JP2002296169A - 近接場光プローブ、及び該近接場光プローブを有する近接場光学顕微鏡、近接場光リソグラフィー装置、近接場光ストレージ装置 - Google Patents
近接場光プローブ、及び該近接場光プローブを有する近接場光学顕微鏡、近接場光リソグラフィー装置、近接場光ストレージ装置Info
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Abstract
十分な強度の近接場光を得ることができる近接場光プロ
ーブ、及び該近接場光プローブを有する近接場光学顕微
鏡、近接場光リソグラフィー装置、近接場光ストレージ
装置を提供する。 【解決手段】近接場光プローブにおいて、周囲にスリッ
ト状の切れ込みを有する開口が遮光膜に設けられた構成
を有し、該遮光膜の一方の側から該開口のスリット状の
切れ込みに対して光源からの光を所定方向に偏光させて
入射させ、該開口部分から近接場光を発生させるように
構成する。
Description
能を有する近接場光プローブ、及び該近接場光プローブ
を有する近接場光学顕微鏡、近接場光リソグラフィー装
置、近接場光ストレージ装置に関するものである。
イオテクノロジーに用いられる顕微鏡、インターネット
や高精細ビデオ画像など情報化社会における大容量情報
を保存する半導体メモリを製造する光リソグラフィー装
置や大容量光ディスクなど、光を用いた顕微鏡、加工装
置、ストレージ装置はますます微細化が進み、今後求め
られる分解能は100ナノメートル以下となっている。
源の短波長化やレンズの高NA化により高分解能化が進
められてきたが、それも限界に近づきつつある。こうし
た状況を背景として、レンズを用いず、分解能が光波長
によらない近接場光を用い、回折限界を超える高分解能
が達成可能な近接場光学の概念が注目を集めている。現
在、この原理を用いた近接場光学顕微鏡が開発され、さ
らにこれを応用した加工装置、ストレージ装置の開発も
進められている。
化された光ファイバーを遮光金属膜で覆い、先端に10
0nm程度のサイズの開口を設けたものを光プローブと
する。この開口の裏側から光を照射し、開口の表側に滲
み出る近接場光を観察対象の試料表面に照射し、その反
射光や透過光を検出することにより、試料表面の状態を
開口サイズと同程度の分解能で観察することが可能であ
る(特開平7−174542号公報,米国特許5677
978号明細書参照)。
ーブの分解能は開口サイズで決まるため、分解能をさら
に上げるためには、開口サイズをさらに小さくする必要
がある。しかしながら、開口サイズを小さくすると、開
口の表側に滲み出る近接場光の強度が小さくなってしま
う。このため、近接場光学顕微鏡の分解能を向上させよ
うとすると、検出する近接場光の反射光や透過光の強度
も低下し、検出信号のS/N比が低下するため、顕微鏡
観察に長時間を必要とする問題があった。
おいても、超微細加工を行うために開口サイズを小さく
すると、透過光量が減少し、加工時間が長時間かかり、
スループットが低下するという問題があった。また、光
ストレージ装置においても同様に、大容量化のために開
口サイズを小さくすると、記録再生時間が低下するとい
う問題があった。
解能を上げるため開口サイズを小さくしても十分な強度
の近接場光を得ることができる近接場光プローブ、及び
該近接場光プローブを有する近接場光学顕微鏡、近接場
光リソグラフィー装置、近接場光ストレージ装置を提供
することを目的とするものである。
決するために、つぎの(1)〜(13)のように構成し
た近接場光プローブ、及び該近接場光プローブを有する
近接場光学顕微鏡、近接場光リソグラフィー装置、近接
場光ストレージ装置を提供するものである。 (1)周囲にスリット状の切れ込みを有する開口が遮光
膜に設けられた構成を有し、該遮光膜の一方の側から該
開口のスリット状の切れ込みに対して光源からの光を所
定方向に偏光させて入射させ、該開口部分から近接場光
を発生させることを特徴とする近接場光プローブ。 (2)前記周囲にスリット状の切れ込みを有する開口が
全体として略十字形をなしており、前記所定方向に偏光
させた光が、該十字に対して略45°なす方向に偏光さ
せた光であることを特徴とする上記(1)に記載の近接
