JP3507920B2 - フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法 - Google Patents

フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法

Info

Publication number
JP3507920B2
JP3507920B2 JP21696993A JP21696993A JP3507920B2 JP 3507920 B2 JP3507920 B2 JP 3507920B2 JP 21696993 A JP21696993 A JP 21696993A JP 21696993 A JP21696993 A JP 21696993A JP 3507920 B2 JP3507920 B2 JP 3507920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
grindstone
magnetic head
head chip
ferrite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21696993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06274814A (ja
Inventor
敦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP21696993A priority Critical patent/JP3507920B2/ja
Publication of JPH06274814A publication Critical patent/JPH06274814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507920B2 publication Critical patent/JP3507920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェライト磁気ヘッド
チップの製造方法に関する。よく詳しくは、フェライト
材を回転砥石で切削して磁気ヘッドチップを製造する際
に、フェライト材の切削を延性モードで行うことによ
り、フェライト材にひびやかけなどを実質的に発生させ
ず、切削面が平滑なフェライト磁気ヘッドチップを得る
フェライト磁気ヘッドチップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッドには、図8に示すような磁気
ヘッドチップが用いられているが、この磁気ヘッドチッ
プ1を製造する場合、図9に示すように、溝加工、ギャ
ップ形成、融着等の工程を経たフェライト磁気ヘッドチ
ップブロック2を、矢印Aの方向に送りながらスライシ
ングマシーンやダイシングソーに装着した薄刃砥石3
(以下、回転砥石と称する)を回転させて切削し、一枚
づつ磁気ヘッドチップに分割することが行われている。
【0003】この場合、回転砥石3で切り込む深さが一
般的に1mm以上と深く、また約150〜200μmと
いう非常に狭い幅で切り込むために、回転砥石として
は、粒径分布20μ〜30μm(最大径30μm)のダ
イヤモンド砥粒をメタルボンド(硬度R)で結合したも
のを用い、このような回転砥石を、砥石周速2000〜
4000m/分、切削送り速度70〜500mm/分と
いう条件で使用して切削している。
【0004】また、このようにして製造された磁気ヘッ
ドチップ1は、図10に示すようにチップ接着用アーム
4で、磁気ヘッドベース5に、接着剤供給ノズル6から
供給される接着剤7で固定される。このときの位置決め
は、磁気ヘッドチップ1の切削エッジ1aとトラックエ
ッジ8との距離(以下、エッジ距離Lと称する)を画像
処理用カメラ9で測定することにより行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気ヘ
ッドチップ用の焼結あるいは単結晶フェライト材は硬く
て脆い材料であるために、従来の磁気ヘッドチップの製
造方法では材料の脆性破壊に基づく脆性モードの切削を
行っており、従って切削工程を経た磁気ヘッドチップの
表面には微小なひびや欠けなどのマイクロクラックが発
生し、更に、磁気ヘッドチップ1の切削エッジ1aに大
きなひびや50μm程度の欠け(チッピング)が生じて
いた。このため、磁気ヘッドチップ1を磁気ヘッドベー
ス5に固定する際に、切削エッジ1aの認識が困難とな
り、エッジ距離Lを正確に測定することができなくな
り、トラックエッジ8の位置決めが困難となるという問
題があった。そしてこのことは、磁気ヘッドベース5上
の磁気ヘッドチップ1の固定位置精度を低下させるとい
う問題を引き起こしていた。
【0006】また、切削面1bの表面粗さRmaxが約
5μmと大きな値となってしまい、このため、磁気ヘッ
ドの組立工程の高精度化が阻害されるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような従来の脆性モード切
削の問題点を解決しようとするものであり、ワークであ
るフェライト材を回転砥石で切削して磁気ヘッドチップ
を製造する際に、ひびやかけなどを実質的に発生させ
ず、且つ切削面を従来に比べて平滑にすることを目的と
する。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、フェライ
ト磁気ヘッドチップブロックを回転砥石で切削して個々
の磁気ヘッドチップを製造する際に、フェライト材の脆
性破壊に基づく脆性モード切削ではなく、脆性破壊が実
質的に伴わない塑性流動を応用した延性モード切削を行
うことにより上述の目的が達成できること、また、その
ためには回転砥石の砥粒の平均粒径を従来に比して小さ
くし、砥粒の最大径を一定の値を超えないようにするこ
とが有効であること、さらに回転砥石の側面の表面粗さ
を特定の範囲とすると共に回転砥石の側面の表面粗さを
外周面の表面粗さより粗くすると、切削中の切削液の圧
力による磁気ヘッドチップの破損を防止できることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】 即ち、本発明は、フェライト磁気ヘッド
チップ用のフェライト材を回転砥石と切削液とを使用し
切削する方法において、回転砥石として、砥粒が平
均径2〜6μmであって最大径が6μm以下であり、該
砥石側面の表面粗さがRmax4μm以上Rmax10
μm以下であり、該砥石側面の表面粗さが該砥石外周面
の表面粗さよりも粗いものを使用し、且つ回転砥石の周
速と切削送り速度とをフェライト材の延性モードの切削
条件内とすることを特徴とするフェライト材の切削方法
を提供する。
【0010】特に、このような製造方法の好ましい態様
として、回転砥石として、砥石厚みが50μm以上18
0μm以下のものを使用する方法を提供する。
【0011】
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明のフェライト磁気ヘッドチップの製
造方法は、図1に示すように、フェライト磁気ヘッドチ
ップブロック2を回転砥石3で切削する際に、回転砥石
3として、その砥粒が平均径2〜6μmのものを使用す
ることを第1の特徴としている。砥粒の平均粒径が2μ
未満であると、切削速度が遅くなり過ぎ、また、砥石が
目詰まりし易くなる。砥粒の平均粒径が6μmを超える
と延性モード切削を実現することが困難となる。この場
合、平均粒径は2〜6μmであるが6μmを超える径を
有する砥粒が存在する場合には、延性モード切削を実現
することが困難となるので、砥粒の最大粒径が6μmを
超えないようにする。なお、砥粒としては、切削面を均
一なものとするために、前述の範囲内でなるべく均一な
粒径の砥粒を使用することが好ましい。
【0014】このような砥粒としては、従来よりフェラ
イト材の切削に用いられているようなダイヤモンド砥粒
やキュービックボロンナイトライドなどを使用すること
ができる。
【0015】本発明で使用する回転砥石は、上述したよ
うな砥粒をメタル焼結、メタルレジンあるいは電鋳など
の金属系ボンドあるいは金属と樹脂との混合ボンド等に
より結合させて形成することができる。この場合、メタ
ルボンド等の好ましいの硬さは、切削の対象となるフェ
ライト材の性質などにより異なるが、一般に砥石表示硬
度でN硬度の金属系ボンドを使用することが好ましい。
また、砥粒の集中度は、切削の対象となるフェライト材
の性質などにより異なるが、一般には100程度が好ま
しい。但し、メタルボンド硬度も集中度もこれらの数値
に限定されるものではない。
【0016】また、本発明で使用する回転砥石の形成に
際し、上述のように微細な砥粒を結合させた後は、回転
砥石の切れ幅をμmのオーダーで管理するために、通
常、ラップ等をかけて回転砥石の厚みを制御する。
【0017】 このように微細な砥粒から回転砥石を形
成するに際しては、前述したように、回転砥石の側面の
表面粗さを外周面の表面粗さよりも粗くするだけでな
、回転砥石の側面の表面粗さをRmax4μm以上R
max10μm以下とすることが必要である
【0018】 即ち、単に上述のように微細な砥粒から
回転砥石を形成すると、その回転砥石は外周面だけでな
く側面も通常表面粗さがRmax2〜3μm程度の平滑
な面になる。一方、このような切削加工においては通常
切削液が使用される。このため、回転砥石の側面が平滑
であると切削中に回転砥石とフェライト材との間に入っ
た切削液により、回転砥石の側面と垂直方向に相当な圧
力が発生し、切削した薄いフェライト材(通常0.1〜
0.3mm)が折れたり欠けたりし易くなる。特に、切
削力を上げるために砥石回転数を上げると回転砥石の側
面と垂直方向に大きな圧力が発生し、フェライト材の折
れや欠けが生じやすくなる。そこで、回転砥石の側面の
表面粗さを外周面の表面粗さよりも粗くすると共に回転
砥石の側面の表面粗さをRmax4μm以上Rmax1
0μm以下とすることにより、このようなフェライト材
の折れや欠けを引き起こす切削液の圧力を低下させる。
【0019】回転砥石の側面の表面粗さを外周面の表面
粗さよりも粗くする方法としては、種々の方法を利用す
ることができる。例えば、砥粒の結合がメタルボンドあ
るいはメタルとレジンの複合ボンドでなされている場
合、その表面を酸やアルカリでエッチングする方法を利
用することができる。また、回転砥石の側面をラップす
るときに大径の遊離砥粒を使用し、これにより側面を粗
くしてもよい。また、旋盤やグラインダー等を使用する
機械加工により側面に細かい刻みを入れてもよい。ある
いは側面に放電加工を施し、側面に細かい穴をあけるよ
うにしてもよい。
【0020】また、本発明において使用する回転砥石と
しては、その砥石厚みを180μm以下とすることが好
ましい。このように砥石厚みを薄くすることによって
も、切削中に回転砥石とフェライト材との間に入った切
削液の圧力を緩和することが可能となる。ただし、回転
砥石の厚さを薄くし過ぎると回転砥石の剛性不足により
深さ方向に曲りが生じたり、切削送り方向にうねりが生
じたりする。このため、回転砥石の厚さは50μm以上
とすることが好ましい。
【0021】また、このように回転砥石を薄くする場合
には、その材料としてできる限り剛性の高い材料を使用
することが好ましい。
【0022】本発明のフェライト磁気ヘッドチップの製
造方法の第2の特徴は、上述した回転砥石を使用する際
の条件として、その周速と切削送り速度とを延性モード
領域にコントロールすることである。一般には、回転砥
石の周速を2000m/分以上とし、且つ切削送り速度
を80mm/分以下とすることが好ましい。周速の上限
は特に限定されないが、一般には5000m/分以下と
することが好ましい。また、切削送り速度の下限も特に
限定されないが、一般には20mm/分以上とすること
が好ましい。
【0023】
【作用】本発明のフェライト磁気ヘッドチップの製造方
法においては、図1に示したように、フェライト磁気ヘ
ッドチップブロック2を回転砥石3で切削する際に、回
転砥石3の砥粒として平均粒径が2〜6μmで最大径が
6μm以下のものを使用し、且つ回転砥石の周速と切削
送り速度とをコントロールすることにより、切断や深溝
入れなどの切削を、脆性モード加工ではなく延性モード
加工で行う。よって、切削面の表面粗さRmaxを例え
ば0.2μm程度に小さくし且つ切削エッジの欠けを例
えば5μm程度に小さくすることが可能となる。これに
より、エッジ位置を正確に計測することが可能となり、
同図に示すように、画像処理用カメラ9によりエッジ距
離Lを正確に計測し、その値をフィードバックして切削
することができるようになり、高精度の磁気ヘッドチッ
プを高い歩留まりで製造できるようになる。また、この
ような高精度の磁気ヘッドチップから磁気ヘッドを高精
度で組立てることが可能となる。
【0024】 このようにフェライト磁気ヘッドチップ
を製造するに際して、回転砥石として側面の表面粗さを
外周面の表面粗さよりも粗くすると共に回転砥石の側面
の表面粗さをRmax4μm以上Rmax10μm以下
ものを使用すると、側面が平滑なものを使用した場合
に比べて切削時に切削液が逃げ込む間隙が大きくなるの
で、回転砥石とフェライト材との間に入った切削液の圧
力が減少する。例えば、図2(a)に示すように、回転
砥石3として、微細な砥粒10から形成されており、側
面3aの表面粗さがRmax4μmのものを使用して、
フェライト磁気ヘッドチップブロック2を切削する場合
の表面粗さによる間隙Xaの体積と、同図(b)に示す
ように、同図(a)と同様に微細な砥粒10からなるが
側面3aの表面粗さがRmax2μmである回転砥石3
を使用してフェライト磁気ヘッドチップブロック2を切
削する場合の表面粗さによる間隙Xbの体積とを比較す
ると、前者の体積は後者の体積の約8倍となる。間隙体
積が大きいほど切削液を逃がし、圧力を低下させる作用
が大きくなる。よって、切削したフェライト磁気ヘッド
チップブロック2に対する圧力Fは前者(図2(a))
の方が後者(図2(b))よりも小さくなり、切削した
フェライト磁気ヘッドチップブロック2の折れや欠けが
防止される。
【0025】また、回転砥石として、その砥石厚みが1
80μm以下の薄いものを使用しても、切削中に回転砥
石とフェライト材との間に入った切削液の圧力を緩和す
ることが可能となり、切削したフェライト磁気ヘッドチ
ップブロック2の折れや欠けが防止される。
【0026】 このように回転砥石の側面の表面粗さを
外周面の表面粗さよりも粗くすると共に回転砥石の側面
の表面粗さをRmax4μm以上Rmax10μm以下
とすることにより、更に回転砥石の厚さを薄くして切削
中の切削液の圧力を緩和することにより、次のような利
点も生じる。即ち、薄いフェライト磁気ヘッドチップを
安定的に切り出すことが可能となる。また、切削液の液
量の微妙な調節が不要となる。また、切削力を増すため
に砥石回転数を上げることが可能となる。
【0027】
【実施例】以下、この発明を実施例により詳細に説明す
る。
【0028】実施例1 粒径分布が4〜6μの間の径のダイヤモンド砥粒(最大
径6μ)を砥石表示硬度Nの金属ボンドで集中度100
で結合させて幅200μmの回転砥石を製造した。
【0029】この砥石を用いて、周速3150m/分、
送り速度30mm/分という条件で、切削水を2リット
ル/分使用して、図1に示すようにフェライト磁気ヘッ
ドチップブロックを切削し、図8のようなフェライト磁
気ヘッドチップを製造した。
【0030】得られた磁気ヘッドチップの摺動面の拡大
図を図3に示す。また、その側面(切削面)の電子顕微
鏡写真を図4に示す。これらの図からわかるように、切
削エッジは直線上で、その欠けは後述する比較例1の約
1/10程度の約5μmととなり、また、切削面の表面
粗さRmaxは従来の4%程度の約0.2μmとなり、
かなり平坦なものとなった。従って、この実施例におい
ては、延性モードで切削が行われたことがわかる。
【0031】比較例1 粒径分布が20〜30μの間の径のダイヤモンド砥粒
(最大径30μ)を砥石表示硬度Rの金属ボンドで集中
度100で結合させて幅200μmの回転砥石を製造し
た。
【0032】この砥石を用いて、周速3150m/分、
送り速度70mm/分という条件で、切削水を2リット
ル/分使用して、実施例1と同様にフェライト磁気ヘッ
ドチップを製造した。
【0033】得られた磁気ヘッドチップの摺動面の切削
エッジの拡大図を図5に示す。また、その側面の電子顕
微鏡写真を図6に示す。これらの図からわかるように、
切削エッジには約50μm程度の大きな欠け(図5の
X)が発生しており、また、切削面の表面粗さRmax
は約5μmとかなり粗いものとなった。従って、この比
較例においては、脆性モードの切削が行われたことがわ
かる。
【0034】実施例2 粒径分布が4〜6μmの人造ダイヤを砥石表示硬度Nの
ボンドMS25で集中度100で結合させて回転砥石
(外径101mm)を製造した。この場合、砥石の厚さ
を図7に示すように4通りに変えて製造した。
【0035】得られた各回転砥石を8000rpmで回
転させ、送り速度を30mm/分とし、切削水を1.2
リットル/分使用してフェライト磁気ヘットチップブロ
ックを幅4.4mmに切削した。そして、回転砥石の側
面に垂直な方向(Y方向)と切り込み深さの方向(Z方
向)の加工抵抗を測定した。結果を図7に示す。
【0036】同図から回転砥石の厚みを大きくすると加
工抵抗が大きくなること、したがって、回転砥石の厚み
を薄くして切削加工すると被加工物の破損を防止できる
ことが確認できた。
【0037】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、フェライト
磁気ヘッドチップブロックを延性モードで切削して磁気
ヘッドチップ製造することができる。従って、ひびやか
けなどを実質的に発生させずに、且つ切削面を従来より
も平滑なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の好ましい態様の説明図であ
る。
【図2】本発明の製造方法において、側面の表面粗さが
異なる回転砥石を使用した場合の作用の説明図である。
【図3】実施例1において得られた磁気ヘッドチップの
摺動面の部分拡大図である。
【図4】実施例1において得られた磁気ヘッドチップの
切削面の金属組織の図に代わる電子顕微鏡写真である。
【図5】比較例1において得られた磁気ヘッドチップの
摺動面の部分拡大図である。
【図6】比較例1において得られた磁気ヘッドチップの
切削面の金属組織の図に代わる電子顕微鏡写真である。
【図7】回転砥石の厚みと加工抵抗との関係図である。
【図8】フェライト磁気ヘッドチップの斜視図である。
【図9】従来のフェライト磁気ヘッドチップの製造方法
の説明図である。
【図10】フェライト磁気ヘッドの組立工程の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 磁気ヘッドチップ 1a 磁気ヘッドチップの切削エッジ 2 フェライト磁気ヘッドチップブロック 3 薄刃砥石(回転砥石) 3a 回転砥石の側面 4 チップ接着用アーム 5 磁気ヘッドベース 6 接着剤供給ノズル 7 接着剤 8 トラックエッジ 10 砥粒 L エッジ距離 Xa、Xb 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/127 - 5/255 B24B 1/00 - 39/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト磁気ヘッドチップ用のフェラ
    イト材を回転砥石と切削液とを使用して切削する方法に
    おいて、 回転砥石として、砥粒が平均径2〜6μmであって最
    大径が6μm以下であり、該砥石側面の表面粗さがRm
    ax4μm以上Rmax10μm以下であり、該砥石
    面の表面粗さが該砥石外周面の表面粗さよりも粗いもの
    を使用し、且つ回転砥石の周速と切削送り速度とをフェ
    ライト材の延性モードの切削条件内とすることを特徴と
    するフェライト材の切削方法。
  2. 【請求項2】 回転砥石の周速を2000m/分以上と
    し、且つ切削送り速度を80mm/分以下とする請求項
    1記載のフェライト材の切削方法。
  3. 【請求項3】 回転砥石として、砥石厚みが50μm以
    上180μm以下のものを使用する請求項1記載のフェ
    ライト材の切削方法。
JP21696993A 1993-01-22 1993-08-09 フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法 Expired - Fee Related JP3507920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21696993A JP3507920B2 (ja) 1993-01-22 1993-08-09 フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2722993 1993-01-22
JP5-27229 1993-01-22
JP21696993A JP3507920B2 (ja) 1993-01-22 1993-08-09 フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06274814A JPH06274814A (ja) 1994-09-30
JP3507920B2 true JP3507920B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=26365128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21696993A Expired - Fee Related JP3507920B2 (ja) 1993-01-22 1993-08-09 フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3507920B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06274814A (ja) 1994-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3286941B2 (ja) ダイヤモンド研削砥石のツルーイング法
JP3363587B2 (ja) 脆性材料の加工方法及びその装置
CN112677061B (zh) 一种钢铁打磨用钎焊金刚石磨盘及其制备方法
JP2533049B2 (ja) ダイヤモンド工具
JP3299523B2 (ja) 硬質発泡樹脂パッドの旋削溝加工用工具
JP3507920B2 (ja) フェライト磁気ヘッドチップ用のフェライト材の切削方法
JP3497492B2 (ja) 半導体デバイス加工用硬質発泡樹脂溝付パッド及びそのパッド旋削溝加工用工具
JP2001300856A (ja) 超砥粒工具
JP3209437B2 (ja) レジンボンド超砥粒砥石の製造法
US4285324A (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel
US4286568A (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel
JPH11207731A (ja) 狭幅切断及び狭幅溝加工方法
JP2565385B2 (ja) 電解ドレッシング研削法と導電性砥石を工具に兼用した研磨法の複合加工方法および装置
JPH05208373A (ja) 切断砥石及び切断方法
JP2001129763A (ja) ダイヤモンドブレード等の側面振れ除去用ツルア及びそれを用いた側面振れ除去方法
JPS62264869A (ja) 精密加工用砥石
JP2002292570A (ja) 電着工具
JPH11165262A (ja) カップ型回転砥石
JPS6263055A (ja) 平面研削加工法
JP2001009733A (ja) ダイヤモンド工具
JP3077033B2 (ja) 円板カッター用チップ及びその加工方法
JP2585437B2 (ja) 高精度切断方法
JPH02303768A (ja) 砥石の目立て材
JPS63207566A (ja) 軸付ストレ−ト研削工具
JP3213255B2 (ja) 超砥粒砥石

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20031212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees