JP3503316B2 - スイッチドリラクタンスモータの制御装置 - Google Patents
スイッチドリラクタンスモータの制御装置Info
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
- H02P25/02—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
- H02P25/08—Reluctance motors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチドリラクタンス
モータに関し、特に電気自動車用の電動機としての使用
に適する。 【0002】 【従来の技術】従来より電気自動車の駆動源として電動
機が使用されている。この電動機として、簡単な構造で
あるスイッチドリラクタンスモータ(以下SRモータと
称する)の適用が進められている。この種のSRモータ
は、例えば、特開平1−298940号公報に開示され
ている。 【0003】しかし、SRモータの欠点は騒音が大きい
ことである。このため、従来より騒音低減のために様々
な工夫を凝らしている。 【0004】本出願人は、パルス幅変調(以下PWMと
称する)方式を使ってSRモータを回転させる技術を、
特願平7−214363号にて出願した。この技術によ
れば、モータに流れる電流を微調整することによって、
モータに発生する騒音を減少させている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一方、ロータ及びステ
ータの極数を増やすことで騒音を低減させようとする技
術がある。これは、ロータ及びステータの極と極との間
の角度差を小さくすることにより、ステータ自身がロー
タとの間の磁力により歪む割合を少なくするものであ
る。また、ステータの極数を増やすと、角度差が小さく
なり、作り易い。更に、無駄なく巻線を巻けるため効率
がよいといった利点もある。 【0006】しかし、反対に、ロータ及びステータの極
数を増やすとトルクが小さくなるといった欠点もある。
これは、ロータの突極がステータの極から極へ移動する
間の間隔が短くなり、高速回転時には、この間のPWM
パルスの数が少なくなって、駆動時間が少なくなり、十
分な電流が得られなくなるためである。このため、電気
自動車に応用した場合、最高速度が低くなってしまう。 【0007】そこで、本発明においては、SRモータに
おいて、振動を低減するとともに、必要なトルクを確保
することを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明においては、モータのコイル
の励磁タイミングを定める信号のオンに応じてコイルへ
の通電を許可するとともに、PWM信号に応じてコイル
に流れる電流値を制御するスイッチドリラクタンスモー
タの制御装置において、PWM信号の起動タイミングを
励磁タイミングを定める信号のオフからオンへの立ち上
がりに同期させた。 【0009】これにより、モータのコイルの励磁タイミ
ングを定める信号のオンと同時にPWM信号がスタート
することになり、励磁タイミングのオン期間が短くなっ
ても目標とする電流波形と実際にコイルに流れる電流波
形が略一致し、必要なトルクを確保することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。 【0011】図1は本発明を使用した構成図であり、電
気自動車の駆動ユニットの主要部分を構成している。こ
の形態の例では、駆動源として、コントローラ10によ
り制御される1個のSRモータ29が備わっている。コ
ントローラ10は、シフトレバー、ブレーキスイッチ、
アクセルスイッチ及びアクセル開度センサから入力され
る情報に基づいて、SRモータ29の駆動を制御する。
制御用の電力はバッテリから供給される。 【0012】SRモータ29は図5に示すように、内方
向に向けて突出する極52aを有する中空円筒状のステ
ータ52と、その内部に放射状に極を有するロータ51
を備える。本形態の例では、ステータ52の極52aの
数を12極、ロータ51の極51aの数を8極に設定し
ている。ステータ52の極52aにはそれぞれコイル5
3が巻回されている。このコイル53は4個の1相コイ
ル25、4個の2相コイル26、4個の3相コイル27
からなる。図1において、このコイル25〜27の内1
つを通電すると、コイルと極との間に吸引力が働き、ロ
ータ51が回転する。このロータ51の回転を角度セン
サ28により検出し、コイル25〜27への通電の組合
せをロータ51の回転とともに順次1相、2相、3相と
切換えることでロータ51が連続回転する。 【0013】コントローラ10の内部には、CPU(マ
イクロコンピュータ)15、入力インターフェース1
7、マップ用メモリ18、電源回路14、電流波形生成
回路12、比較回路11、出力判定回路13、1相ドラ
イバ19、2相ドライバ20、及び3相ドライバ21が
備わっている。入力インターフェース17には、車両に
備え付けられた図示しないシフトレバー、ブレーキスイ
ッチ、アクセルスイッチ、アクセル開度センサから出力
される信号を受け、CPU15に送る。CPU15はこ
れらの信号から得られる情報を基にSRモータ29の目
標駆動速度及び目標駆動トルクを逐次算出し、その計算
結果に基づいて、SRモータ29の各コイル25、2
6、27に流すべき電流波形を求める。CPU15は得
られた電流波形をマップ用メモリ18から読みだし、電
流波形生成回路12内に備えられた双方向メモリ16に
セットする。 【0014】各コイルへの通電は、図3に示すように、
各コイルの通電開始と終了を定めるモータ励磁タイミン
グと、通電時の電流量を調整するPWM信号とによって
制御される。モータ励磁タイミングは双方向メモリ16
に記憶され、角度センサ28の検出値とを比較されて、
設定されたタイミングに回転角度が達したとき、各コイ
ルの励磁を切換えている。また、PWM信号は、双方向
メモリ16に記憶された電流値と各電流センサ22〜2
4の出力とを比較回路11にて比較して、その差がゼロ
になるように出力判定回路13内で生成されて各ドライ
バに送られる。 【0015】図2に1相ドライバ19の制御回路部分の
詳細を示す。尚、他の相についても同様の回路構成をし
ている。 【0016】電流波形生成回路12はアドレスデコーダ
12a、2つのメモリ12b、12c、デジタルアナロ
グコンバータ12e、出力バッファ12f及びアンド回
路12gを備えている。メモリ12bにはCPU15か
ら送られてきたロータ回転角度に対応した目標電流値が
ロータ回転角度に対応したアドレスに記憶される。メモ
リ12cにはCPU15から送られてきたロータ回転角
度に対応したモータ励磁タイミングがロータ回転角度に
対応したアドレスに記憶される。角度センサ28の出力
はアドレスデコーダ12aによりアドレス値に変換さ
れ、メモリ12b及び12cの読みだしアドレスを指定
する。よって、SRモータ29の回転角度に応じた目標
電流値がメモリ12bから読み出され、また、その時点
においてコイルを通電するか否かがメモリ12cから読
み出される。メモリ12cから読み出された値はアンド
回路12gを介してON・OFF信号32として出力さ
れる。尚、アンド回路12gにはCPU15からの制御
信号も入力されており、メモリ12cの値に係わらず、
ON・OFF信号32を強制的にオフにすることもでき
る。 【0017】メモリ12bから読み出された値はデジタ
ル値であるが、デジタルアナログコンバータ12eによ
りアナログ信号に変換され、出力バッファ12fを介し
て基準電流値30として比較回路11のコンパレータ1
1aの非反転入力端子に送られる。一方、1相ドライバ
19のコイル19dに流れる電流は電流センサ19cに
より検出され、通電電流値36としてコンパレータ11
aの反転入力端子に送られる。コンパレータ11aは基
準電流値30と通電電流値36とを比較し、その結果を
電流比較信号37として出力判定回路13内のPWM生
成回路13aに出力する。 【0018】PWM生成回路13aの内部構造を図4に
示す。PWM生成回路13aは2つのフリップフロップ
40、41、2つのアンド回路42、47、オアー回路
