JP3102927U - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な防寒性を確保し、指袋部の紛失も招来せず、使い勝手の良い、指先露出可能な手袋を提供する。
【解決手段】指袋部が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、各指袋部(1)の第一関節対応位置近傍、若しくは拇指の指袋部(1a)及び食指における指袋部(1b)における第一関節対応位置近傍であって、当該指袋部の掌側から左右側部まで指周方向へ連続する切込みを形成した。
【選択図】図7

Description

本考案は、着用状態で指先を露出することができる手袋に関するものである。
従来、手袋の親指部分のみが切断されており、必要に応じ手袋の手のひら部に、手のひらが露出する孔部を形成した防寒機能を備えた携帯電話用手袋(例えば、特許文献1参照。)や、指袋部が切断された手袋本体と、該手袋本体から裸出する指に着脱自在な保護カバー体とを具備してなることを特徴とする手袋(例えば、特許文献2参照。)等が公知である。
実登3081368号公報 特開平11−247009号公報
上記した手袋のうち、前者の携帯電話用手袋は、基本的に親指のみを露出する構成であるが、携帯電話を保持してボタンを押す操作に対しては十分な機能を発揮するものの、当該携帯電話をポケットから取り出す際や、持ち運ぶ際には、他の指がすべて被覆されていることから把持する感覚が掴みづらく、当該構成のみでは携帯電話を掴み損ねて落下させる虞がある。このため、前記携帯電話用手袋は、手のひらが大きく露出する構成を開示しているが、当該構成では防寒性能を著しく損なうのは明らかである。
更に、前記携帯電話用手袋は、露出した親指は何らの防寒手段も備えていないため、着用者は親指が極端に冷やされることに耐え続けなければならない欠点があり、結局十分な防寒性能を得ることができないのである。
次に、上記した手袋のうち、後者となる手袋は主として釣りに使用される手袋であり、前記したように、指袋部が切断された手袋本体と、該手袋本体から裸出する指に着脱自在な保護カバー体とを具備してなる手袋であり、更に、手袋本体には、前記保護カバー体を収納するためのポケットや係着させるための面ファスナーが形成されることが開示されている。
しかしながら、当該手袋は、指袋部が手袋本体から完全に離脱する構成であることから、指袋部の紛失を非常に招来しやすい欠点がある。
そして、この欠点を解消する手段として、ポケットを形成したり、更にポケットを各指袋部ごとに収納するように区切ったり、或いは雌雄面ファスナー手段を設けて甲部に係着させる等の記載が開示されているが、当該構成をしても指袋部の紛失の可能性は依然として解消するには至っておらず、また、前記種々の紛失対策手段によって指袋部の管理が非常に煩雑となる欠点も生じている。
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、十分な防寒性を確保し、指袋部の紛失も招来せず、使い勝手の良い、指先露出可能な手袋を提供することを課題とする。
指袋部が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、各指袋部の第一関節対応位置近傍であって、指袋部の掌側から左右側部まで指周方向へ連続する切込みを形成したことを特徴とする手袋、及び、各指袋部の第一関節対応位置近傍であって、当該指袋部の甲側から左右側部まで指周方向へ連続する切込みを形成したことを特徴とする手袋を、基本とする。
本考案によれば、各指袋部の第一関節対応位置近傍であって、当該指袋部の掌側から左右側部まで指周方向へ連続する切込みを形成した構成、若しくは、各指袋部の第一関節対応位置近傍であって、当該指袋部の甲側から左右側部まで指周方向へ連続する切込みを形成した構成によって、必要な場合には指を露出することができるとともに、指を露出しない場合には、開口しない切込みによって、指は略完全に外部から遮断されることから、優れた防寒性を発揮することができる。
また、拇指及び食指の指袋部にのみ前記切込みを形成することによって、最低限の指先の緻密な把持機能を確保するとともに、より一層優れた防寒性を得ることができる。
更に、指袋部の先端と、当該手袋の第一間接対応位置から甲部若しくは掌部までの他の部位とに相互に係脱可能となる係止具を設けたことによって、指先露出時に指袋部が不用意に遊動することを防止することができる。
また、係止具は、一方が雄面ファスナーで、他方が起毛生地若しくはパイル生地とした場合には、外見上係止具が雄面ファスナーのみとなり、係止具を目立たせないことから、当該手袋の外観を良好とするとともに、着用時の指の動きも、より軽快なものとすることができる。
一方、指袋の左右いずれかの側部に、指の長手方向に平行する切込みを形成するとともに、該切込みの両端から指周方向へ切込みを形成し、該切込みによって形成される二つの舌片のうち一方の縁から係止具を延設し、他方の舌片上に前記係止具に対応する係止具を設けた構成とした場合には、係止具の係合を解除するのみで、側部から簡単に指を露出することができる。
本考案は、指先が露出可能であるとともに、指先を露出しない場合には、開口しない切込みを指袋部に形成した構成によって優れた防寒性を発揮する手袋である。
(実施例に係る手袋の構成)
図1は本考案の実施例1に係る手袋を示す正面図、図2は同実施例1に係る手袋を示す左側面図、図3は本考案の実施例2に係る手袋を示す左側面図、図4は本考案の実施例3に係る手袋を示す左側面図、図5は本考案の実施例4に係る手袋を示す正面図、図6は本考案の実施例5に係る手袋を示す左側面図及び開放状態における一部拡大説明図、図7は前記実施例4に係る手袋から指先を露出した状態を示す正面図である。
