JP3513448B2 - 光プローブ - Google Patents

光プローブ

Info

Publication number
JP3513448B2
JP3513448B2 JP32144599A JP32144599A JP3513448B2 JP 3513448 B2 JP3513448 B2 JP 3513448B2 JP 32144599 A JP32144599 A JP 32144599A JP 32144599 A JP32144599 A JP 32144599A JP 3513448 B2 JP3513448 B2 JP 3513448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical probe
surface plasmon
thin film
transmission line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32144599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001141634A (ja
Inventor
亮 黒田
貴子 山口
康弘 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18132647&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3513448(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32144599A priority Critical patent/JP3513448B2/ja
Priority to US09/708,587 priority patent/US6408123B1/en
Publication of JP2001141634A publication Critical patent/JP2001141634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3513448B2 publication Critical patent/JP3513448B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01QSCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
    • G01Q60/00Particular types of SPM [Scanning Probe Microscopy] or microscopes; Essential components thereof
    • G01Q60/18SNOM [Scanning Near-Field Optical Microscopy] or apparatus therefor, e.g. SNOM probes
    • G01Q60/22Probes, their manufacture, or their related instrumentation, e.g. holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y20/00Nanooptics, e.g. quantum optics or photonic crystals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y35/00Methods or apparatus for measurement or analysis of nanostructures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/84Manufacture, treatment, or detection of nanostructure
    • Y10S977/849Manufacture, treatment, or detection of nanostructure with scanning probe
    • Y10S977/86Scanning probe structure
    • Y10S977/862Near-field probe

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光プローブに関
し、特に、光の回折限界以下の微小構造を観察可能な顕
微鏡、微小記録ビットを形成・検出可能なストレージ装
置、微小構造を形成可能な微細加工装置に好適な近接場
光プローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、STM(走査型トンネル顕微鏡)
やAFM(原子間力顕微鏡)に代表されるSPM(走査
型プローブ顕微鏡)技術の進展により、先端を尖らせた
プローブを試料に対して100nm以下の距離まで近づ
けることにより、顕微鏡としての分解能を飛躍的に向上
させることが可能となり、原子や分子サイズのものを観
察できるようになった。光に関してもSPMのファミリ
ーとして、尖鋭な光プローブ先端の微小開口から惨み出
すエバネッセント光を利用して試料表面状態を調べる近
接場光学顕微鏡(以下SNOMと略す)[EPO112
401,Durig他,J.Appl.Phys.vo
l.59,p.3318(1986)]や、試料裏面か
らプリズムを介して全反射の条件で光を入射させ、試料
表面へしみ出すエバネッセント光を試料表面から光プロ
ーブで検出して試料表面を調べるフォトンSTM(以下
PSTMと略す)[Reddick他,Phys.Re
v.B vol.39,p.767(1989)]も開
発された。上記SNOMを用いることにより、100n
m以下の微小な領域にアクセスし、光学的情報を検出す
ることができる。このようなSNOMの原理を応用し
て、微小開口から発生するエバネッセント光を記録媒体
やレジストに照射し、従来の光の回折限界を超えた高密
度のストレージ装置や極微細加工装置を開発する試みも
始まっている。
【0003】さて、このようなSNOMにおいて核とな
るのが光プローブ作製技術である。従来の代表的光プロ
ーブ作製方法として、光ファイバーにCO2レーザ光を
照射したり、放電電極間に配置することにより、熱的に
溶融させてファイバーの中心軸方向に延伸させて切断
し、先端を尖鋭化した後、中心軸回りに回転させなが
ら、横方向から金属をコーティングすることにより先端
に金属膜厚の薄い部分を形成し、これを微小開口とする
方法がある。また、光ファイバー先端の別の尖鋭化方法
として、コアとクラッドの化学的組成の違いから生じる
エッチング液に対するエッチングレートの違いを利用し
てコア部分を選択的に尖鋭化する方法もある。上記のよ
うにして作製した光プローブをSNOM装置やストレー
ジ装置、微細加工装置に搭載して用いる際、微小開口か
ら滲み出すエバネッセント光は、微小開口から遠ざかる
につれて指数関数的に減衰する性質を有するため、光プ
ローブ先端と観察試料、記録媒体、レジストとの間の距
離を実質的には微小開口から100nm以下の距離に制
御する必要がある。
【0004】このような距離制御を行う方法として、光
プローブを横方向に振動させ、光プローブ先端が試料に
近づいたときに作用するファンデルワールス力により生
じる光プローブ振動の振幅の減少量が一定になるように
距離制御を行うシアーフォース制御法や光プローブを曲
げることによりカンチレバー化し、光プローブ先端が試
料に近づいたときに作用するファンデルワールス力によ
り生じるカンチレバーの撓み量を一定になるように距離
制御を行うAFM制御法がよく用いられている。シアー
フォース制御法やAFM制御法を用いれば、試料表面形
状を測定することができ、SNOM信号と合わせること
により、さらに高度な装置の動作を実現することが可能
となる。例えば、SNOM装置においては、光学情報と
形状情報から試料の材質に関する情報が得られる。ま
た、SNOMを応用したストレージ装置においてもAF
M信号を用いたトラッキングが可能となる。SNOMを
応用した微細加工装置においてもAFM信号を用いた位
置合わせ(アライメント)が可能となる。
【0005】AFM制御法には、フィードバックループ
の距離制御を行わず、プローブ先端を試料に接触させて
カンチレバーの撓みを利用してプローブ先端を試料表面
にならうようにするコンタクトモードや斥力モードと言
われるオープンループの制御方法がある。これを用いる
と、さらに簡単な装置構成を実現することができるだけ
でなく、フィードバックループの距離制御を行わないた
め、試料表面に対するプローブの走査を高速にすること
が可能となる。この結果、高速な観察像取得が可能なS
NOMや高速記録再生装置、高速微細加工装置が実現で
きる。さて、AFM制御を行うために、光プローブを曲
げる方法として、光プローブ先端にCO2レーザ光を照
射したり、放電電極間に配置することにより、熱的に溶
融させて曲げる方法が用いられている(USP5677
978,Lieberman et al.Appl.
Phys.Lett.65,p.648(1994),
大津元一編 近接場ナノフォトニクスハンドブックp.
