JP3509571B2 - 呼び樋の取り付け構造 - Google Patents

呼び樋の取り付け構造

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JP3509571B2 JP23959998A JP23959998A JP3509571B2 JP 3509571 B2 JP3509571 B2 JP 3509571B2 JP 23959998 A JP23959998 A JP 23959998A JP 23959998 A JP23959998 A JP 23959998A JP 3509571 B2 JP3509571 B2 JP 3509571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋の排水を外壁
に沿う縦樋に流す呼び樋を軒天井に沿って取り付ける構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の雨樋装置は、図5に示すように屋
根1の軒先に軒樋2を沿わせて架設し、外壁3の外面に
沿って縦方向に縦樋4を配置し、軒樋2と縦樋4とを軒
天井板5の下方に配置した呼び樋6′にて連通させてあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の呼び樋6′は軒天井板5の下方に所定の水勾配で傾斜
して設けられており、呼び樋6′と建築物との一体感が
なくて外観意匠を損ねるという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あって、呼び樋と建築物とに一体感があるように納める
ことができて外観を向上でき、しかも呼び樋を簡単に取
り付け施工できると共に呼び樋を簡単に取り外してメン
テナンスが容易にできる呼び樋の取り付け構造を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の呼び
樋の取り付け構造は、軒天井板5を取り付けるための野
縁7間に下方を開口せる断面コ字状の樋支持天井材8を
装着し、上下に偏平な筒状の呼び樋6を水平に配置して
樋支持天井材8内に嵌め込み、樋支持天井材8の両側の
内面に設けた係止部9に呼び樋6の両側の被係止部10
を係止させて取り付けると共に野縁7の下面に貼って取
り付けた軒天井板5の下面と呼び樋6の軒下に露出する
下面とを略面一にして成ることを特徴とする。このよう
に呼び樋6を軒天井部に埋設して外観よく仕舞うことが
できる。また樋支持天井材8内に呼び樋6を嵌め込んで
係止部9と被係止部10とを係止することで呼び樋6を
取り付けることができて呼び樋6の取り付け施工が容易
にでき、また係止部9と被係止部10との係止を外すだ
けで呼び樋6を外すことができて呼び樋6のメンテナン
スが容易にできる。
【0006】また本発明の請求項2の呼び樋の取り付け
構造は、請求項1において、樋支持天井材8を不燃材料
で形成して成ることを特徴とする。呼び樋6を取り付け
た部分を不燃構造にできる。
【0007】また本発明の請求項3の呼び樋の取り付け
構造は、請求項1または請求項2において、呼び樋6下
面を軒天井板5の下面と同柄に形成して成ることを特徴
とする。呼び樋6の下面と軒天井板5の下面との柄を揃
えて一層一体感のある外観にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図2乃至図3に示すように家屋の
ような建築物の屋根1の軒先には軒樋2を軒樋吊り具に
て吊ることで取り付けてあり、軒樋2の長手方向の途中
にはフラットな集水器11を装着してあり、集水器11
から建築物側に向けて突出する接続口12を設けてあ
る。軒天井板5を軒天井部に取り付ける下地としての野
縁7は軒棟方向に長く、桁の長手方向に適当な間隔を隔
てて装着してある。軒天井板5は不燃性の材料にて平板
状に形成されており、野縁7の下面に軒天井板5を貼っ
て取り付けてある。
【0009】呼び樋6は合成樹脂等にて上下に偏平な角
筒状に形成されており、適宜の野縁7間に取り付けられ
るようになっている。この呼び樋6の両側には被係止部
10が設けられるが、本例の場合、被係止部10として
長手方向に長い凹溝を設けてある。呼び樋6を取り付け
る野縁7間には下方を開口せる断面コ字状の樋支持天井
材8を取り付けてある。この樋支持天井材8は両側の側
片8aと上面片8bと背部片8cとで構成されている。
この樋支持天井材8も不燃材料にて形成されている。樋
支持天井材8の両側の側片8aの内面には係止部9が設
けられるが、本例の場合、両側の側片8aの内面に係止
金具13を取り付けて係止金具13の略V字状に突曲さ
せた部分を係止部9としてある。係止金具13を取り付
けるとき、固着具14を係止金具13の透孔15から側
片8aを介して野縁7に打入して取り付けてあり、係止
金具13を樋支持天井材8に取り付けると共に樋支持天
井材8を野縁7に取り付けてある。呼び樋6を取り付け
るにあたっては、樋支持天井材8の下面の開口から呼び
樋6を嵌め込み、係止部9と被係止部10とを係止す
る。このように呼び樋6を係止部9と被係止部10との
係止にて取り付けることができることにより呼び樋6を
取り付けるときの施工が容易にできる。
【0010】屋根1の軒先を被覆する軒先被覆板16は
不燃構造にするために金属板にて形成されるものであ
り、板金加工やアルミニウムの押出成形等で形成されて
いる。この軒先被覆板16は屋根1の軒先に沿うように
配置してあり、軒先被覆板16の下端を軒天井板5の軒
先の端部に固着してあり、軒先被覆板16の上部を屋根
の垂木の軒先の端面に沿わせて取り付けてある。この軒
先被覆板16の呼び樋6に対応する部分には呼び樋6の
断面形状に対応する形状の開口17を設けてある。軒樋
2の集水器11の接続口12は開口17に挿入してあ
り、接続口12を呼び樋6に接続してある。呼び樋6の
外壁3側の端部の下面には下方に突出するように接続筒
を設けてあり、外壁3の外面に沿わせて垂直に装着した
縦樋4の上端を上記接続筒に被嵌して接続してある。
【0011】しかして屋根1の屋根面1aから流れ落ち
る雨水は軒樋2に受けられ、軒樋2を流れる雨水が集水
器11に集められ、接続口12から呼び樋6に導入さ
れ、呼び樋6から縦樋4に流れ、縦樋4から排水され
る。このとき、呼び樋6が上記のように組み込まれるこ
とにより軒天井板5に埋設されるように取り付けられ、
呼び樋6が建築物と一体感があるようになり、外観意匠
を向上できる。
【0012】また図4は実施の形態の他の例を示すもの
である。本例の場合、軒天井板5の下面に凹条18aと
凸条18bとよりなる凹凸柄18を設けてあるが、呼び
樋6の下面にも凹条18aと凸条18bとよりなる凹凸
柄18を設けてあり、軒天井板5の下面の凹凸柄18と
呼び樋6の下面の凹凸柄18とを同じ柄にしてある。呼
び樋6の下面の両側には重ね合わせ部19を設けてあ
り、重ね合わせ部19を軒天井板5の下面に重ねてあ
る。このようにすると、軒天井板5の下面と呼び樋6の
下面の外観が一層揃って外観がよくなる。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、軒天井板を
取り付けるための野縁間に下方を開口せる断面コ字状の
樋支持天井材を装着し、上下に偏平な筒状の呼び樋を水
平に配置して樋支持天井材内に嵌め込み、樋支持天井材
の両側の内面に設けた係止部に呼び樋の両側の被係止部
を係止させて取り付けると共に野縁の下面に貼って取り
付けた軒天井板の下面と呼び樋の軒下に露出する下面と
を略面一にしたので、呼び樋を軒天井部に埋設して外観
よく仕舞うことができるものであり、また樋支持天井材
内に呼び樋を嵌め込んで係止部と被係止部とを係止する
ことで呼び樋を取り付けることができて呼び樋の取り付
け施工が容易にできるものであり、また係止部と被係止
部との係止を外すだけで呼び樋を外すことができて呼び
樋のメンテナンスが容易にできるものである。
【0014】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、樋支持天井材を不燃材料で形成しているの
で、呼び樋を取り付けた部分を不燃構造にできるもので
ある。
【0015】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、呼び樋下面を軒天井板の下面
と同柄に形成しているので、呼び樋の下面と軒天井板の
下面との柄を揃えて一層一体感のある外観にできるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の要部の分解斜視図
である。
【図2】同上の全体の分解斜視図である。
【図3】同上の組み立て状態の斜視図である。
【図4】同上の他の例の断面図である。
【図5】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
5 軒天井板 6 呼び樋 7 野縁 8 樋支持天井材 9 係止部 10 被係止部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒天井板を取り付けるための野縁間に下
    方を開口せる断面コ字状の樋支持天井材を装着し、上下
    に偏平な筒状の呼び樋を水平に配置して樋支持天井材内
    に嵌め込み、樋支持天井材の両側の内面に設けた係止部
    に呼び樋の両側の被係止部を係止させて取り付けると共
    野縁の下面に貼って取り付けた軒天井板の下面と呼び
    樋の軒下に露出する下面とを略面一にして成ることを特
    徴とする呼び樋の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 樋支持天井材を不燃材料で形成して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の呼び樋の取り付け構
    造。
  3. 【請求項3】 呼び樋の下面を軒天井板の下面と同柄に
    形成して成ることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の呼び樋の取り付け構造。
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