JP3016565U - 裏面設置用ブラケット - Google Patents

裏面設置用ブラケット

Info

Publication number
JP3016565U
JP3016565U JP1994014222U JP1422294U JP3016565U JP 3016565 U JP3016565 U JP 3016565U JP 1994014222 U JP1994014222 U JP 1994014222U JP 1422294 U JP1422294 U JP 1422294U JP 3016565 U JP3016565 U JP 3016565U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
main body
bracket
wall surface
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994014222U
Other languages
English (en)
Inventor
正彦 吉田
Original Assignee
正彦 吉田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正彦 吉田 filed Critical 正彦 吉田
Priority to JP1994014222U priority Critical patent/JP3016565U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3016565U publication Critical patent/JP3016565U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面の裏面に手を入ることができず、壁面表
面のみから所望の各種金具類を固定する際に、ブラケッ
トの耐荷重を大幅に向上する。 【構成】 建築物用壁面10に穿設された所定直径の孔
部11に対して挿入される本体部2と、本体部2の略中
央部位に設けられる貫通孔を有するネジ部4と本体部に
設けられる接着部5と、ネジ部4を孔部11から覗く状
態にする紐体6とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は裏面設置用ブラケットに係り、所定強度を有する建築物用の壁面また は天井面を施工した後に室内側から設置されて各種金具類を固定するために、例 えば石膏ボートからなる壁面に対して室内側から施工できる裏面設置用ブラケッ トに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築物用壁面の石膏ボードを固定してから壁紙等を貼ることで内装 を終了した後に、カーテンレール取り付け用金具、手すり、洗面用器具、照明機 器等を壁面または天井面に取り付ける施工作業がある。そこで、最も単純には壁 面に対して室内側からネジ、釘類を直接打ち付けることで各種金具類を固定する ことがあるが、例えば石膏ボートからなる壁面に対して室内側からネジ、釘類を 直接打ちつけると、壁面の損壊を招くことになる。
【0003】 このような石膏ボードへの取り付け作業においては、通常は壁面の裏面に手を 入ることができないので、壁面表面のみから所望の各種金具類を固定しなけらば ならないことから、種々の裏面設置式ブラケットが従来より使用されている。
【0004】 代表的には、壁面に穿設された孔部に対して挿入した後に、ビスを締め付ける ことにより、壁面の裏側において部材が略傘状に開くように変形して抜け止めさ れるアンカー式のものがある。または、壁面に下孔部を穿設する刃部と、穿設さ れた下孔部に対して螺合するネジ部とを一体形成した埋設式のアンカーナット式 のものがある。しかし、上記の各タイプは壁面表面のみから所望の各種金具類を 固定するために便利(専用工具も準備されている)ではあるが、耐荷重が小さい と言う構造上の欠点がある。
【0005】 そこで、近年になり、図8に示されるように、口金部101とブラケット10 2とをコイルスプリング105により連結しておき、石膏ボード10に予め穿設 された取り付け用の孔部11にブラケット102を通過させから、ブラケット1 02のネジ部104に対して口金部101の孔を介してネジを螺合するタイプの もの(商品名、プラッティプラグ)が発売されている。この商品によれば、ブラ ケットが壁面の裏面にしっかりと固定されるので、耐荷重がアップする利点があ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の商品によれば、図8(b)に図示のように、例えば10 ミリ厚の石膏ボードに15ミリの取り付け孔11を穿設して、ブラケット102 を挿通させてから、ネジを回転してコイルスプリング105が伸びるようにして から完成することからブラケット102の全長には制限があるので、その全長は せいぜい30ミリ程度であり、耐荷重も10キログラム前後が最大である。
【0007】 また、カーテンレール取り付け金具のように常時外力が作用する場合には、長 期間の使用後に、ネジ緩みが発生(壁の単位面積荷重の関係からネジ締め力をあ まり大きくできない)してしまう結果、金具が下方にだらしなく傾くものであっ た。
【0008】 したがって、本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、壁面または 天井面の裏面に手を入ることができず、室内側のみから所望の各種金具類を固定 する際に、耐荷重を大幅に向上でき、かつくり返し荷重が作用しても緩む虞のな い裏面設置用ブラケットの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
上述の課題を解決し、目的を達成するために本考案は、建築物用の壁面または 天井面を施工した後に室内側から設置されて各種金具類を固定する裏面設置用ブ ラケットであって、前記壁面または天井面に穿設された所定直径の孔部に対して 挿入される横断面形状と所定全長と所定曲げ強度とを有する本体部と、該本体部 の略中央部位に設けられる貫通孔を有するネジ部と、該ネジ部を挟んで前記本体 部に設けられる接着部と、前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到達させてから 、室内側に引くことで前記接着部を裏面に接着させるとともに前記ネジ部を前記 孔部から覗く状態にするための紐体とを具備することを特徴としている。
【0010】 また、建築物用の壁面または天井面を施工した後に室内側から設置されて各種 金具類を固定する裏面設置用ブラケットであって、前記壁面または天井面に穿設 された所定直径の孔部に対して挿入される横断面形状と所定全長と所定曲げ強度 と貫通孔を有するネジ部を備える本体部と、前記ネジ部に挿通される紐体とを前 記孔部に対して同時に挿通して、前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到達させ てから、前記壁面または天井面の室内側に前記紐体を引くことで前記ネジ部を前 記孔部から覗く状態にしつつ、前記各種金具類固定用のインサートナットを前記 紐体に挿通して前記ネジ部に対して仮螺合してから、前記紐体を破棄して最終螺 合することを特徴としている。
【0011】 また、建築物用の壁面または天井面を施工した後に室内側から設置されて各種 金具類を固定する裏面設置用ブラケットであって、貫通孔と該貫通孔の周面にお いて係合部を有する本体部と、前記貫通孔に挿通される紐体を前記壁面または天 井面に穿設された孔部に対して同時に挿通して、 前記本体部を前記孔部の裏面 側にまで到達させてから、前記壁面または天井面の室内側に前記紐体を引くこと で前記本体部を裏面に圧設させる状態を保持するととともに、前記係合部に対し て係合される被係合部を有するインサートナットを前記孔部に圧入し、前記紐体 を破棄することを特徴としている。
【0012】 また、前記紐体は、先端部に前記貫通孔により係止されるストッパー部を形成 してなり前記貫通孔に対して挿通されて前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到 達させてから、前記室内側に引かれることで裏面に接着または仮固定させるとと もに前記貫通孔を前記孔部から覗く状態にした後に破棄されることを特徴として いる。
【0013】 また、前記本体部の縁部には前記前記孔部の穿設用の刃部が一体形成されてい ることを特徴としている。
【0014】 また、前記壁面は9ミリ〜15ミリ厚さの石膏ボードであり、かつ前記本体部 の所定全長は前記壁面同士の配設間隔寸法以下に設定されることを特徴としてい る。
【0015】 また、前記接着部は両面テープからなり、片面が前記本体部に接着されるとと もに他面において施工の際に取り外される剥離シートを設けることを特徴として いる。
【0016】 また、前記ネジ部は、前記各種金具類の固定用のネジに螺合する雌ネジ部であ ることを特徴としている。
【0017】 また、前記ネジ部は、前記建築物用壁面に埋設される埋設体の雌ネジ部に螺合 する雄ネジ部であることを特徴としている。
【0018】 そして、前記埋設体は、セルフタップネジの下孔と、工具を使用して回転され る回転係合部とを備えることを特徴としている。
【0019】 上記構成により、所定強度を有する建築物用の壁面または天井面を施工した後 に室内側から設置されて各種金具類を固定するために孔部を穿設し、所定全長と 所定曲げ強度とを有する本体部とともに紐体を孔部に挿通してから、手前に引く と、ネジ部を挟んで本体部に設けられた接着部が建築物用壁面の裏面側に接着さ れてからネジ部が孔部から覗く状態になるので、ネジ部に対して所定金具のネジ を螺合する。この結果、本体部が壁面裏面に対して十分な面積をもって固定され て大きな(壁面の場合に最大40キログラム)の静止荷重に耐えるようになる。 また、ネジ締め付け力を十分に広い面積で受けるようにしてネジの緩み防止を図 るように働く。
【0020】
【実施例】
以下に、本考案の実施例につき添付図面を参照して説明する。先ず、図1は本 考案の一実施例の構成に係る外観斜視図であって、壁面10とともに示したもの である。
【0021】 本図において、壁面10は所定強度を有する建築物用石膏ボードあるいはパー チクルボード、合板からなり、所定厚さTの9ミリから15ミリを有しており、 建物の骨格部に固定されており、この壁面10上には壁紙、塗装などが施されて 内装を完了した所謂内装工事が完了した状態になっている。この壁面10の所要 の部位には、例えば、カーテンレール、洗面器具、手すり、照明器具等であって 、内装工事の終了後に取り付けることを前提としている金具等の各種金具類を固 定するための直径Dの孔部11が先ず穿設される。
【0022】 一方、この孔部11に対して挿入されるために、図示のように補強部3を曲げ 加工してなる幅寸法dと所定全長Lを備えてなり所定の曲げ強度とを有する本体 部2は、例えば、1.6ミリの厚さの鉄板から剪断プレス加工されて、その略中 央部位において、貫通孔を有するM4、M5のネジ部4が例えばバーリング加工 されて設けられている。また、このネジ部4を挟んで略対称の位置において接着 層5が設けられている。あるいは、ポリアセタール樹脂等の機械的強度に優れる 樹脂を使用して射出成形されて本体部2が形成される。
【0023】 このように形成される本体部2のネジ部4には本体部2を壁面10の孔部11 の裏面側にまで到達させてから、壁面の表面側に引かれることで接着層5を壁面 の裏面に接着させるとともにネジ部4を孔部11から覗く状態にするビニール製 の紐6が挿通して設けられており、この紐6の先端部においてネジ部4により係 止されるストッパー部7が一体形成されている。また、本体部2には図中の破線 図示の孔開け用の刃部8であって、この部分を壁面に付き当てから回転して孔を 開けるための刃を一体形成しても良く、現場において電気ドリルの使用ができな いような狭い場所の場合や、あるいは電気ドリルを忘れた場合に対処できるよう にしている。
【0024】 図2は、別実施例の斜視図であって、上記の実施例の構成との相違部分に限定 して述べると、本体部2は3ミリの鉄板から形成されてなり、2箇所のネジ部4 を設けた構成である。また、上記の接着層5には両面粘着テープを所定の3セン チ程度に切断したものが使用されており、剥離シート5aを仮接着した状態にし てから、破線図示の釣下げ孔9aを備えた透明袋9に収容されており、販売され る状態にしている。
【0025】 次に、図3、図4により、以上説明のブラケット1を固定する工程について説 明する。先ず、図3(a)において、壁面10の間隔Wは、柱分の100ミリ前 後設けらることから、本体部2の全長Lを最長100ミリまで設定することがで きる。また、上述した幅寸法dで決定される孔部11の直径は例えば12ミリに 設定されており、ドリル(不図示)を使用して予め穿設される。この下準備の後 に本体部2を壁面10の孔部11に紐6を把持して矢印D1方向に挿入する。
【0026】 この次に、図3(b)に図示のように、本体部2の全体が孔部11を貫通す るように紐6を送り込んで(矢印D2方向)から、自重で落下させる。(矢印D 3方向) 続いて、図3(c)に図示のように、紐6を手前(矢印D4方向)に引くと、 本体部2が略垂直方向に垂れ下がり接着層5が壁面の裏面に接着される状態にな るとともに、紐6が引かれることからネジ部4が孔部11の略中心に位置するよ うになる。以上で、ブラケット1が裏面に接着されて表面からネジ締め可能な状 態になる。ここで、本体部2が略垂直方向に垂れ下さがるようにすることは、垂 直荷重を壁面において受ける際に重要なことであるが、本体部2のネジ部4が重 心点から少しでもズレでいれば、自然に垂直な状態にできる。
【0027】 以上で壁面裏に本体部が接着されるが、ただし、紐6がネジ締めには邪魔なの で、図4(a)に図示のように紐6を壁面間に落下させる(矢印D5方向)か、 あるいは矢印D6方向の手前に引っ張ることでストッパー部7を変形させてネジ 部を強制的に通過させるようにして手前に引き出してから破棄する。以上でネジ 締めの下準備が完全に整う。そこで、図4(b)に図示のように、例えばカーテ ンレール金具12をネジ13を使用してネジ部4に螺合することで、完全に固定 されることになる。
【0028】 このようにして固定される結果、所望の金具12に対して本体部2が壁面裏面 において十分な面積をもって固定されるので、例えば15ミリ厚の石膏ボードに 対して取り付けた場合には、最大で40キログラムの静荷重Gに耐えることを砂 袋を釣下げて確認された。また、ネジ締め付け力を十分に広い面積で受けるよう にできるので壁面10の崩壊の心配が全く無く安心してネジを強く締めつけられ るので、長期使用後のネジ緩み防止を完全に図ることができた。
【0029】 図5は別実施例を孔部11の破断面に沿うようにして夫々示した図であって、 図5(a)は、本体部2において、M4、M5程度のネジ孔を備えたナット4を 溶接により固定してあり、孔部11より大きな直径を有する口金14を挿通した 状態のフック12のネジを螺合した状態を示したものである。
【0030】 また、図5(b)は、ネジ部に代えて雌ネジ部16を本体部2と一体形成し、 上述のように壁面10の裏面に接着した後に、インサートナット20を雌ネジ部 16に対してナット面20aを回転して螺合した様子を示したものである。この 後に、セルフタップネジ13をインサートナット20の孔部20bに螺合するよ うにして、所望の機器、器具を壁面に対して強力に取り付けることができる。ま た、図6は図5(b)の変形例を示した一部破断の外観斜視図であって、上述の ように壁面10の裏面に接着した後に、インサートナット20を紐6に通過させ た状態にしてから、雌ネジ部16に対してサラネジ20eを回転させて雌ネジ部 20cを螺合させた後に、紐6を破棄してからプラスドライバーによりネジ孔2 0dを回転して螺合し、この後に、セルフタップネジ13をインサートナット2 0の孔部20bに螺合するようにして、所望の機器、器具を壁面に対して強力に 取り付けるものである。
【0031】 最後に図7は、別実施例のブラケット1を孔部11に沿う面で破断して示した 断面図である。本図において、上述のように壁面10に孔部を穿設した後に、図 7(a)に示すように裏面に本体部2を紐6と同時に位置させる。本体部2には 突起2kが形成されており、紐6を手前に強力に引くことで壁面10の裏側に食 い込むので本体部2が回転しないようにできる。また、本体部2には貫通孔の周 面において係合部40が成形されており、本体部2を孔部11の裏面側にまで到 達させてから、紐6を室内側に引く状態を保持しつつ、インサートナット20を 孔部11に圧入すると、インサートナット20に形成されている被係合部20k が係合部40に対してパチン嵌合して固定される。この後に、紐6を破棄してか ら、図7(b)に図示のように、ネジ13をインサートナット20の孔部20b に螺合するようにして、所望の機器、器具を壁面に対して強力に取り付けるよう にして、非常に作業性に優れるブラケット1とインサートナット20を提供でき る。したがって、日曜大工程度の技術の人でも、十分に使用することができ、広 く使用できる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、壁面または天井面の裏面に手を入るこ とができず、室内側のみから所望の各種金具類を固定する際に、耐荷重を大幅に 向上でき、かつくり返し荷重が作用しても緩む虞のない裏面設置用ブラケットを 提供することができる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る外観斜視図である。
【図2】別実施例に係る平面図である。
【図3】図1のブラケット取り付けの前半の施工工程図
である。
【図4】図1のブラケット取り付けの後半の施工工程図
である。
【図5】別実施例に係る断面図である。
【図6】別実施例に係る外観斜視図である。
【図7】別実施例に係る断面図である。
【図8】従来例に係る要部断面図である。
【符号の説明】
1…ブラケット、 2…本体部、 3…補強部、 4…ネジ部、 5…接着層、 6…紐、 7…ストッパー部、 10…壁面、 11…孔部、 13…ネジ、 20…インサートナット。

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物用の壁面または天井面を施工した
    後に室内側から設置されて各種金具類を固定する裏面設
    置用ブラケットであって、 前記壁面または天井面に穿設された所定直径の孔部に対
    して挿入される横断面形状と所定全長と所定曲げ強度と
    を有する本体部と、 該本体部の略中央部位に設けられる貫通孔を有するネジ
    部と、 該ネジ部を挟んで前記本体部に設けられる接着部と、 前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到達させてから、
    室内側に引くことで前記接着部を裏面に接着させるとと
    もに前記ネジ部を前記孔部から覗く状態にするための紐
    体と、 を具備することを特徴とする裏面設置用ブラケット。
  2. 【請求項2】 建築物用の壁面または天井面を施工した
    後に室内側から設置されて各種金具類を固定する裏面設
    置用ブラケットであって、 前記壁面または天井面に穿設された所定直径の孔部に対
    して挿入される横断面形状と所定全長と所定曲げ強度と
    貫通孔を有するネジ部を備える本体部と、 前記ネジ部に挿通される紐体とを前記孔部に対して同時
    に挿通して、 前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到達させてから、
    前記壁面または天井面の室内側に前記紐体を引くことで
    前記ネジ部を前記孔部から覗く状態にしつつ、前記各種
    金具類固定用のインサートナットを前記紐体に挿通して
    前記ネジ部に対して仮螺合してから、前記紐体を破棄し
    て最終螺合することを特徴とする裏面設置用ブラケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 建築物用の壁面または天井面を施工した
    後に室内側から設置されて各種金具類を固定する裏面設
    置用ブラケットであって、 貫通孔と該貫通孔の周面において係合部を有する本体部
    と、前記貫通孔に挿通される紐体を前記壁面または天井
    面に穿設された孔部に対して同時に挿通して、 前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到達させてから、
    前記壁面または天井面の室内側に前記紐体を引くことで
    前記本体部を裏面に圧設させる状態を保持するとととも
    に、前記係合部に対して係合される被係合部を有するイ
    ンサートナットを前記孔部に圧入し、前記紐体を破棄す
    ることを特徴とする裏面設置用ブラケット。
  4. 【請求項4】 前記紐体は、先端部に前記貫通孔により
    係止されるストッパー部を形成してなり前記貫通孔に対
    して挿通されて前記本体部を前記孔部の裏面側にまで到
    達させてから、前記室内側に引かれることで裏面に接着
    または仮固定させるとともに前記貫通孔を前記孔部から
    覗く状態にした後に破棄されることを特徴とする請求項
    1から請求項3のいずれかに記載の裏面設置用ブラケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記本体部の縁部には前記前記孔部の穿
    設用の刃部が一体形成されていることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載の裏面設置用ブラケ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記壁面は9ミリ〜15ミリ厚さの石膏
    ボードであり、かつ前記本体部の所定全長は前記壁面同
    士の配設間隔寸法以下に設定されることを特徴とする請
    求項1から請求項5のいずれかに記載の裏面設置用ブラ
    ケット。
  7. 【請求項7】 前記接着部は両面テープからなり、片面
    が前記本体部に接着されるとともに他面において施工の
    際に取り外される剥離シートを設けることを特徴とする
    請求項1に記載の裏面設置用ブラケット。
  8. 【請求項8】 前記ネジ部は、前記各種金具類の固定用
    のネジに螺合する雌ネジ部であることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の裏面設置用ブラケット。
  9. 【請求項9】 前記ネジ部は、前記建築物用壁面に埋設
    される埋設体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の裏面設置
    用ブラケット。
  10. 【請求項10】 前記埋設体は、セルフタップネジの下
    孔と、工具を使用して回転される回転係合部とを備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の裏面設置用ブラケッ
    ト。
JP1994014222U 1994-11-17 1994-11-17 裏面設置用ブラケット Expired - Lifetime JP3016565U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994014222U JP3016565U (ja) 1994-11-17 1994-11-17 裏面設置用ブラケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994014222U JP3016565U (ja) 1994-11-17 1994-11-17 裏面設置用ブラケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3016565U true JP3016565U (ja) 1995-10-03

Family

ID=43152087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994014222U Expired - Lifetime JP3016565U (ja) 1994-11-17 1994-11-17 裏面設置用ブラケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3016565U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000274418A (ja) * 1999-03-23 2000-10-03 Wakai & Co Ltd 壁面等に器具を取り付けるための取付け具
JP3452772B2 (ja) 1996-09-25 2003-09-29 周平 泉 壁板取付具補助材とその取付方法
JP3465780B2 (ja) 1998-03-13 2003-11-10 貢 小田 サポート類の取付具
JP2020133170A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社Lixil 取付具及び取付具を用いた取付構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452772B2 (ja) 1996-09-25 2003-09-29 周平 泉 壁板取付具補助材とその取付方法
JP3465780B2 (ja) 1998-03-13 2003-11-10 貢 小田 サポート類の取付具
JP2000274418A (ja) * 1999-03-23 2000-10-03 Wakai & Co Ltd 壁面等に器具を取り付けるための取付け具
JP2020133170A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社Lixil 取付具及び取付具を用いた取付構造
JP7291496B2 (ja) 2019-02-15 2023-06-15 株式会社Lixil 取付具及び取付具を用いた取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5051049A (en) Sticky nut fastener
US6893199B2 (en) Sheer resistant fastener assembly
US4653246A (en) Insulation board for attachment to walls
US20070286704A1 (en) Picture stabilizers
TW201221817A (en) Furring strip fastening member and construction structure using the same
AU9778798A (en) Cantilever fastener assembly
JP3016565U (ja) 裏面設置用ブラケット
US20140102040A1 (en) Wall anchor assembly and method of installation
JPH08232935A (ja) 裏面設置用ブラケット施工方法及び裏面設置用ブラケット
JPH10121640A (ja) パネル構造体の固定装置
JPH04315644A (ja) 石材等構造物の連結装置
JPH0334421Y2 (ja)
US20100221085A1 (en) Monarch anchor
JP5004605B2 (ja) ボルト受け金物及び木製骨組部材の接合部構造
JP3036765U (ja) 螺 子
JP2890122B1 (ja) 部材の取付構造
JP2002168213A (ja) 物品取付具
JPH0956632A (ja) 掛け具の取付方法
JP2923206B2 (ja) 板状建材への固定金具の取付構造
JPH0644854U (ja) 壁板取付部の構造
JPS631043Y2 (ja)
JPS5915966Y2 (ja) 額縁の吊掛具
JPH0531146Y2 (ja)
JP3005318B2 (ja)
JP4140335B2 (ja) 中空部用ファスナー