42(1997))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コンタクトモードのA
FMを用いた場合、試料や記録媒体、レジストが有機分
子や生体高分子のように比較的柔かいものである場合、
カンチレバーが固いと、プローブ走査中にプローブ先端
と試料・記録媒体・レジスト間に大きな力が作用し、試
料・記録媒体・レジスト表面やプローブ先端が破壊して
しまうことがあった。このような破壊をふせぐために
は、カンチレバーの撓みに関する弾性定数が0.1N/
m以下、より好ましくは0.03N/m以下である必要
があった。
【0007】光ファイバーは屈折率の高いコア部分と低
いクラッド部分の界面における全反射を利用して光を導
波させるものであるが、上記従来例において、光ファイ
バーの先端を尖鋭化し、曲げることによりカンチレバー
化した光プローブは、図16に示すようなコア1401
とクラッド1402が同軸である構造を有する。光ファ
イバーは近赤外光レーザ光を用いた光通信用に開発され
ているため、比較的コア径の小さいシングルモードファ
イバーにおいてもコア直径は2〜10μmが一般的であ
る。このため、上記のように光ファイバーを用いて光プ
ローブを作製すると、光プローブの外径d(図16参
照)は10μm程度が最小となる。
【0008】光ファイバーの材質は石英(SiO2)を
母材としているものが多く、石英の物性定数を用いて計
算すると、外径が10μm以上の光プローブをカンチレ
バー化したとき、撓みに関する弾性定数を0.1N/m
以下にするためには、カンチレバーの支持部分からの長
さL(図16参照)を1mm以上にする必要がある。こ
のとき、カンチレバーの撓み方向の共振周波数は8kH
z以下と極めて低い値となってしまう。カンチレバーの
共振周波数が低いと、それだけ試料・記録媒体・レジス
ト表面の凹凸に対するプローブの追従周波数特性が低下
し、高速走査を行おうとすると、表面の凹凸に対するプ
ローブ跳びを生じがちになり、観察分解能が低下した
り、記録再生エラーを生じたり、微細加工精度が低下し
てしまうという問題点を有している。
【0009】このため、高速測定の可能な高分解能SN
OM装置、データ転送速度が高くエラーレートの低いス
トレージ装置、スループットの高い高精度微細加工装置
が実現できない。1μm以下の小さいコア径を有する光
ファイバーを作製し、これを用いてカンチレバー型光プ
ローブを作製すれば、弾性定数が小さく、かつ、共振周
波数の大きいプローブを作製することができるが、1μ
m以下のコア径では、そのサイズが光波長と同等以下に
なるため、ほとんど光が伝搬できないため、光プローブ
として用いることができない。
【0010】そこで、本発明は、上記課題を解決し、弾
性定数が低く、共振周波数の高い近接場光プローブとそ
の作製方法、及びこれらを用いた顕微鏡、記録再生装
置、微細加工装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、つぎの(1)〜(8)のように構成した
プローブを提供するものである。 (1)光を照射または/及び検出するための開口と、
口を自由端に支持する弾性変形可能なカンチレバーと
を有する光プローブであって、固定端から導入された
該開口ヘ導波させ、または/及び該開口から導入され
た光固定端に導波させるための表面プラズモンポラリ
トン伝送路が、前記カンチレバーに設けられていること
を特徴とする光プローブ。 (2)前記カンチレバーは、弾性変形方向の厚さが1μ
m以下であることを特徴とする上記(1)に記載の光プ
ローブ。 (3)前記表面プラズモンポラリトン伝送路が、複数の
負誘電体薄膜と該複数の負誘電体薄膜に挟まれた誘電体
薄膜とから構成されることを特徴とする上記(1)に記
載の光プローブ。 (4)前記表面プラズモンポラリトン伝送路が、複数の
誘電体薄膜と該複数の誘電体薄膜に挟まれた負誘電体薄
膜とから構成されることを特徴とする上記(1)に記載
光プローブ。 (5)前記カンチレバーの固定端を支持する部材に、前
記表面プラズモンポラリトン伝送路に光を入射させるた
めの光源または/及び光検出器が一体形成されているこ
とを特徴とする上記(1)に記載の光プローブ。 (6)前記カンチレバーの固定端または/及び自由端
に、前記表面プラズモンポラリトン伝送路によって伝送
される表面プラズモンポラリトンと三次元光波とを変換
する手段が設けられていることを特徴とする上記(1)
に記載の光プローブ。 (7)前記表面プラズモンポラリトンと三次元光波とを
変換する手段が、グレーティングカプラ、または、表面
プラズモンポラリトン伝送路の端面で散乱し三次元光波
に変換した照射光を反射するようにしたミラー手段、ま
たは、表面プラズモンポラリトン伝送路を構成する表層
の薄膜の一部を取り除いて形成された窓部分で散乱し三
次元光波に変換して散乱するようにした手段、のいずれ
かであることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれ
かに記載の光プローブ。 (8)光を照射または/及び検出するための開口が光の
波長以下の大きさであって、該開口から近接場光を照射
または/及び検出することを特徴とする上記(1)〜
(7)のいずれかに記載の光プローブ。
【0012】
【発明の実施の形態】以上の構成によって、弾性定数が
低く、共振周波数の高いカンチレバー型光プローブを実
現することが可能となる。この点を更に説明すると、前
述のように、コア径が光波長と同程度以下になると、光
の回折限界のためにコアの内部を通常の光(三次元光
波)は伝搬することができなくなる。したがって、光フ
ァイバー中を三次元光波を伝搬させるためには、コア径
の大きさが光波長の数倍程度(2〜10μm)必要であ
る。これに対し、誘電率が負である負誘電体と誘電体が
接している界面では、界面に沿って表面プラズモンポラ
リトンと呼ばれる表面波が伝搬することができる。負誘
電体表面に垂直な電場を持つ光波が照射されると、表面
電荷を誘起し、電荷の振動が起き、これが表面プラズモ
ンポラリトンとなる。AgやAu等の金属は可視光〜赤
外域の光に対して負の誘電率を持ち、負誘電体となる。
【0013】さて、このような負誘電体を誘電体で挟ん
だ負誘電体フィルムと誘電体を負誘電体で挟んだ負誘電
体ギャップでは、2つの界面間の厚さが小さくなると、
各界面の表面プラズモンポラリトンの結合が起き、この
結合モードは界面に沿って伝搬することができる。この
ような結合モードをFanoモードと言う。Fanoモ
ードはさらにいくつかのモードに分かれるが、そのうち
に界面間の厚さが(光波長に比べて)いくら小さくなっ
ても結合モードが伝搬可能なモードが存在する。負誘電
体フィルムの奇モードと負誘電体ギャップの偶モードが
これに当たる。したがって、三次元光波をいったん表面
プラズモンポラリトンに変換し、光波長以下の膜厚を有
する伝送路中を表面プラズモンポラリトンの結合モード
として伝送し、伝送後に再び三次元光波に変換するよう
にすれば、光を実質的に薄い伝送路を伝搬させることが
可能となる。
【0014】光プローブにおけるカンチレバー部分に上
記の表面プラズモンポラリトンを伝送するための伝送路
を形成すれば、伝送路の厚さを光の波長よりも小さくす
ることができ、カンチレバー部分の厚さを1μm以下に
することができる。このため、カンチレバーの長さを大
きくすることなしに共振周波数を高く、弾性定数を小さ
くすることができ、しかも表面プラズモンポラリトンに
変換した状態で光を伝送することが可能となる。一例と
して、厚さが1μmのSiでカンチレバーを形成したと
き、Siの物性定数を用いて計算すると、幅が20μm
のカンチレバーの場合、カンチレバーの支持部分からの
長さを100μm以上にすれば、撓みに関する弾性定数
を0.1N/m以下とすることができる。このとき、共
振周波数は100kHz程度とすることができ、高速走
査が可能となる。
【0015】以上のようにすることで、弾性定数が低
く、共振周波数の高いカンチレバー型光プローブを実現
することができ、柔かい表面を有する試料・記録媒体・
レジスト表面に対して光プローブ先端を接触させて、コ
ンタクトモードのAFM制御方式で走査しても表面やプ
ローブ先端を破壊することがなく、共振周波数も高いた
め、高速な走査が可能となる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。 [実施例1]図1は本発明の実施例1の近接場光プロー
ブの構成を表す図面である。同図において101は厚さ
300nmのSiカンチレバー、102は厚さ150n
mのAg薄膜、103は厚さ100nmのPMMA(ポ
リメタクリル酸メチル)樹脂薄膜、104は厚さ150
nmのAg薄膜である。この構成において、Ag薄膜1
02とPMMA樹脂薄膜103との界面及びPMMA樹
脂103とAg薄膜104との界面が表面プラズモンポ
ラリトンの伝送路105となっている。Siカンチレバ
ー101の固定端はSiO2薄膜106を介してSi基
板107に固定されている。さらに固定端において、面
発光レーザ108がその出射光の波長の長さよりも小さ
い周期を有するグレーティングカプラ109を介して表
面プラズモンポラリトン伝送路105に接続されてい
る。Siカンチレバー101の自由端は面発光レーザ1
08の出射光の波長の長さよりも小さい周期を有するグ
レーティングカプラ110が設けられており、その図の
上部に先端に100nm以下の大きさの微小開口111
を有する探針112が取り付けられている。
【0017】面発光レーザ108には上部電極113と
下部電極114が絶縁膜115を隔てて設けられてお
り、上部電極113と下部電極114との間に電圧を印
加することにより、面発光レーザ108を駆動すると、
グレーティングカプラ109に向かう方向にレーザ光が
出射される。このレーザ光はグレーティングカプラ10
9で散乱され、エバネッセント光となり、Ag薄膜10
2及びAg薄膜104中の自由電子と、PMMA樹脂薄
膜103中の誘電分極と相互作用し、表面プラズモンポ
ラリトンを励起する。ここで、グレーティングカプラを
用いることにより、表面プラズモンポラリトンと三次元
光波の間の高効率な変換が可能となるという効果を有す
る。ここで、2つの界面の距離、すなわち、PMMA樹
脂薄膜103の膜厚が100nm程度まで小さいとき、
各界面の表面プラズモンポラリトンが結合し、Fano
モードと呼ばれる結合モードとして界面に沿って伝搬す
る。通常、三次元光波は波長より小さい大きさの導波路
を伝搬することはできないが、上記の表面プラズモンポ
ラリトンの結合モードに変換することにより、波長より
ずっと小さい大きさの伝送路を伝搬することが可能とな
る。
【0018】励起された表面プラズモンポラリトンの結
合モードは、Ag薄膜102とPMMA樹脂薄膜103
との界面及びPMMA樹脂薄膜103とAg薄膜104
との界面に沿ってSiカンチレバー101の自由端方向
に伝搬する。伝搬した表面プラズモンポラリトンの結合
モードは、グレーティングカプラ110で散乱され、三
次元光波に変換され、探針112内部に出射される。出
射された光波は探針112内部のテーパー形状部分で反
射・集光されて微小開口111の内側に入射する。微小
開口111の大きさは入射光波の波長よりも小さいの
で、開口から出射される伝搬光成分は小さいが、開口近
傍にはエバネッセント光が局在している。このエバネッ
セント光は、その大きさが開口からの距離に対して指数
関数的に減衰する性質を有している。このようなエバネ
ッセント光を照射するタイプの近接場光プローブを後に
詳述するような顕微鏡やストレージ装置や微細加工装置
に応用する。
【0019】[実施例2]前述の実施例1においては、
表面プラズモンポラリトンの伝送路として、100nm
程度の薄い誘電体薄膜を金属で挟んだ構成を示したが、
この他に本発明の実施例2に示すように、100nm程
度の薄い金属薄膜を誘電体で挟んだ構成の伝送路も表面
プラズモンポラリトンを伝送することができる。以下に
図2を用いて、本実施例の近接場光プローブの構成を説
明する。
【0020】図2において、201は厚さ150nmの
PMMA樹脂薄膜、202は厚さ100nmのAg薄
膜、203は厚さ150nmのPMMA樹脂薄膜であ
る。この構成において、PMMA樹脂薄膜201とAg
薄膜202との界面及びAg薄膜202とPMMA樹脂
薄膜203との界面が表面プラズモンポラリトンの伝送
路204となっている。この構成においても2つの界面
の距離、すなわち、Ag薄膜202の膜厚が100nm
程度まで小さいとき、各界面の表面プラズモンポラリト
ンが結合し、Fanoモードと呼ばれる結合モードとし
て界面に沿って伝搬する。グレーティングカプラ109
における面発光レーザ108から出射される光との結合
やグレーティングカプラ110における探針112内部
への出射光への変換に関しては、実施例1と同様であ
る。
【0021】上記実施例1及び実施例2において、表面
プラズモンポラリトン伝送路105、204に面発光レ
ーザ108のような光源を接合して光を導入し、表面プ
ラズモンポラリトンとして伝送路を伝送する構成を示し
たが、本発明の概念はこれに限定されるものでなく、フ
ォトダイオードのような光検出器を接合し、伝送路を伝
送した表面プラズモンポラリトンを検出するようにして
もよい。
【0022】以下、図3を用いて光検出器を接合した例
を示す。図3において、100nm以下の大きさの微小
開口111から探針112内部に入るエバネッセント光
が散乱されることにより、伝搬光に変換され、グレーテ
ィングカプラ110に照射される。グレーティングカプ
ラ110で散乱され、エバネッセント光となり、Ag薄
膜102及びAg薄膜104中の自由電子と、PMMA
樹脂薄膜103中の誘電分極と相互作用し、表面プラズ
モンポラリトンを励起する。ここで、前述と同様に、励
起された表面プラズモンポラリトンはAg薄膜102と
PMMA樹脂薄膜103の界面及びPMMA樹脂薄膜1
03とAg薄膜104の界面をFanoモードとして結
合し、Siカンチレバー101の固定端の方向に向かっ
て伝搬する。伝搬した表面プラズモンポラリトンはグレ
ーティングカプラ109で散乱され、三次元光波に変換
され、フォトダイオード301でその強度が検出され
る。ここで、302はフォトダイオード301の光電流
取り出しのための上部電極、303は下部電極、304
は絶縁膜である。ここで、グレーティングカプラ109
を用いることにより、表面プラズモンポラリトンと三次
元光波の間の高効率な変換が可能となるという効果を有
する。このようなエバネッセント光を検出するタイプの
近接場光プローブを後に詳述するような顕微鏡やストレ
ージ装置や微細加工装置に応用する。
【0023】上記実施例において、表面プラズモンポラ
リトンを三次元光波へ変換し、微小開口111に照射す
る部分にグレーティングカプラ110を用いた例を示し
た。グレーティングカプラを用いることにより、表面プ
ラズモンポラリトンと三次元光波の間の高効率な変換が
可能となるという効果を有する。他の例として、図4に
示すように探針112の内部に取り付けたミラー401
を用いても良いし、図5に示すように探針112の内部
において表面プラズモンポラリトン伝送路105を構成
する上部のAg薄膜104を取り除いた窓部分501を
設けるようにしても良い。
【0024】図4において表面プラズモンポラリトン伝
送路を伝送した表面プラズモンポラリトンが伝送路のS
iカンチレバー101自由端方向の端面402で散乱さ
れて三次元光波となり、ミラー401で反射されて微小
開口111方向に照射される。ここで、ミラー401を
用いることにより、グレーティングカプラを用いる場合
に比較して作製時のプロセス精度が緩くなるため、歩留
まりが向上するという効果を有する。また、図5におい
て表面プラズモンポラリトン伝送路を伝送した表面プラ
ズモンポラリトンが伝送路の窓部分501で散乱されて
三次元光波となり、散乱光として微小開口111方向に
照射される。ここで、窓部分501を用いることによ
り、グレーティングカプラやミラーを用いる場合に比較
して、さらに作製プロセスが単純になり、作製時の歩留
まりがさらに向上するという効果を有するが、グレーテ
ィングカプラやミラーを用いる場合に比較し、表面プラ
ズモンポラリトンと三次元光波との間の変換効率がやや
低下する。
【0025】さて、本発明の近接場光プローブの作製方
法を図6〜図11を用いて説明する。出発基板として、
SOI(Silicon On Insulator)
ウェハを用いる。図6aにSOIウェハの構成を示す。
601は厚さ300nmのSi薄膜、602はSiO2
薄膜、603はSi基板である。Si薄膜601上にス
パッタ法により、厚さ150nmのAg薄膜を成膜し、
光リソグラフィーにより表面プラズモンポラリトン伝送
路の形状にパターニングを行う。その上に溶媒に溶かし
たPMMA樹脂をスピンコートにより塗布し、厚さ10
0nmのPMMA樹脂薄膜605を形成し、同様にパタ
ーニングを行う。さらにその上に再びスパッタ法によ
り、厚さ150nmのAg薄膜を成膜し、同様にパター
ニングを行う(図6b)。
【0026】次にAg薄膜606に電子線加工法によ
り、グレーティングカプラ形状加工部分607、608
を形成する(図6c)。次に面発光レーザを接合するた
めのAu接合層609及び面発光レーザ駆動用のAu下
部電極を蒸着法により形成したAu膜をパターニングし
て形成し、これをプローブ基板とする(図6d)。ここ
で、接合するための面発光レーザは次のようにして作製
する。MOVPE(有機金属気相成長)法を用いてn−
GaAs基板701上にAlGaAs/AlAs多層膜
ミラー層702で挟まれたAlGaAs/GaAs多重