43、12bitカウンタ44、ラッチ46及び比較回
路45を備えている。フリップフロップ40、41はク
ロック48により動作する。フリップフロップ40はO
N・OFF信号32をD端子に受け非反転出力端子より
クロックタイミングに合わせて出力する。フリップフロ
ップ41はフリップフロップ40の非反転出力端子の出
力をD端子に受け反転出力端子よりクロックタイミング
に合わせて出力する。アンド回路42はフリップフロッ
プ40の非反転出力端子の出力及びフリップフロップ4
1の反転出力端子の出力が入力される。よって、アンド
回路42はON・OFF信号32がオフからオンになっ
た後、1クロック分だけHIレベルとなるトリガ信号4
9を出力することになる。 【0019】このトリガ信号49はオアー回路43を介
して12bitカウンタ44のリセット端子に送られ
る。12bitカウンタ44は62MHzのPWMクロ
ックをカウントする。オアー回路43には12bitカ
ウンタ44のオーバーフロー出力が入力されるので、1
2bitカウンタ44はON・OFF信号32がオフか
らオンになったタイミングでリセットされてからカウン
トを開始し、オーバーフローするとカウントを中止す
る。 【0020】ラッチ46はCPU15からのPWMデュ
ーティ指示信号33を12bit信号としてラッチす
る。比較回路45はラッチ46にラッチされたPWMデ
ューティ指示信号33と12bitカウンタ44のカウ
ントアップされる出力とを比較して、12bitカウン
タ44のカウントアップされる出力がPWMデューティ
指示信号33より小さいときHIレベルの信号を、それ
以外はLOレベルの信号を出力する。したがって、比較
回路45の出力はPWMデューティ指示信号33の大き
さに応じてHIレベルの時間の長さが変化するPWMデ
ューティ信号54となる。 【0021】アンド回路47は電流比較信号37とPW
Mデューティ信号54とのアンド条件によりON・OF
F信号50を出力する。したがって、図2において、通
電電流値36が基準電流値をオーバーするときにはON
・OFF信号50はオフとなる。また、通電電流値36
が基準電流値に満たないときにはPWMデューティ指示
信号33の大きさに応じたPWMデューティ信号がON
・OFF信号50として出力される。 【0022】図2において、ON・OFF信号50は1
相ドライバ19のアッパー側トランジスタ19aのベー
スに接続されている。アッパー側トランジスタ19aの
コレクタは電源回路14から供給される高電位ライン3
4に接続されている。アッパー側トランジスタ19aの
エミッタはコイル19dの一端に接続されている。コイ
ル19dの他端はロアー側トランジスタ19fのコレク
タに接続されている。ロアー側トランジスタ19fのエ
ミッタは電源回路14から供給される低電位ライン35
に接続されている。ロアー側トランジスタ19fのベー
スにはON・OFF信号32が入力される。コイル19
dの一端と低電位ライン35との間にはフライホイール
用ダイオード19bが介挿されている。コイル19dの
他端と高電位ライン34との間にはフライホイール用ダ
イオード19eが介挿されている。コイル19dに流れ
る電流値は電流センサ19cにより検出される。 【0023】1相ドライバ19内においては、アッパー
側トランジスタ19aとロアー側トランジスタ19fと
が同時にオンとなったときのみコイル19dに電流が流
れるようになる。アッパー側トランジスタ19aはON
・OFF信号50がオンのときONとなる。ロアー側ト
ランジスタ19fはON・OFF信号32がオンのとき
オンとなる。よって、図3に示すように、コイル19d
の実際の励磁はモータ励磁タイミング(ON・OFF信
号32)がオン、かつ、(ON・OFF信号50)がオ
ンのときのみオンとなる。 【0024】ここで、PWM信号のオンタイミング(オ
ンの開始)はON・OFF信号32の立ち上がりに同期
している。したがって、モータ励磁タイミングの開始時
点において、実際の励磁の電流波形は常に同じ波形にで
き、コイルの通電開始時点がずれることはない。 【0025】この点について、従来においては、図6に
示すように、PWM信号のオンタイミングとモータ励磁
タイミングのオンタイミングがずれてしまうことがあ
り、この場合、モータ励磁タイミングの開始時点の1発
めのオン信号の長さが短くなってしまう。このようなタ
イミング不良が発生すると、図7に示すように、従来に
おいては、オン開始クロックのずれのために目標波形に
対して実際の波形の立ち上がりが遅れてしまい、希望す
るトルクよりも実際のトルクが低くなってしまう。特
に、高速回転しているときには、モータ励磁タイミング
のオンの期間が短くなるため、モータ励磁タイミングの
オンの期間中のPWM信号の回数が少なくなり、トルク
の減少の率が大きくなって、SRモータの最高速度が低
くなってしまう。しかし、本実施態様によれば、目標波
形と実際の波形が一致するので、希望するトルクが得ら
れるようになる。よって、SRモータの最高速度の低下
は発生しない。 【0026】この現象は、ステータコアとロータの歯の
数を増やしたとき顕著になる。例えば、ステータの歯の
数を増やすと隣り合うステータの歯の間の角度差が小さ
くなり、巻線を巻く空間が矩形に近くなる。よって、ス
テータ自身が作りやすくなる上、隣り合う巻線の間の空
間も減少し、無駄なく巻線を巻けるようになる。また、
巻線の通電時にステータの歯に働く磁力が、多極化によ
り円周方向に分散され、ステータ自身の歪みが小さくな
って、SRモータに顕著に見られる振動の発生が抑えら
れるといった効果もある。このように、ステータコアと
ロータの歯の数を増やすことにはメリットが多いが、ロ
ータ1回転当りのモータ励磁タイミングのオンの回数が
多くなり、同一回転数において、モータ励磁タイミング
のオンの間隔が短くなる。このような場合でも、本実施
態様によれば、SRモータの最高速度の低下は発生しな
いため、モータの最高速度を従来に対して維持したま
ま、効率アップ、コスト低減や振動の低減など、優れた
効果を得ることができる。 【0027】尚、本実施態様においては、CPU15が
双方向メモリ16を更新するまでは、双方向メモリ16
に記憶された電流波形をもとに、高い周波数でモータの
制御が行われる。よって、CPU15自体のスピードは
低くてもかまわないので、低コストのCPUを使用する
ことができる。ここで、PWMデューティ指示信号33
により指示するデューティ比を回転角度に応じて変えた
い場合には、双方向メモリ16に、メモリ12b、12
cと同様なPWMデューティ指示用メモリを追加し、C
PU15がマップ用メモリ18から情報を読み出してP
WMデューティ指示用メモリにセットするとともに、P
WMデューティ指示信号33はこのPWMデューティ指
示用メモリから読み出すようにするとよい。 【0028】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、モータのコイ
ルの励磁タイミングを定める信号のオンと同時にPWM
信号がスタートすることになり、励磁タイミングのオン
期間が短くなっても目標とする電流波形と実際にコイル
に流れる電流波形が略一致し、必要なトルクを確保する
ことができる。よって、モータの最高速度を従来に対し
て維持したまま、効率アップ、コスト低減や振動の低減
など、優れた効果を得ることができる。
モータに関し、特に電気自動車用の電動機としての使用
に適する。 【0002】 【従来の技術】従来より電気自動車の駆動源として電動
機が使用されている。この電動機として、簡単な構造で
あるスイッチドリラクタンスモータ(以下SRモータと
称する)の適用が進められている。この種のSRモータ
は、例えば、特開平1−298940号公報に開示され
ている。 【0003】しかし、SRモータの欠点は騒音が大きい
ことである。このため、従来より騒音低減のために様々
な工夫を凝らしている。 【0004】本出願人は、パルス幅変調(以下PWMと
称する)方式を使ってSRモータを回転させる技術を、
特願平7−214363号にて出願した。この技術によ
れば、モータに流れる電流を微調整することによって、
モータに発生する騒音を減少させている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一方、ロータ及びステ
ータの極数を増やすことで騒音を低減させようとする技
術がある。これは、ロータ及びステータの極と極との間
の角度差を小さくすることにより、ステータ自身がロー
タとの間の磁力により歪む割合を少なくするものであ
る。また、ステータの極数を増やすと、角度差が小さく
なり、作り易い。更に、無駄なく巻線を巻けるため効率
がよいといった利点もある。 【0006】しかし、反対に、ロータ及びステータの極
数を増やすとトルクが小さくなるといった欠点もある。
これは、ロータの突極がステータの極から極へ移動する
間の間隔が短くなり、高速回転時には、この間のPWM
パルスの数が少なくなって、駆動時間が少なくなり、十
分な電流が得られなくなるためである。このため、電気
自動車に応用した場合、最高速度が低くなってしまう。 【0007】そこで、本発明においては、SRモータに
おいて、振動を低減するとともに、必要なトルクを確保
することを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明においては、モータのコイル
の励磁タイミングを定める信号のオンに応じてコイルへ
の通電を許可するとともに、PWM信号に応じてコイル
に流れる電流値を制御するスイッチドリラクタンスモー
タの制御装置において、PWM信号の起動タイミングを
励磁タイミングを定める信号のオフからオンへの立ち上
がりに同期させた。 【0009】これにより、モータのコイルの励磁タイミ
ングを定める信号のオンと同時にPWM信号がスタート
することになり、励磁タイミングのオン期間が短くなっ
ても目標とする電流波形と実際にコイルに流れる電流波
形が略一致し、必要なトルクを確保することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。 【0011】図1は本発明を使用した構成図であり、電
気自動車の駆動ユニットの主要部分を構成している。こ
の形態の例では、駆動源として、コントローラ10によ
り制御される1個のSRモータ29が備わっている。コ
ントローラ10は、シフトレバー、ブレーキスイッチ、
アクセルスイッチ及びアクセル開度センサから入力され
る情報に基づいて、SRモータ29の駆動を制御する。
制御用の電力はバッテリから供給される。 【0012】SRモータ29は図5に示すように、内方
向に向けて突出する極52aを有する中空円筒状のステ
ータ52と、その内部に放射状に極を有するロータ51
を備える。本形態の例では、ステータ52の極52aの
数を12極、ロータ51の極51aの数を8極に設定し
ている。ステータ52の極52aにはそれぞれコイル5
3が巻回されている。このコイル53は4個の1相コイ
ル25、4個の2相コイル26、4個の3相コイル27
からなる。図1において、このコイル25〜27の内1
つを通電すると、コイルと極との間に吸引力が働き、ロ
ータ51が回転する。このロータ51の回転を角度セン
サ28により検出し、コイル25〜27への通電の組合
せをロータ51の回転とともに順次1相、2相、3相と
切換えることでロータ51が連続回転する。 【0013】コントローラ10の内部には、CPU(マ
イクロコンピュータ)15、入力インターフェース1
7、マップ用メモリ18、電源回路14、電流波形生成
回路12、比較回路11、出力判定回路13、1相ドラ
イバ19、2相ドライバ20、及び3相ドライバ21が
備わっている。入力インターフェース17には、車両に
備え付けられた図示しないシフトレバー、ブレーキスイ
ッチ、アクセルスイッチ、アクセル開度センサから出力
される信号を受け、CPU15に送る。CPU15はこ
れらの信号から得られる情報を基にSRモータ29の目
標駆動速度及び目標駆動トルクを逐次算出し、その計算
結果に基づいて、SRモータ29の各コイル25、2
6、27に流すべき電流波形を求める。CPU15は得
られた電流波形をマップ用メモリ18から読みだし、電
流波形生成回路12内に備えられた双方向メモリ16に
セットする。 【0014】各コイルへの通電は、図3に示すように、
各コイルの通電開始と終了を定めるモータ励磁タイミン
グと、通電時の電流量を調整するPWM信号とによって
制御される。モータ励磁タイミングは双方向メモリ16
に記憶され、角度センサ28の検出値とを比較されて、
設定されたタイミングに回転角度が達したとき、各コイ
ルの励磁を切換えている。また、PWM信号は、双方向
メモリ16に記憶された電流値と各電流センサ22〜2
4の出力とを比較回路11にて比較して、その差がゼロ
になるように出力判定回路13内で生成されて各ドライ
バに送られる。 【0015】図2に1相ドライバ19の制御回路部分の
詳細を示す。尚、他の相についても同様の回路構成をし
ている。 【0016】電流波形生成回路12はアドレスデコーダ
12a、2つのメモリ12b、12c、デジタルアナロ
グコンバータ12e、出力バッファ12f及びアンド回
路12gを備えている。メモリ12bにはCPU15か
ら送られてきたロータ回転角度に対応した目標電流値が
ロータ回転角度に対応したアドレスに記憶される。メモ
リ12cにはCPU15から送られてきたロータ回転角
度に対応したモータ励磁タイミングがロータ回転角度に
対応したアドレスに記憶される。角度センサ28の出力
はアドレスデコーダ12aによりアドレス値に変換さ
れ、メモリ12b及び12cの読みだしアドレスを指定
する。よって、SRモータ29の回転角度に応じた目標
電流値がメモリ12bから読み出され、また、その時点
においてコイルを通電するか否かがメモリ12cから読
み出される。メモリ12cから読み出された値はアンド
回路12gを介してON・OFF信号32として出力さ
れる。尚、アンド回路12gにはCPU15からの制御
信号も入力されており、メモリ12cの値に係わらず、
ON・OFF信号32を強制的にオフにすることもでき
る。 【0017】メモリ12bから読み出された値はデジタ
ル値であるが、デジタルアナログコンバータ12eによ
りアナログ信号に変換され、出力バッファ12fを介し
て基準電流値30として比較回路11のコンパレータ1
1aの非反転入力端子に送られる。一方、1相ドライバ
19のコイル19dに流れる電流は電流センサ19cに
より検出され、通電電流値36としてコンパレータ11
aの反転入力端子に送られる。コンパレータ11aは基
準電流値30と通電電流値36とを比較し、その結果を
電流比較信号37として出力判定回路13内のPWM生
成回路13aに出力する。 【0018】PWM生成回路13aの内部構造を図4に
示す。PWM生成回路13aは2つのフリップフロップ
40、41、2つのアンド回路42、47、オアー回路
43、12bitカウンタ44、ラッチ46及び比較回
路45を備えている。フリップフロップ40、41はク
ロック48により動作する。フリップフロップ40はO
N・OFF信号32をD端子に受け非反転出力端子より
クロックタイミングに合わせて出力する。フリップフロ
ップ41はフリップフロップ40の非反転出力端子の出
力をD端子に受け反転出力端子よりクロックタイミング
に合わせて出力する。アンド回路42はフリップフロッ
プ40の非反転出力端子の出力及びフリップフロップ4
1の反転出力端子の出力が入力される。よって、アンド
回路42はON・OFF信号32がオフからオンになっ
た後、1クロック分だけHIレベルとなるトリガ信号4
9を出力することになる。 【0019】このトリガ信号49はオアー回路43を介
して12bitカウンタ44のリセット端子に送られ
る。12bitカウンタ44は62MHzのPWMクロ
ックをカウントする。オアー回路43には12bitカ
ウンタ44のオーバーフロー出力が入力されるので、1
2bitカウンタ44はON・OFF信号32がオフか
らオンになったタイミングでリセットされてからカウン
トを開始し、オーバーフローするとカウントを中止す
る。 【0020】ラッチ46はCPU15からのPWMデュ
ーティ指示信号33を12bit信号としてラッチす
る。比較回路45はラッチ46にラッチされたPWMデ
ューティ指示信号33と12bitカウンタ44のカウ
ントアップされる出力とを比較して、12bitカウン
タ44のカウントアップされる出力がPWMデューティ
指示信号33より小さいときHIレベルの信号を、それ
以外はLOレベルの信号を出力する。したがって、比較
回路45の出力はPWMデューティ指示信号33の大き
さに応じてHIレベルの時間の長さが変化するPWMデ
ューティ信号54となる。 【0021】アンド回路47は電流比較信号37とPW
Mデューティ信号54とのアンド条件によりON・OF
F信号50を出力する。したがって、図2において、通
電電流値36が基準電流値をオーバーするときにはON
・OFF信号50はオフとなる。また、通電電流値36
が基準電流値に満たないときにはPWMデューティ指示
信号33の大きさに応じたPWMデューティ信号がON
・OFF信号50として出力される。 【0022】図2において、ON・OFF信号50は1
相ドライバ19のアッパー側トランジスタ19aのベー
スに接続されている。アッパー側トランジスタ19aの
コレクタは電源回路14から供給される高電位ライン3
4に接続されている。アッパー側トランジスタ19aの
エミッタはコイル19dの一端に接続されている。コイ
ル19dの他端はロアー側トランジスタ19fのコレク
タに接続されている。ロアー側トランジスタ19fのエ
ミッタは電源回路14から供給される低電位ライン35
に接続されている。ロアー側トランジスタ19fのベー
スにはON・OFF信号32が入力される。コイル19
dの一端と低電位ライン35との間にはフライホイール
用ダイオード19bが介挿されている。コイル19dの
他端と高電位ライン34との間にはフライホイール用ダ
イオード19eが介挿されている。コイル19dに流れ
る電流値は電流センサ19cにより検出される。 【0023】1相ドライバ19内においては、アッパー
側トランジスタ19aとロアー側トランジスタ19fと
が同時にオンとなったときのみコイル19dに電流が流
れるようになる。アッパー側トランジスタ19aはON
・OFF信号50がオンのときONとなる。ロアー側ト
ランジスタ19fはON・OFF信号32がオンのとき
オンとなる。よって、図3に示すように、コイル19d
の実際の励磁はモータ励磁タイミング(ON・OFF信
号32)がオン、かつ、(ON・OFF信号50)がオ
ンのときのみオンとなる。 【0024】ここで、PWM信号のオンタイミング(オ
ンの開始)はON・OFF信号32の立ち上がりに同期
している。したがって、モータ励磁タイミングの開始時
点において、実際の励磁の電流波形は常に同じ波形にで
き、コイルの通電開始時点がずれることはない。 【0025】この点について、従来においては、図6に
示すように、PWM信号のオンタイミングとモータ励磁
タイミングのオンタイミングがずれてしまうことがあ
り、この場合、モータ励磁タイミングの開始時点の1発
めのオン信号の長さが短くなってしまう。このようなタ
イミング不良が発生すると、図7に示すように、従来に
おいては、オン開始クロックのずれのために目標波形に
対して実際の波形の立ち上がりが遅れてしまい、希望す
るトルクよりも実際のトルクが低くなってしまう。特
に、高速回転しているときには、モータ励磁タイミング
のオンの期間が短くなるため、モータ励磁タイミングの
オンの期間中のPWM信号の回数が少なくなり、トルク
の減少の率が大きくなって、SRモータの最高速度が低
くなってしまう。しかし、本実施態様によれば、目標波
形と実際の波形が一致するので、希望するトルクが得ら
れるようになる。よって、SRモータの最高速度の低下
は発生しない。 【0026】この現象は、ステータコアとロータの歯の
数を増やしたとき顕著になる。例えば、ステータの歯の
数を増やすと隣り合うステータの歯の間の角度差が小さ
くなり、巻線を巻く空間が矩形に近くなる。よって、ス
テータ自身が作りやすくなる上、隣り合う巻線の間の空
間も減少し、無駄なく巻線を巻けるようになる。また、
巻線の通電時にステータの歯に働く磁力が、多極化によ
り円周方向に分散され、ステータ自身の歪みが小さくな
って、SRモータに顕著に見られる振動の発生が抑えら
れるといった効果もある。このように、ステータコアと
ロータの歯の数を増やすことにはメリットが多いが、ロ
ータ1回転当りのモータ励磁タイミングのオンの回数が
多くなり、同一回転数において、モータ励磁タイミング
のオンの間隔が短くなる。このような場合でも、本実施
態様によれば、SRモータの最高速度の低下は発生しな
いため、モータの最高速度を従来に対して維持したま
ま、効率アップ、コスト低減や振動の低減など、優れた
効果を得ることができる。 【0027】尚、本実施態様においては、CPU15が
双方向メモリ16を更新するまでは、双方向メモリ16
に記憶された電流波形をもとに、高い周波数でモータの
制御が行われる。よって、CPU15自体のスピードは
低くてもかまわないので、低コストのCPUを使用する
ことができる。ここで、PWMデューティ指示信号33
により指示するデューティ比を回転角度に応じて変えた
い場合には、双方向メモリ16に、メモリ12b、12
cと同様なPWMデューティ指示用メモリを追加し、C
PU15がマップ用メモリ18から情報を読み出してP
WMデューティ指示用メモリにセットするとともに、P
WMデューティ指示信号33はこのPWMデューティ指
示用メモリから読み出すようにするとよい。 【0028】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、モータのコイ
ルの励磁タイミングを定める信号のオンと同時にPWM
信号がスタートすることになり、励磁タイミングのオン
期間が短くなっても目標とする電流波形と実際にコイル
に流れる電流波形が略一致し、必要なトルクを確保する
ことができる。よって、モータの最高速度を従来に対し
て維持したまま、効率アップ、コスト低減や振動の低減
など、優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成図。
【図2】図1の詳細構成図。
【図3】本発明の実施形態のタイミングチャート。
【図4】図2の出力判定回路の詳細回路図。
【図5】図1のSRモータの平面図。
【図6】従来技術のタイミングチャート。
【図7】本発明と従来技術の波形比較図。
【符号の説明】
10 コントローラ
11 比較回路
11a コンパレータ
12 電流波形生成回路
12a アドレスデコーダ
12b、12c メモリ
12e デジタルアナログコンバータ
12f 出力バッファ
12g アンド回路
13 出力判定回路
13a PWM生成回路
14 電源回路
15 CPU
16 双方向メモリ
17 インターフェース
18 マップ用メモリ
19 1相ドライバ
19a アッパー側トランジスタ
19b フライホイール用ダイオード
19c 電流センサ
19d コイル
19e フライホイール用ダイオード
19f ロアー側トランジスタ
21 ドライバ
22〜24 電流センサ
25、26、27、53 コイル
28 角度センサ
29 SRモータ
30 基準電流値
32、50 ON・OFF信号
33 PWMデューティ指示信号
34 高電位ライン
35 低電位ライン
36 通電電流値
37 電流比較信号
40、41 フリップフロップ
42、47 アンド回路
43 オアー回路
44 12bitカウンタ
45 比較回路
46 ラッチ
48 クロック
49 トリガ信号
51 ロータ
51a、52a 極
52 ステータ
54 PWMデューティ信号
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02P 7/05
B60L 3/00
B60L 11/18
H02K 19/10
H02K 29/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 モータのコイルの励磁タイミングを定め
る信号のオンに応じてコイルへの通電を許可するととも
に、パルス幅変調信号に応じてコイルに流れる電流値を
制御するスイッチドリラクタンスモータの制御装置にお
いて、 パルス幅変調信号の起動タイミングを励磁タイミングを
定める信号のオフからオンへの立ち上がりに同期させる
ことを特徴とするスイッチドリラクタンスモータの制御
装置。
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