JP3452772B2 - 壁板取付具補助材とその取付方法 - Google Patents

壁板取付具補助材とその取付方法

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JP3452772B2 JP27373397A JP27373397A JP3452772B2 JP 3452772 B2 JP3452772 B2 JP 3452772B2 JP 27373397 A JP27373397 A JP 27373397A JP 27373397 A JP27373397 A JP 27373397A JP 3452772 B2 JP3452772 B2 JP 3452772B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の比較的
薄い板状の壁に手摺用ブラケット等を固定する際、壁を
補強するために壁の裏面側に取り付ける壁板取付具補助
材とその取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年施工される建築物は、壁材に石膏ボ
ード等が使用されている。従来、手摺等を石膏ボード等
の薄板状の壁に取り付ける場合、手摺を支えるブラケッ
トの取り付け位置に、建物を建築する際にあらかじめ壁
に補強材として、支柱、横胴縁等の下地を入れていた。
そして、壁にブラケットを固定する際、木ネジが壁を貫
通して下地に到達し、下地が被取付材となりブラケット
を確実に壁に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、既設の建築物に手摺を取り付けようとしても、建設
時に手摺を取り付けるための考慮がなされておらず、石
膏ボード等のもろい壁材だけでは木ネジが止まらず、ブ
ラケットを確実に固定することができなかった。また、
石膏ボード専用のネジもあるが、強度が充分なものでは
なかった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、補強材として薄い板状の壁の裏面
に簡単に取り付けられ、木ネジ等を確実に保持する壁板
取付具補助材とその取付方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、石膏ボード
等の板状の比較的薄い壁の裏側へ当接される板材を有す
る補助具と、板状の壁の裏側へ当接される板材を有する
補助具と、この補助具を壁に取り付ける固定具からな
り、上記補助具には、上記板材から突出した突出片であ
る連結部が設けられ、上記連結部の側面には連続した凹
凸からなる係合部が設けられ、上記固定具には、上記壁
の表側に係止される突起部と上記連結部が挿通し係止さ
れる突出片通路が形成された取付部とが設けられ、この
取付部には、上記固定具と一体成形され上記係合部が係
合する凹凸から成る被係合部が設けられ、上記係合部と
被係合部は、上記突出片通路内に上記突出片を差し込む
ときは弾性変形して上記突出片を挿入可能であるととも
に、上記突出片を引き抜こう とすると上記係合部の凹凸
が上記被係合部の凹凸に嵌合し抜けないようにロックさ
れる壁板取付具補助材である。上記連結部の突出片は互
いに所定間隔離れて2本設けられ、上記取付部の突出片
通路の内壁には、取付状態で上記壁の裏側から表側に向
かって突出する突起が形成され、この突起の側面に上記
被係合部である凹凸が形成されているものである。
【0006】またこの発明の上記補助具は、中心にほぼ
正円の空間が形成され、この空間の周囲にはこの空間の
直径とほぼ同じ幅の板材がC字状に形成され、上記C字
状の板材の一端部から板材に沿った長さの略3等分した
位置付近の上記連結部とは反対側の面に、中心から半径
方向に形成された溝部による薄肉の折線が設けられてい
るものである。
【0007】また上記補助具は、板材がリング状に形成
され、この板材の中心部には板材の幅とほぼ等しい径の
空間部が形成され、上記板材を2等分する位置付近の上
記連結部とは反対側の面に、中心から半径方向に溝部に
よる薄肉の折線が設けられ、この溝部に上記折線を挟ん
で両側の上記板材を面一に保持する保持部材が設けられ
ているものである。上記溝部は底面が所定の幅を有して
形成され、上記保持部材は、上記板材と一体に形成され
て、上記溝部を挟んで互いに当接する一対の突部からな
り、この一対の突部が互いに当接した状態で、上記板材
が平板状になるものである
【0008】またこの発明の上記補助具は、上記固定具
の幅よりやや小さい短辺を持つ長方形の板材であり、こ
の板材の中心に、上記固定具の取付部に形成された突出
片通路に嵌合す突出片が設けられているものである。
【0009】またこの発明は、石膏ボード等の板状の壁
の裏側へ当接され弾力性を有するC字状の板材からなる
補助具と、この補助具を壁に取り付ける固定具からな
り、上記補助具には、上記板材から突出した突出片であ
る連結部が設けられ、上記連結部の側面には連続した凹
凸からなる係合部が設けられ、上記固定具には、上記壁
の表側に係止される突起部と上記連結部が挿通し係止さ
れる突出片通路が形成された取付部とが設けられ、この
取付部には、上記固定具と一体成形され上記係合部が係
合する凹凸から成る被係合部が設けられ、上記係合部と
被係合部は、上記突出片通路内に上記突出片を差し込む
ときは弾性変形して上記突出片を挿入可能であるととも
に、上記突出片を引き抜こうとすると上記係合部の凹凸
が上記被係合部の凹凸に嵌合し抜けないようにロックさ
れるように形成された壁板取付具補助材を用いて、板状
の壁に透孔を形成し、上記板材の一端部からこの透孔に
差込み、この板材の他端部を折り曲げながら上記板材
上記壁の裏面に当接させ、上記連結部の突出片を上記固
定具の上記取付部に挿通し、上記係合部の凹凸を上記被
係合部の凹凸に嵌合させて上記壁に上記補助具を固定す
る壁板取付具補助材の取付方法である。
【0010】またこの発明は、石膏ボード等の板状の壁
の裏側へ当接され弾力性を有する板材からなる補助具
と、この補助具を壁に取り付ける固定具からなり、上記
補助具には、上記板材から突出した突出片である連結部
が設けられ、上記連結部の側面には連続した凹凸からな
る係合部が設けられ、上記固定具には、上記壁の表側に
係止される突起部と上記連結部が挿通し係止される突出
片通路が形成された取付部とが設けられ、この取付部に
は、上記固定具と一体成形され上記係合部が係合する凹
凸から成る被係合部が設けられ、上記係合部と被係合部
は、上記突出片通路内に上記突出片を差し込むときは弾
性変形して上記突出片を挿入可能であるとともに、上記
突出片を引き抜こうとすると上記係合部の凹凸が上記被
係合部の凹凸に嵌合し抜けないようにロックされるよう
に形成された壁板取付具補助材を用いて、板状の壁に透
孔を形成し、上記板材を中央部で半分に折り曲げ、半円
状の一端部からこの透孔に差込み、上記連結部の突出片
を上記透孔内に挿通させて上記板材を上記壁の裏面に当
接させ、上記連結部の突出片を上記固定具の上記取付部
挿通し、上記係合部の凹凸を上記被係合部の凹凸に嵌
合させて、上記壁に上記補助具を固定する壁板取付具補
助材の取付方法である。
【0011】またこの発明は、石膏ボード等の板状の壁
の裏側へ当接される板材からなる補 助具と、この補助具
を壁に取り付ける固定具からなり、上記補助具は、上記
固定具の幅よりやや小さい短辺を持つ長方形の板材であ
り、この板材に突出片である連結部が設けられ、上記連
結部の側面には連続した凹凸からなる係合部が設けら
れ、上記固定具には、上記壁の表側に係止される突起部
と上記連結部が挿通し係止される突出片通路が形成され
た取付部とが設けられ、この取付部には、上記固定具と
一体成形され上記係合部が係合する凹凸から成る被係合
部が設けられ、上記係合部と被係合部は、上記突出片通
路内に上記突出片を差し込むときは弾性変形して上記突
出片を挿入可能であるとともに、上記突出片を引き抜こ
うとすると上記係合部の凹凸が上記被係合部の凹凸に嵌
合し抜けないようにロックされるように形成された壁板
取付具補助材を用いて、板状の壁に透孔を形成し、この
透孔に上記補助具を差込み、上記連結部の突出片を上記
透孔内に挿通させて上記板材を上記壁の裏面に当接さ
せ、上記連結部の突出片を上記固定具の上記取付部に
通し、上記係合部の凹凸を上記被係合部の凹凸に嵌合さ
せて、上記壁に上記補助具を固定する壁板取付具補助材
の取付方法である。
【0012】この発明の壁板取付具補助材は、板材の一
端部から壁の透孔に差込み、壁の裏側に挿入し固定され
る。そして、壁の表側にブラケット等の取付部材を当て
木ネジ等で固定する際、木ネジは壁を貫通して板材に達
し、さらに、板材が壁に押し付けられて固定されている
ので、木ネジが板材に螺合し、ブラケット等の取り付け
の補強を行なう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図11はこの発
明の第一実施形態の壁板取付具補助材10とその取り付
け方法を示すものである。壁板取付具補助材10は、壁
12の裏側に当接される補助具14と、補助具14を壁
に固定させる固定具16を有している。
【0014】補助具14は、ナイロンやその他の適当な
弾力を有する合成樹脂で成形された板材18を有し、板
材18はリングの一部が破断されたC字状に形成されて
いる。板材18の破断された部分の中央部から板材18
の中心を回転中心として約135°回転した方向にそっ
て、折線20が設けられている。折線20は、図10に
示すように板材18の表面を約90°に切り欠いた薄肉
部で形成されている。板材18の中心に設けられたほぼ
正円の空間の縁周部には2カ所、連結部である突出片2
2が各々一体成形または別体に形成されている。突出片
22は、板材18に対して略直角に突出し、突出片22
の互いに対向する側面に、係合部である細かい凹凸24
が連続して各々形成されている。
【0015】固定具16は、ナイロン等の合成樹脂で成
形された環状の部材で、浅い筒体26を有し、筒体26
の一端部28には端部28より図8において上方の位置
の側面全周に形成された突起部としてのフランジ部30
が設けられている。筒体26には、図8に示すように、
突出片22が挿通される取付部である突出片通路32が
2カ所、他方の端部31と端部28に貫通して設けら
れ、突出片通路32の内壁には、端部31側から端部2
8側に突出する突起34が形成され、突起34の側面に
は被係合部である凹凸36が形成され、凹凸24に係合
可能に設けられてい1る。
【0016】この実施形態の壁板取付具補助材10の壁
12への取り付け方法は、まず石膏ボード等で形成され
た壁12の所定位置に円形の透孔38を任意の手段で形
成する。そして図2に示すように、板材18の一端から
透孔38に押し込み、折線20を折ることにより容易に
挿入される。このとき突出片22は適度に曲げられ、透
孔38から外部へ挿通され板材18の挿入の支障となら
ない。そして板材18が壁12の裏側に完全に入ったと
き、折線20は弾力により自然に水平に開き、板材18
の元の形状に復元する。
【0017】次に壁12の表側に突出する突出片22の
先端を引っ張り、板材18を透孔38の周囲の壁裏面に
当接させる。そして図3に示すように突出片22を固定
具16の端部31側から突出片通路32に各々差込み、
突出片22を引きながら固定具16を押し、図4に示す
ように固定具16を壁12に当接させる。このとき、突
出片通路32内の突起34は突出片22を端部31から
差し込むときは弾性変形して挿入の支障とならず、突出
片22を端部31側にひきぬこうとすると突起34は突
出片22側に弾性変形し、凹凸36が凹凸24に嵌合し
抜けないようにロックされる。
【0018】次に図5に示すように、突出片22の先端
を筒体26の中央に通して壁12の裏側に出し、壁12
の表側に、手摺用ブラケット40を、3本の木ネジ42
で固定する。このとき、図6に示すように木ネジ42は
壁12を挟んで板材18に固定される。なお、木ネジ4
2の螺合時には、板材18は壁12から離れる方向に押
されるが、突出片22が固定具16に確実に保持されて
いるので、壁12から板材18が離れることなく、容易
に木ネジ42が壁12及び板材18に螺合される。
【0019】そして板材18の中心の空間は、突出片2
2の厚み分、透孔38より小さい直径で形成され、板材
18の幅は透孔38に差込み可能なように透孔の直径よ
りわずかに小さく設定されている。このため板材18の
全体の直径は、透孔38の直径の3倍弱程度に形成され
る。
【0020】この実施形態の壁板取付具補助材10によ
れば、石膏ボード等の弱い壁12に簡単な方法で裏側に
補強材を形成し、手摺用ブラケット40等を確実に取り
付けることができる。壁12に透孔38を形成し、そこ
に補助具12を固定具16で取り付けるだけなので、壁
12の任意の位置に取り付け可能で、大掛かりな工事も
不要でコストが低い。石膏ボード専用の特殊なネジを使
用せず、専門技術も不要である。透孔38のほぼ全周に
板材18が当接しているため、複数の木ネジ42を透孔
38の周囲に使用しても確実に板材18に木ネジ42が
固定され、安全である。突出片22には連続して凹凸2
4が形成されているため、あらゆる厚みの壁にも隙間な
く取り付けることができる。そして凹凸36、24は互
いに確実にロックされるため、木ネジ42を取り付けた
りする際に板材18に壁から離れる方向に力が加わって
もがたついたりすることがない。
【0021】次にこの発明の第二実施形態の壁板取付具
補助材について図12〜図15を基にして説明する。こ
こで上記実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明
を省略する。この実施形態の壁板取付補助材50は、上
記の壁板取付具補助材10と同様に補助具52と固定具
16を有している。
【0022】補助具52は、ナイロンやその他の適当な
弾力を有する合成樹脂で成形された板材54を有し、板
材54は円盤状に形成されており、板材54を2等分す
る直線上に凹型溝56が形成され、凹型溝56の底部は
この板材54の肉厚が薄くなった薄肉部となっている。
凹型溝56には、この凹型溝56に嵌合し、板材54の
側面が平板状の面一になる位置で凹方溝56の良側面に
当接し板材54がそれ以上曲がらないようにする保持部
材60が設けられている。板材54の中心には、円形の
空間部58が形成され、その周縁部の互いに対応する位
置に連結部である突出片22が各々一体成形または別体
に形成されている。突出片22は、板材54に対して略
直角に突出し、突出片22の互いに対向する側面に、係
合部である細かい凹凸24が連続して各々形成されてい
る。
【0023】この実施形態の壁板取付具補助材50の壁
12への取り付け方法は、まず石膏ボード等で形成され
た壁12の所定位置に円形の透孔38を任意の手段で形
成する。そして図13に示すように、板材54を凹型溝
56を外側にして半分に折り曲げ、その半円状の一端か
ら透孔38に押し込み挿入する。このとき突出片22は
適度に曲げられ支障とならず、透孔38に挿通される。
そして板材54が壁12の裏側に完全に入ったとき、弾
力により自然に開き、保持部材60が凹型溝56に位置
し、板材54の元の形状に復元する。
【0024】次に壁12の表側に突出する突出片22の
先端を引っ張り、板材54を透孔38の周囲の壁裏面に
当接させる。そして図14に示すように突出片22を固
定具16の端部31側から突出片通路32に各々差込
み、突出片22を引きながら固定具16を押し、図15
に示すように固定具16を壁12の透孔38に嵌合させ
る。このとき、上記実施形態と同様に、突出片通路32
内の突起34は突出片22を端部31から差し込むとき
は弾性変形して挿入の支障とならず、突出片22を端部
31側にひきぬこうとすると突起34は突出片22側に
弾性変形し、凹凸36が凹凸24に嵌合し抜けないよう
にロックされる。
【0025】次に、突出片22の先端を筒体26の中央
に通して壁12の裏側に出し、壁12の表側に、手摺用
ブラケット等を、木ネジで固定する。このとき、木ネジ
は壁12を挟んで板材54に固定される。なお、木ネジ
の螺合時に、板材54は木ねじ先端により壁12から離
れる方向に押されるが、突出片22が固定具16に確実
に保持され、板材54は保持部材60により凹型溝56
の側壁を保持し、板材54が凹型溝56を内側にして折
れることがない。従って、壁12から板材54が離れる
ことなく、容易に木ネジが壁12を経て板材54に螺合
される。
【0026】この実施形態の壁板取付具補助材50によ
れば、石膏ボード等の弱い壁12に簡単な方法で裏側に
補強材を形成し、手摺用ブラケット等を確実に取り付け
ることができる。特に、板材54が円形であり、壁12
の透孔38の周辺部の任意の位置にネジを打つことがで
きる。
【0027】次にこの発明の第三実施形態の壁板取付具
補助材について図16〜図18を基にして説明する。こ
こで上記実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明
を省略する。この実施形態の壁板取付補助材は、上記実
施形態の壁板取付具補助材50と同様に補助具72と固
定具16を有している。
【0028】補助具72は、ナイロンやその他の適当な
弾力を有する合成樹脂で成形された板材74を有し、板
材74を2等分する溝75を有する円板状に形成されて
いる。板材74は、図18に示すように、溝75で略直
角に折れ曲がった状態で一体成形されるため、脱型が容
易であり、複雑な型を要せず成形が容易に行われる。溝
75の底部は、薄肉部76の破断を防ぐため所定の幅に
形成されている。溝75の外方には、板材74を平板状
に保持し、溝75を内側にするようには折れないように
するための保持部材である保持部80と突出部82が、
一体に設けられている。保持部80と突出部82の互い
に対面する側面である保持面84は、板材74を平板状
にした状態で互いに当接し、板材74がそれ以上折れな
いように保持する。
【0029】板材54の中心には、円形の空間部78が
形成され、その周縁部の互いに対応する位置に連結部で
ある突出片22が各々一体成形または別体に形成されて
いる。突出片22は、板材54に対して略直角に突出
し、突出片22の互いに対向する側面に、係合部である
細かい凹凸24が連続して各々形成されている。
【0030】この実施形態の壁板取付具補助材の壁12
への取り付け方法は、上記壁板取付具補助材50の壁1
2への取り付け方法と同様である。
【0031】この実施形態の壁板取付具補助材によれ
ば、石膏ボード等の弱い壁12に簡単な方法で裏側に補
強材を形成し、手摺用ブラケット等を確実に取り付ける
ことができる。特に、板材74と一体に保持部80と突
出部82が形成され、より製造が容易であり、保持部の
強度を高くすることができる。
【0032】次にこの発明の第四実施形態の壁板取付具
補助材について図19を基にして説明する。ここで上記
実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明を省略す
る。この実施形態の壁板取付補助材は、上記実施形態の
壁板取付具補助材50と同様に補助具92と固定具16
からなる。この実施形態の壁板取付具補助材の補助具9
2は、ナイロンやその他の適当な弾力を有する合成樹脂
で成形された板材94を有し、板材94は壁の透孔を通
過可能な短辺の幅を持つ矩形に形成されている。板材9
4の中心付近には、壁の透孔に嵌合する凸部である嵌合
部96が設けられており、嵌合部96の縁周部の互いに
対向する2カ所に、連結部である突出片22が各々一体
成形または別体に設けられられている。突出片22は、
板材94に対して略直角に突出し、突出片22の互いに
対向する側面に、係合部である細かい凹凸24が連続し
て各々形成されている。
【0033】この実施形態の壁板取付具補助材の壁への
取り付け方法は、壁の所定位置に円形の透孔を任意の手
段で形成し、板材94の一端から透孔に押し込み、挿入
する。このとき突出片22は適度に曲げられ壁の透孔か
ら外部に出る。
【0034】この実施形態の壁板取付具補助材の壁への
取り付け方法は、上記壁板取付具補助材の壁への取り付
け方法と同様であるが 板材94の幅が壁の透孔よりも
小さく、板材94を含む補助具92の取付が容易であ
る。
【0035】この実施形態の壁板取付具補助材によれ
ば、石膏ボード等の弱い壁12に簡単な方法で裏側に補
強材を形成し、手摺用ブラケット等を確実に取り付ける
ことができる。特に、板材94の壁への挿入が容易なも
のである。
【0036】次にこの発明の第五実施形態の壁板取付具
補助材について図20〜図22を基にして説明する。こ
こで上記実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明
を省略する。この実施形態の壁板取付補助材100は、
上記実施形態の壁板取付具補助材50と同様に補助具1
02と固定具16からなる。
【0037】補助具102は、ナイロンやその他の適当
な弾力を有する合成樹脂で成形された板材104を有
し、板材104を2等分する溝105を有する円板状に
形成されている。板材104は、溝105で略直角に折
れ曲がった状態で成形されるため、成形が簡易に行われ
る。溝105は、上記補助具72が有する板材74の溝
75と同様の構造である。
【0038】この実施形態の壁板取付具補助材100
は、補助具102が円盤状に形成され、中央部に透孔が
なく、強度が高いものである。また、固定具16には一
体にフック120が設けられ、フック108を強固に保
持するものとして使用される。
【0039】次にこの発明の第六実施形態の壁板取付具
補助材について図23〜図25を基にして説明する。こ
こで上記実施形態と同様の部材は同一符号を付して説明
を省略する。この実施形態の壁板取付補助材120は、
上記実施形態の壁板取付具補助材50と同様に補助具1
22と固定具16からなる。
【0040】補助具122は、ナイロンやその他の適当
な弾力を有する合成樹脂で成形された板材124を有
し、板材124を2等分する溝125を有する板状に形
成されている。板材124は、溝125で長方形の略直
角に折れ曲がった状態で成形されるため、成形が簡易に
行われる。溝125は、上記第二実施形態の補助具72
が有する板材74の溝75と同様の構造である。この壁
板取付具補助材120は、フック部材126等を壁12
に固定するものである。
【0041】なお、この発明の壁板取付具補助材は上記
実施の形態に限定されるものではなく、突出片や折線の
本数など適宜変更可能である。固定具から余分に突出し
た突出片は切断しても良い。そして固定具は筒体でな
く、板体に突出片通路や突起、凹凸が形成されたもので
も良い。また、手摺用ブラケット以外のあらゆる部材を
壁に取り付ける際に利用することができる。
【0042】
【発明の効果】この発明の壁板取付具補助材とその取り
付け方法によれば、簡単な方法で、薄板状の壁の任意の
位置に、壁の裏側に補強用の板体を強固に取り付けるこ
とができる。そして、壁の表側には、木ネジ等で手摺用
ブラケット等を確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の壁板取付具補助材の
斜視図である。
【図2】この実施形態の壁板取付具補助材の斜視図であ
る。
【図3】この実施形態の壁板取付具補助材の取り付け工
程の第一段階を示す斜視図である。
【図4】この実施形態の壁板取付具補助材の取り付け工
程の第二段階を示す斜視図である。
【図5】この実施形態の壁板取付具補助材の取り付け工
程の第三段階を示す斜視図である。
【図6】この実施形態の壁板取付具補助材の使用状態を
示す縦断面図である。
【図7】この実施形態の壁板取付具補助材の固定具の正
面図である。
【図8】この実施形態の壁板取付具補助材の固定具の縦
断面図である。
【図9】この実施形態の壁板取付具補助材の補助具の正
面図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】この実施形態の壁板取付具補助材の補助具の
縦断面図である。
【図12】この発明の第二実施形態の壁板取付具補助材
の斜視図である。
【図13】この第二実施形態の壁板取付具補助材の壁に
取り付ける状態の斜視図である。
【図14】この第二実施形態の壁板取付具補助材の壁に
取り付けた状態の斜視図である。
【図15】この第二実施形態の壁板取付具補助材の壁に
取り付けた状態の斜視図である。
【図16】この発明の第三実施形態の壁板取付具補助材
の成形時の正面図である。
【図17】この第三実施形態の壁板取付具補助材の成形
時の側面図である。
【図18】この第三実施形態の壁板取付具補助材の成形
後の側面図である。
【図19】この発明の第四実施形態の壁板取付具補助材
の斜視図である。
【図20】この発明の第五実施形態の壁板取付具補助材
の斜視面図である。
【図21】この第五実施形態の壁板取付具補助材を壁に
取り付ける様子を示す斜視図である。
【図22】この第五実施形態の壁板取付具補助材を壁に
取り付けた状態を示す斜視図である。
【図23】この発明の第六実施形態の壁板取付具補助材
の斜斜視面図である。
【図24】この第六実施形態の壁板取付具補助材を壁に
取り付ける際の様子を示す斜視図である。
【図25】この第六実施形態の壁板取付具補助材を壁に
取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 壁板取付具補助材 12 壁 14 保持具 16 固定具 18 板材 20 折り線 22 突出片 24 ,36 凹凸 30 フランジ部 32 突出片通路 34 突起

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の壁の裏側へ当接される板材を有す
    る補助具と、この補助具を壁に取り付ける固定具からな
    り、上記補助具には、上記板材から突出した突出片であ
    る連結部が設けられ、上記連結部の側面には連続した凹
    凸からなる係合部が設けられ、上記固定具には、上記壁
    の表側に係止される突起部と上記連結部が挿通し係止さ
    れる突出片通路が形成された取付部とが設けられ、この
    取付部には、上記固定具と一体成形され上記係合部が係
    合する凹凸から成る被係合部が設けられ、上記係合部と
    被係合部は、上記突出片通路内に上記突出片を差し込む
    ときは弾性変形して上記突出片を挿入可能であるととも
    に、上記突出片を引き抜こうとすると上記係合部の凹凸
    が上記被係合部の凹凸に嵌合し抜けないようにロックさ
    れることを特徴とする壁板取付具補助材。
  2. 【請求項2】 上記連結部の突出片は互いに所定間隔離
    れて2本設けられ、上記取付部の突出片通路の内壁に
    は、取付状態で上記壁の裏側から表側に向かって突出す
    る突起が形成され、この突起の側面に上記被係合部であ
    る凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の壁板取付具補助材。
  3. 【請求項3】 上記補助具は、中心にほぼ正円の空間が
    形成され、この空間の周囲にはこの空間の直径とほぼ同
    じ幅の板材がC字状に形成され、上記C字状の板材の一
    端部から板材に沿った長さの略3等分した位置付近の上
    記連結部とは反対側の面に、中心から半径方向に形成さ
    れた溝部による薄肉の折線が設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の壁板取付具補助材。
  4. 【請求項4】 上記補助具は、板材がリング状に形成さ
    れ、この板材の中心部には板材の幅とほぼ等しい径の空
    間部が形成され、上記板材を2等分する位置付近の上記
    連結部とは反対側の面に、中心から半径方向に溝部によ
    る薄肉の折線が設けられ、この溝部に上記折線を挟んで
    両側の上記板材を面一に保持する保持部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の壁板取付具
    補助材。
  5. 【請求項5】 上記溝部は底面が所定の幅を有して形成
    され、上記保持部材は、上記板材と一体に形成されて、
    上記溝部を挟んで互いに当接する一対の突部からなり、
    この一対の突部が互いに当接した状態で、上記板材が平
    板状になる請求項4記載の壁板取付具補助材。
  6. 【請求項6】 上記補助具は、上記固定具の幅よりやや
    小さい短辺を持つ長方形の板材であり、この板材の中心
    に、上記固定具の取付部に形成された突出片通路に嵌合
    す突出片が設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の壁板取付具補助材。
  7. 【請求項7】 板状の壁の裏側へ当接され弾力性を有す
    るC字状の板材からなる補助具と、この補助具を壁に取
    り付ける固定具からなり、上記補助具には、上記板材か
    ら突出した突出片である連結部が設けられ、上記連結部
    の側面には連続した凹凸からなる係合部が設けられ、上
    記固定具には、上記壁の表側に係止される突起部と上記
    連結部が挿通し係止される突出片通路が形成された取付
    部とが設けられ、この取付部には、上記固定具と一体成
    形され上記係合部が係合する凹凸から成る被係合部が設
    けられ、上記係合部と被係合部は、上記突出片通路内に
    上記突出片を差し込むときは弾性変形して上記突出片を
    挿入可能であるとともに、上記突出片を引き抜こうとす
    ると上記係合部の凹凸が上記被係合部の凹凸に嵌合し抜
    けないようにロックされるように形成された壁板取付具
    補助材を用いて、板状の壁に透孔を形成し、上記板材の
    一端部からこの透孔に差込み、この板材の他端部を折り
    曲げながら上記板材を上記壁の裏面に当接させ、上記連
    結部の突出片を上記固定具の上記取付部に挿通し、上記
    係合部の凹凸を上記被係合部の凹凸に嵌合させて上記壁
    に上記補助具を固定することを特徴とする壁板取付具補
    助材の取付方法。
  8. 【請求項8】 板状の壁の裏側へ当接され弾力性を有す
    る板材からなる補助具と、この補助具を壁に取り付ける
    固定具からなり、上記補助具には、上記板材から突出し
    た突出片である連結部が設けられ、上記連結部の側面に
    は連続した凹凸からなる係合部が設けられ、上記固定具
    には、上記壁の表側に係止される突起部と上記連結部が
    挿通し係止される突出片通路が形成された取付部とが設
    けられ、この取付部には、上記固定具と一体成形され上
    記係合部が係合する凹凸から成る被係合部が設けられ、
    上記係合部と被係合部は、上記突出片通路内に上記突出
    片を差し込むときは弾性変形して上記突出片を挿入可能
    であるとともに、上記突出片を引き抜こうとすると上記
    係合部の凹凸が上記被係合部の凹凸に嵌合し抜けないよ
    うにロックされるように形成された壁板取付具補助材を
    用いて、板状の壁に透孔を形成し、上記板材を中央部で
    半分に折り曲げ、半円状の一端部からこの透孔に差込
    み、上記連結部の突出片を上記透孔内に挿通させて上記
    板材を上記壁の裏面に当接させ、上記連結部の突出片
    上記固定具の上記取付部に挿通し、上記係合部の凹凸を
    上記被係合部の凹凸に嵌合させて、上記壁に上記補助具
    を固定することを特徴とする壁板取付具補助材の取付方
    法。
  9. 【請求項9】 板状の壁の裏側へ当接される板材からな
    る補助具と、この補助具を壁に取り付ける固定具からな
    り、上記補助具は、上記固定具の幅よりやや小さい短辺
    を持つ長方形の板材であり、この板材に突出片である連
    結部が設けられ、上記連結部の側面には連続した凹凸か
    らなる係合部が設けられ、上記固定具には、上記壁の表
    側に係止される突起部と上記連結部が挿通し係止される
    突出片通路が形成された取付部とが設けられ、この取付
    部には、上記固定具と一体成形され上記係合部が係合す
    る凹凸から成る被係合部が設けられ、上記係合部と被係
    合部は、上記突出片通路内に上記突出片を差し込むとき
    は弾性変形して上記突出片を挿入可能であるとともに、
    上記突出片を引き抜こうとすると上記係合部の凹凸が上
    記被係合部の凹凸に嵌合し抜けないようにロックされる
    ように形成された壁板取付具補助材を用いて、板状の壁
    に透孔を形成し、この透孔に上記補助具を差込み、上記
    連結部の突出片を上記透孔内に挿通させて上記板材を上
    記壁の裏面に当接させ、上記連結部の突出片を上記固定
    具の上記取付部に挿通し、上記係合部の凹凸を上記被係
    合部の凹凸に嵌合させて、上記壁に上記補助具を固定す
    ることを特徴とする壁板取付具補助材の取付方法。
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