量子井戸活性層とAlGaAsスペーサ層からなる一波
長共振器層703をエピタキシャル成長して形成する
(図7a)。次に、接合するためのAu接合層を形成し
たのち、ダイシングカッターで接合に適した大きさに切
断し、これをレーザ基板とする(図7b)。
【0027】また、接合するための微小開口を有する探
針は以下のようにして作製する。面方位が(100)で
あるSi基板801に低圧CVD法を用いてSi34
膜802を形成し矩形の開口部803を形成する。続い
てKOH溶液を用いて異方性エッチングを行うことによ
り、V溝804を形成する(図8a)。次に、Si34
薄膜802を除去した後、Si基板801表面の法線を
回転軸805として回転しながら斜め方向からAuを蒸
着することにより、V溝先端に開口807を有するAu
膜806を形成する(図8b)。最後にパターニング
し、被接合探針808の形状を形成し、これを探針基板
とする(図8c)。
【0028】さて、上記のように作製した3種の基板を
用いて以下のように近接場光プローブを作製する。ま
ず、図6dで形成したプローブ基板901上のAu接合
層902とAu下部電極903に対し、図7bで形成し
たレーザ基板904上のAu接合層905とを向かい合
わせて接合する(図9a、図9b)。次に、面発光レー
ザの形状にパターニングした後、レーザ駆動のための絶
縁膜906及び上部電極907を形成する(図9c)。
続いて、探針を接合するためのAu接合層908を蒸着
法により形成したAu膜をパターニングして形成する
(図10d)。このAu接合層908と図8cで形成し
た探針基板909上の被接合探針910とを向かい合わ
せて接合し、探針基板909を取り除く(図10e、図
10f)。
【0029】最後にカンチレバー化するためにSOI基
板911の裏面に開口を有するSi 34膜マスク913
を形成し(図11g)、表面を保護膜で覆った後、KO
H溶液を用いて異方性エッチングを行って裏面からSi
基板915を除去した後、HF溶液を用いて開口部分の
SiO2薄膜914を除去し、近接場光プローブを形成
する(図11h)。
【0030】さて、上記のようにして作製した近接場光
プローブを用いた応用例について、図12〜図15を用
いて説明する。図12は本発明の近接場光プローブをイ
ルミネーション(照射)モードの近接場光学顕微鏡(S
NOM)に応用した装置構成を示す図である。図12に
おいて、レーザ駆動回路1001によって駆動された面
発光レーザ1002から出射されたレーザ光が表面プラ
ズモンポラリトンに変換され、近接場光プローブ100
3中の伝送路を伝送して先端の微小開口からエバネッセ
ント光として出射される。このエバネッセント光を基板
1004上の試料1005表面に対して100nm以下
の距離まで近接させて照射した結果生じる散乱光を集光
レンズ1006で集光し、光電子増倍管1007で検出
し、これをSNOM信号とし、計測制御コンピュータ1
008に入力する。一方、AFM用レーザ1009から
出射されるレーザ光を近接場光プローブのカンチレバー
部分の裏面に照射し、その反射光の角度変化を二分割セ
ンサ1010で検出し、カンチレバーの撓み量を検出し
て試料表面形状を反映した原子間力顕微鏡(AFM)信
号とし、計測制御コンピュータ1008に入力する。
【0031】計測制御コンピュータ1008からはxy
zステージ1011を駆動するための駆動信号がステー
ジ駆動回路1013を介して出力され、xyzステージ
1011の三次元位置制御を行う。計測制御コンピュー
タ1008では、xyzステージ1011を駆動するこ
とにより、試料1005に対する近接場光プローブ10
03先端を走査し、その位置に応じてSNOM信号及び
AFM信号を三次元プロットすることにより、試料表面
のSNOM像及びAFM像を形成し、これをディスプレ
イ1013に表示する。本発明の近接場光プローブを用
いてイルミネーションモードSNOM装置を構成するこ
とにより、生体分子などの柔らかい試料に対してプロー
ブ先端が接触した走査を行っても試料表面を破壊するこ
となく、安定したSNOM像及びAFM像を観察するこ
とができた。
【0032】図13は本発明の近接場光プローブをコレ
クション(集光)モードのSNOMに応用した装置構成
を示す図である。SNOM用レーザ1101から照射さ
れるレーザ光を直角プリズム1102上に取り付けた基
板1004上の試料1005に対して裏面から全反射の
角度で入射する。これにより、試料表面に生じるエバネ
ッセント光を近接場光プローブ1103の先端の微小開
口で検出し、表面プラズモンポラリトンに変換後、近接
場光プローブ中の伝送路を伝送させてフォトダイオード
1104で検出し、SNOM信号として計測制御コンピ
ュータ1008に入力する。上記以外については前述の
イルミネーションモードのSNOMと同様に動作する。
本発明の近接場光プローブを用いてコレクションモード
のSNOM装置を構成することにより、生体分子などの
柔かい試料に対してプローブ先端が接触した走査を行っ
ても試料表面を破壊することなく、安定したSNOM像
及びAFM像を観察することができた。
【0033】図14は本発明の近接場光プローブをスト
レージ装置に応用した構成を示す図である。前述のイル
ミネーションモードのSNOMと同様に近接場光プロー
ブ1003先端の微小開口から発生させたエバネッセン
ト光を基板上の記録媒体1201に照射し、記録再生を
行う。レーザ光の強度を増大させることにより強度の大
きいエバネッセント光を用いて記録を行い、レーザ光の
強度を弱めることにより、強度の小さいエバネッセント
光を記録媒体1201に照射してその散乱透過光を集光
レンズ1006で集光してアバランシェフォトダイオー
ド1202で強度を検出して再生信号とし、記録再生制
御コンピュータ1203に入力する。記録再生制御コン
ピュータ1203から回転モータ駆動回路1205を介
して回転モータ1204を駆動し、近接場光プローブ1
003に対して記録媒体1201を回転させる。前述の
イルミネーションモードのSNOMと同様に得るAFM
信号は位置合わせ(トラッキング)用の制御信号として
記録再生制御コンピュータ1203に入力し、近接場光
プローブ1003に対する記録媒体1201の位置合わ
せを行うために用いられる。本発明の近接場光プローブ
を用いてストレージ装置を構成することにより、有機材
料などの柔らかい記録媒体に対してプローブ先端が接触
した走査を行っても記録媒体表面を破壊することなく、
安定した記録再生を行うことができた。
【0034】図15は本発明の近接場光プローブを微細
加工装置に応用した構成を示す図である。前述のイルミ
ネーションモードのSNOMと同様に近接場光プローブ
1003先端の微小開口から発生させたエバネッセント
光を基板上のレジスト1301に照射し、レジスト13
01への露光(潜像形成)を行う。ここで、露光用の面
発光レーザ1302としては、レジスト1301を露光
する波長の光を発生するものを用いる。前述のイルミネ
ーションモードのSNOMと同様に得るAFM信号は位
置合わせ(アライメント)用の制御信号として位置合わ
せ/露光制御コンピュータ1303に入力し、近接場光
プローブ1003に対するレジスト1301の位置合わ
せを行うために用いられる。本発明の近接場光プローブ
を用いて微細加工装置を構成することにより、柔かいレ
ジストに対してプローブ先端が接触した走査を行っても
レジスト表面を破壊することなく、安定した微細加工を
行うことができた。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
近接場光プローブにおけるカンチレバー部分に上記の表
面プラズモンポラリトンを伝送するための伝送路を形成
し、表面プラズモンポラリトンに変換した状態で光を伝
送することにより、共振周波数が高く、弾性定数の小さ
いカンチレバー型近接場光プローブを実現できるため、
柔かい表面を有する試料・記録媒体・レジスト表面に対
して近接場光プローブ先端を接触させて、コンタクトモ
ードのAFM制御方式で走査しても表面やプローブ先端
を破壊することがなく、共振周波数も高いため、高速な
走査が可能となる。このため、高速測定の可能な高分解
能SNOM装置、データ転送速度が高くエラーレートの
低いストレージ装置、スループットの高い高精度微細加
工装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の近接場光プローブの構成を
示す図である。
【図2】本発明の実施例2の近接場光プローブの構成を
示す図である。
【図3】本発明の近接場光プローブに光検出器を接合し
た例を示す図である。
【図4】探針の内部に取り付けたミラーを示す図であ
る。
【図5】探針の内部において表面プラズモンポラリトン
伝送路を構成する上部のAg薄膜を取り除いて設けた窓
部分を示す図である。
【図6】本発明の近接場光プローブの作製方法のうち、
