JP2006233338A - 手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 爪を出すことができる手袋において、指先を覆いながら細かな作業を行うことに適した手袋を提供することを課題とする。
【解決手段】 少なくとも人差し指及び/又は中指が入る袋状の指部を有する手袋において、前記指部の先端に略爪幅のスリット状の穴が形成することで、長い爪であっても、爪の先端のみがこの穴から出ることができ、指の先端の腹側部分は指部の先端内面に当接して内包されるので、細かな作業において頻繁に使用される人差し指、中指の先端の腹部での作業において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
【選択図】 図1
【解決手段】 少なくとも人差し指及び/又は中指が入る袋状の指部を有する手袋において、前記指部の先端に略爪幅のスリット状の穴が形成することで、長い爪であっても、爪の先端のみがこの穴から出ることができ、指の先端の腹側部分は指部の先端内面に当接して内包されるので、細かな作業において頻繁に使用される人差し指、中指の先端の腹部での作業において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
【選択図】 図1
Description
本発明は手袋に関し、特に、爪の先端を出すことができる手袋に関する。
近年、女性のファッションとして爪を伸ばしたり、付け爪を装着することが広く行われるようになっている。このように爪を伸ばすと手袋を装着する際に邪魔になるという問題が生じる。これを解決するものとして、下記特許文献1、特許文献2に、手袋の各指が入る袋状の指部の爪が出る先端部のみをカットし、この穴から爪を出すことが開示されている。
特開2001−336009号
特開2001−115319号
一方、作業用として直接手が汚れないように手袋を使用するような場合、指の先端部の腹側は細かな作業をするために良く使う部分である。そして、このような作業をする場合にも爪は邪魔になるが、爪を出すために上記各特許文献1、特許文献2に記載の発明のように指先の先端をカットして指先に指とほぼ同じ太さの穴を開けると、指先部分を手袋で覆う場合には指先部分がたるんで細かな作業をするには支障があり、指先部分を手袋から出す場合には指先が汚れてしまう。また、このような指先とほぼ同じ太さの穴があると、作業に際して指先部分がずれ下がってくる可能性が高く、この点も作業の支障とになる。
本発明は、このようなことを鑑みて、爪を出すことができる手袋において、指先を覆いながら細かな作業を行うことに適した手袋を提供することを課題とする。
本発明は、このようなことを鑑みて、爪を出すことができる手袋において、指先を覆いながら細かな作業を行うことに適した手袋を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、少なくとも人差し指及び/又は中指が入る袋状の指部を有する手袋において、前記指部の先端に略爪幅のスリット状の穴が形成される手袋である。
請求項2に記載の発明は、前記手袋において、親指が入る袋状の指部を有し、この親指が入る指部の先端にも略爪幅のスリット状の穴が形成されるものである。
請求項3に記載の発明は、前記手袋において、薬指及び小指が入る袋状の指部を有し、この薬指及び小指が入る指部の先端にも略爪幅のスリット状の穴が形成されるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の手袋において、人差し指、中指、薬指、小指が入る指部の内、隣接する2以上が一体となって一つの袋状に形成されるものである。
請求項5に記載の発明は、前記手袋が、食事に際して使用されるものである。
請求項6に記載の発明は、前記手袋は、一方の面が熱可塑性の合成樹脂性のフィルムよりなり、他方の面が紙もしくは不織布よりなるシートを、前記一方の面が内側になるようにし、前記フィルムを熱融着することにより形成されるものである請求項1から5のいずれか1項に記載の手袋。
請求項1に記載の発明は、少なくとも人差し指及び/又は中指が入る袋状の指部を有する手袋において、前記指部の先端に略爪幅のスリット状の穴が形成される手袋である。
請求項2に記載の発明は、前記手袋において、親指が入る袋状の指部を有し、この親指が入る指部の先端にも略爪幅のスリット状の穴が形成されるものである。
請求項3に記載の発明は、前記手袋において、薬指及び小指が入る袋状の指部を有し、この薬指及び小指が入る指部の先端にも略爪幅のスリット状の穴が形成されるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の手袋において、人差し指、中指、薬指、小指が入る指部の内、隣接する2以上が一体となって一つの袋状に形成されるものである。
請求項5に記載の発明は、前記手袋が、食事に際して使用されるものである。
請求項6に記載の発明は、前記手袋は、一方の面が熱可塑性の合成樹脂性のフィルムよりなり、他方の面が紙もしくは不織布よりなるシートを、前記一方の面が内側になるようにし、前記フィルムを熱融着することにより形成されるものである請求項1から5のいずれか1項に記載の手袋。
請求項1に記載の発明は、手袋の人差し指と中指の少なくともいずれか若しくは両方が入る指部の先端に略爪幅のスリット状の穴があるので、長い爪であっても、爪の先端のみがこの穴から出ることができ、指の先端の腹側部分は指部の先端内面に当接して内包されるので、細かな作業において頻繁に使用される人差し指、中指の先端の腹部での作業において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
請求項2に記載の発明は、親指に関しても上記と同様に、爪が長くても指の先端の腹部において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れることもない。
請求項3に記載の発明は、薬指および小指に関しても上記と同様に、爪が長くても指の先端の腹部において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
請求項4に記載の発明は、ミトン形や2本の指が一体になった形状の手袋においても、爪が指先の先端から出るとともに、手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
請求項5に記載の発明は、特に、食事において蟹の殻をむく作業などの細かな作業をするに際して、上記の構成により、爪が伸びていても指先が汚れることなく、適切な作業を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、熱可塑性を有する合成樹脂性のフィルムを一面に持つシート体を、前記フィルム面を合わせて熱融着することにより形成することで製造工程を簡素にすることができる。また、使用に際しても外面は滑りにくい紙もしくは不織布により形成することで作業性を高めることができ、内面には水や油を通さない合成樹脂性フィルムを有することで作業者の皮膚を保護することができる。
請求項2に記載の発明は、親指に関しても上記と同様に、爪が長くても指の先端の腹部において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れることもない。
請求項3に記載の発明は、薬指および小指に関しても上記と同様に、爪が長くても指の先端の腹部において手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
請求項4に記載の発明は、ミトン形や2本の指が一体になった形状の手袋においても、爪が指先の先端から出るとともに、手袋を形成する布などがたるんで邪魔になることがなく、また、先端部分がずり下がって指の先端が汚れたり、作業の支障となったりすることもない。
請求項5に記載の発明は、特に、食事において蟹の殻をむく作業などの細かな作業をするに際して、上記の構成により、爪が伸びていても指先が汚れることなく、適切な作業を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、熱可塑性を有する合成樹脂性のフィルムを一面に持つシート体を、前記フィルム面を合わせて熱融着することにより形成することで製造工程を簡素にすることができる。また、使用に際しても外面は滑りにくい紙もしくは不織布により形成することで作業性を高めることができ、内面には水や油を通さない合成樹脂性フィルムを有することで作業者の皮膚を保護することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施形態に係る手袋Xの背面図を示す。本手袋Xは表面は不織布により形成されたものであり表面に防水加工がほどこしてある。そして、内面は熱可塑性を有する合成樹脂性のフィルムにより形成されている。この手袋は主に焼肉や蟹料理など手が汚れる食事の際に装着して手が汚れることを防ぐことを目的とする食事用の手袋である。
手袋Xは親指、人差し指、中指、薬指、小指の各指が入る袋状の指部10と、指部に連続して形成される手のひらを入れる袋状の掌部20より形成される。そして、各指部10の先端には切り込みを入れることによりスリット状の穴11が形成されている。この穴は各指ごとに略平均的な爪の幅に形成されている。また、穴11は爪に沿うように円弧状に形成されている。この手袋Xの製造に際しては、まず、一面が不織布により形成され、他面が熱可塑性のフィルムにより形成されたシートの所定位置にパンチングによりスリット状の穴11を開け、穴の開いていない同じシートをフィルム面が相対するように重ねて、やはりパンチングにより手袋形に切り抜く。この際、外周面には高熱をかけることで外周部の熱可塑性の樹脂が溶けて相対するフィルム面同士が熱融着することで、上記のような手袋状に形成されることになる。
図2に人差し指の指部10に指を入れた状態を表す縦断面図を示す。図に示すようにスリット状の穴11を形成することで、装着時には爪の先端部分のみが穴11から外部へ出ることができ、指自体は穴11から出ることはできない。また、爪の先端が出ることにより、爪が短い場合と同じ状態で指の先端の腹側が手袋の内面に沿うように接触することができ、これにより指の先端の腹側を使用した細かな作業を行う際にも手袋が皺になることなく手袋が作業の邪魔をすることが抑制される。従って、この手袋を装着して食事を行えば指先も汚れることはなく、また、細かな作業にも適しているので蟹の殻剥きなどもスムーズに行うことができる。
図1に本実施形態に係る手袋Xの背面図を示す。本手袋Xは表面は不織布により形成されたものであり表面に防水加工がほどこしてある。そして、内面は熱可塑性を有する合成樹脂性のフィルムにより形成されている。この手袋は主に焼肉や蟹料理など手が汚れる食事の際に装着して手が汚れることを防ぐことを目的とする食事用の手袋である。
手袋Xは親指、人差し指、中指、薬指、小指の各指が入る袋状の指部10と、指部に連続して形成される手のひらを入れる袋状の掌部20より形成される。そして、各指部10の先端には切り込みを入れることによりスリット状の穴11が形成されている。この穴は各指ごとに略平均的な爪の幅に形成されている。また、穴11は爪に沿うように円弧状に形成されている。この手袋Xの製造に際しては、まず、一面が不織布により形成され、他面が熱可塑性のフィルムにより形成されたシートの所定位置にパンチングによりスリット状の穴11を開け、穴の開いていない同じシートをフィルム面が相対するように重ねて、やはりパンチングにより手袋形に切り抜く。この際、外周面には高熱をかけることで外周部の熱可塑性の樹脂が溶けて相対するフィルム面同士が熱融着することで、上記のような手袋状に形成されることになる。
図2に人差し指の指部10に指を入れた状態を表す縦断面図を示す。図に示すようにスリット状の穴11を形成することで、装着時には爪の先端部分のみが穴11から外部へ出ることができ、指自体は穴11から出ることはできない。また、爪の先端が出ることにより、爪が短い場合と同じ状態で指の先端の腹側が手袋の内面に沿うように接触することができ、これにより指の先端の腹側を使用した細かな作業を行う際にも手袋が皺になることなく手袋が作業の邪魔をすることが抑制される。従って、この手袋を装着して食事を行えば指先も汚れることはなく、また、細かな作業にも適しているので蟹の殻剥きなどもスムーズに行うことができる。
なお、上記の実施形態では、手袋Xは5本指が分かれた手袋であるが、人差し指、中指、薬指、小指の指部のうち隣接する2本以上の指部が一体となって一つの袋状に形成されるようなものでもよい、例えば、図3(a)に示すように人差し指、中指、薬指、小指の指部がすべて一体となったミトン形のものや、図4(b)に示すように人差し指と中指の指部及び薬指と小指の指部がぞれぞれ一体となったものであっても、各指に対応する位置にそれぞれスリット状の穴11を設けることができる。また、指先における作業においてあまり使用しない薬指や小指の先端部分に関しては、図4(c)に示すように完全に指を出すような形状としたりしてもよく、また、指先部分を爪が入る程度に長く形成してもよい。
また、上記実施形態では食事用の手袋を示したが、本発明に係る爪出し型の手袋は、ファッション用の手袋、運転用の手袋、ゴルフ用の手袋、軍手などの作業用の手袋など広く使用することができる。
また、上記実施形態では食事用の手袋を示したが、本発明に係る爪出し型の手袋は、ファッション用の手袋、運転用の手袋、ゴルフ用の手袋、軍手などの作業用の手袋など広く使用することができる。
X 手袋
10 指部
11 穴
20 掌部
10 指部
11 穴
20 掌部
Claims (6)
- 少なくとも人差し指及び/又は中指が入る袋状の指部を有する手袋において、前記指部の先端に略爪幅のスリット状の穴が形成される手袋。
- 前記手袋は、親指が入る袋状の指部を有し、この親指が入る指部の先端にも略爪幅のスリット状の穴が形成される請求項1に記載の手袋。
- 前記手袋は、薬指及び小指が入る袋状の指部を有し、この薬指及び小指が入る指部の先端にも略爪幅のスリット状の穴が形成される請求項1又は2に記載の手袋。
- 人差し指、中指、薬指、小指が入る指部の内、隣接する2以上が一体となって一つの袋状に形成される請求項3に記載の手袋。
- 前記手袋は、食事に際して使用される手袋である請求項1から4のいずれか1項に記載の手袋。
- 前記手袋は一方の面が熱可塑性の合成樹脂性のフィルムよりなり、他方の面が紙もしくは不織布よりなるシートを、前記一方の面が内側になるようにし、前記フィルムを熱融着することにより形成されるものである請求項1から5のいずれか1項に記載の手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005037562A JP2006233338A (ja) | 2005-01-27 | 2005-02-15 | 手袋 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005019287 | 2005-01-27 | ||
JP2005037562A JP2006233338A (ja) | 2005-01-27 | 2005-02-15 | 手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006233338A true JP2006233338A (ja) | 2006-09-07 |
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ID=37041315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005037562A Pending JP2006233338A (ja) | 2005-01-27 | 2005-02-15 | 手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006233338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102657394A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-09-12 | 徐建华 | 一种开口手套 |
-
2005
- 2005-02-15 JP JP2005037562A patent/JP2006233338A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102657394A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-09-12 | 徐建华 | 一种开口手套 |
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