JP3506514B2 - 支柱に対する被取付部材の取付装置 - Google Patents

支柱に対する被取付部材の取付装置

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JP3506514B2
JP3506514B2 JP00277395A JP277395A JP3506514B2 JP 3506514 B2 JP3506514 B2 JP 3506514B2 JP 00277395 A JP00277395 A JP 00277395A JP 277395 A JP277395 A JP 277395A JP 3506514 B2 JP3506514 B2 JP 3506514B2
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裕郎 内田
和夫 野入
光成 清
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として屋外遊戯具や
フィールド・アスレチック用設備などの支柱に対して各
種器具類を穴明け加工や溶接加工等を施すことなく取付
けることができる支柱に対する被取付部材の取付装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】滑り台やブランコその他の屋外遊戯具や
フィールド・アスレチック設備等は、支柱に対して所要
の各種器具類を組付けての構築されているが、この種装
置における支柱に対する被取付部材の取付けはいずれも
現場で穴明け加工や溶接加工等を行って組み立てるのを
普通としているため、現場作業を効率的に行い難いもの
であった。このような問題を解決するため本出願人は狭
窄開口部をもって外部と連通されるガイド溝が長手方向
に形成された支柱の前記ガイド溝にナット部材を摺動自
在に嵌装して前記支柱に添わせた被取付部材をその所要
部に設けられたねじ挿通孔から前記狭窄開口部を通じて
ナット部材に螺挿した雄ねじをもって締付固定するよう
にした支柱に対する被取付部材の取付装置を開発し、先
に特願平6−143470号として出願したが、ナット
部材がガイド溝内で円滑に摺動するため、ナット部材を
ガイド溝内の所要位置に仮止めすることができず、この
ためナット部材をガイド溝内の所要位置に一人の作業員
が保持させた状態で他の作業員がねじ締めしなければな
らず、作業には多数の作業員が必要となるうえに、作業
が煩雑で組付作業に時間がかかり、作業の効率化という
所期の目的が充分達成できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは前記のような問題点を解決し、支柱のガイ
ド溝内の任意の位置にナット部材を仮止めすることがで
きるようにして、支柱に対する被取付部材の取付けを穴
明け加工や溶接加工等を施すことながないことは勿論、
極めて効率的に構築作業を行うことのできる支柱に対す
る被取付部材の取付装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の支柱に対する被取付部材の取付装置は、狭
窄開口部をもって外部と連通されるガイド溝が長手方向
に形成された支柱の前記ガイド溝にナット部材を弾性滑
り止めを介して嵌装保持させて前記支柱に添わせた被取
付部材をその所要部に設けられたねじ挿通孔から前記狭
窄開口部を通じてナット部材に螺挿した雄ねじをもって
締付固定する支柱に対する被取付部材の取付装置におい
て、弾性滑り止めをナット部材の裏面に貼着された無数
の短針を有する雄側面ファスナーとしたしたことを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】このような支柱に対する被取付部材の取付装置
は、外見上は前記した先願のものと変わることはない
が、滑り台やブランコその他の屋外遊戯具やフィールド
・アスレチック設備を構築する作業時には、ベース上に
立設された多数の支柱のガイド溝内に先ずナット部材を
嵌装してこれをガイド溝内の所要位置まで摺動させて
ット部材の裏面に貼着された無数の短針を有する雄側面
ファスナーよりなる弾性滑り止めにより所要位置に仮止
め保持させ、この状態でガイド溝内にあるナット部材に
対して支柱に添わせた被取付部材をその所要部に設けら
れたねじ挿通孔から前記狭窄開口部を通じて雄ねじを螺
挿して締付けできるので、支柱に対する被取付部材の取
付けを穴明け加工や溶接加工等を施すことながないこと
は勿論、極めて効率的に構築作業を行うことのできる。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。1はアルミ合金等の不錆金属材よりなる断
面中空の十字状の支柱であり、該支柱1の各翼片1aの
中間部は断面略H状とされ、各翼片1aの前後には隔壁
を挟んで狭窄開口部2aをもって外部と連通されるガイ
ド溝2が長手方向に形成されている。3はガイド溝2内
に摺動及び仮止めができるように嵌挿される長方形のナ
ット部材であり、該ナット部材3の上下には雌ねじ3
a、3aが形成されるとともに、ガイド溝底に面する裏
面にはマジックテープ(商品名)などの名称で市販され
ている面ファスナーの雄側テープすなわち合成樹脂より
なる無数の短針4aをテープ4bの片面より植設した雄
側面ファスナーなどの弾性滑り止め4が貼着されてい
。雄側面ファスナーは、その短針4aの長さにナット
部材3の厚さを加算した長さがガイド溝2の深さより僅
かに大きくなるようにして、ナット部材3が重力に逆ら
ってガイド溝2内の任意の位置で仮止め停止できるだけ
の摩擦抵抗が生じるようにしておくものとする。5は支
柱1の外面に添わせた被取付部材であって、この実施例
ではクランプ用のブラケットとしてあり、このブラケッ
トの上下には雄ねじ6を挿通係止させるねじ挿通孔5a
が透設され、前記雄ねじ6を被取付部材5であるこのブ
ラケットのねじ挿通孔5aから前記狭窄開口部2aを通
じてナット部材3に螺挿してこれを締付ることによりブ
ラケットは支柱1の翼片1aに固定されることとなる。
【0007】このように構成されたものは、外見上は前
記した先願のものと変わることはないが、滑り台やブラ
ンコその他の屋外遊戯具やフィールド・アスレチック設
備を構築する作業時には、ベース上に立設された十字状
の支柱1の各翼片1aのガイド溝2に所要数のナット部
材3を嵌装し、これをガイド溝2内の所要位置まで強制
的に摺動させて手を離せば、ナット部材3はガイド溝底
に面する裏側に弾性のある短針4aが植設されたテープ
4bよりなる弾性滑り止め4が設けられているため、短
針4aが旧状に復帰しようとする力でガイド溝2内を摺
動できるが落下しない程度の摩擦抵抗が働いてナット部
材3は被取付部材5が取り付けられる所定位置において
仮止め保持されることとなる。このようにして多数の立
設された支柱1にナット部材3を仮止めした後は、被取
付部材5としてのクランプ用のブラケットをナット部材
3の前面に位置する支柱1の狭窄開口部2aの前面に沿
わせて雄ねじ6をブラケットのねじ挿通孔5aに挿通し
狭窄開口部2aを通じてガイド溝2内に仮止めされてい
るナット部材3のねじ孔3aにねじ込み、雄ねじ6がナ
ット部材3のねじ孔3aに螺着され後さらにねじ込みを
続けて支柱1の狭窄開口部2aの壁部にナット部材3と
被取付部材5であるクランプ用のブラケットを挟持させ
る。そして、支柱1の翼片1aに被取付部材5としての
ブラケットが固定されたら、ブラケットに連結部品を取
り付けて屋外遊戯具やフィールド・アスレチック等の器
具等を組み立てれば支柱に対して各種器具類を穴明け加
工や溶接加工等を施すことなく取付けることができるこ
ととなる。
【0008】なお、実施例では被取付部材5をクランプ
用のブラケットとしているが、被取付部材5をパネル状
或いは棒状その他任意の直接連結部品そのものとしても
よいことは勿論である。
【0009】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、支柱の前記ガイド溝にナット部材を嵌装して支柱に
添わせた被取付部材をその所要部に設けられたねじ挿通
孔からナット部材に螺挿した雄ねじをもって締付固定す
るようにしたので、穴明け加工や溶接加工等が不要とな
り、しかも、ナット部材とガイド溝との間には、無数の
短針を有する雄側面ファスナーよりなる弾性滑り止めを
介在させたので、支柱のガイド溝に任意の高さでナット
部材を仮止めすることができることとなって支柱に対す
る被取付部材の取付が容易となり、少ない作業員で短時
間で効率的に作業を行うことができ、組立工期を早める
ことができるなど作業効率を高めるうえで多くの利点が
ある。しかも、雄側面ファスナーとしたので、短針の弾
性によりガイド溝内におけるナット部材の摺動および仮
止め力が適当なうえ市販のテープ状面ファスナーの雄側
を適当長に裁断使用できるので経済的に有利となる特長
がある。また、請求項2に記載したように、支柱を断面
中空の十字状としてその翼片にガイド溝を形成した場合
は、軽量で且つ強度的に優れた支柱の任意の翼片に対し
て被取付部材を取付けできる利点があり、また、請求項
3に記載したように、被取付部材をクランプ用のブラケ
ットとしたときは、被取付部材の大きさや形状にとらわ
れずに的確容易に支柱に対して被取付部材を取付けでき
る利点がある。従って、本発明は従来の問題点を解決し
た支柱に対する被取付部材の取付装置として業界の発展
に寄与するところ極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を分離して示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 支柱 1a 翼片 2 ガイド溝 2a 狭窄開口部 3 ナット部材 4 弾性滑り止め 5 被取付部材
フロントページの続き (72)発明者 内田 裕郎 愛知県名古屋市中村区剣町316番地の1 (72)発明者 野入 和夫 愛知県名古屋市中村区稲葉地町4丁目28 番地 (72)発明者 清 光成 愛知県津島市又吉町4丁目54番地の1 (72)発明者 デビッド ハートリー オーストラリア国 2565 ニューサウス ウエールズ イングルバーン カール・ ロード12 (56)参考文献 実開 平4−129220(JP,U) 実開 昭61−107851(JP,U) 実開 昭60−122414(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 3/32 A63B 17/00 A63G 9/00 A63G 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭窄開口部(2a)をもって外部と連通され
    るガイド溝(2)が長手方向に形成された支柱(1)の前記ガ
    イド溝(2)にナット部材(3)を弾性滑り止め(4)を介して
    嵌装保持させて前記支柱(1)に添わせた被取付部材(5)を
    その所要部に設けられたねじ挿通孔から前記狭窄開口部
    (2a)を通じてナット部材(3)に螺挿した雄ねじ(6)をもっ
    て締付固定する支柱に対する被取付部材の取付装置にお
    いて、弾性滑り止め (4) をナット部材 (3) の裏面に貼着さ
    れた無数の短針を有する雄側面ファスナーとしたことを
    特徴とする支柱に対する被取付部材の取付装置。
  2. 【請求項2】 支柱(1)が断面中空の十字状で、その翼
    片(1a)にガイド溝(2)が形成されている請求項1に記載
    の支柱に対する被取付部材の取付装置。
  3. 【請求項3】 被取付部材(5)がクランプ用のブラケッ
    トである請求項1または2に記載の支柱に対する被取付
    部材の取付装置。
JP00277395A 1995-01-11 1995-01-11 支柱に対する被取付部材の取付装置 Expired - Fee Related JP3506514B2 (ja)

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