プローブ基板の作製方法を示す図である。
【図7】本発明の近接場光プローブの作製方法のうち、
レーザ基板の作製方法を示す図である。
【図8】本発明の近接場光プローブの作製方法のうち、
探針基板の作製方法を示す図である。
【図9】本発明の近接場光プローブの作製方法を示す図
である。
【図10】本発明の近接場光プローブの作製方法を示す
図である。
【図11】本発明の近接場光プローブの作製方法を示す
図である。
【図12】本発明の近接場光プローブをイルミネーショ
ン(照射)モードの近接場光学顕微鏡(SNOM)に応
用した装置構成を示す図である。
【図13】本発明の近接場光プローブをコレクション
(集光)モードのSNOMに応用した装置構成を示す図
である。
【図14】本発明の近接場光プローブをストレージ装置
に応用した構成を示す図である。
【図15】本発明の近接場光プローブを微細加工装置に
応用した構成を示す図である。
【図16】従来例である光ファイバーから作製された光
プローブの構成を説明する図である。
【符号の説明】
101:Siカンチレバー 102:Ag薄膜 103:PMMA樹脂薄膜 104:Ag薄膜 105:表面プラズモンポラリトン伝送路 106:SiO2薄膜 107:Si基板 108:面発光レーザ 109:グレーティングカプラ 110:グレーティングカプラ 111:微小開口 112:探針 113:上部電極 114:下部電極 115:絶縁膜 201:PMMA樹脂薄膜 202:Ag薄膜 203:PMMA樹脂薄膜 204:表面プラズモンポラリトン伝送路 301:フォトダイオード 302:上部電極 303:下部電極 304:絶縁膜 401:ミラー 402:伝送路の端面 501:上部のAg薄膜を取り除いた窓部分 601:Si薄膜 602:SiO2薄膜 603:Si基板 604:Ag薄膜 605:PMMA樹脂薄膜 606:Ag薄膜 607:グレーティングカプラ形状加工部分 608:グレーティングカプラ形状加工部分 609:Au接合層 610:Au下部電極 701:n−GaAs基板 702:AlGaAs/AlAs多層膜ミラー層 703:共振器層 704:Au接合層 801:Si基板 802:Si34薄膜 803:矩形開口部 804:V溝 805:回転軸 806:Au膜 807:V溝先端の開口 808:被接合探針 901:プローブ基板 902:Au接合層 903:Au下部電極 904:レーザー基板 905:Au接合層 906:絶縁膜 907:上部電極 908:Au接合層 909:探針基板 910:被接合探針 911:SOI基板 912:開口 913:Si34膜マスク 914:SiO2薄膜 915:Si基板 1001:レーザ駆動回路 1002:面発光レーザ 1003:近接場光プローブ 1004:基板 1005:試料 1006:集光レンズ 1007:光電子増倍管 1008:計測制御コンピュータ 1009:AFM用レーザ 1010:二分割センサ 1011:xyzステージ1012:ステージ駆動回路 1013:ディスプレイ 1101:SNOM用レーザ 1102:直角プリズム 1103:近接場光プローブ 1104:フォトダイオード 1201:記録媒体 1202:アバランシェフォトダイオード 1203:記録再生制御コンピュータ 1204:回転モータ 1205:回転モータ駆動回路 1301:レジスト 1302:露光用面発光レーザ 1303:位置合わせ/露光制御コンピュータ 1401:コア 1402:クラッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−239549(JP,A) 特開 平10−293134(JP,A) 特開 平11−264917(JP,A) 特開 平11−72607(JP,A) 特開 平6−259821(JP,A) 特開 平8−306933(JP,A) 特開 平9−5686(JP,A) 特開2001−133618(JP,A) 米国特許5677978(US,A) 米国特許5846843(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 13/10 - 13/24 G11B 7/00 - 7/30 G12B 21/00 - 21/24 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を照射または/及び検出するための開
    と、該開口を自由端に支持する弾性変形可能なカンチレ
    バーとを有する光プローブであって、固定端から導入された 光を該開口ヘ導波させ、または/
    及び該開口から導入された光固定端に導波させるため
    の表面プラズモンポラリトン伝送路が、前記カンチレバ
    ーに設けられていることを特徴とする光プローブ
  2. 【請求項2】前記カンチレバーは、弾性変形方向の厚さ
    が1μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の
    光プローブ
  3. 【請求項3】前記表面プラズモンポラリトン伝送路が、
    複数の負誘電体薄膜と該複数の負誘電体薄膜に挟まれた
    誘電体薄膜とから構成されることを特徴とする請求項1
    に記載の光プローブ
  4. 【請求項4】前記表面プラズモンポラリトン伝送路が、
    複数の誘電体薄膜と該複数の誘電体薄膜に挟まれた負誘
    電体薄膜とから構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の光プローブ
  5. 【請求項5】前記カンチレバーの固定端を支持する部材
    に、前記表面プラズモンポラリトン伝送路に光を入射さ
    せるための光源または/及び光検出器が一体形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の光プローブ。
  6. 【請求項6】前記カンチレバーの固定端または/及び自
    由端に、前記表面プラズモンポラリトン伝送路によって
    伝送される表面プラズモンポラリトンと三次元光波とを
    変換する手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の光プローブ。
  7. 【請求項7】前記表面プラズモンポラリトンと三次元光
    波とを変換する手段が、グレーティングカプラ、また
    は、表面プラズモンポラリトン伝送路の端面で散乱し三
    次元光波に変換した照射光を反射するようにしたミラー
    手段、または、表面プラズモンポラリトン伝送路を構成
    する表層の薄膜の一部を取り除いて形成された窓部分で
    散乱し三次元光波に変換して散乱するようにした手段、
    のいずれかであることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の光プローブ
  8. 【請求項8】光を照射または/及び検出するための開口
    が光の波長以下の大きさであって、該開口から近接場光
    を照射または/及び検出することを特徴とす る請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の光プローブ。
JP32144599A 1999-11-11 1999-11-11 光プローブ Expired - Fee Related JP3513448B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32144599A JP3513448B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 光プローブ
US09/708,587 US6408123B1 (en) 1999-11-11 2000-11-09 Near-field optical probe having surface plasmon polariton waveguide and method of preparing the same as well as microscope, recording/regeneration apparatus and micro-fabrication apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32144599A JP3513448B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 光プローブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001141634A JP2001141634A (ja) 2001-05-25
