JP3512450B2 - メモリ試験装置及びメモリ試験方法 - Google Patents
メモリ試験装置及びメモリ試験方法Info
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- JP3512450B2 JP3512450B2 JP27866093A JP27866093A JP3512450B2 JP 3512450 B2 JP3512450 B2 JP 3512450B2 JP 27866093 A JP27866093 A JP 27866093A JP 27866093 A JP27866093 A JP 27866093A JP 3512450 B2 JP3512450 B2 JP 3512450B2
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Description
モリ試験方法に関するものであり、更に詳しく言えば、
メモリセルがブロック毎に分割され、かつ、データが随
時書込み又は読出し可能な多ビットのメモリを試験する
装置及び方法の改善に関するものである。
理量は増大の一途を辿っている。特に,音声処理,画像
処理等では、高機能,高性能のマイクロプロセッサや中
央演算処理装置等が使用される。また、その制御データ
を記憶するメモリとしてブロック化された複数のメモリ
セルを有し、かつ、ブロック選択信号と共通アドレスと
に基づいてデータの書込み/読出しをする多ビットのメ
モリが用いられる。
ックを選択するブロック選択信号が順次活性化され、メ
モリセルブロック毎に試験が実行される。これにより、
メモリセルブロックに対するブロック選択信号の選択性
は保証することができる。すなわち、ブロック毎のメモ
リ機能の独立性能を保証することができる。しかし、メ
モリセルブロック間に跨がる故障を検出することが困難
となる。
と試験データとの供給方法を工夫して、多ビットメモリ
の各ビット間の干渉を原因とする故障を正確に検出する
ことができる装置及び方法が望まれている。
る。図16(A)は、多ビットメモリの試験システム図で
あり、図16(B)は、その試験信号発生部の内部構成図
である。また、図17はその問題点を説明する多ビットメ
モリの試験状態図をそれぞれ示している。
ビット)のメモリを試験するシステムは、図16(A)に
おいて、試験バス5に接続された外部記憶機器1,入出
力機器2,試験制御エディタ3及びホストコンピュータ
4を具備する。試験制御エディタ3は試験パターン発生
部3A,波形整形部3B,電圧発生&比較部3C及びテ
ストヘッド3D等を有する。試験パターン発生部3Aは
Xアドレス発生回路31,Yアドレス発生回路32,Z
アドレス発生回路33,基本データ発生回路34及び信
号出力回路35を有する。
メモリセルがブロック毎に分割され、かつ、データが随
時書込み又は読出し可能な多ビットのメモリ(以下被試
験メモリともいう)16を試験する場合、まず、入出力
機器2を介して試験起動データが入力されると、ホスト
コンピュータ4が外部記憶機器1から試験プログラムを
読み出す。試験プログラムはホストコンピュータ4によ
り識別され、その結果,当該プログラムにより定義され
た試験条件,試験起動命令SINが試験制御エディタ3に
転送される。
とシステムクロック信号CKとに基づいて試験パターン
が発生される。例えば、図16(B)に示すように、試験
パターン発生部3AのXアドレス発生回路31により、
当該メモリ16のワード線選択に係るXアドレスXA1
〜XAnが発生され、Yアドレス発生回路32により、
そのビット線選択に係るYアドレスYA1〜YAnが発
生され、Zアドレス発生回路33により、そのブロック
選択に係るZアドレスZA1〜ZAmを発生する。この
ZアドレスZA1〜ZAmは、メモリセルブロックを指
定するブロック選択信号(ビット選択信号ともいう)B
S1〜BSmとなり、一般に被試験メモリ16では各ビ
ット単位で独立にブロック選択信号を有している。ま
た、基本データ発生回路34ではメモリセルをブロック
毎に試験する基本データDR1〜DRmが発生される。
レスYA1〜YAn,ブロック選択信号BS1〜BSm
及び基本データDR1〜DRmが信号出力回路35を介
して波形整形部3Bに出力され、当該波形整形部3Bに
おいて、メモリ品種に応じ波形整形される。波形整形さ
れた試験パターンはメモリ品種に応じて電圧発生&比較
部3Cにより入力電圧VIに変換される。例えば、それ
が書込みデータDIN等になる。なお、電圧発生&比較部
3Cは出力データDOUT を比較する際の出力電圧VOを
発生する。そして、XアドレスXA1〜XAn,Yアド
レスYA1〜YAn,ブロック選択信号BS1〜BSm
及び書込みデータDINがテストヘッド3Dを介して被試
験メモリ16に供給される。
ロック選択信号BS1〜BSmが活性化されると、被試
験メモリ16から帰還する出力データDOUT と当該試験
制御エディタ3の期待値データとが電圧発生&比較部3
Cにより比較される。その比較結果信号SOUT がホスト
コンピュータ4に応答され、外部出力機器2に試験結果
が表示される。以上により、ブロック毎にメモリセルが
試験される。
ビットメモリの試験方法によれば、ブロック選択信号B
S1〜BSmが順次活性化され、メモリセルブロック毎
に試験が実行される。このため、メモリセルブロック間
に跨がる故障を検出することが困難となるという問題が
ある。例えば、図17に示すように、m個のメモリセルブ
ロックM1〜Mmを有する被試験メモリ16において、
メモリブロック毎にブロック選択信号BS1〜BSmを
一意的に設定し、試験領域を定義している。これによ
り、メモリセルブロックM1〜Mmに対するブロック選
択信号BS1〜BSmの選択性は保証することができ
