JPH07299128A - 脱臭殺菌装置 - Google Patents
脱臭殺菌装置Info
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- JPH07299128A JPH07299128A JP6094422A JP9442294A JPH07299128A JP H07299128 A JPH07299128 A JP H07299128A JP 6094422 A JP6094422 A JP 6094422A JP 9442294 A JP9442294 A JP 9442294A JP H07299128 A JPH07299128 A JP H07299128A
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- ozone
- lamp
- casing
- human body
- deodorizing
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少なくともオゾンを発生するオゾンランプを
用いて脱臭・殺菌するものにおいて、高濃度のオゾンの
放出等を防止する事を目的とするものである。 【構成】 本発明は、ケーシング内に、少なくともオゾ
ンランプと、外部の空気をケーシングの適所に設けた吸
気孔よりケーシング内に吸引してランプの周囲に循環し
た後吹出孔より噴出する循環ファンとを配置したものに
おいて、オゾンランプと吹出孔との間に循環空気中のオ
ゾンを吸着する触媒を配置すると共に、この触媒の下流
側にオゾン濃度を検出するオゾンセンサーを配設し、か
つこのオゾンセンサーが予め設定した所定値以上のオゾ
ン濃度を検出するとオゾンランプを消灯し、かつこの消
灯から所定時間後に循環ファンを停止する安全回路を設
けて成るものである。
用いて脱臭・殺菌するものにおいて、高濃度のオゾンの
放出等を防止する事を目的とするものである。 【構成】 本発明は、ケーシング内に、少なくともオゾ
ンランプと、外部の空気をケーシングの適所に設けた吸
気孔よりケーシング内に吸引してランプの周囲に循環し
た後吹出孔より噴出する循環ファンとを配置したものに
おいて、オゾンランプと吹出孔との間に循環空気中のオ
ゾンを吸着する触媒を配置すると共に、この触媒の下流
側にオゾン濃度を検出するオゾンセンサーを配設し、か
つこのオゾンセンサーが予め設定した所定値以上のオゾ
ン濃度を検出するとオゾンランプを消灯し、かつこの消
灯から所定時間後に循環ファンを停止する安全回路を設
けて成るものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくともオゾンを発
生するオゾンランプを用いて室内の空気等を脱臭・殺菌
する脱臭殺菌装置に関する。
生するオゾンランプを用いて室内の空気等を脱臭・殺菌
する脱臭殺菌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】波長が約１８５ｎｍの紫外線を発生する
水銀ランプにより構成したオゾンランプや、波長が約２
５０ｎｍの紫外線を発生する水銀ランプにより構成した
殺菌ランプを用いたり、これらの波長の紫外線を同時に
放射する紫外線ランプを用いて、ホテル、旅館、病院等
の比較的多数の人が出入りする場所の空気を脱臭・殺菌
するものが、特開昭６１−２４４３６７号公報や特開昭
６１−２７９２４８号公報に示されている。
水銀ランプにより構成したオゾンランプや、波長が約２
５０ｎｍの紫外線を発生する水銀ランプにより構成した
殺菌ランプを用いたり、これらの波長の紫外線を同時に
放射する紫外線ランプを用いて、ホテル、旅館、病院等
の比較的多数の人が出入りする場所の空気を脱臭・殺菌
するものが、特開昭６１−２４４３６７号公報や特開昭
６１−２７９２４８号公報に示されている。
【０００３】一方、空気中のオゾン濃度が高いと、頭痛
等の人体に影響を及ぼすという問題があり、近年、装置
の空気排出部にオゾンを分解する触媒を設け、装置外に
高濃度のオゾンを排出しない装置が開発されている。
等の人体に影響を及ぼすという問題があり、近年、装置
の空気排出部にオゾンを分解する触媒を設け、装置外に
高濃度のオゾンを排出しない装置が開発されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、長時間の使
用による触媒の劣化や、触媒に設けた通気孔の目詰まり
等によりオゾンの分解能力が低下すると、装置外に高濃
度のオゾンが放出され、人体等に影響を及ぼすという問
題がある。
用による触媒の劣化や、触媒に設けた通気孔の目詰まり
等によりオゾンの分解能力が低下すると、装置外に高濃
度のオゾンが放出され、人体等に影響を及ぼすという問
題がある。
【０００５】又、例えばトイレの洋式便器の便座に取り
付けて、人体が接近するとこれをセンサーにより検出し
て運転を開始し、脱臭剤とオゾン発生装置により脱臭す
るものが商品化されている。
付けて、人体が接近するとこれをセンサーにより検出し
て運転を開始し、脱臭剤とオゾン発生装置により脱臭す
るものが商品化されている。
【０００６】この場合、人体を検出すると運転を開始す
る為、オゾン発生装置によるオゾンの発生濃度を高くす
ると人体に有害となり、オゾン濃度を低くすると脱臭効
果が十分に発揮出来ないという問題がある。
る為、オゾン発生装置によるオゾンの発生濃度を高くす
ると人体に有害となり、オゾン濃度を低くすると脱臭効
果が十分に発揮出来ないという問題がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーシング内
に、少なくともオゾンランプと、外部の空気をケーシン
グの適所に設けた吸気孔よりケーシング内に吸引してラ
ンプの周囲に循環した後吹出孔より噴出する循環ファン
とを配置したものにおいて、オゾンランプと吹出孔との
間に、循環空気中のオゾンを吸着する触媒を配置し、か
つこの触媒の下流側にオゾン濃度を検出するオゾンセン
サーを配設し、このオゾンセンサーが予め設定した所定
値以上のオゾン濃度を検出するとオゾンランプを消灯す
ると共に循環ファンを停止する安全回路を設けて成るも
のである。
に、少なくともオゾンランプと、外部の空気をケーシン
グの適所に設けた吸気孔よりケーシング内に吸引してラ
ンプの周囲に循環した後吹出孔より噴出する循環ファン
とを配置したものにおいて、オゾンランプと吹出孔との
間に、循環空気中のオゾンを吸着する触媒を配置し、か
つこの触媒の下流側にオゾン濃度を検出するオゾンセン
サーを配設し、このオゾンセンサーが予め設定した所定
値以上のオゾン濃度を検出するとオゾンランプを消灯す
ると共に循環ファンを停止する安全回路を設けて成るも
のである。
【０００８】又本発明は、オゾンセンサーが所定値以上
のオゾン濃度を検出してオゾンランプを消灯すると警告
を行う報知手段を設けて成るものである。
のオゾン濃度を検出してオゾンランプを消灯すると警告
を行う報知手段を設けて成るものである。
【０００９】更に本発明は、ケーシング内に、少なくと
もオゾンランプと、外部の空気をケーシングの適所に設
けた吸気孔よりケーシング内に吸引してランプの周囲に
循環した後吹出孔より噴出する循環ファンとを配置した
ものにおいて、ケーシングの適所に人体の接近を検出す
る人体センサーを設けると共に、この人体センサーによ
り人体の接近を検出すると、検出後第１の所定時間オゾ
ンランプを消灯する安全回路を設け、かつ安全回路を、
人体センサーにより人体の接近を検出してオゾンランプ
を消灯後、第１の所定時間内に人体の接近を検出する
と、この検出後更に第１の所定時間オゾンランプを消灯
する様に構成して成るものである。
もオゾンランプと、外部の空気をケーシングの適所に設
けた吸気孔よりケーシング内に吸引してランプの周囲に
循環した後吹出孔より噴出する循環ファンとを配置した
ものにおいて、ケーシングの適所に人体の接近を検出す
る人体センサーを設けると共に、この人体センサーによ
り人体の接近を検出すると、検出後第１の所定時間オゾ
ンランプを消灯する安全回路を設け、かつ安全回路を、
人体センサーにより人体の接近を検出してオゾンランプ
を消灯後、第１の所定時間内に人体の接近を検出する
と、この検出後更に第１の所定時間オゾンランプを消灯
する様に構成して成るものである。
【００１０】そして又本発明は、安全回路を、オゾンラ
ンプを消灯後第２の所定時間後に循環ファンを停止する
様に構成して成るものである。
ンプを消灯後第２の所定時間後に循環ファンを停止する
様に構成して成るものである。
【００１１】
【作用】オゾンランプを点灯すると共に循環ファンを作
動し、室内等の外部の空気を吸気孔よりケーシング内に
吸引してオゾンランプの周囲を循環し、オゾンランプに
より発生するオゾンにて脱臭・殺菌した後、触媒を通過
して循環空気中に残存するオゾンを分解した後、吹出孔
より外部に放出する。
動し、室内等の外部の空気を吸気孔よりケーシング内に
吸引してオゾンランプの周囲を循環し、オゾンランプに
より発生するオゾンにて脱臭・殺菌した後、触媒を通過
して循環空気中に残存するオゾンを分解した後、吹出孔
より外部に放出する。
【００１２】又オゾンセンサーにより触媒を通過後の空
気中のオゾン濃度を検出し、触媒の劣化等により所定値
以上のオゾン濃度を検出すると、安全回路によりオゾン
ランプを消灯してオゾンの発生を停止し、かつランプ等
の報知手段によりオゾンランプの異常消灯を報知する。
気中のオゾン濃度を検出し、触媒の劣化等により所定値
以上のオゾン濃度を検出すると、安全回路によりオゾン
ランプを消灯してオゾンの発生を停止し、かつランプ等
の報知手段によりオゾンランプの異常消灯を報知する。
【００１３】更に、オゾンランプの消灯後所定時間後に
循環ファンを停止することで、ケーシング内に残存する
オゾンを確実に外部に排出し、オゾンの残存による内部
部品の腐食等を防止する。
循環ファンを停止することで、ケーシング内に残存する
オゾンを確実に外部に排出し、オゾンの残存による内部
部品の腐食等を防止する。
【００１４】一方、オゾンランプを点灯中に人体センサ
ーにより人体の接近を検出すると、検出から第１の所定
時間の間オゾンランプを消灯してオゾンの発生を停止す
ることで、オゾンによる人体への影響を極力防止すると
共に、オゾン濃度を比較的高く設定して脱臭・殺菌を効
果的に行っても、オゾンによる人体への影響を極力防止
する事が出来る。
ーにより人体の接近を検出すると、検出から第１の所定
時間の間オゾンランプを消灯してオゾンの発生を停止す
ることで、オゾンによる人体への影響を極力防止すると
共に、オゾン濃度を比較的高く設定して脱臭・殺菌を効
果的に行っても、オゾンによる人体への影響を極力防止
する事が出来る。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例を先ず図１〜図４に基づき説
明すると、(１)は脱臭殺菌装置で、ケーシング(２)の前
面上部に吹出孔(３)を開口していると共に、一方の側面
にスリット状の吸気孔(４)(４)・・を穿孔し、かつ内部
に上記吹出孔(３)と吸気孔(４)(４)・・とを連通する通
気路(５)を区画形成している。
明すると、(１)は脱臭殺菌装置で、ケーシング(２)の前
面上部に吹出孔(３)を開口していると共に、一方の側面
にスリット状の吸気孔(４)(４)・・を穿孔し、かつ内部
に上記吹出孔(３)と吸気孔(４)(４)・・とを連通する通
気路(５)を区画形成している。
【００１６】(６)は上記通気路(５)の吸気孔(４)(４)・
・に近接する位置に配設したオゾンランプで、例えば１
８４．９ｎｍの波長の紫外線を放射する石英ガラス製低
圧水銀ランプにて構成している。
・に近接する位置に配設したオゾンランプで、例えば１
８４．９ｎｍの波長の紫外線を放射する石英ガラス製低
圧水銀ランプにて構成している。
【００１７】(７)は上記通気路(５)の吹出孔(３)よりも