本考案の実施例1に係る手袋は、図1及び図2に示すように、主として合成皮革からなる掌側生地と甲側生地とを夫々の表面が対向するように重合し、双方の縁部を縫合した後表裏を反転させて得られる構成の手袋である。そして、当該構成によって形成される独立した五指の各指袋部1には、切込み2が形成されている。
当該切込み2は、第一関節と近傍位置となる掌側生地に対して、指周方向に亘って、当該指袋部1の掌側から左右側部10まで連続して形成されている。そして、切込み2の縁部相互は当接する状態に形成されている。これによって、基本的に通常状態において切込み2は閉塞状態にあり、更に手袋が自然と手の掌側へ湾曲した形状となることから、当該切込み2の閉塞状態はより確保されるものとなっている。
以上に示した実施例1に係る手袋は、指先を露出しない場合、通常の手袋と全く同様に着用することができ、着用状態から指先を露出する際には、指袋部1の先端を手袋脱着方向へ引くとともに当該露出させたい指をやや曲げて、切込み2から外部へ露出させることによって行なう。
次に、本考案の実施例2に係る手袋は、図3に示すように、基本的に実施例1に係る手袋の構成に、係合具3、4に相当する雌面ファスナー3c及び雄面ファスナー4cを追加した構成である。
具体的には、本実施例2に係る手袋は、各指袋部1の甲側には夫々雄面ファスナー4cが取付けられており、指袋部1の第一関節と第二関節の間となる甲側には、前記雄面ファスナー4cと係脱可能な雌面ファスナー3cが縫着されている。
指袋部1の甲側のうち切込み2に対応する位置を基準として指袋部1を折返すことによって、指袋部1の甲側先端に設けた雄面ファスナー4cと、甲側の第一関節から第二関節の間に設けた雌面ファスナー3cとが係止される。当該構成によって、指袋部1が不用意に遊動することや、指袋部1が他物に引っ掛かる虞を防止するとともに、外観体裁を向上することができるのである。
尚、上記実施例2においては、指袋部1の甲側先端に雄面ファスナー、甲部に雌面ファスナー3cを設けた構成であるが、実施例3として図4に例示するように、雌面ファスナー3cに代えてパイル生地3bや起毛生地を用いることもできる。
図5に示すように、本考案の実施例4に係る手袋は、指袋部1が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、拇指の指袋部1a及び食指における指袋部1bにおける第一関節対応位置近傍であって、当該拇指の指袋部1a及び食指の指袋部1bにおける甲側から左右両側部10まで指周方向へ連続する切込み2を形成したものである。即ち、実施例1に係る手袋が掌側から左右側部10まで指周方向へ連続する切込み2を設けているのに対して、本実施例4に係る手袋は、切込み2の形成される向きが逆転したものである。当該構成によって、図7に示すように、指を露出した状態においては、指袋部先端は、掌側へ傾倒する構成である。
本実施例4に係る手袋は、例えば、指を露出して行なう作業が指を狭い箇所に突っ込んで行なう場合等、手の甲側へ指袋部があると障害となる場合等に適する。
上記実施例4においては、拇指70の指袋部1a及び食指71における指袋部1bのみについて切込み2を形成しているが、実施例1と同様に、五指全ての指袋部1について切込み2を形成することもできるし、或いは、指袋部1の掌側に雌雄の係止具3、4を設けることもできる。
また、本考案の実施例5に係る手袋は、図6に示すように、指袋部1の左側部に、指の長手方向に平行する切込み2bを形成するとともに、該切込み2bの両端から指周方向へ切込み2cを形成し、該切込み2cによって形成される二つの舌片5a、5bのうち一方の舌片5bの縁に雄面ファスナー4aを設け、他方の舌片5a上に前記雄面ファスナー部材4aに対応する雌面ファスナー3aを設けた手袋である。
本実施例6に係る手袋は、指袋部1の左側面10において係合される雌面ファスナー3a及び雄面ファスナー4aの係合を解除することによって、指の長手方向に平行する切込みが現れ、該切込みから指を露出する構成である。
尚、本実施例1及び実施例2においては、切込み2の位置を第一関節近傍位置としたが、本考案はこれに限るものではなく、例えば、第ニ関節位置に設けることもできるし、指付根部位置に設けることもできる。
また、本願考案における係止具3、4は、実施例1に開示した雌面ファスナーと雄面ファスナーとの組合せや、実施例3の起毛生地やパイル生地と、雄面ファスナーとの組合せに限られず、例えば、雌雄のスナップボタンの組合せや、その他係脱可能なフックとループの組合せ等とすることもできる。
更に、実施例のように、指袋部1の甲側先端若しくは掌側先端の係止具に対応する係止具の位置としては、甲側若しくは掌側の第一関節から指付根部の間に限られず、例えば甲部や掌部に設けることもできる。
本考案の実施例1に係る手袋を示す正面図である。 本考案の実施例1に係る手袋を示す左側面図である。 本考案の実施例2に係る手袋を示す左側面図である。 本考案の実施例3に係る手袋を示す左側面図である。 本考案の実施例4に係る手袋を示す正面図である。 本考案の実施例5に係る手袋を示す左側面図及び開放状態における一部拡大説明図である。 本考案の実施例4に係る手袋から指先を露出した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 指袋部
1a 指袋部(拇指用)
1b 指袋部(食指用)
2 切込み
2a 切込み(拇指用)
2b 切込み(食指用)
2c 切込み
2d 切込み
3 係合具
3a 係止具(雌面ファスナー)
3b パイル生地
4 係合具
4a 係止具(雄面ファスナー)
4b 雄面ファスナー
5a 舌片
5b 舌片
70 拇指
71 食指