JP3513448B2 true JP3513448B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=18132647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32144599A Expired - Fee Related JP3513448B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 光プローブ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6408123B1 (ja)
JP (1) JP3513448B2 (ja)

Families Citing this family (76)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6852968B1 (en) * 1999-03-08 2005-02-08 Canon Kabushiki Kaisha Surface-type optical apparatus
JP3942785B2 (ja) * 2000-01-26 2007-07-11 エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 光ファイバープローブおよび微小開口付カンチレバーと、それらの開口形成方法
JP2004505294A (ja) * 2000-07-21 2004-02-19 マイクロ マネージド フォトンズ アクティーゼルスカブ 表面プラズモン・ポラリトン・バンドギャップ構造
JP2002296169A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Canon Inc 近接場光プローブ、及び該近接場光プローブを有する近接場光学顕微鏡、近接場光リソグラフィー装置、近接場光ストレージ装置
US20030129545A1 (en) * 2001-06-29 2003-07-10 Kik Pieter G Method and apparatus for use of plasmon printing in near-field lithography
JP4681162B2 (ja) * 2001-07-16 2011-05-11 セイコーインスツル株式会社 近視野光発生素子の作製方法
JP3793430B2 (ja) * 2001-07-18 2006-07-05 株式会社日立製作所 近接場光を用いた光学装置
US6714370B2 (en) 2002-01-07 2004-03-30 Seagate Technology Llc Write head and method for recording information on a data storage medium
US7106935B2 (en) * 2002-01-07 2006-09-12 Seagate Technology Llc Apparatus for focusing plasmon waves
KR100441894B1 (ko) * 2002-01-26 2004-07-27 한국전자통신연구원 마이크로 집적형 근접장 광기록 헤드 및 이를 이용한광기록 장치
US20040208788A1 (en) * 2003-04-15 2004-10-21 Colton Jonathan S. Polymer micro-cantilevers and their methods of manufacture
JP3817498B2 (ja) * 2002-06-14 2006-09-06 キヤノン株式会社 近接場光用の探針を有するプローブの製造方法
DE10228123B4 (de) * 2002-06-24 2011-09-15 MAX-PLANCK-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. Verfahren und Vorrichtungen zur Erfassung von optischen Nahfeldwechselwirkungssignalen
US7412143B2 (en) * 2002-06-28 2008-08-12 Seagate Technology Llc Heat assisted magnetic recording with heat profile shaping
WO2004003932A2 (en) 2002-06-28 2004-01-08 Seagate Technology Llc Apparatus and method for producing a small spot of optical energy
JP3862623B2 (ja) * 2002-07-05 2006-12-27 キヤノン株式会社 光偏向器及びその製造方法
JP3668779B2 (ja) * 2002-07-25 2005-07-06 国立大学法人岐阜大学 光導波装置
AU2003285734A1 (en) * 2002-12-09 2004-06-30 Oree, Advanced Illumination Solutions Inc. Flexible optical device
DE10303927B4 (de) * 2003-01-31 2005-03-31 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Sonde für ein optisches Nahfeldmikroskop mit verbesserter Streulichtunterdrückung und Verfahren zu deren Herstellung
DE10303961B4 (de) * 2003-01-31 2005-03-24 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Sonde für ein optisches Nahfeldmikroskop und Verfahren zu deren Herstellung
US7155732B2 (en) * 2003-09-05 2006-12-26 Seagate Technology Llc Heat assisted magnetic recording head and method
US20070253051A1 (en) * 2003-09-29 2007-11-01 Kunihiko Ishihara Optical Device
TWI225923B (en) * 2003-11-21 2005-01-01 Tatung Co Ltd Fiber vibration sensor
EP1728065A1 (en) * 2003-11-28 2006-12-06 Lumiscence A/S An examination system for examination of a specimen; sub-units and units therefore, a sensor and a microscope
JP2005173411A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Canon Inc 光偏向器
JP4027359B2 (ja) * 2003-12-25 2007-12-26 キヤノン株式会社 マイクロ揺動体、光偏向器、画像形成装置
WO2005111584A2 (en) * 2004-04-06 2005-11-24 Solaris Nanosciences, Inc. Method and apparatus for enhancing plasmon-polariton and phonon polariton resonance
US7760421B2 (en) * 2004-04-06 2010-07-20 Solaris Nanosciences, Inc. Method and apparatus for enhancing plasmon polariton and phonon polariton resonance
KR100566810B1 (ko) * 2004-04-20 2006-04-03 한국전자통신연구원 근접광 탐침의 제작 방법
US7272079B2 (en) * 2004-06-23 2007-09-18 Seagate Technology Llc Transducer for heat assisted magnetic recording
US7381950B2 (en) * 2004-09-29 2008-06-03 Texas Instruments Incorporated Characterizing dimensions of structures via scanning probe microscopy