少し内側に配設した循環ファンで、回転により室内等の
空気を上記吸気孔(４)(４)・・よりケーシング(２)内の
通気路(５)に吸気した後、オゾンランプ(６)の周囲を循
環して吹出孔(３)より再び室内等に噴出する様に構成し
ている。
少し内側に配設した循環ファンで、回転により室内等の
空気を上記吸気孔(４)(４)・・よりケーシング(２)内の
通気路(５)に吸気した後、オゾンランプ(６)の周囲を循
環して吹出孔(３)より再び室内等に噴出する様に構成し
ている。
【００１８】(８)は上記通気路(５)の循環ファン(７)よ
りも上流側に装着した触媒で、活性炭を主原料としたも
のや、マンガン酸化物と酸化チタンを複合して構成し、
循環空気中のオゾンを分解し、上記吹出孔(３)より高濃
度のオゾンを含む空気が噴出しない様に構成している。
りも上流側に装着した触媒で、活性炭を主原料としたも
のや、マンガン酸化物と酸化チタンを複合して構成し、
循環空気中のオゾンを分解し、上記吹出孔(３)より高濃
度のオゾンを含む空気が噴出しない様に構成している。
【００１９】(９)は上記通気路(５)の触媒(８)と循環フ
ァン(７)との間に配設したオゾンセンサーで、例えば０
〜０．１ｐｐｍの範囲のオゾン濃度を検出する様に構成
している。
ァン(７)との間に配設したオゾンセンサーで、例えば０
〜０．１ｐｐｍの範囲のオゾン濃度を検出する様に構成
している。
【００２０】(10)は上記ケーシング(２)の前面下部に装
着した人体センサーで、例えば赤外線センサーにて構成
し、視角内の温度変化により人体の接近を検出するもの
である。
着した人体センサーで、例えば赤外線センサーにて構成
し、視角内の温度変化により人体の接近を検出するもの
である。
【００２１】(11)は上記ケーシング(２)内の通気路(５)
とケーシング(２)との空間に配設した回路基板で、図５
にて示す制御回路(12)を搭載し、この制御回路は、電源
スイッチ(13)を介して接続した商用電源(14)を所定の定
電圧の直流電源に変換する電源回路(15)に、上記循環フ
ァン(７)を駆動するファンモータ(16)と、例えば５Ｖの
直流電源を出力する定電圧素子(17)とを主に接続してい
ると共に、上記商用電源(14)に常閉式のリレー接点(18)
を介して上記オゾンランプ(６)を点灯するランプ点灯回
路(19)を接続している。
とケーシング(２)との空間に配設した回路基板で、図５
にて示す制御回路(12)を搭載し、この制御回路は、電源
スイッチ(13)を介して接続した商用電源(14)を所定の定
電圧の直流電源に変換する電源回路(15)に、上記循環フ
ァン(７)を駆動するファンモータ(16)と、例えば５Ｖの
直流電源を出力する定電圧素子(17)とを主に接続してい
ると共に、上記商用電源(14)に常閉式のリレー接点(18)
を介して上記オゾンランプ(６)を点灯するランプ点灯回
路(19)を接続している。
【００２２】又上記定電圧素子(17)には、マイクロコン
ピュータにて構成した演算回路(20)と電源用ＬＥＤ(21)
とを接続し、かつ上記演算回路(20)の出力には、上記フ
ァンモータ(16)の電源回路に接続したスイッチング素子
(22)と、上記リレー接点(18)を有したリレー(23)への通
電を制御するスイッチング素子(24)と、上記触媒(８)の
寿命を報知するフィルター用ＬＥＤ(25)と、上記オゾン
ランプ(８)の点灯状態を報知するランプ用ＬＥＤ(26)と
を接続し、入力には上記オゾンセンサー(９)の出力、及
び人体センサー(10)の出力を接続している。
ピュータにて構成した演算回路(20)と電源用ＬＥＤ(21)
とを接続し、かつ上記演算回路(20)の出力には、上記フ
ァンモータ(16)の電源回路に接続したスイッチング素子
(22)と、上記リレー接点(18)を有したリレー(23)への通
電を制御するスイッチング素子(24)と、上記触媒(８)の
寿命を報知するフィルター用ＬＥＤ(25)と、上記オゾン
ランプ(８)の点灯状態を報知するランプ用ＬＥＤ(26)と
を接続し、入力には上記オゾンセンサー(９)の出力、及
び人体センサー(10)の出力を接続している。
【００２３】一方上記演算回路(20)の動作を図６に基づ
き説明すると、電源スイッチ(13)のオンにより電源用Ｌ
ＥＤ(21)が点灯すると共に演算回路(20)に通電され、こ
の演算回路の出力によりスイッチング素子(22)をオンし
てファンモータ(16)を作動すると同時に、リレー接点(1
8)を通してランプ点灯回路(19)に通電してオゾンランプ
(６)を点灯し、かつランプ用ＬＥＤ(26)を点灯する。
き説明すると、電源スイッチ(13)のオンにより電源用Ｌ
ＥＤ(21)が点灯すると共に演算回路(20)に通電され、こ
の演算回路の出力によりスイッチング素子(22)をオンし
てファンモータ(16)を作動すると同時に、リレー接点(1
8)を通してランプ点灯回路(19)に通電してオゾンランプ
(６)を点灯し、かつランプ用ＬＥＤ(26)を点灯する。
【００２４】これにより、循環ファン(７)にて吸気孔
(４)(４)・・から室内等の空気を通気路(５)内に吸引し
てオゾンランプ(６)の周囲に循環し、このオゾンランプ
から発生するオゾンにより循環された空気を脱臭・殺菌
した後触媒(８)を通過し、この触媒により前記脱臭・殺
菌後の循環空気に含まれるオゾンを分解した後、吹出孔
(３)より噴出する。
(４)(４)・・から室内等の空気を通気路(５)内に吸引し
てオゾンランプ(６)の周囲に循環し、このオゾンランプ
から発生するオゾンにより循環された空気を脱臭・殺菌
した後触媒(８)を通過し、この触媒により前記脱臭・殺
菌後の循環空気に含まれるオゾンを分解した後、吹出孔
(３)より噴出する。
【００２５】又上記運転中に、人体センサー(10)により
人体の室内への入室や人体の接近を検出すると、演算回
路(20)の出力によりリレー(23)を作動してリレー接点(1
8)を開き、ランプ点灯回路(19)への通電を停止してオゾ
ンランプ(６)を消灯すると共に、ランプ用ＬＥＤ(26)を
消灯し、かつオゾンランプ(６)の消灯から第２の所定時
間（例えば１分）後に、スイッチング素子(22)によりフ
ァンモータ(16)への通電を停止する。
人体の室内への入室や人体の接近を検出すると、演算回
路(20)の出力によりリレー(23)を作動してリレー接点(1
8)を開き、ランプ点灯回路(19)への通電を停止してオゾ
ンランプ(６)を消灯すると共に、ランプ用ＬＥＤ(26)を
消灯し、かつオゾンランプ(６)の消灯から第２の所定時
間（例えば１分）後に、スイッチング素子(22)によりフ
ァンモータ(16)への通電を停止する。
【００２６】更に上記オゾンランプ(６)の消灯後第２の
所定時間（例えば１０分）経過すると、ファンモータ(1
6)へ通電すると共にオゾンランプ(６)及びランプ用ＬＥ
Ｄ(26)を点灯し、一方、上記第２の所定時間内に人体の
接近等を検出すると、この検出時点から再び第２の所定
時間の計時を開始し、この第２の所定時間経過後にファ
ンモータ(16)等への通電を開始する。
所定時間（例えば１０分）経過すると、ファンモータ(1
6)へ通電すると共にオゾンランプ(６)及びランプ用ＬＥ
Ｄ(26)を点灯し、一方、上記第２の所定時間内に人体の
接近等を検出すると、この検出時点から再び第２の所定
時間の計時を開始し、この第２の所定時間経過後にファ
ンモータ(16)等への通電を開始する。
【００２７】一方、オゾンセンサー(９)にて触媒(８)を
通過した後の循環空気中のオゾン濃度を検出し、例えば
触媒(８)の長時間の使用による劣化や、触媒の目詰まり
等により検出濃度が所定値（例えば０．０５ｐｐｍ）以
上に達すると、演算回路(20)の出力によりリレー(23)を
作動してオゾンランプ(６)を消灯すると共にランプ用Ｌ
ＥＤ(26)を消灯し、かつフィルター用ＬＥＤ(25)を点灯
して、触媒(８)の寿命等の異常事態の発生を報知する。
通過した後の循環空気中のオゾン濃度を検出し、例えば
触媒(８)の長時間の使用による劣化や、触媒の目詰まり
等により検出濃度が所定値（例えば０．０５ｐｐｍ）以
上に達すると、演算回路(20)の出力によりリレー(23)を
作動してオゾンランプ(６)を消灯すると共にランプ用Ｌ
ＥＤ(26)を消灯し、かつフィルター用ＬＥＤ(25)を点灯
して、触媒(８)の寿命等の異常事態の発生を報知する。
【００２８】尚上記フィルター用ＬＥＤ(25)の点灯等に
より電源スイッチ(13)をオフした後、触媒(８)の交換等
をしないまま電源スイッチ(13)をオンすると、この電源
スイッチのオンによりオゾンランプ(６)を点灯し、かつ
循環ファン(７)を作動するが、オゾンセンサー(９)が所
定値以上のオゾン濃度を検出し、上記と同様にオゾンラ
ンプ(６)の消灯等を行う。
より電源スイッチ(13)をオフした後、触媒(８)の交換等
をしないまま電源スイッチ(13)をオンすると、この電源
スイッチのオンによりオゾンランプ(６)を点灯し、かつ
循環ファン(７)を作動するが、オゾンセンサー(９)が所
定値以上のオゾン濃度を検出し、上記と同様にオゾンラ
ンプ(６)の消灯等を行う。
【００２９】
【発明の効果】本発明による構成により、ケーシング外
へのオゾンの流出を防止する触媒の下流側に、空気中の
オゾン濃度を検出するオゾンセンサーを設け、このオゾ
ンセンサーが所定値以上のオゾン濃度を検出すると、オ
ゾンランプを消灯してオゾンの発生を停止することで、
触媒の劣化等による異常時におけるケーシング外への高
濃度のオゾンの流出を確実に防止する事が出来る。
へのオゾンの流出を防止する触媒の下流側に、空気中の
オゾン濃度を検出するオゾンセンサーを設け、このオゾ
ンセンサーが所定値以上のオゾン濃度を検出すると、オ
ゾンランプを消灯してオゾンの発生を停止することで、
触媒の劣化等による異常時におけるケーシング外への高
濃度のオゾンの流出を確実に防止する事が出来る。
【００３０】又上記オゾンセンサーにより所定値以上の
オゾン濃度を検出してオゾンランプを消灯時には、ＬＥ
Ｄランプ等の報知手段によりオゾンランプの消灯を報知
することで、異常事態の発生を迅速に報知する事が出来
る。
オゾン濃度を検出してオゾンランプを消灯時には、ＬＥ
Ｄランプ等の報知手段によりオゾンランプの消灯を報知
することで、異常事態の発生を迅速に報知する事が出来
る。
【００３１】更に本発明の構成により、人体センサーに
より人体の接近や室内への入室を検出すると、オゾンラ
ンプを消灯してオゾンの発生を停止することで、オゾン
による人体への影響を極力防止する事が出来る。
より人体の接近や室内への入室を検出すると、オゾンラ
ンプを消灯してオゾンの発生を停止することで、オゾン
による人体への影響を極力防止する事が出来る。
【００３２】そして又、上記オゾンランプの消灯から所
定時間後に循環ファンを停止することで、ケーシング内
に残存するオゾンを確実に外部に排出し、オゾンによる
内部部品の腐食等を防止する。
定時間後に循環ファンを停止することで、ケーシング内
に残存するオゾンを確実に外部に排出し、オゾンによる
内部部品の腐食等を防止する。
【図１】本発明による実施例を示す斜視図である。
【図２】同じく正面縦断面図である。
【図３】同じく側面縦断面図である。
【図４】同じく平面断面図である。
【図５】同じく電気回路図である。
【図６】同じく動作説明用のタイムチャート図である。
２ ケーシング ３ 吹出孔 ４ 吸気孔 ６ オゾンランプ ８ 触媒 ９ オゾンセンサー 10 人体センサー 20 演算回路 25 フィルター用ＬＥＤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｆ 1/00 (72)発明者 谷口 健治 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 森脇 尚 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 ケーシング内に、少なくともオゾンラン
プと、外部の空気を上記ケーシングの適所に設けた吸気
孔よりケーシング内に吸引して上記ランプの周囲に循環
した後吹出孔より噴出する循環ファンとを配置したもの
において、上記オゾンランプと吹出孔との間に、循環空
気中のオゾンを吸着する触媒を配置し、かつこの触媒の
下流側にオゾン濃度を検出するオゾンセンサーを配設
し、このオゾンセンサーが予め設定した所定値以上のオ
ゾン濃度を検出すると上記オゾンランプを消灯すると共
に上記循環ファンを停止する安全回路を設けた事を特徴
とする脱臭殺菌装置。 - 【請求項２】 上記オゾンランプの消灯時に警告を行う
報知手段を設けた事を特徴とする、上記請求項１に記載
の脱臭殺菌装置。 - 【請求項３】 ケーシング内に、少なくともオゾンラン
プと、外部の空気を上記ケーシングの適所に設けた吸気
孔よりケーシング内に吸引して上記ランプの周囲に循環
した後吹出孔より噴出する循環ファンとを配置したもの
において、上記ケーシングの適所に人体の接近を検出す
る人体センサーを設けると共に、この人体センサーによ
り人体の接近を検出すると、検出後第１の所定時間上記
オゾンランプを消灯する安全回路を設けた事を特徴とす
る脱臭殺菌装置。 - 【請求項４】 上記人体センサーにより人体の接近を検
出してオゾンランプを消灯後、上記第１の所定時間内に
人体の接近を検出すると、この検出後更に上記第１の所
定時間上記オゾンランプを消灯する事を特徴とする、上
記請求項３に記載の脱臭殺菌装置。 - 【請求項５】 上記安全回路を、上記オゾンランプを消
灯後、第２の所定時間後に上記循環ファンを停止する様
に構成した事を特徴とする、上記請求項１又は３に記載
の脱臭殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094422A JPH07299128A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 脱臭殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094422A JPH07299128A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 脱臭殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07299128A true JPH07299128A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14109806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6094422A Pending JPH07299128A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 脱臭殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07299128A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997042981A1 (fr) * | 1996-05-15 | 1997-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif desodorisant et sterilisant possedant une fonction de detection de la deterioration d'un catalyseur |
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-
1994
- 1994-05-06 JP JP6094422A patent/JPH07299128A/ja active Pending
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