JP3504237B2 - 作業用手袋 - Google Patents

作業用手袋

Info

Publication number
JP3504237B2
JP3504237B2 JP2001061021A JP2001061021A JP3504237B2 JP 3504237 B2 JP3504237 B2 JP 3504237B2 JP 2001061021 A JP2001061021 A JP 2001061021A JP 2001061021 A JP2001061021 A JP 2001061021A JP 3504237 B2 JP3504237 B2 JP 3504237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion opening
arm
insertion part
string
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001061021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002266127A (ja
Inventor
努 下田
啓之 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Industries Co Ltd
Original Assignee
Showa Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Industries Co Ltd filed Critical Showa Industries Co Ltd
Priority to JP2001061021A priority Critical patent/JP3504237B2/ja
Publication of JP2002266127A publication Critical patent/JP2002266127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3504237B2 publication Critical patent/JP3504237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gloves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厚みの薄い合成樹脂
シートを材料として作られた作業用手袋に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、厚みの薄い合成樹脂シートを材料
として作られ、例えば家庭の炊事や洗濯の際に用いた
り、食品会社などでの作業に用いたりする作業用手袋と
して図8に示すものが知られている。この図8に示す作
業用手袋は指挿入部1と腕挿入部2を一体に備え、腕挿
入部2の挿入開口部3は腕挿入部2の外面に対してほぼ
直角にカットされている。そして、このような作業用手
袋を作業者が手に装着するときは水に触るような作業を
行なうときに作業用手袋の中に水が入りにくくするため
に作業用手袋が肘4の上までくるように長く作られ、作
業用手袋を肘4の上まで引き上げているのが現状で、そ
のようにした場合、図9に示すように肘4を曲げると肘
4の内側で作業用手袋に皺が寄って邪魔になり、作業性
が悪いという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、水に触るような作業を行なうとき
に作業用手袋の中に水が入りにくくするために作業用手
袋を肘の上まで引き上げないようにして肘を曲げた際に
肘の内側で作業用手袋に皺が寄って邪魔になるようなこ
ともなく、作業用手袋を作業者が手に装着したときの作
業性を向上させるようにすることを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、厚みの薄い合成樹
脂シートを材料として作られた作業用手袋において、指
挿入部と腕挿入部を一体に備え、腕挿入部の長さは手首
と肘との間の長さに設定され、前記腕挿入部の挿入開口
部には絞り用込みの紐状体を一体に設けた作業用手袋で
あって、絞り用込みの紐状体は腕挿入部の挿入開口部に
連続して作業用手袋の合成樹脂シートを用いて挿入開口
部に対して切り離し可能に設け、作業用手袋を偏平にし
た状態で親指側の腕挿入部の側縁部における挿入開口部
の一側部もしくは小指側の腕挿入部の側縁部における挿
入開口部の他側部に前記紐状体の一端側を一体に繋ぎ、
前記小指側の腕挿入部の側縁部における挿入開口部の他
側部もしくは親指側の腕挿入部の側縁部における挿入開
口部の一側部に連設した前記合成樹脂シートとは別の合
成樹脂フィルムに前記紐状体の他端側を挿通させる切り
込み孔部を形成してなることを要旨とするものである。
また本発明の請求項2に記載の発明は、厚みの薄い合成
樹脂シートを材料として作られた作業用手袋において、
指挿入部と腕挿入部を一体に備え、腕挿入部の長さは手
首と肘との間の長さに設定され、前記腕挿入部の挿入開
口部には絞り用込みの紐状体を一体に設けた作業用手袋
であって、絞り用込みの紐状体は腕挿入部の挿入開口部
に連続して作業用手袋の合成樹脂シートを用いて挿入開
口部に対してミシン目状カット線を介して切り離し可能
に設け、作業用手袋を偏平にした状態で親指側の腕挿入
部の側縁部における挿入開口部の一側部もしくは小指側
の腕挿入部の側縁部における挿入開口部の他側部に前記
紐状体の一端側を一体に繋ぎ、挿入開口部に前記ミシン
目状カット線と平行な切り目を設けて紐状体の他端側を
挿通させるように構成したことを要旨とするものであ
る。
【0005】この構成により、作業用手袋を手に装着し
た状態において、紐状体で挿入開口部が絞られているの
で、水に触るような作業時に作業用手袋の中に水が入り
にくくなる。また、作業用手袋の装着状態において挿入
開口部は肘の上まで届かないため、前記従来例のように
肘を曲げた際に肘の内側で作業用手袋に皺が寄って邪魔
になるようなこともなく、作業用手袋を作業者が手に装
着したときの作業性を向上させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図3に示す
第1の実施の形態について説明すると、11は本実施の
形態の作業用手袋で、厚みの薄いポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩化ビニールなどの合成樹脂シートを材料と
して作られている。この作業用手袋11は指挿入部12
と腕挿入部13を一体に備えている。さらに詳しくは、
前記腕挿入部13の長さは手首と肘との間の中間程度ま
でである。そして、腕挿入部13の挿入開口部14には
絞り用込みの紐状体15を一体に設けてある。この絞り
用込みの紐状体15は腕挿入部13の挿入開口部14に
連続して作業用手袋11の合成樹脂シートを用いて挿入
開口部14に対して切り離し可能に設け、作業用手袋1
1を偏平にした状態で親指側の腕挿入部13の側縁部に
おける挿入開口部14の一側部に連設した前記合成樹脂
シートとは別の合成樹脂フィルム16に前記紐状体15
の一端側を一体に繋ぎ、前記小指側の腕挿入部13の側
縁部における挿入開口部14の他側部に連設した前記合
成樹脂シートとは別の合成樹脂フィルム17に前記紐状
体15の他端側を挿通させるスリット状の切り込み孔部
18を形成してある。
【0007】図1に紐状体15を腕挿入部13の挿入開
口部14に対して切り離していない状態を示し、紐状体
15は作業用手袋11の製造時に挿入開口部14に対し
ミシン目状カット線19で繋がるように作られ、作業用
手袋11の手のひら側のシートと手の甲側のシートを延
長させて2重構造の紐状体15を構成している。そし
て、紐状体15を挿入開口部14に対して切り離すとき
はミシン目状カット線19での繋がり部を指で切ること
により挿入開口部14から紐状体15を容易に切り離す
ことができる。なお、前記紐状体15の他端側には前記
別の合成樹脂フィルム17から切り離されて設けられた
差し込み片20を一体に備えている。図2は挿入開口部
14から紐状体15を切り離した状態を示し、この状態
で挿入開口部14から手を挿入し、その後、前記紐状体
15の他端側の差し込み片20を前記切り込み孔部18
に差し込み、挿入開口部14を絞った状態で紐状体15
の他端側を挿入開口部14と紐状体15との間の隙間に
差し込んで止めることにより図3に示すように作業用手
袋11の装着が完了する。以上のようにして作業用手袋
11を手に装着した状態において、前記紐状体15で挿
入開口部14が絞られているので、水に触るような作業
時に作業用手袋11の中に水が入りにくくなる。また、
作業用手袋11の装着状態において挿入開口部14は肘
の上まで届かないため、前記従来例のように肘を曲げた
際に肘の内側で作業用手袋に皺が寄って邪魔になるよう
なこともない。
【0008】次に、図4および図5に示す第2の実施の
形態について説明すると、前記第1の実施の形態では前
記紐状体15の他端側を挿通させるために形成された切
り込み孔部18はスリット状であるが、この実施の形態
の作業用手袋11には紐状体15の他端側を挿通させる
ための切り込み孔部18を長円形に形成してある。この
ように切り込み孔部18を長円形にすることにより、切
り込み孔部18に対する紐状体15の他端側の挿通が行
ない易くなる。
【0009】ところで、この第1および第2の実施の形
態の変形例として、作業用手袋11を偏平にした状態で
親指側の腕挿入部13の側縁部における挿入開口部14
の一側部に連設した前記合成樹脂シートとは別の合成樹
脂フィルム16をなくし、且つ紐状体15の一端を前記
合成樹脂フィルム16に繋がずに、前記ミシン目状カッ
ト線19で切り離した状態において紐状体15の一端が
親指側の腕挿入部13の側縁部における挿入開口部14
の一側部に繋がれるようにすることも可能である。
【0010】さらに、図6および図7に示す第3の実施
の形態について説明すると、前記紐状体15の他端側を
挿通させるために前記小指側の腕挿入部13の側縁部に
おける挿入開口部14の他側部に連設した合成樹脂フィ
ルム17に切り込み孔部18を形成せずに、作業用手袋
11の挿入開口部14に前記ミシン目状カット線19と
平行な切り目21を複数箇所に設け、作業用手袋11の
挿入開口部14より手を挿入して紐状体15の他端側の
差し込み片20を適当な位置の切り目21に差し込み、
挿入開口部14を絞った状態とすることにより図7に示
すように作業用手袋11の装着が完了する。
【0011】なお、前記第1および第2の実施の形態な
らびにそれらの変形例、さらには第3の実施の形態にお
いて、小指側の腕挿入部13の側縁部における挿入開口
部14の他側部に前記切り込み孔部18が形成された別
の合成樹脂フィルム17が設けられているが、この別の
合成樹脂フィルム17を親指側の腕挿入部13の側縁部
における挿入開口部14の一側部に設けるようにしても
良い。
【0012】また、第3の実施の形態の変形例として、
作業用手袋11を偏平にした状態で親指側の腕挿入部1
3の側縁部における挿入開口部14の一側部に連設した
前記合成樹脂シートとは別の合成樹脂フィルム16およ
び前記小指側の腕挿入部13の側縁部における挿入開口
部14の他側部に連設した前記合成樹脂シートとは別の
合成樹脂フィルム17をなくし、且つ紐状体15の一端
を前記合成樹脂フィルム16に繋がずに、前記ミシン目
状カット線19で切り離した状態において紐状体15の
一端が親指側の腕挿入部13の側縁部における挿入開口
部14の一側部もしくは小指側の腕挿入部13の側縁部
における挿入開口部14の他側部に繋がれるようにし、
さらに紐状体15の他端側に設けられていた前記差し込
み片20をなくすようにすることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作業用手
袋を手に装着した状態において、紐状体で挿入開口部が
絞られているので、水に触るような作業時に作業用手袋
の中に水が入りにくくなる。また、作業用手袋の装着状
態において挿入開口部は肘の上まで届かないため、前記
従来例のように肘を曲げた際に肘の内側で作業用手袋に
皺が寄って邪魔になるようなこともなく、作業用手袋を
作業者が手に装着したときの作業性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における作業用手袋
の正面図である。
【図2】同作業用手袋に手を挿入した状態を示す説明図
である。
【図3】同作業用手袋に手を挿入して紐状体で挿入開口
部を絞った状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における作業用手袋
の正面図である。
【図5】同作業用手袋に手を挿入して紐状体で挿入開口
部を絞った状態を示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における作業用手袋
の正面図である。
【図7】同作業用手袋に手を挿入して紐状体で挿入開口
部を絞った状態を示す説明図である。
【図8】従来の作業用手袋を手に装着して肘を伸ばし手
を上げた状態を示す説明図である。
【図9】同従来の作業用手袋を手に装着して肘を曲げ手
を上げた状態を示す説明図である。
【符号の説明】 11 作業用手袋 12 指挿入部 13 腕挿入部 14 挿入開口部 15 紐状体 16 合成樹脂フィルム 17 合成樹脂フィルム 18 切り込み孔部 20 差し込み片 21 切り目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41D 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚みの薄い合成樹脂シートを材料として
    作られた作業用手袋において、指挿入部と腕挿入部を一
    体に備え、腕挿入部の長さは手首と肘との間の長さに設
    定され、前記腕挿入部の挿入開口部には絞り用込みの紐
    状体を一体に設けた作業用手袋であって、絞り用込みの
    紐状体は腕挿入部の挿入開口部に連続して作業用手袋の
    合成樹脂シートを用いて挿入開口部に対して切り離し可
    能に設け、作業用手袋を偏平にした状態で親指側の腕挿
    入部の側縁部における挿入開口部の一側部もしくは小指
    側の腕挿入部の側縁部における挿入開口部の他側部に前
    記紐状体の一端側を一体に繋ぎ、前記小指側の腕挿入部
    の側縁部における挿入開口部の他側部もしくは親指側の
    腕挿入部の側縁部における挿入開口部の一側部に連設し
    た前記合成樹脂シートとは別の合成樹脂フィルムに前記
    紐状体の他端側を挿通させる切り込み孔部を形成してな
    ることを特徴とする作業用手袋。
  2. 【請求項2】 厚みの薄い合成樹脂シートを材料として
    作られた作業用手袋において、指挿入部と腕挿入部を一
    体に備え、腕挿入部の長さは手首と肘との間の長さに設
    定され、前記腕挿入部の挿入開口部には絞り用込みの紐
    状体を一体に設けた作業用手袋であって、絞り用込みの
    紐状体は腕挿入部の挿入開口部に連続して作業用手袋の
    合成樹脂シートを用いて挿入開口部に対してミシン目状
    カット線を介して切り離し可能に設け、作業用手袋を偏
    平にした状態で親指側の腕挿入部の側縁部における挿入
    開口部の一側部もしくは小指側の腕挿入部の側縁部にお
    ける挿入開口部の他側部に前記紐状体の一端側を一体に
    繋ぎ、挿入開口部に前記ミシン目状カット線と平行な切
    り目を設けて紐状体の他端側を挿通させるように構成し
    たことを特徴とする作業用手袋。
JP2001061021A 2001-03-06 2001-03-06 作業用手袋 Expired - Fee Related JP3504237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061021A JP3504237B2 (ja) 2001-03-06 2001-03-06 作業用手袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061021A JP3504237B2 (ja) 2001-03-06 2001-03-06 作業用手袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002266127A JP2002266127A (ja) 2002-09-18
JP3504237B2 true JP3504237B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=18920379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001061021A Expired - Fee Related JP3504237B2 (ja) 2001-03-06 2001-03-06 作業用手袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3504237B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488777Y1 (ko) * 2017-11-01 2019-03-22 (주)이미인 미용팩

