JP3514022B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JP3514022B2
JP3514022B2 JP00535596A JP535596A JP3514022B2 JP 3514022 B2 JP3514022 B2 JP 3514022B2 JP 00535596 A JP00535596 A JP 00535596A JP 535596 A JP535596 A JP 535596A JP 3514022 B2 JP3514022 B2 JP 3514022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
switching
output
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00535596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09201050A (ja
Inventor
伸夫 元治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP00535596A priority Critical patent/JP3514022B2/ja
Publication of JPH09201050A publication Critical patent/JPH09201050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3514022B2 publication Critical patent/JP3514022B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、負荷に直流電圧を
供給できる電源装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】負荷に一定の直流電圧を供給する電源装
置として、図7に示す電源トランスを使用する構成のも
のと、図8に示すスイッチング電源を使用する構成のも
のが一般的に使用されている。図7に示す構成のもの
は、電源トランス2の一次側に商用電源1を接続し、巻
数比によって決まる電源トランス2の二次側の電圧をダ
イオードブリッジ3で整流し、コンデンサ4で平滑した
後、シリーズレギュレータを構成するトランジスタ6に
よって出力端子間の電圧Vが所定の電圧となるように調
整している。この調整は、出力電圧Vを抵抗7・8によ
って分圧した電圧が、アンプ9によって基準電圧10と
等しくなるようにトランジスタ6による電圧降下量を制
御しているものである。このときトランジスタ6は、発
熱量が大きいため放熱フィン11によって熱放散してい
るものである。 【0003】このとき電源トランス2を使用しているこ
とによって、前記トランジスタ6による電圧調整が必要
となるものである。すなわち、出力端子間の電圧Vは基
本的には電源トランス2の巻数比によって決定されるも
のであるが、負荷に流れる電流や、商用電源1自身の電
圧変動によって当然変動するものである。この変動分を
保証するためには、出力電圧Vに対して、コンデンサ4
の両端では例えば2倍の電圧を必要とするものである。 【0004】図8に示す構成のものは、商用電源1をダ
イオードブリッジ12で整流しコンデンサ13で平滑し
た後、スイッチングトランジスタ14で高速にスイッチ
ングして得た高周波電圧をスイッチングトランス15の
一次側に加え、二次側に発生した電圧をダイオード16
とコンデンサ17で整流平滑して、出力電圧Vとしてい
る。このときコンデンサ17の出力電圧を、パルス幅制
御回路21によって制御することによって負荷に流れる
電流が変動しても一定の出力電圧Vとなるようにしてい
る。つまり、出力電圧Vがツェナーダイオード18のツ
ェナー電圧より高くなると、フォトカプラ19の発光側
に抵抗20を通して多くの電流が流れ、フォトカプラ1
9の受光側にも多くの電流が流れることにより、パルス
幅制御回路21は、スイッチングトランジスタ14のオ
ン比率を下げる。逆に出力電圧Vがツェナー電圧より低
くなると、フォトカプラ19の受光側の電流が少くな
り、スイッチングトランジスタ14のオン比率を上げ
る。スイッチングトランスのオン比率が上昇すると、ス
イッチングトランス15に流れる電流が増加しコンデン
サ17にチャージされる電圧は上昇する。スイッチング
トランスのオン比率が低下すると、逆にコンデンサ17
にチャージされる電圧は下降する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記図7に示した電源
トランス2を使用する構成のものは、結局電源トランス
2としての容量を必要容量の2倍程度にしなければなら
ないという課題を有している。また図8に示したスイッ
チング電源を使用した構成のものは、スイッチングトラ
ンジスタ14等の構成部品に大型のものを使用しなけれ
ばならないという課題を有している。 【0006】本発明は、このような従来の構成が有して
いる課題を解決するもので、小型で安価な電源装置を提
供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、商用電源に直接接続した、ま
たは電源トランスを介して接続した整流手段及び平滑手
段と、商用電源をスイッチングし整流して直流電圧とす
るスイッチング電源とを備え、前記平滑手段の出力とス
イッチング電源の出力を直列に接続した和の電圧を直流
電源の出力とし、前記出力は、目標とする出力電圧に対
して不足する電圧分を、前記直列に接続したスイッチン
グ電源によって補うように構成し、前記スイッチング電
源は前記平滑手段の出力と前記スイッチング電源の出力
との和の電圧で制御され目標とする出力電圧を得る電源
装置とし、スイッチング電源によって平滑手段の出力の
不足分だけを補うようにして電力の利用効率の高い、小
型で安価な電源装置としている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の実施形態である回路図であ
る。商用電源22の電圧は、電源トランス23と、スイ
ッチング電源26の両方に供給している。また、電源ト
ランス23の二次側には整流手段24であるダイオード
ブリッジと、平滑手段25であるコンデンサを接続して
おり、平滑手段25の出力が、前記スイッチング電源2
6の出力に直列に接続されている。スイッチング電源2
6は、商用電源22の電圧を整流するダイオードブリッ
ジ27と、この電圧を平滑するコンデンサ28と、コン
デンサ28に接続したスイッチングトランジスタ29
と、スイッチングトランス30と、スイッチングトラン
ス30の二次側に接続したダイオード31とコンデンサ
32と、スイッチングトランジスタ29を駆動するパル
ス幅制御回路36と、フォトカプラ34と、フォトカプ
ラ34の発光側に接続したツェナーダイオード33及び
抵抗35とによって構成している。 【0009】以下本実施形態の動作について説明する。
スイッチングトランジスタ29による高速スイッチング
によって、スイッチングトランス30の一次側には高周
波電圧が印加され電流が流れる。このときの電力によっ
てスイッチングトランス30の二次側には高周波電圧が
誘起し、この電圧がダイオード31によって整流されコ
ンデンサ32によってチャージされる。コンデンサ32
の出力電圧は図中V2として示しており、電源トランス
23の二次側に接続した平滑手段25の出力電圧V1と
直列に接続されている。従って本装置の出力電圧はV1
+V2となるものである。このとき、本実施形態ではツ
ェナーダイオード33のツェナー電圧VZはV1+V2
に対して設定されている。従って、出力電圧V1+V2
がツェナー電圧VZより高くなると、この高くなった度
合いに応じて抵抗35に電流が流れるものである。つま
り、フォトカプラ34の発光側に電流が流れるものであ
る。このため、フォトカプラ34の出力側に接続してい
るパルス幅制御回路36は、スイッチングトランジスタ
29をV1+V2がVZとなるように駆動するものであ
る。つまり、スイッチングトランジスタ29のオン比率
を下げるものである。スイッチングトランジスタのオン
比率が低下すると、スイッチングトランス30に流れる
電流が減少し、従ってコンデンサ32にチャージされる
電圧も低下する。つまり、出力V2が低下する。また逆
に出力電圧V1+V2がツェナー電圧VZより低くなる
と、フォトカプラ34の発光側を流れる電流は減少す
る。このためパルス幅制御回路36は、スイッチングト
ランジスタ29のオン比率を上げるように駆動する。ス
イッチングトランジスタ29のオン比率が増加すると、
スイッチングトランス30に流れる電流が増加し、従っ
てコンデンサ32にチャージされる電圧も増加する。つ
まり、出力V2が上昇する。 【0010】以上のように本実施形態は図2に示してい
るように、出力電圧V1+V2を常にツェナー電圧VZ
に一定に保っているものである。すなわちスイッチング
電源26は、ツェナー電圧VZに対してV1で不足した
分を補うように作用しているものである。 【0011】このように本実施形態のスイッチング電源
26は、目標とする電圧の一部だけを供給する回路構成
としているため、出力電圧の全てを供給する構成のもの
に対しては半分程度以下の容量で済むものである。また
電源トランス23についても、本実施形態の構成とした
場合には正味必要とする電圧以下の電圧を出力できれば
良く、非常に効率の高い利用ができるものである。 【0012】なお平滑手段のコンデンサ25は使用しな
ければ、V1は図2の破線のようになるが、スイッチン
グ電源がVZとの不足分を出力するので構わない。 【0013】また本実施形態では、入力の商用電源22
に対してスイッチング電源26は、電源トランス23と
並列に接続する構成としているが、電源トランス23が
電圧を下げるものであって、スイッチング電源26を電
源トランス23の二次側に接続した構成とすれば、スイ
ッチング電源26の部品に耐圧の低いものを用いること
ができ、回路コストを下げることができる。 【0014】また出力電圧V1+V2が140V以上で
ある場合には、電源トランス23を使用する必要がない
ものである。この場合には、整流手段24・平滑手段2
5を、ダイオードブリッジ27・平滑コンデンサ28で
共用でき、非常に簡単な構成とできるものである。 【0015】回路構成を図3に示すようにすれば、整流
手段41と平滑手段42を共用してスイッチング電源の
構成を簡単にできる電源装置を実現できる。スイッチン
グ電源の回路はバックブーストと呼ばれているもので、
出力電圧V4の極性を反転できる点が特徴となっている
もので、前記図1に示す構成で使用しているスイッチン
グトランス30を使用しない構成となっている。この回
路では、スイッチング電源43を電源トランス40の二
次側、つまり整流手段41の後の平滑手段42の出力に
接続している。スイッチング電源43は、平滑手段42
の出力をスイッチングするスイッチングトランジスタ4
4と、スイッチングトランジスタ44の出力を一旦蓄え
るコイル45と、スイッチングトランジスタ44とコイ
ル45の出力を整流平滑するダイオード46・コンデン
サ47と、ツェナーダイオード48・抵抗49によって
本装置の出力電圧を監視するパルス幅制御回路50とを
備えている。 【0016】パルス幅制御回路50は、図1で使用して
いるパルス幅制御回路36と同様、スイッチングトラン
ジスタ44のオン比率を制御しており、図4に示してい
るように出力電圧V3+V4がVZと等しくなるように
しているものである。 【0017】このとき回路構成を図5に示すようにして
も、本発明の電源装置を実現できる。この回路では、バ
ックと呼ばれる降圧形のスイッチング電源60を使用し
ている。55は、センタータップを有する二次巻線56
と二次巻線57を有する電源トランスである。二次巻線
56にはセンタータップ式の整流平滑手段58が、二次
巻線57には部分平滑式の整流平滑手段59が接続され
ている。スイッチング電源60は、このうち整流平滑手
段58に接続され、その電圧をスイッチングするスイッ
チングトランジスタ61と、スイッチングトランジスタ
61を制御するパルス幅制御回路64と、回路の出力電
圧を監視するツェナーダイオード62及び抵抗63を有
している。なおスイッチング電源60として、ブースト
と呼ぶ昇圧形のものを使用しても良い。また電源トラン
ス55はオートトランスでもよく、整流方法について
は、半波整流・倍電圧整流を使用しても良いものであ
る。 【0018】また回路構成を図6に示すようにすれば、
一般にDC−DCコンバータと称している非常に簡単な
構成の電源装置とすることができる。70は電池等の直
流電源であり、スイッチング電源71の出力の負極側
は、直流電源70の正極側に接続しているものである。
つまり直流電源70の出力にスイッチング電源71を直
列に接続している。スイッチング電源71を構成するパ
ルス幅制御回路72は、ツェナーダイオード73・抵抗
74が監視している直流電源70の出力とスイッチング
電源71の出力との合計電圧を、ツェナーダイオード7
3によって決定される電圧に調整しているものである。 【0019】 【発明の効果】本発明の第一の手段は、商用電源に直接
接続した、または電源トランスを介して接続した整流手
段及び平滑手段と、商用電源をスイッチングし整流して
直流電圧とするスイッチング電源とを備え、前記スイッ
チング電源は平滑手段の出力とスイッチング電源の出力
との和の電圧を制御する構成として、目的とする電圧に
対して不足する部分だけを、直列に接続したスイッチン
グ電源によって補うようにして、電力の利用効率の高
い、小型で安価な電源装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態である電源装置の回路構成を
示す回路図 【図2】同、出力特性を説明する説明図 【図3】同、電源トランスの二次側にスイッチング電源
を接続した構成を示す回路図 【図4】同、出力特性を説明する説明図 【図5】同、電源トランスの二次側にスイッチング電源
を接続した別の構成を示す回路図 【図6】同、直流電源を入力として使用した構成を示す
回路図 【図7】従来例である電源トランスを使用した電源装置
を示す回路図 【図8】従来例であるスイッチング電源を使用した電源
装置を示す回路図 【符号の説明】 23 電源トランス 24 整流手段 25 平滑手段 26 スイッチング電源 40 電源トランス 42 平滑手段 43 スイッチング電源 55 電源トランス 59 整流平滑手段 60 スイッチング電源 70 直流電源 71 スイッチング電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28 H02J 1/00 H02M 7/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 商用電源に直接接続した、または電源ト
