JP3508807B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/1721—Collecting waste ink; Collectors therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/01—Ink jet
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- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16505—Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
- B41J2/16508—Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame
-
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/1742—Open waste ink collectors, e.g. ink receiving from a print head above the collector during borderless printing
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル開口からイ
ンク滴を吐出して記録媒体にパターンを印刷するインク
ジェット式記録装置に関する。
ンク滴を吐出して記録媒体にパターンを印刷するインク
ジェット式記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、圧電振動
子や発熱素子により圧力発生室のインクを加圧してノズ
ル開口からインク滴を吐出させるように構成された記録
ヘッドを使用しているため、ノズル開口近傍のインクの
乾燥や、塵埃の付着に起因する印刷品質の低下を防止す
る対策を必要とする。このような対策の一つとして印刷
動作が一定時間、例えば２０秒間継続する毎に、待機位
置に設けられているキャッピング装置に記録ヘッドを移
動させて、全てのノズル開口からインク滴を吐出させる
動作、いわゆるフラッシング動作を行わせて、ノズル開
口近傍で増粘したインクを外部に排出させて目詰まりを
防止する方法が採られている。
子や発熱素子により圧力発生室のインクを加圧してノズ
ル開口からインク滴を吐出させるように構成された記録
ヘッドを使用しているため、ノズル開口近傍のインクの
乾燥や、塵埃の付着に起因する印刷品質の低下を防止す
る対策を必要とする。このような対策の一つとして印刷
動作が一定時間、例えば２０秒間継続する毎に、待機位
置に設けられているキャッピング装置に記録ヘッドを移
動させて、全てのノズル開口からインク滴を吐出させる
動作、いわゆるフラッシング動作を行わせて、ノズル開
口近傍で増粘したインクを外部に排出させて目詰まりを
防止する方法が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャッ
ピング装置が配置されている側とは反対側でフラッシン
グ動作のタイミングとなった場合には、印刷を中断して
記録ヘッドをキャッピング位置に移動させ、フラッシン
グ動作を行う必要があり、空走行に必要な時間が無駄と
なって印刷速度の低下を招くという問題がある。このよ
うな問題を解消するために、本出願は先に記録用紙を挟
んで両側にインク受けを配置して、フラッシングタイミ
ングとなった時点で、近い方のインク受けに記録ヘッド
を移動してフラッシングさせるインクジェット式記録装
置を提案した。
ピング装置が配置されている側とは反対側でフラッシン
グ動作のタイミングとなった場合には、印刷を中断して
記録ヘッドをキャッピング位置に移動させ、フラッシン
グ動作を行う必要があり、空走行に必要な時間が無駄と
なって印刷速度の低下を招くという問題がある。このよ
うな問題を解消するために、本出願は先に記録用紙を挟
んで両側にインク受けを配置して、フラッシングタイミ
ングとなった時点で、近い方のインク受けに記録ヘッド
を移動してフラッシングさせるインクジェット式記録装
置を提案した。
【０００４】これによれば、フラッシング動作のための
記録ヘッドの空走行時間を短縮して印刷速度の向上を図
ることができるものの、インク受け部材が記録可能な最
大幅の記録用紙の幅に合わせて位置決めされているか
ら、特に幅の狭い記録用紙を印刷する場合には、空走行
の距離が延びてサイズの割には印刷速度が遅いという問
題がある。
記録ヘッドの空走行時間を短縮して印刷速度の向上を図
ることができるものの、インク受け部材が記録可能な最
大幅の記録用紙の幅に合わせて位置決めされているか
ら、特に幅の狭い記録用紙を印刷する場合には、空走行
の距離が延びてサイズの割には印刷速度が遅いという問
題がある。
【０００５】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって，その目的とするところは記録用紙の幅に
対応してインク吐出位置を調整して、フラッシング動作
時における記録ヘッドの空走行距離を短縮して印刷のス
ループットを向上させることができるインクジェット式
記録装置を提供することである。
ものであって，その目的とするところは記録用紙の幅に
対応してインク吐出位置を調整して、フラッシング動作
時における記録ヘッドの空走行距離を短縮して印刷のス
ループットを向上させることができるインクジェット式
記録装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために請求項１の発明においては、記録媒体の幅方向
に往復動するキャリッジにインク滴を吐出する記録ヘッ
ドを搭載し、非印刷領域に前記記録ヘッドのメンテナン
スのために吐出するインク滴を受ける第１のインク受け
部材を備えたインクジェット式記録装置において、第１
のインク受け部材が設けられている他側の非印刷領域
に、前記記録ヘッドの移動軌跡の範囲内を前記記録媒体
の幅に対応して移動できる第２のインク受け部材を設け
て構成されている。また請求項７の発明においては、記
録用紙を印刷領域で支持するプラテンと、記録媒体の幅
方向に往復動するキャリッジに搭載され、インク滴を吐
出する記録ヘッドと、非印刷領域に前記記録ヘッドのメ
ンテナンスのために吐出するインク滴を受ける第１のイ
ンク受け部材を備えたインクジェット式記録装置におい
て、前記プラテンの、第１のインク受け部材が設けられ
ている他側の前記記録ヘッドの移動軌跡の範囲内に第２
のインク受け部材を露出させる窓を形成するとともに、
前記窓には前記記録媒体の流入側が低所となる斜面が形
成されている。
るために請求項１の発明においては、記録媒体の幅方向
に往復動するキャリッジにインク滴を吐出する記録ヘッ
ドを搭載し、非印刷領域に前記記録ヘッドのメンテナン
スのために吐出するインク滴を受ける第１のインク受け
部材を備えたインクジェット式記録装置において、第１
のインク受け部材が設けられている他側の非印刷領域
に、前記記録ヘッドの移動軌跡の範囲内を前記記録媒体
の幅に対応して移動できる第２のインク受け部材を設け
て構成されている。また請求項７の発明においては、記
録用紙を印刷領域で支持するプラテンと、記録媒体の幅
方向に往復動するキャリッジに搭載され、インク滴を吐
出する記録ヘッドと、非印刷領域に前記記録ヘッドのメ
ンテナンスのために吐出するインク滴を受ける第１のイ
ンク受け部材を備えたインクジェット式記録装置におい
て、前記プラテンの、第１のインク受け部材が設けられ
ている他側の前記記録ヘッドの移動軌跡の範囲内に第２
のインク受け部材を露出させる窓を形成するとともに、
前記窓には前記記録媒体の流入側が低所となる斜面が形
成されている。
【０００７】
【作用】請求項１の発明によれば、第２のインク受け部
材が記録用紙の幅に合わせて側端近傍に位置するから、
インク受け部材と記録用紙の側端との距離を短くして、
フラッシング動作のための記録ヘッドの空走行時間を短
縮して、スループットを向上することができる。 請求項
７の発明によれば、記録用紙がインク受け部材に進入し
たとしても斜面を滑って下流側に移動するから紙詰まり
することがないため、記録用紙の移動範囲内にインク受
け部材を紙詰まりの発生を生じさせることなく配置で
き、フラッシング動作のための記録ヘッドの空走行時間
を短縮して、スループットを向上することができる。
材が記録用紙の幅に合わせて側端近傍に位置するから、
インク受け部材と記録用紙の側端との距離を短くして、
フラッシング動作のための記録ヘッドの空走行時間を短
縮して、スループットを向上することができる。 請求項
７の発明によれば、記録用紙がインク受け部材に進入し
たとしても斜面を滑って下流側に移動するから紙詰まり
することがないため、記録用紙の移動範囲内にインク受
け部材を紙詰まりの発生を生じさせることなく配置で
き、フラッシング動作のための記録ヘッドの空走行時間
を短縮して、スループットを向上することができる。
【０００８】
【発明の実施の態様】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図１は本発明のインク
ジェット式記録装置の一実施例を示す上面図であり、ま
た図２はＡ−Ａ線における断面構造を示す図であって、
図中符号１は、キャリッジで、一側が連結具２を介し
て、モータ３で駆動されるタイミングベルト４に接続さ
れ、また他側が摺動片５により函体６のガイド部材７に
支持されていて、用紙ホルダ８の幅方向に往復動可能に
構成さている。
した実施例に基づいて説明する。図１は本発明のインク
ジェット式記録装置の一実施例を示す上面図であり、ま
た図２はＡ−Ａ線における断面構造を示す図であって、
図中符号１は、キャリッジで、一側が連結具２を介し
て、モータ３で駆動されるタイミングベルト４に接続さ
れ、また他側が摺動片５により函体６のガイド部材７に
支持されていて、用紙ホルダ８の幅方向に往復動可能に
構成さている。
【０００９】キャリッジ１の下面には印刷信号に対応し
てインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッド１０
が固定され、また上面にはインクカートリッジ１１が搭
載されている。
てインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッド１０
が固定され、また上面にはインクカートリッジ１１が搭
載されている。
【００１０】用紙ホルダ８は、一端側（図中、右端側）
を基準位置とし、また他端側（図中、左端側）には葉
書、Ｂ５版、Ａ４版等のサイズの異なる用紙を正確にセ
ットできるように紙幅調整レバー１３が、用紙支持板１
４に移動可能に設けて構成されている。用紙支持板の下
端には記録用紙を印刷領域に搬送する給紙ローラ１５、
１５が設けられ、記録用紙Ｐ１、Ｐ２をプラテン１６を
経由させて排紙ローラ１７に送り込むように構成されて
いる。
を基準位置とし、また他端側（図中、左端側）には葉
書、Ｂ５版、Ａ４版等のサイズの異なる用紙を正確にセ
ットできるように紙幅調整レバー１３が、用紙支持板１
４に移動可能に設けて構成されている。用紙支持板の下
端には記録用紙を印刷領域に搬送する給紙ローラ１５、
１５が設けられ、記録用紙Ｐ１、Ｐ２をプラテン１６を
経由させて排紙ローラ１７に送り込むように構成されて
いる。
【００１１】印刷領域外のホームポジションには記録ヘ
ッド１０を封止するキャップ部材１８を備えたキャッピ
ング装置１９が設けられている。
ッド１０を封止するキャップ部材１８を備えたキャッピ
ング装置１９が設けられている。
【００１２】２０は、本発明が特徴とするインク受け部
材で、インク吸収部材２８を収容するとともに、紙幅調
整レバー１３から延びるアーム２１に接続されて、紙幅
調整レバー１３の移動に追従して記録ヘッド１０の移動
軌跡に対向して移動できるように構成されている。
材で、インク吸収部材２８を収容するとともに、紙幅調
整レバー１３から延びるアーム２１に接続されて、紙幅
調整レバー１３の移動に追従して記録ヘッド１０の移動
軌跡に対向して移動できるように構成されている。
【００１３】一方、プラテン１６には、用紙幅に合わせ
て紙幅調整レバー１３が移動されたとき、インク受け部
材２０が対向する位置に、インク受け部材２０の上面を
露出させることができる窓２２、２３が設けられてい
る。なお、窓２２、２３の内、最大幅の記録用紙以外の
記録用紙の印刷に対応する窓、この実施例では窓２３に
は流入側を低所とする斜面２３ａが形成されている。
て紙幅調整レバー１３が移動されたとき、インク受け部
材２０が対向する位置に、インク受け部材２０の上面を
露出させることができる窓２２、２３が設けられてい
る。なお、窓２２、２３の内、最大幅の記録用紙以外の
記録用紙の印刷に対応する窓、この実施例では窓２３に
は流入側を低所とする斜面２３ａが形成されている。
【００１４】また基台２５には各窓２２、２３の位置に
合わせてインク受け２０の当接や対向により信号を出力
するインク受け部材位置検出器２６、２７が配設されて
いる。なお、図中符号２９は、アーム２１を基台２５の
表面をガイドするローラを示す。
合わせてインク受け２０の当接や対向により信号を出力
するインク受け部材位置検出器２６、２７が配設されて
いる。なお、図中符号２９は、アーム２１を基台２５の
表面をガイドするローラを示す。
【００１５】図３は、フラッシング制御装置の一実施例
を示すもので、図示しない印刷制御手段からの信号を受
けて印刷時間を計時したり、印刷ライン数を計数するこ
となどにより印刷量を計測する印刷量検出手段３１と、
印刷量に基づいてフラッシングを行うタイミングを決定
する吐出決定手段３２と、フラッシングタイミング時の
キャリッジ１の位置に基づいてキャップ部材１８、また
はインク受け部材２０の何れかを選択し、またインク受
け部材２０が選択された場合にはインク受け部材位置検
出器２６、２７からの信号に基づいてインク受け部材２
０の位置を判定する吐出位置判定手段３３とからなり、
印刷信号に基づいて記録ヘッド１０からインクを吐出さ
せるヘッド駆動手段３４、及びキャリッジ１の運動を制
御するキャリッジ制御手段３５に対してフラッシング時
に信号を出力して、キャップ部材１８または記録用紙の
直近の外側に位置するインク受け部材２０の何れかにイ
ンクを吐出させるように構成されている。
を示すもので、図示しない印刷制御手段からの信号を受
けて印刷時間を計時したり、印刷ライン数を計数するこ
となどにより印刷量を計測する印刷量検出手段３１と、
印刷量に基づいてフラッシングを行うタイミングを決定
する吐出決定手段３２と、フラッシングタイミング時の
キャリッジ１の位置に基づいてキャップ部材１８、また
はインク受け部材２０の何れかを選択し、またインク受
け部材２０が選択された場合にはインク受け部材位置検
出器２６、２７からの信号に基づいてインク受け部材２
０の位置を判定する吐出位置判定手段３３とからなり、
印刷信号に基づいて記録ヘッド１０からインクを吐出さ
せるヘッド駆動手段３４、及びキャリッジ１の運動を制
御するキャリッジ制御手段３５に対してフラッシング時
に信号を出力して、キャップ部材１８または記録用紙の
直近の外側に位置するインク受け部材２０の何れかにイ
ンクを吐出させるように構成されている。
【００１６】この実施例のおいて、例えばＢ５版の記録
用紙を用紙ホルダ８の基準位置に合わせて装填し、紙幅
調整レバー１３を記録用紙Ｐ１の他側に当接させると、
図４（イ）に示したようにインク受け部材２０が紙幅調
整レバー１３の移動に連動してＢ５版の記録用紙の外側
で、かつ記録用紙Ｐ１に可及的に近い位置にセットされ
て窓２２から露出する。
用紙を用紙ホルダ８の基準位置に合わせて装填し、紙幅
調整レバー１３を記録用紙Ｐ１の他側に当接させると、
図４（イ）に示したようにインク受け部材２０が紙幅調
整レバー１３の移動に連動してＢ５版の記録用紙の外側
で、かつ記録用紙Ｐ１に可及的に近い位置にセットされ
て窓２２から露出する。
【００１７】この状態で印刷が開始されると、印刷量検
出手段３１により予め定められた時間Ｔ、例えば２０秒
を超えたり、また１０行を越えた時点が検出される度
に、吐出決定手段３２から信号が出力する。吐出位置判
定手段３３は、記録ヘッド１０の現在の位置に基づいて
キャッピング装置１９、またはインク受け部材２０の
内、記録ヘッド１０に近い側のもの、例えば窓２２に対
向しているインク受け部材２０を選択し、記録ヘッド１
０をインク受け部材２０に移動させて、記録ヘッド１０
にフラッシング動作を実行させる。これによりノズル開
口近傍の増粘したインクがインク受け部材２０に排出さ
れる。
出手段３１により予め定められた時間Ｔ、例えば２０秒
を超えたり、また１０行を越えた時点が検出される度
に、吐出決定手段３２から信号が出力する。吐出位置判
定手段３３は、記録ヘッド１０の現在の位置に基づいて
キャッピング装置１９、またはインク受け部材２０の
内、記録ヘッド１０に近い側のもの、例えば窓２２に対
向しているインク受け部材２０を選択し、記録ヘッド１
０をインク受け部材２０に移動させて、記録ヘッド１０
にフラッシング動作を実行させる。これによりノズル開
口近傍の増粘したインクがインク受け部材２０に排出さ
れる。
【００１８】フラッシング動作が完了すると、再び印刷
が再開されて印刷量が所定量に達した段階で、前述と同
様に記録ヘッド１０に近い側のインク受け手段、例えば
キャッピング装置１９を選択し、記録ヘッド１０をキャ
ッピング装置１９に対向する位置まで移動させてキャッ
プ部材１８に向けてインクを吐出させる。
が再開されて印刷量が所定量に達した段階で、前述と同
様に記録ヘッド１０に近い側のインク受け手段、例えば
キャッピング装置１９を選択し、記録ヘッド１０をキャ
ッピング装置１９に対向する位置まで移動させてキャッ
プ部材１８に向けてインクを吐出させる。
【００１９】以下、印刷量が所定量に達する毎にインク
受け手段となるキャッピング装置１９またはインク受け
部材２０のいずれか、記録ヘッド１０に近い方のものに
記録ヘッド１０を移動させて、ここでフラッシング動作
を実行する。
受け手段となるキャッピング装置１９またはインク受け
部材２０のいずれか、記録ヘッド１０に近い方のものに
記録ヘッド１０を移動させて、ここでフラッシング動作
を実行する。
【００２０】このように幅が小さな記録用紙Ｐ１にあっ
ても、インク受け部材２０が記録用紙Ｐ１の近傍に位置
しているため、非キャッピング領域側におけるフラッシ
ング動作のための記録ヘッド１０の走行距離を可及的に
短縮して印刷のスループットを向上することができる。
ても、インク受け部材２０が記録用紙Ｐ１の近傍に位置
しているため、非キャッピング領域側におけるフラッシ
ング動作のための記録ヘッド１０の走行距離を可及的に
短縮して印刷のスループットを向上することができる。
【００２１】記録用紙を変更すべく装填されているＢ５
版の記録用紙Ｐ１を取出し、Ａ４版の記録用紙Ｐ２を装
填して紙幅調整レバー１３を用紙Ｐ２の紙幅に合わせて
調整すると、図４（ロ）に示したようにインク受け部材
２０が窓２３に移動してここから露出する。
版の記録用紙Ｐ１を取出し、Ａ４版の記録用紙Ｐ２を装
填して紙幅調整レバー１３を用紙Ｐ２の紙幅に合わせて
調整すると、図４（ロ）に示したようにインク受け部材
２０が窓２３に移動してここから露出する。
【００２２】印刷が所定量に達すると、吐出位置判定手
段３３は現在の記録ヘッド１０の位置に基づいてキャッ
ピング装置１９、または窓２３に対向しているインク受
け部材２０の内、記録ヘッド１０に近い側、例えば窓２
３に対向しているインク受け部材２０に記録ヘッド１０
を移動させ、記録ヘッド１０にフラッシング動作を実行
させる。
段３３は現在の記録ヘッド１０の位置に基づいてキャッ
ピング装置１９、または窓２３に対向しているインク受
け部材２０の内、記録ヘッド１０に近い側、例えば窓２
３に対向しているインク受け部材２０に記録ヘッド１０
を移動させ、記録ヘッド１０にフラッシング動作を実行
させる。
【００２３】フラッシング動作が完了すると、印刷が再
開される。印刷の進行に伴って記録用紙Ｐ２が紙送りさ
れるが、プラテン１６の窓２３が記録用紙Ｐ２の流入側
を低所とする斜面２３ａを滑って下流側に移動するか
ら、紙詰まりを起こすことはない。
開される。印刷の進行に伴って記録用紙Ｐ２が紙送りさ
れるが、プラテン１６の窓２３が記録用紙Ｐ２の流入側
を低所とする斜面２３ａを滑って下流側に移動するか
ら、紙詰まりを起こすことはない。
【００２４】また、インク受け部材２０は、現在印刷中
の記録用紙Ｐ２の印刷領域外に位置し、かつプラテン１
６により隔てられているから、記録用紙Ｐ２の裏面がイ
ンク受け２０により汚染されることはない。
の記録用紙Ｐ２の印刷領域外に位置し、かつプラテン１
６により隔てられているから、記録用紙Ｐ２の裏面がイ
ンク受け２０により汚染されることはない。
【００２５】以下、印刷が所定量実行される毎にインク
受け手段となるキャッピング装置１９、または窓２３に
対向しているインク受け部材２０のいずれか、記録ヘッ
ド１０に近い方のものに記録ヘッド１０を移動させてフ
ラッシング動作を実行させする。
受け手段となるキャッピング装置１９、または窓２３に
対向しているインク受け部材２０のいずれか、記録ヘッ
ド１０に近い方のものに記録ヘッド１０を移動させてフ
ラッシング動作を実行させする。
【００２６】一方、葉書等のように記録幅が極端に小さ
な記録媒体への印刷に際しては、インク受け部材２０が
いずれの検出器２６、２７にも対向しなくなるから、吐
出位置判定手段３３はいずれの検出器２６、２７からも
信号が出力しない状態になったことを検知して、記録ヘ
ッド１０の位置に関わりなくキャッピング装置１９、も
しくはインク受け部材２０の何れか一方にのみフラッシ
ングさせる。これによりキャリッジ移動の制御の簡素化
を図って印刷のスループットを向上することができる。
な記録媒体への印刷に際しては、インク受け部材２０が
いずれの検出器２６、２７にも対向しなくなるから、吐
出位置判定手段３３はいずれの検出器２６、２７からも
信号が出力しない状態になったことを検知して、記録ヘ
ッド１０の位置に関わりなくキャッピング装置１９、も
しくはインク受け部材２０の何れか一方にのみフラッシ
ングさせる。これによりキャリッジ移動の制御の簡素化
を図って印刷のスループットを向上することができる。
【００２７】なお、上述の実施例においては、用紙ホル
ダ８の紙幅調整レバー１３に連動して移動するインク受
け部材２２の位置を検出器２６、２７により検出して、
非キャッピング側でのフラッシング位置を決定するよう
にしているが、図５に示したように用紙ホルダ８の紙幅
調整レバー１３の位置を検出するレバー位置検出器４０
を設けるとともに、記録ヘッド１０の非キャッピング領
域の移動範囲をカバーできるインク受け部材４１を設
け、レバー位置検出器４０からの信号や、また図示しな
いホストコンピュータや記録装置本体のパネル面に設け
られている印刷用紙選択スイッチ４２からの記録用紙サ
イズデータに基づいて記録用紙の幅を判定して非キャッ
ピング領域におけるインク吐出位置を判定することもで
きる。
ダ８の紙幅調整レバー１３に連動して移動するインク受
け部材２２の位置を検出器２６、２７により検出して、
非キャッピング側でのフラッシング位置を決定するよう
にしているが、図５に示したように用紙ホルダ８の紙幅
調整レバー１３の位置を検出するレバー位置検出器４０
を設けるとともに、記録ヘッド１０の非キャッピング領
域の移動範囲をカバーできるインク受け部材４１を設
け、レバー位置検出器４０からの信号や、また図示しな
いホストコンピュータや記録装置本体のパネル面に設け
られている印刷用紙選択スイッチ４２からの記録用紙サ
イズデータに基づいて記録用紙の幅を判定して非キャッ
ピング領域におけるインク吐出位置を判定することもで
きる。
【００２８】すなわち、図６に示したようにレバー位置
検出器４０からの信号や、ホストコンピュータからの印
刷フォーマットについてのデータや、また記録装置本体
の用紙選択スイッチ４２からの信号に基づいて、記録用
紙の幅を検出する紙幅検出手段４３を設け、紙幅検出手
段４３の信号を吐出位置判定手段３３に入力させること
により、非キャッピング領域側における記録用紙の直近
の位置でフラッシングを実行することができる。
検出器４０からの信号や、ホストコンピュータからの印
刷フォーマットについてのデータや、また記録装置本体
の用紙選択スイッチ４２からの信号に基づいて、記録用
紙の幅を検出する紙幅検出手段４３を設け、紙幅検出手
段４３の信号を吐出位置判定手段３３に入力させること
により、非キャッピング領域側における記録用紙の直近
の位置でフラッシングを実行することができる。
【００２９】図７は、本発明の他の実施例を示すもので
あって、記録用紙の非キャッピング側の端部を検出する
手段、この実施例ではキャリッジ１に紙端検出器４４を
設ける一方、フラッシング制御装置３０は、図８に示し
たように紙端検出器４４からの信号が出力した時点にお
けるキャリッジ１の基準位置からの移動距離により紙幅
を検出する紙幅検出手段４５を設けて、紙幅検出手段４
５からの信号を吐出位置判定手段３３に入力するように
構成されている。
あって、記録用紙の非キャッピング側の端部を検出する
手段、この実施例ではキャリッジ１に紙端検出器４４を
設ける一方、フラッシング制御装置３０は、図８に示し
たように紙端検出器４４からの信号が出力した時点にお
けるキャリッジ１の基準位置からの移動距離により紙幅
を検出する紙幅検出手段４５を設けて、紙幅検出手段４
５からの信号を吐出位置判定手段３３に入力するように
構成されている。
【００３０】この実施例によれば、インク受け部材の位
置調整が不要となって、印刷準備作業の簡素化を図るこ
とができる。
置調整が不要となって、印刷準備作業の簡素化を図るこ
とができる。
【００３１】また予め決められたサイズの記録用紙をカ
セットに収容し、カセットの交換により用紙サイズを変
更する記録装置にあっては、カセットの種類を検出して
紙幅を判定し、これに基づいて非キャッピング領域側の
フラッシング位置を決定することができる。
セットに収容し、カセットの交換により用紙サイズを変
更する記録装置にあっては、カセットの種類を検出して
紙幅を判定し、これに基づいて非キャッピング領域側の
フラッシング位置を決定することができる。
【００３２】
【図１】本発明のインクジェット式記録装置の一実施例
を示す上面図である。
を示す上面図である。
【図２】図（イ）、（ロ）は、それぞれ図１におけるＡ
−Ａ線、及びＢ−Ｂ線での断面構造を示す図である。
−Ａ線、及びＢ−Ｂ線での断面構造を示す図である。
【図３】フラッシング制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図４】図（イ）、（ロ）はそれぞれ同上装置の動作を
示す図である。
示す図である。
【図５】本発明のインクジェット式記録装置の実施例を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図６】同上記録装置に適したフラッシング制御装置の
一実施例を示すブロック図である。
一実施例を示すブロック図である。
【図７】本発明のインクジェット式記録装置の他の実施
例を示す上面図である。
例を示す上面図である。
【図８】同上記録装置に適したフラッシング制御装置の
一実施例を示すブロック図である。
一実施例を示すブロック図である。
１ キャリッジ
３ 紙送りモータ
８ 用紙ホルダ
１０ 記録ヘッド
１１ インクカートリッジ
１３ 紙幅調整レバー
１５ 給紙ローラ
１６ プラテン
１８ キャップ
１９ キャッピング装置
２０ インク受け部材
２１ アーム
２２、２３ 窓
２６、２７ インク受け部材位置検出器
３０ フラッシング制御装置
Ｐ１、Ｐ２ 記録用紙
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B41J 2/165
B41J 2/18
B41J 2/185
Claims (7)
- 【請求項１】 記録媒体の幅方向に往復動するキャリッ
ジにインク滴を吐出する記録ヘッドを搭載し、非印刷領
域に前記記録ヘッドのメンテナンスのために吐出するイ
ンク滴を受ける第１のインク受け部材を備えたインクジ
ェット式記録装置において、 第１のインク受け部材が設けられている他側の非印刷領
域に、前記記録ヘッドの移動軌跡の範囲内を前記記録媒
体の幅に対応して移動できる第２のインク受け部材を設
けてなるインクジェット式記録装置。 - 【請求項２】 第１のインク受け部材が、前記記録ヘッ
ドを封止するキャップとして構成されている請求項１に
記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項３】 フラッシングのタイミングが到来した時
点で、前記記録ヘッドと第１のインク受け部材、または
第２のインク受け部材との距離が短い方のインク受け部
材に前記記録ヘッドを移動させてフラッシングを実行さ
せる制御手段を備えた請求項１に記載のインクジェット
式記録装置。 - 【請求項４】 前記制御手段が、前記記録媒体の幅が所
定値よりも小さい場合には、フラッシングタイミングが
到来した時点で、前記記録ヘッドを第１、または第２の
インク受け部材の一方にのみに移動させてフラッシング
動作を実行させる請求項１に記載のインクジェット式記
録装置。 - 【請求項５】 第２のインク受け部材が用紙幅調整レバ
ーに連動して移動する請求項１に記載のインクジェット
式記録装置。 - 【請求項６】 前記記録媒体を印刷領域で支持するプラ
テンに、記録用紙の幅に合わせて離散的に第２のインク
受け部材を露出させる窓が形成されている請求項１に記
載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項７】 記録用紙を印刷領域で支持するプラテン
と、記録媒体の幅方向に往復動するキャリッジに搭載さ
れ、インク滴を吐出する記録ヘッドと、非印刷領域に前
記記録ヘッドのメンテナンスのために吐出するインク滴
を受ける第１のインク受け部材を備えたインクジェット
式記録装置において、前記プラテンの、 第１のインク受け部材が設けられてい
る他側の前記記録ヘッドの移動軌跡の範囲内に第２のイ
ンク受け部材を露出させる窓を形成するとともに、前記
窓には前記記録媒体の流入側が低所となる斜面が形成さ
れているインクジェット式記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32234696A JP3508807B2 (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | インクジェット式記録装置 |
| EP97120213A EP0842779B1 (en) | 1996-11-18 | 1997-11-18 | Ink-jet recording apparatus |
| DE69711329T DE69711329T2 (de) | 1996-11-18 | 1997-11-18 | Tintenstrahlaufzeichnungsgerät |
| US08/972,841 US6145955A (en) | 1996-11-18 | 1997-11-18 | Ink-jet recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32234696A JP3508807B2 (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | インクジェット式記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146987A JPH10146987A (ja) | 1998-06-02 |
| JP3508807B2 true JP3508807B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=18142624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32234696A Expired - Lifetime JP3508807B2 (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | インクジェット式記録装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6145955A (ja) |
| EP (1) | EP0842779B1 (ja) |
| JP (1) | JP3508807B2 (ja) |
| DE (1) | DE69711329T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1982836A3 (en) * | 1998-11-20 | 2009-01-28 | Seiko Epson Corporation | Flushing position controller incorporated in ink-jet recording apparatus and flushing method used for the same |
| US6663216B2 (en) | 1998-11-27 | 2003-12-16 | Seiko Epson Corporation | Flushing controller incorporated in ink-jet recording apparatus, and flushing control method for the same |
| JP3161534B2 (ja) | 1998-11-27 | 2001-04-25 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録装置 |
| US6457803B1 (en) | 1999-06-08 | 2002-10-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus and ink jet recording method |
| DE60114071T2 (de) * | 2000-04-18 | 2006-07-13 | Seiko Epson Corp. | Tintenstrahlaufzeichnungsvorrichtung |
| JP2005313627A (ja) | 2004-03-31 | 2005-11-10 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置及び液体噴射装置の液体吐出方法 |
| JP4110118B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2008-07-02 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
| JP2006239936A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置およびキャップ |
| US7766843B2 (en) * | 2006-03-03 | 2010-08-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Biopsy method |
| JP4807203B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2011-11-02 | セイコーエプソン株式会社 | 両面記録装置及び記録方法 |
| JP2008238531A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| JP4929052B2 (ja) * | 2007-05-26 | 2012-05-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP4862754B2 (ja) * | 2007-06-12 | 2012-01-25 | セイコーエプソン株式会社 | 流体噴射装置及びキャップ駆動制御方法 |
| JP2014043048A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Canon Inc | インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置における予備吐出位置の決定方法 |
| JP6197536B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-09-20 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH064335B2 (ja) * | 1982-05-11 | 1994-01-19 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
| JP2771545B2 (ja) * | 1988-06-15 | 1998-07-02 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
| ATE174268T1 (de) * | 1992-09-03 | 1998-12-15 | Canon Kk | Farbstrahlaufzeichnungsgerät |
| US5343230A (en) * | 1992-11-20 | 1994-08-30 | Xerox Corporation | Electrical interconnect actuation which interacts with cap station articulation |
| JPH06198897A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
| JPH07125223A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-05-16 | Nec Corp | インクジェットプリンタ回復装置 |
| JPH08118674A (ja) * | 1994-10-20 | 1996-05-14 | Canon Inc | インクジェット記録方法及び装置 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP32234696A patent/JP3508807B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-11-18 US US08/972,841 patent/US6145955A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-18 DE DE69711329T patent/DE69711329T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-18 EP EP97120213A patent/EP0842779B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69711329D1 (de) | 2002-05-02 |
| JPH10146987A (ja) | 1998-06-02 |
| EP0842779A3 (en) | 1999-04-14 |
| EP0842779A2 (en) | 1998-05-20 |
| US6145955A (en) | 2000-11-14 |
| DE69711329T2 (de) | 2002-08-14 |
| EP0842779B1 (en) | 2002-03-27 |
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