JP3509116B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP3509116B2
JP3509116B2 JP04152693A JP4152693A JP3509116B2 JP 3509116 B2 JP3509116 B2 JP 3509116B2 JP 04152693 A JP04152693 A JP 04152693A JP 4152693 A JP4152693 A JP 4152693A JP 3509116 B2 JP3509116 B2 JP 3509116B2
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昌夫 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は予め記憶したパラメー
タを読み出し該パラメータに基づいて発音する電子楽器
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、鍵盤演奏に関わる音色、音
量、効果、および自動伴奏に関わるスタイル、テンポ等
の各パラメータを、1つのセットとして曲等の単位で記
憶しておき、演奏時に所望のセットを読み出して設定
し、鍵盤演奏および自動演奏を行う電子楽器が知られて
いる。このような電子楽器においては、例えば曲が変わ
る時等に、演奏者によって1つの操作子により番号等が
指定され、指定された番号に対応するセットが読み出さ
れて、該セットのパラメータが設定される。従って、1
つの操作子を操作することにより複数のパラメータを一
括して設定することができるため、演奏途中においても
設定を変更することが容易である。また、変更の際に自
動伴奏に関わるパラメータは固定とし、他のパラメータ
のみ変更する機能を有するものもある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子楽器においては、自動伴奏に関わるパラメータ
を変更する場合に、鍵盤演奏に関わるパラメータも必ず
変更されてしまう。従って、演奏途中において、音色お
よび効果等の設定状態を維持したい場合に、不都合が生
じるという問題があった。 【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、鍵盤演奏および自動伴奏に関わる各種のパラ
メータを一括して変更する際に、所望するパラメータの
設定状態を固定とすることができる電子楽器を提供する
ことを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明による電子楽器
は、楽音の発音に関わる複数のパラメータからなる複数
のパラメータ群で構成されるプリセットデータを複数記
憶する記憶手段と、前記複数のプリセットデータのう
ち、少なくとも1つのプリセットデータを指定する指定
手段と、前記指定手段によって指定される前記プリセッ
トデータを構成している複数のパラメータ群のうち、い
ずれかのパラメータ群を選択する選択手段と、前記指定
手段によって指定された前記プリセットデータを構成す
る前記複数のパラメータのうち、前記選択手段によって
選択されたパラメータ群に属するパラメータの読み出し
を禁止し、前記選択手段によって選択されたパラメータ
群以外のパラメータ群に属するパラメータを前記記憶手
段から読み出し、読み出したパラメータに従って楽音制
御パラメータを変更する制御手段と、前記楽音制御パラ
メータに従って楽音信号を発生する楽音発生手段とを具
備することを特徴としている。 【0006】 【作用】上記構成によれば、パラメータのプリセットデ
ータを変更する場合、指定手段によりパラメータのプリ
セットデータが新たに指定され、選択手段によって該パ
ラメータのプリセットデータのいずれかのパラメータ群
が選択されることにより、指定手段によって指定された
パラメータのプリセットデータのうち、選択手段によっ
て選択されるパラメータ群以外のパラメータ群に属する
パラメータが変更される。 【0007】 【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例による電
子楽器の構成を示すブロック図である。この図におい
て、1は鍵盤であり、複数の鍵を有する。2は鍵盤回路