場光プローブ。 (3)前記スリット状の切れ込みが前記開口を挟んで筋
違いの形状をなしており、前記偏光方向における前記開
口のエッジ間隔が該偏光方向と直交する方向のエッジ間
隔に比べて小さいことを特徴とする上記(2)に記載の
近接場光プローブ。 (4)前記周囲にスリット状の切れ込みを有する開口が
全体として略H字形をなしており、前記所定方向に偏光
させた光が、該H字に対して略縦方向に偏光させた光で
あることを特徴とする上記(1)に記載の近接場光プロ
ーブ。 (5)前記H字の端部のスリットとスリットの間隔がす
そ広がりとなっていることを特徴とする上記(4)に記
載の近接場光プローブ。 (6)前記周囲にスリット状の切れ込みを有する開口
が、前記遮光膜で覆われた光導波路の尖鋭化された先端
部に設けられていることを特徴とする上記(1)〜
(5)のいずれかに記載の近接場光プローブ。 (7)前記遮光膜で覆われた光導波路の尖鋭化された先
端部が四角錐形状であり、前記スリット状の切れ込みの
位置が該四角錐の稜線に略一致していることを特徴とす
る上記(6)に記載の近接場光プローブ。 (8)前記遮光膜が平面状であり、前記周囲にスリット
状の切れ込みを有する開口が該遮光膜平面上に設けられ
ていることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか
に記載の近接場光プローブ。 (9)前記遮光膜平面上に前記開口が少なくとも2つ以
上設けられていることを特徴とする上記(8)に記載の
近接場光プローブ。 (10)前記周囲にスリット状の切れ込みを有する開口
を備えたプローブが、弾性体上に設けられていることを
特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の近接
場光プローブ。 (11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の近接
場光プローブを有する近接場光学顕微鏡。 (12)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の近接
場光プローブを有する近接場光リソグラフィー装置。 (13)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の近接
場光プローブを有する近接場光ストレージ装置。
上記構成を適用して遮光膜に十字形の開口を設けること
で、従来の円形開口に比べ、はるかに大きな近接場光強
度を発生させることが可能となる。したがって、分解能
を上げるために、開口サイズを小さくしても十分な近接
場光信号強度を得ることができる。このため、近接場光
学顕微鏡の分解能を向上させた場合でも、検出する近接
場光の反射光や透過光の強度が低下せず、検出信号のS
/N比が低下することなく、顕微鏡観察が短時間で可能
となる。また、この光プローブを用いた加工装置におい
ても、超微細加工を行うために開口サイズを小さくして
も、透過光量が減少することなく、加工時間が短時間と
なり、スループットが向上した。また、光ストレージ装
置においても同様に、大容量化のために開口サイズを小
さくしても、高速な記録再生が可能となる。
のに比べてはるかに大きな近接場光強度を得ることが可
能となるが、それは本発明者らのつぎのような知見に基
づくものである。これを、従来のものと対比させて説明
するため、従来から用いられている近接場光プローブの
構成を図3に示す。図3(a)はプローブを上面から見
た図、図3(b)は断面図である。図3において、周囲
が遮光膜302に覆われている光導波路301の尖鋭化
された先端に円形開口303が設けられている。この光
導波路301に対し、開口とは反対側の端面から光を入
射し、先端の円形開口303から近接場光304を発生
させる。
方向(図中xy方向)は円形開口303の大きさと同程
度、縦方向(図中z方向)は、光波長以下の100nm
程度である。ここで、円形開口303の大きさを小さく
すると、近接場光304の横方向の広がりも小さくなる
ため、光プローブの分解能を向上させることができる
が、円形開口303から発生する近接場光の強度が小さ
くなってしまう。
4に示す。図4において、円形開口401を有し、金属
からなる遮光膜402に手前方向から光が入射するとす
