JPH08205581A - スイッチドリラクタンスモータ - Google Patents
スイッチドリラクタンスモータInfo
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- JPH08205581A JPH08205581A JP7253854A JP25385495A JPH08205581A JP H08205581 A JPH08205581 A JP H08205581A JP 7253854 A JP7253854 A JP 7253854A JP 25385495 A JP25385495 A JP 25385495A JP H08205581 A JPH08205581 A JP H08205581A
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- JP
- Japan
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- coils
- current
- stator
- controller
- switching
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
- H02P25/02—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
- H02P25/08—Reluctance motors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/34—Modelling or simulation for control purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸引力によるステータ及びハウジングの歪
及びそれによるハウジングの振動に起因する不快な騒音
を低減すること。 【解決手段】 各対のステータポール部に第1コイル
及び第2コイルを巻回し、第1コイル及び第2コイルの
一方への供給電流のオン―オフを、他方のそれよりも電
流供給時期変更手段(CRによる遅延回路或いは、カウ
ンタとフリップ―フロップ回路或いは、マイクロコンピ
ュータ)により任意の角度・時間だけ、遅らせ、吸引力
の変化を段階的にすることにより、ステータの歪の変化
も段階的とさせ、ステータの衝撃的な変動を和らげる。
及びそれによるハウジングの振動に起因する不快な騒音
を低減すること。 【解決手段】 各対のステータポール部に第1コイル
及び第2コイルを巻回し、第1コイル及び第2コイルの
一方への供給電流のオン―オフを、他方のそれよりも電
流供給時期変更手段(CRによる遅延回路或いは、カウ
ンタとフリップ―フロップ回路或いは、マイクロコンピ
ュータ)により任意の角度・時間だけ、遅らせ、吸引力
の変化を段階的にすることにより、ステータの歪の変化
も段階的とさせ、ステータの衝撃的な変動を和らげる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチドリラク
タンスモータに関する。
タンスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に知られているスイッチドリ
ラクタンスモータは、例えば、英国特許公開公報GB2
231214Aに開示されている。このスイッチドリラ
クタンスモータは、ハウジングと、電磁鋼板の積層によ
り形成されて、ハウジングの内孔内に固定されたステー
タと、電磁鋼板を積層されて成り、ステータ内に配設さ
れるロータを備えている。ローターは、ハウジングに回
転可能に支持された出力軸に固定され、それによりステ
ータ内に回転可能に配設される。ロータは、径方向外方
に突出し且つ、軸方向に延びる複数個のロータポール部
を有し、またステータは、径方向内方に互いに夫々対向
するように突出し且つ、軸方向に延びる複数個の対のス
テータポール部を有している。各ステータポール部は、
ロータの回転に応じて各ロータポール部と対向し、対向
しているポール間には所定の隙間が保たれている。ま
た、各ステータポール部には、夫々コイルが巻回され、
互いに対向する対のステータポール部に巻回されるコイ
ルは、互いに直列に接続されており、電流供給時に同対
のステータポール部間に磁束を発生させる。該磁束によ
り、磁束が発生しているステータポール部に所定の隙間
を介して対向しているロータポール部に吸引力が作用
し、この吸引力を、ロータの回転位置に応じてコイルへ
の電流供給をスイッチング素子等により制御することに
より、変化させてモータートルクを発生させている。
ラクタンスモータは、例えば、英国特許公開公報GB2
231214Aに開示されている。このスイッチドリラ
クタンスモータは、ハウジングと、電磁鋼板の積層によ
り形成されて、ハウジングの内孔内に固定されたステー
タと、電磁鋼板を積層されて成り、ステータ内に配設さ
れるロータを備えている。ローターは、ハウジングに回
転可能に支持された出力軸に固定され、それによりステ
ータ内に回転可能に配設される。ロータは、径方向外方
に突出し且つ、軸方向に延びる複数個のロータポール部
を有し、またステータは、径方向内方に互いに夫々対向
するように突出し且つ、軸方向に延びる複数個の対のス
テータポール部を有している。各ステータポール部は、
ロータの回転に応じて各ロータポール部と対向し、対向
しているポール間には所定の隙間が保たれている。ま
た、各ステータポール部には、夫々コイルが巻回され、
互いに対向する対のステータポール部に巻回されるコイ
ルは、互いに直列に接続されており、電流供給時に同対
のステータポール部間に磁束を発生させる。該磁束によ
り、磁束が発生しているステータポール部に所定の隙間
を介して対向しているロータポール部に吸引力が作用
し、この吸引力を、ロータの回転位置に応じてコイルへ
の電流供給をスイッチング素子等により制御することに
より、変化させてモータートルクを発生させている。
【0003】更に、2つの独立したコイルが各ステータ
ポール部に巻回されるスイッチドリラクタンスモータ
が、英国特許公開公報GB2232305A及び米国特
許第5113113号に開示されている。これらのスイ
ッチドリラクタンスモータによれば、各対のステータポ
ール部間に発生する磁束が増加されるので、モータート
ルクが増大される。
ポール部に巻回されるスイッチドリラクタンスモータ
が、英国特許公開公報GB2232305A及び米国特
許第5113113号に開示されている。これらのスイ
ッチドリラクタンスモータによれば、各対のステータポ
ール部間に発生する磁束が増加されるので、モータート
ルクが増大される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のスイッ
チドリラクタンスモータにおいては、一対もしくは複数
の対のロータポール部が近づきつつある一対もしくは複
数の対のステータポール部に巻回されているコイルへの
供給電流は、パルス状にオン・オフされる。通常、一対
のロータポール部が夫々対のステータポール部へ対向し
始めたときにオンされ、完全に対向する前にオフされ
る。これにより、電流が供給されている間、吸引力は比
例的に増加し、電流供給がオフされると瞬時に吸引力は
消滅する。この吸引力の変化でモータートルクが得られ
る一方、この吸引力により、ステータポール部がロータ
ポール部に引き付けられ、ステータ及びステータが固定
されるハウジングが歪む。この吸引力が消滅すると、急
激にステータの歪みが戻ると同時にハウジングが急激に
径方向外方にステータにより押される。このハウジング
の衝撃的な変動が、ロータの回転に応じて周期的に生
じ、それによりハウジングに振動が生じ、不快な騒音を
招いている。
チドリラクタンスモータにおいては、一対もしくは複数
の対のロータポール部が近づきつつある一対もしくは複
数の対のステータポール部に巻回されているコイルへの
供給電流は、パルス状にオン・オフされる。通常、一対
のロータポール部が夫々対のステータポール部へ対向し
始めたときにオンされ、完全に対向する前にオフされ
る。これにより、電流が供給されている間、吸引力は比
例的に増加し、電流供給がオフされると瞬時に吸引力は
消滅する。この吸引力の変化でモータートルクが得られ
る一方、この吸引力により、ステータポール部がロータ
ポール部に引き付けられ、ステータ及びステータが固定
されるハウジングが歪む。この吸引力が消滅すると、急
激にステータの歪みが戻ると同時にハウジングが急激に
径方向外方にステータにより押される。このハウジング
の衝撃的な変動が、ロータの回転に応じて周期的に生
じ、それによりハウジングに振動が生じ、不快な騒音を
招いている。
【0005】それゆえ、本発明は当該スイッチドリラク
タンスモータにおいて、上記不快な騒音を低減すること
を、その課題とする。
タンスモータにおいて、上記不快な騒音を低減すること
を、その課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の第1の技術的手段は、当該スイッチド
リラクタンスモータを、軸方向に延びる内孔を有するハ
ウジングと、該ハウジングの内孔内に固定されると共
に、径方向内方に互いに夫々対向するように突出し且
つ、軸方向に延びる複数個の対のステータポール部を有
するステータと、該ステータ内に回転可能に配設される
と共に、径方向外方に突出し且つ、軸方向に延びる複数
個のロータポール部を有するロータと、各対のステータ
ポール部に巻回される複数個の第1コイルと、各対のス
テータポール部に巻回される複数個の第2コイルと、各
第1及び第2コイルヘ供給される電流の供給及び停止を
制御する電流供給制御手段と、第1コイルに供給される
電流の供給及び停止時期を第2コイルに供給される電流
の供給及び停止時期に対して変えるための電流供給時期
変更手段とを備えて成る構成としたことである。
に講じた本発明の第1の技術的手段は、当該スイッチド
リラクタンスモータを、軸方向に延びる内孔を有するハ
ウジングと、該ハウジングの内孔内に固定されると共
に、径方向内方に互いに夫々対向するように突出し且
つ、軸方向に延びる複数個の対のステータポール部を有
するステータと、該ステータ内に回転可能に配設される
と共に、径方向外方に突出し且つ、軸方向に延びる複数
個のロータポール部を有するロータと、各対のステータ
ポール部に巻回される複数個の第1コイルと、各対のス
テータポール部に巻回される複数個の第2コイルと、各
第1及び第2コイルヘ供給される電流の供給及び停止を
制御する電流供給制御手段と、第1コイルに供給される
電流の供給及び停止時期を第2コイルに供給される電流
の供給及び停止時期に対して変えるための電流供給時期
変更手段とを備えて成る構成としたことである。
【0007】上記課題を解決するために講じた本発明の
第2の技術的手段は、上記第1の技術的手段において、
電流供給制御手段を、各第1コイルに夫々直列に接続さ
れる複数個の第1スイッチング素子と、各第2コイルに
夫々直列に接続される複数個の第2スイッチング素子と
から構成し、電流供給時期変更手段を、各第1及び第2
スイッチング素子の一方に夫々接続される遅延回路から
成る構成としたことである。
第2の技術的手段は、上記第1の技術的手段において、
電流供給制御手段を、各第1コイルに夫々直列に接続さ
れる複数個の第1スイッチング素子と、各第2コイルに
夫々直列に接続される複数個の第2スイッチング素子と
から構成し、電流供給時期変更手段を、各第1及び第2
スイッチング素子の一方に夫々接続される遅延回路から
成る構成としたことである。
【0008】上記課題を解決するために講じた本発明の
第3の技術的手段は、上記第2の技術的手段において、
遅延回路を、抵抗とコンデンサとから構成したことであ
る。
第3の技術的手段は、上記第2の技術的手段において、
遅延回路を、抵抗とコンデンサとから構成したことであ
る。
【0009】上記課題を解決するために講じた本発明の
第4の技術的手段は、上記第2の技術的手段において、
遅延回路を、カウンターとフリップ―フロップ回路とか
ら構成したことである。
第4の技術的手段は、上記第2の技術的手段において、
遅延回路を、カウンターとフリップ―フロップ回路とか
ら構成したことである。
【0010】また、上記課題を解決するために講じた本
発明の第5の技術的手段は、上記第1の技術的手段にお
いて、電流供給制御手段を、各第1コイルに夫々直列に
接続される複数個の第1スイッチング素子と、各第2コ
イルに夫々直列に接続される複数個の第2スイッチング
素子と、第1コイルに供給される電流の供給時期を決定
するための第1制御マップと、第2コイルに供給される
電流の供給時期を決定するための第2制御マップとから
構成し、第1制御マップにより決定された供給時期と第
2制御マップにより決定された供給時期の一方を、他方
に対して遅らせることである。
発明の第5の技術的手段は、上記第1の技術的手段にお
いて、電流供給制御手段を、各第1コイルに夫々直列に
接続される複数個の第1スイッチング素子と、各第2コ
イルに夫々直列に接続される複数個の第2スイッチング
素子と、第1コイルに供給される電流の供給時期を決定
するための第1制御マップと、第2コイルに供給される
電流の供給時期を決定するための第2制御マップとから
構成し、第1制御マップにより決定された供給時期と第
2制御マップにより決定された供給時期の一方を、他方
に対して遅らせることである。
【0011】上記手段によれば、吸引力が段階的に消滅
するので、ステータの歪も段階的に戻る。これにより、
ステータの衝撃的な変動が和らげられ、ステータの振動
により引き起こされるハウジングの振動が低減され、不
快な騒音が低減される。
するので、ステータの歪も段階的に戻る。これにより、
ステータの衝撃的な変動が和らげられ、ステータの振動
により引き起こされるハウジングの振動が低減され、不
快な騒音が低減される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従ったスイッチド
リラクタンスモータの実施の形態を図面に基づき、説明
する。
リラクタンスモータの実施の形態を図面に基づき、説明
する。
【0013】図1及び図2は、本発明の第1実施形態を
示す。図1及び図2において、スイッチドリラクタンス
モータ10は、アルミニウムから成る円筒状のハウジン
グ11を有している。ハウジング11は、円筒部11a
と該円筒部11aの端部に固定される図示しないサイド
ハウジングとから成る。円筒部11aの内孔11b内に
は、円筒状のステータ12が配設されている。ステータ
12は、円環状の電磁鋼板の積層により形成されてお
り、その外周部をハウジング11の内孔11bに焼きば
めにより固定されている。
示す。図1及び図2において、スイッチドリラクタンス
モータ10は、アルミニウムから成る円筒状のハウジン
グ11を有している。ハウジング11は、円筒部11a
と該円筒部11aの端部に固定される図示しないサイド
ハウジングとから成る。円筒部11aの内孔11b内に
は、円筒状のステータ12が配設されている。ステータ
12は、円環状の電磁鋼板の積層により形成されてお
り、その外周部をハウジング11の内孔11bに焼きば
めにより固定されている。
【0014】ステータ12は、径方向内方に互いに夫々
対向するように等間隔に突出し且つ、軸方向に延びる3
対のステータポール部13a、13b;14a、14
b;15a、15bを有している。各対のステータポー
ル部、例えば、ステータポール部13a、13bには、
夫々第1コイル16a、16bが巻回されており、両第
1コイル16a、16bは直列に接続されている。更
に、ステータポール部13a、13bには、夫々第2コ
イル17a、17bが巻回されており、両第2コイル1
7a、17bは直列に接続されている。第1コイル18
a、18b;20a、20b及び第2コイル19a、1
9b;21a、21b(図1には図示されていない)が
同様に各対のステータポール部14a、14b;15
a、15bに巻回されており、同様に直列に接続されて
いる。これらのコイルは、後述する駆動回路28に接続
されている。
対向するように等間隔に突出し且つ、軸方向に延びる3
対のステータポール部13a、13b;14a、14
b;15a、15bを有している。各対のステータポー
ル部、例えば、ステータポール部13a、13bには、
夫々第1コイル16a、16bが巻回されており、両第
1コイル16a、16bは直列に接続されている。更
に、ステータポール部13a、13bには、夫々第2コ
イル17a、17bが巻回されており、両第2コイル1
7a、17bは直列に接続されている。第1コイル18
a、18b;20a、20b及び第2コイル19a、1
9b;21a、21b(図1には図示されていない)が
同様に各対のステータポール部14a、14b;15
a、15bに巻回されており、同様に直列に接続されて
いる。これらのコイルは、後述する駆動回路28に接続
されている。
【0015】ステータ12内には、電磁鋼板の積層によ
り形成されるロータ22が配設されている。ロータ22
の軸心には、軸方向に延びる孔が形成されており、該孔
内には、その両端を図示しないサイドハウジングにより
回転可能に支承された出力軸23が貫通され且つ固定さ
れている。これにより、ロータ22は、出力軸23と共
に回転可能にステータ12内に配設される。また、ロー
タ22は、径方向外方に互いに逆方向に等間隔に突出し
且つ、軸方向に延びる2対のロータポール部24a、2
4b;25a、25bを有している。これら各ロータポ
ール部24a、24b;25a、25bは、図1に示さ
れるように、ロータ22の回転に伴い、各ステータポー
ル部13a、13b;14a、14b;15a、15b
に対向する際、両者間に所定の隙間を保つ。
り形成されるロータ22が配設されている。ロータ22
の軸心には、軸方向に延びる孔が形成されており、該孔
内には、その両端を図示しないサイドハウジングにより
回転可能に支承された出力軸23が貫通され且つ固定さ
れている。これにより、ロータ22は、出力軸23と共
に回転可能にステータ12内に配設される。また、ロー
タ22は、径方向外方に互いに逆方向に等間隔に突出し
且つ、軸方向に延びる2対のロータポール部24a、2
4b;25a、25bを有している。これら各ロータポ
ール部24a、24b;25a、25bは、図1に示さ
れるように、ロータ22の回転に伴い、各ステータポー
ル部13a、13b;14a、14b;15a、15b
に対向する際、両者間に所定の隙間を保つ。
【0016】出力軸23の図示しない端部には、ロータ
22の回転位置を検出するために、エンコーダ又はレゾ
ルバ等から成る周知の回転センサ26が配設されてい
る。該回転センサ26は、コントローラ27に電気的に
接続されており、回転センサ26により検出されたロー
タ22の位置信号及び角度信号は、コントローラ27に
送られる。
22の回転位置を検出するために、エンコーダ又はレゾ
ルバ等から成る周知の回転センサ26が配設されてい
る。該回転センサ26は、コントローラ27に電気的に
接続されており、回転センサ26により検出されたロー
タ22の位置信号及び角度信号は、コントローラ27に
送られる。
【0017】各ステータポール部13a、13b;14
a、14b;15a、15bに巻回される第1及び第2
コイル16a、16b;17a、17b;18a、18
b;19a、19b;20a、20b;21a、21b
等が接続される駆動回路28には、コントローラ27が
電気的に接続されている。コントローラ27は、回転速
度及びトルク(=出力要求)に応じて、第1及び第2コ
イルに供給される電流の供給時期(スイッチングオンー
オフ時期)を決定するための制御マップを有し、回転セ
ンサ26の位置信号及び角度信号に応じて、決定された
時期で、スイッチングオン或いはスイッチングオフ信号
を駆動回路28に送る。即ち、コントローラ27は、ス
テータポール部に巻回された第1及び第2コイルへ電流
が供給され始めるとき及びその電流の供給を停止すると
きの、ステータ12に対するロータ22の各相対位置を
決定する。ロータ22が、これらの位置にあるとき、コ
ントローラ27は、スイッチングオン或いはスイッチン
グオフ信号を駆動回路28に送る。更に、コントローラ
27は、制御マップによって各第1及び第2コイルに流
れる電流値を制限するための比較電流値を決定し、比較
電流値信号を駆動回路28に送る。尚、上記コントロー
ラ27を変更して、回転数及びトルク(=出力要求)の
値からの計算によりスイッチングオンーオフ時期を決定
することも可能である。
a、14b;15a、15bに巻回される第1及び第2
コイル16a、16b;17a、17b;18a、18
b;19a、19b;20a、20b;21a、21b
等が接続される駆動回路28には、コントローラ27が
電気的に接続されている。コントローラ27は、回転速
度及びトルク(=出力要求)に応じて、第1及び第2コ
イルに供給される電流の供給時期(スイッチングオンー
オフ時期)を決定するための制御マップを有し、回転セ
ンサ26の位置信号及び角度信号に応じて、決定された
時期で、スイッチングオン或いはスイッチングオフ信号
を駆動回路28に送る。即ち、コントローラ27は、ス
テータポール部に巻回された第1及び第2コイルへ電流
が供給され始めるとき及びその電流の供給を停止すると
きの、ステータ12に対するロータ22の各相対位置を
決定する。ロータ22が、これらの位置にあるとき、コ
ントローラ27は、スイッチングオン或いはスイッチン
グオフ信号を駆動回路28に送る。更に、コントローラ
27は、制御マップによって各第1及び第2コイルに流
れる電流値を制限するための比較電流値を決定し、比較
電流値信号を駆動回路28に送る。尚、上記コントロー
ラ27を変更して、回転数及びトルク(=出力要求)の
値からの計算によりスイッチングオンーオフ時期を決定
することも可能である。
【0018】駆動回路28は、トランジスタ30、3
1、32、33、34、35、36、37、38、3
9、40、41のようなスイッチング素子を用いるイン
バーターと、電流制限回路60と、遅延回路70、7
0’とから成る。本実施形態においては、インバーター
と、電流制限回路60と、コントローラ27とが、本発
明における電流供給制御手段に対応し、遅延回路70、
70’が電流供給時期変更手段に対応する。上トランジ
スタ30、34、38(エミッタ端子)は、第1コイル
16a、16b;18a、18b;20a、20bを介
して下トランジスタ31、35、39(コレクタ端子)
に夫々直列に接続されており、上トランジスタ32、3
6、40(エミッタ端子)は、第2コイル17a、17
b;19a、19b;21a、21bを介して下トラン
ジスタ33、37、41(コレクタ端子)に夫々直列に
接続されている。各第1及び第2コイルを流れる電流値
を検出するために、電流センサ42、43、44、4
5、46、47が、第1及び第2コイル16a、16
b;17a、17b;18a、18b;19a、19
b;20a、20b;21a、21bと下トランジスタ
31、33、35、37、39、41の間に夫々介装さ
れている。各上トランジスタ30、32、34、36、
38、40のコレクタ端子は、バッテリ29に接続され
ており、各下トランジスタ31、33、35、37、3
9、41のエミッタ端子は、グランドに接続されてい
る。第1コイル16a、16b;18a、18b;20
a、20bと電流センサ42、44、46の間の配線
は、バッテリ29から電流センサ42、44、46及び
第1コイル16a、16b;18a、18b;20a、
20bへの電流の流れを防止するようにダイオード4
8、49、50を介して夫々バッテリ29に接続されて
いる。第2コイル17a、17b;19a、19b;2
1a、21bと電流センサ43、45、47の間の配線
は、同様にダイオード51、52、53を介して夫々バ
ッテリ29に接続されている。他方、上トランジスタ3
0、34、38(エミッタ端子)と第1コイル16a、
16b;18a、18b;20a、20b間の配線は、
グランドへの電流の流れを防止するようにダイオード5
4、55、56を介して夫々グランドに接続されてい
る。上トランジスタ32、36、40(エミッタ端子)
と第2コイル17a、17b;19a、19b;21
a、21bの間の配線は、同様にダイオード57、5
8、59を介してグランドに夫々接続されている。上及
び下トランジスタ30、31、32、33、34、3
5、36、37、38、39、40、41の各ベース端
子は、スイッチングオンーオフ信号が各トランジスタに
送られるように、コントローラ27に接続されている。
1、32、33、34、35、36、37、38、3
9、40、41のようなスイッチング素子を用いるイン
バーターと、電流制限回路60と、遅延回路70、7
0’とから成る。本実施形態においては、インバーター
と、電流制限回路60と、コントローラ27とが、本発
明における電流供給制御手段に対応し、遅延回路70、
70’が電流供給時期変更手段に対応する。上トランジ
スタ30、34、38(エミッタ端子)は、第1コイル
16a、16b;18a、18b;20a、20bを介
して下トランジスタ31、35、39(コレクタ端子)
に夫々直列に接続されており、上トランジスタ32、3
6、40(エミッタ端子)は、第2コイル17a、17
b;19a、19b;21a、21bを介して下トラン
ジスタ33、37、41(コレクタ端子)に夫々直列に
接続されている。各第1及び第2コイルを流れる電流値
を検出するために、電流センサ42、43、44、4
5、46、47が、第1及び第2コイル16a、16
b;17a、17b;18a、18b;19a、19
b;20a、20b;21a、21bと下トランジスタ
31、33、35、37、39、41の間に夫々介装さ
れている。各上トランジスタ30、32、34、36、
38、40のコレクタ端子は、バッテリ29に接続され
ており、各下トランジスタ31、33、35、37、3
9、41のエミッタ端子は、グランドに接続されてい
る。第1コイル16a、16b;18a、18b;20
a、20bと電流センサ42、44、46の間の配線
は、バッテリ29から電流センサ42、44、46及び
第1コイル16a、16b;18a、18b;20a、
20bへの電流の流れを防止するようにダイオード4
8、49、50を介して夫々バッテリ29に接続されて
いる。第2コイル17a、17b;19a、19b;2
1a、21bと電流センサ43、45、47の間の配線
は、同様にダイオード51、52、53を介して夫々バ
ッテリ29に接続されている。他方、上トランジスタ3
0、34、38(エミッタ端子)と第1コイル16a、
16b;18a、18b;20a、20b間の配線は、
グランドへの電流の流れを防止するようにダイオード5
4、55、56を介して夫々グランドに接続されてい
る。上トランジスタ32、36、40(エミッタ端子)
と第2コイル17a、17b;19a、19b;21
a、21bの間の配線は、同様にダイオード57、5
8、59を介してグランドに夫々接続されている。上及
び下トランジスタ30、31、32、33、34、3
5、36、37、38、39、40、41の各ベース端
子は、スイッチングオンーオフ信号が各トランジスタに
送られるように、コントローラ27に接続されている。
【0019】電流制限回路60は、コントローラ27と
上トランジスタ30、32の間に夫々介装されている。
電流制限回路60は、ANDゲート61、63、比較器
62、65及びシュミット―トリガー回路63、66か
ら夫々構成されている。比較器62は、電流センサ42
により検出された第1コイル16a、16bの電流値
と、コントローラ27により決定され、D/Aコンバー
ター64により変換された比較電流値とを比較する。比
較器62の出力信号は、シュミット―トリガー回路63
を介してANDゲート61に送られる。コントローラ2
7からのスイッチングオンーオフ信号は、ANDゲート
61に送られ、ANDゲート61の出力信号は上トラン
ジスタ30のベース端子に送られる。比較器65は、電
流センサ43により検出された第2コイル17a、17
bの電流値を、コントローラ27により決定され、D/
Aコンバーター64により変換された比較電流値とを比
較する。比較器65の出力信号は、シュミット―トリガ
ー回路66を介してANDゲート64に送られる。コン
トローラ27からのスイッチングオンーオフ信号は、A
NDゲート64に送られ、ANDゲート64の出力信号
は上トランジスタ32のベース端子に送られる。これら
の電流制限回路60によれば、第1及び第2コイル16
a、16b;17a、17bの電流値が比較電流値より
も大きい場合、コントローラ27からのスイッチングオ
ン信号が上トランジスタ30、32のベース端子に送ら
れるのが防止される。尚、図示しないが、同じ電流制限
回路が、同様にコントローラ27と上トランジスタ3
4、36、38、40のベース端子の間に介装される。
上トランジスタ30、32の間に夫々介装されている。
電流制限回路60は、ANDゲート61、63、比較器
62、65及びシュミット―トリガー回路63、66か
ら夫々構成されている。比較器62は、電流センサ42
により検出された第1コイル16a、16bの電流値
と、コントローラ27により決定され、D/Aコンバー
ター64により変換された比較電流値とを比較する。比
較器62の出力信号は、シュミット―トリガー回路63
を介してANDゲート61に送られる。コントローラ2
7からのスイッチングオンーオフ信号は、ANDゲート
61に送られ、ANDゲート61の出力信号は上トラン
ジスタ30のベース端子に送られる。比較器65は、電
流センサ43により検出された第2コイル17a、17
bの電流値を、コントローラ27により決定され、D/
Aコンバーター64により変換された比較電流値とを比
較する。比較器65の出力信号は、シュミット―トリガ
ー回路66を介してANDゲート64に送られる。コン
トローラ27からのスイッチングオンーオフ信号は、A
NDゲート64に送られ、ANDゲート64の出力信号
は上トランジスタ32のベース端子に送られる。これら
の電流制限回路60によれば、第1及び第2コイル16
a、16b;17a、17bの電流値が比較電流値より
も大きい場合、コントローラ27からのスイッチングオ
ン信号が上トランジスタ30、32のベース端子に送ら
れるのが防止される。尚、図示しないが、同じ電流制限
回路が、同様にコントローラ27と上トランジスタ3
4、36、38、40のベース端子の間に介装される。
【0020】遅延回路70は、コントローラ27とAN
Dゲート61との間に介装され、抵抗71とコンデンサ
72とから構成されている。したがって、抵抗71の大
きさ及びコンデンサ72の容量に応じて、遅延回路はス
イッチングオンーオフ信号がANDゲート61に送られ
る時期を所定時間だけ遅らせる。遅延回路70’は、コ
ントローラ27と下トランジスタ31のベース端子との
間に介装され、抵抗71と同じ大きさをもつ抵抗74と
コンデンサ72と同じ容量をもつコンデンサ75とから
構成されている。これにより、遅延回路70’は、スイ
ッチングオンーオフ信号が下トランジスタ31のベース
端子に送られる時期を同じ所定時間だけ遅らせる。本実
施形態においては、ノイズの影響を回避するために、シ
ュミット―トリガー回路73、76が、遅延回路70と
ANDゲート61の間及び、遅延回路70’と下トラン
ジスタ31のベース端子との間に夫々介装されている。
尚、図示はされないが、同じ遅延回路及び同じシュミッ
ト―トリガー回路が、同様にコントローラ27と、上ト
ランジスタ34、38の各ベース端子に接続される図示
しない各ANDゲートとの間及び、コントローラ27
と、下トランジスタ35、39の各ベース端子との間に
夫々介装される。
Dゲート61との間に介装され、抵抗71とコンデンサ
72とから構成されている。したがって、抵抗71の大
きさ及びコンデンサ72の容量に応じて、遅延回路はス
イッチングオンーオフ信号がANDゲート61に送られ
る時期を所定時間だけ遅らせる。遅延回路70’は、コ
ントローラ27と下トランジスタ31のベース端子との
間に介装され、抵抗71と同じ大きさをもつ抵抗74と
コンデンサ72と同じ容量をもつコンデンサ75とから
構成されている。これにより、遅延回路70’は、スイ
ッチングオンーオフ信号が下トランジスタ31のベース
端子に送られる時期を同じ所定時間だけ遅らせる。本実
施形態においては、ノイズの影響を回避するために、シ
ュミット―トリガー回路73、76が、遅延回路70と
ANDゲート61の間及び、遅延回路70’と下トラン
ジスタ31のベース端子との間に夫々介装されている。
尚、図示はされないが、同じ遅延回路及び同じシュミッ
ト―トリガー回路が、同様にコントローラ27と、上ト
ランジスタ34、38の各ベース端子に接続される図示
しない各ANDゲートとの間及び、コントローラ27
と、下トランジスタ35、39の各ベース端子との間に
夫々介装される。
【0021】以上の構成から成る本実施形態の作用を説
明する。
明する。
【0022】電流が第1及び第2コイル16a、16
b;17a、17b;18a、18b;19a、19
b;20a、20b;21a、21bの各1つに供給さ
れ始める位置としてコントローラ27によって決定され
る所定位置にロータ22があることが、回転センサ26
により検出されると、コントローラ27は駆動回路28
にスイッチングオン信号を送る。即ち、例えば、2対の
ロータポール部24a、24b;25a、25bの内の
1つが、それに対向し始めるステータポール部13a、
13bに対してコントローラ27によって決定された所
定位置にあることが、回転センサ26により検出される
と、コントローラ27は上及び下トランジスタ30、3
1、32、33の各ベース端子に向けてスイッチングオ
ン信号を送る。同時に、コントローラ27は、比較電流
値を決定し、それをD/Aコンバーター64に送る。電
流センサ43の検出電流値は比較電流値よりも小さいの
で、コントローラ27からのスイッチングオン信号はA
NDゲート64を介して上トランジスタ32のベース端
子に送られると共に、下トランジスタ33のベース端子
に送られる。これにより、上及び下トランジスタ32、
33は、オン状態となり、電流がバッテリ29から第2
コイル17a、17bに供給され、その結果、ステータ
ポール部13a、13bが磁化され、両ポール部13
a、13b間に吸引力が発生される。吸引力は、互いに
対向しているステータポール部13a、13bとロータ
ポール部間に生じ、ロータポール部をステータポール部
13a、13bに完全に対向させるように、トルクが吸
引力の分力によりロータ22に作用する。
b;17a、17b;18a、18b;19a、19
b;20a、20b;21a、21bの各1つに供給さ
れ始める位置としてコントローラ27によって決定され
る所定位置にロータ22があることが、回転センサ26
により検出されると、コントローラ27は駆動回路28
にスイッチングオン信号を送る。即ち、例えば、2対の
ロータポール部24a、24b;25a、25bの内の
1つが、それに対向し始めるステータポール部13a、
13bに対してコントローラ27によって決定された所
定位置にあることが、回転センサ26により検出される
と、コントローラ27は上及び下トランジスタ30、3
1、32、33の各ベース端子に向けてスイッチングオ
ン信号を送る。同時に、コントローラ27は、比較電流
値を決定し、それをD/Aコンバーター64に送る。電
流センサ43の検出電流値は比較電流値よりも小さいの
で、コントローラ27からのスイッチングオン信号はA
NDゲート64を介して上トランジスタ32のベース端
子に送られると共に、下トランジスタ33のベース端子
に送られる。これにより、上及び下トランジスタ32、
33は、オン状態となり、電流がバッテリ29から第2
コイル17a、17bに供給され、その結果、ステータ
ポール部13a、13bが磁化され、両ポール部13
a、13b間に吸引力が発生される。吸引力は、互いに
対向しているステータポール部13a、13bとロータ
ポール部間に生じ、ロータポール部をステータポール部
13a、13bに完全に対向させるように、トルクが吸
引力の分力によりロータ22に作用する。
【0023】電流センサ43の検出電流値が、比較電流
値よりも大きいとき、コントローラ27からのスイッチ
ングオン信号がANDゲート64を介して上トランジス
タ32のベース端子に送られることが電流制限回路60
により防止され、それにより、上トランジスタ32が、
電流がバッテリ29から第2コイル17a、17bに供
給されないように、オフ状態になる。これにより、第2
コイル17a、17bに蓄えられる磁場(フィールド)
エネルギーが、下トランジスタ33と、ダイオード57
と、第2コイル17a、17bとにより構成される閉ル
ープ内を循環する。それゆえ、ステータポール部13
a、13bは、蓄えられた磁場エネルギーが減少するま
では、上記磁化状態に保持される。蓄えられた磁場エネ
ルギーが第2コイル17a、17bのインダクタンスに
より減少し、電流センサ43の検出電流値が比較電流値
より小さいと、コントローラ27からのスイッチングオ
ン信号が上トランジスタ32のベース端子に送られる。
これにより、上トランジスタ32がオン状態になり、バ
ッテリ29からの電流が第2コイル17a、17bに再
び供給される。電流センサ43の検出電流値が比較電流
値よりも大きいと、コントローラ27からのスイッチン
グオン信号がANDゲート64を介して上トランジスタ
32のベース端子に送られることが電流制限回路60に
より防止される。コントローラ27からスイッチングオ
ン信号が出力される限り、電流制限回路60の上記した
作動が、繰り返され、第2コイル17a、17bに供給
される電流が制御される。
値よりも大きいとき、コントローラ27からのスイッチ
ングオン信号がANDゲート64を介して上トランジス
タ32のベース端子に送られることが電流制限回路60
により防止され、それにより、上トランジスタ32が、
電流がバッテリ29から第2コイル17a、17bに供
給されないように、オフ状態になる。これにより、第2
コイル17a、17bに蓄えられる磁場(フィールド)
エネルギーが、下トランジスタ33と、ダイオード57
と、第2コイル17a、17bとにより構成される閉ル
ープ内を循環する。それゆえ、ステータポール部13
a、13bは、蓄えられた磁場エネルギーが減少するま
では、上記磁化状態に保持される。蓄えられた磁場エネ
ルギーが第2コイル17a、17bのインダクタンスに
より減少し、電流センサ43の検出電流値が比較電流値
より小さいと、コントローラ27からのスイッチングオ
ン信号が上トランジスタ32のベース端子に送られる。
これにより、上トランジスタ32がオン状態になり、バ
ッテリ29からの電流が第2コイル17a、17bに再
び供給される。電流センサ43の検出電流値が比較電流
値よりも大きいと、コントローラ27からのスイッチン
グオン信号がANDゲート64を介して上トランジスタ
32のベース端子に送られることが電流制限回路60に
より防止される。コントローラ27からスイッチングオ
ン信号が出力される限り、電流制限回路60の上記した
作動が、繰り返され、第2コイル17a、17bに供給
される電流が制御される。
【0024】一方、コントローラ27からのスイッチン
グオン信号は、すぐには上及び下トランジスタ30、3
1のベース端子に送られず、遅延回路70、70’によ
り、コントローラ27からのスイッチングオン信号が上
及び下トランジスタ30、31のベース端子に送られる
のが所定時間だけ遅らされる。この所定時間が経過する
と、スイッチングオン信号が、下トランジスタ31のベ
ース端子に送られる。同時に、電流センサ42により検
出された電流値が比較電流値よりも小さいので、コント
ローラ27からのスイッチングオン信号は、ANDゲー
ト61を介して上トランジスタ30のベース端子に送ら
れる。これにより、上及び下トランジスタ30、31
は、オン状態となり、電流がバッテリ29から第1コイ
ル16a、16bに供給され、その結果、ステータポー
ル部13a、13bは更に磁化され、第2コイル17
a、17bによって発生された磁束に加えてステータポ
ール部13a、13b間に磁束が発生される。この結
果、ステータポール部13a、13bとそれに対向する
ロータポール部間に発生される吸引力が増大され、ロー
タ22に作用するトルクが増大される。
グオン信号は、すぐには上及び下トランジスタ30、3
1のベース端子に送られず、遅延回路70、70’によ
り、コントローラ27からのスイッチングオン信号が上
及び下トランジスタ30、31のベース端子に送られる
のが所定時間だけ遅らされる。この所定時間が経過する
と、スイッチングオン信号が、下トランジスタ31のベ
ース端子に送られる。同時に、電流センサ42により検
出された電流値が比較電流値よりも小さいので、コント
ローラ27からのスイッチングオン信号は、ANDゲー
ト61を介して上トランジスタ30のベース端子に送ら
れる。これにより、上及び下トランジスタ30、31
は、オン状態となり、電流がバッテリ29から第1コイ
ル16a、16bに供給され、その結果、ステータポー
ル部13a、13bは更に磁化され、第2コイル17
a、17bによって発生された磁束に加えてステータポ
ール部13a、13b間に磁束が発生される。この結
果、ステータポール部13a、13bとそれに対向する
ロータポール部間に発生される吸引力が増大され、ロー
タ22に作用するトルクが増大される。
【0025】電流センサ42の検出電流値が、比較電流
値よりも大きいと、コントローラ27からのスイッチン
グオン信号がANDゲート61を介して上トランジスタ
30のベース端子に送られることが、電流制限回路60
により防止され、それにより、上トランジスタ30は、
バッテリ29から電流が第1コイル16a、16bへ供
給されないように、オフ状態になる。これにより、第1
コイル16a、16bに蓄えられた磁場エネルギーが、
下トランジスタ31と、ダイオード54と、第1コイル
16a、16bとから構成される閉ループ内を循環され
る。それゆえ、ステータポール部13a、13bは、蓄
えられた磁場エネルギーが減少するまでは、上記磁化状
態に保持される。蓄えられた磁場エネルギーが第1コイ
ル16a、16bのインダクタンスにより減少し、電流
センサ42の検出電流値が比較電流値より小さいと、コ
ントローラ27からのスイッチングオン信号が上トラン
ジスタ30のベース端子に送られる。これにより、上ト
ランジスタ30がオン状態になり、バッテリ29からの
電流が第1コイル16a、16bに再び供給される。電
流センサ42の検出電流値が比較電流値よりも大きい
と、コントローラ27からのスイッチングオン信号がA
NDゲート61を介して上トランジスタ30のベース端
子に送られることが電流制限回路60により防止され
る。コントローラ27からスイッチングオン信号が出力
される限り、電流制限回路60の上記した作動が、繰り
返され、第1コイル16a、16bに供給される電流が
制御される。
値よりも大きいと、コントローラ27からのスイッチン
グオン信号がANDゲート61を介して上トランジスタ
30のベース端子に送られることが、電流制限回路60
により防止され、それにより、上トランジスタ30は、
バッテリ29から電流が第1コイル16a、16bへ供
給されないように、オフ状態になる。これにより、第1
コイル16a、16bに蓄えられた磁場エネルギーが、
下トランジスタ31と、ダイオード54と、第1コイル
16a、16bとから構成される閉ループ内を循環され
る。それゆえ、ステータポール部13a、13bは、蓄
えられた磁場エネルギーが減少するまでは、上記磁化状
態に保持される。蓄えられた磁場エネルギーが第1コイ
ル16a、16bのインダクタンスにより減少し、電流
センサ42の検出電流値が比較電流値より小さいと、コ
ントローラ27からのスイッチングオン信号が上トラン
ジスタ30のベース端子に送られる。これにより、上ト
ランジスタ30がオン状態になり、バッテリ29からの
電流が第1コイル16a、16bに再び供給される。電
流センサ42の検出電流値が比較電流値よりも大きい
と、コントローラ27からのスイッチングオン信号がA
NDゲート61を介して上トランジスタ30のベース端
子に送られることが電流制限回路60により防止され
る。コントローラ27からスイッチングオン信号が出力
される限り、電流制限回路60の上記した作動が、繰り
返され、第1コイル16a、16bに供給される電流が
制御される。
【0026】ロータ22がトルクにより回転され、第1
及び第2コイル16a、16b;17a、17b;18
a、18b;19a、19b;20a、20b;21
a、21bの各1つに供給される電流が停止される位置
としてコントローラ27によって決定される所定位置に
ロータ22があることが、回転センサ26により検出さ
れると、コントローラ27は駆動回路28にスイッチン
グオフ信号を送る。即ち、例えば、2対のロータポール
部24a、24b;25a、25bの内の1つが、ステ
ータポール部13a、13bに対してコントローラ27
によって決定された所定位置にあることが、回転センサ
26により検出されると、コントローラ27は上及び下
トランジスタ30、31、32、33の各ベース端子に
向けてスイッチングオフ信号を送る。これにより、上及
び下トランジスタ32、33は、すぐにオフ状態とな
り、第2コイル17a、17bに供給される電流が停止
される。これによって、第2コイル17a、17bによ
る吸引力が消滅する。他方、上及び下トランジスタ3
0、31がオフ状態になることは、遅延回路70、7
0’により所定時間だけ、遅らされる。これにより、た
とえ、スイッチングオフ信号が駆動回路28に伝えられ
ても、吸引力はすぐには消滅しない。所定時間が経過す
ると、上及び下トランジスタ30、31はオフ状態にな
り、第1コイル16a、16bに供給される電流が停止
される。これによって、第1コイル16a、16bによ
る吸引力は、消滅する。尚、ステータポール部14a、
14b;15a、15bに巻回される第1及び第2コイ
ル18a、18b、19a、19b、20a、20b、
21a、21bに供給される供給電流は、コントローラ
27及び駆動回路28により同様に制御される。上記し
たように、一対のロータポール部に対向している一対の
ステータポール部に巻回されている第1及び第2コイル
へ供給される電流は、段形状のパルスのようにスイッチ
オン及びオフされ、所定のモータートルクが上記吸引力
の作用により得られる。図3は、一対のステータポール