Claims (7)

  1. 指袋部が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、
    各指袋部(1)の第一関節対応位置近傍であって、当該指袋部の掌側から左右側部まで指周方向へ連続する切込み(2)を形成したことを特徴とする手袋。
  2. 指袋部が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、
    拇指の指袋部(1a)及び食指における指袋部(1b)における第一関節対応位置近傍であって、当該拇指の指袋部(1a)及び食指の指袋部(1b)における掌側から左右側部まで指周方向へ連続する切込み(2)を形成したことを特徴とする手袋。
  3. 指袋部が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、
    各指袋部(1)の第一関節対応位置近傍であって、当該指袋部(1)の甲側から左右側部まで指周方向へ連続する切込み(2)を形成したことを特徴とする手袋。
  4. 指袋部が、五指夫々に対して独立して形成される手袋において、
    拇指の指袋部(1a)及び食指における指袋部(1b)における第一関節対応位置近傍であって、当該拇指の指袋部(1a)及び食指の指袋部(1b)における甲側から左右側部まで指周方向へ連続する切込み(2)を形成したことを特徴とする手袋。
  5. 指袋部(1)の先端と、当該手袋の第一間接対応位置から甲部若しくは掌部までの他の部位とに相互に係脱可能となる係止具(3)(4)を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の手袋。
  6. 指袋の左右いずれかの側部に、指の長手方向に平行する切込み(2b)を形成するとともに、該切込み(2b)の両端から指周方向へ切込み(2c)を形成し、該切込み(2b)(2c)によって形成される二つの舌片(5a)(5b)のうち一方の舌片(5b)縁から係止具(4a)を延設し、他方の舌片(5a)上に前記係止具(4a)に対応する係止具(3a)を設けたことを特徴とする手袋。
  7. 係止具(3)(4)は、一方が雄面ファスナー(4b)で、他方が起毛生地若しくはパイル生地(3b)としたことを特徴とする請求項5又は6記載の手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014091879A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Ching-Chow Yang 手袋
JP2017200526A (ja) * 2016-05-06 2017-11-09 株式会社赤ん坊カンパニー 巻付け固定具

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