JP2006045689A - 作業用手袋 - Google Patents

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JP2006045689A JP2004224149A JP2004224149A JP2006045689A JP 2006045689 A JP2006045689 A JP 2006045689A JP 2004224149 A JP2004224149 A JP 2004224149A JP 2004224149 A JP2004224149 A JP 2004224149A JP 2006045689 A JP2006045689 A JP 2006045689A
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芳彦 上田
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Abstract

【課題】 指先部分を補強しつつ、作業性を向上させるとともに、作業時の感覚を損なわず、美観性も向上させた作業用手袋を提供することを目的とする。
【解決手段】 手の平側を覆うための手の平側基材10および手の平側指部11〜15と、手の甲側を覆うための手の甲側基材20および手の甲側指部21〜25とから作業用手袋1であって、前記手の平側指部12の先端部を覆う補強材40を有し、補強材40は、手の平側指部12の内面側に縫合されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、作業用手袋に関するものである。
作業用手袋は、作業中に作業者の手を保護したり、被取扱物が汚れたりすることを防止するために用いられる。図3は、従来の作業用手袋であり、(a)は手の平側を示す底面図、(b)は手の甲側を示す平面図である。従来、図3に示すように、作業用手袋100は、手の平側を覆う手の平側基材110と手の平側指部111〜115と(図3(a)参照)、手の甲側を覆う手の甲側基材120と手の甲側指部121〜125と(図3(b)参照)を縫合して形成されていた。また、手の平側指部111〜115の先端部は磨耗により特に劣化しやすく、穴が開いたりしやすいため、手の平側指部111〜115の先端部から手の甲側指部121〜125の先端部の外面側を覆うように、補強材131〜135を縫合していた。
特開2000−129518号公報(段落0007、図1)
しかしながら、このような作業用手袋100は、手の平側指部111〜115と補強材131〜135の間に段差が生じ、作業中に被取扱物等を引っ掛け易いことから作業性が悪いという問題があった。また、補強材131〜135が、手の平側指部111〜115の外面側に部分的に縫合されていることから、補強材131〜135が手の平側指部111〜115と擦れ合い、手の平側指部111〜115との間に部分的な位置ずれを生じるため、指先を使う細かい作業時の微妙な感覚が伝わりにくいという問題があった。この作業時感覚の伝達性の悪さは、補強材131〜135が手の平側指部111〜115の外面側で位置ずれを起こすことに起因すると考えられる。さらに、補強材131〜135が外面側に縫合されているので、縫い代等が露出し、美観性も悪いという問題があった。
そこで、本発明は前記問題を解決すべくなされたものであり、指先部分を補強しつつ、作業性を向上させるとともに、作業時の感覚を損なわず、美観性も向上させた作業用手袋を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る請求項1に係る発明は、手の平側を覆うための手の平側基材および手の平側指部と、手の甲側を覆うための手の甲側基材および手の甲側指部とから形成される作業用手袋であって、前記手の平側指部の先端部を覆う補強材を有し、前記補強材は、前記手の平側指部の内面側に縫合されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、手の平側指部の先端部を覆う補強材が内面側に縫合されていることから、外面側に段差を生ずること無く、手の平側指部の先端部を補強することができる。つまり、補強材が縫合されていることで、手の平側指部の先端部に穴が開いても直ぐ指が露出することがない。また、部品等を把持する作業時、補強材が手の平側指部との間で擦れ合って位置ずれを起こしても、それは内面側で滑っているだけであり、手の平指部の外面側と被取扱物の相対的位置関係の感覚はそのまま作業者に伝えられる。そのため、作業時の感覚が従来よりも作業者に伝わり易い。さらに、補強材を内面側に縫合したことで、外面側の美観性を向上させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の作業用手袋において、前記補強材は、前記手の平側指部の人差し指および中指にのみ縫合されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明による作用に加え、使用頻度が高く、磨耗し易い手の平側指部の人差し指および中指のみに補強材を縫合するため、効率的な補強をすることができる。また、他の指においては、補強材を介さないことで、作業時の感覚が伝わりやすくなっている。
請求項1に係る発明によれば、補強材による段差を外面側に生じないことから、作業時において、部品を引っ掛けたりするようなことがなく、作業性を向上させることができる。また、外面側で位置ずれを起こさないため、作業時の感覚が従来よりも伝わり易い。さらに、補強材が内面側に縫合されており、外面側をすっきりしたデザインにできるため、美観性を向上させることができる。そして、指先部分に補強材を縫合するだけで補強ができるので、安価に製造できるとともに、作業用手袋自体の長寿命化を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明による効果に加え、使用頻度が高く、磨耗し易い手の平側指部の人差し指および中指のみに補強材を縫合するため、効率的な補強をすることができる。また、他の指においては、補強材を介さないことで、作業時の感覚が伝わりやすい。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る作業用手袋であり、(a)は手の平側を示す底面図、(b)は手の甲側を示す平面図ある。
図1に示すように、作業用手袋1は、手の平側を覆う手の平側基材10および手の平側指部11〜15と(図1(a)参照)、手の甲側を覆う手の甲側基材20および手の甲側指部21〜25と(図1(b)参照)、手首を覆う手首部30と、手の平側の指先を覆う補強材40(図2参照)を縫合して形成される。
手の平を覆う手の平側基材10と、手の平側の指の基端部から先端部までを覆う手の平側指部12〜15とは、一体に形成されるものである。一方、親指を覆う手の平側指部11は、手の平側に折り曲げ易いように、親指の基端部近傍に接合される接合部11aを介して手の平側基材10に縫合されている。
手の平側基材10および手の平側指部12,15の幅方向両端に当たる部分、つまり、人差し指の外側12aと小指の外側15aに相当する部分は(図1(b)参照)、手指の厚みに応じて手の平側から手の甲側を少し覆うように若干幅広に形成されている。
人差し指を覆う手の平側指部12と、小指を覆う手の平側指部15の内側には、各指に適度にフィットするよう立体的にするために、手の平側から手の甲側を少し覆うように指厚部12bおよび指厚部15bが縫合(立体縫製)されている。それと同様に、中指を覆う手の平側指部13と薬指を覆う手の平側指部14の両側には、手の平側から手の甲側を覆うように指厚部13a,13a,14a,14aが縫合されている。手の平側基材10、手の平側指部11〜15、指厚部13a,14a、後に説明する手の甲側指部21および手の甲側指先部22a〜25aは、工具や各部品等被取扱物を把持したり、取り扱ったりする部分であるため、滑り止め効果を有するポリウレタン樹脂等の材質から形成する。
手の甲を覆う手の甲側基材20と、手の甲側の指の基端部から第2関節近傍までを覆う手の甲側指部22〜25とは、一体に形成されるものである。一方、手の甲側指部21は、親指を覆う手の甲側指部21は、手の平側指部11と重ね合わせられて、手の平側基材10および手の平側指部11に縫合されている。
図1(b)に示すように、手の甲側基材20および手の甲側指部22〜25の幅方向両端に当たる部分、つまり、人差し指の外側22bと小指の外側25bは、手の甲側まで覆うように形成された前記手の平側の人差し指の外側12aと小指の外側15aにそれぞれ縫合されるため、手の甲の幅より若干狭く形成されている。また、手の甲側指部22〜25には、手の甲側の指先を覆う手の甲側指先部22a〜25aが縫合されている。なお、手の甲側基材20および手の甲側指部22〜25は、作業用手袋1の内部の通気性を向上させるため、綿メリヤス等の材質から形成し、手の甲側指先部22a〜25aは、作業性のため前記したポリウレタン樹脂等の材質から形成する。
そして、人差し指の手の平側を覆う手の平側指部12および指厚部12bと、手の甲側を覆う手の甲側指部22および手の甲側指先部22aとをそれぞれ縫合して人差し指を覆う指袋52を形成する。同様にして、親指を覆う手の平側指部11と手の甲側指部21は指袋51を、中指を覆う手の平側指部13および指厚部13a,13aと、手の甲側指部23および手の甲側指先部23aは指袋53を、薬指を覆う手の平側指部14および指厚部14a,14aと、手の甲側指部24および手の甲側指先部24a,24aは指袋54を、小指を覆う手の平側指部15および指厚部15bと、手の甲側指部25および手の甲側指先部25aは指袋55を、それぞれ縫合により形成する。