る。換言すれば、各ビット単位でメモリ機能の保証をす
ることができ、ブロック毎のメモリ機能の独立性能を保
証することができる。
から差動アンプ6Bに出力される読出し信号RS,RS
バー(反転記号:上線を省略する)の短絡部分7を原因
とする出力データDOUT の周り込みを把握することがで
きない。これは、信号RS,RSバーの読出し線間に何
らかの原因で短絡部分7を生じ、ブロック選択されてい
ないメモリセルブロック,例えば、ブロックM1から読
出し信号RSバーがブロック選択されたメモリセルブロ
ックM2の読出し信号RSに周り込み、本来のメモリセ
ルブロックM2の試験が誤って実行される場合である。
するメモリセルブロックの読出し線間に干渉等の障害が
あった場合に、正確なメモリ試験をすることができず、
被試験メモリや試験装置の信頼性の低下を招くこととな
る。本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作された
ものであり、試験データのデコード機能を付加してメモ
リ品種毎にブロック選択信号及び試験データの供給方法
を工夫し、被試験メモリの各ビット間の干渉を原因とす
る故障を正確に検出することが可能となるメモリ試験装
置及びメモリ試験方法の提供を目的とする。
は、複数のメモリブロックを有するメモリの試験を行う
メモリ試験装置において、共通アドレスとブロック選択
アドレスとに基づいて、試験用データを、ブロック選択
されたメモリセル以外の非選択状態にあるメモリセルの
データを固定とする期待値データに加工する信号発生手
段を備えたことを特徴とする。
例示するように、被試験メモリ16のワード線選択に係
る第1のアドレスXA1〜XAnをデコードして第1の
デコード結果信号X1〜Xnを出力する第1の信号発生
手段11と、該被試験メモリ16のビット線選択に係る
第2のアドレスYA1〜YAnをデコードして第2のデ
コード結果信号Y1〜Ynを出力する第2の信号発生手
段12と、該被試験メモリ16のブロック選択に係る第
3のアドレスZA1〜ZAmをデコードして第3のデコ
ード結果信号Z1〜Zmを出力する第3の信号発生手段
13と、前記第1のデコード結果信号X1〜Xnと前記
第2のデコード結果信号Y1〜Ynと前記第3のデコー
ド結果信号Z1〜Zmとに基づいて試験用データDR1
〜DRmを加工して複数のメモリブロックを有するメモ
リ用の期待値データD1〜Dmを生成する第4の信号発
生手段14とを備えたことを特徴とする。
1のアドレスXA1〜XAn、前記第1のデコード結果
信号X1〜Xn、前記第2のアドレスYA1〜YAn、
前記第2のデコード結果信号Y1〜Yn、前記第3のア
ドレスZA1〜ZAm、前記第3のデコード結果信号Z
1〜Zm、前記試験用データDR1〜DRm及び前記期
待値データD1〜Dmが供給され、選択的に信号を出力
する信号選択出力手段15を有することを特徴とする。
例示するように、複数のメモリブロックを有するメモリ
試験を行うメモリ試験方法において、共通アドレスとブ
ロック選択アドレスとに基づいて、試験用データを、ブ
ロック選択されたメモリセルMm[m=1,2,i,・
・・m]以外の非選択状態にあるメモリセルMmのデー
タを「0」又は「1」に固定した期待値データD1〜D
mに変換し、前記選択されたメモリセルMmと前記非選
択状態にあるメモリセルMmとの出力データDOUTと
前記期待値データD1〜Dmとを比較することを特徴と
する。なお、上記した図番及び符号は、発明の理解を容
易にするために引用されたものであって、本発明を限定
するものではない。
例えば、図2に示すような被試験メモリ16を試験する
際に、そのワード線選択に係る第1のアドレスXA1〜
XAnが第1の信号発生手段11のXアドレス発生回路
11AによりXアドレス発生定義信号SX1又はXデコー
ド論理信号SX0に基づいて発生される。また、第1の
アドレスXA1〜XAnがXアドレスデコード出力回路
11Bにより解読され、その第1のデコード結果信号X1
〜Xnが当該出力回路11Bから第4の信号発生手段14
と信号選択出力手段15とに出力される。
る第2のアドレスYA1〜YAnが第2の信号発生手段
12のYアドレス発生回路21AによりYアドレス発生定
義信号SY1又はYデコード論理信号SY0に基づいて
発生される。第2のアドレスYA1〜YAnがYアドレ
スデコード出力回路21Bにより解読され、その第2のデ
コード結果信号Y1〜Ynが当該出力回路21Bから第4
の信号発生手段14と信号選択出力手段15とに出力さ
れる。
係る第3のアドレスZA1〜ZAmが第3の信号発生手
段13のZアドレス発生回路31AによりZアドレス発生
定義信号SZ1又はZデコード論理信号SZ0に基づい
て発生される。第3のアドレスZA1〜ZAmはZアド
レスデコード出力回路31Bにより解読され、その第3の
デコード結果信号Z1〜Zmが当該出力回路31Bから第
4の信号発生手段14と信号選択出力手段15とに出力
される。
ータDR1〜DRmが第4の信号発生手段14の基準デ
ータ発生回路41Aにより発生され、それが信号選択出力
手段15に出力される。第1のデータDR1〜DRmは
第1,第2及び第3のデコード結果信号X1〜Xn,Y
1〜Yn,Z1〜Zm及び論理制御信号S0,S1に基
づいてデータ加工回路41Bにより第2のデータD1〜D
mに加工される。その第2のデータD1〜Dmが当該加
工回路41Bから信号選択出力手段15に出力される。
XA1〜XAn,第1のデコード結果信号X1〜Xn,
第2のアドレスYA1〜YAn,第2のデコード結果信
号Y1〜Yn,第3のアドレスZA1〜ZAm,第3の
デコード結果信号Z1〜Zm,第1のデータDR1〜D
Rm及び第2のデータD1〜Dmが,例えば、試験プロ
グラムに基づいて選択出力される。
選択信号と試験データとを組み合わせることにより、第
3のデコード結果信号Z1〜Zmに基づくブロック選択
信号BS1〜BSmを通常のアドレスと同等に扱うこと
が可能となる。これにより、被試験メモリ16を単ビッ
トのメモリとして構成変更することができ、その各ビッ
ト間の干渉を原因とする故障を正確に検出することが可
能となる。
例えば、ワード線選択に係る第1のアドレスXA1〜X
Anと、ビット線選択に係る第2のアドレスYA1〜Y
Anと、第3のデコード結果信号Z1〜Zmに基づくブ
ロック選択信号BS1〜BSmと、第1のデータDR1
〜DRm及び第2のデータD1〜Dmとが被試験メモリ
16に供給される。この際に、ブロック選択されたメモ
リセルMi以外の非選択状態のメモリセルMmの出力論
理が「0」又は「1」に固定される。
Miと非選択状態のメモリセルMmから成る出力データ
DOUT と、被試験メモリ16の期待値データD1〜Dm
とを比較すると、メモリセルブロック間に跨がる故障を
検出することできる。すなわち、ブロック選択信号BS
1〜BSmが通常のアドレスとして機能し、多ビット構
成のメモリが単ビット構成のメモリに等価的に変わる。
このことから、その出力データDOUT と期待値データD
1〜Dmとが異なる場合に、メモリセルブロック間の故
障を検出することが可能となる。なお、出力データDOU
T と期待値データD1〜Dmとの比較結果に異常がなけ
れば、メモリセルブロック間に跨がる故障が無いことを
識別することができる。これにより、メモリ試験を精度
良く行うことがが可能となる。
いて説明をする。図3〜15は、本発明の実施例に係るメ
モリ試験装置及びメモリ試験方法を説明する図である。
図3は、本発明の実施例に係る多ビットメモリの試験シ
ステムの構成図であり、図4は、そのXアドレス発生ユ
ニットの内部構成図であり、図5は、そのXアドレス発
生回路の内部構成図である。また、図6は、Yアドレス
発生ユニットの内部構成図であり、図7は、そのYアド
レス発生回路の内部構成図である。
成図であり、図9は、そのZアドレス発生回路の内部構
成図である。図10は、メモリパターン発生ユニットの内
部構成図であり、図11は、そのアドレス選択回路の内部
構成図である。図11(A)は、基本データ発生回路の構
成図であり、図11(B)は、制御信号発生部の説明図で
ある。図12は、デコード信号選択回路の内部構成図であ
る。図13はプログラマブル信号選択回路の構成図であ
る。
リの試験方法の説明図であり、図15は、そのメモリ試験
動作の補足説明図をそれぞれ示している。例えば、多ビ
ット型の(Wワード×Nビット)のメモリを試験するシ
ステムは、図3において、試験バス100 に接続された試
験制御エディタ30,ホストコンピュータ40,磁気デ
ィスク50,外部記憶機器60,ディスプレイ70,プ
リンタ80及びキーボード90を具備する。
試験パターンを発生する機能エディタである。当該エデ
ィタ30の内部については後述する。ホストコンピュー
タ40は試験制御エディタ30,磁気ディスク50,外
部記憶機器60,ディスプレイ70,プリンタ80及び
キーボード90の入出力を制御する。例えば、ホストコ
ンピュータ40はキーボード90を介して試験開始が入
力されると、試験プログラムを外部記憶機器60から読
出し、それを試験制御エディタ30に転送する。これに
より、被試験メモリ16の試験を実行し、その試験結果
の認識する。
た試験条件が各試験ユニットに転送される。キーボード
90は試験プログラムの作成,変更及び試験開始等の外
部データを入力する。磁気ディスク50はメモリ品種デ
ータ等を格納するディスクである。外部記憶機器60は
被試験メモリ16の試験プログラム等を記憶するもので
ある。ディスプレイ70は試験条件や試験結果等を表示
するものである。プリンタ80は被試験メモリ16の試
験結果等をプリントアウトするものである。キーボード
90は試験開始等の外部データを入力するサポートツー
ルである。
10,プログラム可能な試験パターン発生部20,波形
整形部27,電圧発生&比較部28及びテストヘッド2
9等を有する。タイミング発生部10は試験制御命令S
INに基づいてシステムクロック信号CK,試験制御信号
SDC,品種制御信号Sg,整形制御信号Sh,比較制
御信号Si及び入出力制御信号Sjを発生する。ここ
で、試験制御信号SDCの内容は、Xアドレス発生定義
情報,Xデコード定義情報,Yアドレス発生定義情報,
Yデコード定義情報,Zアドレス発生定義情報及びZデ
コード定義情報等である。
ク信号CK,試験制御信号SDC及び品種制御信号Sg
に基づいて被試験メモリ16に適合する試験パターンを
発生する。なお、当該パターン発生部20の内部につい
ては後述する。波形整形部27は整形制御信号Shに基
づいて試験パターン信号の入力形式とタイミングを規定
する。
験パターンをメモリ品種に応じた入力電圧VIに変換す
る。例えば、当該入力電圧VIが書込みデータDIN等に
なる。なお、電圧発生&比較部3Cは比較制御信号Si
に基づいて出力データDOUTを比較する際の出力電圧V
Oを発生する。また、電圧発生&比較部3Cは、出力デ
ータDOUT と期待値データD1〜Dmとを比較し、その
良否を判定する。
と被試験メモリ16とを接続するインターフェースであ
り、入出力制御信号Sjに基づいて書込みデータDIN,
共通アドレスADD0 〜ADDN等の転送を許可する。試験
パターン発生部20はXアドレス発生ユニット21,Y
アドレス発生ユニット22,Zアドレス発生ユニット2
3,メモリパターン発生ユニット24,プログラマブル
信号選択回路25及び制御信号発生部26から成る。
第1の信号発生手段11の一例であり、被試験メモリ1
6のワード線選択に係るアドレスXA1〜XAnを発生
したり、又は、当該アドレスXA1〜XAnを解読し
て、そのデコード結果信号X1〜Xnを出力する。例え
ば、Xアドレス発生ユニット21は、図4に示すように
Xアドレス発生回路11A,Xアドレスデコード出力回路
11B,Xアドレス定義レジスタ(以下A−REGとい
う)11C,Xデコード定義レジスタ(以下D−REGと
いう)11D,AND回路11E及びXセレクタ11Fを有す
る。
定義信号SX1又はXデコード論理信号SX0に基づい
てアドレスXA1〜XAnを発生し、それをプログラマ
ブル信号選択回路25とXアドレスデコード出力回路11
Bとに出力する。なお、Xアドレス発生回路11Aは、既
存のメモリ試験装置にも具備され、Xアドレス信号の計
算処理を行い、その結果を出力する。この計算処理は、
数値的加算,減算,乗算及び除算等である。
ドレス初期値設定レジスタ(以下XMIN−REGとい
う)101 ,下位Xアドレス計算レジスタ(以下XB−R
EGという)102 ,中間Xアドレス計算レジスタ(以下
XC−REGという)103 ,上位Xアドレス計算レジス
タ(以下XS−REGという)104 ,Xアドレス計算器
(以下X−ALUという)105 及びXアドレス出力レジ
スタ(以下XAD−REGという)106 から成る。
スXA1〜XAnを解読してデコード結果信号X1〜X
nを出力し、それをプログラマブル信号選択回路25と
AND回路11Eとに出力する。例えば、Xアドレスデコ
ード回路11Bは、表1のような2ビットの入力A,Bに
対してデコード結果として4ビットの出力C,D,E,
Fをする。
値計算結果,例えば、XアドレスXA1,XA2に相当
し、出力C,D,E,Fはデコード結果信号X1〜X4
に相当する。なお、A−REG11CはXアドレス発生定
義信号SX1を設定するレジスタである。信号SX1は
Xアドレス発生の有効領域を定義する信号である。D−
REG11DはXデコード定義信号SX2を設定するレジ
スタである。信号SX2はデコード信号の有効領域を定
義する信号である。AND回路11Eはデコード結果信号
X1〜XnとXデコード論理信号SX0との論理積をと
る回路である。これにより、アドレス発生領域が定義さ
れる。Xセレクタ11FはX定義選択信号Seに基づいて
Xアドレス発生定義信号SX1又はXデコード論理信号
SX0のいづれか一方をXアドレス発生回路11Aに出力
する。
され、その状態がアドレス発生領域又はXデコード定義
領域を越えた時に、Xアドレスの初期値がX−ALU10
5 にロードされる。Yアドレス発生ユニット22は第2
の信号発生手段12の一例であり、被試験メモリ16の
ビット線選択に係るアドレスYA1〜YAnを発生した
り、又は、当該アドレスYA1〜YAnを解読して、そ
のデコード結果信号Y1〜Ynを出力する。
図6に示すようにYアドレス発生回路21A,Yアドレス
デコード出力回路21B,Yアドレス定義レジスタ(以下
A−REGという)21C,Yデコード定義レジスタ(以
下D−REGという)21D,AND回路21E及びYセレ
クタ21Fを有する。Yアドレス発生回路21AはYアドレ
ス発生定義信号SY1又はYデコード論理信号SY0に
基づいてアドレスYA1〜YAnを発生し、それをプロ
グラマブル信号選択回路25とYアドレスデコード出力
回路21Bとに出力する。
うにYアドレス初期値設定レジスタ(以下YMIN−R
EGという)201 ,下位Yアドレス計算レジスタ(以下
YB−REGという)202 ,中間Yアドレス計算レジス
タ(以下YC−REGという)203 ,上位Yアドレス計
算レジスタ(以下YS−REGという)204 ,Yアドレ
ス計算器(以下Y−ALUという)205 及びYアドレス
出力レジスタ(以下YAD−REGという)206 から成
る。
スYA1〜YAnを解読してデコード結果信号Y1〜Y
nを出力し、それをプログラマブル信号選択回路25と
AND回路21Eとに出力する。なお、A−REG21Cは
Yアドレス発生定義信号SY1を設定するレジスタであ
り、D−REG21DはYデコード定義信号SY2を設定
するレジスタである。AND回路21Eはデコード結果信
号Y1〜YnとYデコード論理信号SY0との論理積を
とる回路である。Yセレクタ21FはY定義選択信号Se
に基づいてYアドレス発生定義信号SY1又はYデコー
ド論理信号SY0のいづれか一方をYアドレス発生回路
21Aに出力する。
され、その状態がアドレス発生領域又はYデコード定義
領域を越えた時に、Yアドレスの初期値がY−ALU20
5 にロードされる。Zアドレス発生ユニット23は第3
の信号発生手段13の一例であり、被試験メモリ16の
ブロック選択に係るアドレスZA1〜ZAnを発生した
り、又は、当該アドレスZA1〜ZAnを解読して、そ
のデコード結果信号Z1〜Znを出力する。
図8に示すようにZアドレス発生回路31A,Zアドレス
デコード出力回路31B,Zアドレス定義レジスタ(以下
A−REGという)31C,Zデコード定義レジスタ(以
下D−REGという)31D,AND回路31E及びZセレ
クタ31Fを有する。Zアドレス発生回路31AはZアドレ
ス発生定義信号SZ1又はZデコード論理信号SZ0に
基づいてアドレスZA1〜ZAnを発生し、それをプロ
グラマブル信号選択回路25とZアドレスデコード出力
回路31Bとに出力する。
うにZアドレス初期値設定レジスタ(以下ZMIN−R
EGという)301 ,下位Zアドレス計算レジスタ(以下
ZB−REGという)302 ,中間Zアドレス計算レジス
タ(以下ZC−REGという)303 ,上位Zアドレス計
算レジスタ(以下ZS−REGという)304 ,Zアドレ
ス計算器(以下Z−ALUという)305 及びZアドレス
出力レジスタ(以下ZAD−REGという)306 から成
る。
スZA1〜ZAnを解読してデコード結果信号Z1〜Z
nを出力し、それをプログラマブル信号選択回路25と
AND回路31Eとに出力する。なお、A−REG31Cは
Zアドレス発生定義信号SZ1を設定するレジスタであ
り、D−REG31DはZデコード定義信号SZ2を設定
するレジスタである。AND回路31Eはデコード結果信
号Z1〜ZnとZデコード論理信号SZ0との論理積を
とる回路である。Zセレクタ31FはZ定義選択信号Sd
に基づいてZアドレス発生定義信号SZ1又はZデコー
ド論理信号SZ0のいづれか一方をZアドレス発生回路
31Aに出力する。
され、その状態がアドレス発生領域又はZデコード定義
領域を越えた時に、Zアドレスの初期値がZ−ALU30
5 にロードされる。メモリパターン発生ユニット24は
第4の信号発生手段14の一例であり、被試験メモリ1
6に書き込む基準データ(第1のデータ)DR1〜DR
mを発生したり、又は、当該データDR1〜DRmを加
工して論理固定データを含む期待値データ(第2のデー
タ)D1〜Dmを出力する。当該発生ユニット24は、
例えば、図10に示すように基本データ発生回路41A,デ
ータ加工回路41B,デコード信号選択回路41C及び出力
論理選択回路41Dから成る。
すようにデータ初期値設定レジスタ(以下DI−REG
という)401 ,データ計算器(以下D−ALUという)
402及びデータ出力レジスタ(以下D−REGという)4
03 を有し、基準データDR1〜DRmを発生する。基
準データDR1〜DRmはデータ加工回路41Bとプログ
ラマブル信号選択回路25とに出力される。
〜Gmから成り、被試験メモリ16のメモリセルブロッ
クに印加する書込みデータDINを発生する。選択回路G
1は各デコード結果信号X1〜Xn,Y1〜Yn,Z1
〜Zmと、論理制御信号S0又はS1に基づいて被試験
メモリ16の第1のメモリセルブロックに印加する期待
値データD1を発生する。期待値データD1は基準デー
タDR1又は論理固定データD1である。基準データD
R1を選択する場合には、被試験メモリ16に対してブ
ロック選択信号BS1がアサートされ、他のブロック選
択信号BS2〜BSmがネゲートされる。論理固定デー
タD1を選択する場合には当該ブロック選択信号BS1
がネゲートされる。
X1〜Xn,Y1〜Yn,Z1〜Zmと、論理制御信号
S0又はS1に基づいて第2のメモリセルブロックに印
加する期待値データD2を発生する。期待値データD2
は基準データDR2又は論理固定データD2である。基
準データDR2を選択する場合には被試験メモリ16に
対してブロック選択信号BS2がアサートされ、他のブ
ロック選択信号BS1,BS3〜BSmがネゲートされ
る。論理固定データD2を選択する場合には当該ブロッ
ク選択信号BS2がネゲートされる。
号X1〜Xn,Y1〜Yn,Z1〜Zmと、論理制御信
号S0又はS1に基づいて第mのメモリセルブロックに
印加する期待値データDmを発生する。期待値データD
mは基準データDRm又は論理固定データDmである。
基準データDRmを選択する場合には被試験メモリ16
に対してブロック選択信号BSmがアサートされ、他の
ブロック選択信号BS1〜BS〔m−1〕がネゲートさ
れる。論理固定データDmを選択する場合には当該ブロ
ック選択信号BSmがネゲートされる。
示すように信号変換部404 と、3個の信号選択回路405
〜407 から成る。信号変換部404 はデコード選択制御信
号Sa,Sbに基づいてX選択制御信号SX,Y選択制
御信号SY,Z選択制御信号SZを発生する回路であ
る。信号選択回路405 はX選択制御信号SXに基づいて
デコード結果信号X1〜Xnをデータ加工回路41Bに出
力する回路である。
基づいてデコード結果信号Y1〜Ynをデータ加工回路
41Bに出力する回路である。信号選択回路407 はZ選択
制御信号SZに基づいてデコード結果信号Z1〜Zmを
データ加工回路41Bに出力する回路である。出力論理選
択回路41Dは、論理選択信号Scに基づいて論理制御信
号S0又はS1を選択する回路である。ここで、論理制
御信号S0は、非選択状態のメモリセルMmの出力論理
を「0」に固定する信号であり、論理制御信号S1は、
非選択状態のメモリセルMmの出力論理を「1」に固定
する信号である。
24では試験プログラムの定義内容に従い、デコード結
果信号Z1〜Zmと期待値データD1〜Dmが対応付け
られる。このデコード結果信号Z1〜Zmはメモリセル
ブロックを選択するブロック選択信号BS1〜BSmと
なる。XアドレスXA1〜XAnやYアドレスYA1〜
YAnは共通アドレスADD0 〜ADDNとなる。なお、メ
モリ試験時に、書込みデータDINとして、ブロック選択
するメモリセルには1/0の基準データを印加し、非選
択のメモリセルには出力論理を「1」又は「0」に固定
する期待値データを印加する。
択出力手段15の一例であり、被試験メモリ16の品種
に応じた試験パターン信号(対象信号)を選択する。例
えば、品種制御信号Sgに基づいて対象信号,すなわ
ち、アドレスXA1〜XAn,デコード結果信号X1〜
Xn,アドレスYA1〜YAn,デコード結果信号Y1
〜Yn,アドレスZA1〜ZAm,デコード結果信号Z
1〜Zm,基準データDR1〜DRm及び期待値データ
D1〜Dmを選択出力する。
は、図13に示すように4つの信号選択回路501 〜504 か
ら成る。信号選択回路501 は品種制御信号Sgに基づい
てアドレスXA1〜XAn又はデコード結果信号X1〜
Xnを選択する回路である。信号選択回路502 は品種制
御信号Sgに基づいてアドレスYA1〜YAn又はデコ
ード結果信号Y1〜Ynを選択する回路である。信号選
択回路503 は品種制御信号Sgに基づいてアドレスZA
1〜ZAn又はデコード結果信号Z1〜Znを選択する
回路である。信号選択回路504 は品種制御信号Sgに基
づいて基準データDR1〜DRm又は期待値データD1
〜Dmを選択する回路である。
6のクランプ時の基準データ又は期待値データを選択す
る機能を兼ねている。これは、被試験メモリ16のメモ
リセルブロックが非選択となった場合,すなわち、ブロ
ック選択信号BSmがアンイネーブルとなり、その出力
がクランプされる回路構成を有する場合が対象である。
て、例えば、システムクロック信号CKと試験制御信号
SDCに基づいてデコード選択制御信号Sa,Sb,論
理選択信号Sc,Z定義選択信号Sd,X定義選択信号
Se,Y定義選択信号Sf,論理制御信号S0及びS1
をそれぞれ発生する。次に、本発明の実施例に係るメモ
リ試験装置の動作を説明する。被試験メモリ16の一例
としては、その説明を簡略化するため、4ワード×3ビ
ットのメモリ素子の場合とする。すなわち、Xアドレス
=2ビット,Yアドレス=2ビット,ブロック選択信号
=3ビットのメモリ36を試験する場合を説明する。な
お、ブロック選択信号BSmはメモリセルの選択時には
「1」=アサート状態となり、非選択時には「0」=ネ
ゲート状態となる場合とする。
30と被試験メモリ36とを接続し、ホストコンピュー
タ40により試験タイミング,電源電圧等を設定して、
試験を実行する。この際に、テストヘッド29を介して
3つのメモリセルM1〜M3に書込みデータDINを入力
し、アドレスADD0〜ADD3を共通して各メモリセルM
1〜M3に入力する。また、ブロック選択信号BS1を
メモリセルM1に入力し、ブロック選択信号BS2をメ
モリセルM2に入力し、ブロック選択信号BS3をメモ
リセルM3にそれぞれ入力する。必要に応じて書込み許
可信号W/Rを各メモリセルM1〜M3に供給する。
EG11CにXアドレス発生定義情報=「2ビット」を設
定し、A−REG21CにYアドレス発生定義情報=「2
ビット」を設定し、A−REG31CにZアドレス発生定
義情報=「3ビット」をそれぞれ設定する。また、D−
REG11DにXデコード領域定義情報=「2ビット」を
設定し、D−REG21DにYデコード領域定義情報=
「2ビット」を設定し、D−REG31DにZデコード領
域定義情報=「3ビット」をそれぞれ設定する。
ドレス発生側をアサートし、Y定義選択信号Sfに基づ
いてYアドレス発生側をアサートし、Z定義選択信号S
dに基づいてデコード結果発生側をそれぞれアサートす
る。さらに、XMIN−REG101 にXアドレス=初期
値「0」を設定し、YMIN−REG201 にYアドレス
=初期値「0」を設定し、ZMIN−REG301 にZア
ドレス=初期値「0」をそれぞれ設定する。
のXアドレス発生回路11AによりXアドレス発生定義信
号SX1に基づいて被試験メモリ36のワード線選択に
係るアドレスXA1,XA2が発生される。また、アド
レスXA1,XA2がXアドレスデコード出力回路11B
により解読され、そのデコード結果信号X1,X2が当
該出力回路11BからAND回路11Eとプログラマブル信
号選択回路25とに出力される。
ドレス発生定義信号SY1に基づいて当該メモリ36の
ビット線選択に係るアドレスYA1,YA2が発生され
る。アドレスYA1,YA2がYアドレスデコード出力
回路21Bにより解読され、そのデコード結果信号Y1,
Y2が当該出力回路21BからAND回路21Eとプログラ
マブル信号選択回路25とに出力される。
デコード論理信号SZ0に基づいて当該メモリ36のブ
ロック選択に係るアドレスZA1〜ZA3が発生され
る。アドレスZA1〜ZA3はZアドレスデコード出力
回路31Bにより解読され、そのデコード結果信号Z1〜
Z3が当該出力回路31BからAND回路31Eとプログラ
マブル信号選択回路25とに出力される。
選択回路41Dから論理制御信号S0を選択出力し、デコ
ード選択制御信号Sa,Sbをアサートしてデコード信
号選択回路41Cの「Zデコード発生側」を選択する。こ
れにより、デコード信号選択回路41Cの信号選択回路40
7 ではZ選択制御信号SZに基づいてデコード結果信号
Z1〜Zmが選択され、それがデータ加工回路41Bに出
力される。
セルM1を選択する場合には、データ加工回路41Bの選
択回路G1では、デコード結果信号Z1=「1」と基準
データDR1とに基づいて期待値データD1を発生す
る。すなわち、期待値データD1は基準データDR1=
「1/0」となる。また、選択回路G2はデコード結果
信号Z2=「0」と論理制御信号S0に基づいて第2の
メモリセルブロックM2に印加する期待値データD2を
発生する。期待値データD2は論理固定データD2=
「0」である。同様に、選択回路G3はデコード結果信
号Z3と論理制御信号S0に基づいて第3のメモリセル
ブロックM3に印加する期待値データD3を発生する。
期待値データD3は論理固定データD3=「0」であ
る。
サートし、ブロック選択信号BS2,BS3がネゲート
する場合の書込みデータは、DIN=〔DR1,D2,D
3〕=〔1/0,0,0〕となる。また、第2のメモリ
セルM2を選択する場合には、選択回路G1では、デコ
ード結果信号Z1=「0」と論理制御信号S0とに基づ
いて期待値データD1を発生する。期待値データD1は
論理固定データD1=「0」となる。また、選択回路G
2はデコード結果信号Z2=「1」と基準データDR2
に基づいて期待値データD2を発生する。期待値データ
D2は基準データDR2=「1/0」である。同様に、
選択回路G3はデコード結果信号Z3と論理制御信号S
0に基づいて期待値データD3を発生する。期待値デー
タD3は論理固定データD3=「0」である。
サートし、ブロック選択信号BS1,BS3がネゲート
する場合の書込みデータは、DIN=〔D1,DR2,D
3〕=〔0,1/0,0〕となる。さらに、第3のメモ
リセルM3を選択する場合には、選択回路G1では、デ
コード結果信号Z1=「0」と論理制御信号S0とに基
づいて期待値データD1を発生する。期待値データD1
は論理固定データD1=「0」となる。また、選択回路
G2はデコード結果信号Z2=「0」と論理制御信号S
0に基づいて期待値データD2を発生する。期待値デー
タD2は論理固定データD2=「0」である。同様に、
選択回路G3はデコード結果信号Z3と基準データDR
3に基づいて期待値データD3を発生する。期待値デー
タD3は基準データDR3=「1/0」である。
サートし、ブロック選択信号BS1,BS2がネゲート
する場合の書込みデータは、DIN=〔D1,D2,DR
3〕=〔0,0,1/0〕となる。プログラマブル信号
選択回路25では品種制御信号Sgに基づいて共通アド
レスADD0〜ADD3,ブロック選択信号BS1=「1」
に対して書込みデータDIN=〔DR1,D2,D3〕が
組み合わされ、それが波形整形部27,電圧発生&比較
部28及びテストヘッド29を経由して被試験メモリ3
6に供給される。また、ブロック選択信号BS2=
「1」に対して書込みデータDIN=〔D1,DR2,D
3〕が組み合わされ、それが波形整形部27,電圧発生
&比較部28及びテストヘッド29を経由して被試験メ
モリ36に供給される。さらに、ブロック選択信号BS
3=「1」に対して書込みデータDIN=〔D1,D2,
DR3〕が組み合わされ、それが波形整形部27,電圧
発生&比較部28及びテストヘッド29を経由して被試
験メモリ36に供給される。
ック選択信号BS1〜BS3が通常のアドレスとして機
能し、4ワード×3ビット構成の被試験メモリ36が1
2ワード×1ビット構成のメモリに変わる。また、図15
のメモリ試験動作を補足する簡易構成図において、ブロ
ック選択信号BS1=「1」,書込みデータDIN=〔D
R1,D2,D3〕を印加した場合、当該メモリ36の
出力データDOUT と期待値データ=〔DR1,D2,D
3〕とが電圧発生&比較部28により比較され、それが
異なっていた場合には、「隣接するメモリセルブロック
M1,M2間に故障がある旨」を比較結果信号SOUTを
介してホストコンピュータ40により識別される。図15
の簡易構成図においてアドレス,書込み許可信号W/R
の表示を省略している。
「1」,書込みデータDIN=〔D1,DR2,D3〕を
印加した場合、又は、ブロック選択信号BS3=
「1」,書込みデータDIN=〔D1,D2,DR3〕を
印加した場合に、当該メモリ36の出力データDOUT と
期待値データ=〔D1,DR2,D3〕又は〔D1,D
2,DR3〕とが電圧発生&比較部28によりそれぞれ
比較され、それが異なっていた場合には、「隣接するメ
モリセルブロックM2,M3やM1,M3間に故障があ
る旨」を比較結果信号SOUT を介してホストコンピュー
タ40により識別される。
モリ試験システムによれば、図3に示すように、Xアド
レス発生ユニット21,Yアドレス発生ユニット22,
Zアドレス発生ユニット23,メモリパターン発生ユニ
ット24及びプログラマブル信号選択回路25から成る
プログラム可能な試験パターン発生部20を具備する。
アドレスYA1〜YAn,デコード結果信号Z1〜Z
m,基準データDR1〜DRm,期待値データD1〜D
m等の試験データとをプログラマブル信号選択回路25
により組み合わせることにより、品種に対応したメモリ
試験をすることができる。また、デコード結果信号Z1
〜Zmに基づくブロック選択信号BS1〜BSmを通常
のアドレスと同等に扱うことが可能となる。
ば、ワード線選択に係る2ビットのアドレスXA1,X
A2と、2ビットのビット線選択に係るアドレスYA
1,YA2と、3ビットのデコード結果信号Z1〜Z3
に基づくブロック選択信号BS1〜BS3とを4ワード
×3ビットの被試験メモリ36に供給している。この際
に、ブロック選択されたメモリセル以外の非選択状態の
メモリセルの出力論理が「0」に固定される。
3が、あたかも、アドレス信号のように動作し、4ワー
ド×3ビット構成の被試験メモリ36が12ワード×1
ビット構成のメモリに等価的に変更することが可能とな
る。このことから、その出力データDOUT と期待値デー
タD1〜D3とが異なる場合にはメモリセルブロック間
に跨がる故障を検出することが可能となる。また、出力
データDOUT と期待値データ=〔DR1,D2,D
3〕,〔D1,DR2,D3〕又は〔D1,D2,DR
3〕との比較結果に異常がなければ、メモリセルブロッ
ク間に跨がる故障が無いことが識別される。
16,36等を単ビットのメモリとして試験することが
可能となり、従来例では困難であった各メモリセルブロ
ック間のビット干渉を原因とする故障を正確に把握する
ことが可能となる。このことで、メモリ試験装置の機能
向上を図ることが可能となる。なお、メモリブロックM
1〜M3毎にブロック選択信号BS1〜BS3を一意的
に設定し、試験領域を定義すれば、従来例と同様にメモ
リセルブロックM1〜M3に対するブロック選択信号B
S1〜BSmの選択性を保証することができる。すなわ
ち、各メモリセルブロック単位でメモリ機能の保証をす
ることができ、ブロック毎のメモリ機能の独立性能を保
証することができる。また、メモリ構成につき、ビット
数が2nとならないメモリ素子においても、本格的なメ
モリ試験を行うことが可能となる。
験装置によればアドレス、ブロック選択信号、基本デー
タ及び期待値データ等を発生する4つの信号発生手段
と、これら試験データを組み合わせる信号選択出力手段
とを具備する。このため、ブロック選択信号と試験デー
タとを組み合わせることにより、品種に対応したメモリ
試験を行うことが可能となる。また、ブロック選択信号
を通常のアドレスと同等に扱うことが可能となる。この
ことで、多ビットのメモリを単ビットのメモリとして試
験をすることが可能となる。
3つのアドレス,3つのデコード結果信号及び2種類の
データとを組み合わせて多ビットのメモリが試験され
る。また、ブロック選択信号により選択されたメモリセ
ル以外の非選択状態のメモリセルの出力論理が「0」又
は「1」に固定される。このため、ブロック選択信号が
通常のアドレスとして機能し、多ビット構成のメモリが
単ビット構成のメモリに等価的に変わることから、被試
験メモリの出力データとその期待値データとを比較する
ことにより、メモリセルブロック間に跨がる故障を正確
に検出することが可能となる。
ビットメモリやその試験装置の信頼性の向上とに寄与す
るところが大きい。
ステムの構成図である。
の内部構成図である。
部構成図である。
の内部構成図である。
部構成図である。
の内部構成図である。
部構成図である。
ットの内部構成図である。
制御信号発生部の説明図である。
内部構成図である。
回路の構成図である。
法の説明図である。
明図である。
図である。
の試験状態図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のメモリブロックを有するメモリの
試験を行うメモリ試験装置において、 共通アドレスとブロック選択アドレスとに基づいて、試
験用データを、ブロック選択されたメモリセル以外の非
選択状態にあるメモリセルのデータを固定とする期待値
データに加工する信号発生手段を備えたことを特徴とす
るメモリ試験装置。 - 【請求項2】 被試験メモリのワード線選択に係る第1
のアドレスをデコードして第1のデコード結果信号を出
力する第1の信号発生手段と、 該被試験メモリのビット線選択に係る第2のアドレスを
デコードして第2のデコード結果信号を出力する第2の
信号発生手段と、 該被試験メモリのブロック選択に係る第3のアドレスを
デコードして第3のデコード結果信号を出力する第3の
信号発生手段と、 前記第1のデコード結果信号と前記第2のデコード結果
信号と前記第3のデコード結果信号とに基づいて試験用
データを加工して複数のメモリブロックを有するメモリ
用の期待値データを生成する第4の信号発生手段とを備
えたことを特徴とするメモリ試験装置。 - 【請求項3】 前記第1のアドレス、前記第1のデコー
ド結果信号、前記第2のアドレス、前記第2のデコード
結果信号、前記第3のアドレス、前記第3のデコード結
果信号、前記試験用データ及び前記期待値データが供給
され、選択的に信号を出力する信号選択出力手段を有す
ることを特徴とする請求項2に記載のメモリ試験装置。 - 【請求項4】 複数のメモリブロックを有するメモリの
試験を行うメモリ試験装置において、 共通アドレスとブロック選択アドレスとに基づいて、試
験用データを、ブロック選択されたメモリセル以外の非
選択状態にあるメモリセルのデータを固定とする期待値
データに加工する信号発生手段と、 前記期待値データを前記複数のメモリブロックに書き込
んで読み出した出力データと該期待値データとを比較す
る比較回路とを備えたことを特徴とするメモリ試験装
置。 - 【請求項5】 複数のメモリブロックを有するメモリの
試験を行うメモリ試験方法において、 共通アドレスとブロック選択アドレスとに基づいて、試
験用データを、ブロック選択されたメモリセル以外の非
選択状態にあるメモリセルのデータを「0」又は「1」
に固定した期待値データに変換し、前記選択されたメモ
リセルと前記非選択状態にあるメモリセルとの出力デー
タと前記期待値データとを比較することを特徴とするメ
モリ試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27866093A JP3512450B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | メモリ試験装置及びメモリ試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27866093A JP3512450B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | メモリ試験装置及びメモリ試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130196A JPH07130196A (ja) | 1995-05-19 |
JP3512450B2 true JP3512450B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17600385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27866093A Expired - Lifetime JP3512450B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | メモリ試験装置及びメモリ試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3512450B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP27866093A patent/JP3512450B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07130196A (ja) | 1995-05-19 |
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