る。ある瞬間の光の電界ベクトルの向きが図中に示した
方向であるとき、金属表面の自由電子が光の電界から力
を受け、電界の向きと逆方向に移動する。このとき、円
形開口401の(図4における)上端部403に達した
自由電子は、それ以上移動せず上端部403にとどまる
ため、円形開口401の上端部403の自由電子密度が
増大する。逆に、円形開口401の下端部404は自由
電子密度が減少する。このため、円形開口401の上端
部403と下端部404の間に入射光電界と同じ向きの
電界が生じ、この一部が円形開口401の向こう側へ滲
み出し、近接場光となる。
心よりやや左側の上方に存在する自由電子は光の電界か
ら力を受け、円形開口401の左端部405に沿って左
下方向へ移動する。また、円形開口401の中心よりや
や右側の上方に存在する自由電子も円形開口401の右
端部406に沿って右下方向へ移動する。このため、円
形開口401の位置をとおる光の電界の電気力線に対し
て左右にずれた自由電子は、円形開口401の向こう側
に生じる近接場光には寄与しない。
における円形開口の代わりに、周囲にスリット状の切れ
込みを有する開口が遮光膜に設けられている本発明の近
接場光プローブの原理について、図2、図7〜図9を用
いて説明する。図2において、周囲にスリット状の切れ
込みA〜D(209〜212)を有し、全体として略十
字形をなす十字形開口201を有し、金属からなる遮光
膜202に手前方向から光が入射するとする。このと
き、入射光の偏光方向が十字形開口201の十字の方向
に対して、45°をなす方向であるとする。ある瞬間の
光の電界ベクトルの向きが図中に示した方向であると
き、金属表面の自由電子が光の電界から力を受け、電界
の向きと逆方向に移動する。このとき、十字形開口20
1の(図2における)上端部の中心203に達した自由
電子は、それ以上移動せず上端部の中心203にとどま
る。
右にずれた位置にある自由電子が開口の右端部や左端部
を通って移動してしまうのに対し、十字形開口201で
は、スリット状の切れ込みが存在するため、自由電子が
開口の右端部や左端部を通って移動することがない。
心よりやや左側の上方に存在する自由電子は十字形開口
201の左上端部204に沿って右下方向へ移動し、上
端部の中心203へ集められる。また、十字形開口20
1の中心よりやや右側の上方に存在する自由電子も十字
形開口201の右上端部205に沿って左下方向へ移動
し、上端部の中心203へ集められる。このため、十字
形開口201の上端部の中心203の自由電子密度の増
大の程度は円形開口の場合に比べてきわめて大きくな
る。
6、下端部の中心207、右下端部208の自由電子
は、光の電界から力を受け、それぞれ下方向に移動する
が、移動するにつれ、遮光膜202中の移動経路の断面
積が増大するため、互いのクーロン力によって自由電子
は左右方向に広がるように下方向に移動する。したがっ
て、十字形開口201の下端部の中心207の自由電子
密度の減少の程度は円形開口の場合に比べてきわめて大
きくなる。
心203と下端部の中心207の間に入射光電界と同じ
向きの電界が生じるが、この電界の強さは円形開口の場
合に比べ、きわめて大きくなる。この強い電界の一部が
十字形開口201の向こう側へ滲み出し、円形開口の場
合に比べ、きわめて強い近接場光を発生させる。十字形
開口において、偏光方向の開口の間隔が偏光方向と直交
する方向の開口の間隔に比べて小さい場合に近接場光が
さらに増大する原理について、図7を用いて説明する。
形開口702では、スリット状の切れ込み703が開口
の中心に対して筋違いの十字形形状を構成している。こ
れにより、十字形開口702の上端部の中心704と下
端部の中心705の間隔が右端部の中心706と左端部
の中心707の間隔に比べ、小さくなっている。このた
め、十字形開口702の上端部の中心704と下端部の
中心705の間に生じる入射光電界と同じ向きの電界の
強さは、図2で説明した前記十字開口の場合に比べ、さ
らに大きくなるため、さらに強い近接場光が発生する。
する他の開口の形状例について説明する。図8におい
て、周囲にスリット状の切れ込み(803)を有し、全
体として略H字形をなすH字形開口801を有し、金属
からなる遮光膜801に手前方向から光が入射するとす
る。このとき、入射光の偏光方向がH字形開口802の
H字に対して、略縦方向であるとする。ある瞬間の光の
電界ベクトルの向きが図中に示した方向であるとき、金
属表面の自由電子が光の電界から力を受け、電界の向き
と逆方向に移動する。このとき、H字形開口802の
(図8における)上端部の中心804に達した自由電子
は、それ以上移動せず上端部の中心804にとどまる。
逆に、下端部の中心805にあった自由電子は光の電界
から力を受け、電界の向きとは逆方向に移動し、下端部
の中心から離れる。この結果、H字形開口802の上端
部の中心804と下端部の中心805の間に入射光電界
と同じ向きの電界が生じ、この一部がH字形開口802
の向こう側へ滲み出し、近接場光となる。
右にずれた位置にある自由電子が開口の右端部や左端部
を通って移動してしまうのに対し、H字形開口802で
は、スリット状の切れ込みが存在するため、自由電子が
開口の右端部や左端部を通って移動することがない。し
たがって、H字形開口802の上端部の中心804の自
由電子密度の増大の程度、及び下端部の中心805の自
由電子密度の減少の程度は、円形開口の場合に比べて大
きくなる。このため、円形開口に比べて、H字形開口で
発生する近接場光強度が増大する。
トとスリットの間隔がすそ広がりとなっている場合に近
接場光がさらに増大する原理について、図9を用いて説
明する。図9において、遮光膜901に設けたH字形開
口902では、スリット状切れ込み903がH字形開口
902の中心から離れるにしたがい、すそ広がりとなっ
ている。
やや左側の上方に存在する自由電子はH字形開口902
の左上端部906に沿って右下方向へ移動し、上端部9
04へ集められる。また、H字形開口902の中心より
やや右側の上方に存在する自由電子もH字形開口902
の右上端部907に沿って左下方向へ移動し、上端部9
04へ集められる。このため、H字形開口902の上端
部904の自由電子密度の増大の程度は図8のH字形開
口の場合に比べて大きくなる。
8、下端部905、右下端部909の自由電子は、光の
電界から力を受け、それぞれ下方向に移動するが、移動
するにつれ、遮光膜901中の移動経路の断面積が増大
するため、互いのクーロン力によって自由電子は左右方
向に広がるように下方向に移動する。したがって、H字
形開口902の下端部905の自由電子密度の減少の程
度は図8のH字形開口の場合に比べて大きくなる。
4と下端部905の間に入射光電界と同じ向きの電界が
生じるが、この電界の強さは円形開口の場合に比べ、き
わめて大きくなる。この強い電界の一部がH字形開口9
02の向こう側へ滲み出し、円形開口の場合に比べ、き
わめて強い近接場光を発生させる。
成を図1に示す。図1(a)はプローブを上面から見た
図、図1(b)は断面図である。図1において、化学エ
ッチングや加熱延伸を用いて先端曲率半径を100nm
程度に尖鋭化した太さ20μmの石英光ファイバーを光
導波路101とし、周囲をAlやAu,Ag等の金属で
200nmの膜厚にコーティングし、これを遮光膜10
2とする。
し、集束Gaイオンビームを照射し、十字の一画の長さ
が500nm、一画の幅が30nmの十字形開口103
を形成した。なお、集束イオンビーム(FIB)加工法
以外に電子線(EB)加工法や走査型プローブ顕微鏡
(SPM)の原理を用いた加工法で十字形開口形成を行
っても良い。この光導波路101に対し、開口とは反対
側の端面から十字形開口103の十字に対して略45°
なす方向に偏光した波長500nm、光パワー1mWの
光を入射し、先端の十字形開口103から近接場光10
4を発生させる。ここでは、入射光の偏光方向を図1中
のy方向とすると、光導波路101の内面で反射され、
y方向に偏光した光が図1(a)における裏側から十字
形開口の103を照射する。
方向(図中xy方向)は十字形開口103における中央
の十字の交差する部分の大きさと同じの30nm程度、
縦方向(図中z方向)は、光波長以下の100nm程度
である。発生した近接場光104の強度は、近接場光プ
ローブが対向する試料との距離によって大きく変化する
ため、正確に評価することは難しいが、目安とするた
め、試料等を近づけないプローブ先端からの近接場光の
散乱光の強度を測定すると、100nWであった。これ
は、従来の同程度の大きさの円形開口を有する近接場光
プローブの100倍以上であった。ここで、十字形開口
103の十字の一画の幅を小さくすると、近接場光10
4の横方向の広がりも小さくなるため、光プローブの分
解能を向上させることができる。
近接場光プローブの光導波路が曲げられたものを挙げた
が、これは、後に述べるように実際に顕微鏡や加工装
置、ストレージ装置に近接場光プローブを搭載して用い
る際のプローブと試料との間の距離制御に原子間力顕微
鏡(AFM)の原理を用いるためである。したがって、
曲がっていることは本質的ではなく、シアーフォース距
離制御方式を用いる場合のように真っ直ぐなものであっ
ても良い。
は、上記実施例1の構成を有する近接場光プローブを用
いて、図5に示すシアーフォース距離制御型の近接場光
学顕微鏡を構成した。図5において、十字形開口を有す
る近接場光プローブ501を支持するプローブ支持基板
502をピエゾ素子503に取り付け、ファンクション
ジェネレータ504から正弦波信号を印加することによ
り図中x方向に振動させる。このとき、正弦波信号の振
動数を近接場光プローブ501のx方向の撓みに関する
共振周波数に一致させると、近接場プローブ501先端
が共振する。この共振状態の近接場光プローブ501先
端近傍にy方向からレーザB505のレーザ光を照射
し、その透過光ビームスポットの位置変化を二分割セン
サ506で検出し、二分割センサ506の差信号が近接
場光プローブ501先端の振動量に対応した信号を出力
する。
yzステージ507上に搭載した試料508表面を10
0nm以下の距離まで近づける。このとき、近接場光プ
ローブ501の先端と試料508表面との間にシアーフ
ォース(ファンデルワールス力)が作用し、近接場光プ
ローブ501先端の振動の振幅が減少する。この振動の
振幅を二分割センサ506の差信号とファンクションジ
ェネレータ504の参照信号をもとにロックインアンプ
509で検出し、これが一定となるように距離制御回路
510を用いてxyzステージ507のz方向フィード
バック距離制御を行う。このとき、z方向フィードバッ
ク距離制御信号は、同時に試料508表面の形状信号と
してコンピュータ517に入力される。
た光ファイバ511にレーザA512からのレーザ光を
偏光板519を通したのち集光レンズA513で入射
し、近接場光プローブ501先端に設けられた微小開口
から近接場光を発生させる。この近接場光を試料508
表面で散乱させ、この散乱光514を集光レンズB51
5で集光し、光電子増倍管516で検出する。光電子増
倍管516から出力される近接場光信号をコンピュータ
517に入力する。コンピュータ517からはxyzス
テージ507のxy方向走査信号が出力され、試料50
8表面に対する近接場光プローブ501先端の位置に応
じて、近接場光信号及び形状信号の大きさをディスプレ
イ518上にマッピングすることにより、近接場光学顕
微鏡像及びシアーフォース(原子間力)顕微鏡像を同時
に得ることができる。
は、上記実施例1の構成を有する近接場光プローブを用
いて、図6に示すコンタクトAFM距離制御型の近接場
光プローブ走査加工装置を構成した。図6において、プ
ローブ支持基板602に取り付けた十字形開口を有する
近接場光プローブ601の先端近傍に背後からレーザB
603からレーザを照射し、その反射光ビームスポット
の位置変化を二分割センサ604で検出する。二分割セ
ンサ604の差信号は近接場光プローブ601先端のz
方向の撓み量に対応したAFM信号であり、これをコン
ピュータ608に入力する。一方、xyzステージ60
5をz方向に駆動することにより、近接場光プローブ6
01の先端をxyzステージ605上に搭載した基板6
07上のレジスト606表面に対し、10E−7[N]
以下のファンデルワールス力が働く程度に接触させる。
この状態で、コンピュータ608からxyzステージ駆
動信号を出力し、xyzステージ605をxy方向に2
次元走査させる。
ージ605のxy方向駆動信号に対し、AFM信号の大
きさをマッピングすることにより、レジスト606の表
面形状を知ることができ、これを元にレジスト606、
すなわち基板607に対する近接場光プローブ601先
端の位置合わせを行う。さらに、近接場光プローブ60
1に接続した光ファイバ609にレーザA610からの
レーザ光を偏光板613を通したのち集光レンズA61
1で入射し、近接場光プローブ601先端に設けられた
微小開口から近接場光を発生させる。
ーブ601先端を間に10E−7[N]以下のファンデ
ルワールス力が働く程度に接触させたとき、両者の間隔
は100nm以下になっており、レジスト606表面に
おける近接場光の強度は十分大きい。コンピュータ60
8から出力されるxyzステージ605のxy駆動信号
及びAFM信号に基づき、レジスト606・基板607
に対し近接場光プローブ先端が所定の位置に位置合わせ
されたとき、コンピュータ608から出力されるレーザ
ー制御信号に基づき、レーザA610の光照射・非照射
の制御を行い、露光、すなわち、レジスト606に潜像
パターン612形成を行う。これ以後は通常の半導体プ
ロセスと同様である。
近接場光プローブを近接場光学顕微鏡及び加工装置に応
用した例を示したが、この他に両者の構成を組み合わ
せ、記録媒体に対して記録ビットを加工した後に顕微鏡
観察、すなわち再生を行うストレージ装置へ応用するこ
とも可能である。
他の構成を図10に示す。図10(a)はプローブの斜
視図、図1(b)は上面図、図1(c)は断面図であ
る。図10において、カンチレバー1001上に四角錐
形の探針1002が設けられており、全体が遮光膜10
04で覆われている。四角錐の探針1002の先端の稜
線に沿ってスリット状の切れ込みを有する十字形開口1
003が形成されている。
001の内部には光導波路1005が形成されており、
先端の十字開口に対し、開口とは反対側の端面から十字
形開口1003の十字に対して略45°なす方向に偏光
した光を入射し、先端の十字形開口1003から近接場
光1006を発生させる。ここでは、入射光の偏光方向
を図10中のy方向とすると、光導波路の端に形成され
たミラー1007で反射され、y方向に偏光した光が図
10(b)における裏側から十字形開口1003を照射
する。
0−293134号公報、特開平11−064350号
公報、特開平11−066650号公報に詳細が記載さ
れているようなマイクロマシーニング技術を用いて作製
される。ここで、探針1002の先端への開口形成法と
しては、実施例1で説明したようなFIB加工法、EB
加工法、SPM加工法でも良い。また、特開平10−2
93134号公報、特開平11−064350号公報、
特開平11−066650号公報に詳細が記載されてい
るz方向からドライエッチングを行って開口を形成する
際のドライエッチング時間を長めに設定し、四角錐の稜
線をエッチンングすることにより四角錐の稜線に沿って
十字形を形成することもできる。
ローブは、第1の実施例の近接場光プローブと同様、実
施例2や実施例3に記載した近接場光学顕微鏡、近接場
光リソグラフィー装置、近接場ストレージ装置に用いる
ことができる。
他の構成を図11に示す。図11(a)はプローブの側
面図、図1(b)は真下から見た図である。図11にお
いて、透明基板1001の下面に設けられた平面状の遮
光膜1102に複数の十字形開口1103が形成されて
いる。透明基板1101の上面には偏光板1106が取
り付けられ、入射光1107を上面から入射させること
により、十字開口1103の十字に対して略45°をな
す方向に偏光した光を照射する。これにより、複数の十
字開口1103の下面に近接場光1108を発生させ
る。
接場光を発生させる近接場光プローブをサスペンション
アーム1104で支持し、記録媒体1105上を相対移
動させることにより、記録媒体1105上の所望の位置
に情報の記録再生を行う近接場光ストレージ装置として
構成することができる。なお、実施例1〜5では十字形
開口を例にして説明したが、図7の偏光方向の開口間隔
を小さくした十字形開口、図8、図9で説明したH字形
開口においても同様である。
ば、分解能を上げるため開口サイズを小さくしても十分
な強度の近接場光を得ることができる近接場光プローブ
を実現することができる。したがって、このような近接
場光プローブを用いて近接場光学顕微鏡を構成すれば、
分解能を向上させた場合においても、検出信号のS/N
比を低下させることなく、顕微鏡観察を短時間で行うこ
とが可能となる。また、この光プローブを用いた加工装
置においても、超微細加工を行うために開口サイズを小
さくしても、透過光量が減少することなく、加工時間が
短時間となり、スループットを向上させることができ
る。同様に、この光プローブを用いた光ストレージ装置
においても、大容量化のために開口サイズを小さくして
も、高速な記録再生が可能となる。
構成を示す図である。
ている近接場光プローブの近接場光発生原理を説明する
ための図である。
場光プローブの構成を示す図である。
理を説明するための図である。
近接場光プローブを用いた近接場光学顕微鏡の構成を示
す図である。
近接場光プローブを用いた近接場光プローブ走査加工装
置の構成を示す図である。
した十字形開口を有する近接場光プローブの近接場光発
生原理を説明するための図である。
ローブの近接場光発生原理を説明するための図である。
る近接場光プローブの近接場光発生原理を説明するため
の図である。
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
Claims (13)
- 【請求項1】周囲にスリット状の切れ込みを有する開口
が遮光膜に設けられた構成を有し、該遮光膜の一方の側
から該開口のスリット状の切れ込みに対して光源からの
光を所定方向に偏光させて入射させ、該開口部分から近
接場光を発生させることを特徴とする近接場光プロー
ブ。 - 【請求項2】前記周囲にスリット状の切れ込みを有する
開口が全体として略十字形をなしており、前記所定方向
に偏光させた光が、該十字に対して略45°なす方向に
偏光させた光であることを特徴とする請求項1に記載の
近接場光プローブ。 - 【請求項3】前記偏光方向における前記開口の間隔が該
偏光方向と直交する方向の開口の間隔に比べて小さいこ
とを特徴とする請求項2に記載の近接場光プローブ。 - 【請求項4】前記周囲にスリット状の切れ込みを有する
開口が全体として略H字形をなしており、前記所定方向
に偏光させた光が、該H字に対して略縦方向に偏光させ
た光であることを特徴とする請求項1に記載の近接場光
プローブ。 - 【請求項5】前記H字の端部のスリットとスリットの間
隔がすそ広がりとなっていることを特徴とする請求項4
に記載の近接場光プローブ。 - 【請求項6】前記周囲にスリット状の切れ込みを有する
開口が、前記遮光膜で覆われた光導波路の尖鋭化された
先端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜5
のいずれか1項に記載の近接場光プローブ。 - 【請求項7】前記遮光膜で覆われた光導波路の尖鋭化さ
れた先端部が四角錐形状であり、前記スリット状の切れ
込みの位置が該四角錐の稜線に略一致していることを特
徴とする請求項6に記載の近接場光プローブ。 - 【請求項8】前記遮光膜が平面状であり、前記周囲にス
リット状の切れ込みを有する開口が該遮光膜平面上に設
けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
1項に記載の近接場光プローブ。 - 【請求項9】前記遮光膜平面上に前記開口が少なくとも
2つ以上設けられていることを特徴とする請求項8に記
載の近接場光プローブ。 - 【請求項10】前記周囲にスリット状の切れ込みを有す
る開口を備えたプローブが、弾性体上に設けられている
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の
近接場光プローブ。 - 【請求項11】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
近接場光プローブを有する近接場光学顕微鏡。 - 【請求項12】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
近接場光プローブを有する近接場光リソグラフィー装
置。 - 【請求項13】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
近接場光プローブを有する近接場光ストレージ装置。
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