JP3512517B2 - スライバ用の供給装置 - Google Patents
スライバ用の供給装置Info
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- JP3512517B2 JP3512517B2 JP10434695A JP10434695A JP3512517B2 JP 3512517 B2 JP3512517 B2 JP 3512517B2 JP 10434695 A JP10434695 A JP 10434695A JP 10434695 A JP10434695 A JP 10434695A JP 3512517 B2 JP3512517 B2 JP 3512517B2
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- JP
- Japan
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- sliver
- guide
- feeding device
- guide member
- supply
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G27/00—Lap- or sliver-winding devices, e.g. for products of cotton scutchers, jute cards, or worsted gill boxes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H57/00—Guides for filamentary materials; Supports therefor
- B65H57/14—Pulleys, rollers, or rotary bars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H57/00—Guides for filamentary materials; Supports therefor
- B65H57/16—Guides for filamentary materials; Supports therefor formed to maintain a plurality of filaments in spaced relation
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G21/00—Combinations of machines, apparatus, or processes, e.g. for continuous processing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
- B65H2701/311—Slivers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々異なった供給箇所
から供給される複数のスライバを、ドラフトシステムの
入口ローラ対に、個々のスライバが互いに並んで位置す
るように供給する供給装置であって、この場合ほぼ水平
方向でかつドラフトシステムの搬送方向に対して垂直に
供給されるスライバが、ガイド手段によって変向され
て、入口ローラ対の回転軸線に対して垂直な方向でドラ
フトシステムに提供される形式のものに関する。
から供給される複数のスライバを、ドラフトシステムの
入口ローラ対に、個々のスライバが互いに並んで位置す
るように供給する供給装置であって、この場合ほぼ水平
方向でかつドラフトシステムの搬送方向に対して垂直に
供給されるスライバが、ガイド手段によって変向され
て、入口ローラ対の回転軸線に対して垂直な方向でドラ
フトシステムに提供される形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばラップ形成機のようなスライバ処
理機にスライバを供給するために、スライバはグループ
毎に、ラップ形成機のための供給テーブルの上に位置し
ているドラフトシステムに供給される。通常、このよう
なドラフトシステムは2つ又は3つが、相前後して供給
テーブルの上に配置されている。この場合個々のスライ
バはケンスから、ケンスの上に対応配置されたローラを
介して引き出され、それぞれのドラフトシステムに供給
される。ケンスは、供給テーブルと並んで列を成して設
置されている。すなわちスライバの供給は、供給テーブ
ルの長手方向に対して垂直に行われる。
理機にスライバを供給するために、スライバはグループ
毎に、ラップ形成機のための供給テーブルの上に位置し
ているドラフトシステムに供給される。通常、このよう
なドラフトシステムは2つ又は3つが、相前後して供給
テーブルの上に配置されている。この場合個々のスライ
バはケンスから、ケンスの上に対応配置されたローラを
介して引き出され、それぞれのドラフトシステムに供給
される。ケンスは、供給テーブルと並んで列を成して設
置されている。すなわちスライバの供給は、供給テーブ
ルの長手方向に対して垂直に行われる。
【0003】このような装置は、例えばパンフレット「H
ara Shokki社のCHERRY-SUPERLAP-SL100 (インプリント9
-91)」に開示されている。この場合には、それぞれ12
のケンスを備えた3つのケンス列が供給テーブルに前置
されている。すなわち、供給テーブルにおいて搬送方向
に対して垂直に方向付けられたドラフトローラを有する
ドラフトシステム毎に、12のスライバが、スライバウ
ェブを形成するために供給される。それぞれのドラフト
システムに個々のスライバを整然とした状態で与えるた
めに、個々のスライバは、ケンスにおける供給箇所か
ら、ガイドローラを介して下方に向かって搬送ローラ対
へと変向される。それぞれの搬送ローラ対の前には、ス
ライバのサイドガイドのために、付加的にスペーサが取
り付けられている。搬送ローラのニップ間隙を貫通する
スライバは、ガイドテーブルにおいて変向部材に達し、
この変向部材のところでスライバは、90゜だけ水平方
向に変向され、そしてドラフトシステムに引き渡され
る。
ara Shokki社のCHERRY-SUPERLAP-SL100 (インプリント9
-91)」に開示されている。この場合には、それぞれ12
のケンスを備えた3つのケンス列が供給テーブルに前置
されている。すなわち、供給テーブルにおいて搬送方向
に対して垂直に方向付けられたドラフトローラを有する
ドラフトシステム毎に、12のスライバが、スライバウ
ェブを形成するために供給される。それぞれのドラフト
システムに個々のスライバを整然とした状態で与えるた
めに、個々のスライバは、ケンスにおける供給箇所か
ら、ガイドローラを介して下方に向かって搬送ローラ対
へと変向される。それぞれの搬送ローラ対の前には、ス
ライバのサイドガイドのために、付加的にスペーサが取
り付けられている。搬送ローラのニップ間隙を貫通する
スライバは、ガイドテーブルにおいて変向部材に達し、
この変向部材のところでスライバは、90゜だけ水平方
向に変向され、そしてドラフトシステムに引き渡され
る。
【0004】この装置ではスライバは、正確に配向され
かつ互いに並べられてドラフトシステムに供給される前
に、供給テーブルの範囲において全部で3回変向され
る。スライバの構造は、各変向動作時に技術的に見て、
不都合な影響を被る。すなわち変向箇所においてスライ
バに捩れの生じることがあり、このような捩れは、後続
のドラフト過程に際して不都合に作用することがある。
かつ互いに並べられてドラフトシステムに供給される前
に、供給テーブルの範囲において全部で3回変向され
る。スライバの構造は、各変向動作時に技術的に見て、
不都合な影響を被る。すなわち変向箇所においてスライ
バに捩れの生じることがあり、このような捩れは、後続
のドラフト過程に際して不都合に作用することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、スライバのための変向箇所の数を減じて、スライバ
のための単純かつ安価な供給装置を構成することであ
る。
は、スライバのための変向箇所の数を減じて、スライバ
のための単純かつ安価な供給装置を構成することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、供給装置が、保持体にまとめられ
た複数のガイド部材から成っており、これらのガイド部
材がドラフトシステムの幅にわたってかつドラフトシス
テムの上に分配されて配置されており、かつ個々のスラ
イバをそれぞれ個別に1回だけ変向させて、下方に向か
って、かつ水平な供給方向に対して垂直な搬送方向に案
内するようになっている。
に本発明の構成では、供給装置が、保持体にまとめられ
た複数のガイド部材から成っており、これらのガイド部
材がドラフトシステムの幅にわたってかつドラフトシス
テムの上に分配されて配置されており、かつ個々のスラ
イバをそれぞれ個別に1回だけ変向させて、下方に向か
って、かつ水平な供給方向に対して垂直な搬送方向に案
内するようになっている。
【0007】
【発明の効果】供給装置がこのように配置もしくは構成