    ランスを介して接続した整流手段及び平滑手段と、商用
    電源をスイッチングし整流して直流電圧とするスイッチ
    ング電源とを備え、前記平滑手段の出力とスイッチング
    電源の出力を直列に接続した和の電圧を直流電源の出力
    とし、前記出力は、目標とする出力電圧に対して不足す
    る電圧分を、前記直列に接続したスイッチング電源によ
    って補うように構成し、前記スイッチング電源は前記
    滑手段の出力と前記スイッチング電源の出力との和の電
    で制御され目標とする出力電圧を得る電源装置。
JP00535596A 1996-01-17 1996-01-17 電源装置 Expired - Fee Related JP3514022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00535596A JP3514022B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00535596A JP3514022B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09201050A JPH09201050A (ja) 1997-07-31
JP3514022B2 true JP3514022B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=11608883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00535596A Expired - Fee Related JP3514022B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514022B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI628896B (zh) * 2016-12-12 2018-07-01 群光電能科技股份有限公司 具有寬範圍輸出電壓之充電器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09201050A (ja) 1997-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5633787A (en) Switch-mode power supply with control of output supply voltage and overcurrent
JPH0614534A (ja) 2つの作動スイッチと単位電源ファクタ可能出力とを備えた順方向コンバータ
JPS6013469A (ja) Dc−dc変換器
JP2008507950A (ja) 複数の出力電圧を供給する変換器
JPH05276750A (ja) 電源回路
JP2007511995A (ja) スイッチモード電源
US20050057951A1 (en) Controlled synchronous rectifier for controlling an output voltage of a switched mode power supply
JP3514022B2 (ja) 電源装置
EP1050953A2 (en) Zero voltage switching power supply
JP2001045759A (ja) 自励式スイッチング電源装置
JP2000152626A (ja) 安定化電源
JP2001045749A (ja) スイッチング電源装置およびその動作方法
EP0802615A2 (en) Switching power source apparatus
JP4191874B2 (ja) 無停電電源装置
JP2607569B2 (ja) スイッチング電源装置
US10069425B2 (en) Switching power supply device for reducing energy loss
JP2002315342A (ja) スイッチング電源装置
JP2004328948A (ja) スイッチング電源回路およびこれを備えたスイッチングレギュレータ
JPH0340757A (ja) スイッチング電源装置
JP2999077B2 (ja) 高力率電源装置
JPH08126311A (ja) 電源装置
JP3436463B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2672333B2 (ja) 定電流入力型dc/dcコンバータ
JP2665936B2 (ja) 一石式コンバータ
JP2795229B2 (ja) Dc−dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040106

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees