JP3507493B2 - カラーcrt用中空チェーンリンク主レンズ設計 - Google Patents
カラーcrt用中空チェーンリンク主レンズ設計Info
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
- H01J29/503—Three or more guns, the axes of which lay in a common plane
-
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/48—Electron guns
- H01J2229/4844—Electron guns characterised by beam passing apertures or combinations
- H01J2229/4848—Aperture shape as viewed along beam axis
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-
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- H01J2229/4896—Aperture shape as viewed along beam axis complex and not provided for
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は、一般的には、マルチ電子ビームカラーブラ
ウン管(CRT)に関し、特に、インライン電子銃と、カ
ラーCRTの球面収差を修正する集束電極に関する。
ウン管(CRT)に関し、特に、インライン電子銃と、カ
ラーCRTの球面収差を修正する集束電極に関する。
発明の開示
過去20年に、高解像度カラーCRT電子銃の設計は、個
別形式(individual type)の主レンズ設計から共通レ
ンズ形式の設計に発展した。個別形式の主レンズ設計で
は、3つの銃(赤,青,緑)の各々の内側で、電子ビー
ムが、個々に構成されたレンズ空間を、その空間を近傍
と共用することなく通過する。図1は、3つの光ビーム
で光学類似の面から示す従来の個別形式の簡単化された
断面図である。この形式の設計は、容易であり、かつ簡
単である。しかし、この設計の欠点は、各銃が非常に限
定された空間を有し、それによって、高い球面収差と、
高いビーム流での一般的に不良なビームスポット解像度
をもたらす。
別形式(individual type)の主レンズ設計から共通レ
ンズ形式の設計に発展した。個別形式の主レンズ設計で
は、3つの銃(赤,青,緑)の各々の内側で、電子ビー
ムが、個々に構成されたレンズ空間を、その空間を近傍
と共用することなく通過する。図1は、3つの光ビーム
で光学類似の面から示す従来の個別形式の簡単化された
断面図である。この形式の設計は、容易であり、かつ簡
単である。しかし、この設計の欠点は、各銃が非常に限
定された空間を有し、それによって、高い球面収差と、
高いビーム流での一般的に不良なビームスポット解像度
をもたらす。
いわゆる“共通レンズ(common lens)”設計は、3
つの電子ビームについての単一の共用開口部を有する。
カラーCRTで用いられるような従来の共通レンズ形式の
主レンズ12を示す図2aと図2bの簡単化された断面図に示
すように、3つのビームの各々は、それ自身の個々のビ
ーム進路に加え、共有集束領域を通過する。共通レンズ
設計は、水平方向(図2aの平面)での球面収差を劇的に
減らし、かつ垂直方向(図2bの平面)での球面収差を幾
分減らす。
つの電子ビームについての単一の共用開口部を有する。
カラーCRTで用いられるような従来の共通レンズ形式の
主レンズ12を示す図2aと図2bの簡単化された断面図に示
すように、3つのビームの各々は、それ自身の個々のビ
ーム進路に加え、共有集束領域を通過する。共通レンズ
設計は、水平方向(図2aの平面)での球面収差を劇的に
減らし、かつ垂直方向(図2bの平面)での球面収差を幾
分減らす。
図3a,3b,3cは、共用レンズ集束空間を有するいわゆる
“立体共通レンズ(solid common lens)"14の種々の図
面を示す。立体共通レンズ14のリム16は、金属の2重の
曲げシートによって構成される。立体共通レンズと呼ば
れるこの構成は、部分を機械的により強くするが、同時
に、その開口部又はレンズの共用レンズ集束空間が、球
面収差の修正の程度を制限する2重の層リム16によって
制限される。
“立体共通レンズ(solid common lens)"14の種々の図
面を示す。立体共通レンズ14のリム16は、金属の2重の
曲げシートによって構成される。立体共通レンズと呼ば
れるこの構成は、部分を機械的により強くするが、同時
に、その開口部又はレンズの共用レンズ集束空間が、球
面収差の修正の程度を制限する2重の層リム16によって
制限される。
図4a,4b,4cは、他の形式の共通レンズ構成−中空共通
レンズ18の種々の図面を示す。この形式の設計では、共
通レンズ18の壁20は、金属の単層シートである。所定の
CRTのネックサイズでは、中空共通レンズは、同じネッ
クサイズにおいて、立体共通レンズと比較してより小さ
い球面収差を有する。しかし、壁20の内に向けられた部
分20aは又、この形式の共通レンズで得ることのできる
球面収差の修正の程度を制限する。中空共通レンズ18
を、従来の“本体”部分18aを含むように図4bに示す。
レンズ18の種々の図面を示す。この形式の設計では、共
通レンズ18の壁20は、金属の単層シートである。所定の
CRTのネックサイズでは、中空共通レンズは、同じネッ
クサイズにおいて、立体共通レンズと比較してより小さ
い球面収差を有する。しかし、壁20の内に向けられた部
分20aは又、この形式の共通レンズで得ることのできる
球面収差の修正の程度を制限する。中空共通レンズ18
を、従来の“本体”部分18aを含むように図4bに示す。
共通レンズ設計で他に変えることのできるのは、レン
ズの形状である。図3aのレーストラック形状(racetrac
k shape)並びに図4aのドッグボーン(dogbone shape)
形状で示すように、立体共通レンズ設計と中空共通レン
ズ設計では、中央の銃の水平方向の縁は真っ直ぐで、か
つ平行である。これによって、中央の(緑)銃は、2つ
の外側の銃(赤,青)よりも高い非点収差を有するよう
にする。
ズの形状である。図3aのレーストラック形状(racetrac
k shape)並びに図4aのドッグボーン(dogbone shape)
形状で示すように、立体共通レンズ設計と中空共通レン
ズ設計では、中央の銃の水平方向の縁は真っ直ぐで、か
つ平行である。これによって、中央の(緑)銃は、2つ
の外側の銃(赤,青)よりも高い非点収差を有するよう
にする。
本発明は、カラーCRTの電子ビーム球面収差を減らす
ために、ビーム軸線に平行に整列された薄い周辺側壁を
有する電子銃主集束レンズ電極にチェーンリンク式の共
通レンズ開口部を設けることによって、従来技術の前述
の制限を処理する。チェーンリンク形式の共通レンズ開
口部を、主集束レンズまたは面している立体か中空共通
レンズ構成のいずれかと組み合わされた隣接した電極の
面した部分に用いてもよい。本発明は又、電子銃の主集
束レンズの隣接した電極の面した部分での面した中空共
通レンズ構成である。チェーンリンク形式の共通レンズ
開口部を、電極の内方に向かった端壁に配置してもよ
く、電子銃の軸線と整列された電極の真っ直ぐな側壁に
よって構成してもよい。
ために、ビーム軸線に平行に整列された薄い周辺側壁を
有する電子銃主集束レンズ電極にチェーンリンク式の共
通レンズ開口部を設けることによって、従来技術の前述
の制限を処理する。チェーンリンク形式の共通レンズ開
口部を、主集束レンズまたは面している立体か中空共通
レンズ構成のいずれかと組み合わされた隣接した電極の
面した部分に用いてもよい。本発明は又、電子銃の主集
束レンズの隣接した電極の面した部分での面した中空共
通レンズ構成である。チェーンリンク形式の共通レンズ
開口部を、電極の内方に向かった端壁に配置してもよ
く、電子銃の軸線と整列された電極の真っ直ぐな側壁に
よって構成してもよい。
発明の目的及び要約
従って、本発明の目的は、カラーCRTのインライン電
子銃の球面収差を減少させることにある。
子銃の球面収差を減少させることにある。
本発明の他の目的は、カラーCRTの球面収差を減少す
るに当たって、COTY式のCRTでの中央(又は緑)電子ビ
ームのスポットサイズを減らすことにある。
るに当たって、COTY式のCRTでの中央(又は緑)電子ビ
ームのスポットサイズを減らすことにある。
本発明のさらに他の目的は、他のCRT性能基準を下げ
ることなく、緑ビームについての垂直方向の球面収差を
減らすことによって、カラーCRTのビデオイメージの質
を改良することにある。
ることなく、緑ビームについての垂直方向の球面収差を
減らすことによって、カラーCRTのビデオイメージの質
を改良することにある。
本発明のさらなる目的は、カラーCRTの3つの電子ビ
ームについてのビデオイメージ垂直及び水平球面収差を
減らすために、電子銃の隣接した集束レンズ電極の面し
た部分に取り入れられたチェーンリンク形式の共通レン
ズ設計を提供することにある。
ームについてのビデオイメージ垂直及び水平球面収差を
減らすために、電子銃の隣接した集束レンズ電極の面し
た部分に取り入れられたチェーンリンク形式の共通レン
ズ設計を提供することにある。
本発明のまたさらなる目的は、第1集束電極のチェー
ンリンク式の共通レンズを、第2の隣接した集束電極の
面した部分の立体か中空のいずれかの共通レンズ構成と
組み合わせる設計を提供することによって、カラーCRT
での中央(緑)電子ビームの垂直方向の球面収差を減ら
すことにある。
ンリンク式の共通レンズを、第2の隣接した集束電極の
面した部分の立体か中空のいずれかの共通レンズ構成と
組み合わせる設計を提供することによって、カラーCRT
での中央(緑)電子ビームの垂直方向の球面収差を減ら
すことにある。
本発明のまた他の目的は、CRTの電子銃の隣接した集
束電極の面した部分での中空共通レンズ構成によって、
カラーCRTの球面収差を減らすことにある。
束電極の面した部分での中空共通レンズ構成によって、
カラーCRTの球面収差を減らすことにある。
本発明のさらに他の目的は、COTY式CRTで特に用いら
れる背中合わせの電極配列であって、カラーCRTの緑ビ
ームのビデオビーム垂直球面収差を修正する電極配列を
提供することにある。
れる背中合わせの電極配列であって、カラーCRTの緑ビ
ームのビデオビーム垂直球面収差を修正する電極配列を
提供することにある。
本発明は、ビデオイメージをディスプレイスクリーン
に形成するに当たって、中央及び2つの外側インライン
電子ビームを、それぞれの平行軸線に沿って、ブラウン
管(CRT)のディスプレイスクリーンに向ける電子銃の
電極であって、第1端部と第2端部で開口され、かつ単
一の閉鎖された側壁を形成する金属の薄いシートからな
る中空のハウジングを有し、側壁は、軸線と平行に整列
され、第1開口端部と第2開口端部は、各々チェーンリ
ンク形状であり、中央及び外側インライン電子ビームと
整列された長手方向の軸線を有し、 ハウジングの第1端部に配置された第1,第2及び第3
円形開口部を構成する手段を有し、開口部は、ハウジン
グの第1端部を横切って直線の間隔を隔てた列に配置さ
れ、電子ビームの各々は、円形開口部のそれぞれの一つ
を通って向けられ、ハウジングの第2開口端部に配置さ
れ、単一の閉鎖された側壁によって形成された中央部分
及び2つの外側拡張部分を構成し、長手方向の軸線をほ
ぼ横に延びる手段を有し、拡張部分の各々は、それぞれ
円形開口部と整列され、それぞれの電子ビームを通して
ディスプレイスクリーンの電子ビームの球面収差を減ら
す、電極によって、これらの目的が達成され、かつ従来
技術の欠点は最小にある。
に形成するに当たって、中央及び2つの外側インライン
電子ビームを、それぞれの平行軸線に沿って、ブラウン
管(CRT)のディスプレイスクリーンに向ける電子銃の
電極であって、第1端部と第2端部で開口され、かつ単
一の閉鎖された側壁を形成する金属の薄いシートからな
る中空のハウジングを有し、側壁は、軸線と平行に整列
され、第1開口端部と第2開口端部は、各々チェーンリ
ンク形状であり、中央及び外側インライン電子ビームと
整列された長手方向の軸線を有し、 ハウジングの第1端部に配置された第1,第2及び第3
円形開口部を構成する手段を有し、開口部は、ハウジン
グの第1端部を横切って直線の間隔を隔てた列に配置さ
れ、電子ビームの各々は、円形開口部のそれぞれの一つ
を通って向けられ、ハウジングの第2開口端部に配置さ
れ、単一の閉鎖された側壁によって形成された中央部分
及び2つの外側拡張部分を構成し、長手方向の軸線をほ
ぼ横に延びる手段を有し、拡張部分の各々は、それぞれ
円形開口部と整列され、それぞれの電子ビームを通して
ディスプレイスクリーンの電子ビームの球面収差を減ら
す、電極によって、これらの目的が達成され、かつ従来
技術の欠点は最小にある。
さらに、本発明は、中央及び2つの外側インライン電
子ビームを有するカラーブラウン管に用いられ、前記電
子ビームが、磁気偏向ヨークによって、同期方法で、CR
Tのディスプレイスクリーンを横切って偏向される、電
子銃は、電子を発生させるカソード手段と、電子を前記
カソード手段から受け入れ、かつビームクロスオーバー
を形成するクロスオーバー手段と、静電集束界を電子ビ
ームに印加するために、電子ビームに沿って間隔を隔て
た方法で配列された第1及び第2電極手段を含み、前記
電極手段の各々は、単層の厚さの周辺側壁を有し、イン
ライン電子ビームと連結された長手方向の軸線を有し、
電子ビームの通過する細長い共通開口部を構成する中空
共通レンズを有し、前記中空共通レンズの各々の前記共
通開口部は、チェーンリンク形状であり、かつ電子ビー
ムのインライン整列に沿った方向で電子ビームの球面収
差を減らすために面した関係で配列される、電子銃であ
る。
子ビームを有するカラーブラウン管に用いられ、前記電
子ビームが、磁気偏向ヨークによって、同期方法で、CR
Tのディスプレイスクリーンを横切って偏向される、電
子銃は、電子を発生させるカソード手段と、電子を前記
カソード手段から受け入れ、かつビームクロスオーバー
を形成するクロスオーバー手段と、静電集束界を電子ビ
ームに印加するために、電子ビームに沿って間隔を隔て
た方法で配列された第1及び第2電極手段を含み、前記
電極手段の各々は、単層の厚さの周辺側壁を有し、イン
ライン電子ビームと連結された長手方向の軸線を有し、
電子ビームの通過する細長い共通開口部を構成する中空
共通レンズを有し、前記中空共通レンズの各々の前記共
通開口部は、チェーンリンク形状であり、かつ電子ビー
ムのインライン整列に沿った方向で電子ビームの球面収
差を減らすために面した関係で配列される、電子銃であ
る。
図面の簡単な説明
添付した請求の範囲は、本発明を特徴づける新規な特
徴を示す。しかし、本発明自身,並びに本発明のさらな
る目的及び利点は、添付図面とともに、好ましい実施例
の次の詳細な説明を参照することによって、最もよく理
解されるであろう。種々の図面を通して、同じ参照符号
は、同じ要素とする。
徴を示す。しかし、本発明自身,並びに本発明のさらな
る目的及び利点は、添付図面とともに、好ましい実施例
の次の詳細な説明を参照することによって、最もよく理
解されるであろう。種々の図面を通して、同じ参照符号
は、同じ要素とする。
図1は、光学類似としての光ビームの形態で示す3つ
の電子ビームについての従来技術の個々のレンズ装置の
簡単化された断面図である。
の電子ビームについての従来技術の個々のレンズ装置の
簡単化された断面図である。
図2a及び図2bはそれぞれ、従来技術のカラーCRT共通
レンズの光学類似の簡単化された水平方向の断面図及び
垂直方向の断面図である。
レンズの光学類似の簡単化された水平方向の断面図及び
垂直方向の断面図である。
図3a,図3b及び図3cはそれぞれ、共有レンズ集束空間
を有し、周辺部に金属の2重の曲がったシートを有する
従来技術の立体共通レンズの平面図,側面図及び断面図
である。
を有し、周辺部に金属の2重の曲がったシートを有する
従来技術の立体共通レンズの平面図,側面図及び断面図
である。
図4a,図4b及び図4cはそれぞれ、共有レンズ集束空間
を有し、周辺部に単層シートを有する従来技術の中空共
通レンズの平面図,側面図及び断面図である。
を有し、周辺部に単層シートを有する従来技術の中空共
通レンズの平面図,側面図及び断面図である。
図5は、電子銃の主集束レンズの隣接したG3電極及び
G4電極の中で、面した中空共通レンズ構成を取り入れた
本発明の一実施例によるバイポテンシャル式電子銃の簡
単化された断面図であり、 図5a及び図5bはそれぞれ、図5の線5a−5a及び線5b−
5bにおける図5の電子銃の断面図である。
G4電極の中で、面した中空共通レンズ構成を取り入れた
本発明の一実施例によるバイポテンシャル式電子銃の簡
単化された断面図であり、 図5a及び図5bはそれぞれ、図5の線5a−5a及び線5b−
5bにおける図5の電子銃の断面図である。
図6は、電子銃の主集束レンズの隣接したG5電極及び
G6電極での、面した中空共通レンズ構成を取り入れた本
発明の一実施例によるバイポテンシャル式電子銃の簡単
化された断面図であり、 図6a及び図6bはそれぞれ、図6の線6a−6a及び線6b−
6bにおける図6の電子銃の断面図である。
G6電極での、面した中空共通レンズ構成を取り入れた本
発明の一実施例によるバイポテンシャル式電子銃の簡単
化された断面図であり、 図6a及び図6bはそれぞれ、図6の線6a−6a及び線6b−
6bにおける図6の電子銃の断面図である。
図7は、本発明の他の実施例によるマルチビーム電子
銃の主レンズ用チェーンリンク式のストレート壁中空共
通レンズ電極の斜視図である。
銃の主レンズ用チェーンリンク式のストレート壁中空共
通レンズ電極の斜視図である。
図8は、本発明の一方の実施例による隣接したG5電極
及びG6電極での、チェーンリンク式ストレート壁中空共
通レンズ構成を取り入れたバイポテンシャル式電子銃の
簡単化された断面図であり、 図8aは、図7の線8a−8aにおける図7の電子銃の断面
図であり、 図8bは、図7の線8b−8bにおける図7の電子銃の断面
図である。
及びG6電極での、チェーンリンク式ストレート壁中空共
通レンズ構成を取り入れたバイポテンシャル式電子銃の
簡単化された断面図であり、 図8aは、図7の線8a−8aにおける図7の電子銃の断面
図であり、 図8bは、図7の線8b−8bにおける図7の電子銃の断面
図である。
図9は、本発明の他の実施例による隣接したG5電極及
びG6電極での、チェーンリンク式のストレート壁中空共
通レンズ構成を取り入れたQPF式の電子銃の簡単化され
た断面図である。
びG6電極での、チェーンリンク式のストレート壁中空共
通レンズ構成を取り入れたQPF式の電子銃の簡単化され
た断面図である。
図10は、本発明のさらに他の実施例による隣接した集
束電極での、面したチェーンリンク式のストレート壁中
空共通レンズ構成を取り入れた電子銃の簡単化された断
面図である。
束電極での、面したチェーンリンク式のストレート壁中
空共通レンズ構成を取り入れた電子銃の簡単化された断
面図である。
好ましい実施例の詳細な説明
図5を参照してみると、本発明の第1実施例による球
面収差の修正されたインライン電子銃26の簡単化された
断面図を示す。本発明は、光学管とヨークの結合された
(COTY)式のCRTで球面収差を減らすのに、特に適合し
ている。COTY式のCRTは、インライン電子銃を用い、3
つの電子銃を、より大きな垂直レンズを有するように
し、改良された電子ビームスポットサイズのために主レ
ンズに水平方向の開放空間を分配する。図5及び下で論
じた次の図面では、同じ機能を実質的に行う共通の要素
を、これらの図面を通して、同じ要素の番号によって識
別する。
面収差の修正されたインライン電子銃26の簡単化された
断面図を示す。本発明は、光学管とヨークの結合された
(COTY)式のCRTで球面収差を減らすのに、特に適合し
ている。COTY式のCRTは、インライン電子銃を用い、3
つの電子銃を、より大きな垂直レンズを有するように
し、改良された電子ビームスポットサイズのために主レ
ンズに水平方向の開放空間を分配する。図5及び下で論
じた次の図面では、同じ機能を実質的に行う共通の要素
を、これらの図面を通して、同じ要素の番号によって識
別する。
インライン電子銃26は、バイポテンシャル式であり、
代表的には3つのカソード,すなわちkR(赤),k
G(緑),kB(青)からなる電子ビーム源を含む。各カソ
ードは、代表的には、スリーブ,加熱コイル及び放射層
(それらは簡単化のために図5に示さない)からなり、
カソードから放射された電子は、G2スクリーン電極と一
般的に呼ばれる電極の作用によって、ビーム軸線に沿っ
て、クロスオーバーに集束される。G1制御電極として知
られる電極は、カソードとG2スクリーン電極の間に配置
され、カソードに対して負のポテンシャルで作動され、
ビデオ信号の印加に応じて電子ビームの強さを制御する
のに役立つ。前述の電子ビームの第1クロスオーバー
は、電子がビーム軸線を通過する箇所にあり、代表的に
は、G2スクリーンの電極の近くにある。G1制御電極及び
G2スクリーン電極の各々は、3つの整列した開口部を含
み、各電極の対応した開口部は、赤,緑又は青のカラー
発生電子ビームのそれぞれの一つを通すために共通して
整列している。G1制御電極は、代表的には、0ボルトで
維持される。G1制御電極は、電子ビーム通過開口部11a,
11b及び11cを有し、G2スクリーン電極は、電子ビーム通
過開口部13a,13b及び13cを有する。
代表的には3つのカソード,すなわちkR(赤),k
G(緑),kB(青)からなる電子ビーム源を含む。各カソ
ードは、代表的には、スリーブ,加熱コイル及び放射層
(それらは簡単化のために図5に示さない)からなり、
カソードから放射された電子は、G2スクリーン電極と一
般的に呼ばれる電極の作用によって、ビーム軸線に沿っ
て、クロスオーバーに集束される。G1制御電極として知
られる電極は、カソードとG2スクリーン電極の間に配置
され、カソードに対して負のポテンシャルで作動され、
ビデオ信号の印加に応じて電子ビームの強さを制御する
のに役立つ。前述の電子ビームの第1クロスオーバー
は、電子がビーム軸線を通過する箇所にあり、代表的に
は、G2スクリーンの電極の近くにある。G1制御電極及び
G2スクリーン電極の各々は、3つの整列した開口部を含
み、各電極の対応した開口部は、赤,緑又は青のカラー
発生電子ビームのそれぞれの一つを通すために共通して
整列している。G1制御電極は、代表的には、0ボルトで
維持される。G1制御電極は、電子ビーム通過開口部11a,
11b及び11cを有し、G2スクリーン電極は、電子ビーム通
過開口部13a,13b及び13cを有する。
電子銃26はさらに、3つの電子ビームのまわりに配置
され、かつ電子ビームがCRTのディスプレイスクリーン3
8の方に進むように、エネルギー電子の進路に沿って配
置されたG3電極及びG4電極を有する。図5a及び図5bはそ
れぞれ、図5の線5a−5a及び線5b−5bにおける図5の電
子銃の断面図であり、それぞれG3電極のG4−面端部及び
G4電極のG3−面端部を図示する。G3電極及びG4電極は各
々、集束形式又は加速形式のいずれかである電圧源に連
結される。かくして、図5に示すように、G3電極は、集
束電圧(VF)源28に連結され、G4電極は、加速アノード
電圧(VA)源30に連結される。G3電極及びG4電極は、電
子銃26の“主レンズ”と一般的に呼ばれているものを形
成する。環境のまわりに配置された複数の間隔を隔てた
バルブスペーサ(bulb spacers)106を含む導電性又は
コンバーゼンス支持カップ104が、G4電極に取り付けら
れる。支持カップ104とバルブスペーサ106の組合せは、
従来のものであり、電子銃26を、簡単化のために図面に
示さないCRTのガラスエンベロープの首部分の所定位置
に固定して維持するのに役立つ。前述した電極の各々
は、ガラスエンベロープの首部分に配置されたガラスビ
ーズ(glass beads)(これも簡単化のために図示しな
い)によって、連結され、かつ支持される。
され、かつ電子ビームがCRTのディスプレイスクリーン3
8の方に進むように、エネルギー電子の進路に沿って配
置されたG3電極及びG4電極を有する。図5a及び図5bはそ
れぞれ、図5の線5a−5a及び線5b−5bにおける図5の電
子銃の断面図であり、それぞれG3電極のG4−面端部及び
G4電極のG3−面端部を図示する。G3電極及びG4電極は各
々、集束形式又は加速形式のいずれかである電圧源に連
結される。かくして、図5に示すように、G3電極は、集
束電圧(VF)源28に連結され、G4電極は、加速アノード
電圧(VA)源30に連結される。G3電極及びG4電極は、電
子銃26の“主レンズ”と一般的に呼ばれているものを形
成する。環境のまわりに配置された複数の間隔を隔てた
バルブスペーサ(bulb spacers)106を含む導電性又は
コンバーゼンス支持カップ104が、G4電極に取り付けら
れる。支持カップ104とバルブスペーサ106の組合せは、
従来のものであり、電子銃26を、簡単化のために図面に
示さないCRTのガラスエンベロープの首部分の所定位置
に固定して維持するのに役立つ。前述した電極の各々
は、ガラスエンベロープの首部分に配置されたガラスビ
ーズ(glass beads)(これも簡単化のために図示しな
い)によって、連結され、かつ支持される。
前述した電極によって印加された加速電圧及び集束電
圧によって作られた静電界を受けた後、次いで、集束さ
れた電子ビームは、CRTのディスプレイスクリーンの内
面の蛍光体コーティング又は層36、又はガラス面プレー
ト38を横切って、(ラスタ(raster)ーのような方法
で)電子ビームを偏向させるため、代表的にはセルフコ
ンバージング(self−converging)式の磁気偏向ヨーク
32を通って向かう。多くの開口部34aを有するシャドウ
マスク34が、CRTのスクリーン38の内面に隣接して配置
される。シャドウマスク34は、それぞれの電子ビームの
各々によって、蛍光体コーティング36の中の所定の蛍光
体要素の選択的な印加を作るためのカラー選択電極とし
て役立つ。加圧電圧VAは、集束電圧VFよりも実質的に高
く、電子を蛍光体被覆されたディスプレイスクリーン38
の方に集束及び加速させるように電子銃26のVFと協働す
るのに役立つ。VAは、代表的にはVFの3倍又は4倍であ
り、その場合、VAは、一般的には30kvの値を有し、VFは
7乃至9kvである。
圧によって作られた静電界を受けた後、次いで、集束さ
れた電子ビームは、CRTのディスプレイスクリーンの内
面の蛍光体コーティング又は層36、又はガラス面プレー
ト38を横切って、(ラスタ(raster)ーのような方法
で)電子ビームを偏向させるため、代表的にはセルフコ
ンバージング(self−converging)式の磁気偏向ヨーク
32を通って向かう。多くの開口部34aを有するシャドウ
マスク34が、CRTのスクリーン38の内面に隣接して配置
される。シャドウマスク34は、それぞれの電子ビームの
各々によって、蛍光体コーティング36の中の所定の蛍光
体要素の選択的な印加を作るためのカラー選択電極とし
て役立つ。加圧電圧VAは、集束電圧VFよりも実質的に高
く、電子を蛍光体被覆されたディスプレイスクリーン38
の方に集束及び加速させるように電子銃26のVFと協働す
るのに役立つ。VAは、代表的にはVFの3倍又は4倍であ
り、その場合、VAは、一般的には30kvの値を有し、VFは
7乃至9kvである。
図5,図5a及び図5bに示すように、G3電極及びG4電極の
各々は、他方の電極に対して面しているそれぞれの細長
い共通開口部40,42を有し、電極の組合せが、電子銃26
の主集束レンズを形成する。G3電極及びG4電極の面した
部分は、各々一般的には、電極の共通レンズ部分と呼ば
れているが、それは、すべての3つの電子ビームが、G3
電極及びG4電極の単一の細長いチェーンリンク形状の開
口部40,42を通過するからである。開口部40、42に関す
るチェーンリンク形状とは、水平方向に長いものであっ
て、一つあるいは複数の円弧状の部分によって形成され
た垂直方向拡大部を水平方向に間隔をおいて並べた形状
を示す。前記垂直拡大部の各々は、各電子ビームが通過
するように位置決めされる。G3電極及びG4電極のそれぞ
れの細長いチェーンリンク形状の開口部40,42は、水平
方向の寸法で、3つの電子ビームの増大したレンズ直径
を作り、それによって、ディスプレイスクリーンの蛍光
体コーティング36の3つの電子ビームスポットサイズの
各々の水平方向の寸法を減少させることができる。垂直
球面収差の修正は又、特に2つの外側電子ビームのため
に、中空の共通レンズ電極の組合せによって行われる。
3つの電子ビームでの球面収差の減少は、電子銃26の他
の性能パラメータを減らすことなく、ディスプレイスク
リーン38のスポットサイズの各々を減少させる。面した
細長いチェーンリンク形状の開口部を隣接した中空共通
レンズ電極に取り入れてCOTY式のCRTに面した主集束電
極を使用することは、本発明により電子ビーム球面収差
を減少させることによって、ビデオイメージ解像度を改
良する。
各々は、他方の電極に対して面しているそれぞれの細長
い共通開口部40,42を有し、電極の組合せが、電子銃26
の主集束レンズを形成する。G3電極及びG4電極の面した
部分は、各々一般的には、電極の共通レンズ部分と呼ば
れているが、それは、すべての3つの電子ビームが、G3
電極及びG4電極の単一の細長いチェーンリンク形状の開
口部40,42を通過するからである。開口部40、42に関す
るチェーンリンク形状とは、水平方向に長いものであっ
て、一つあるいは複数の円弧状の部分によって形成され
た垂直方向拡大部を水平方向に間隔をおいて並べた形状
を示す。前記垂直拡大部の各々は、各電子ビームが通過
するように位置決めされる。G3電極及びG4電極のそれぞ
れの細長いチェーンリンク形状の開口部40,42は、水平
方向の寸法で、3つの電子ビームの増大したレンズ直径
を作り、それによって、ディスプレイスクリーンの蛍光
体コーティング36の3つの電子ビームスポットサイズの
各々の水平方向の寸法を減少させることができる。垂直
球面収差の修正は又、特に2つの外側電子ビームのため
に、中空の共通レンズ電極の組合せによって行われる。
3つの電子ビームでの球面収差の減少は、電子銃26の他
の性能パラメータを減らすことなく、ディスプレイスク
リーン38のスポットサイズの各々を減少させる。面した
細長いチェーンリンク形状の開口部を隣接した中空共通
レンズ電極に取り入れてCOTY式のCRTに面した主集束電
極を使用することは、本発明により電子ビーム球面収差
を減少させることによって、ビデオイメージ解像度を改
良する。
図6を参照すると、本発明の他の実施例による球面収
差の修正されたインライン電子銃27の他の実施例の簡単
化された断面図を示す。電子銃27は、QPF式であり、図
5に示す電子銃26の場合のように、3つのカソードkR,k
G,kB、G1制御電極及びG2スクリーン電極及びG4電極を含
む。電子銃27はさらに、集束電圧(VF)源28に連結され
たG5電極及び加速電圧(VA)源30に連結され、かつ充電
されたG6電極を有する。G5電極及びG6電極は、内面に蛍
光体コーティング36を有するCRTスクリーン38に3つの
ビームを集束するために、QPF式の電子銃27の“主レン
ズ”と一般的に呼ばれるものを形成する。電子ビーム
は、シャドウマスク34の中の開口部34aを通過し、前述
したように、磁気偏向ヨーク32によって、ディスプレイ
スクリーン38を横切って偏向される。
差の修正されたインライン電子銃27の他の実施例の簡単
化された断面図を示す。電子銃27は、QPF式であり、図
5に示す電子銃26の場合のように、3つのカソードkR,k
G,kB、G1制御電極及びG2スクリーン電極及びG4電極を含
む。電子銃27はさらに、集束電圧(VF)源28に連結され
たG5電極及び加速電圧(VA)源30に連結され、かつ充電
されたG6電極を有する。G5電極及びG6電極は、内面に蛍
光体コーティング36を有するCRTスクリーン38に3つの
ビームを集束するために、QPF式の電子銃27の“主レン
ズ”と一般的に呼ばれるものを形成する。電子ビーム
は、シャドウマスク34の中の開口部34aを通過し、前述
したように、磁気偏向ヨーク32によって、ディスプレイ
スクリーン38を横切って偏向される。
図6のそれぞれ線6a−6a及び線6b−6bにおける図6a及
び図6bの断面図に示すように、G5電極及びG6電極の面し
た部分は、それぞれ細長いチェーンリンク形状の開口部
40a,42bを有する。G5電極及びG6電極のチェーンリンク
形状の細長い開口部を含む面した部分は、各々一般的に
は、電極の共通レンズ部分と呼ばれているが、それは、
すべての3つの電子ビームが、G5電極及びG6電極のそれ
ぞれ細長い開口部40,42を通過するからである。G5電極
及びG6電極のチェーンリンク形状の細長い開口部40a,42
aは、水平方向の寸法で又は図6の平面で、3つの電子
ビームについての増大したレンズ直径を作る。これらの
面したビーム通過開口部の増大した水平方向の寸法によ
って、CRTのディスプレイスクリーン38の3つの電子ビ
ームスポットサイズの各々の水平方向の寸法を減少させ
ることができる。垂直球面収差も、特に2つの外側電子
ビームのために、中空の共通レンズ電極G5,電極G6によ
って減少される。図6a及び図6bに示す細長いチェーンリ
ンク形状の開口部40a,42bの各々の3つのビーム通過部
分の各々の増大した垂直方向の寸法は、CRTのディスプ
レイスクリーン38の3つの電子ビームスポットの各々の
垂直方向の寸法の減少を可能にする大きなビーム通過開
口部を作る。この方法で、隣接した中空共通レンズ電極
G5,G6の面した細長いチェーンリンク形状の共通開口部
を取り入れてCOTY式CRTに面した主集束電極を使用する
ことは、電子ビーム球面収差を減少させることによっ
て、ビデオイメージ解像度を改良する。
び図6bの断面図に示すように、G5電極及びG6電極の面し
た部分は、それぞれ細長いチェーンリンク形状の開口部
40a,42bを有する。G5電極及びG6電極のチェーンリンク
形状の細長い開口部を含む面した部分は、各々一般的に
は、電極の共通レンズ部分と呼ばれているが、それは、
すべての3つの電子ビームが、G5電極及びG6電極のそれ
ぞれ細長い開口部40,42を通過するからである。G5電極
及びG6電極のチェーンリンク形状の細長い開口部40a,42
aは、水平方向の寸法で又は図6の平面で、3つの電子
ビームについての増大したレンズ直径を作る。これらの
面したビーム通過開口部の増大した水平方向の寸法によ
って、CRTのディスプレイスクリーン38の3つの電子ビ
ームスポットサイズの各々の水平方向の寸法を減少させ
ることができる。垂直球面収差も、特に2つの外側電子
ビームのために、中空の共通レンズ電極G5,電極G6によ
って減少される。図6a及び図6bに示す細長いチェーンリ
ンク形状の開口部40a,42bの各々の3つのビーム通過部
分の各々の増大した垂直方向の寸法は、CRTのディスプ
レイスクリーン38の3つの電子ビームスポットの各々の
垂直方向の寸法の減少を可能にする大きなビーム通過開
口部を作る。この方法で、隣接した中空共通レンズ電極
G5,G6の面した細長いチェーンリンク形状の共通開口部
を取り入れてCOTY式CRTに面した主集束電極を使用する
ことは、電子ビーム球面収差を減少させることによっ
て、ビデオイメージ解像度を改良する。
図7を参照すると、本発明の他の観点によるチェーン
リンク形状のストレート壁の中空共通レンズ電極50の斜
視図を示す。チェーンリンク形状のストレートの壁の中
空共通レンズ電極50は、第1開放端部と第2閉鎖端部と
を有するストレートな側壁52からなり、第2閉鎖端部に
わたって、第1端壁54が配置される。電極50は、高導電
性の金属からなるのが好ましい。端壁54は、スタンピン
グ操作(stamping operation)で側壁52と一体に形成し
てもよいし、側壁から分離して形成し、溶接機のような
従来の装置によって側壁に取り付けてもよい。電極50は
高伝導性金属からなるのが好ましい。端壁54は第1外側
開口部56,第2外側開口部60及び中央開口部58が設けら
れている。開口部56,58,60の各々は、ほぼ円形であり、
中央開口部と2つの外側開口部の各々との間の間隔は等
しい。第1外側開口部56,第2外側開口部60は、それぞ
れの外側電子ビームを通すようになっており、中央開口
部58は、中央の電子ビームを通すようになっている。側
壁52の開放端部は、すべての3つの電子ビームの通過す
る共通レンズ構成を形成する。チェーンリンク形状の中
空共通電極50の共通レンズ部分の長さは、インライン電
子ビームと整列され、電極を通過する電子ビームの水平
方向の球面収差の修正を行う。
リンク形状のストレート壁の中空共通レンズ電極50の斜
視図を示す。チェーンリンク形状のストレートの壁の中
空共通レンズ電極50は、第1開放端部と第2閉鎖端部と
を有するストレートな側壁52からなり、第2閉鎖端部に
わたって、第1端壁54が配置される。電極50は、高導電
性の金属からなるのが好ましい。端壁54は、スタンピン
グ操作(stamping operation)で側壁52と一体に形成し
てもよいし、側壁から分離して形成し、溶接機のような
従来の装置によって側壁に取り付けてもよい。電極50は
高伝導性金属からなるのが好ましい。端壁54は第1外側
開口部56,第2外側開口部60及び中央開口部58が設けら
れている。開口部56,58,60の各々は、ほぼ円形であり、
中央開口部と2つの外側開口部の各々との間の間隔は等
しい。第1外側開口部56,第2外側開口部60は、それぞ
れの外側電子ビームを通すようになっており、中央開口
部58は、中央の電子ビームを通すようになっている。側
壁52の開放端部は、すべての3つの電子ビームの通過す
る共通レンズ構成を形成する。チェーンリンク形状の中
空共通電極50の共通レンズ部分の長さは、インライン電
子ビームと整列され、電極を通過する電子ビームの水平
方向の球面収差の修正を行う。
側壁52は、ほぼチェーンリンク形状を有し、2つの対
の間隔を隔てた内方に向いた凹部68a,68b及び70a,70bを
含む。端壁54は、側壁52の開放端部分にわたって位置決
めするために、対応したチェーンリンク形状を有する。
対になっている第1及び第2の内方に向いた凹部68a,68
b及び70a,70bは、側壁52を、第1外側弧状部分62,第2
外側弧状部分66及び中央弧状部分64になるように形成す
る。第1外側弧状部分62,第2外側弧状部分66並びに中
央弧状部分64は、ほぼ円形形状を有し、第1及び第2外
側弧状部分は、それぞれ第1及び第2外側開口部56,60
と同心状に整列されており、中心弧状部分は、中央開口
部58と同心状に整列されている。電極50の長さに延びて
いる電極50の開放共通部分は、開口部56,58,60を通って
向けられた3つの電子ビームの水平方向の球面収差を修
正する。同様に、第1及び第2の外側弧状部分62,66
は、外側開口部56,60を通って向けられた2つの外側電
子ビームのそれぞれの垂直方向の球面収差を修正する。
中央弧状部分64は、中央開口部58を通って向けられた中
央電子ビームの垂直方向の球面収差を修正する。
の間隔を隔てた内方に向いた凹部68a,68b及び70a,70bを
含む。端壁54は、側壁52の開放端部分にわたって位置決
めするために、対応したチェーンリンク形状を有する。
対になっている第1及び第2の内方に向いた凹部68a,68
b及び70a,70bは、側壁52を、第1外側弧状部分62,第2
外側弧状部分66及び中央弧状部分64になるように形成す
る。第1外側弧状部分62,第2外側弧状部分66並びに中
央弧状部分64は、ほぼ円形形状を有し、第1及び第2外
側弧状部分は、それぞれ第1及び第2外側開口部56,60
と同心状に整列されており、中心弧状部分は、中央開口
部58と同心状に整列されている。電極50の長さに延びて
いる電極50の開放共通部分は、開口部56,58,60を通って
向けられた3つの電子ビームの水平方向の球面収差を修
正する。同様に、第1及び第2の外側弧状部分62,66
は、外側開口部56,60を通って向けられた2つの外側電
子ビームのそれぞれの垂直方向の球面収差を修正する。
中央弧状部分64は、中央開口部58を通って向けられた中
央電子ビームの垂直方向の球面収差を修正する。
図8を参照すると、本発明の他の実施例によるチェー
ンリンク形状のストレート壁中空共通レンズ電極を取り
入れた電子銃80の簡単化された断面図を示す。以前述べ
た電子銃のように、電子銃80は、インライン電極kR,kG,
kBを含む。G1制御電極及びG2スクリーン電極は、3つの
カソードに隣接して配置され、それらの電極の各々は、
エネルギー電子を受け入れ、かつ電子を、CRTのディス
プレイスクリーンの方に向けられた3つの電子ビームに
形成するため、それぞれのカソードと整列された3つの
間隔を隔てた開口部を含む。
ンリンク形状のストレート壁中空共通レンズ電極を取り
入れた電子銃80の簡単化された断面図を示す。以前述べ
た電子銃のように、電子銃80は、インライン電極kR,kG,
kBを含む。G1制御電極及びG2スクリーン電極は、3つの
カソードに隣接して配置され、それらの電極の各々は、
エネルギー電子を受け入れ、かつ電子を、CRTのディス
プレイスクリーンの方に向けられた3つの電子ビームに
形成するため、それぞれのカソードと整列された3つの
間隔を隔てた開口部を含む。
G3電極及びG4電極は、G2スクリーン電極及びディスプ
レイスクリーン38との中間に配置され、その組合せは、
3つの電子ビームをディスプレイスクリーンのスポット
に集束する電子銃80の主集束レンズを形成する。前述し
た実施例のように、G3電極は、集束電圧VF源28に連結さ
れ、G4電極は、アノード電圧源VA30に連結される。G3電
極及びG4電極の各々は、図7に示すように、チェーンリ
ンク形状の中空共通電極であり、G3電極及びG4電極の各
々の開放共通レンズ部分は、電子銃80の中で面した関係
にある。かくして、図8の線8a−8aにおける図8aの断面
図に示すように、G4電極に面したG3電極の側部は、G3電
極の細長い共通レンズ部分を含み、G3電極の反対側の側
部は、電極の端壁96を含む。端壁96は、G3電極の側壁94
にわたって配置され、第1及び第2外側ビームの通る間
隔を隔てた開口部98,102とそれらの開口部の間に配置さ
れた中央ビームの通る開口部100を有する。前述した開
口部の各々は、ほぼ円形であり、第1及び第2外側開口
部98,102は、側壁94の第1及び第2の外側弧状部分107,
109に対して同心状に配置される。中央開口部100は側壁
94の中央弧状部分105に対して同心状に配置される。図
8の線8b−8bにおいて図8bの断面図に示すように、G4電
極は又、チェーンリンク形状の開口部を備えた中空共通
電極であり、電子銃80のG4電極並びに図7に示す電極50
に本質的に等しい。
レイスクリーン38との中間に配置され、その組合せは、
3つの電子ビームをディスプレイスクリーンのスポット
に集束する電子銃80の主集束レンズを形成する。前述し
た実施例のように、G3電極は、集束電圧VF源28に連結さ
れ、G4電極は、アノード電圧源VA30に連結される。G3電
極及びG4電極の各々は、図7に示すように、チェーンリ
ンク形状の中空共通電極であり、G3電極及びG4電極の各
々の開放共通レンズ部分は、電子銃80の中で面した関係
にある。かくして、図8の線8a−8aにおける図8aの断面
図に示すように、G4電極に面したG3電極の側部は、G3電
極の細長い共通レンズ部分を含み、G3電極の反対側の側
部は、電極の端壁96を含む。端壁96は、G3電極の側壁94
にわたって配置され、第1及び第2外側ビームの通る間
隔を隔てた開口部98,102とそれらの開口部の間に配置さ
れた中央ビームの通る開口部100を有する。前述した開
口部の各々は、ほぼ円形であり、第1及び第2外側開口
部98,102は、側壁94の第1及び第2の外側弧状部分107,
109に対して同心状に配置される。中央開口部100は側壁
94の中央弧状部分105に対して同心状に配置される。図
8の線8b−8bにおいて図8bの断面図に示すように、G4電
極は又、チェーンリンク形状の開口部を備えた中空共通
電極であり、電子銃80のG4電極並びに図7に示す電極50
に本質的に等しい。
図9を参照すると、本発明の他の実施例によるQPF式
電子銃82の断面図を示す。前述した実施例のように、電
子銃82は、カソードkR,kG,kB並びに電子銃のビーム形成
領域を有するG1電極及びG2電極を含む。電子ビームは、
シャドウマスク34を通って、ディスプレイスクリーン38
の蛍光体層36に向けられ、磁気偏向ヨーク32によってデ
ィスプレイスクリーンを横切って偏向される。QPF式電
子銃82はさらに、G3電極及びG4電極の組合せを含み、そ
の各々は、それぞれの電子ビームを通す電子ビーム軸線
に沿って整列された複数の開口部を有する。本発明の実
施例によれば、電子銃82はさらに、集束電圧(VF)源28
に連結され、かつ充電されたG5電極及び加速電圧(VA)
源30に連結され、充電されたG6電極を有する。G5電極及
びG6電極の組合せは、電子銃82の高電圧電子ビーム集束
レンズを形成する。前の実施例のように、支持カップ10
4と複数のバルブスペーサ106の組合せは、G6電極に取り
付けられる。G5電極及びG6電極の面した部分は、それぞ
れチェーンリンク形状の共通開口部電極部分108,110か
らなる。G5電極及びG6電極の面したチェーンリンク形状
の電極部分108,110の各々は、図7に示し、かつ上述さ
れた電極により形成され、かつ形状をしている。図9に
示すように、G5電極及びG6電極の面したチェーンリンク
形状の電極部分108,110はそれぞれ、電子ビーム軸線の
内方に延びていない真っ直ぐな側壁を有する。かくし
て、チェーンリンク形状の共通開口部電極部分108,110
は、3つの電子ビームの中空共通レンズをなす。電子ビ
ーム軸線と整列されたこれらの面した電極の開放共通部
分は、3つの電子ビームの水平方向の球面収差を減ら
し、それぞれの電子ビームと同心状に整列した中央弧状
部分と2つの外側弧状部分は、3つの電子ビームの垂直
方向の球面収差を減らす。
電子銃82の断面図を示す。前述した実施例のように、電
子銃82は、カソードkR,kG,kB並びに電子銃のビーム形成
領域を有するG1電極及びG2電極を含む。電子ビームは、
シャドウマスク34を通って、ディスプレイスクリーン38
の蛍光体層36に向けられ、磁気偏向ヨーク32によってデ
ィスプレイスクリーンを横切って偏向される。QPF式電
子銃82はさらに、G3電極及びG4電極の組合せを含み、そ
の各々は、それぞれの電子ビームを通す電子ビーム軸線
に沿って整列された複数の開口部を有する。本発明の実
施例によれば、電子銃82はさらに、集束電圧(VF)源28
に連結され、かつ充電されたG5電極及び加速電圧(VA)
源30に連結され、充電されたG6電極を有する。G5電極及
びG6電極の組合せは、電子銃82の高電圧電子ビーム集束
レンズを形成する。前の実施例のように、支持カップ10
4と複数のバルブスペーサ106の組合せは、G6電極に取り
付けられる。G5電極及びG6電極の面した部分は、それぞ
れチェーンリンク形状の共通開口部電極部分108,110か
らなる。G5電極及びG6電極の面したチェーンリンク形状
の電極部分108,110の各々は、図7に示し、かつ上述さ
れた電極により形成され、かつ形状をしている。図9に
示すように、G5電極及びG6電極の面したチェーンリンク
形状の電極部分108,110はそれぞれ、電子ビーム軸線の
内方に延びていない真っ直ぐな側壁を有する。かくし
て、チェーンリンク形状の共通開口部電極部分108,110
は、3つの電子ビームの中空共通レンズをなす。電子ビ
ーム軸線と整列されたこれらの面した電極の開放共通部
分は、3つの電子ビームの水平方向の球面収差を減ら
し、それぞれの電子ビームと同心状に整列した中央弧状
部分と2つの外側弧状部分は、3つの電子ビームの垂直
方向の球面収差を減らす。
図10を参照すると、本発明の原理による電子銃84のさ
らに他の実施例の簡単化された断面図を示す。電子銃84
では、G6電極に対して面しているG5電極の部分は、図7
に示すようなチェーンリンク形状のストレート壁の中空
共通電極の形態である。G5電極に対して面しているG6電
極の部分は、細長い共通開口部90を有する立体共通レン
ズ(solid commom lens)の形態であり、その開口部90
を通って、3つの電子ビームが向けられる。G6電極の共
通開口部90は、3つの内側円形開口部92a,92b,92cで終
わり、それらの各々を通って、それぞれの電子ビームが
ディスプレイスクリーン38に向けられる。
らに他の実施例の簡単化された断面図を示す。電子銃84
では、G6電極に対して面しているG5電極の部分は、図7
に示すようなチェーンリンク形状のストレート壁の中空
共通電極の形態である。G5電極に対して面しているG6電
極の部分は、細長い共通開口部90を有する立体共通レン
ズ(solid commom lens)の形態であり、その開口部90
を通って、3つの電子ビームが向けられる。G6電極の共
通開口部90は、3つの内側円形開口部92a,92b,92cで終
わり、それらの各々を通って、それぞれの電子ビームが
ディスプレイスクリーン38に向けられる。
かくして、CRTのディスプレイスクリーンへの電子ビ
ーム入射の水平方向並びに垂直方向の球面収差の修正を
行うために、電子銃の主集束レンズに用いられるチェー
ンリンク形状の中空共通電極を示している。チェーンリ
ンク中空共通電極は、電子銃の主レンズの同様な形状の
電極と面した関係で用いられ、又は、電子ビームの球面
収差を修正するに当たって、従来の立体レンズ又は中空
レンズのいずれかを組み合わせて用いられる。種々の実
施例では、チェーンリンク中空共通電極の共通レンズ部
分及び従来の立体又は中空レンズは、隣接した電極に面
した関係にある。チェーンリンク中空共通電極は、両端
部で開放され、電子ビーム軸線に平行である単一の薄い
連続側壁を含む。一方の開放端部では、間隔を隔てた対
の外側開口部とそれらの間に配置された中央開口部を有
する端壁によって被覆され、3つの開口部は、3つの電
子ビームのインライン形状により、直線配列(linear a
rray)に配列される。中空共通電極の第2端部は、開放
し、かつ共通レンズ部分を形成し、その共通レンズ部分
を通って、3つの電子ビームは、水平方向の球面収差の
修正のために向けられる。ビームの垂直方向の球面収
差、又は3つのビームの平面をほぼ横切る方向での球面
収差を減らすために、それぞれの拡張した弧状部分は、
電極の端壁の3つの開口部の各々と同心状に整列され
る。3つの電子ビームの各々と整列された共通開口部の
垂直方向に増大した寸法によって、ビデオイメージ解像
度の改良のために、ビームの各々を、CRTディスプレイ
スクリーンの蛍光体層のより小さなスポットサイズに集
束するようにする。球面収差の修正したインライン電子
銃は、面した共通レンズ部分を有する一対の充電された
電極を有し、3つの電子ビームの各々が、前記した電極
の各々の円形開口部と細長い開口部の組合せを通って向
けられるCOTY式のCRTに用いるのに特に適合する。
ーム入射の水平方向並びに垂直方向の球面収差の修正を
行うために、電子銃の主集束レンズに用いられるチェー
ンリンク形状の中空共通電極を示している。チェーンリ
ンク中空共通電極は、電子銃の主レンズの同様な形状の
電極と面した関係で用いられ、又は、電子ビームの球面
収差を修正するに当たって、従来の立体レンズ又は中空
レンズのいずれかを組み合わせて用いられる。種々の実
施例では、チェーンリンク中空共通電極の共通レンズ部
分及び従来の立体又は中空レンズは、隣接した電極に面
した関係にある。チェーンリンク中空共通電極は、両端
部で開放され、電子ビーム軸線に平行である単一の薄い
連続側壁を含む。一方の開放端部では、間隔を隔てた対
の外側開口部とそれらの間に配置された中央開口部を有
する端壁によって被覆され、3つの開口部は、3つの電
子ビームのインライン形状により、直線配列(linear a
rray)に配列される。中空共通電極の第2端部は、開放
し、かつ共通レンズ部分を形成し、その共通レンズ部分
を通って、3つの電子ビームは、水平方向の球面収差の
修正のために向けられる。ビームの垂直方向の球面収
差、又は3つのビームの平面をほぼ横切る方向での球面
収差を減らすために、それぞれの拡張した弧状部分は、
電極の端壁の3つの開口部の各々と同心状に整列され
る。3つの電子ビームの各々と整列された共通開口部の
垂直方向に増大した寸法によって、ビデオイメージ解像
度の改良のために、ビームの各々を、CRTディスプレイ
スクリーンの蛍光体層のより小さなスポットサイズに集
束するようにする。球面収差の修正したインライン電子
銃は、面した共通レンズ部分を有する一対の充電された
電極を有し、3つの電子ビームの各々が、前記した電極
の各々の円形開口部と細長い開口部の組合せを通って向
けられるCOTY式のCRTに用いるのに特に適合する。
本発明の特別な実施例を示しかつ説明したが、本発明
から逸脱することなく、広い観点で、変更及び変形がな
されることは、当業者にあきらかであろう。かくして、
本発明のチェーンリンク形状の中空共通電極は、G3,G4,
G5,G6電極を有するように開示されているが、本電極
は、前述した電子銃電極の一つに用いられるように限定
されず、種々のどんなマルチ電極ビーム集束電極に用い
てもよい。従って、添付した請求の範囲の目的は、本発
明の真の精神と範囲内に入るようなすべての変更及び変
形に及ぶことにある。前の説明及び添付図面に示す事項
は、制限としてではなく、例示として提供される。本発
明の実際の範囲は、従来技術に基づいた適当な見方でみ
た場合、次の請求の範囲に定められるべきである。
から逸脱することなく、広い観点で、変更及び変形がな
されることは、当業者にあきらかであろう。かくして、
本発明のチェーンリンク形状の中空共通電極は、G3,G4,
G5,G6電極を有するように開示されているが、本電極
は、前述した電子銃電極の一つに用いられるように限定
されず、種々のどんなマルチ電極ビーム集束電極に用い
てもよい。従って、添付した請求の範囲の目的は、本発
明の真の精神と範囲内に入るようなすべての変更及び変
形に及ぶことにある。前の説明及び添付図面に示す事項
は、制限としてではなく、例示として提供される。本発
明の実際の範囲は、従来技術に基づいた適当な見方でみ
た場合、次の請求の範囲に定められるべきである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭55−17963(JP,A)
特開 昭57−88651(JP,A)
特開 昭59−54151(JP,A)
特開 昭62−274533(JP,A)
特開 平2−127887(JP,A)
特開 平3−156834(JP,A)
特表 平5−502132(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01J 29/48
Claims (14)
- 【請求項1】ビデオイメージをディスプレイスクリーン
に形成するに当たって、中央及び2つの外側のインライ
ン電子ビームを、それぞれの平行軸線に沿って、ブラウ
ン管(CRT)のディスプレイスクリーンに向ける電子銃
の電極であって、 第1端部と第2端部で開口され、かつ金属の薄いシート
からなる単一の閉鎖された側壁からなる中空のハウジン
グを有し、前記側壁は、前記軸線と平行に整列され、前
記第1開口端部と第2開口端部は、各々チェーンリンク
形状であり、中央及び外側のインライン電子ビームと整
列された長手方向の軸線を有し、 前記ハウジングの前記第1端部に配置され、第1、第2
及び第3円形開口部を構成する手段を有し、前記開口部
は、前記ハウジングの第1端部を横切る直線上に間隔を
隔てて配列され、前記電子ビームの各々は、前記円形開
口部のそれぞれ一つを通るように方向決めされ、 前記ハウジングの前記第2開口端部に配置され、前記単
一の閉鎖された側壁によって囲まれ、前記長手方向軸線
をほぼ横切って延びた中央及び2つの外側の拡張部分を
構成する手段を有し、 前記拡張部分の各々は前記円形開口から半径方向外側に
配置されて前記側壁の弧状部分によって限定され、かつ
前記拡張部分の各々は、それぞれ前記円形開口部と整列
され、それぞれの電子ビームを通して、ディスプレイス
クリーンの電子ビームの球面収差を減らす、電極。 - 【請求項2】各拡張部分は、前記ハウジングの第2開口
端部の弧状拡張部分によって構成される、請求項1の電
極。 - 【請求項3】前記弧状拡張部分は、前記中空ハウジング
の第1及び第2開口端部の中間に前記中空ハウジングの
長さに延びる、請求項2の電極。 - 【請求項4】前記第1、第2及び第2開口部を構成する
前記手段は、前記ハウジングの第1端部にわたって配置
され、前記第1、第2及び第2開口部を含むほぼ平坦な
パネルを有する、請求項1の電極。 - 【請求項5】前記電子銃は、高電圧電子ビーム集束レン
ズを有し、前記電極は、前記高電圧電子ビーム集束レン
ズの中にある、請求項1の電極。 - 【請求項6】前記電極は、電子銃のG3、G4、G5又はG6電
極である、請求項5の電極。 - 【請求項7】中央及び2つの外側インライン電子ビーム
を有するカラーブラウン管に用いられ、前記電子ビーム
が、磁気偏向ヨークによって、同期方法で、CRTのディ
スプレイスクリーンを横切って偏向される、電子銃は、 電子を発生させるカソード手段と、 電子を前記カソード手段から受け入れ、かつビームクロ
スオーバーを形成するクロスオーバー手段と、 静電集束界を電子ビームに印加するために、電子ビーム
に沿って間隔を隔てた方法で配列された第1及び第2電
極手段を有し、前記電極手段の各々は、一定の厚さの周
辺側壁を有し、かつ、インライン電子ビームと連結され
た長手方向の軸線を有し電子ビームの通過する細長い共
通開口部を構成する中空共通レンズを含み、前記中空共
通レンズの各々の前記共通開口部は、チェーンリンク形
状であり、かつ電子ビームのインライン整列に沿った方
向で電子ビームの球面収差を減らすために面した関係で
配列され、 前記第1及び第2電極手段は、該第1及び第2電極手段
の共通開口部のチェーンリンク形状に一致した周辺側壁
を有している、電子銃。 - 【請求項8】前記チェーンリンク形状の共通開口部の各
々は、それぞれの電子ビームと各々整列された複数の間
隔を隔てた拡張弧状部分を含む、請求項7の電極。 - 【請求項9】前記チェーンリンク形状の共通開口部の各
々は、第1及び第2の外側弧状部分と、それらの間に配
置された第3の内側弧状部分を有する、請求項8の電
極。 - 【請求項10】前記電子銃の高電圧集束レンズで、前記
第1電極手段は、G3電極を有し、前記第2電極手段は、
G4電極を有する。請求項9の電子銃。 - 【請求項11】前記G3電極は、集束電圧源に連結され、
前記G4電極は、加速電圧源に連結されている、請求項10
の電子銃。 - 【請求項12】前記電子銃の高電圧集束レンズで、前記
第1電極手段の各々は、G5電極を有し、前記第2電極手
段は、G6電極を有する、請求項9の電子銃。 - 【請求項13】前記G5電極は集束電圧源に連結され、前
記G6電極は、加速電圧源に連結されている、請求項12の
電子銃。 - 【請求項14】前記電極手段の前記周辺側壁は、前記細
長い共通開口部の長手方向の軸線に整列され、ほぼ平行
である、請求項13の電子銃。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US890,836 | 1992-06-01 | ||
US07/890,836 US5241240A (en) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | Hollow chain link main lens design for color CRT |
PCT/US1992/006222 WO1993024951A1 (en) | 1992-06-01 | 1992-09-21 | Hollow chain link main lens design for color crt |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06509679A JPH06509679A (ja) | 1994-10-27 |
JP3507493B2 true JP3507493B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=25397203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50049194A Expired - Fee Related JP3507493B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-09-21 | カラーcrt用中空チェーンリンク主レンズ設計 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5241240A (ja) |
EP (1) | EP0597046B1 (ja) |
JP (1) | JP3507493B2 (ja) |
DE (1) | DE69224527T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5325013A (en) * | 1992-09-01 | 1994-06-28 | Rca Thomson Licensing Corporation | Cathode-ray tube with improved electron gun |
KR950012549A (ko) * | 1993-10-22 | 1995-05-16 | 에스. 씨. 첸 | 칼라 음극선관전자총을 위한 연장중앙 원형 개구를 가진 오목한 체인-링크 주렌즈 설계 |
US6232711B1 (en) * | 1998-12-15 | 2001-05-15 | Hitachi, Ltd. | Color cathode ray tube |
US6815881B2 (en) * | 2002-02-11 | 2004-11-09 | Chunghwa Picture Tubes, Ltd. | Color CRT electron gun with progressively reduced electron beam passing aperture size |
US6674228B2 (en) | 2002-04-04 | 2004-01-06 | Chunghwa Pictures Tubes, Ltd. | Multi-layer common lens arrangement for main focus lens of multi-beam electron gun |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4400649A (en) * | 1981-07-10 | 1983-08-23 | Rca Corporation | Color picture tube having an improved expanded focus lens type inline electron gun |
NL8203321A (nl) * | 1982-08-25 | 1984-03-16 | Philips Nv | Kleurenbeeldbuis. |
JPS5991637A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-26 | Nec Corp | カラ−受像管用電子銃構体 |
JPS5991638A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-26 | Nec Corp | カラ−受像管用電子銃構体 |
US4520292A (en) * | 1983-05-06 | 1985-05-28 | Rca Corporation | Cathode-ray tube having an asymmetric slot formed in a screen grid electrode of an inline electron gun |
KR910001157B1 (ko) * | 1986-02-12 | 1991-02-25 | 니뽄 덴끼 가부시끼가이샤 | 전자총을 위한 전자 렌즈용 전극 조립체 |
JPS62274533A (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-28 | Nec Corp | 電子銃電極構体 |
US4764704A (en) * | 1987-01-14 | 1988-08-16 | Rca Licensing Corporation | Color cathode-ray tube having a three-lens electron gun |
US5027043A (en) * | 1989-08-11 | 1991-06-25 | Zenith Electronics Corporation | Electron gun system with dynamic convergence control |
US5036258A (en) * | 1989-08-11 | 1991-07-30 | Zenith Electronics Corporation | Color CRT system and process with dynamic quadrupole lens structure |
US5043625A (en) * | 1989-11-15 | 1991-08-27 | Zenith Electronics Corporation | Spherical aberration-corrected inline electron gun |
US5170101A (en) * | 1991-12-30 | 1992-12-08 | Zenith Electronics Corporation | Constant horizontal dimension symmetrical beam in-line electron gun |
-
1992
- 1992-06-01 US US07/890,836 patent/US5241240A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-21 JP JP50049194A patent/JP3507493B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-21 WO PCT/US1992/006222 patent/WO1993024951A1/en active IP Right Grant
- 1992-09-21 DE DE69224527T patent/DE69224527T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-21 EP EP92925010A patent/EP0597046B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
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DE69224527D1 (de) | 1998-04-02 |
US5241240A (en) | 1993-08-31 |
EP0597046A4 (en) | 1994-10-26 |
WO1993024951A1 (en) | 1993-12-09 |
JPH06509679A (ja) | 1994-10-27 |
EP0597046A1 (en) | 1994-05-18 |
DE69224527T2 (de) | 1998-09-17 |
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---|---|---|---|
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