JP3504671B2 - 触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置および脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方法 - Google Patents

触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置および脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方法

Info

Publication number
JP3504671B2
JP3504671B2 JP53975297A JP53975297A JP3504671B2 JP 3504671 B2 JP3504671 B2 JP 3504671B2 JP 53975297 A JP53975297 A JP 53975297A JP 53975297 A JP53975297 A JP 53975297A JP 3504671 B2 JP3504671 B2 JP 3504671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
catalyst
deodorizing
detection interval
release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP53975297A
Other languages
English (en)
Inventor
弘一 立花
章良 服部
信幸 吉池
昭彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3504671B2 publication Critical patent/JP3504671B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/10Preparation of ozone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S422/00Chemical apparatus and process disinfecting, deodorizing, preserving, or sterilizing
    • Y10S422/90Decreasing pollution or environmental impact

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、オゾンを用いた脱臭・殺菌装置に関するも
のである。
背景技術 オゾンは、強力な酸化作用を示すことから、近年、脱
臭、殺菌等の目的で、水処理、医療、食品工業など多く
の分野で利用されている。最近では、オゾンは、居住空
間の各種臭気対策としても注目されており、オゾンを利
用した数多くの機器が開発されている。
このようにオゾンは、有用な作用を示す。しかしなが
ら、オゾン自体も特有の臭気を有する。したがって、オ
ゾンを機器に用いる場合には、機器外部へオゾンの排出
を防ぐ必要がある。そのため、処理に用いた後に残存す
るオゾンを熱分解したり、あるいは触媒により分解する
方法がとられている。このうち、特に触媒を用いる方法
が、比較的簡便であるところから一般的である。しかし
ながら、触媒を用いてオゾンを分解する方法において
は、長時間の使用あるいは環境条件の変動等により、触
媒の活性が次第に低下し、過剰濃度のオゾンが機器の外
部に排出されることが懸念されていた。
発明の開示 本発明は、触媒が劣化しても残存オゾンが機器外部へ
排出されることを防ぐことのできる信頼性の高い脱臭・
殺菌装置を提供することを目的とする。
本発明は、オゾン発生部と、オゾンの脱臭・殺菌作用
を促進させかつオゾンを分解する機能を有する触媒と、
オゾンセンサと、空気送給部を備えたオゾン脱臭・殺菌
装置に、触媒による処理後に残存するオゾン濃度が所定
濃度以上に達すると、オゾンの放出を一時停止させ、所
定時間経過後にオゾンの放出を再開するサイクルを繰り
返し、この残存オゾン濃度が所定濃度に達した時点の間
隔が、あらかじめ設定した時間より短くなる傾向が所定
の頻度で認められた場合に、触媒が劣化したものと判定
する機能を付与する。
本発明の触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置は、空
気を内部に吸入する空気送給部と、吸入された空気にオ
ゾンを放出するオゾン発生部と、オゾン発生部の下流に
配されたオゾンの脱臭・殺菌作用および分解を促進させ
る触媒と、触媒の下流に配された残存オゾン濃度を検知
するオゾンセンサを備え、さらにオゾンセンサにより残
存オゾン濃度が所定濃度以上であると検知されると、オ
ゾン発生部のオゾン放出を所定時間停止させるサイクル
を繰り返し、連続したサイクル間の残存オゾン濃度が所
定濃度以上であると検知された時点の間隔が所定の間隔
よりも短くなる状態が、所定の頻度で認められた場合
に、触媒が劣化したと判定し、オゾンの放出を停止する
手段を備えたものである。
また、触媒が劣化したと判定したときに、オゾンの放
出を停止すると同時に、触媒が劣化したことを知らせる
アラーム手段を有することが好ましい。これにより、的
確に使用者に表示、警告音等で、触媒交換の必要を知ら
せることができる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例の脱臭・殺菌装置の構成を
示す断面略図である。
図2は、同装置の触媒劣化判定システムを示すブロッ
ク図である。
図3は、同装置の信号処理部の構成を示すフローチャ
ートである。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に
説明する。
本実施例の触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置の基
本構成を図1に示す。
装置外部の空気は、ファン3により空気吸入口6から
装置内に吸入される。ここで、空気吸入口6に配された
フィルタ7により、流入する空気中に含まれる埃、塵等
が除去される。ついで、この空気にむけてオゾン発生器
1で生成された所定量のオゾンが放出される。空気とオ
ゾンは拡散板8によりほぼ均一に混合される。そして、
オゾンとの混合により、空気中の臭気成分や菌等の汚染
物質が分解除去される。さらに、このオゾンと混合され
た空気が触媒2と接触することで、オゾンの汚染物質に
対する分解除去作用が促進されるとともに、残存するオ
ゾンの分解が促進される。
このようにして、装置内に吸入された空気は、脱臭・
殺菌処理を施されて浄化された後、ファン3により浄化
空気排出口9から装置外部に放出される。
浄化空気排出口9の上流には、浄化処理後の空気の残
存オゾン濃度を検知するオゾンセンサ4が配されてい
る。オゾンセンサ4は、検知した残存オゾン濃度に相当
する信号を、信号処理部5に出力する。
信号処理部5は、図2に示すように、メモリ部51、演
算部52および制御部53を備えている。
メモリ部51には、残存オゾンの許容上限濃度、触媒2
が正常に機能している場合に触媒2の下流の空気がオゾ
ンを含まない状態からオゾン濃度が許容上限濃度に達す
るまでに要する時間(以下、基準検知間隔という)、お
よび触媒が劣化したと判定するための基準検知回数が記
憶されている。
演算部52は、オゾンセンサ4の出力信号に基づく残存
オゾン濃度を許容上限濃度と比較し、許容上限濃度未満
であるか否かを判定する。ここで、演算部52は、残存オ
ゾン濃度が許容上限濃度以上であると判定すると、オゾ
ン発生器1によるオゾンの放出を所定時間、一時停止さ
せる信号を制御部53に出力する。これにより、残存オゾ
ン濃度は一旦低下する。しかしながら、オゾン発生器1