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015199009A1 (ja) * 2014-06-25 2015-12-30 進一 塚本 ケア用品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488777Y1 (ko) * 2017-11-01 2019-03-22 (주)이미인 미용팩

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002266127A (ja) 2002-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2751592A (en) Finger covering
US4453275A (en) Golf glove
US2335320A (en) Glove
JP3504237B2 (ja) 作業用手袋
JP2001115318A (ja) 指先開放形手袋
KR20040005734A (ko) 사지 장갑
JP7005054B2 (ja) 手袋
KR950030891A (ko) 장갑 및 그 제조 방법
JP3231374U (ja) 簡易防護服
JP2003171815A (ja) 作業用革張り手袋
JP3138506U (ja) 作業用手袋
KR20030053016A (ko) 버튼 체결 장치
JP4701476B2 (ja) オカリーナ
JP3074516U (ja) ミトン型手袋
JP3058577U (ja) 切傷防止手袋
JPH076231U (ja) 指先出し入れ可能手袋
JP2000282312A (ja) 手 袋
JP3169404U (ja) ゴルフ用グローブ
JP4349694B2 (ja) 作業用手袋
JP3102927U (ja) 手袋
JP3076197U (ja) 釣り用手袋
JP2002105720A (ja) 作業用手袋
US2147967A (en) Glove
JP2002013012A (ja) ゴム手袋
JP3084175U (ja) 簡易手袋

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031209

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees