JP3505787B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
ィオデータのような時系列なデータを例えばIEEE−
P1394に準拠したシリアルバス(以下「P1394
シリアルバス」と略す)のような通信制御バスを用いて
伝送する技術に関する。
号と情報信号とを混在させることのできる通信制御バス
によって複数の機器を接続し、これらの機器間で情報信
号及び制御信号を通信するシステムが考えられている。
のシステムは機器A,B,C,D,Eを備えている。そ
して、機器A−B間、A−C間、C−D間、及びC−E
間は、P1394シリアルバスのツイストペアケーブル
により接続されている。これらの機器は、例えばデジタ
ルVTR、チューナー、モニター等である。各機器はツ
イストペアケーブルから入力される情報信号及び制御信
号を中継する機能を持っているので、このシステムは図
10のように各機器が共通の通信制御バスに接続されて
いるシステムと等価である。
におけるデータ伝送は、図11のように所定の通信サイ
クル(例えば125μsec)毎に時分割多重によって
行なわれる。通信制御バス上における通信サイクルの管
理は通信システムを管理する所定の機器、例えば機器A
が通信の同期、すなわち通信サイクルの開始時であるこ
とを示す同期パケット(サイクルスタートパケット:以
下「CSP」という)を通信制御バス上の他の機器へ伝
送することによってその通信サイクルにおけるデータ伝
送が開始される。
機器の持つ時計レジスタによって管理される。各々の機
器の時計レジスタは自己のクロックをカウントすること
によって時刻情報を生成する。この時刻情報は125μ
sec毎にリセットされる。また、CSPに付与されて
いる時刻情報により補正される。
タ形式は、ビデオデータやオーディオデータなどの同期
型データと、接続制御コマンド等の非同期型データの2
種類である。そして、同期型データパケットが非同期型
データパケットより先に伝送される。同期型データパケ
ットそれぞれにチャンネル番号1,2,3 ,・・・Nを
付けることにより、複数の同期型データを区別すること
ができる。すべてのチャンネルの同期型データパケット
の送信が終了した後、次のCSPまでの期間が非同期型
データパケットの伝送に使用される。
て、通信サイクルが理想的に125μsec毎に繰り返
された場合には、各機器の時計レジスタがリセットされ
るタイミングはCSPのタイミングと一致する。しか
し、例えば非同期型データの伝送時間が長くなった場合
には、次の通信サイクルが開始するタイミングが遅くな
るので、各機器の時計レジスタがリセットされるタイミ
ングよりもCSPのタイミングが遅れる。
テムにおいて、同期型データとして、デジタルVTRが
出力したビデオデータ及びオーディオデータ(以下「A
Vデータ」という)を他のデジタルVTRへ送信する場
合について考える。
ータの速度と異なる速度の伝送路を介して伝送する場合
には、送信側ではデジタルVTRが生成したAVデータ
を伝送路の伝送速度に合わせるため、また受信側では受
信したAVデータをデジタルVTRのデータの速度に戻
すため、データを一時的に保持するFIFOが必要とな
る。
FOに保持されているデータを所望のタイミングで読み
出すための制御信号を発生する回路を提供することを目
的とする。
に、本発明は、通信サイクルの開始を示すパケットとデ
ータパケットとを受信し、該データパケットを一時蓄積
手段に書き込むと共に、書き込み速度と異なる速度で読
み出す装置において読み出しタイミングを制御する信号
を発生する回路を有する電子機器であって、計数値が鋸
波状に変化し、かつ前記通信サイクルの開始を示すパケ
ットに付与されている時刻情報により補正される計数回
路と、所定の時間毎に前記データパケットに付与されて
いる時刻情報を基に前記データパケットを読み出す時刻
の目標値を得る回路と、前記目標値と前記計数回路の出
力値とを比較し、前記計数回路の出力値が前記目標値と
前記目標値に所定の補正値を加えた値との範囲内に入っ
たとき、前記読み出しタイミングを制御する信号を発生
する回路とを備える制御信号発生回路を有することを特
徴とする。
の最大補正値の2倍を加えた値であることが好適であ
る。
回路の出力値よりも小さい場合には、計数回路がリセッ
トされた後、再度該目標値と該目標値に所定の補正値を
加えた値との範囲内に入ったときに、読み出しタイミン
グを制御する信号を発生するように構成する。計数回路
がリセットされたことは、計数回路の出力値が最大補正
値よりも大きく変化したことから検出することが好適で
ある。
を比較し、計数回路の出力値が目標値とこの目標値に所
定の補正値を加えた値との範囲内に入ったとき、読み出
しタイミングを制御する信号を発生する。したがって、
目標値を得た時にその目標値が計数回路の出力値より小
さくても、直ちに読み出しタイミングを制御する信号を
発生することはない。また、計数回路の出力値が目標値
を越えた瞬間に計数値が補正され、不連続に変化して
も、読み出しタイミングを制御する信号を所望のタイミ
ングで発生することができる。
補正値よりも大きく変化したことからリセットを検出す
ることにより、リセットの瞬間に計数値が補正されても
リセットを検出することができる。
いて詳細に説明する。本発明の実施例では、P1394
シリアルバスで接続されたデジタルVTR間でAVデー
タを伝送する。このとき、デジタルVTRの1トラック
のAVデータが25個のパケットに分割されて伝送され
る。また、525/60システムの場合、1フレームの
AVデータは10トラック(10セグメント)に分割さ
れて記録されている。なお、以下の説明ではデジタルV
TRを単にVTRという。
パケットのフォーマットについて説明する。図1はCS
Pのフォーマットを示し、図2はセグメント内の1番目
のデータパケット、図3は2番目から25番目までのデ
ータパケットを示す。
ト)、長さが5クアドレットである。CSPの最初のク
アドレットにはdestination IDとtco
deが書かれている。destination IDは
そのパケットの行き先のIDである。そして、tcod
eはパケットの種類を示す値であり、CSPの場合は8
が書かれている。2番目のクアドレットにはsourc
e IDが書かれている。これはパケットの送信元のI
Dである。
ーとサイクルオフセットが書かれている。これはパケッ
トが送信される時の送信側の絶対時刻である。このよう
に絶対時刻はサイクルナンバーとサイクルオフセットの
両方で表現されている。サイクルオフセットは40. 7
nsecでカウントアップされ、3072になると0に
リセットされる。したがって、サイクルオフセットが一
周するのに125μsecかかる。そして、サイクルオ
フセットが一周する毎にサイクルナンバーはカウントア
ップされる。サイクルナンバーは8000で0にリセッ
トされる。したがって、サイクルナンバーは一周に1s
ecかかる。ただし、サイクルナンバーはこれより短い
時間、例えば1/60sec程度で一周するように構成
してもよい。受信側はこれらの値を取り込むことによ
り、送信側の絶対時刻とのずれを補正することができ
る。
ている。これはこのパケットの誤り検出用のビット列で
ある。dcビットはパケットの最初と最後のみが1であ
り、他は0である。これはフレーム同期確立のために用
いられる。
図2及び図3に示すように、データパケットの1番目の
クアドレットにはデータ長が書かれており、パケットの
全長から8バイトを引いた長さである484が書かれて
いる。その次にはチャンネル番号が書かれている。これ
は同一伝送路上に複数種類のデータを伝送する場合、こ
れらの区別をするために用いられる。この後には2ビッ
トの予約ビットが入り、その後にtcodeが書き込ま
れている。データパケットでは10が書かれている。
書かれている。前記したように、データパケットが25
個で1トラックになる。したがって、トラック番号はパ
ケット25個毎に1づつ増えることになる。また、1フ
レームのAVデータを10トラックに分割して記録して
いるので、トラック番号には0から9までの値が周期的
に入ることになる。その次にはパケット番号が書かれて
おり、各パケット毎に0から24までの値が周期的に入
る。さらに7ビットの予約ビットに続いて、シンクタイ
ムが書かれている。シンクタイムは、例えばパケットを
送信する絶対時刻であり、後述する方法で受信側のVT
RがFIFOからデータを読み出すタイミングを作り出
すために用いられる。
にわたってはAVデータが書かれており、最後のクアド
レットには伝送時のエラー検出用のCRCが書かれてい
る。2番目のデータパケットから25番目のデータパケ
ットまでは、最初のパケットからシンクタイムを除いた
フォーマットになっている。
において、パケットが入出力する様子とカウンタが変化
する様子を示す図である。
シリアルバス上のパケットはCSPとデータパケットが
交互に存在する。そして、受信したパケット群からCS
Pが削除され、データパケットのみがFIFOに書き込
まれる。
トのタイミングを示しており、図4(c)はFIFOか
ら出力されるパケットのタイミングを示している。そし
て、図4(d)はカウンタの出力が変化する様子を示し
ている。
される速度はFIFOからパケットが出力される速度よ
り遅いため、入力されたパケットを一次的にFIFOに
蓄積し、一定時間後に読み出す必要がある。読み出すタ
イミングはパケット番号が0のパケットに書かれている
シンクタイムを利用する。前記したように、シンクタイ
ムはパケットを送信した絶対時刻であり、P1394シ
リアルバス上の伝送時間は無視できるので、パケットが
受信側のFIFOに到着する絶対時刻とみなすことがで
きる。受信側では、この時刻に一定の時間(FIFO
delay) を加えた時刻からデータを読み出すように
する。以下この時刻を目標値と呼ぶことにする。
標値を越えた時からFIFOの読み出しを開始する。カ
ウンタの出力Nは各CSPの先頭に書かれているサイク
ルナンバーとサイクルオフセットによって、送信側の絶
対時刻と同期するように常に補正がされている。これ
は、パケット送信時に図示せぬパケット送信回路内のク
ロックで動いているカウンタの出力を参照して、パケッ
ト送信回路が送信するデータパケットの2番目のクアド
レットにシンクタイムを書き込むため、受信回路のカウ
ンタの出力値が送信側のカウンタの値とずれが生じる
と、正しいタイミングでFIFOからのパケットの読み
出しができなくなる恐れがあるためである。
値Nであり、その上下の点線はカウンタの出力値NがC
SPの先頭に書かれているサイクルナンバーとサイクル
オフセットによって補正される範囲である。補正される
範囲は最大±mである。この図の場合、時刻t1におい
て、カウンタの出力値がカウンタ値を増やす方向に補正
されている。そして、以後は時刻t4においてカウンタ
値を減らす方向に補正され、時刻t5の少し後でカウン
タ値を増やす方向に補正されている。このように、パケ
ットを受信した時のカウンタの出力値Nが不連続になる
ことがある。
る。そして、カウンタ値Nが目標値nからこの目標値に
最大補正値mの2倍を加えたn+2mまでの検出範囲に
入った時に、FIFOからパケットを読み出し始める。
この図の場合、カウンタ値Nが目標値nを越えた時刻t
3からパケットを読み出し始めている。
ある。最初のデータパケットのシンクタイムに一定の時
間(FIFO delay)を加えて得た目標値nが最
初のパケットを受け取った時刻t1におけるカウンタの
出力より小さい場合(つまり図4の例の場合)、仮に前
述の検出範囲を設けなかったとすると、目標値nが得ら
れた時点でカウンタの出力値Nが目標値nを越えてしま
うため、すぐに読み出しタイミングが出力されてしま
い、目標値の意味がなくなってしまうからである。
どうかの判断でパケットを読み出すタイミングを制御す
る信号を作らない理由は以下の通りである。カウンタ値
NはCSPを受け取るたびにパケットを送信する回路の
カウンタの値と同期を取るために補正されるので、カウ
ンタ値Nが目標値nと一致する瞬間に補正され、不連続
な値になる可能性があるからである。
図5に示す。P1394シリアルバス1上を伝送された
パケットはサイクルナンバー、サイクルオフセット抽出
回路2によってサイクルナンバーとサイクルオフセット
aが抽出され、カウンタ13へ出力される。
力値Nを上昇させ続け、最大値MAXに達したら、出力
値Nを0にリセットする。図4の場合、時刻t2と時刻
t5にリセットしている。ただし、サイクルナンバーと
サイクルオフセットaが書き込まれたときは、その値を
カウンタの出力値Nとし、その後はサイクルナンバーと
サイクルオフセットaの値から上昇を続ける。
ット抽出回路2は、入力されたパケットの内、CSPを
削除しデータパケットのみをパケット書き込み回路3へ
出力する。
タパケットdをそのままFIFO8に書き込み、パケッ
トをFIFO8に書き込むタイミング信号bをクアドレ
ットを検出回路4へ出力する。
dから2つめのクアドレットを読み出し、パケット番号
抽出回路5とシンクタイム抽出回路6へ出力する。パケ
ット番号抽出回路6は2つめのクアドレットから5ビッ
トのパケット番号cを抽出し、パケット番号判定回路1
0へ出力する。
c=0かどうかを判定し、判定結果を記憶回路11へ出
力する。シンクタイム抽出回路6は2つめのクアドレッ
トの下位16ビットを抽出し、レジスタ7が示す値を加
えた後、記憶回路11へ出力する。レジスタ7にはFI
FO delayが書かれているので、加算器9の出力
は目標値nとなる。
の判定結果が「真」の時にシンクタイム抽出回路6から
入力された値を記憶する。なぜなら、パケット番号=
0、すなわち、最初のパケットにだけシンクタイムが書
かれているからである。
値<カウンタ出力判定回路12へ出力される。目標値<
カウンタ出力判定回路12は目標値nとカウンタ13の
出力値Nを比較し、カウンタの出力値Nの方が大きいと
きに「真」であり、大きくない時に「偽」であることを
示す信号eをスイッチ15へ出力する。
よって制御されている。カウンタ値検出回路14はカウ
ンタ13の出力値Nと記憶回路11から出力された目標
値nが入力されている。そして、カウンタ13の出力値
Nが目標値nと、目標値nに最大補正値mを2倍した値
を加えた値であるn+2mの間に入っていることを検出
したときにスイッチ15を閉じる。
12の出力信号eが、VTR17に対して読み出しタイ
ミング信号として出力される。VTR17はこの読み出
しタイミング信号を受け取ると、パケット読み出し回路
16に対して読み出し信号fを出力する。パケット読み
出し回路16は読み出し信号fを受け取ると、FIFO
8からデータgを読み出し、そのままVTR17へ出力
する。
FIFO8に書き込み、それを早い速度で読み出すこと
ができる。
2実施例において、パケットが入出力する様子とカウン
タが変化する様子を示す図であり、図8はそれを実現す
るためのブロック図である。ここで、第1実施例と対応
する部分には同一の番号が付してある。以下第1実施例
と異なる部分を中心に説明する。
クタイムにFIFO delayを加えて得た目標値n
が、最初のパケットを受け取った時刻t6のカウンタ値
Nよりも大きい。したがって、カウンタ値Nが目標値n
を越えたかどうかを判断することによって、FIFOか
らパケットを読み出すタイミングを作ることができる。
この図の場合、時刻t7から読み出している。なお、前
記したように、カウンタ値Nが目標値nと一致する瞬間
にCSPにより補正され、不連続な値になる可能性があ
るため、カウンタ値Nと目標値nが等しいかどうかの判
断でパケットを読み出すタイミングを制御する信号を作
ることはできない。
た時刻t6のカウンタ値Nより小さい場合について、図
7を用いて説明をする。図7の例では、単純にカウンタ
値Nと目標値nとの大小関係を比較するだけでは、パケ
ット読み出しのタイミングを作り出すことはできない。
なぜなら、単純に図6の例と同様の方法でパケット読み
出しのタイミングを作り出そうとすると、時刻t8で最
初のパケットを受け取った時のカウンタ値Nは既に目標
値nより大きいため、最初のパケットを受け取った瞬間
に、パケット読み出しのタイミングを作り出してしまう
ためである。
った後、カウンタがリセットされるのを待ち、時刻t9
でリセットされた後、図6の例と同様に、カウンタ値N
と目標値nの大小関係を比較し、時刻t10でカウンタ
値Nが目標値nを越えたら、パケット読み出しのタイミ
ングを作る。
ウンタ値Nが補正最大値mよりも大きく変化したことを
検出すればよい。パケット送信回路のカウンタを動作さ
せているクロックと、受信側のカウンタを動作させてい
るクロックCLKは、わずかな誤差はあるものの、同じ
周波数なので、実際の回路では、補正最大値mはせいぜ
い1か2程度である。カウンタがリセットされるとき
は、最大値MAXから0又は1か2程度まで変化するの
で、前述のようにカウンタ値Nが補正最大値mよりも大
きく変化したかどうかを検出することにより、カウンタ
がリセットされたかどうかが検出できる。
図8に示す。図5と図8とを比較すれば明らかなよう
に、本実施例では、第1実施例のカウンタ値検出回路1
4に代えてリセット検出回路18と読み出しタイミング
コントロール回路19を設けている。
力値Nを常に監視し、補正最大値mを越える変化をした
かどうかを調べ、補正最大値mを越える変化を検出した
ら、検出結果を読み出しタイミングコントロール回路1
9へ出力する。
は、2つめのクアドレットが検出されるタイミングと同
じタイミングで目標値<カウンタ出力判定回路12の出
力を調べることにより、パケットの読み出しタイミング
を、カウンタ13が一度リセットされた後に出力するか
どうかを判断する。もし、目標値<カウンタ出力判定回
路12の出力eが「真」であれば、既にカウンタ13の
出力値が目標値nを上回っているので、読み出しタイミ
ングコントロール回路19は、まずスイッチ15を開
き、一度カウンタ13がリセットされた後にスイッチ1
5を閉じ、目標値<カウンタ出力判定回路12の出力を
読み出しタイミング信号として、VTR17へ出力す
る。
路19は、目標値<カウンタ出力判定回路12の出力が
「偽」ならば、カウンタ13の出力値Nは目標値nを越
えていないので、読み出しタイミングコントロール回路
19はスイッチ15を閉じる。この結果、目標値<カウ
ンタ出力判定回路12の出力eが「真」になった時に、
これをそのまま読み出しタイミング信号としてVTR1
7へ出力する。
い速度でパケットを書き込み、速い速度で読み出すもの
であったが、本発明は速い速度で書き込み、遅い速度で
読み出す場合にも適用できる。
に書かれているシンクタイムに受信側でFIFO de
layを加えることにより目標値を得ているが、データ
パケットに書くシンクタイムを受信側のFIFO de
layを含んだ時刻、すなわちシンクタイムがそのまま
目標値になるように構成することもできる。
テムのVTRの再生データをP1394シリアルバスを
介して他のVTRへ伝送する場合について説明したが、
本発明は625/50システムやHDシステム、ビデオ
データやオーディオデータ以外のデータ、例えばコンピ
ュータのデータを伝送するシステムにも適用することが
できる。
れば、受信して一時蓄積手段に書き込んだデータパケッ
トを読み出すためのタイミングを制御する信号を、目標
値と計数回路の出力値とを比較し、計数回路の出力値が
目標値とこの目標値に所定の補正値を加えた値との範囲
内に入ったときに発生する。
た時にその目標値が計数回路の出力値より小さくても、
直ちに読み出しタイミングを制御する信号を発生するこ
とはない。
瞬間に計数値が補正され、不連続に変化しても、読み出
しタイミングを制御する信号を所望のタイミングで発生
することができる。
りも大きく変化したことからリセットを検出することに
より、リセットの瞬間に計数値が補正されてもリセット
を検出することができる。
バスで接続されたVTR間でAVデータを伝送するシス
テムに適用すると、受信側のVTRがFIFOに保持さ
れているデータを所望のタイミングで読み出すためのタ
イミング信号を作成することが可能となる。
す図である。
マットを示す図である。
フォーマットを示す図である。
力する様子とカウンタが変化する様子を示す図である。
ある。
力する様子とカウンタが変化する様子の1例を示す図で
ある。
力する様子とカウンタが変化する様子の他の1例を示す
図である。
ある。
の1例を示す図である。
る。
ムにおける通信サイクルの1例を示す図である。
3…パケット書き込み回路、4…クアドレット検出回
路、5…パケット番号抽出回路、6…シンクタイム抽出
回路、7…レジスタ、8…FIFO、9…加算回路、1
0…パケット番号判定回路、11…記憶回路、12…目
標値<カウンタ出力判定回路、13…カウンタ、14…
カウンタ値検出回路、15…スイッチ、16…パケット
読み出し回路、17…VTR、18…リセット検出回
路、19…読み出しタイミングコントロール回路
Claims (4)
- 【請求項1】通信サイクルの開始を示すパケットとデー
タパケットとを受信し、該データパケットを一時蓄積手
段に書き込むと共に、書き込み速度と異なる速度で読み
出す装置において読み出しタイミングを制御する信号を
発生する回路を有する電子機器であって、 計数値が鋸波状に変化し、かつ前記通信サイクルの開始
を示すパケットに付与されている時刻情報により補正さ
れる計数回路と、 所定の時間毎に前記データパケットに付与されている時
刻情報を基に前記データパケットを読み出す時刻の目標
値を得る回路と、前記 目標値と前記計数回路の出力値とを比較し、前記計
数回路の出力値が前記目標値と前記目標値に所定の補正
値を加えた値との範囲内に入ったとき、前記読み出しタ
イミングを制御する信号を発生する回路と、 を備える制御信号発生回路を有することを特徴とする電
子機器 。 - 【請求項2】前記所定の補正値は、前記計数回路の最大
補正値の2倍を加えた値である請求項1記載の電子機
器。 - 【請求項3】目標値を得た時に該目標値が計数回路の出
力値よりも小さい場合には、該計数回路がリセットされ
た後、再度該目標値と該目標値に所定の補正値を加えた
値との範囲内に入ったときに、読み出しタイミングを制
御する信号を発生する請求項1記載の電子機器。 - 【請求項4】計数回路の出力値が最大補正値よりも大き
く変化したときに、リセットされたものとする請求項3
記載の電子機器。
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JP2002185471A (ja) | データ伝送方法及びデータ伝送装置 |
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