されていることによって、スライバをドラフトシステム
に供給するために、ただ1つの変向箇所しか必要なくな
る。
されていることによって、スライバをドラフトシステム
に供給するために、ただ1つの変向箇所しか必要なくな
る。
【0008】本発明の有利な構成では、ガイド部材が、
回転対称的な変向部材から成っている。
回転対称的な変向部材から成っている。
【0009】スライバのための付加的な変向部を回避す
るために、かつ良好な案内を達成するために、本発明の
別の構成では、規定の供給箇所に配属されているガイド
部材の回転対称的な軸線が、供給箇所から見て、スライ
バの供給方向に対して垂直に方向付けられている。
るために、かつ良好な案内を達成するために、本発明の
別の構成では、規定の供給箇所に配属されているガイド
部材の回転対称的な軸線が、供給箇所から見て、スライ
バの供給方向に対して垂直に方向付けられている。
【0010】ガイド部材を供給箇所に向かって、かつド
ラフトシステムへの送り出し箇所に向かって相応に方向
付けるために、本発明の別の構成では、ガイド部材は次
のように、すなわちガイド部材の軸線が位置している鉛
直平面が部分的に交差するように、支承されている。こ
のように構成されていると、各ガイド部材の位置を個別
に供給箇所及びドラフトシステムにおける送り出し箇所
に向かって方向付けることができ、しかもスライバの優
しい変向を保証することができる。
ラフトシステムへの送り出し箇所に向かって相応に方向
付けるために、本発明の別の構成では、ガイド部材は次
のように、すなわちガイド部材の軸線が位置している鉛
直平面が部分的に交差するように、支承されている。こ
のように構成されていると、各ガイド部材の位置を個別
に供給箇所及びドラフトシステムにおける送り出し箇所
に向かって方向付けることができ、しかもスライバの優
しい変向を保証することができる。
【0011】さらにこのことによって、スライバを個々
の供給箇所から星形に供給することが可能になる。すな
わちこの場合スライバの供給箇所と相応に配属された変
向ローラとの間に、スライバを案内するための別の補助
部材を設ける必要がない。
の供給箇所から星形に供給することが可能になる。すな
わちこの場合スライバの供給箇所と相応に配属された変
向ローラとの間に、スライバを案内するための別の補助
部材を設ける必要がない。
【0012】本発明の別の構成では、この場合ガイド部
材もしくはその軸線が、下方に向かって方向付けられた
搬送エレメントの送り出し方向に対して垂直に方向付け
られた平面に、配置されている。このような配置形式を
採用することによって、スライバのための見通しのよい
変向箇所を得ることができ、そしてこのような変向箇所
はスライダの挿通及び装着を難無く可能にする。
材もしくはその軸線が、下方に向かって方向付けられた
搬送エレメントの送り出し方向に対して垂直に方向付け
られた平面に、配置されている。このような配置形式を
採用することによって、スライバのための見通しのよい
変向箇所を得ることができ、そしてこのような変向箇所
はスライダの挿通及び装着を難無く可能にする。
【0013】本発明の別の構成では、ガイド部材の軸線
が部分的に、異なった水平平面に配置されており、この
ように構成されていると、変向箇所をコンパクトに構成
することができ、しかもこの場合スライバ相互の交差、
もしくはスライバ間における混乱は回避され、ドラフト
システムのための送り出し箇所への方向付けを、最適に
設計することができる。
が部分的に、異なった水平平面に配置されており、この
ように構成されていると、変向箇所をコンパクトに構成
することができ、しかもこの場合スライバ相互の交差、
もしくはスライバ間における混乱は回避され、ドラフト
システムのための送り出し箇所への方向付けを、最適に
設計することができる。
【0014】前記送り出し箇所に向かってのガイド部材
の正確な方向付けを簡単化するために、本発明の別の構
成では、ガイド部材が次のように、すなわち該ガイド部
材の軸線が水平平面に対して部分的に異なった傾きを有
するように、支承されている。
の正確な方向付けを簡単化するために、本発明の別の構
成では、ガイド部材が次のように、すなわち該ガイド部
材の軸線が水平平面に対して部分的に異なった傾きを有
するように、支承されている。
【0015】2つの側からスライバをドラフトシステム
に供給するために、本発明のさらに別の構成では、ガイ
ド部材が、ドラフトシステムの鉛直な中心平面に対して
鏡像的に配置されている。
に供給するために、本発明のさらに別の構成では、ガイ
ド部材が、ドラフトシステムの鉛直な中心平面に対して
鏡像的に配置されている。
【0016】この場合本発明の有利な構成では、ガイド
部材が、中心平面から樅木状に外方に向かって延在して
いる平面の範囲に、配置されている。
部材が、中心平面から樅木状に外方に向かって延在して
いる平面の範囲に、配置されている。
【0017】ガイド部材と変向箇所におけるスライバと
の間における摩擦を最小に減じるために、本発明の別の
構成では、ガイド部材が、回転可能に支承された変向ロ
ーラから形成されている。またスライバを正確に案内す
るためには、変向ローラが単数又は複数のガイド溝を備
えていると、有利である。同時に複数のスライバを変向
させるために1つの変向ローラが設けられている場合に
は、該変向ローラに複数のガイド溝が設けられている。
このように構成されていると、可能な限り多数のスライ
バを、整然とドラフトシステムに供給することができ
る。
の間における摩擦を最小に減じるために、本発明の別の
構成では、ガイド部材が、回転可能に支承された変向ロ
ーラから形成されている。またスライバを正確に案内す
るためには、変向ローラが単数又は複数のガイド溝を備
えていると、有利である。同時に複数のスライバを変向
させるために1つの変向ローラが設けられている場合に
は、該変向ローラに複数のガイド溝が設けられている。
このように構成されていると、可能な限り多数のスライ
バを、整然とドラフトシステムに供給することができ
る。
【0018】変向ローラから送り出されたスライバを、
ドラフトシステムに提供するために1つのスライバウェ
ブへと方向付けるために、本発明の別の構成では、変向
ローラの下に、間隔を固定されたスライバガイドを備え
たスライバガイド部材が設けられており、該スライバガ
イド部材がドラフトシステムの幅にわたって延在してい
る。
ドラフトシステムに提供するために1つのスライバウェ
ブへと方向付けるために、本発明の別の構成では、変向
ローラの下に、間隔を固定されたスライバガイドを備え
たスライバガイド部材が設けられており、該スライバガ
イド部材がドラフトシステムの幅にわたって延在してい
る。
【0019】本発明の有利な構成では、スライバガイド
が、互いに並んでかつ互いにずらされて配置された孔か
ら形成されている。この場合これらの孔には、スライバ
の進入範囲に適当な面取り部が設けられている。
が、互いに並んでかつ互いにずらされて配置された孔か
ら形成されている。この場合これらの孔には、スライバ
の進入範囲に適当な面取り部が設けられている。
【0020】しかしながらまた孔を次のように、すなわ
ちスライバ案内のためのガイドスリーブを収容するよう
に構成することも可能である。すなわちこの場合にはガ
イドスリーブを別体として取付け・取外しすることがで
きる。このように構成されていると、対摩耗材料から成
るスライバガイド部材を製造することが可能になる。本
発明の有利な構成では、ガイドスリーブがセラミックス
から構成されている。
ちスライバ案内のためのガイドスリーブを収容するよう
に構成することも可能である。すなわちこの場合にはガ
イドスリーブを別体として取付け・取外しすることがで
きる。このように構成されていると、対摩耗材料から成
るスライバガイド部材を製造することが可能になる。本
発明の有利な構成では、ガイドスリーブがセラミックス
から構成されている。
【0021】スライバガイド部材への当て付け時におけ
るスライバの挿通を容易にするために、本発明の別の構
成では、スライバガイド部材が、異なった長さをもつ片
側が開放されたスロットを備えている。
るスライバの挿通を容易にするために、本発明の別の構
成では、スライバガイド部材が、異なった長さをもつ片
側が開放されたスロットを備えている。
【0022】スライバガイド部材から送り出されたスラ
イバを互いに向かって方向付けるために、本発明の別の
構成では、スライバガイド部材のスライバガイドが、移
動調節可能に固定されていて互いにずらされて配置され
た、貫通孔を備えたガイドスリーブから形成されてい
る。
イバを互いに向かって方向付けるために、本発明の別の
構成では、スライバガイド部材のスライバガイドが、移
動調節可能に固定されていて互いにずらされて配置され
た、貫通孔を備えたガイドスリーブから形成されてい
る。
【0023】本発明の別の有利な構成では、ガイドスリ
ーブが、ドラフトシステムの中心平面に対して横方向に
シフト可能に、受容部に支承されている。
ーブが、ドラフトシステムの中心平面に対して横方向に
シフト可能に、受容部に支承されている。
【0024】この場合本発明の有利な構成では、受容部
がロッドから形成されており、該ロッドに、ガイドスリ
ーブが並んで位置していてシフト可能に取り付けられて
いるか、又は受容部が、縦溝を備えた保持体から形成さ
れており、該縦溝にガイドスリーブが並んで位置してい
てシフト可能に取り付けられている。この場合その都度
シフトされた所望の位置における固定は、例えばねじを
介して行われる。
がロッドから形成されており、該ロッドに、ガイドスリ
ーブが並んで位置していてシフト可能に取り付けられて
いるか、又は受容部が、縦溝を備えた保持体から形成さ
れており、該縦溝にガイドスリーブが並んで位置してい
てシフト可能に取り付けられている。この場合その都度
シフトされた所望の位置における固定は、例えばねじを
介して行われる。
【0025】スライバがスライバガイド部材の前におい
て互いに摩擦しないように、スライバを案内するため
に、本発明の別の構成では、少なくとも2つの互いに並
んで平行に位置している受容部が設けられており、各受
容部がそれぞれ、互いに並んで位置しているガイドスリ
ーブのグループを受容している。
て互いに摩擦しないように、スライバを案内するため
に、本発明の別の構成では、少なくとも2つの互いに並
んで平行に位置している受容部が設けられており、各受
容部がそれぞれ、互いに並んで位置しているガイドスリ
ーブのグループを受容している。
【0026】ガイドスリーブの各グループ内において対
称軸線が斜めに位置していることは、後続のドラフトシ
ステムへの引渡しのために、スライバを1つのスライバ
ウェブにまとめることを促進する。
称軸線が斜めに位置していることは、後続のドラフトシ
ステムへの引渡しのために、スライバを1つのスライバ
ウェブにまとめることを促進する。
【0027】ガイドスリーブが孔が本発明の有利な構成
におけるように先細に構成されていると、スライバの挿
通が容易になる。
におけるように先細に構成されていると、スライバの挿
通が容易になる。
【0028】本発明の別の有利な構成では、ガイドスリ
ーブが、スライバの搬送方向で見て、まず初めに先細に
なり次いで拡大する孔を備えている。このように構成さ
れていると、一方では良好な挿通が可能になり、かつ他
方では、孔が自動的に掃除されて孔の汚染を回避するこ
とができる。
ーブが、スライバの搬送方向で見て、まず初めに先細に
なり次いで拡大する孔を備えている。このように構成さ
れていると、一方では良好な挿通が可能になり、かつ他
方では、孔が自動的に掃除されて孔の汚染を回避するこ
とができる。
【0029】ガイドスリーブの耐用寿命を延ばすため
に、本発明の有利な構成では、ガイドスリーブが少なく
とも部分的にセラミックスから製造されているか、又は
焼結アルミニウムから成っている。
に、本発明の有利な構成では、ガイドスリーブが少なく
とも部分的にセラミックスから製造されているか、又は
焼結アルミニウムから成っている。
【0030】スライバガイド部材から送り出されたスラ
イバを、ドラフトシステムの進入部に向かって、特にス
ライバウェブの縁部範囲において、良好に方向付けるた
めに、本発明の別の構成では、受容部が、ドラフトシス
テムの中心平面に対して横方向に移動調節可能に取り付
けられている。このように構成されていると、1グルー
プのガイドスリーブを同時に、1つの方向において横方
向に移動調節することが可能である。
イバを、ドラフトシステムの進入部に向かって、特にス
ライバウェブの縁部範囲において、良好に方向付けるた
めに、本発明の別の構成では、受容部が、ドラフトシス
テムの中心平面に対して横方向に移動調節可能に取り付
けられている。このように構成されていると、1グルー
プのガイドスリーブを同時に、1つの方向において横方
向に移動調節することが可能である。
【0031】本発明の有利な構成では、スライバの供給
箇所が、供給フレームに回転可能に支承されたローラか
ら形成されており、これらのローラそれぞれの回転軸線
が、ほぼスライバの搬送方向に対して直角に、それぞれ
所属のガイド部材に向かって方向付けられている。
箇所が、供給フレームに回転可能に支承されたローラか
ら形成されており、これらのローラそれぞれの回転軸線
が、ほぼスライバの搬送方向に対して直角に、それぞれ
所属のガイド部材に向かって方向付けられている。
【0032】ドラフトシステムへの供給補助として、ス
ライバガイド部材に、変向ローラ及びガイドプレートを
後置することが可能であり、このようになっていると、
スライバウェブをドラフトシステムの第1のニップ箇所
に容易に引き渡すことができる。
ライバガイド部材に、変向ローラ及びガイドプレートを
後置することが可能であり、このようになっていると、
スライバウェブをドラフトシステムの第1のニップ箇所
に容易に引き渡すことができる。
【0033】また本発明の別の有利な構成では、スライ
バガイド部材が、個々のスライバのためのガイド溝を備
えたローラから構成されている。
バガイド部材が、個々のスライバのためのガイド溝を備
えたローラから構成されている。
【0034】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0035】図1には、ラップロール2を形成するため
のラップ形成機1が示されており、ラップロール2は、
次いでさらに処理を施すためにコーミングマシーンに搬
送される。ラップ形成機1には供給テーブル4が設けら
れており、この場合供給テーブル4の上にはドラフトシ
ステム5,6が配置されている。両ドラフトシステム
5,6には、ケンス列R1〜R4のケンスKから相応な
供給箇所8を介して引き出されるスライバFが供給され
る。ケンス列R1〜R4はこの場合供給テーブル4の両
側に配置されている。供給箇所8は例えば図5に示され
ているように、引出しローラ9から形成されることがで
きる。引出しローラ9はこの場合軸線10を中心にして
自由回転可能に支承されている。引出しローラ9は供給
フレーム12に回転可能に取り付けられている。ケンス
Kから引き出されたスライバFは、供給装置14に引き
渡され、この供給装置14においてほぼ水平な位置から
鉛直方向に変向される。この供給装置は図3及び図4に
拡大されて示されている。
のラップ形成機1が示されており、ラップロール2は、
次いでさらに処理を施すためにコーミングマシーンに搬
送される。ラップ形成機1には供給テーブル4が設けら
れており、この場合供給テーブル4の上にはドラフトシ
ステム5,6が配置されている。両ドラフトシステム
5,6には、ケンス列R1〜R4のケンスKから相応な
供給箇所8を介して引き出されるスライバFが供給され
る。ケンス列R1〜R4はこの場合供給テーブル4の両
側に配置されている。供給箇所8は例えば図5に示され
ているように、引出しローラ9から形成されることがで
きる。引出しローラ9はこの場合軸線10を中心にして
自由回転可能に支承されている。引出しローラ9は供給
フレーム12に回転可能に取り付けられている。ケンス
Kから引き出されたスライバFは、供給装置14に引き
渡され、この供給装置14においてほぼ水平な位置から
鉛直方向に変向される。この供給装置は図3及び図4に
拡大されて示されている。
【0036】供給装置14はこの場合、部分的に異なっ
た水平平面I〜IIIにおいて回転可能に支承された複
数の変向ローラ16a〜16fによって形成されてい
る。これらの変向ローラ16a〜16fは保持体18に
回転可能に支承されており、この保持体18自体は、詳
しくは図示されていないフレームのロッド20に固定さ
れている。保持体18はロッド20にシフト可能に支承
されており、ねじ21によって調節された位置において
固定されることができる。個々の軸もしくは軸線17a
〜17fは、鉛直方向で見て斜めの平面23;24の範
囲に配置されている。
た水平平面I〜IIIにおいて回転可能に支承された複
数の変向ローラ16a〜16fによって形成されてい
る。これらの変向ローラ16a〜16fは保持体18に
回転可能に支承されており、この保持体18自体は、詳
しくは図示されていないフレームのロッド20に固定さ
れている。保持体18はロッド20にシフト可能に支承
されており、ねじ21によって調節された位置において
固定されることができる。個々の軸もしくは軸線17a
〜17fは、鉛直方向で見て斜めの平面23;24の範
囲に配置されている。
【0037】この場合変向ローラ16a〜16cは変向
ローラ16d〜16fに対して鏡像的に配置されてお
り、これによって変向ローラは全体として樅木状に配置
されることになる。
ローラ16d〜16fに対して鏡像的に配置されてお
り、これによって変向ローラは全体として樅木状に配置
されることになる。
【0038】図3から明らかなように、軸線17a〜1
7cを通って延びる平面は互いに交差している。軸線1
7a〜17fがこのように異なった角度で配置されてい
ることによって、スライバFを、別の特別な変向ローラ
を設けることなしに、直接各引出しローラ9から供給装
置14に引き渡すことが可能になる。各変向ローラ16
a〜16fは、各1つのスライバを受容する各2つのガ
イド溝47,48を備えている。この場合、特に図5か
ら明らかなように、変向ローラ16cの軸線17cは、
相応に配属された引出しローラ9の軸線10に対してほ
ぼ平行に方向付けられている。引出しローラ9から変向
ローラ16cへのスライバFの経路において、スライバ
Fは、供給フレーム12に取り付けられた横棒26によ
って鉛直方向において支持される。既に述べた変向ロー
ラ16a〜16fの特殊な配置形式によって、変向ロー
ラのところで変向されたスライバは下方に向かって送り
出されることができる。そしてこの結果スライバは、後
続のドラフトシステム5;6への提供のために必要な相
応な幅Bをもつスライバウェブ30として送り出され
る。スライバFをこの幅BでかつスライバF相互の相応
な方向付けでドラフトシステム5;6に引き渡すため
に、供給装置の下にはスライバガイド部材15が配置さ
れており、このスライバガイド部材15には複数の孔2
8が設けられていて、これらの孔28の数は、下方に向
かって送り出されるスライバFの数に相当している。
7cを通って延びる平面は互いに交差している。軸線1
7a〜17fがこのように異なった角度で配置されてい
ることによって、スライバFを、別の特別な変向ローラ
を設けることなしに、直接各引出しローラ9から供給装
置14に引き渡すことが可能になる。各変向ローラ16
a〜16fは、各1つのスライバを受容する各2つのガ
イド溝47,48を備えている。この場合、特に図5か
ら明らかなように、変向ローラ16cの軸線17cは、
相応に配属された引出しローラ9の軸線10に対してほ
ぼ平行に方向付けられている。引出しローラ9から変向
ローラ16cへのスライバFの経路において、スライバ
Fは、供給フレーム12に取り付けられた横棒26によ
って鉛直方向において支持される。既に述べた変向ロー
ラ16a〜16fの特殊な配置形式によって、変向ロー
ラのところで変向されたスライバは下方に向かって送り
出されることができる。そしてこの結果スライバは、後
続のドラフトシステム5;6への提供のために必要な相
応な幅Bをもつスライバウェブ30として送り出され
る。スライバFをこの幅BでかつスライバF相互の相応
な方向付けでドラフトシステム5;6に引き渡すため
に、供給装置の下にはスライバガイド部材15が配置さ
れており、このスライバガイド部材15には複数の孔2
8が設けられていて、これらの孔28の数は、下方に向
かって送り出されるスライバFの数に相当している。
【0039】特に図3に示されているように、孔28は
水平方向においてずらされてスライバガイド部材15に
配置されている。そしてこれによって、スライバがスラ
イバガイド部材15を通過した後に生ぜしめられるスラ
イバウェブ30の構造が所定される。孔28は入口範囲
に丸く面取りされた面取り部29を有しており、これに
よって一方では、スライバの容易な走入が可能になり、
かつ他方ではスライバの外側の繊維の損傷を回避するこ
とができる。このような面取り部29は、スライバガイ
ド部材15の出口にも設けることができる。
水平方向においてずらされてスライバガイド部材15に
配置されている。そしてこれによって、スライバがスラ
イバガイド部材15を通過した後に生ぜしめられるスラ
イバウェブ30の構造が所定される。孔28は入口範囲
に丸く面取りされた面取り部29を有しており、これに
よって一方では、スライバの容易な走入が可能になり、
かつ他方ではスライバの外側の繊維の損傷を回避するこ
とができる。このような面取り部29は、スライバガイ
ド部材15の出口にも設けることができる。
【0040】図7には、スライバガイド部材15の特殊
な構成が示されており、この場合孔28には、スライバ
Fのための貫通孔33を備えたセラミック製の挿入体3
2が挿入されている。図4に示された実施例との比較に
おいて、図7に示された実施例では孔28は大きな直径
を有しており、貫通孔33は、図4の実施例における孔
28の直径に相当している。図7の実施例では、一方で
はスライバガイド部材15の簡単な製造が可能であり、
かつ他方では挿入体32の摩耗時における該挿入体の交
換が可能である。挿入体32の材料及び形状は、スライ
バ番号及びスライバ材料に応じて合わせることが可能で
ある。
な構成が示されており、この場合孔28には、スライバ
Fのための貫通孔33を備えたセラミック製の挿入体3
2が挿入されている。図4に示された実施例との比較に
おいて、図7に示された実施例では孔28は大きな直径
を有しており、貫通孔33は、図4の実施例における孔
28の直径に相当している。図7の実施例では、一方で
はスライバガイド部材15の簡単な製造が可能であり、
かつ他方では挿入体32の摩耗時における該挿入体の交
換が可能である。挿入体32の材料及び形状は、スライ
バ番号及びスライバ材料に応じて合わせることが可能で
ある。
【0041】図8に示されているスライバガイド部材1
5の別の実施例では、孔28の代わりに、片側が開放し
ている縦長スロット35,36が設けられている。縦長
スロット35,36は互いに異なった長さを有している
ので、送出構造は、図3もしくは図4に示された実施例
に相応したものが得られる。図8に示された実施例には
特に、スライバの挿入が簡単であるという利点がある。
つまりこの実施例では、挿入を目的としてスライバを先
端を尖らせる必要がない。
5の別の実施例では、孔28の代わりに、片側が開放し
ている縦長スロット35,36が設けられている。縦長
スロット35,36は互いに異なった長さを有している
ので、送出構造は、図3もしくは図4に示された実施例
に相応したものが得られる。図8に示された実施例には
特に、スライバの挿入が簡単であるという利点がある。
つまりこの実施例では、挿入を目的としてスライバを先
端を尖らせる必要がない。
【0042】図6から分かるように、下方に向かって送
り出されたスライバウェブ30は、自由回転可能に支承
されているガイドローラ38に達する。ガイドローラ3
8は、ガイドプレート39の上に配置されており、この
ガイドプレート39を介してスライバウェブ30は、ド
ラフトシステム5の入口ローラ対41に供給される。ス
ライバウェブ30はドラフトシステム5においてドラフ
トされ、繊維ウェブ43としてガイド面44を介して供
給テーブル4に、つまり、駆動される搬送ローラ45の
クランプラインの下に達する。ドラフトシステム6から
送り出された繊維ウェブ42は、このクランプ箇所の範
囲において繊維ウェブ43と撚り合わされ(doubliere
n)、次いでラップ形成ユニットに引き渡される。ガイ
ドローラ38はガイドプレート39の直ぐ上に配置され
ており、かつこのガイドプレート39と共に、供給され
たスライバウェブのためのクランプ箇所を形成してい
る。すなわちクランプ箇所のこの範囲においてはスライ
バウェブの自由な変向は不可能であり、特に、ここでは
スライバが、捩りを加えられたり、これによって不都合
な構造を生ぜしめたりすることは、もはや不可能であ
る。
り出されたスライバウェブ30は、自由回転可能に支承
されているガイドローラ38に達する。ガイドローラ3
8は、ガイドプレート39の上に配置されており、この
ガイドプレート39を介してスライバウェブ30は、ド
ラフトシステム5の入口ローラ対41に供給される。ス
ライバウェブ30はドラフトシステム5においてドラフ
トされ、繊維ウェブ43としてガイド面44を介して供
給テーブル4に、つまり、駆動される搬送ローラ45の
クランプラインの下に達する。ドラフトシステム6から
送り出された繊維ウェブ42は、このクランプ箇所の範
囲において繊維ウェブ43と撚り合わされ(doubliere
n)、次いでラップ形成ユニットに引き渡される。ガイ
ドローラ38はガイドプレート39の直ぐ上に配置され
ており、かつこのガイドプレート39と共に、供給され
たスライバウェブのためのクランプ箇所を形成してい
る。すなわちクランプ箇所のこの範囲においてはスライ
バウェブの自由な変向は不可能であり、特に、ここでは
スライバが、捩りを加えられたり、これによって不都合
な構造を生ぜしめたりすることは、もはや不可能であ
る。
【0043】しかしながらまた、供給装置14を鉛直方
向において斜めに配置することも可能であり、このよう
な配置形式では、ガイドローラ38による付加的な変向
は不要である。
向において斜めに配置することも可能であり、このよう
な配置形式では、ガイドローラ38による付加的な変向
は不要である。
【0044】図9にはラップ形成機1の別の実施例が示
されており、この別の実施例によるラップ形成機1の構
成要素はほぼ、図1に示された実施例の構成要素と合致
している。スライバFのための変向箇所を形成している
供給装置14だけが、図1に示された実施例とは異なっ
た構成を有している。このことは特に、図10に示され
た側面図、もしくは図11及び図12に示された拡大さ
れた部分図から分かる。
されており、この別の実施例によるラップ形成機1の構
成要素はほぼ、図1に示された実施例の構成要素と合致
している。スライバFのための変向箇所を形成している
供給装置14だけが、図1に示された実施例とは異なっ
た構成を有している。このことは特に、図10に示され
た側面図、もしくは図11及び図12に示された拡大さ
れた部分図から分かる。
【0045】スライバはケンス列R1〜R2;R3〜R
4のケンスKから、ほぼ水平方向の位置で各供給装置1
4に供給される。
4のケンスKから、ほぼ水平方向の位置で各供給装置1
4に供給される。
【0046】ケンスKの個々の供給箇所8を介して、ス
ライバFは所属の変向ローラ55a〜55o(図12)
に達する。
ライバFは所属の変向ローラ55a〜55o(図12)
に達する。
【0047】変向ローラ55a〜55oは交差状に配置
された(verschraenkt)接続板53a〜53oに回転可
能に支承されている。接続板53a〜53oは、互いに
規定の間隔をおいて保持体51もしくは保持体52に固
定されている。保持体50,51はロッド52に取り付
けられており、かつ供給装置14の鉛直な中心平面Mに
対してそれぞれほぼ角度αを成して延びている。特に図
11に示された側面図から分かるように、保持体50,
51及び変向ローラ55a〜55oはほぼ同一の水平平
面において方向付けられている。このことをより分かり
やすくするために、水平平面Hが示されており、かつ個
々の変向ローラの間における軸線結合ラインA1,A2
が示されている。このことから分かるように、ラインA
1,A2は水平平面Hに対してほぼ平行に延びている。
された(verschraenkt)接続板53a〜53oに回転可
能に支承されている。接続板53a〜53oは、互いに
規定の間隔をおいて保持体51もしくは保持体52に固
定されている。保持体50,51はロッド52に取り付
けられており、かつ供給装置14の鉛直な中心平面Mに
対してそれぞれほぼ角度αを成して延びている。特に図
11に示された側面図から分かるように、保持体50,
51及び変向ローラ55a〜55oはほぼ同一の水平平
面において方向付けられている。このことをより分かり
やすくするために、水平平面Hが示されており、かつ個
々の変向ローラの間における軸線結合ラインA1,A2
が示されている。このことから分かるように、ラインA
1,A2は水平平面Hに対してほぼ平行に延びている。
【0048】個々の軸線56a〜56oは、2つの例外
を除いて、水平平面Hに対して規定の角度βを成して斜
めに位置している。ただ軸線56b,56iだけは、水
平平面Hに対して平行に延びている。水平平面Hに対す
るこの角度位置は次のようになっている。すなわちこの
場合、スライバFのために付加的な変向が不要であるよ
うに、各変向ローラがスライバFを後続のスライバガイ
ド部材の孔28に向かってさらに案内するようになって
いる。つまり個々のスライバFは、変向ローラ55a〜
55oにおいてやさしくかつ付加的な負荷を受けること
なしに変向される。このことはさらにまた、軸線結合ラ
インA1に対する軸線56a〜56gの別の傾斜位置も
しくは軸線結合ラインA2に対する軸線56h〜56o
の別の傾斜位置によっても得られる。これによって、例
えば図5に示されているように、個々の変向ローラの回
転軸線を、ケンスKにおける所属の引出しローラ9の回
転軸線10に対してほぼ平行に方向付けることが可能で
ある。
を除いて、水平平面Hに対して規定の角度βを成して斜
めに位置している。ただ軸線56b,56iだけは、水
平平面Hに対して平行に延びている。水平平面Hに対す
るこの角度位置は次のようになっている。すなわちこの
場合、スライバFのために付加的な変向が不要であるよ
うに、各変向ローラがスライバFを後続のスライバガイ
ド部材の孔28に向かってさらに案内するようになって
いる。つまり個々のスライバFは、変向ローラ55a〜
55oにおいてやさしくかつ付加的な負荷を受けること
なしに変向される。このことはさらにまた、軸線結合ラ
インA1に対する軸線56a〜56gの別の傾斜位置も
しくは軸線結合ラインA2に対する軸線56h〜56o
の別の傾斜位置によっても得られる。これによって、例
えば図5に示されているように、個々の変向ローラの回
転軸線を、ケンスKにおける所属の引出しローラ9の回
転軸線10に対してほぼ平行に方向付けることが可能で
ある。
【0049】このようにほぼ水平な平面Hに位置してい
る樅木状の構成を供給装置に与えることによって、さら
に、取扱いの容易な見通しのよい変向箇所が形成され
る。すなわち、相応して対応配置された引出しローラ9
に対する個々の変向ローラの対応関係もしくは配属関係
は、容易に見渡すことが可能である。ロッド52を介し
て供給装置14はフレームに固定されている(図示せ
ず)。この場合の固定部は次のように、すなわち供給装
置14の水平方向及び/鉛直方向における位置変化を行
うことができるように、構成されている。
る樅木状の構成を供給装置に与えることによって、さら
に、取扱いの容易な見通しのよい変向箇所が形成され
る。すなわち、相応して対応配置された引出しローラ9
に対する個々の変向ローラの対応関係もしくは配属関係
は、容易に見渡すことが可能である。ロッド52を介し
て供給装置14はフレームに固定されている(図示せ
ず)。この場合の固定部は次のように、すなわち供給装
置14の水平方向及び/鉛直方向における位置変化を行
うことができるように、構成されている。
【0050】図12に示された実施例では、変向ローラ
55g;55oにはスライバFは存在しない。これらの
変向ローラ55g;55oは、予備スライバ(図示せ
ず)を受容するために働くことも、又は、ケンス列R1
〜R4において別のスライバFがそれぞれ第7のケンス
Kから引き出される場合には、別のスライバFを受容す
ることも可能である。
55g;55oにはスライバFは存在しない。これらの
変向ローラ55g;55oは、予備スライバ(図示せ
ず)を受容するために働くことも、又は、ケンス列R1
〜R4において別のスライバFがそれぞれ第7のケンス
Kから引き出される場合には、別のスライバFを受容す
ることも可能である。
【0051】回転可能に支承されたローラ16a〜16
f;55a〜55oの代わりに、例えば回転対称的なセ
ラミック部材である位置固定の変向エレメントを使用す
ることも可能である。このことは確かに、回転可能に支
承された変向ローラに比べてより高い摩擦を変向箇所に
おいて与えることになるが、しかしながらこのような変
向箇所は簡単かつ安価に製造することが可能である。
f;55a〜55oの代わりに、例えば回転対称的なセ
ラミック部材である位置固定の変向エレメントを使用す
ることも可能である。このことは確かに、回転可能に支
承された変向ローラに比べてより高い摩擦を変向箇所に
おいて与えることになるが、しかしながらこのような変
向箇所は簡単かつ安価に製造することが可能である。
【0052】水平平面もしくは垂直平面における変向ロ
ーラの相応な角度位置を得るために、図11に示された
実施例では、図示のように接続板53a〜53oは相応
に傾けられて構成されねばならない。
ーラの相応な角度位置を得るために、図11に示された
実施例では、図示のように接続板53a〜53oは相応
に傾けられて構成されねばならない。
【0053】図12に示された実施例のスライバガイド
部材15に通してスライバを、それぞれのドラフトシス
テム5,6へ引渡し箇所にまでさらに案内することは、
図6に記載された実施例と同様に行われる。
部材15に通してスライバを、それぞれのドラフトシス
テム5,6へ引渡し箇所にまでさらに案内することは、
図6に記載された実施例と同様に行われる。
【0054】図13及び図14には、スライバガイド部
材15のさらに別の特別な実施例が示されている。
材15のさらに別の特別な実施例が示されている。
【0055】スライバガイド部材15に配置された単純
な貫通孔28の代わりに、ここでは、互いに並んで位置
していてシフト可能に取り付けられたガイドスリーブ5
8;59が使用されている。ガイドスリーブ58,59
にはこの場合、ホッパ状で縦長でかつ下方に向かって狭
くなる貫通孔60が設けられている。貫通孔60のこの
形状は、一方ではスライバを問題なく通すために役立
ち、かつ他方ではスライバウェブ構造から外側の繊維が
剥ぎ取られるつまりピーリングされることを阻止してい
る。このホッパ状の縦長の貫通孔によって、スライバは
幾分圧縮され、かつ丸いスライバ構造から扁平なスライ
バ構造に変形される。このような扁平なスライバ構造
は、ドラフトシステム5又は6における付加的な後処理
のために有効であり、かつ閉じられたスライバ結合体
(Faserband-Verbund)の提供を可能にし、つまりそれ
ぞれのドラフトシステムには、ドラフトのための閉じら
れたスライバマット(Fasermatte)が提供される。扁平
な横断面をもって成形されたスライバが中間空間なしに
互いに並んで位置するようにするために、ガイドスリー
ブ58,59もしくはその貫通孔60は次のように、す
なわちこれらが幅B′にわたって見て値Xをもって互い
にオーバラップするように、配置されている。2重矢印
で示されているように、ガイドスリーブ58,59が横
方向シフト可能であることによって、この値Xは正確に
調節することが可能である。この値Xが0に調節される
ような使用例も可能である。しかしながらこのことは、
処理すべき繊維材料のその都度の形式によって左右され
る。ガイドスリーブ58,59から送り出された扁平な
スライバFを1つのスライバラップ(Faserbandwatte)
にまとめるために、ガイドスリーブ58,59の対称軸
線61,62は鉛直な中心平面Vに対して斜めに位置し
ている。すなわち、軸線61が位置している鉛直平面
は、スライバガイド部材15の下で、軸線62が位置し
ている鉛直平面と交差している。
な貫通孔28の代わりに、ここでは、互いに並んで位置
していてシフト可能に取り付けられたガイドスリーブ5
8;59が使用されている。ガイドスリーブ58,59
にはこの場合、ホッパ状で縦長でかつ下方に向かって狭
くなる貫通孔60が設けられている。貫通孔60のこの
形状は、一方ではスライバを問題なく通すために役立
ち、かつ他方ではスライバウェブ構造から外側の繊維が
剥ぎ取られるつまりピーリングされることを阻止してい
る。このホッパ状の縦長の貫通孔によって、スライバは
幾分圧縮され、かつ丸いスライバ構造から扁平なスライ
バ構造に変形される。このような扁平なスライバ構造
は、ドラフトシステム5又は6における付加的な後処理
のために有効であり、かつ閉じられたスライバ結合体
(Faserband-Verbund)の提供を可能にし、つまりそれ
ぞれのドラフトシステムには、ドラフトのための閉じら
れたスライバマット(Fasermatte)が提供される。扁平
な横断面をもって成形されたスライバが中間空間なしに
互いに並んで位置するようにするために、ガイドスリー
ブ58,59もしくはその貫通孔60は次のように、す
なわちこれらが幅B′にわたって見て値Xをもって互い
にオーバラップするように、配置されている。2重矢印
で示されているように、ガイドスリーブ58,59が横
方向シフト可能であることによって、この値Xは正確に
調節することが可能である。この値Xが0に調節される
ような使用例も可能である。しかしながらこのことは、
処理すべき繊維材料のその都度の形式によって左右され
る。ガイドスリーブ58,59から送り出された扁平な
スライバFを1つのスライバラップ(Faserbandwatte)
にまとめるために、ガイドスリーブ58,59の対称軸
線61,62は鉛直な中心平面Vに対して斜めに位置し
ている。すなわち、軸線61が位置している鉛直平面
は、スライバガイド部材15の下で、軸線62が位置し
ている鉛直平面と交差している。
【0056】ガイドスリーブ58,59は、受容部6
4;65に接続板67を介してシフト可能に固定されて
いる。接続板67はこの場合それぞれ貫通孔を備えてお
り、これらの貫通孔をねじ75が貫通し、ガイドナット
71と螺合している。ガイドナット71はこの場合次の
ように、すなわち該ガイドナット71が受容部64;6
5のT字形の縦長スロット69に長手方向シフト可能に
支承されているように、構成されている。ねじを回動す
ると、ナット71の上側面はT字形の縦長スロット69
の上側の内面に対して緊定される。これによって長手方
向におけるシフトがロックされ、ガイドスリーブはその
調節された位置において固定される。
4;65に接続板67を介してシフト可能に固定されて
いる。接続板67はこの場合それぞれ貫通孔を備えてお
り、これらの貫通孔をねじ75が貫通し、ガイドナット
71と螺合している。ガイドナット71はこの場合次の
ように、すなわち該ガイドナット71が受容部64;6
5のT字形の縦長スロット69に長手方向シフト可能に
支承されているように、構成されている。ねじを回動す
ると、ナット71の上側面はT字形の縦長スロット69
の上側の内面に対して緊定される。これによって長手方
向におけるシフトがロックされ、ガイドスリーブはその
調節された位置において固定される。
【0057】受容部64にはアングル部材72が取り付
けられており、このアングル部材72はねじ78を介し
て略示されたフレーム77に固定されている。特に図1
4から明らかなように、アングル部材には長孔66が設
けられており、これによってガイドスリーブ58の横方
向における共通な移動調節を行うことが可能である。通
常はこのようなアングル部材が複数、間隔をおいて受容
部64に取り付けられている。受容部64がこのように
横方向にシフト可能であることによって、送り出された
スライバマットの縁部を、後続のドラフトシステムの入
口に対して調節することが可能になる。同様な移動調節
の可能性は、もちろん受容部64のためにも与えること
ができる。しかしながらこのことは、図面を分かりやす
くするために示されていない。
けられており、このアングル部材72はねじ78を介し
て略示されたフレーム77に固定されている。特に図1
4から明らかなように、アングル部材には長孔66が設
けられており、これによってガイドスリーブ58の横方
向における共通な移動調節を行うことが可能である。通
常はこのようなアングル部材が複数、間隔をおいて受容
部64に取り付けられている。受容部64がこのように
横方向にシフト可能であることによって、送り出された
スライバマットの縁部を、後続のドラフトシステムの入
口に対して調節することが可能になる。同様な移動調節
の可能性は、もちろん受容部64のためにも与えること
ができる。しかしながらこのことは、図面を分かりやす
くするために示されていない。
【0058】このようなガイドスリーブを使用すること
によって、相応な繊維材料を考慮して、入口に対する個
別的な適合を行うことが可能になる。同様にまた、摩耗
が生じた場合には、個々のガイドスリーブを比較的簡単
に交換することができる。
によって、相応な繊維材料を考慮して、入口に対する個
別的な適合を行うことが可能になる。同様にまた、摩耗
が生じた場合には、個々のガイドスリーブを比較的簡単
に交換することができる。
【0059】図15にはガイドスリーブ58の別の固定
形式が示されている。この場合保持体58には軸受部材
68を備えた保持体63が取り付けられている。軸受部
材68は、ロッド70にシフト可能に固定されている。
あらかじめ規定された箇所においてロックするために、
軸受部材68を貫通したねじ73が、ロッド70に押圧
される。ロッドはまたフレーム77に位置固定に支承さ
れている。既に述べたように、ガイドスリーブ58をフ
レーム77のシフトによって一緒に横方向において移動
調節させることができる装置が設けられていてもよい。
また、ロッド70の横断面形状を円形ではなく、次のよ
うに、すなわち軸受部材68が相応に構成されている場
合には、ロッド70を中心としたガイドスリーブ58の
回動を阻止するような嵌合接続部が生ぜしめられるよう
に、構成することも可能である。
形式が示されている。この場合保持体58には軸受部材
68を備えた保持体63が取り付けられている。軸受部
材68は、ロッド70にシフト可能に固定されている。
あらかじめ規定された箇所においてロックするために、
軸受部材68を貫通したねじ73が、ロッド70に押圧
される。ロッドはまたフレーム77に位置固定に支承さ
れている。既に述べたように、ガイドスリーブ58をフ
レーム77のシフトによって一緒に横方向において移動
調節させることができる装置が設けられていてもよい。
また、ロッド70の横断面形状を円形ではなく、次のよ
うに、すなわち軸受部材68が相応に構成されている場
合には、ロッド70を中心としたガイドスリーブ58の
回動を阻止するような嵌合接続部が生ぜしめられるよう
に、構成することも可能である。
【0060】図16にはガイドスリーブ80の別の構成
が示されており、この場合孔81には、中央部分に狭搾
部が設けられている。ガイドスリーブ80はこの場合接
続板67を介してねじ75を用いてアングル部材79に
固定されている。このアングル部材79はアングル部材
72のように、フレーム77にシフト可能に取り付けら
れている。さらにアングル部材79はねじ75の範囲に
長孔を備えていてもよく、このような長孔が設けられて
いると、搬送方向に対して直角にガイドスリーブ80の
横方向におけるシフトが可能になる。ガイドスリーブ及
び固定手段の構成に関してはその他の変化実施例もまた
可能である。
が示されており、この場合孔81には、中央部分に狭搾
部が設けられている。ガイドスリーブ80はこの場合接
続板67を介してねじ75を用いてアングル部材79に
固定されている。このアングル部材79はアングル部材
72のように、フレーム77にシフト可能に取り付けら
れている。さらにアングル部材79はねじ75の範囲に
長孔を備えていてもよく、このような長孔が設けられて
いると、搬送方向に対して直角にガイドスリーブ80の
横方向におけるシフトが可能になる。ガイドスリーブ及
び固定手段の構成に関してはその他の変化実施例もまた
可能である。
【0061】供給装置を本発明のように構成することに
よって、相応な供給箇所からスライバを星形に供給する
ことが可能になり、しかもこの場合スライバFのための
付加的な変向箇所は不要である。
よって、相応な供給箇所からスライバを星形に供給する
ことが可能になり、しかもこの場合スライバFのための
付加的な変向箇所は不要である。
【図1】本発明による変向装置を備えたスライバ処理機
を上から見た平面図である。
を上から見た平面図である。
【図2】図1に示されたスライバ処理機を横から見た側
面図である。
面図である。
【図3】図1に示された本発明による変向装置を拡大し
て示す平面図である。
て示す平面図である。
【図4】図3に示された変向装置を横から見た側面図で
ある。
ある。
【図5】図1の一部を拡大して、ケンスの供給箇所と変
向装置との対応関係を示す平面図である。
向装置との対応関係を示す平面図である。
【図6】図2の一部を拡大して、ドラフトシステムの範
囲を示す側面図である。
囲を示す側面図である。
【図7】図4に示されたスライバガイド部材の特殊な構
成を示す部分図である。
成を示す部分図である。
