JP2003171815A - 作業用革張り手袋 - Google Patents

作業用革張り手袋

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JP2003171815A
JP2003171815A JP2001368104A JP2001368104A JP2003171815A JP 2003171815 A JP2003171815 A JP 2003171815A JP 2001368104 A JP2001368104 A JP 2001368104A JP 2001368104 A JP2001368104 A JP 2001368104A JP 2003171815 A JP2003171815 A JP 2003171815A
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glove
leather
finger
reinforcing
base
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JP2001368104A
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Nagahiko Nakamoto
長彦 中本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丈夫で作業性がよく、安価な革張り手袋を提
供する。 【解決手段】 手袋の掌部1および5指2を覆う形状の
基部3の各指部2の先端に、くびれ部4で連結した折り
返し突出部5を設けた補強用革部材6を革で形成し、そ
の基部3を手袋のてのひら側に当接してその縁部を縫い
付け、折り返し突出部5を折り返して手袋の指部を覆
い、その縁部を縫い付ける。補強用革部材6の親指と人
指し指の付け根にもくびれ部9で連結する突部10を設
け、補強用革部材6の親指と人指し指の対向する縁部に
膨出部11、12を設け、それらを折り返してその縁部
を手袋に縫い付けるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、掌と指先部に革
張りをして補強した作業用革張り手袋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の軍手は糸を編んだものである。ま
た、布製革製の作業用手袋がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の糸で編んだ軍手
等手袋や布製の手袋は摩擦に弱く、親指と人指し指との
対向面や付け根部分や指先部分が破れ易い。また、金属
板の運搬や取扱中に、金属板で掌部分、指部や親指と人
指し指との付け根部分が切断されて手を傷つけられ易い
問題がある。革製の手袋は丈夫で上記軍手のような欠点
がないが、柔軟性に欠け、作業性に劣る問題があり、ま
た高価である。
【0004】この発明は、丈夫で作業性がよく、安価な
作業用革張り手袋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】布製または糸編製の手袋
の手のひら側の掌部分および5指部分を覆う形状の基部
の各指部の先端に、くびれ部で連結した、前記手袋の表
側の爪部を覆う大きな突出部を設けてなる補強用革部材
を革で形成し、該補強用革部材の前記基部および指部を
前記手袋の手のひら側に当接してその掌部および指部を
覆い、前記基部および指部の縁部を縫い付け、前記補強
用革部材の指先部先端のくびれ部で突出部を折り返し
て、該突出部で前記手袋の表面側の爪部を覆い、該突出
部の縁部を縫い付けて作業用革張り手袋を形成する。
【0006】前記作業用革張り手袋において、補強用革
部材の親指と人指し指間付け根にも、くびれ部で連結し
た折り返し用の突部を設け、前記補強用革部材の基部お
よび指部を手袋の手のひら側に縫い付けた後、前記くび
れ部で折り返し用突部を折り返して、前記手袋の親指と
人指し指の間の付け根付近を覆い、その縁部を手袋に縫
い付け作業用革張り手袋を形成するのが好ましい。
【0007】前記いずれの作業用革張り手袋において
も、補強用革部材の親指と人指し指との対向する縁部の
一方または双方に折り返し用膨出部を設け、補強用革部
材の基部および指部を手袋の手のひら側に縫い付けた
後、前記膨出部を折り返して、前記親指と人指し指との
対向する側部のいずれか一方または双方を覆い、その縁
部を手袋に縫い付けた作業用革張り手袋とするのが好ま
しい。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面によ
り説明する。表皮や床皮等の革およびそれらに相当する
合成皮革(以下これらを単に革という)で、手袋の手の
ひら側の掌部および五指の形状に対応する形状の掌部1
および指部2よりなる基部3とその各指部2の先端に、
くびれ部4で連絡する折り返し突出部5を形成して補強
用革部材6とする。指部2、くびれ部4および折り返し
突出部5で、あたかもこけし人形のような形状を形成す
る。
【0009】この補強用革部材6の表裏いずれか一方を
布製または綿糸編製の軍手その他の作業用の手袋7の手
のひら側の掌部および指部に当接し、図2に示すよう
に、手縫いまたはシリンダーミシン等によるミシン縫い
で、基部3の縁部を縫い付ける。
【0010】次いで図3に示すとおり、折り返し突出部
5をくびれ部4の所で折り返して手袋7の表側で各指部
に当接させ、その縁部を手袋7の表側指先に縫い付け
る。この縫い付けの際に、くびれ部4も手袋に縫い付け
るのが好ましい。
【0011】図中8は縫糸を表す。なお、縫い付けは、
補強用革部材6の基部3の縁部に限らず、指部2や折り
返し突出部5の中央線上や掌部1の中央部にも縫目を設
けるのが好ましい。
【0012】なお、図4に示すように、補強用革部材6
において、親指と人指し指に対応する指部2、2間の付
け根に、くびれ部9で連結する折り返し用の突部10を
突出形成させ、補強用革部材6の基部3および指部2を
手袋7の手のひら側に縫い付けた後、折り返し突出部5
と共に、突部10をくびれ部4で手袋の表側に折り返
し、それらの縁部を手袋に縫い付けるのが好ましい。縫
い付けは縁部とそれ以外の部分にも行ってもよい。
【0013】図4に示すように、補強用革部材6の親指
と人指し指に対応する指部2、2の対向する側のいずれ
か一方または双方に膨出部を設け、それらを折り返して
手袋7の表側に縫い付けるのが好ましい。図中11は親
指側の膨出部であり、12は人指し指側の膨出部であ
る。
【0014】なお、金属板等の運搬の際に切創しないよ
うに、補強用革部材6を手袋7に縫い付ける際に、各指
部2の腹部や掌部1と手袋との間に金属ファスナーや鋼
線を内蔵させるのが好ましい。特に指部2の内、親指と
人指し指に対応する指部に連続した金属ファスナーや鋼
線を内蔵させるのが好ましい。
【0015】
【発明の効果】この発明に係る革張り作業用手袋は、手
袋で最も傷み易い、従ってまた手を傷つけ易い、手袋お
よび手の指先、指の腹部、手のひらを補強用革部材で保
護する。補強用革部材の指部で、手の親指と人指し指と
の対向する側に膨出部を設けた場合、またそれら2つの
指部の付け根に補強片を設けた場合には、金属板等鋭利
な縁部のある物件を運搬する際に、手袋の切創され易い
部分を保護し、従って、手を保護する。また、金属ファ
スナーや鋼線を内蔵させると、手の切創を防止する。ま
た熱い物体を持っても火傷をしない。
【0016】補強用革部材を床皮で形成した場合には、
柔軟性があり、滑りにくく、空気の流通もよく、作業性
に優れている。
【0017】普通の軍手や布製の手袋に比べ10倍以上
長持ちする。また皮手袋より安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】補強用革部材の平面図である。
【図2】補強用革部材を取付けた手袋の手のひら表の説
明図である。
【図3】補強用革部材を取付けた手袋の表側の説明図で
ある。
【図4】他の実施の形態の補強用革部材の平面図であ
る。
【図5】他の実施の形態の補強用革部材を取付けた手袋
の表側の説明図である。
【符号の説明】
1 掌部 2 指部 3 基部 4 くびれ部 5 折り返し突出部 6 補強用革部材 7 手袋 8 縫糸 9 くびれ部 10 突部 11 膨出部 12 膨出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布製または糸編製の手袋の手のひら側の
    掌部分および5指部分を覆う形状の基部の各指部の先端
    に、くびれ部で連結した、前記手袋の表側の爪部を覆う
    大きな突出部を設けてなる補強用革部材を革で形成し、
    該補強用革部材の前記基部および指部を前記手袋の手の
    ひら側に当接してその掌部および指部を覆い、前記基部
    および指部の縁部を縫い付け、 前記補強用革部材の指先部先端のくびれ部で突出部を折
    り返して、該突出部で前記手袋の表面側の爪部を覆い、
    該突出部の縁部を縫い付けてなる作業用革張り手袋。
  2. 【請求項2】 補強用革部材の親指と人指し指間付け根
    にも、くびれ部で連結した折り返し用の突部を設け、前
    記補強用革部材の基部および指部を手袋の手のひら側に
    縫い付けた後、前記くびれ部で折り返し用突部を折り返
    して、前記手袋の親指と人指し指の間の付け根付近を覆
    い、その縁部を手袋に縫い付けてなることを特徴とする
    請求項1に記載の作業用革張り手袋。
  3. 【請求項3】 補強用革部材の親指と人指し指との対向
    する縁部の一方または双方に折り返し用膨出部を設け、
    補強用革部材の基部および指部を手袋の手のひら側に縫
    い付けた後、前記膨出部を折り返して、前記親指と人指
    し指との対向する側部のいずれか一方または双方を覆
    い、その縁部を手袋に縫い付けてなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の作業用革張り手袋。
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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100989909B1 (ko) 2008-06-02 2010-10-27 종 철 장 오지 작업용 장갑
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