であり、鍵盤1の各鍵の押鍵状態を検出し、押鍵を示す
キーコードKC、押鍵状態であることを示すキーオン信
号KON、および鍵が離鍵されたことを示すキーオフ信
号KOFFを出力する。 【0008】3はRAMからなるワーキングメモリであ
り、各レジスタおよび変数等が記憶される。4はROM
からなるプログラムメモリであり、制御プログラムおよ
びリズムパターンデータ等が記憶されている。5はCP
Uであり、鍵盤回路2およびスイッチ検出回路11によ
る検出結果を取り込み、ワーキングメモリ3およびプロ
グラムメモリ4に記憶されたデータを読み込んで、音源
回路7および表示回路12等各部の制御を行う。6はタ
イマであり、所定時間間隔毎、例えば96分長毎にCP
U5に対してタイマ割込みを行う。 【0009】次に、音源回路7は、後述するカレントパ
ラメータメモリ9bに記憶された各種パラメータ、およ
び鍵盤回路2によって検出されるキーオン信号KON、
キーコードKC等が供給され、それらに基づき楽音信号
を形成する。8はサウンドシステムであり、音源回路7
から出力される楽音信号をアナログ信号に変換し、スピ
ーカから楽音として発音する。 【0010】9は、発生する楽音の制御情報である各種
パラメータが記憶されるパラメータメモリ(RAM)で
あり、レジストレーションメモリ9aおよびカレントパ
ラメータメモリ9bからなる。上記レジストレーション
メモリ9aは、図2に示すように、複数のレジストレー
ションメモリ9a1,9a2,…,9anから構成されて
おり、各レジストレーションメモリ9a1,9a2,…,
9anには、通常の鍵演奏に関わる鍵演奏パラメータ、
自動伴奏に関わる自動伴奏パラメータ、およびその他の
パラメータの3つのパラメータ群が記憶されている。以
下、各パラメータを説明する。 (1)鍵演奏パラメータ 音色情報TC:通常の鍵演奏によって発音される楽音の
音色データを示す。 音量情報VOL:通常の鍵演奏によって発音される楽音
の音量データを示す。 効果データEFT:通常の鍵演奏によって発音される楽
音に付与される効果データを示す。 (2)自動伴奏パラメータ スタイルSTL:ロック、サンバ、ワルツ等、リズムパ
ターンを指定する。 和音検出方法CHD:「フィンガーコード」もしくは
「シングルフィンガーコード」を指定する。なお、「フ
ィンガーコード」とは、鍵盤1の伴奏音用鍵域の複数の
鍵を操作して和音構成音を演奏すると、操作された鍵の
各音高に基づいて根音および和音種類が検出されるモー
ドである。これに対して、「シングルフィンガーコー
ド」とは、鍵盤1の伴奏音用鍵域で和音の根音と和音種
類(メジャ、マイナ等)を指定(演奏)すると、該指定
に基づいて和音が形成されると共に、和音および和音種
類が検出されるモードである。なお、この和音種類は、
鍵盤1以外の操作子によって指定してもよい。 伴奏音音量BVL:伴奏音の音量を指定する。 コードベース音CDB:自動伴奏を行う場合は「ON」
が設定され、自動伴奏を行わない場合は「OFF」が設
定される。 テンポTMP:自動伴奏のテンポを指定する。 (3)その他のパラメータ 移調データTRS:半音単位に移調度数を指定する。 スプリットポイントSP:鍵盤1を伴奏音用鍵域とメロ
ディ音用鍵域に分ける際に境目となる音のキーコードを
指定する。 【0011】以上のような鍵演奏パラメータ、自動伴奏
パラメータ、およびその他パラメータは、上述したよう
に、レジストレーションメモリ9a1,9a2,…,9a
n毎に記憶されており、各レジストレーションメモリ9
1,9a2,…,9anには番号nが付されている。ま
た、カレントパラメータメモリ9bには、レジストレー
ションメモリ9a1,9a2,…,9anのうち現在選択
されているものが記憶されるようになっている。 【0012】図1において、10は演奏者によって操作
されるパネルスイッチであり、スタート/ストップスイ
ッチ、レジストレーションスイッチ、フリーズスイッ
チ、RECスイッチ、およびパラメータスイッチ等の複
数のスイッチからなる。スタート/ストップスイッチ
は、自動伴奏の開始/終了を指定するスイッチである。
レジストレーションスイッチはレジストレーションメモ
リ9a1,9a2,…,9anの番号nを指定するスイッ
チであり、このスイッチによって指定されたレジストレ
ーションメモリ9a1,9a2,…,9anの読み出しお
よび設定が行われる。フリーズスイッチは、レジストレ
ーションメモリ9a1,9a2,…,9anの各パラメー
タをカレントパラメータメモリ9bに設定する際に、固
定(フリーズ)とするパラメータを指定するスイッチで
ある。また、RECスイッチは、レジストレーションス
イッチと共に押下されることにより、カレントパラメー
タメモリ9bからレジストレーションメモリ9a1,9
2,…,9anへ、各パラメータを記憶するよう指定す
るスイッチである。更に、パラメータスイッチは、カレ
ントパラメータメモリ9bに設定されているパラメータ
を変更する際に操作される。 【0013】スイッチ検出回路11は、パネルスイッチ
10の各種スイッチのON/OFFを検出し、それらの
ON/OFF状態を出力する。表示回路12は、LED
(Light Emitting Diode)からなり、鍵盤演奏パラメー
タがフリーズされるときに点灯するLED、自動伴奏パ
ラメータがフリーズされているときに点灯するLED等
によって構成される。 【0014】ここで、上述した電子楽器の動作を制御す
るために使用される各変数およびレジスタについて説明
する。これらの各変数は、RAM5の所定の記憶エリア
に設定されるものである。 タイミングカウンタCNT:このタイミングカウンタC
NTは、自動伴奏における発音タイミングをカウントす
るカウンタであり、タイマ割込みが行われる毎にインク
リメントされる。 ランフラグRUN:このフラグがセットされると、自動
伴奏が開始され、リセットされると自動伴奏が停止され
る。 ルートレジスタRT:検出される和音の根音が設定され
る。 タイプレジスタTP:検出される和音の種類が設定され
る。 フリーズレジスタFRZ:フリーズスイッチが操作され
る毎に、「0」(フリーズしない)→「1」(鍵演奏パ
ラメータをフリーズ)→「2」(自動伴奏パラメータを
フリーズ)と変化する。 【0015】次に、本実施例による電子楽器の動作につ
いて図3〜図6のフローチャートを参照して説明する。
この電子楽器の電源(図示せず)が投入されると、CP
U5は図3にフローを示すメインルーチンを実行する。
なお、電源投入時、パラメータメモリ9のカレントパラ
メータメモリ9bには、前回使用された際に設定された
パラメータ群が記憶されている。 【0016】§1.通常の発音処理 まず、メインルーチンにおいて、ステップSA1に進
み、初期化処理を行う。この初期化処理により、ワーキ
ングメモリ3内のレジスタおよび各変数の初期化が行わ
れる。次に、ステップSA2に進み、CPU5は、鍵盤
1のいずれかの鍵のON/OFFイベントが鍵盤回路2
から検出されたか否かを判断する。そして、いずれかの
鍵が押鍵もしくは離鍵されると、このステップSA2に
おける判断結果が「YES」となり、ステップSA3に
進んでキーイベント処理を行う。 【0017】<キーオンイベント処理>図4は、メイン
ルーチンのステップSA3において実行される、キーイ
ベント処理ルーチンの処理フローを説明するフローチャ
ートである。まず、ステップSB1において、CPU5
は、鍵盤回路2によって検出された鍵のキーコードKC
が、カレントパラメータメモリ9bに設定されているス
プリットポイントSPより高いか否かを判断する。スプ
リットポイントSPより高いキーコードKCの鍵、すな
わちメロディ用鍵域の鍵が押鍵もしくは離鍵された場合
は、この判断結果は「YES」となり、ステップSB2
に進む。 【0018】次に、ステップSB2において、鍵盤回路
2によって検出された信号がキーオン信号KONである
か否かを判断する。キーオン信号KONが検出された場
合、すなわち押鍵がなされた場合は、この判断結果は
「YES」となり、ステップSB3に進む。そして、ス
テップSB3において、検出されたキーコードKCを、
カレントパラメータメモリ9bに設定されている移調デ
ータTRSに応じて変換する。次に、ステップSB4に
進み、カレントパラメータメモリ9bに設定されている
音色情報TC、音量情報VOL、および効果データEF
Tを、キーオン信号KONおよびキーコードKCと共
に、音源回路7に出力する。これによって音源回路7
は、上記のデータに基づく楽音信号を形成し、サウンド
システム8は該楽音信号をアナログ信号に変換し、スピ
ーカより発音する。 【0019】一方、キーオフ信号KOFFが検出された
場合、すなわち離鍵がなされた場合は、ステップSB2
における判断結果は「NO」となり、CPU5は、ステ
ップSB5に進んで、キーオフ信号KOFFおよびキー
コードKCを音源回路7へ出力する。それにより音源回
路7は、該キーコードKCに対応する楽音信号の発生を
終了する。 【0020】また、スプリットポイントSPよりも低い
キーコードKCの鍵、すなわち、伴奏音用鍵域の鍵が押
鍵された場合、ステップSB1における判断結果は「N
O」となり、ステップSB6に進む。そして、ステップ
SB6において、CPU5は、カレントパラメータメモ
リ9bに設定された和音検出方法CHDに基づき、和音
を検出する。 【0021】ここで、和音検出方法CHDとして「フィ
ンガーコード」が指定されている場合は、和音を構成し
ている各鍵のキーコードKCを検出すると同時に、それ
ら各鍵の組み合わせから和音の根音および和音種類を検
出する。また、和音検出方法CHDとして「シングルフ
ィンガーコード」が指定されている場合は、押下された
鍵のうち最高音を検出して根音とする。そして、他の鍵
もしくは他の操作子が操作されることによって指定され
る和音種類を検出する。 【0022】次に、ステップSB7に進み、CPU5
は、ステップSB6において検出した和音の根音をルー
トレジスタRTに設定し、和音種類をタイプレジスタT
Pに設定する。その後、ステップSB8に進み、ルート
レジスタRTを、カレントパラメータメモリ9bに設定
された移調データTRSに応じて変換し、メインルーチ
ンに戻る。なお、ここでは、伴奏音用鍵域の鍵が押鍵さ
れた場合について説明したが、離鍵された場合は、ステ
ップSB6において離鍵であることを判断し、ステップ
SB7およびステップSB8の処理は行わない。 【0023】そして、上記ステップSB4、SB5もし
くはSB8の処理が終了すると、当該キーイベント処理
を終了してメインルーチンへ戻り、ステップSA4へ進
む。 【0024】メインルーチンにおいては、上記キーイベ
ント処理が終了した場合、あるいは、いずれの鍵も操作
されず、ステップSA2における判断結果が「NO」と
なった場合には、ステップSA4へ進む。ステップSA
4では、CPU5は、スイッチ検出回路11によりレジ
ストレーションスイッチのONイベントが検出されたか
否かを判断する。ここで、レジストレーションスイッチ
が操作されると、ステップSA4における判断結果は
「YES」となり、ステップSA5へ進み、後述するレ
ジストレーション処理を実行する。 【0025】一方、レジストレーションスイッチが操作
されてない場合は、ステップSA4における判断結果は
「NO」となり、ステップSA6に進む。そして、ステ
ップSA6において、スイッチ検出回路11によりスタ
ート/ストップスイッチのONイベントが検出されたか
否かを判断する。スタート/ストップスイッチが操作さ
れた場合は、この判断結果は「YES」となり、ステッ
プSA7に進み、ランフラグRUNを反転する。ここ
で、自動伴奏がまだ行われていないとすると、ステップ
SA7において、ランフラグRUNは「0」から「1」
に反転する。次に、ステップSA8に進み、ランフラグ
RUNが「1」であるかを判断する。この場合、ランフ
ラグRUNは「1」であるため、ステップSA8におけ
る判断結果は「YES」となり、ステップSA9に進
む。そして、ステップSA9において、タイミングカウ
ンタCNTをリセットする。次に、ステップSA10に
進み、自動伴奏データの読み出しアドレスの設定等とい
った初期設定を行う。その後、ステップSA12へ進
む。 【0026】一方、自動伴奏もしくは自動リズム演奏が
行われている時に、スタート/ストップスイッチが操作
された場合には、ステップSA6における判断結果は
「YES」となり、ステップSA7に進み、ランフラグ
RUNを反転する。この場合、ランフラグRUNは
「1」から「0」になる。したがって、ステップSA8
における判断結果は「NO」となり、ステップSA11
に進む。そして、ステップSA11において、伴奏音を
形成するコード音とベース音、およびリズム音を消音す
る。その後、ステップSA12へ進む。 【0027】また、ステップSA6において、スタート
/ストップスイッチのONイベントが検出されなかった
場合には、この判断結果は「NO」となり、ステップS
A12に進む。すなわち、自動伴奏もしくは自動リズム
演奏が行われているときには、そのまま発音が続けら
れ、自動伴奏もしくは自動リズム演奏が行われていない
ときには何ら処理せず、次のステップへ進む。 【0028】次に、ステップSA12において、CPU
5は、スイッチ検出回路11によりフリーズスイッチの
ONイベントが検出されたか否かを判断する。フリーズ
スイッチが操作された場合には、ステップSA12にお
ける判断結果は「YES」となり、ステップSA13へ
進む。ステップSA13では、フリーズレジスタFRZ
の値に「1」を加算し、加算結果を「3」で割った余り
をフリーズレジスタFRZに設定する。すなわち、フリ
ーズレジスタFRZの内容は、「0」,「1」,
「2」,「0」,「1」,……と巡回数列となる。次
に、ステップSA14に進み、フリーズレジスタFRZ
の値が「1」であるとき、表示回路12において、鍵演
奏パラメータがフリーズされていることを示すLEDを
点灯する。また、フリーズレジスタFRZの値が「2」
であるとき、自動伴奏パラメータがフリーズされている
ことを示すLEDを点灯する。それ以外のときは、いず
れのLEDも消灯する。 【0029】一方、フリーズスイッチが操作されていな
い場合、あるいはステップSA14の処理が終了した場
合には、ステップSA15に進み、その他パラメータス
イッチのONイベントが検出されたか否かを判断する。
そして、その他のパタメータスイッチが操作されると、
上記ステップSA15における判断結果は「YES」と
なり、ステップSA16へ進む。ステップSA16で
は、該当するパラメータスイッチに応じたパタメータを
設定する。次に、ステップSA17へ進み、カレントメ
モリに設定されたパラメータを書き込む。 【0030】一方、ステップSA15において、いずれ
のパラメータスイッチも操作されない場合、すなわち、
この判断結果が「NO」となった場合、あるいは、上記
ステップSA17の処理が終了すると、ステップSA2
に戻り、以後、CPU5は上述したステップSA2〜S
A17を繰り返し実行する。 【0031】<タイマ割込み処理>また、上述のメイン
ルーチンの実行と並行して、CPU5は、タイマ6によ
るタイマ割込みが行われることによりタイマ割込み処理
を実行する。図5に、このタイマ割込み処理の処理フロ
ーを示す。まず、ステップSC1において、ランフラグ
RUNが「1」であるか否かを判断する。この判断結果
が「YES」の場合は、ステップSC2に進み、カレン
トパラメータメモリ9bに設定されているコードベース
音CDBが「ON」であるか否かを判断する。このコー
ドベース音CDBが「ON」に設定されている場合、判
断結果は「YES」となり、ステップSC3に進む。 【0032】ステップSC3において、キーイベント処
理において設定されたタイプレジスタTPと、スタイル
STLおよびテンポTMPに基づいて、図示しないコー
ドパターンメモリおよびベースパターンメモリから、コ
ード音およびベース音のパターンデータ(音高情報およ
び発音タイミングデータ)を読み出す。そして、読み出
したパターンデータの発音タイミングデータが「キーオ
ン」を示すデータである場合は、その時の音高情報をタ
イプレジスタTPによって修正し、ルートレジスタRT
を加算することにより、発音すべきキーコードを生成す
る。そして、移調データTRSに基づき各キーコードを
変換し、カレントパラメータメモリ9bに設定されてい
る伴奏音音量BVLと共に音源回路7へ出力する。そし
て、音源回路7は、コード音およびベース音の楽音波形
を形成し、伴奏音音量BVLによって制御して伴奏音の
楽音信号を形成する。そして、サウンドシステム8のス
ピーカにより伴奏音が発音される。 【0033】次に、ステップSC4に進み、CPU5
は、カレントパラメータメモリ9bに設定されているス
タイルSTLとテンポTMP、およびタイミングカウン
タCNTに基づき、プログラムメモリ4からリズムパタ
ーンデータを読み出し、音源回路7へ出力する。それに
より、音源回路7によって、指定されたリズム音のリズ
ム音信号が発生し、サウンドシステム8のスピーカから
該信号に基づくリズム音が発音される。 【0034】一方、カレントパラメータメモリ9bのコ
ードベース音CDBが「OFF」に指定されている場合
は、ステップSC2における判断結果は「NO」とな
り、ステップSC4に進む。そして、サウンドシステム
8のスピーカにより、リズム音のみが発音される。 【0035】また、ランフラグRUNが「0」で、ステ
ップSC1における判断結果が「NO」の場合、あるい
は、上記ステップSC4の処理が終了した場合には、ス
テップSC5へ進み、タイミングカウンタCNTをイン
クリメントする。その後、当該割り込み処理を終了して
所定の処理へ戻る。 【0036】 §2.レジストレーション処理発生時の動作 次に、演奏途中、例えば演奏曲を変える場合等に、レジ
ストレーションスイッチを操作することにより、各パラ
メータの設定状態を一括して変更する場合について説明
する。まず、演奏者は、現在演奏している楽音の各パラ
メータにおいて、固定(フリーズ)とするパラメータ群
(鍵演奏パラメータまたは自動伴奏パラメータ)をフリ
ーズスイッチにより選択する。フリーズスイッチを押下
する度に、メインルーチンのステップSA12〜SA1
4が実行されて、該当するパラメータ群に対応するLE
Dが点灯される。この場合には、各パラメータの設定状
態を一括して変更するので、フリーズレジスタFRZは
「0」となる。したがって、LEDは点灯しない。次
に、演奏者は、カレントパラメータメモリに読み込むレ
ジストレーションメモリの番号に対応したレジストレー
ションスイッチを押下する。レジストレーションスイッ
チが押下されると、メインルーチンのステップSA4に
おける判断結果が「YES」となり、ステップSA5へ
進んでレジストレーション処理が行われる。 【0037】<レジストレーション処理>図6は、メイ
ンルーチンのステップSA5において実行される、レジ
ストレーション処理ルーチンの処理フローを説明するフ
ローチャートである。例えば、現在、カレントパラメー
タメモリ9bに、レジストレーションメモリ9a3の内
容が記憶されているとする。また、演奏者は、レジスト
レーションメモリ9a5の設定内容に変更すべく、それ
に該当するレジストレーションスイッチを押下したとす
る。まず、ステップSD1において、スイッチ検出回路
11の検出結果からRECスイッチがON状態であるか
否かを判断する。すなわち、レジストレーションスイッ
チと同時にRECスイッチが押下されたか否かを判断す
る。ここで、RECスイッチが押下されていない場合に
は、ステップSD1における判断結果は「NO」とな
り、ステップSD2へ進む。ステップSD2では、フリ
ーズレジスタFRZの値が「2」であるか否か、すなわ
ち自動伴奏パラメータをフリーズとしているか否かを判
断する。カレントパラメータメモリ9bのデータを全て
書き換える場合には、フリーズレジスタFRZは「0」
であるため、ステップSD2における判断結果は「N
O」となり、ステップSD3に進む。 【0038】次に、ステップSD3において、フリーズ
レジスタFRZの値が「0」であるか否かを判断する。
この場合、フリーズレジスタFRZは「0」に設定され
ているため、ステップSD3における判断結果は「YE
S」となり、ステップSD4に進む。そして、ステップ
SD4において、押下されたレジストレーションスイッ
チによって指定された番号nに対応するレジストレーシ
ョンメモリ9anから、各パラメータのデータを読み出
し、カレントパラメータメモリ9bに書き込む。例え
ば、レジストレーションスイッチにより番号nとして
「5」が指定されたとすると、レジストレーションメモ
リ9a5の鍵演奏パラメータ、自動伴奏パラメータ、お
よびその他パラメータの全てのデータをカレントパラメ
ータメモリ9bに書き込む。従って、この場合には、カ
レントパラメータメモリ9bの全てのデータがレジスト
レーションメモリ9a5のデータに書き換えられる。次
に、ステップSD5に進み、カレントパラメータメモリ
9bに書き込まれたデータの設定が行われる。ここで
は、自動伴奏パラメータのテンポTMPに応じた割込み
時間を演算してタイマ6に出力する。その後、当該レジ
ストレーション処理を終了してメインルーチンに戻る。 【0039】次に、鍵演奏パラメータの設定状態を変え
ずに、それ以外のパラメータを変更する場合について説
明する。この場合、まず、演奏者によって、フリーズス
イッチが押下されることによりフリーズレジスタFRZ
が「1」に設定される。したがって、メインルーチンに
おけるステップSA12〜SA14の処理によって、鍵
演奏LEDが点灯する。次に、演奏者がレジストレーシ
ョンスイッチを押下すると、ステップSD1、ステップ
SD2における判断結果は、上述の場合と同様「NO」
となり、ステップSD3に進む。そして、ステップSD
3において、フリーズレジスタFRZの値が「0」であ
るか否かを判断する。この場合、フリーズレジスタFR
Zは「1」であるため、ステップSD3における判断結
果は「NO」となり、ステップSD6に進む。そして、
ステップSD6において、レジストレーションスイッチ
によって指定された番号nに対応するレジストレーショ
ンメモリ9anから、自動伴奏パラメータおよびその他
パラメータの各データを読み出し、カレントパラメータ
メモリ9bに書き込む。従って、この場合には、カレン
トパラメータメモリ9bの自動伴奏パラメータおよびそ
の他パラメータの各データがレジストレーションメモリ
9anのデータに書き換えられる。次に、ステップSD
5に進み、カレントパラメータメモリ9bに書き込まれ
たデータの設定が行われる。ここでは、自動伴奏パラメ
ータのテンポTMPに応じた割込み時間を演算してタイ
マ6に出力する。その後、当該レジストレーション処理
を終了してメインルーチンに戻る。 【0040】次に、自動伴奏パラメータは設定状態を変
えずに、それ以外の鍵演奏パラメータおよびその他パラ
メータを変更する場合について説明する。この場合、ま
ず、演奏者によって、フリーズスイッチが押下されるこ
とによりフリーズレジスタFRZが「2」に設定され
る。したがって、メインルーチンにおけるステップSA
12〜SA14の処理によって、自動伴奏LEDが点灯
する。次に、演奏者がレジストレーションスイッチを押
下すると、ステップSD1における判断結果は、上述の
場合と同様「NO」となり、ステップSD2に進む。そ
して、ステップSD2において、フリーズレジスタFR
Zの値が「2」であるか否かを判断する。この場合、フ
リーズレジスタFRZは「2」に設定されているため、
ステップSD2における判断結果は「YES」となり、
ステップSD7に進む。そして、ステップSD7におい
て、レジストレーションスイッチによって指定された番
号nに対応するレジストレーションメモリ9anから、
鍵演奏パラメータおよびその他パラメータの各データを
読み出し、カレントパラメータメモリ9bに書き込む。
従って、この場合には、カレントパラメータメモリ9b
の鍵演奏パラメータおよびその他パラメータの各データ
がレジストレーションメモリ9anのデータに書き換え
られる。次に、ステップSD5に進み、カレントパラメ
ータメモリ9bに書き込まれたデータの設定が行われ
る。ここでは、自動伴奏パラメータのテンポTMPに応
じた割込み時間を演算してタイマ6に出力する。その
後、当該レジストレーション処理を終了してメインルー
チンに戻る。 【0041】次に、カレントパラメータメモリ9bに設
定されているパラメータを、レジストレーションメモリ
9a1,9a2,…,9anに新たに記憶させる場合につ
いて説明する。この場合、演奏者により、レジストレー
ションスイッチと共に、RECスイッチが操作される。
レジストレーションスイッチと共に、RECスイッチが
操作されると、ステップSD1における判断結果は「Y
ES」となり、ステップSD8に進む。そして、ステッ
プSD8において、レジストレーションスイッチによっ
て指定される番号nのレジストレーションメモリ9an
に、カレントパラメータメモリ9bの全パラメータのデ
ータを書き込む。そして、メインルーチンに戻る。 【0042】以上のように、フリーズスイッチによって
フリーズレジスタFRZが「0」に設定される場合は、
指定された番号のレジストレーションメモリ9a1,9
2,…,9anの鍵演奏パラメータ、自動伴奏パラメー
タ、およびその他のパラメータを全てカレントパラメー
タメモリ9bに書き込み、全てのパラメータを書き換え
る。また、フリーズレジスタFRZが「1」に設定され
る場合は、指定された番号のレジストレーションメモリ
9a1,9a2,…,9anの鍵演奏パラメータがフリー
ズされ、自動伴奏パラメータおよびその他のパラメータ
をカレントパラメータメモリ9bに書き込み、これら自
動伴奏パラメータおよびその他のパラメータのみを書き
換える。この場合、自動伴奏に関わるスタイル等の設定
内容は変化するが、鍵演奏に関わる音色、音量および効
果の設定内容は変化しない。更に、フリーズレジスタF
RZが「2」に設定される場合は、指定された番号のレ
ジストレーションメモリ9a1,9a2,…,9anの自
動伴奏パラメータがフリーズされ、鍵演奏パラメータお
よびその他のパラメータをカレントパラメータメモリ9
bに書き込み、これら鍵演奏パラメータおよびその他の
パラメータのみを書き換える。この場合は、鍵演奏に関
わる音色、音量および効果の設定内容が変化するが、自
動伴奏に関わるスタイル等の設定内容は変化しない。 【0043】上述したレジストレーション処理後は、キ
ーイベントが生じると、前述したメインルーチンのステ
ップSA3においてキーイベント処理が実行され、上記
キーイベントがキーオンの場合、カレントパラメータメ
モリ9aのパラメータに従って発音される。また、スタ
ート/ストップスイッチが操作される度に、前述した自
動伴奏がカレントパラメータメモリ9aのパラメータに
従って開始、あるいは停止される。 【0044】なお、上述した実施例においては、レジス
トレーションスイッチが操作された際にフリーズされる
パラメータはモードに応じて決められていたが、これに
限らず、フリーズされるパラメータをユーザが任意に設
定することができるようにしてもよい。 【0045】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、楽音の発音に関わる各種のパラメータを変更する際
に、選択手段によって選択されるパラメータ群以外のパ
ラメータ群に属するパラメータを変更するようにしたの
で、所望のパラメータの設定状態を変更せずに、他のパ
ラメータを容易に変更することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の一実施例による電子楽器の構成を
示すブロック図である。 【図2】 同実施例におけるレジストレーションメモリ
9a1,9a2,…,9anの内容を示す図である。 【図3】 同実施例におけるCPU5の動作を示すフロ
ーチャートである。 【図4】 同実施例におけるCPU5の動作を示すフロ
ーチャートである。 【図5】 同実施例におけるCPU5の動作を示すフロ
ーチャートである。 【図6】 同実施例におけるCPU5の動作を示すフロ
ーチャートである。 【符号の説明】 5……CPU(制御手段)、6……タイマ、 7……音源回路(楽音発生手段)、 9a1,9a2,…,9an……レジストレーションメモ
リ(記憶手段)、 9b……カレントパラメータメモリ、 10……パネルスイッチ(指定手段、選択手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−2394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 楽音の発音に関わる複数のパラメータか
    らなる複数のパラメータ群で構成されるプリセットデー
    を複数記憶する記憶手段と、 前記複数のプリセットデータのうち、少なくとも1つの
    プリセットデータを指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定される前記プリセットデータ
    を構成している複数のパラメータ群のうち、いずれかの
    パラメータ群を選択する選択手段と、前記指定手段によって指定された前記プリセットデータ
    を構成する前記複数のパラメータのうち、前記選択手段
    によって選択されたパラメータ群に属するパラメータの
    読み出しを禁止し、前記選択手段によって選択されたパ
    ラメータ群以外のパラメータ群に属するパラメータを前
    記記憶手段から読み出し、読み出したパラメータに従っ
    て楽音制御パラメータを 変更する制御手段と、 前記楽音制御パラメータに従って楽音信号を発生する楽
    音発生手段とを具備することを特徴とする電子楽器。
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