手首部30は、パイル地またはタオル地等の吸湿性および伸縮性に優れた材質で形成される。図1(b)に示すように、手首部30は、手首の周囲を覆う本体部31の一部に切込部32が形成されており、この切込部32の近傍に長尺状の調整部33の一端が縫合されている。調整部33の他端は、切込部32を介して反対側の本体部31に掛け渡されるようになっており、調整部33の他端と本体部31には、互いに対向する面に面ファスナ34,34が縫合されている。調整部33を引っ張ったり、緩めたりしながら面ファスナ34,34を合わせることで、各作業者の手首にフィットするように、手首部30の手首周りの太さを調整することができる。
図2は、本実施形態に係る作業用手袋であり、(a)は図1に示す作業用手袋のA−A線断面図(人差し指の指袋の断面図)、(b)は人差し指の指袋を裏返しにした状態を示す斜視図である。
図2に示すように、補強材40は、人差し指を覆う手の平側指部12の内面側に縫合されている。補強材40は、指先から第2関節までの長さを有し、手の平側指部12の先端部を覆うようになっている。補強材40は、手の平側指部12等の補強をするものであり、手の平側指部12と同様のポリウレタン樹脂等の材質から形成される。なお、図は省略するが、この補強材40は、中指を覆う手の平側指部13の内面側にも同様に縫合されている。
以上によれば、本実施形態に係る作業用手袋1において、以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る作業用手袋1によれば、手の平側指部12の先端部を覆う補強材40が内面側に縫合されていることから、従来のように、外面側に縫合された補強材による段差が形成されない。そのため、工具、部品等の被取扱物を段差に引っ掛けたりすることがなく、作業性を向上させることができる。
また、工具、部品等被取扱物を把持する作業時、補強材40が手の平側指部12,13との間で擦れ合って位置ずれを起こしても、それは内面側で滑っているだけであり、手の平側指部12,13の外面側と被取扱物の相対的位置関係の感覚はそのまま作業者に伝えられる。そのため、作業時の感覚が、補強材を外面側に縫合していた従来よりも、作業者に伝わり易い。
さらに、補強材40を内面側に縫合したことで、外面側をすっきりとしたデザインにでき、その美観性を向上させることができる。
また、使用頻度が高く、磨耗し易い手の平側指部12,13(人差し指および中指)のみに補強材40を縫合するため、効率的な補強をすることができる。また、他の指においては、補強材を介さないことで、作業時の感覚が伝わりやすくなっている。
そして、従来の作業用手袋は、全体的には劣化していなくても、指先部分が磨耗などにより破けてしまうため交換するものであったが、本実施形態に係る作業用手袋1では、手の平側指部12,13が磨耗して破けても、補強材40がその内面側に縫合してあるので、その補強材40が破けるまで使用を継続することができる。つまり、補強材40を縫合することで、従来よりも寿命を延ばすことができる。また、作業用手袋1は、補強のため、補強材40を縫合するだけなので、安価に製造することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更することが可能である。例えば、各部材の材質は特に限定されるものではなく、適宜変更して実施することができる。
本実施形態に係る作業用手袋であり、(a)は手の平側を示す底面図、(b)は手の甲側を示す平面図ある。 本実施形態に係る作業用手袋であり、(a)は図1に示す作業用手袋のA−A線断面図(人差し指の指袋の断面図)、(b)は人差し指の指袋を裏返しにした状態を示す斜視図である。 図3は、従来の作業用手袋であり、(a)は手の平側を示す底面図、(b)は手の甲側を示す平面図である。
符号の説明
1 作業用手袋
10 手の平側基材
11〜15 手の平側指部
20 手の甲側基材
21〜25 手の甲側指部
30 手首部
40 補強材

Claims (2)

  1. 手の平側を覆うための手の平側基材および手の平側指部と、手の甲側を覆うための手の甲側基材および手の甲側指部とから形成される作業用手袋であって、前記手の平側指部の先端部を覆う補強材を有し、前記補強材は、前記手の平側指部の内面側に縫合されていることを特徴とする作業用手袋。
  2. 前記補強材は、前記手の平側指部の人差し指および中指にのみ縫合されていることを特徴とする請求項1に記載の作業用手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102599660A (zh) * 2012-02-07 2012-07-25 天津科技大学 手指端部耐磨的丁腈手套及其制作方法

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