【図8】図4に示されたスライバガイド部材の実施例を
部分的に示す平面図である。
部分的に示す平面図である。
【図9】本発明による別の変向装置を備えたスライバ処
理機を上から見た平面図である。
理機を上から見た平面図である。
【図10】図9に示されたスライバ処理機を横から見た
側面図である。
側面図である。
【図11】図9に示された本発明による変向装置を拡大
して示す側面図である。
して示す側面図である。
【図12】図11に示された変向装置を上から見た平面
図である。
図である。
【図13】図1もしくは図10に示されたスライバガイ
ド部材のガイドスリーブの1実施例を拡大して示す図で
ある。
ド部材のガイドスリーブの1実施例を拡大して示す図で
ある。
【図14】図13に示されたガイドスリーブを上から見
た平面図である。
た平面図である。
【図15】図13に示されたガイドスリーブの固定形式
の変化実施例を示す図である。
の変化実施例を示す図である。
【図16】図13に示されたガイドスリーブのさらに別
の固定形式を示す側面図である。
の固定形式を示す側面図である。
1 ラップ形成機、 2 ラップロール、 4 供給テ
ーブル、 5,6 ドラフトシステム、 8 供給箇
所、 9 引出しローラ、 10 軸線、 12供給フ
レーム、 14 供給装置、 15 スライバガイド部
材、 16a〜16f 変向ローラ、 17a〜17f
軸線、 18 保持体、 20 ロッド、 21 ね
じ、 23,24 斜めの平面、 26 横棒、 28
孔、29 面取り部、 30 スライバウェブ、 3
2 挿入体、 33 貫通孔、35,36 縦長スロッ
ト、 38 ガイドローラ、 39 ガイドプレート、
40 回転軸線、 41 入口ローラ対、 42,4
3 繊維ウェブ、 44 ガイド面、 45 搬送ロー
ラ、 47,48 ガイド溝、 50,51保持体、
52 ロッド、 53a〜53o 接続板、 55a〜
55o 変向ローラ、 56a〜56o 軸線、 5
8,59 ガイドスリーブ 60 貫通孔、 61,6
2 軸線、 63 保持体、 64,65 受容部、
66 長孔、 67 接続板、 68 軸受部材、 6
9 縦長スロット、 70 ロッド、 71 ガイドナ
ット、 72 アングル部材、 73 ねじ、 75
ねじ、 77 フレーム、 78 ねじ、 79 アン
グル部材、 80 ガイドスリーブ、 81 孔、 K
ケンス、 R1〜R4 ケンス列、 F スライバ、
B 幅、 M 中心平面、 H 水平平面、 D 供
給方向、 T 搬送方向
ーブル、 5,6 ドラフトシステム、 8 供給箇
所、 9 引出しローラ、 10 軸線、 12供給フ
レーム、 14 供給装置、 15 スライバガイド部
材、 16a〜16f 変向ローラ、 17a〜17f
軸線、 18 保持体、 20 ロッド、 21 ね
じ、 23,24 斜めの平面、 26 横棒、 28
孔、29 面取り部、 30 スライバウェブ、 3
2 挿入体、 33 貫通孔、35,36 縦長スロッ
ト、 38 ガイドローラ、 39 ガイドプレート、
40 回転軸線、 41 入口ローラ対、 42,4
3 繊維ウェブ、 44 ガイド面、 45 搬送ロー
ラ、 47,48 ガイド溝、 50,51保持体、
52 ロッド、 53a〜53o 接続板、 55a〜
55o 変向ローラ、 56a〜56o 軸線、 5
8,59 ガイドスリーブ 60 貫通孔、 61,6
2 軸線、 63 保持体、 64,65 受容部、
66 長孔、 67 接続板、 68 軸受部材、 6
9 縦長スロット、 70 ロッド、 71 ガイドナ
ット、 72 アングル部材、 73 ねじ、 75
ねじ、 77 フレーム、 78 ねじ、 79 アン
グル部材、 80 ガイドスリーブ、 81 孔、 K
ケンス、 R1〜R4 ケンス列、 F スライバ、
B 幅、 M 中心平面、 H 水平平面、 D 供
給方向、 T 搬送方向
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 パウル ショイラー
スイス国 アンデルフィンゲン ボレン
シュトラーセ 5
(56)参考文献 特開 平2−261779(JP,A)
実開 昭59−95175(JP,U)
実開 平4−673(JP,U)
実開 平2−29468(JP,U)
実開 昭59−157477(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
D01H 5/00
D01G 25/00
D01H 5/72
Claims (31)
- 【請求項1】 種々異なった供給箇所(8)から供給さ
れる複数のスライバ(F)を、ドラフトシステム(5,
6)の入口ローラ対(41)に、個々のスライバ(F)
が互いに並んで位置するように供給する供給装置(1
4)であって、この場合ほぼ水平方向でかつドラフトシ
ステム(5,6)の搬送方向(T)に対して垂直に供給
されるスライバ(F)が、ガイド手段によって変向され
て、入口ローラ対(41)の回転軸線(40)に対して
垂直な方向でドラフトシステム(5,6)に提供される
形式のものにおいて、供給装置(14)が、保持体(1
8,50,51)にまとめられた複数のガイド部材(1
6a〜16f;55a〜55o)から成っており、これ
らのガイド部材がドラフトシステム(5,6)の幅
(B)にわたってかつドラフトシステム(5,6)の上
に分配されて配置されており、かつ個々のスライバ
(F)をそれぞれ個別に1回だけ変向させて、下方に向
かって、かつ水平な供給方向(D)に対して垂直な搬送
方向(T)に案内するようになっていることを特徴とす
る、スライバ用の供給装置。 - 【請求項2】 ガイド部材が、回転対称的な変向部材
(16a〜16f;55a〜55o)から成っている、
請求項1記載の供給装置。 - 【請求項3】 規定の供給箇所(8)に配属されている
ガイド部材(16a〜16f;55a〜55o)の回転
対称的な軸線(17a〜17f;56a〜56o)が、
供給箇所(8)から見て、スライバ(F)の供給方向
(D)に対して垂直に方向付けられている、請求項2記
載の供給装置。 - 【請求項4】 ガイド部材(16a〜16f;55a〜
55o)は次のように、すなわちガイド部材の軸線(1
7a〜17f;56a〜56o)が位置している鉛直平
面が部分的に交差するように、支承されている、請求項
2又は3記載の供給装置。 - 【請求項5】 ガイド部材(55a〜55o)が、下方
に向かって方向付けられた搬送エレメントの送り出し方
向(T)に対して垂直に方向付けられた平面(A1,A
2)に、配置されている、請求項2から4までのいずれ
か1項記載の供給装置。 - 【請求項6】 ガイド部材(16a〜16f)の軸線
(17a〜17f)が部分的に、異なった水平平面(I
〜III)に配置されている、請求項2から4までのい
ずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項7】 ガイド部材(16a〜16f;55a〜
55o)が次のように、すなわち該ガイド部材の軸線
(17a〜17f;56a〜56o)が水平平面(H)
に対して部分的に異なった傾きを有するように、支承さ
れている、請求項2から6までのいずれか1項記載の供
給装置。 - 【請求項8】 ガイド部材(16a〜16f;55a〜
55o)が、ドラフトシステム(5,6)の鉛直な中心
平面(M)に対して鏡像的に配置されている、請求項1
から7までのいずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項9】 ガイド部材(16a〜16f;55a〜
55o)が、中心平面(M)から樅木状に外方に向かっ
て延在している平面(23,24;A1,A2)の範囲
に、配置されている、請求項8記載の供給装置。 - 【請求項10】 ガイド部材が、回転可能に支承された
変向ローラ(16a〜16f;55a〜55o)から形
成されている、請求項1から9までのいずれか1項記載
の供給装置。 - 【請求項11】 変向ローラ(16a〜16f;55a
〜55o)がガイド溝(47,48)を備えている、請
求項10記載の供給装置。 - 【請求項12】 変向ローラ(16a〜16f;55a
〜55o)にそれぞれ少なくとも2つのガイド溝(4
7,48)が設けられている、請求項11記載の供給装
置。 - 【請求項13】 ガイド部材(16a〜16f;55a
〜55o)の下に、間隔を固定されたスライバガイド
(28,33,35,36,58,59,80)を備え
たスライバガイド部材(15)が設けられており、該ス
ライバガイド部材(15)がドラフトシステム(5,
6)の幅(B1)にわたって延在している、請求項1か
ら12までのいずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項14】 スライバガイドが、互いに並んでかつ
互いにずらされて配置された孔(28)から形成されて
いる、請求項13記載の供給装置。 - 【請求項15】 スライバ供給側において孔(28)
に、ガイドスリーブ(32)が挿入されている、請求項
14記載の供給装置。 - 【請求項16】 スライバガイド部材(15)が、ドラ
フトシステム(5,6)の中心平面(M)に向かって異
なった長さをもつ、片側が開放されたスロット(35,
36)を備えている、請求項13記載の供給装置。 - 【請求項17】 スライバガイドが、移動調節可能に固
定されていて互いにずらされて配置された、貫通孔(6
0,81)を備えたガイドスリーブ(58,59,8
0)から形成されている、請求項13記載の供給装置。 - 【請求項18】 ガイドスリーブ(58,59,80)
が、ドラフトシステム(5,6)の中心平面(M)に対
して横方向にシフト可能に、受容部(64,65)に支
承されている、請求項17記載の供給装置。 - 【請求項19】 受容部がロッド(70)から形成され
ており、該ロッド(70)に、ガイドスリーブ(57,
58)が並んで位置していてシフト可能に取り付けられ
ている、請求項18記載の供給装置。 - 【請求項20】 受容部が、縦溝(69)を備えた保持
体(64,65)から形成されており、該縦溝(69)
にガイドスリーブ(58,59)が並んで位置していて
シフト可能に取り付けられている、請求項18記載の供
給装置。 - 【請求項21】 少なくとも2つの互いに並んで平行に
位置している受容部(64,65)が設けられており、
各受容部がそれぞれ、互いに並んで位置しているガイド
スリーブ(58,59)のグループを受容している、請
求項18から20までのいずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項22】 ガイドスリーブ(58,59)の貫通
孔(60)対称軸線(61,62)が、スライバ(F)
の搬送方向で見て次のように、すなわちガイドスリーブ
(59)の第2のグループの対称軸線(62)が位置し
ている平面が、ガイドスリーブ(58,59)の下で交
差するように、方向付けられている、請求項21記載の
供給装置。 - 【請求項23】 ガイドスリーブ(58,59)が、ス
ライバ(F)の搬送方向において先細になる孔(60)
を備えている、請求項17から21までのいずれか1項
記載の供給装置。 - 【請求項24】 ガイドスリーブ(80)が、スライバ
(F)の搬送方向で見て、まず初めに先細になり次いで
拡大する孔(81)を備えている、請求項17から22
までのいずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項25】 孔(60,80)が縦長スロットとし
て構成されていて、該縦長スロットの長辺が、中心平面
(M)に対して垂直に方向付けられている、請求項23
又は24記載の供給装置。 - 【請求項26】 ガイドスリーブ(32,58,59,
80)が少なくとも部分的にセラミックスから製造され
ている、請求項15又は17から25までのいずれか1
項記載の供給装置。 - 【請求項27】 ガイドスリーブ(32,58,59,
80)が焼結アルミニウムから成っている、請求項15
又は17から25までのいずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項28】 受容部(64,65)が中心平面
(M)に対して横方向に移動調節可能に取り付けられて
いる、請求項18から22までのいずれか1項記載の供
給装置。 - 【請求項29】 供給箇所(8)が、供給フレーム(1
2)に回転可能に支承されたローラ(9)から形成され
ており、これらのローラ(9)それぞれの回転軸線(1
0)が、ほぼスライバ(F)の搬送方向(D)に対して
直角に、それぞれ所属のガイド部材(16a〜16f;
55a〜55o)に向かって方向付けられている、請求
項1から28までのいずれか1項記載の供給装置。 - 【請求項30】 ガイド部材(16a〜16f;55a
〜55o)の下に、変向ローラ(38)が回動可能に支
承されており、該変向ローラ(38)に、入口ローラ対
(41)の前に位置しているガイドプレート(39)が
後置されている、請求項1から29までのいずれか1項
記載の供給装置。 - 【請求項31】 ガイド部材(16a〜16f;55a
〜55o)の下に、個々のスライバ(F)のためのガイ
ド溝を備えたローラ(38)の形のスライバガイド部材
が配置されている、請求項1から12までのいずれか1
項記載の供給装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH01336/94-7 | 1994-04-29 | ||
CH133694 | 1994-04-29 |
Publications (2)
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---|---|
JPH07305238A JPH07305238A (ja) | 1995-11-21 |
JP3512517B2 true JP3512517B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=4208102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10434695A Expired - Fee Related JP3512517B2 (ja) | 1994-04-29 | 1995-04-27 | スライバ用の供給装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3512517B2 (ja) |
CN (1) | CN1048049C (ja) |
DE (1) | DE59504715D1 (ja) |
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DE19707206A1 (de) * | 1997-02-24 | 1998-08-27 | Rieter Ag Maschf | Herstellung eines Faserbandes aus Natur- und Kunstfasern |
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DE102007037431A1 (de) * | 2006-10-20 | 2008-04-24 | TRüTZSCHLER GMBH & CO. KG | Vorrichtung zur Fasersortierung bzw. -selektion eines Faserverbandes aus Textilfasern, insbesondere zum Kämmen, mit einer Zuführvorrichtung |
ITMI20081098A1 (it) * | 2007-06-29 | 2008-12-30 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Apparecchiatura per la cernita di fibre o la selezione di fibre di un fascio di fibre comprendente fibre tessili, specialmente per la pettinatura |
TW200907134A (en) * | 2007-08-09 | 2009-02-16 | Zheng Chuan Tian | Ribbon roller set transmission device of ribbon loom |
ITBS20080188A1 (it) * | 2008-10-24 | 2010-04-25 | Marzoli Spa | Dispositivo di guida di nastri ad un dispositivo di stiro, in particolare di uno stiroriunitore |
ITBS20110097A1 (it) * | 2011-06-29 | 2012-12-30 | Marzoli Combing & Flyer S P A | Dispositivo di deviazione di nastri ad uno stiroriunitore di una linea di filatura |
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FR1049674A (fr) * | 1951-01-24 | 1953-12-31 | Tmm Research Ltd | Procédé de production de fils formés de fibres textiles retordues par filage |
GB745395A (en) * | 1953-05-12 | 1956-02-22 | Casablancas High Draft Co Ltd | Improvements in reducing collector assemblies for textile fibre drafting mechanisms |
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CN1115803A (zh) | 1996-01-31 |
CN1048049C (zh) | 2000-01-05 |
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