートハンドルの
各側部を上記タンデムシートの各側方に位置させると共
に、このタンデムシートの上面よりも上方に突出させて
ある。
【0080】このため、上記タンデムシート上の臀部が
車体の幅方向に無意図的に移動しようとするとき、臀部
が上記シートハンドルの各側部の内側面に当接して上記
移動が阻止もしくは抑制される。
【0081】よって、上記タンデムシートへの着座が更
に安定することから、このタンデムシートへの座り心地
がより確実に良好に保たれる。
【0082】請求項3の発明は、上記シートハンドルの
下面に下方に向って開口する凹所を成形してある。
【0083】このため、上記シートハンドルの部分の前
面と、各側部の内側面とにタンデムライダーの臀部が圧
接している場合でも、上記凹所に手の指を嵌入させて車
体の平面視における上記シートハンドルの外縁部を把持
すれば、上記シートハンドルへの把持が強固にできる。
【0084】よって、その分、上記タンデムシートへの
着座が更に安定することから、このタンデムシートへの
座り心地が向上する。
【0085】請求項4の発明は、車体の側面視で、上記
フートレストの断面形状をほぼ円形にしてある。
【0086】このため、タンデムライダーの体格の相違
などにより、車体の側面視で、上記フートレストに載置
される足の角度が変化しても、上記フートレストへの載
置の感触はほぼ一定に保たれる。
【0087】よって、その分、上記タンデムシートへの
座り心地が更に向上すると共に、上記フートレストの配
置の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の部分拡大図である。
【図2】自動二輪車の全体側面図である。
【図3】図1で示したものの平面図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】図3の部分拡大図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【図7】図1の7‐7線矢視断面図である。
【図8】図1の8‐8線矢視断面図である。
【図9】図1の後部拡大部分断面図である。
【図10】図9の平面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体 3 車体フレーム 4 車体フレーム本体 5 シート支持フレーム 33 後車輪 39 シート 40 主シート 41 タンデムシート 47 フートレスト 49 シートハンドル 51 部分 52 側部 53 凹所 56 動力ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの後部にタンデムシートを
    支持させ、このタンデムシートに着座したタンデムライ
    ダーの足を載置可能とさせるフートレストを上記タンデ
    ムシートの前下方で上記車体フレームに取り付け、上記
    車体フレームの後端部にタンデムライダーが把持可能な
    シートハンドルを取り付けた自動二輪車におけるタンデ
    ムシート装置において、 上記タンデムシートの後方に位置する上記シートハンド
    ルの部分を上記タンデムシートの上面よりも上方に突出
    させた自動二輪車におけるタンデムシート装置。
  2. 【請求項2】 上記シートハンドルの各側部を上記タン
    デムシートの各側方に位置させると共に、このタンデム
    シートの上面よりも上方に突出させた請求項1に記載の
    自動二輪車におけるタンデムシート装置。
  3. 【請求項3】 上記シートハンドルの下面に下方に向っ
    て開口する凹所を成形した請求項1、もしくは2に記載
    の自動二輪車におけるタンデムシート装置。
  4. 【請求項4】 車体の側面視で、上記フートレストの断
    面形状をほぼ円形にした請求項1から3のうちいずれか
    1つに記載の自動二輪車におけるタンデムシート装置。
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