US7843570B2 (en) * 2004-10-04 2010-11-30 Niigata University Crystal oscillator sensor and substance adsorption detection method using the sensor
KR100584987B1 (ko) 2004-10-11 2006-05-29 삼성전기주식회사 표면 플라즈몬파를 이용한 피라미드 형상의 근접장 탐침
US8215815B2 (en) 2005-06-07 2012-07-10 Oree, Inc. Illumination apparatus and methods of forming the same
US8128272B2 (en) 2005-06-07 2012-03-06 Oree, Inc. Illumination apparatus
US8272758B2 (en) 2005-06-07 2012-09-25 Oree, Inc. Illumination apparatus and methods of forming the same
US7355704B2 (en) * 2005-06-13 2008-04-08 Solaris Nanosciences, Inc. Chemical and biological sensing using metallic particles in amplifying and absorbing media
US7149395B1 (en) * 2005-08-09 2006-12-12 Instrument Technology Research Center Light-enhancing component and fabrication method thereof
JP4855040B2 (ja) * 2005-10-14 2012-01-18 富士フイルム株式会社 赤外線遮蔽フィルタ
US7817318B2 (en) * 2005-12-09 2010-10-19 Canon Kabushiki Kaisha Oscillating system and optical deflector
KR100722555B1 (ko) 2005-12-23 2007-05-28 한국기계연구원 개구부와 나노 스케일의 팁을 구비하는 다기능 주사 탐침의제조 방법
US20070200276A1 (en) * 2006-02-24 2007-08-30 Micron Technology, Inc. Method for rapid printing of near-field and imprint lithographic features
JP4236673B2 (ja) * 2006-04-12 2009-03-11 株式会社日立製作所 近接場光発生器及び近接場光記録再生装置
DE102006020727B4 (de) * 2006-04-27 2010-09-16 Technische Universität Dresden Abtastausleger für die optische Nahfeldmikroskopie
JP5170983B2 (ja) * 2006-05-30 2013-03-27 キヤノン株式会社 光偏向器、及びそれを用いた光学機器
JP4881073B2 (ja) * 2006-05-30 2012-02-22 キヤノン株式会社 光偏向器、及びそれを用いた光学機器
US20100017922A1 (en) * 2006-05-31 2010-01-21 Heungjoo Shin Integrated sensing probes, methods of fabrication thereof, and methods of use thereof
US7592826B1 (en) * 2006-05-31 2009-09-22 Lockheed Martin Corporation Method and apparatus for detecting EM energy using surface plasmon polaritons
EP2038894A2 (en) * 2006-06-21 2009-03-25 University Of Dayton Methods of polarization engineering and their applications
US7894308B2 (en) * 2006-06-27 2011-02-22 Seagate Technology Llc Near-field optical transducers having a tilted metallic pin
FR2908186B1 (fr) * 2006-11-03 2012-08-03 Commissariat Energie Atomique Structure amelioree de detection optique pour capteur par resonance plasmon
KR100889588B1 (ko) 2006-11-29 2009-03-19 한국생명공학연구원 표면 플라즈몬 공명 기반 외팔보 센서 및 이를 이용한시료의 검출 및 정량방법
WO2008146290A2 (en) * 2007-05-29 2008-12-04 Oree, Advanced Illumination Solutions Inc. Method and device for providing circumferential illumination
JP2009042737A (ja) * 2007-07-13 2009-02-26 Canon Inc 揺動体装置、及びそれを用いた光偏向器
US8172447B2 (en) 2007-12-19 2012-05-08 Oree, Inc. Discrete lighting elements and planar assembly thereof
US20090161369A1 (en) * 2007-12-19 2009-06-25 Keren Regev Waveguide sheet and methods for manufacturing the same
EP2260341A2 (en) * 2008-03-05 2010-12-15 Oree, Advanced Illumination Solutions INC. Illumination apparatus and methods of forming the same
US8297786B2 (en) 2008-07-10 2012-10-30 Oree, Inc. Slim waveguide coupling apparatus and method
US8301002B2 (en) 2008-07-10 2012-10-30 Oree, Inc. Slim waveguide coupling apparatus and method
US20100098377A1 (en) * 2008-10-16 2010-04-22 Noam Meir Light confinement using diffusers
US8059354B2 (en) 2009-01-29 2011-11-15 Seagate Technology Llc Transducer for data storage device
US8624527B1 (en) 2009-03-27 2014-01-07 Oree, Inc. Independently controllable illumination device
US8328406B2 (en) 2009-05-13 2012-12-11 Oree, Inc. Low-profile illumination device
WO2010150202A2 (en) 2009-06-24 2010-12-29 Oree, Advanced Illumination Solutions Inc. Illumination apparatus with high conversion efficiency and methods of forming the same
FR2953607B1 (fr) * 2009-12-09 2012-05-18 Commissariat Energie Atomique Dispositif de couplage d'une onde electromagnetique entre un guide d'onde et un guide metallique a fente, procede de fabrication dudit dispositif
JP5455781B2 (ja) * 2010-05-19 2014-03-26 キヤノン株式会社 温度測定用プローブ、温度測定装置および温度測定方法
JP2012047539A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Hitachi High-Technologies Corp Spmプローブおよび発光部検査装置
US8591072B2 (en) 2011-11-16 2013-11-26 Oree, Inc. Illumination apparatus confining light by total internal reflection and methods of forming the same
US9857519B2 (en) 2012-07-03 2018-01-02 Oree Advanced Illumination Solutions Ltd. Planar remote phosphor illumination apparatus
US9041690B2 (en) * 2012-08-06 2015-05-26 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Channel waveguide system for sensing touch and/or gesture
US9134481B2 (en) 2013-03-08 2015-09-15 International Business Machines Corporation Graphene plasmonic communication link
JP6565455B2 (ja) * 2015-08-05 2019-08-28 セイコーエプソン株式会社 光スキャナー、光スキャナーの製造方法、画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
US10088424B2 (en) 2016-08-24 2018-10-02 Industrial Technology Research Institute Tapered optical needle
US10663485B1 (en) * 2018-07-10 2020-05-26 Actoprobe Llc VCSEL-based resonant-cavity-enhanced atomic force microscopy active optical probe
US11302836B2 (en) * 2020-01-14 2022-04-12 Hoon Kim Plasmonic field-enhanced photodetector and image sensor using light absorbing layer having split conduction band and valence band
CN111505342B (zh) * 2020-04-26 2021-07-13 西安交通大学 一种锥形光纤结合纳米线的等离激元探针及其工作方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0112401B1 (en) 1982-12-27 1987-04-22 International Business Machines Corporation Optical near-field scanning microscope
US4915482A (en) * 1988-10-27 1990-04-10 International Business Machines Corporation Optical modulator
US5583643A (en) * 1991-04-12 1996-12-10 British Technology Group Ltd. Methods of and apparatus for measurement using acousto-optic devices
US5677978A (en) 1993-08-08 1997-10-14 Lewis; Aaron Bent probe microscopy
US5485277A (en) * 1994-07-26 1996-01-16 Physical Optics Corporation Surface plasmon resonance sensor and methods for the utilization thereof
AU7526496A (en) * 1995-10-25 1997-05-15 University Of Washington Surface plasmon resonance electrode as chemical sensor
US5729641A (en) * 1996-05-30 1998-03-17 Sdl, Inc. Optical device employing edge-coupled waveguide geometry
JPH10293134A (ja) 1997-02-19 1998-11-04 Canon Inc 光検出または照射用のプローブ、及び該プローブを備えた近視野光学顕微鏡・記録再生装置・露光装置、並びに該プローブの製造方法
US6034809A (en) * 1998-03-26 2000-03-07 Verifier Technologies, Inc. Optical plasmon-wave structures
US6282005B1 (en) * 1998-05-19 2001-08-28 Leo J. Thompson Optical surface plasmon-wave communications systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001141634A (ja) 2001-05-25
US6408123B1 (en) 2002-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3513448B2 (ja) 光プローブ
US6982419B2 (en) Probe with hollow waveguide and method for producing the same
JP4812046B2 (ja) 光導波路プローブの製造方法
US6201226B1 (en) Probe with tip having micro aperture for detecting or irradiating light, near-field optical microscope, recording/reproduction apparatus, and exposure apparatus using the probe, and method of manufacturing the probe
US7240541B2 (en) Optical microcantilever, manufacturing method thereof, and optical microcantilever holder
JP3260619B2 (ja) 光導波路プロ−ブおよび光システム
JPH1166650A (ja) 微小開口を有する突起の製造方法と微小開口を有する突起、及びそれらによるプローブまたはマルチプローブ
US6408122B1 (en) Probe for irradiating with or detecting light and method for manufacturing the same
JP2002228573A (ja) 高速走査探針顕微鏡用高周波振動探針
JP4717235B2 (ja) 光導波路プローブおよびその製造方法、ならびに走査型近視野顕微鏡
JP2005092913A (ja) 近接場光源装置、該近接場光源装置を有する光ヘッド、光学装置、露光装置、顕微鏡装置
JP3817498B2 (ja) 近接場光用の探針を有するプローブの製造方法
JP4388559B2 (ja) 走査型近視野顕微鏡
JP2000292339A (ja) 自己発光型光プローブおよびその製造方法と走査型近接場顕微鏡
JP2002162332A (ja) 近接場光プローブの作製方法と近接場光プローブの作製装置、及び近接場光プローブ、近接場光学顕微鏡、近接場光微細加工装置、近接場光記録再生装置
JP2004020349A (ja) 導波路層構造、導波路層構造を有するプローブの製造方法、該導波路層構造を有するプローブ、該プローブを有するストレージ装置、表面観察装置、露光装置、デバイス製造方法
JP2002162331A (ja) 近接場光プローブの作製方法、及び近接場光プローブ、近接場光学顕微鏡、近接場光微細加工装置、近接場光記録再生装置
JP2002162330A (ja) 近接場光プローブの作製方法と近接場光プローブの作製装置、及び近接場光プローブ、近接場光学顕微鏡、近接場光微細加工装置、近接場光記録再生装置
JP2000260050A (ja) 光記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees