JP3508628B2 - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP3508628B2
JP3508628B2 JP17959599A JP17959599A JP3508628B2 JP 3508628 B2 JP3508628 B2 JP 3508628B2 JP 17959599 A JP17959599 A JP 17959599A JP 17959599 A JP17959599 A JP 17959599A JP 3508628 B2 JP3508628 B2 JP 3508628B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信装置に関
し、特にアナログ方式で放送される信号とデジタル方式
で放送される信号を共用化回路により同時に受信する装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、NTSC方式で放送されるテ
レビジョン信号の受信装置の一例として、図14に示す
アナログ放送受信装置2のような構成が用いられてい
る。この装置によれば、アンテナより入来する受信信号
を供給し、映像と音声の復調信号を出力するように概略
構成されている。同図を用いてその構成について説明す
るに、アナログ放送受信装置2はマイクロプロセッサ8
3、および局部発振器81(OSC1)より構成される
周波数選択部80と、高周波信号フィルタ11(RFF
1)、高周波信号増幅器12(AGC1)、周波数変換
器13(MIX1)、および中間周波数フィルタ14
(IFF1)より構成される高周波信号変換部10と、
中間周波数増幅器41(IFAA)、第2中間周波数変
換器42(MIXB)、第2中間周波数フィルタ43
(IFFB)、第2中間周波数増幅器44(IFA
B)、および固定周波数発振器45(OSC3)より構
成される中間周波増幅部40と、映像信号復調器53、
映像信号増幅器54、音声信号復調器55、音声多重信
号復調器56(音多復調)、および第1の低域周波数フ
ィルタ57(LPF1)より構成されるデジタル信号復
調部60とで構成される。さらに、その動作について同
図とともに説明する。まず、視聴者は、周波数選択部8
0のマイクロプロセッサ83に接続される、図示しない
受信チャンネル指示器より受信するチャンネル番号を指
示し、マイクロプロセッサ83は局部発振器81に受信
周波数に対応する局部発振周波数を指定する。局部発振
器81は指定された周波数で発振し、その発振出力を高
周波信号変換部10の周波数変換器13の片方の入力端
子に供給する。周波数変換器13の他方の入力端子に
は、高周波信号フィルタ11で濾波され、高周波信号増
幅器12で増幅されたアンテナより入来する受信信号が
供給され、それぞれの入力信号は周波数変換器13で混
合され、その差の周波数である中間周波数信号成分を生
成し、中間周波数フィルタ14で中間周波数信号成分を
抽出し、中間周波増幅部40の中間周波数増幅器41に
供給して中間周波数信号の増幅を行ない、ここで増幅さ
れた信号は第2中間周波数変換器42(MIXB)の一
方の入力端子に供給される。第2中間周波数変換器42
の他の入力端子には中間周波数と第2中間周波数との差
の周波数で発振する固定周波数発振器45(OSCB)
の信号が供給され、第2中間周波数変換器42より第2
中間周波数に変換された信号が生成され、出力される。
この出力信号を第2中間周波数数フィルタ43に供給
し、第2中間周波数信号成分を抽出し、第2中間周波数
増幅器44(IFAB)に供給し増幅する。増幅された
第2中間周波数信号の一部はアナログ信号復調部50の
音声信号復調器55に供給され、音声信号の復調出力を
得、音声信号の復調出力が音声多重変調のされている音
声信号であるときは、それを音声多重信号復調器56に
より復調し、2か国語音声、ないしはステレオ音声信号
を出力するようにするとともに、第2中間周波数増幅器
44で増幅した中間周波数信号の他の一部は映像信号復
調器53に供給してビデオ信号の復調出力を得て、ビデ
オ信号復調出力の一部は第1の低域周波フィルタ57に
供給され、映像信号の平均出力レベルを得て高周波増幅
器12の図示しないAGC回路に供給され、高周波増幅
器12の利得を制御して映像信号復調器53より出力さ
れる映像信号の出力レベルが一定になるように動作する
とともに、ビデオ信号復調出力の他の一部は映像信号増
幅器54に供給され、増幅した映像信号を出力するよう
になっている。 【0003】さて、最近は、デジタルテレビジョン方式
の導入準備もすすみ、地上デジタル放送の開始も間近で
ある。ここで、OFDMによる地上デジタルテレビジョ
ン方式について説明する。図12に一般的なOFDM信
号の周波数スペクトラムを示す。OFDM信号は送信す
る情報信号を数百から数千のデジタルキャリアに、分
割、周波数多重して伝送する変調方式であり、OFDM
を構成するキャリアは、隣接キャリア同士の干渉を防ぐ
ため、お互いに直交関係を保つよう、周波数等間隔で配
置される。この周波数間隔の逆数で与えられる時間がシ
ンボル期間であり、それぞれのキャリアをシンボル期間
ごとに、例えば周知のQPSKなどにより変調し、情報
信号を伝送する。 【0004】日本におけるテレビジョン放送方式は、現
在のアナログテレビジョン放送から、新しいOFDM地
上デジタルテレビジョン放送に移行すると考えられ、例
えば、放送開始後10年間の移行期間中は、両方式により
同一番組を放送し、両方の放送受信者がそれぞれに番組
を受信出来るようにするなどが考えられている。 【0005】図13は、そのOFDMによる地上デジタ
ル放送を受信するデジタル放送受信装置3の構成で、そ
れにつき説明する。同図のデジタル放送受信装置3は、
アンテナより入来するデジタル放送波の受信信号が供給
され、映像と音声の符号化された信号を、MPEG−2
のシステム規格で規定するトランスポートストリームに
よるビットストリームの信号として出力するように概略
構成されているものであり、前述と同一の機能を有する
ブロックについては同一の番号を付してある。このOF
DM方式によるデジタル放送受信装置3は周波数選択部
80と、高周波信号変換部10と、中間周波増幅部40
と、デジタル変調信号フィルタ61(IFFD)、A/D
変換器62、デジタル信号処理回路63(DSP)、お
よび第2低域周波数フィルタ64(LPF2)より構成
されるデジタル信号復調部60とより構成される。そし
て、その動作について説明する。 【0006】まず、視聴者は、前述と同様に、周波数選
択部80より受信するチャンネル番号を指定し、マイク
ロプロセッサ83により制御され、受信周波数に対応す
る周波数で発振する局部発振器81(OSC1)の局部
発振器出力信号と、高周波信号フィルタ11(RFF
1)で濾波され、高周波増幅器12(AGC1)で増幅
されたアンテナより入来する受信信号を周波数変換器1
3(MIX1)に供給、混合し、生成された中間周波数
信号、中間周波数フィルタ14(IFF1)で抽出
し、中間周波増幅部40にある中間周波数増幅器41
(IFAA)に供給し、ここで増幅された信号は第2中
間周波数変換器42(MIXB)の一方の入力端子に供
給する。ここでは、AD変換器62に低い周波数の信号
を供給するため、中間周波数をより低い第2中間周波数
に変換するための周波数変換を行なうが、第2中間周波
数変換器42の他の入力端子には中間周波数と第2中間
周波数との差の周波数で発振する固定周波数発振器45
(OSCB)の出力信号が供給され、第2中間周波数変
換器42(MIXB)より第2中間周波数に変換された
信号が生成され、出力される。この出力信号を第2中間
周波数フィルタ43(IFFB)に供給し、第2中間周
波数信号を抽出し、第2中間周波数増幅器44(IFA
B)に供給し、増幅した信号をデジタル信号復調部60
にあるAD変換器62に供給し、デジタル信号に変換し
た信号を得て、デジタル信号処理回路63(DSP)に
供給する。ここではFFT処理などにより、OFDMな
どでデジタル変調されている信号を復号し、復号された
信号の一部第2低域周波数フィルタ64に供給し、復
号信号の平均出力レベル信号を得て高周波増幅器12
(AGC1)の図示しないAGC回路に供給し、高周波
増幅器12の利得を制御してAD変換器62より出力さ
れる復号信号の出力レベルが一定になるように動作させ
るとともに、復号された信号の他の一部は図示しないO
FDM信号を構成する各キャリアのQAM復号などを行
い、前述のトランスポートストリームによる信号出力を
得て、図示しないMPEG−2デコーダなどによりMP
EG−2のシステム規格などで符号化されている映像信
号、音声信号、データ信号などの復号を行ない、出力す
るような概略構成となっている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログ放
送とデジタル放送が同時に行なわれるような受信環境に
おいては、受信装置として両方の放送波を1台の受信装
置で受信することが求められる。上記従来例の装置で
は、アナログテレビジョン信号の受信をするか、あるい
は、デジタル放送の信号を受信するかの単機能的な装置
であり、今後出現するアナログとデジタルの同時放送に
対する受信機の構成としては、これらを個別に用いる
か、または両受信装置の回路を1つの筐体に組み入れて
構成するものが考えられる程度である。さらに、これか
らのデジタル放送時代は、多チャンネル化の時代でもあ
り、受信装置の受信方法も今までのアナログ放送時代の
受信装置のように1台で1チャンネルを受信する程度の
機能でなく、複数のチャンネルを同時に受信し、複数番
組の同時再生を行なったり、さらには、ホームサーバー
に代表されるような録画装置が普及する場合は、一括し
て複数の視聴者に対する予約録画を行い、再生は各視聴
者に配信して行なうような、サーバーとしての機能が要
求されるようになる。前述の様な受信装置を録画サーバ
ーの受信部分に用いるには、アナログとデジタルの両放
送方式に対応し、同時に複数チャンネルの受信を例えば
1台の、あるいは少数の受信装置で行なうことが望まし
い。当然のことながら、複数の受信装置によりこの機能
を実現出来るが、実装面積の増大、消費電力の増加を含
め、価格が増加するなど、経済的でなく、好ましくない
構成となる。 【0008】そこで、本発明では、今後出現するアナロ
グとデジタルの同時放送に対する受信機の構成を、一部
の機能ブロックを共用化することによって、両放送方式
の信号を自由に受信することを可能とすると共に、それ
らを統合的に受信し、録画サーバーなどに複数の復調出
力信号を供給するための構成を安価に提供することを目
的とし、しかも、どちらかの変調波の特性に受信特性を
最適化するために、他方の特性を犠牲にする様な弊害を
なくすように構成するものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段より成るものである。すなわ
ち、 【0010】OFDMによりデジタル変調された放送波
及びアナログ変調された放送波の両者同時に受信可能
な放送受信装置において、選択的に指定可能な第1の受
信チャンネルに対応して第1の発振周波数の信号を出力
する第1の局部発振器、および選択的に指定可能な第2
の受信チャンネルに対応して第2の発振周波数の信号を
出力する第2の局部発振器を有する周波数選択手段と、
アンテナより入来する前記第1の受信チャンネルに対応
する信号と、前記第1の局部発振器の信号とが供給され
所定の信号レベルにレベル制御された第1の中間周波
の信号に変換するための第1の高周波信号変換手段
と、アンテナより入来する前記第2の受信チャンネルに
対応する信号と、前記第2の局部発振器の信号とが供給
されて所定の信号レベルにレベル制御された第2の中間
周波数の信号に変換するための第2の高周波信号変換手
段と、前記第1の中間周波数信号と前記第2の中間周波
数信号を加算合成した信号を生成する信号加算合成手段
と、前記加算合成した信号を増幅する中間周波数増幅手
段と、前記増幅された加算合成信号より、具備するフィ
ルタから前記第1の受信チャンネルに対応する信号を選
択抽出して復調する第1の信号復調手段と、前記増幅さ
れた加算合成信号より、具備するフィルタから前記第2
の受信チャンネルに対応する信号を選択抽出して復調す
る第2の信号復調手段とを有し、前記レベル制御は、デ
ィジタル変調された放送波に対してはアナログ変調され
た放送波に対してよりも遅い応答速度により自動利得制
御し、複数チャンネルの放送波に対応する複数の復調出
力信号を同時に出力するように構成することを特徴とす
る放送受信装置。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の放送受信装置の実
施の形態につき、好ましい実施例により説明する。図1
は、その実施例に関わる放送受信装置1の概略構成であ
る。この装置によれば、アンテナより入来するアナログ
放送の信号とデジタル放送の信号を受信し、アナログ放
送の映像と音声の信号を出力するとともに、デジタル方
式で放送される映像と音声信号を含む、MPEG−2シ
ステム規格などで規定するトランスポートストリームに
よるビットストリームの信号を得るように概略動作す
る。同図の構成について述べるに、アンテナから入来す
る受信信号の一部と周波数選択部80から供給される信
号の1つは高周波信号変換部10に供給されて第1の周
波数変換された信号を得るとともに、アンテナから入来
する受信信号の他の一部と周波数選択部80から供給さ
れる信号の他の1つは第2高周波信号変換部20に供給
されて第2の周波数変換された信号を得るが、その第1
と第2の周波数変換された信号は、信号加算合成器30
で加算合成して得た加算合成信号を中間周波増幅部40
に供給して中間周波数信号を増幅し、増幅して得た中間
周波数信号の片方はアナログ信号復調部50に供給して
アナログ放送波を受信した映像信号と音声信号の出力を
得るとともに、前記中間周波数増幅をして得た中間周波
数信号の他の片方はデジタル信号復調部60に供給して
前述のトランスポートストリームによるビットストリー
ムの信号を得るように概略構成されている。 【0012】次に、同図に示す各部の構成とその動作に
ついて詳述する。まず、周波数選択部80は局部発振器
81(OSC1)、第2局部発振器82(OSC2)、
およびマイクロプロセッサ83より構成され、マイクロ
プロセッサ83は図示しないリモコンなどのチャンネル
選択手段より、アナログ放送の受信チャンネル情報、な
いしは、デジタル放送の受信チャンネル情報を得て局部
発振器81(OSC1)、および、第2局部発振器82
(OSC2)に発振周波数の指定をし、その局部発振器
81、および、第2局部発振器82に内蔵されるPLL
などの発振回路は指定された周波数で発振し、局部発振
器81の発振出力は高周波信号変換部10にある周波数
変換器13(MIX1)の片方の入力端子に供給され、
また、第2局部発振器82の発振出力は高周波信号変換
部20にある第2周波数変換器23(MIX2)の他の
片方の入力端子に供給される。つぎに、その高周波信号
変換部10は高周波信号フィルタ11(RFF1)、高
周波増幅器12(AGC1)、周波数変換器13(MI
X1)、および中間周波数フィルタ14(IFF1)に
より構成され、供給される高周波信号のうち周波数選択
部80のマイクロプロセッサ83により指定されるアナ
ログ放送の受信周波数の信号を高周波信号フィルタ11
により選択し、アナログ信号復調部50の映像復調器5
3の出力信号を第1低域周波数フィルタ57を介して得
たアナログ信号の受信信号レベル情報に基づいて高周波
増幅器12により自動利得制御増幅された出力信号を得
て周波数変換器13の片方の入力端子に信号を供給する
とともに、周波数変換器13の他方の入力端子には周波
数選択部80のマイクロプロセッサ83よりの信号によ
り発振する局部発振器81の発振出力信号を供給して、
中間周波数に変換した信号成分を得るとともに、中間周
波数フィルタにより中間周波数に変換した信号成分を抽
出して出力する様に動作する。 【0013】一方、第2高周波信号変換部20は第2高
周波信号フィルタ21(RFF2)、第2高周波増幅器
22(AGC2)、第2周波数変換器22(MIX
2)、および第2中間周波数フィルタ24(IFF2)
より構成され、周波数選択部80により指定されるデジ
タル放送の受信周波数に従って選択した信号を、デジタ
ル信号復調部60の後述するデジタル信号処理回路63
により得たデジタル受信信号のレベル情報を第2低域周
波数フィルタ64を介して得た信号で自動利得制御した
第2の中間周波数信号を高周波信号変換部10と同様に
して出力する。さらに、つぎに、中間周波増幅部40
は、中間周波増幅器41(IFAA)、第2中間周波数
変換器42(MIXB)、第2中間周波フィルタ43
(IFFB)、第2中間周波増幅器44(IFAB)、
および固定周波数発振器45(OSCB)より構成さ
れ、中間周波増幅器に供給される信号を増幅して第2中
間周波数変換器42の片方の入力端子に供給し、その他
方の入力端子には中間周波数と第2中間周波数との和、
もしくは差の周波数で発振する固定周波数発振器45の
出力信号を供給して第2中間周波数に変換した信号を生
成し、第2中間周波数フィルタ43で第2中間周波数の
信号成分を抽出し、第2中間周波数増幅器44により増
幅した信号を出力する。 【0014】ここで、アナログ復調部50はアナログ変
調信号フィルタ52(IFFC)、映像信号復調器5
3、映像信号増幅器54、音声信号復調器55、音声多
重信号復調器56(音多復調)、および第1低域周波数
フィルタ57(LPF1)より構成され、アナログ変調
信号フィルタ52は供給される第2中間周波数信号より
アナログ変調信号が含まれる周波数帯域を選択抽出し、
その信号を映像復調器53および音声復調器55に供給
し、映像信号復調器53はアナログビデオ信号を復調
し、復調信号の一方は映像増幅器54により増幅してビ
デオ信号として出力し、復調信号の他の一方は第1低域
周波数フィルタ57によりアナログビデオ信号の信号強
度に応じた信号を得て高周波信号変換部10に自動利得
制御用の信号として供給するとともに、音声信号復調器
55はアナログビデオ信号に付随する音声信号を復調
し、復調された信号が音声多重信号であるときは音声多
重信号復調器56はその信号を復調して、2か国語音声
信号、あるいはステレオ音声信号を出力する。また、デ
ジタル信号復調部60はデジタル変調信号フィルタ61
(IFFD)、A/D変換器62、デジタル信号処理回
路63(DSP)、および第2低域周波数フィルタ64
(LPF2)より構成され、デジタル変調信号フィルタ
61は、供給される第2中間周波数信号よりデジタル変
調信号周波数成分が含まれる周波数帯域の信号を選択抽
出してA/D変換器62に供給し、デジタルに変換した
信号出力を得てデジタル信号処理回路63に供給し、こ
こでは図示しない例えば直交復調、FFTによるOFD
M信号の復調、OFDMを構成する多数キャリア信号の
QAM復号、デインターリーブ処理、データ誤り検出、
訂正、などを行ない、MPEGシステム規格で規定する
トランスポートストリームの信号を出力するとともに、
デジタル信号処理回路63に供給される信号に含まれる
デジタル信号のレベル情報は第2低域周波数フィルタ6
4を介してデジタル変調信号の信号強度に応じた信号を
得て、第2高周波信号変換部20に自動利得制御用の信
号として供給する。 【0015】さて、以上述べたように、本実施例では中
間周波増幅部40はアナログテレビジョン信号の増幅
と、デジタルテレビジョン信号の増幅用として共用して
おり、さらに、中間周波増幅部40は中間周波数がさら
に低い第2中間周波数への変換を行ない、アナログ信号
復調部50、および、デジタル信号復調部60の回路の
動作をより容易にさせている。ここで、それらの動作に
ついてさらに詳細に説明する。 【0016】図2は、アナログテレビジョン放送と、デ
ジタルテレビジョン放送がなされている周波数配列の様
子を模式的に例示したもので、従来から使用されている
放送チャンネルのCh1〜Ch3ではNTSCによるア
ナログ放送を、Ch4〜Ch6ではOFDMによるデジ
タル放送がなされている様子を示しており、これらの信
号の受信について順次説明する。図3は、前述の周波数
配列からアナログ信号を受信するときの例を示したもの
で、アンテナより供給される信号のうち、Ch2の信号
を高周波信号フィルタ11で抽出するが遮断特性が十分
でなくCh1、Ch3の信号も混入されている。しか
し、中間周波数フィルタ14によりその十分な遮断特性
によりCh2の信号のみが抽出され、第2中間周波数フ
ィルタ43の出力では、より低い第2中間周波数に変換
された同一周波数成分内容の信号が得られている。図4
は、デジタル信号を受信するときの同様な例を示したも
ので、Ch5の信号を高周波信号フィルタ21で抽出す
るが遮断特性が十分でなく、Ch4、Ch6の信号も混
入されるが、中間周波数フィルタ24、第2中間周波数
フィルタ43では、目的とする信号が得られている。 【0017】図5は、本発明実施例により前述の周波数
配列からアナログ信号とデジタル信号の両者を同時に受
信するときの周波数関係を例示したものである。アンテ
ナより供給される信号のうち、Ch2のアナログ信号は
高周波信号変換部10により信号を入力し、Ch5のデ
ジタル信号は第2高周波信号変換部20により信号を入
力する。このときの高周波信号フィルタ11(RFF
1)と、第2高周波信号フィルタ21(RFF2)にお
ける信号の状態は同図に示すごとく十分でない遮断特性
により隣接チャンネルの信号が漏洩しているが、中間周
波数フィルタ14(IFF1)、第2中間周波数フィル
タ24(IFF2)では、十分な遮断特性により受信対
称の信号のみが抽出され、第2中間周波数フィルタ43
の出力では、より低い第2中間周波数に変換された両者
の信号が得られている。図6に、第2中間周波数帯域に
おける、デジタル波、およびアナログ波信号の様態を示
すが、2つの信号の内デジタル波は周波数の低い方に位
置され、A/D変換器に供給される周波数が低い値とな
る様に配慮している。この様にして得られたデジタルと
アナログ信号の第2中間周波数出力信号は、アナログ信
号フィルタ52と、デジタル変調信号フィルタ61によ
り周波数分割され、各々の復調部により復調され、目的
とする復調信号出力を得る。 【0018】以上、周波数より見た共用回路の動作につ
いて述べたが、共用回路を正しく動作させるためには信
号レベルがお互いに適正である必要があり、各々の信号
は自動利得調整により適正な信号レベルとされて中間周
波増幅部40に供給されるが、このときの自動利得調整
の動作についてさらに述べる。図7は伝送されるアナロ
グテレビジョン信号の波形図である。同信号は負極性に
よるAM変調波であり、水平同期期間ごとに振幅レベル
の高い水平同期信号が送信される。従って、アナログテ
レビジョン信号自体の性質による振幅変動要因は少な
く、一定の振幅レベルでない信号が入来するときは、空
間伝送路に何らかの変動があるときと考えられる。従っ
て、これらの変動要因を取り除くためには早い時定数に
よるAGC回路の動作が望ましく、アナログ変調信号用
AGC回路の応答速度を定める第1低域周波数フィルタ
57(LPF1)の特性は応答速度が比較的速いものを
用いる。図8に伝送されるOFDM方式によるデジタル
テレビジョン信号の波形図を示す。OFDM方式による
送信波はお互いに直交する多数のキャリア信号が合成さ
れて構成されるが、ランダムな信号波形としてに見える
波形であり、ときどき、高いピーク電圧を生じる。従っ
て、受信されるOFDM信号のレベル変動は直接的に空
間伝送路の変動要因によるものである場合は少なく、反
面、応答速度の速いAGC回路を用いると不必要なレベ
ル制御を行なってしまうこととなり、誤り率の少ないO
FDM信号の復調を行なう面で好ましくない。このた
め、デジタル変調用AGC回路の応答速度を定める第2
低域周波数フィルタ64の応答速度は比較的遅いものを
使用することとなる。図9に、これらのフィルタの応答
特性の比較例を示す。図10に、これらのフィルタを用
いて得られたAGC回路の利得の変化例を比較により示
す。 【0019】以上、アナログ波とデジタル波で放送され
る共用受信装置の動作について記したが、本発明の技術
は、複数のデジタル波を同時に受信する放送受信装置に
も応用出来る。図11は複数のデジタル波を受信する装
置の概略構成図であり、前述の例と同一の機能を有する
ブロックには同一の番号を付してある。同図に示すデジ
タル複数チャンネル放送受信装置4は、前述の放送受信
装置1に対し、アナログ信号復調部50が第2デジタル
信号復調部70に置きかえられている点で異なってい
る。その第2デジタル信号復調部70は第2デジタル変
調信号フィルタ71(IFFE)、A/D変換器62、
デジタル信号処理回路63、および第2低域周波数フィ
ルタ64より構成されているが、その第2デジタル信号
復調部70と前述のデジタル信号復調部60との差は、
第2デジタル変調信号フィルタの特性がデジタル変調信
号フィルタ61と異なっており、その特性はアナログ変
調信号フィルタ52と同様な特性となっている点のみで
ある。従って、デジタル複数チャンネル放送受信装置4
は、デジタル信号復調部60と第2デジタル信号復調部
70により異なるデジタル放送チャンネルを受信する
が、その場合の選局は、高周波信号変換部10と、第2
高周波信号変換部20により、放送受信装置1の動作と
同様にして行なわれ、2つのチャンネルのデジタル放送
の受信がなされることになる。 【0020】この様にして出力される2つのチャンネル
の映像信号は、映像切り替えスイッチなどにより切り替
えて、瞬間的に切り替えた映像を表示することが出来る
が、通常の、1チャンネルの受信機能しか持たないデジ
タル放送受信装置では、チャンネルを切り替えてから表
示されるまでは、例えば、OFDMの復調回路の同期時
間、時間インターリーブを解く時間、さらには符号化さ
れたストリームから映像を復元するために時間を要して
おり、受信チャンネルを切り替える操作から映像が表示
されるまでは時間がかかっている。これは、アナログ方
式による受信装置ではチャンネルを切り替えて瞬時に映
像を出力できるのに対し、デジタル放送受信装置では瞬
時に切り替えた映像を表示することが出来なく、デジタ
ル放送システムが持つ課題の1つでもある。しかるに、
前述のデジタル複数チャンネル放送受信装置4では2つ
のチャンネルを同時受信する構成としているため、その
2つのチャンネル間では瞬時に表示出力を切り替えるこ
とが出来る特長を有している。以上、デジタル複数チャ
ンネル放送受信装置4について、2つのチャンネルを同
時受信する構成を示したが、同様にして3、ないしは4
チャンネルの同時受信装置を構成することも可能であ
る。特に、デジタル放送受信装置の場合、受信される信
号をデジタル信号に変換してから復調処理を行なうた
め、A/D変換器の性質上、低い周波数に変換した信号
をA/D変換器に供給するのが好ましい。本発明では、
周波数の低い第2中間周波数への周波数変換を複数の受
信信号に対し、共通のハードウエアで同時に行なうた
め、装置全体として変換に必要な回路規模を小さく出
来、形状寸法、消費電力の面からも経済的な効果が大き
い。 【0021】以上のように本実施例の装置によれば、複
数のデジタル放送チャンネルを同時に受信できるため、
複数チャンネルの同時録画を可能にする効果がある。さ
らに、同時受信を行なっているチャンネル間で視聴チャ
ンネルを切り替える場合は、待ち時間なしに表示するこ
とができるなど、スピーディーなチャンネルを切り替え
表示が出来る効果がある。 【0022】 【発明の効果】本発明によれば、中間周波数増幅部を共
通に用い、異なるチャンネルの放送波を受信しているの
で、複数の放送チャンネルを同時に受信する放送受信装
置を経済的に構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係る放送受信装置の概略ブロ
ック図である。 【図2】アナログ放送波とデジタル放送波のチャンネル
配列の関係を示す摸式図である。 【図3】本発明の実施例に係るアナログ信号の受信を説
明する図である。 【図4】本発明の実施例に係るデジタル信号の受信を説
明する図である。 【図5】本発明の実施例に係るアナログ信号とデジタル
信号の同時受信を説明する図である。 【図6】本発明の実施例に係る第2中間周波数における
信号の配置を示す図である。 【図7】アナログテレビジョン信号放送波の波形図であ
る。 【図8】デジタルテレビジョン信号放送波の波形図であ
る。 【図9】本発明の実施例に係るフィルタの応答特性を示
す図である。 【図10】本発明の実施例に係るAGC回路の利得変化
を示す図である。 【図11】本発明の実施例に係るデジタル2チャンネル
放送受信装置の概略ブロック図である。 【図12】デジタル放送信号を説明する摸式図である。 【図13】デジタル放送受信装置の概略ブロック図であ
る。 【図14】従来のアナログ放送受信装置の概略ブロック
図である。 【符号の説明】 1 放送受信装置 2 アナログ放送受信装置 3 デジタル放送受信装置 4 デジタル複数チャンネル放送受信装置 10 高周波信号変換部 11 高周波信号フィルタ 12 高周波増幅器 13 周波数変換器 14 中間周波数フィルタ 20 第2高周波信号変換部 21 第2高周波信号フィルタ 22 第2高周波増幅器 23 第2周波数変換器 24 第2中間周波数フィルタ 30 信号加算合成器 40 中間周波増幅部 41 中間周波数増幅器 42 第2中間周波数変換器 43 第2中間周波数フィルタ 44 第2中間周波数増幅器 45 固定周波数発振器 50 アナログ信号復調部 52 アナログ変調信号フィルタ 53 映像信号復調器 54 映像信号増幅器 55 音声信号復調器 56 音声多重信号復調器 57 第1低域周波数フィルタ 60 デジタル信号復調部 61 デジタル変調信号フィルタ 62 A/D変換器 63 デジタル信号処理回路 64 第2低域周波数フィルタ 70 第2デジタル信号復調部 71 第2デジタル変調信号フィルタ 80 周波数選択部 81 局部発振器 82 第2局部発振器 83 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00 H04J 1/00 H04N 5/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】OFDMによりデジタル変調された放送波
    及びアナログ変調された放送波の両者同時に受信可能
    な放送受信装置において、 選択的に指定可能な第1の受信チャンネルに対応して第
    1の発振周波数の信号を出力する第1の局部発振器、お
    よび選択的に指定可能な第2の受信チャンネルに対応し
    て第2の発振周波数の信号を出力する第2の局部発振器
    を有する周波数選択手段と、 アンテナより入来する前記第1の受信チャンネルに対応
    する信号と、前記第1の局部発振器の信号とが供給され
    所定の信号レベルにレベル制御された第1の中間周波
    の信号に変換するための第1の高周波信号変換手段
    と、 アンテナより入来する前記第2の受信チャンネルに対応
    する信号と、前記第2の局部発振器の信号とが供給され
    所定の信号レベルにレベル制御された第2の中間周波
    の信号に変換するための第2の高周波信号変換手段
    と、 前記第1の中間周波数信号と前記第2の中間周波数信号
    を加算合成した信号を生成する信号加算合成手段と、 前記加算合成した信号を増幅する中間周波数増幅手段
    と、 前記増幅された加算合成信号より、具備するフィルタか
    ら前記第1の受信チャンネルに対応する信号を選択抽出
    して復調する第1の信号復調手段と、 前記増幅された加算合成信号より、具備するフィルタか
    ら前記第2の受信チャンネルに対応する信号を選択抽出
    して復調する第2の信号復調手段とを有し、前記レベル制御は、ディジタル変調された放送波に対し
    てはアナログ変調された放送波に対してよりも遅い応答
    速度により自動利得制御し、 複数チャンネルの放送波に
    対応する複数の復調出力信号を同時に出力するように構
    成することを特徴とする放送受信装置。
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