部に巻回される第1及び第2コイルへの電流供給時にお
けるトルク、電流、吸引力の変化を示す。
及び第2コイル16a、16b;17a、17b;18
a、18b;19a、19b;20a、20b;21
a、21bの各1つに供給される電流が停止される位置
としてコントローラ27によって決定される所定位置に
ロータ22があることが、回転センサ26により検出さ
れると、コントローラ27は駆動回路28にスイッチン
グオフ信号を送る。即ち、例えば、2対のロータポール
部24a、24b;25a、25bの内の1つが、ステ
ータポール部13a、13bに対してコントローラ27
によって決定された所定位置にあることが、回転センサ
26により検出されると、コントローラ27は上及び下
トランジスタ30、31、32、33の各ベース端子に
向けてスイッチングオフ信号を送る。これにより、上及
び下トランジスタ32、33は、すぐにオフ状態とな
り、第2コイル17a、17bに供給される電流が停止
される。これによって、第2コイル17a、17bによ
る吸引力が消滅する。他方、上及び下トランジスタ3
0、31がオフ状態になることは、遅延回路70、7
0’により所定時間だけ、遅らされる。これにより、た
とえ、スイッチングオフ信号が駆動回路28に伝えられ
ても、吸引力はすぐには消滅しない。所定時間が経過す
ると、上及び下トランジスタ30、31はオフ状態にな
り、第1コイル16a、16bに供給される電流が停止
される。これによって、第1コイル16a、16bによ
る吸引力は、消滅する。尚、ステータポール部14a、
14b;15a、15bに巻回される第1及び第2コイ
ル18a、18b、19a、19b、20a、20b、
21a、21bに供給される供給電流は、コントローラ
27及び駆動回路28により同様に制御される。上記し
たように、一対のロータポール部に対向している一対の
ステータポール部に巻回されている第1及び第2コイル
へ供給される電流は、段形状のパルスのようにスイッチ
オン及びオフされ、所定のモータートルクが上記吸引力
の作用により得られる。図3は、一対のステータポール
部に巻回される第1及び第2コイルへの電流供給時にお
けるトルク、電流、吸引力の変化を示す。
【0027】一方、一対のロータポール部に対向してい
る磁化された一対のステータポール部は、上記吸引力に
より対向しているロータポール部に吸引され、それによ
り、ステータ12が歪む。例えば、図1において、ロー
タポール部24a、24bに対向しているステータポー
ル部13a、13bが、第1及び第2コイル16a、1
6b;17a、17bへの電流の供給により磁化され、
ロータポール部24a、24bに吸引される。この結
果、ステータ12が、図1において、縦方向にその直径
を縮められるように歪む。電流の停止により、吸引力が
消滅すると、ステータ12の歪みが戻る。この時、本実
施形態によれば、図3に示されるようにステップ状(段
階的)に吸引力が消滅するので、ステータ12の歪みも
ステップ状(段階的)に戻る。これにより、ステータ1
2の衝撃的な変動が和らげられ、ステータ12の振動に
より引き起こされるハウジング11の振動が低減され
る。したがって、ハウジング11の振動により引き起こ
される不快な騒音が低減される。尚、上記した電流供給
開始及び停止のタイミングは、回転数及びトルクの要求
に応じて決められる。
る磁化された一対のステータポール部は、上記吸引力に
より対向しているロータポール部に吸引され、それによ
り、ステータ12が歪む。例えば、図1において、ロー
タポール部24a、24bに対向しているステータポー
ル部13a、13bが、第1及び第2コイル16a、1
6b;17a、17bへの電流の供給により磁化され、
ロータポール部24a、24bに吸引される。この結
果、ステータ12が、図1において、縦方向にその直径
を縮められるように歪む。電流の停止により、吸引力が
消滅すると、ステータ12の歪みが戻る。この時、本実
施形態によれば、図3に示されるようにステップ状(段
階的)に吸引力が消滅するので、ステータ12の歪みも
ステップ状(段階的)に戻る。これにより、ステータ1
2の衝撃的な変動が和らげられ、ステータ12の振動に
より引き起こされるハウジング11の振動が低減され
る。したがって、ハウジング11の振動により引き起こ
される不快な騒音が低減される。尚、上記した電流供給
開始及び停止のタイミングは、回転数及びトルクの要求
に応じて決められる。
【0028】図4は、本発明の第2実施形態の電流供給
時期変更手段を示す。この電流供給時期変更手段は、カ
ウンタ171(例えば、型式、ttl74161)及びフ
リップ―フロップ回路172(例えば、型式、747
4)から成る遅延回路170である。この遅延回路17
0は、図2における各遅延回路70、70’と置き換え
られ得るものである。図4において、図2と同じ部分に
は同じ番号符号が付してある。図4において、コントロ
ーラ27からのスイッチングオン信号は、フリップ―フ
ロップ回路172のデータ端子172aに送られる。更
に、コントローラ27からのスイッチングオン信号は、
排他的ORゲート175に直接送られると共に、排他的
ORゲート175に抵抗173及びコンデンサ174か
ら成る遅延回路を介して送られる。これにより、出力信
号は、抵抗173及びコンデンサ174により決定され
る所定時間の間、Highになる。排他的ORゲート1
75の出力信号は、反転され、クリア端子171b、ロ
ード端子171a及び排他的ORゲート176に夫々送
られる。排他的ORゲート175の反転された出力信号
は、抵抗175及びコンデンサ178から成る遅延回路
を介して排他的ORゲート176に送られる。排他的O
Rゲート176の出力信号は、ORゲート179に送ら
れる。回転センサ26からの回転信号は、ORゲート1
79に送られる。ORゲート179の出力信号は、カウ
ンタ171のクロック端子171cに送られる。端子
A、B、C、Dは、4ビットのカウンタ値をプレセット
するためのプレセット端子である。フリップ―フロップ
回路172のクロック端子172bは、カウンタ171
のRCO端子171dに接続されており、フリップ―フ
ロップ回路172は、カウンタのオーバーフロー信号
(遅延信号)がRCO端子171dからクロック端子1
72bに送られたとき、Q端子172cの出力端子とし
て、データ端子172aの入力信号を出力する。フリッ
プ―フロップ回路172のQ端子172cの出力信号
は、図2におけるANDゲート61に送られる。
時期変更手段を示す。この電流供給時期変更手段は、カ
ウンタ171(例えば、型式、ttl74161)及びフ
リップ―フロップ回路172(例えば、型式、747
4)から成る遅延回路170である。この遅延回路17
0は、図2における各遅延回路70、70’と置き換え
られ得るものである。図4において、図2と同じ部分に
は同じ番号符号が付してある。図4において、コントロ
ーラ27からのスイッチングオン信号は、フリップ―フ
ロップ回路172のデータ端子172aに送られる。更
に、コントローラ27からのスイッチングオン信号は、
排他的ORゲート175に直接送られると共に、排他的
ORゲート175に抵抗173及びコンデンサ174か
ら成る遅延回路を介して送られる。これにより、出力信
号は、抵抗173及びコンデンサ174により決定され
る所定時間の間、Highになる。排他的ORゲート1
75の出力信号は、反転され、クリア端子171b、ロ
ード端子171a及び排他的ORゲート176に夫々送
られる。排他的ORゲート175の反転された出力信号
は、抵抗175及びコンデンサ178から成る遅延回路
を介して排他的ORゲート176に送られる。排他的O
Rゲート176の出力信号は、ORゲート179に送ら
れる。回転センサ26からの回転信号は、ORゲート1
79に送られる。ORゲート179の出力信号は、カウ
ンタ171のクロック端子171cに送られる。端子
A、B、C、Dは、4ビットのカウンタ値をプレセット
するためのプレセット端子である。フリップ―フロップ
回路172のクロック端子172bは、カウンタ171
のRCO端子171dに接続されており、フリップ―フ
ロップ回路172は、カウンタのオーバーフロー信号
(遅延信号)がRCO端子171dからクロック端子1
72bに送られたとき、Q端子172cの出力端子とし
て、データ端子172aの入力信号を出力する。フリッ
プ―フロップ回路172のQ端子172cの出力信号
は、図2におけるANDゲート61に送られる。
【0029】この第2実施形態によれば、図5に示され
るように、コントローラ27からのスイッチングオン信
号がデータ端子172aと排他的ORゲート175に送
られ、抵抗173及びコンデンサ174により決定され
る所定時間が経過すると、排他的ORゲート175の反
転された出力信号(カウンタリセット信号)がHigh
になり、このHigh信号が排他的ORゲート176に
送られる。しかしながら、排他的ORゲート176の反
転された出力信号(カウンタエナブル信号)は、抵抗1
77及びコンデンサ178により決定される所定時間の
間、Lowになる。それゆえ、回転信号に対応している
ORゲート179の出力信号(遅延信号)は、クロック
カウンタ171cに送られる。カウンタ171は、カウ
ンタエナブル信号がHighになるまで、カウントを続
ける。それゆえ、必要な遅延時間の間、カウンタエナブ
ル信号がLow状態を維持するように、抵抗177及び
コンデンサ178の時定数を十分に大きくする必要があ
る。カウンタがオーバーフローすると、カウンタオーバ
ーフロー信号がクロック端子172bに送られ、それに
よりスイッチングオン信号が図2のANDゲート61に
送られる。図5に示されるように、スイッチング信号の
場合、供給時期は同様に遅延される。
るように、コントローラ27からのスイッチングオン信
号がデータ端子172aと排他的ORゲート175に送
られ、抵抗173及びコンデンサ174により決定され
る所定時間が経過すると、排他的ORゲート175の反
転された出力信号(カウンタリセット信号)がHigh
になり、このHigh信号が排他的ORゲート176に
送られる。しかしながら、排他的ORゲート176の反
転された出力信号(カウンタエナブル信号)は、抵抗1
77及びコンデンサ178により決定される所定時間の
間、Lowになる。それゆえ、回転信号に対応している
ORゲート179の出力信号(遅延信号)は、クロック
カウンタ171cに送られる。カウンタ171は、カウ
ンタエナブル信号がHighになるまで、カウントを続
ける。それゆえ、必要な遅延時間の間、カウンタエナブ
ル信号がLow状態を維持するように、抵抗177及び
コンデンサ178の時定数を十分に大きくする必要があ
る。カウンタがオーバーフローすると、カウンタオーバ
ーフロー信号がクロック端子172bに送られ、それに
よりスイッチングオン信号が図2のANDゲート61に
送られる。図5に示されるように、スイッチング信号の
場合、供給時期は同様に遅延される。
【0030】上記したように、この第2実施形態におい
ては、第1及び第2コイルの一方への電流供給開始及び
停止時期(スイッチングオン―オフ時期)が、他方に対
してカウンタ171及びフリップ―フロップ回路172
によって遅延され、それゆえ、吸引力が段階的に消滅す
るので、上記した第1実施形態と同じ効果を得ることが
できる。更に、本第2実施形態においては、遅延時間を
DIPスイッチ或いはコントローラの信号により自由自
在に変更することができる。
ては、第1及び第2コイルの一方への電流供給開始及び
停止時期(スイッチングオン―オフ時期)が、他方に対
してカウンタ171及びフリップ―フロップ回路172
によって遅延され、それゆえ、吸引力が段階的に消滅す
るので、上記した第1実施形態と同じ効果を得ることが
できる。更に、本第2実施形態においては、遅延時間を
DIPスイッチ或いはコントローラの信号により自由自
在に変更することができる。
【0031】図6は、本発明の第3実施形態の電流供給
制御手段及び電流供給時期変更手段を示す。図6におい
て、図1及び図2と同じ部分には同じ番号符号が付して
ある。図6において、本発明の電流供給時期変更手段
は、コントローラ227により構成される。コントロー
ラ227は、第1コイル16a、16b;18a、18
b;20a、20bに供給される電流の供給時期(スイ
ッチングオン―オフ時期)を回転数及びトルク(=出力
要求)に応じて決定するための第1制御マップを有して
いる。更に、コントローラ227は、第2コイル17
a、17b;19a、19b;21a、21bに供給さ
れる電流の供給時期(スイッチングオン―オフ時期)を
回転数及びトルク(=出力要求)に応じて決定するため
の第2制御マップを有している。例えば、第1制御マッ
プにより決定される電流の供給時期(スイッチングオン
―オフ時期)が、同じパラメーター値(回転数及びトル
ク)の下で第2制御マップにより決定される電流の供給
時期(スイッチングオン―オフ時期)に対して所定時間
遅延される。
制御手段及び電流供給時期変更手段を示す。図6におい
て、図1及び図2と同じ部分には同じ番号符号が付して
ある。図6において、本発明の電流供給時期変更手段
は、コントローラ227により構成される。コントロー
ラ227は、第1コイル16a、16b;18a、18
b;20a、20bに供給される電流の供給時期(スイ
ッチングオン―オフ時期)を回転数及びトルク(=出力
要求)に応じて決定するための第1制御マップを有して
いる。更に、コントローラ227は、第2コイル17
a、17b;19a、19b;21a、21bに供給さ
れる電流の供給時期(スイッチングオン―オフ時期)を
回転数及びトルク(=出力要求)に応じて決定するため
の第2制御マップを有している。例えば、第1制御マッ
プにより決定される電流の供給時期(スイッチングオン
―オフ時期)が、同じパラメーター値(回転数及びトル
ク)の下で第2制御マップにより決定される電流の供給
時期(スイッチングオン―オフ時期)に対して所定時間
遅延される。
【0032】この第3実施形態によれば、電流が各ステ
ータポール部に巻回される第2コイル17a、17b;
19a、19b;21a、21bの1つに供給され始め
る位置、例えば、第2コイル17a、17bに供給され
始める位置としてコントローラ227の第2制御マップ
によって決定される所定位置にロータがあることが、回
転センサにより検出されると、コントローラ227はス
イッチングオン信号を上及び下トランジスタ32、33
のベース端子に向けて送る。これにより、トランジスタ
32、33は、オン状態となり、電流が第2コイル17
a、17bに供給される。その後は、第2コイル17
a、17bに供給される電流は、上記した第1実施形態
のように制御される。スイッチングオン信号がトランジ
スタ32、33に送られた後、所定時間が経過し、電流
が第1コイル16a、16bに供給され始める位置とし
てコントローラ227の第1制御マップによって決定さ
れる所定位置にロータがあることが、回転センサにより
検出されると、コントローラ227はスイッチングオン
信号を上及び下トランジスタ30、31のベース端子に
向けて送る。これにより、トランジスタ30、31は、
オン状態となり、電流が第1コイル16a、16bに供
給される。その後は、第1コイル16a、16bに供給
される電流は、上記した第1実施形態のように制御され
る。
ータポール部に巻回される第2コイル17a、17b;
19a、19b;21a、21bの1つに供給され始め
る位置、例えば、第2コイル17a、17bに供給され
始める位置としてコントローラ227の第2制御マップ
によって決定される所定位置にロータがあることが、回
転センサにより検出されると、コントローラ227はス
イッチングオン信号を上及び下トランジスタ32、33
のベース端子に向けて送る。これにより、トランジスタ
32、33は、オン状態となり、電流が第2コイル17
a、17bに供給される。その後は、第2コイル17
a、17bに供給される電流は、上記した第1実施形態
のように制御される。スイッチングオン信号がトランジ
スタ32、33に送られた後、所定時間が経過し、電流
が第1コイル16a、16bに供給され始める位置とし
てコントローラ227の第1制御マップによって決定さ
れる所定位置にロータがあることが、回転センサにより
検出されると、コントローラ227はスイッチングオン
信号を上及び下トランジスタ30、31のベース端子に
向けて送る。これにより、トランジスタ30、31は、
オン状態となり、電流が第1コイル16a、16bに供
給される。その後は、第1コイル16a、16bに供給
される電流は、上記した第1実施形態のように制御され
る。
【0033】ロータがトルクにより回転され、第2コイ
ル17a、17bに供給される電流が停止される位置と
してコントローラ227の第2制御マップによって決定
される所定位置にロータがあることが、回転センサによ
り検出されると、コントローラ227はスイッチングオ
フ信号をトランジスタ32、33のベース端子に向けて
送る。この後、所定時間が経過し、第1コイル16a、
16bに供給される電流が停止される位置としてコント
ローラ227の第1制御マップによって決定される所定
位置にロータがあることが、回転センサにより検出され
ると、コントローラ227はスイッチングオフ信号をト
ランジスタ30、31のベース端子に向けて送る。尚、
第1及び第2コイル18a、18b;19a、19b;
20a、20b;21a、21bへ供給される供給電流
は、同様にコントローラ227及び駆動回路28により
制御される。
ル17a、17bに供給される電流が停止される位置と
してコントローラ227の第2制御マップによって決定
される所定位置にロータがあることが、回転センサによ
り検出されると、コントローラ227はスイッチングオ
フ信号をトランジスタ32、33のベース端子に向けて
送る。この後、所定時間が経過し、第1コイル16a、
16bに供給される電流が停止される位置としてコント
ローラ227の第1制御マップによって決定される所定
位置にロータがあることが、回転センサにより検出され
ると、コントローラ227はスイッチングオフ信号をト
ランジスタ30、31のベース端子に向けて送る。尚、
第1及び第2コイル18a、18b;19a、19b;
20a、20b;21a、21bへ供給される供給電流
は、同様にコントローラ227及び駆動回路28により
制御される。
【0034】この第3実施形態によれば、第1コイルへ
の電流供給時期(スイッチングオン―オフ時期)が第2
コイルのそれに対して、コントローラ227の第1制御
マップにより、遅延されるので、上記した第1実施形態
と同じ効果を得ることができる。
の電流供給時期(スイッチングオン―オフ時期)が第2
コイルのそれに対して、コントローラ227の第1制御
マップにより、遅延されるので、上記した第1実施形態
と同じ効果を得ることができる。
【0035】尚、上記した実施形態では、3対のステー
タポール部を有するステータと、2対のロータポール部
を有するロータとを備えたスイッチドリラクタンスモー
タに本発明を適用したが、6対のステータポール部を有
するステータと、4対のロータポール部を有するロータ
とを備えたスイッチドリラクタンスモータ等の他のタイ
プにも適用することは可能である。
タポール部を有するステータと、2対のロータポール部
を有するロータとを備えたスイッチドリラクタンスモー
タに本発明を適用したが、6対のステータポール部を有
するステータと、4対のロータポール部を有するロータ
とを備えたスイッチドリラクタンスモータ等の他のタイ
プにも適用することは可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、ロータへ
の吸引力が段階的に消滅することにより、ステータの歪
も段階的に戻るので、ステータの衝撃的な変動が和らげ
られ、ステータの振動により引き起こされるハウジング
の振動を低減することができる。それゆえ、ハウジング
の振動により引き起こされる不快な騒音を低減すること
ができる。
の吸引力が段階的に消滅することにより、ステータの歪
も段階的に戻るので、ステータの衝撃的な変動が和らげ
られ、ステータの振動により引き起こされるハウジング
の振動を低減することができる。それゆえ、ハウジング
の振動により引き起こされる不快な騒音を低減すること
ができる。
【図1】本発明に従ったスイッチドリラクタンスモータ
の第1実施形態の概略図である。
の第1実施形態の概略図である。
【図2】図1の第1実施形態の電流供給制御手段及び電
流供給時期変更手段を示す回路図である。
流供給時期変更手段を示す回路図である。
【図3】第1実施形態の一対のステータポール部に巻回
される第1及び第2コイルへの電流供給時におけるトル
ク、電流、吸引力の変化を示すグラフである。
される第1及び第2コイルへの電流供給時におけるトル
ク、電流、吸引力の変化を示すグラフである。
【図4】本発明の第2実施形態の電流供給時期変更手段
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図5】図4に示す第2実施形態における各信号のタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態の電流供給制御手段及び
電流供給時期変更手段を示す回路図である。
電流供給時期変更手段を示す回路図である。
10 スイッチドリラクタンスモータ 11 ハウジング 12 ステータ 13a、13b;14a、14b;15a、15b ス
テータポール部 16a、16b;18a、18b;20a、20b 第
1コイル 17a、17b;19a、19b;21a、21b 第
2コイル 22 ロータ 24a、24b;25a、25b ロータポール部 27 コントローラ(電流供給制御手段) 60 電流制限回路(電流供給制御手段) 70、70’、170 遅延回路(電流供給時期変更手
段) 171 カウンタ(電流供給時期変更手段) 172 フリップ―フロップ回路(電流供給時期変更手
段) 227 コントローラ(電流供給時期変更手段)
テータポール部 16a、16b;18a、18b;20a、20b 第
1コイル 17a、17b;19a、19b;21a、21b 第
2コイル 22 ロータ 24a、24b;25a、25b ロータポール部 27 コントローラ(電流供給制御手段) 60 電流制限回路(電流供給制御手段) 70、70’、170 遅延回路(電流供給時期変更手
段) 171 カウンタ(電流供給時期変更手段) 172 フリップ―フロップ回路(電流供給時期変更手
段) 227 コントローラ(電流供給時期変更手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 軸方向に延びる内孔を有するハウジング
と、該ハウジングの内孔内に固定されると共に、径方向
内方に互いに夫々対向するように突出し且つ、軸方向に
延びる複数個の対のステータポール部を有するステータ
と、該ステータ内に回転可能に配設されると共に、径方
向外方に突出し且つ、軸方向に延びる複数個のロータポ
ール部を有するロータと、前記各対のステータポール部
に巻回される複数個の第1コイルと、前記各対のステー
タポール部に巻回される複数個の第2コイルと、前記各
第1及び第2コイルヘ供給される電流の供給及び停止を
制御する電流供給制御手段と、前記第1コイルに供給さ
れる電流の供給及び停止時期を前記第2コイルに供給さ
れる電流の供給及び停止時期に対して変えるための電流
供給時期変更手段とを備えて成るスイッチドリラクタン
スモータ。 - 【請求項2】 前記電流供給制御手段は、前記各第1コ
イルに夫々直列に接続される複数個の第1スイッチング
素子と、前記各第2コイルに夫々直列に接続される複数
個の第2スイッチング素子とを有し、前記電流供給時期
変更手段は、前記各第1及び第2スイッチング素子の一
方に夫々接続される遅延回路を有していることを特徴と
する請求項1に記載のスイッチドリラクタンスモータ。 - 【請求項3】 前記遅延回路は、抵抗とコンデンサとを
含むことを特徴とする請求項2に記載のスイッチドリラ
クタンスモータ。 - 【請求項4】 前記遅延回路は、カウンターとフリップ
―フロップ回路とを含むことを特徴とする請求項2に記
載のスイッチドリラクタンスモータ。 - 【請求項5】 前記電流供給制御手段は、前記各第1コ
イルに夫々直列に接続される複数個の第1スイッチング
素子と、前記各第2コイルに夫々直列に接続される複数
個の第2スイッチング素子と、前記第1コイルに供給さ
れる電流の供給時期を決定するための第1制御マップ
と、前記第2コイルに供給される電流の供給時期を決定
するための第2制御マップとを有し、前記第1制御マッ
プにより決定された供給時期と前記第2制御マップによ
り決定された供給時期の一方が、他方に対して遅らされ
ることを特徴とする請求項1に記載のスイッチドリラク
タンスモータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9419755.5 | 1994-09-30 | ||
GB9419755A GB9419755D0 (en) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | Switched reluctance motor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205581A true JPH08205581A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=10762152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7253854A Pending JPH08205581A (ja) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | スイッチドリラクタンスモータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205581A (ja) |
GB (2) | GB9419755D0 (ja) |
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WO2009150714A1 (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-17 | Umemori Takashi | 回生型スイッチドリラクタンスモータ駆動システム |
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JP2014135795A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ihi Corp | モータ装置 |
JP2014135794A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ihi Corp | モータ装置 |
JP2014135798A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ihi Corp | モータ装置 |
EP2985905A2 (en) | 2014-08-11 | 2016-02-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Switched reluctance motor |
EP3188358A1 (en) | 2015-12-24 | 2017-07-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device for switched reluctance motor |
Families Citing this family (5)
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