JP3509890B2 - カード用紙 - Google Patents

カード用紙

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JP3509890B2
JP3509890B2 JP03411293A JP3411293A JP3509890B2 JP 3509890 B2 JP3509890 B2 JP 3509890B2 JP 03411293 A JP03411293 A JP 03411293A JP 3411293 A JP3411293 A JP 3411293A JP 3509890 B2 JP3509890 B2 JP 3509890B2
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悟 木原
誠一 小池
龍兒 森村
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Kuramoto Sangyo Co
Toppan Forms Co Ltd
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Kuramoto Sangyo Co
Toppan Forms Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カード用紙に関し、特
に、一時的に台紙に接着可能なカード用紙に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、カードの発行と通知文書を同
時に行うようプリント処理したり、既存のプリンタでカ
ードを発行する手段として、カードを一時的にプリンタ
用紙に固定することが試みられ、例えば、実開平2−1
26878号や実開平2−126879号によって提案
されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記提案で
は、印字後にカードをプリンタ用紙から剥離すると、カ
ード裏面にいわゆる粘着ラベルが貼着された状態とな
り、本来のカード単体としては利用することができず、
また粘着剤を介してフィルムが粘着されているため、カ
ードに直接記入することができないうえ、粘着剤がはみ
出したり、使用時にフィルムの一部が剥がれて粘着剤面
が汚れる等カード本来の機能と美観を損なうという欠点
があり、改善が望まれていた。 【0004】本発明は、これらの欠点を解消するととも
に、カードが台紙から容易に剥離可能で、かつ、剥離後
はカードに粘着ラベルや接着剤等の異物が残存しないカ
ード用紙を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカード用紙は、カードの一面に、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル等の熱接着性
を有するフィルム、あるいはポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、スチレン等の低温では熱接着性を有しないフィル
ムに熱接着性を有する接着剤層を押出、コーティング、
印刷等の方法で積層せしめた透明あるいは半透明なフィ
ルムが、例えば熱ロールによるラミネート等の手段で剥
離可能に疑似的に熱接着される一方、このフィルムの前
記カードとは反対側の面には粘着剤が塗布されてなるも
のである。 【0006】また、上述の如き構成のカード用紙を、フ
ィルムのカードとは反対側の面に塗布した粘着剤によっ
て、プリンタ用紙等の台紙におけるあらかじめ所定の情
報を印刷した部分に接着してなるものである。 【0007】 【作用】カード用紙を台紙に接着したうえ、プリンタ
で、台紙のみあるいは台紙とカードとの双方に適宜な情
報を印字し、印字後の台紙とともにカード用紙を郵送等
する一方、カード用紙の受領者は必要に応じてカードを
台紙から捲り上げると、カードは疑似的に熱接着されて
いるフィルムとの接着面から剥離し、前記フィルムを台
紙に残した状態で剥離される。この剥離したカードに
は、粘着ラベルや接着剤等の不要な残存物が存在しない
ので、カード本来の状態で使用することができる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は第1実施例
を示すカード用紙の概略的な断面図、図2は同じく台紙
に接着後の印字状態を示す概略的な平面図、図3は同じ
くカードを台紙から剥離した状態を示す概略的な断面
図、図4は第2実施例を示すカード用紙の概略的な断面
図である。 【0009】まず、図1〜図3に基づいて第1実施例を
説明する。図1に示すように、紙製のカード1の裏面に
は厚さ20μmのポリエチレン製の、透明あるいは半透
明な透視可能なフィルム2が80℃程度の熱ロールによ
って剥離可能に疑似的に熱接着され、前記フィルム2の
熱接着面とは反対側の面には、粘着剤3が塗布されてカ
ード用紙11が形成されている。そして、フィルム2の
粘着剤3塗布面は剥離紙4によって被覆されている。 【0010】カード1に所望情報を印字するにあたって
は、まず、剥離紙4をカード用紙11から剥離した後、
露出した粘着剤3で台紙5の所定位置にカード用紙11
を接着する(図2参照)。次に、コンピュータに連繋さ
れたプリンタで、カード1の表面には、カード名6、会
員番号7及び会員の氏名8を印字し、これと同時に、台
紙5の表面には、カード1の送付先である会員の住所9
及び氏名10を印字する。また、カード1を接着する部
分には、あらかじめ所定の情報を印刷しておく。なお、
前記台紙5の裏面には、図示してはいないが、カード1
の剥離方法の説明文が表示されている。この印字がなさ
れた図2状態の台紙5に接着されたカード用紙11は、
窓開き封筒を用いた郵送等の適宜な手段により、カード
1の送付先に送られる。 【0011】一方、このカード用紙11を受領した会員
が、台紙5裏面の説明文にしたがってカード1を捲り上
げると、図3に示すように、前記カード1は疑似的に熱
接着されていたフィルム2から剥離され、前記カード1
をフィルム2や粘着剤3が付着していない状態で使用可
能となる。また、前記台紙5の表面のカード1剥離後に
は、透明あるいは半透明なフィルム2を透して台紙5の
あらかじめ印刷しておいた情報を視認することが可能で
ある。 【0012】続いて、第2実施例を図4に基づいて説明
する。この第2実施例が上述した第1実施例と相違する
のは、フィルムの材質及びこのフィルムとカードとの接
着構造であるから、この相違点についてのみ説明し、他
の構成については、同一構成要素に同一符号を付して、
その説明は省略する。本実施例のフィルム22は、厚さ
25μmの透明あるいは半透明のポリエステルからな
り、裏面側には粘着剤3を塗布して、坪量70g/m
の剥離紙4で被覆する一方、その表面側にはエチレン酢
酸ビニル樹脂を主成分とする熱接着性接着剤23を一端
部を除いて22μm厚に溶融塗布し、この塗布面に表裏
両面にオフセット印刷を施した200μm厚のポリエス
テルフィルムからなるカード21を重ねて80℃程度の
熱ロールによりラミネートし、カード用紙31としたも
のである。 【0013】本実施例でも、印字にあたっては、第1実
施例と同様に、剥離紙4を剥離して露出した粘着剤3に
より、カード21を接着する部分にあらかじめ所定の情
報を印刷した台紙上に接着し、コンピュータに連繋した
プリンタを用いて行う。また、この第2実施例では、熱
接着性接着剤23を塗布しない一端部を設けたので、こ
こからカード21を容易に剥離することが可能となる。 【0014】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えばカード1,21は、その材質が
合成樹脂フィルムや紙のほか、金属箔やこれらの複合体
であってもよく、また、いわゆるプリペイドカードやテ
レホンカードを利用してもよい。さらに、前記台紙5は
印字適性のある紙やフィルムで構成するほか、一般のプ
リンタ用紙を利用することもできる。さらにまた、カー
ド1,21を剥離し易くする構成は、一部に接着剤23
を塗布しない構成のほか、一部に接着を阻害するシリコ
ンやニスの層を介在させたり、接着時に一部を接着しな
いで形成することも可能である。そして、この剥離し易
くする部分は一端部全体に限らず、その一部分やコーナ
ー部に形成してもよい。 【0015】 【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、カードの使用時に粘着ラベルや接着剤
等の異物の付着がなく、カード本来の状態で使用できる
ほか、 カード剥離後には、透明あるいは半透明なフィル
ムを透して台紙のあらかじめ印刷しておいた情報を視認
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例を示すカード用紙の概略的な断面図 【図2】同じく台紙に接着後の印字状態を示す概略的な
平面図。 【図3】同じくカードを台紙から剥離した状態を示す概
略的な断面図。 【図4】第2実施例を示すカード用紙の概略的な断面
図。 【符号の説明】 1,21 カード 2,22 フィルム 3 粘着剤 4 剥離紙 5 台紙 11,31 カード用紙 23 熱接着性接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森村 龍兒 東京都豊島区東池袋3丁目7番4号 株 式会社倉本産業内 (56)参考文献 実開 平6−23780(JP,U) 実開 昭62−9571(JP,U) 実開 昭63−6870(JP,U) 実開 平2−146069(JP,U) 実開 平2−126878(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 5/00 - 15/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】カードの一面に透明あるいは半透明なフィ
    ルムを剥離可能に熱接着する一方、このフィルムの前記
    カードとは反対側の面に粘着剤を塗布し、この粘着剤に
    よって前記フィルムを台紙におけるあらかじめ所定情報
    を印刷した部分に接着したことを特徴とするカード用
    紙。
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JPH06227184A JPH06227184A (ja) 1994-08-16
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