によるオゾンの放出が再開されると、再び残存オゾン濃
度は上昇し、許容上限濃度を超える。そこで、演算部52
は、残存オゾン濃度が許容上限濃度以上であると判定さ
れ、再度、残存オゾン濃度が許容上限濃度以上であると
判定されるまでの時間(以下、検知間隔とする)を測定
する。演算部52は、検知間隔が基準検知間隔以下になる
と、その回数をカウントし、あらかじめ設定された基準
検知回数と比較する。ここで、演算部52は、その回数が
基準検知回数に達すると、触媒2が劣化したと判定し、
制御部53にオゾン発生器1のオゾンの放出を停止させる
信号を出力する。
制御部53は、演算部52からの信号により、オゾン発生
器1を制御するとともに、表示、警告等の信号を制御す
る。
検知間隔が基準検知間隔よりも長ければ、触媒2の活
性は正常であると判断され、同様のサイクルが繰り返さ
れる。これにより、空気への脱臭・殺菌処理は続行され
る。しかし、検知間隔が基準検知間隔よりも短くなり、
さらに同様の傾向が所定回数認められた場合には、触媒
2は劣化したものと判定され、オゾン発生器1によるオ
ゾンの放出が停止される。ここで、基準検知間隔は、オ
ゾン発生器1のオゾン放出量や放出を一時停止する時間
等を考慮して設定される。また、図示しないが、表示や
警告音で触媒の劣化を知らせる。
実施例1 本実施例では、上記と同様の触媒劣化検知機能付き脱
臭・殺菌装置を用い、以下の検討を行った。
オゾン発生器1は、アルミナ基板上に形成された誘導
電極および放電電極からなる沿面放電式オゾン発生電極
を備え、いわゆる無声放電によりオゾンを発生させる。
オゾンサ4には、In2O3とSnO2を、Sn/(In+Sn)=3/10
0のモル比で含む複合酸化物を主成分とする薄膜感応体
を用いた。触媒2は、体積が約100cm3のハニカム状で、
Mnを主成分とする金属酸化物からなる。
設定条件として、残存オゾンの許容上限濃度を0.05pp
mとし、連続する2回の基準検知間隔を3分、オゾンの
一時停止時間を30秒とした。また、5回連続して検知間
隔が上記基準検知間隔よりも短くなった場合に、触媒2
が劣化したものと判定することにした。
図3に示すフローチャートを用いて、本実施例の脱臭
・殺菌装置の触媒劣化判定機能について説明する。
装置を作動させると、ファン3が吸引を開始し、オゾ
ン発生器1もオゾンの放出を開始する。オゾンセンサ4
は、装置の作動中は継続してオゾンの検知を行う。ステ
ップ101において、触媒2の活性が低下して残存オゾン
濃度が許容上限濃度(0.05ppm)に達したと判定される
と、信号処理部5は、開始点となる時点T0を計時する。
それと同時に、信号処理部5は、オゾン発生器1にオゾ
ン放出を一時停止させる信号を出力する。これにより、
一旦残存オゾン濃度は低下する。オゾン放出停止から所
定時間tp(30秒)経過するとオゾンの放出は再開され
る。
ついで、ステップ102において、再び残存オゾン濃度
が許容上限濃度以上になると、時点T1が計時され、検知
間隔(T1−T0)が算出される。また、これと同時にオゾ
ンの放出が停止される。その後、tp経過後にオゾン放出
が再開され、残存オゾン濃度が許容上限濃度に達し、同
様に検知間隔(Tn−Tn-1:nはサイクル数)を算出する同
様のサイクルを繰り返す。ここで、ステップ103で、連
続して検知間隔が基準検知間隔(3分)よりも短いと判
断された回数がカウントされる。
このカウント数が5回に達する前に、検知間隔が基準
検知間隔以上と判定されると、一旦カウント数はキャン
セルされ、再び、tp経過後にオゾン放出を再開させ、検
知間隔を算出する同様のサイクルを繰り返す。
ステップ104において、カウント数が5回に達する
と、すなわち検知間隔が5回連続して基準検知間隔を下
回ると、信号処理部5は、オゾン発生器1にオゾン放出
を停止させる信号を出力し、装置は停止する。
以上のようにして諸条件を設定した装置の作動を確認
した。
装置容積に対して十分大きな容積(装置容積の約1000
倍)を有する空間に清浄な空気を満たし、その中に上記
条件に設定した装置を設置した後、空間を密閉した。つ
いでファン3を作動させて、装置外部の空気を流量7リ
ットル/分で吸入した。さらに、オゾン発生器1より、
空気中のオゾン濃度が触媒2の分解処理能力を超える約
0.06ppmとなるようにオゾンを生成、放出させた。ただ
し、浄化空気排出口9より装置外部に排出されるオゾン
は、装置に再度吸入されないように密閉空間外に排出し
た。
開始直後に約7分であった検知間隔は、徐々に短くな
り、30サイクル目には2.5分となり、3分の基準検知間
隔より短くなった。その後、検知間隔は約2分となり、
検知間隔が基準検知間隔よりも短くなるサイクルが連続
5回繰り返された。この時点でオゾンの放出は停止され
た。
このように、本装置は正常に動作することが確認され
た。
実施例2 本実施例では、触媒劣化検知の精度を向上させる目的
で、実施例1と同様の条件をさらに新たな条件を付加し
た場合について説明する。
本実施例では、実施例1と同様の装置を用い、触媒の
劣化判定条件を、実施例1と同様の判定条件に加えて、
検知サイクルを計6回繰り返す間に、検知間隔が3分の
基準検知間隔よりも短くなるサイクルが4回以上認めら
れた場合にも、劣化と判定することにした。この方法に
よると、触媒が本来劣化したと判定されるべき状態であ
っても、何らかの要因、例えば放出されるオゾン量の低
下やファン能力の変動などより検知間隔が基準検知間隔
よりも長くなった場合の誤判定を防ぐことができる。
本実施例では、まず、オゾン発生器により放出される
オゾンの濃度を0.06ppmとした。ここで、検知間隔が基
準検知間隔よりも短くなるサイクルが3回連続した時点
でオゾン発生器を調節して放出するオゾンの濃度を0.03
ppmとした。このとき、検知間隔は約3.5分になった。そ
の後、約5分経過した時点で、放出オゾン濃度を初期状
態に戻すと、次の検知間隔は3分未満となった。このよ
うにして、計6回の検知サイクルで3分未満の検知間隔
が4回認められた段階で、触媒は劣化したと判定され、
オゾンの放出が停止された。
本装置の実際の居住環境において連続運転し、機能を
確認した。
約50m3の容積の居間に本装置を設置して連続運転した
結果、約2500時間経過した時点で触媒が劣化したと判定
され、オゾンの放出が停止された。その時点で装置から
触媒を取り出した。この触媒のオゾン分解活性を測定し
たところ、活性は初期の約55%にまで低下していること
が判明した。
本発明に用いるオゾン発生器、オゾンセンサ、触媒等
は、実施例で用いたものと同様の機能を有するものであ
れば、発明の主旨に反しない限りにおいて、他のもので
代用することができる。例えば、オゾンセンサには、In
2O3、SnO2、Co3O4、NiO、CuO、V2O5等の金属酸化物ある
いはこれらの複合酸化物を用いることができる。また、
装置の構造も、装置の能力や使用環境に即した条件とす
ることができる。劣化判定条件も実施例に限定するもの
ではなく、例えば基準検知間隔を下回る検知間隔のカウ
ント数を増やすこともできる 産業上の利用可能性 本発明によると、オゾンを用いた脱臭・殺菌装置の触
媒の劣化を確実に検知、判定することができることか
ら、過剰な量のオゾンが外部へ排出されるのを防ぐこと
ができる。したがって、本発明の触媒劣化検知機能付き
脱臭・殺菌装置は、水処理、医療、食品工業など多くの
分野で広く普及が期待される。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−96546(JP,A) 特開 平3−267748(JP,A) 特開 平4−138167(JP,A) 特開 平7−299128(JP,A) 特開 平9−75436(JP,A) 特開 平6−262098(JP,A) 米国特許4203946(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/015

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を内部に吸入する空気送給部と、吸入
    された空気にむけてオゾンを放出するオゾン発生部と、
    前記オゾン発生部の下流に配された前記オゾンの脱臭・
    殺菌作用および分解を促進させる触媒と、前記触媒の下
    流に配された残存オゾン濃度を検知するオゾンセンサ
    と、前記残存オゾン濃度が所定濃度以上になると、前記
    オゾン発生部のオゾン放出を所定時間停止させるサイク
    ルを繰り返し、連続した前記サイクル間の前記残存オゾ
    ン濃度が所定濃度以上であると検知された時点の間隔が
    所定の間隔よりも短くなる状態が所定の頻度で認められ
    た場合に、前記触媒が劣化したと判定し、前記オゾンの
    放出を停止する手段を備えた触媒劣化検知機能付き脱臭
    ・殺菌装置。
  2. 【請求項2】前記触媒が劣化したと判定したときに、オ
    ゾンの放出を停止すると同時に、触媒が劣化したことを
    知らせるアラーム手段を有する請求項1記載の触媒劣化
    検知機能付き脱臭・殺菌装置。
  3. 【請求項3】オゾンセンサ、信号処理部およびオゾン発
    生部を具備する、オゾンを利用した脱臭・殺菌装置から
    の過剰なオゾン放出の防止方法であって、 a)オゾンセンサが前記オゾン脱臭・殺菌装置からのオ
    ゾン放出量が許容上限に達したと検知した場合に、前記
    オゾン発生器のオゾン放出を停止する工程、 b)所定時間経過後に前記オゾン発生部のオゾン放出を
    再開する工程、 c)オゾンセンサが前記オゾン脱臭・殺菌装置からのオ
    ゾン放出量が再度許容上限に達したと検知した場合に、
    前記オゾン発生部のオゾン放出を停止する工程、 d)オゾン量が許容上限に到達したと検知する2つの連
    続した検知時点間の時間で表す検知間隔が基準検知間隔
    以下となる回数をカウントする工程、および e)前記信号処理部が、前記検知間隔が基準検知間隔以
    下であると検知される回数があらかじめ設定された基準
    検知回数に達したと判定する場合に、前記脱臭・殺菌装
    置の作業を停止させる工程 を有する、脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防
    止方法。
  4. 【請求項4】前記(e)工程は、前記信号処理部が、前
    記検知間隔が基準検知間隔以下であると検知される回数
    が前記基準検知回数より多いと判定する場合に、アラー
    ムを発する工程を含む、請求項3記載の脱臭・殺菌装置
    からの過剰なオゾン放出の防止方法。
  5. 【請求項5】前記(e)工程が、前記検知間隔が基準検
    知間隔以下であると検知される回数をカウントし、この
    カウント数が前記基準検知回数に達したか否かを判定す
    る工程を含む、請求項3記載の脱臭・殺菌装置からの過
    剰なオゾン放出の防止方法。
  6. 【請求項6】前記基準検知回数が5である、請求項5記
    載の脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方
    法。
  7. 【請求項7】脱臭・殺菌装置が、前記オゾンの脱臭・殺
    菌作用および分解を促進させる触媒を具備し、前記信号
    処理部が、前記検知間隔が基準検知間隔以下であると検
    知される回数が前記基準検知回数に達したと判定する場
    合に、触媒が劣化していると判定する工程を含む、請求
    項3記載の脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防
    止方法。
JP53975297A 1996-05-15 1997-05-13 触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置および脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方法 Expired - Fee Related JP3504671B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12036696 1996-05-15
JP8-120366 1996-05-15
PCT/JP1997/001607 WO1997042981A1 (fr) 1996-05-15 1997-05-13 Dispositif desodorisant et sterilisant possedant une fonction de detection de la deterioration d'un catalyseur

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3504671B2 true JP3504671B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=14784426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53975297A Expired - Fee Related JP3504671B2 (ja) 1996-05-15 1997-05-13 触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置および脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5961919A (ja)
EP (1) EP0852147B1 (ja)
JP (1) JP3504671B2 (ja)
KR (1) KR100260122B1 (ja)
CN (1) CN1120021C (ja)
DE (1) DE69725958T2 (ja)
HK (1) HK1015285A1 (ja)
WO (1) WO1997042981A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2253690A1 (en) * 1998-11-09 2000-05-09 Fantom Technologies Inc. Method and apparatus for measuring the degree of treatment of a medium by a gas
GB0003110D0 (en) * 2000-02-10 2000-03-29 Astec Microflow Ltd Medical device disinfection
EP1499836B1 (en) * 2002-04-29 2015-06-10 RHT Limited Air cleaner filter system capable of nano-confined catalytic oxidation
JP2005523775A (ja) * 2002-05-01 2005-08-11 スマト・エア・インコーポレイテッド オゾンを用いた空気清浄・脱臭・殺菌装置
US8211374B2 (en) 2003-07-18 2012-07-03 David Richard Hallam Air cleaning device
JP2005125070A (ja) * 2003-10-03 2005-05-19 Daikin Ind Ltd 空気浄化装置
CN100358585C (zh) * 2004-10-27 2008-01-02 上海大学 具有输出臭氧浓度检测和调节功能的空气消毒装置
US20060218989A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-05 Dominic Cianciarelli Method and apparatus for monitoring catalytic abator efficiency
US20070095649A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-03 Alpine Technologies, Inc. Ambient ozone control system
KR100743251B1 (ko) * 2006-01-20 2007-07-27 강릉대학교산학협력단 실내 가스 감지 장치 및 실내 공기 정화 시스템
US20080159907A1 (en) * 2006-12-29 2008-07-03 Joshi Anand G Methods and apparatus for disinfecting and/or deodorizing an article
CN103223356B (zh) * 2013-03-19 2015-05-20 上海博迅实业有限公司 洁净生物安全柜控制系统
CN103127965B (zh) * 2013-03-19 2014-12-31 上海博迅实业有限公司 无污染生物安全柜控制系统
CN103127967B (zh) * 2013-03-19 2014-12-31 上海博迅实业有限公司 光触媒灭菌生物安全柜
CN103127966B (zh) * 2013-03-19 2014-12-31 上海博迅实业有限公司 光触媒来灭菌生物安全柜控制系统
CA3085003A1 (en) 2017-12-08 2019-06-13 Oshkosh Corporation Ozone cleaning system
CN108815543B (zh) * 2018-09-07 2024-01-30 重庆婴淘淘网络科技有限公司 智能自动快速消毒机
US10792613B1 (en) 2019-03-11 2020-10-06 Oshkosh Corporation Cleaning device
CN113087114A (zh) * 2020-07-15 2021-07-09 昆山中环科本科技发展有限公司 一种下置催化剂臭氧催化反应器及其工艺
CN112856757B (zh) * 2021-01-29 2022-05-31 重庆海尔空调器有限公司 空调器的杀菌控制方法及空调器
JP7320047B2 (ja) * 2021-07-20 2023-08-02 日本特殊陶業株式会社 オゾン発生器
US11471551B1 (en) 2021-09-09 2022-10-18 Micron Pure, Llc Apparatus for inactivation of airborne pathogens
US11648329B1 (en) 2021-11-24 2023-05-16 Rht Limited Air purifiers

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4203946A (en) * 1978-03-20 1980-05-20 Energy For Independence, Inc. Ozone detecting element
US4343765A (en) * 1980-12-11 1982-08-10 Georgia Tech Research Institute Method for deodorizing and disinfecting air
JPH0695082B2 (ja) * 1987-10-08 1994-11-24 新コスモス電機株式会社 吸引式オゾンガス検知器
DE3920428A1 (de) * 1989-06-22 1991-01-03 Gutec Gmbh Traegerkatalysator zur zersetzung von ozon
JPH03267748A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Daikin Ind Ltd オゾン分解フィルタ劣化検知装置
JPH04138167A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Daikin Ind Ltd オゾン脱臭機
JPH04309357A (ja) * 1991-04-09 1992-10-30 Ebara Jitsugyo Kk 殺菌保管庫
JP3038522B2 (ja) * 1993-03-15 2000-05-08 ユーシンエンジニアリング株式会社 空気清浄脱臭環境浄化機
JPH07299128A (ja) * 1994-05-06 1995-11-14 Sanyo Electric Co Ltd 脱臭殺菌装置
IL115559A (en) * 1994-10-13 2000-02-29 Balkany Alexander Apparatus and method for treating air in a building
JP3462942B2 (ja) * 1995-09-08 2003-11-05 株式会社日立産機システム 空気清浄装置
US5788930A (en) * 1996-08-21 1998-08-04 Mcmurray; Larry Daniel Apparatus for purifying an environment using ozone generation

Also Published As

Publication number Publication date
CN1120021C (zh) 2003-09-03
HK1015285A1 (en) 1999-10-15
EP0852147A1 (en) 1998-07-08
KR19990029019A (ko) 1999-04-15
EP0852147A4 (en) 2001-10-10
CN1193281A (zh) 1998-09-16
KR100260122B1 (ko) 2001-11-22
WO1997042981A1 (fr) 1997-11-20
EP0852147B1 (en) 2003-11-05
US5961919A (en) 1999-10-05
DE69725958T2 (de) 2004-09-02
DE69725958D1 (de) 2003-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3504671B2 (ja) 触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置および脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方法
JP2005523775A (ja) オゾンを用いた空気清浄・脱臭・殺菌装置
WO2019150735A1 (ja) 空気清浄装置、及び空気清浄方法
CA2119093A1 (en) Environment decontaminating system having air cleaning and deodorizing function
JP2005030685A (ja) イオン発生装置および空気調節装置
KR20030086915A (ko) 오존을 이용한 공기청정 탈취 살균기
JP2007311227A (ja) 空気清浄機
JP3026144B2 (ja) 空気浄化装置および空気浄化方法
JP4530808B2 (ja) 空気調節装置
CN220582644U (zh) 一种适用于空气消毒机的滤网提醒装置及空气消毒机
JPH04138167A (ja) オゾン脱臭機
JPH0690995A (ja) 空気清浄環境浄化器
JP2001349595A (ja) 空気清浄装置
JP2002039980A (ja) ガス警報器及びガス警報方法
JP2003079710A (ja) 空気清浄機
JP4723074B2 (ja) 消臭装置
JP7183417B2 (ja) 空気清浄装置及び空気清浄方法
JP4840552B2 (ja) オゾンガス監視装置
JPH07253226A (ja) 加湿機能付き空気浄化装置
JP2914682B2 (ja) 風呂用殺菌装置におけるフィルターの目づまり検出装置
JP2000005287A (ja) 空気清浄器
JPH0561266U (ja) トイレ用脱臭殺菌装置
CN116907091A (zh) 空气净化器运行方法、装置及空气净化器
JP3003084U (ja) オゾン発生器
JPH10113310A (ja) オゾン脱臭装置付便座

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031211

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees