JP3503029B2 - デ−タベ−スの登録および検索方法 - Google Patents

デ−タベ−スの登録および検索方法

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JP3503029B2 JP18730391A JP18730391A JP3503029B2 JP 3503029 B2 JP3503029 B2 JP 3503029B2 JP 18730391 A JP18730391 A JP 18730391A JP 18730391 A JP18730391 A JP 18730391A JP 3503029 B2 JP3503029 B2 JP 3503029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像や音声等を含む多
種類のオブジェクトを格納することができるデ−タベ−
スにおいて、分解が可能な構造を有するオブジェクトの
格納と検索についてのデ−タベ−スの登録および検索方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多種のオブジェクトを格納す
ることができるデータベースとしては、例えばマルチメ
ディア・データベースやオブジェクト指向データベース
があり、これらについては、情報処理学会誌『情報処
理』Vol.28,No.6およびVol.32,No.5に詳述されている。
ここで、多種類のオブジェクトとは、数値や文字等の単
純な情報のみならず、複雑なデータ、例えば画像、映
像、音声、図形、文章、プログラム、電子メール等の情
報を含むものである。以下、このような多種のオブジェ
クトを格納するデータベースを、単にデータベースと呼
ぶことにする。また、分解可能な構造を持つオブジェク
トとは、そのオブジェクトが1個以上の部分オブジェク
トに分解可能なオブジェクトを指している。例えば、画
像オジジェクトの場合には、画像解析や画像抽出により
画像を構成する複数の対象物像と背景像に分解可能であ
り、また文章オブジェクトの場合には、自然言語の構文
解析によりそれを構成する複数の文オブジェクトに分解
可能である。さらに、文オブジェクトの場合、構文解析
により複数の単語に分解可能であり、またプログラムの
場合には構文解析により関数、式、変数への分解が可能
であり、さらに電子メールオブジェクトの場合には、構
造解析によりfrom節、to節、subject節
その他の節、メールの本文に分解することが可能であ
る。
【0003】ところで、オブジェクトの分解方法は、一
般に各オブジェクトの型毎に異なっている。どのオブジ
ェクトにどの分解方法が適用可能であるかは、オブジェ
クト指向パラダイムを使用することにより、オブジェク
ト自身が判別できる。あるいは、オブジェクト自身が自
分の型を知っていることから、いずれかの分解方法を選
択することができる。このために、ここでは、デ−タと
いう用語を用いる代りに、オブジェクトという用語を用
いている。なお、オブジェクト指向パラダイムを用いず
に、ユ−ザの入力等の情報を用いてオブジェクトとその
分解方法を結び付けてもよい。従来より、オブジェクト
毎に番号を付与することは、オブジェクト指向デ−タベ
−ス等において、オブジェクト識別子(OID)として
実現されている。OIDは、各オブジェクトに付与され
た一元管理番号であって、オブジェクトの物理アドレス
を利用することが多い。ただし、このOIDが同じ番号
であるということは、操作の対象となる物理的なオブジ
ェクトが同一であることを保証するだけである。従っ
て、OIDが異なるからオブジェクトも異なるというこ
とにはならず、同じ数値に異なるOIDを付与すること
も可能であった。その結果、従来では、オブジェクトを
指すポインタとして使用する以外には使用方法がなかっ
た。
【0004】図3は、従来のデータベースにおけるオブ
ジェクトの格納方法の動作フローチャートである。ま
た、図4は、従来のデータベースにおけるオブジェクト
検索方法の動作フローチャートである。従来のデータ
ベースにおいて、オブジェクトを格納する方法として
は、図3に示すように、検索時に分いるキーや他のオブ
ジェクトとの関係、検索の対象となるオブジェクトをユ
ーザが入力する過程(ステップP101)と、それらを
データベースに登録する過程(ステップP102)とか
らなる。また、従来のデータベースにおいて、オブジェ
クトを検索する方法としては、図4に示すように、検
索時に分いるキーを入力する過程(ステップP201)
と、そのキーを用いて対象オブジェクトを検索する過程
(ステップP203)と、検索結果を出力する過程(ス
テップP205)からなる場合と、他のオブジェクト
の関係を入力する過程(ステップP202)と、その関
係をたどって対象オブジェクトを検索する過程(ステッ
プP204)と、検索結果を出力する過程(ステップP
205)からなる場合の2通りがあった。そして、これ
ら2通りの検索方法を組み合わせて目的のオブジェクト
を検索していた。例えば、従来のデータベースでは、自
動車の部品関係等をいくつから部分オブジェクトに分解
して、各オブジェクトとオブジェクト間の関係名をデー
タベースに格納することにより、オブジェクト間の関係
名により検索を行うことは、E−R(実体−関連)モデ
ル等により実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の方
法では、(イ)オブジェクトの格納時に、検索キーや他
のオブジェクトとの関係も登録しておく必要があるこ
と、例えば、電子メールをデータベースに登録する場合
には、将来、その画像を検索するために用いられる検索
キーとして、差出人、差出日、subject等を登録
しておく必要がある。つまり、検索キーを登録し忘れた
オブジェクトに対しては検索が不可能になる。例えば、
上記の例では、検索キーを登録し忘れた場合には、受取
人による検索ができなかった。また、(ロ)従来の数
値、文字列オブジェクトのみの場合には可能であったキ
ー以外の条件による柔軟な検索の方法が複雑なオブジェ
クトに対しては不可能であった。例えば、年令が20歳
以上30歳以下の対象者を検索する場合、キーによる検
索と関係またはリンクをたどることにより検索に限定さ
れるため、データベースの構築が難かしく、また使い勝
手もよくないという問題があった。本発明の目的は、こ
れら従来の課題を解決し、オブジェクトの格納時に検索
キーを登録しなくても、元のオブジェクトに含まれる部
分オブジェクトからの検索が可能であり、類似オブジェ
クトの検索、および部分オブジェクトを持つオブジェク
トの検索も可能なデータベースの登録および検索方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータベースの登録方法は、(イ)多種の
オブジェクトを格納することが可能なデータベースに登
録する方法であって、分解可能な構造を持つオブジェク
トを上記データベースに格納する際に、予め定められた
型毎のオブジェクト構造分解手法に従って部分オブジェ
クトに分解する過程と、オブジェクトの分解により、部
分オブジェクトの木構造が生成される際に、各途中過程
の部分オブジェクトと最終部分オブジェクトの全てに対
して、同じオブジェクトには同じ値、異なるオブジェク
トには異なる値、類似部分オブジェクトには類似性を表
す値の各番号を付与する過程と、オブジェクトの番号お
よび分解前のオブジェクトと分解後のオブジェクトの関
係を該データベースに登録する過程と、オブジェクトの
番号および分解不可能なオブジェクトを該データベース
に登録する過程とを有することに特徴がある。また、本
発明のデータベースの検索方法は、(ロ)データベース
から分解可能な構造を持つオブジェクトを検索する際
に、キーとなるオブジェクトを入力する過程と、予め定
められた型毎のオブジェクト構造分解手法に従って部分
オブジェクトに分解する過程と、オブジェクトの分解に
より、部分オブジェクトの木構造が生成される際に、各
途中過程の部分オブジェクトと最終部分オブジェクトの
全てに対して、同じオブジェクトには同じ値、異なるオ
ブジェクトには異なる値、類似部分オブジェクトには類
似性を表す値の各番号を付与する過程と、該オブジェク
ト群に対して番号が同一ないし近接しているオブジェク
、あるいは共通の部分オブジェクトを有するオブジェ
クトを検索する過程と、検索した結果を出力する過程と
を有することに特徴がある。
【0007】
【作用】本発明においては、全オブジェクトに対して特
別な番号を付与し、検索はその番号を基にして行うよう
にしている。さらに、全オブジェクトに対して入力時に
分解を試み、可能な限り分解した形で格納するようにし
ている。なお、可能な限り分解することは、予め用意し
ていた分解方法のいずれかにより分解可能なオブジェク
トが存在しなくなるまで分解を試みることである。オブ
ジェクトに一定の規則を持つ番号を自動付与してデ−タ
ベ−スに登録することにより、任意の部分オブジェクト
からの検索を可能にする。すなわち、予め検索キ−が登
録されていないオブジェクトに対しても、検索したいオ
ブジェクトが持つ部分オブジェクトを与えることによ
り、検索することができる。また、番号の近いオブジェ
クトを検索結果とすることにより、ある程度の類似性を
持ったオブジェクトの検索が可能になる。さらに、部分
オブジェクトの検索が可能なことにより、異なる型のオ
ブジェクトに対して共通するオブジェクトを含んだオブ
ジェクトの検索も可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明におけるデ−タベ−スのオブ
ジェクトの格納方法の動作フロ−チャ−トである。デ−
タベ−スへの分解可能な構造を持つオブジェクトの格納
方法としては、図1に示すように、先ずオブジェクトを
入力する過程(ステップP301)と、予め用意してお
いたオブジェクトの構造分解方法のうち、いずれかによ
り部分オブジェクトに分解し、全オブジェクトに対して
同じオブジェクトは同じ値を持ち、異なるオブジェク
トは同じ値を持たない、全ての値は順序付け可能であ
る。オブジェクトの型が等しく、かつ特定の視点から
見て類似性を有するオブジェクトは、順序の上で近い値
を持つ、という特徴を持つ番号を決定する過程(ステッ
プP302)と、分解可能なオブジェクトのオブジェク
ト番号、および分解前のオブジェクトと分解後のオブジ
ェクトの関係をデ−タベ−スに登録する過程(ステップ
P303)と、分解可能なオブジェクトのオブジェクト
番号、および分解不可能なオブジェクトをデ−タベ−ス
に登録する過程(ステップP304)とからなる。
【0009】図2は、本発明におけるデ−タベ−スのオ
ブジェクトの検索方法の動作フロ−チャ−トである。デ
−タベ−スへの分解可能な構造を持つオブジェクトの検
索方法としては、図2に示すように、先ずキ−となるオ
ブジェクトを入力する過程(ステップP401)と、予
め用意しておいたオブジェクトの構造分解方法のうちの
いずれかにより部分オブジェクトに分解し、全オブジェ
クトに対して同じオブジェクトは同じ値を持ち、異な
るオブジェクトは同じ値を持たない。全ての値は順序
付け可能である。オブジェクトの型が等しく、かつ特
定の視点から見た類似性を有するオブジェクトは、順序
の上で近い値を持つ、という特徴を持つ番号を決定する
過程(ステップP402)と、その番号が同一または近
似しているオブジェクトを検索する過程(ステップP4
03)と、オブジェクトを合成する過程(ステップP4
04)と、検索結果を出力する過程(ステップP40
5)からなる。
【0010】図5〜図11は、それぞれ本発明の一実施
例を示す動作説明図であって、オブジェクトとして電子
メ−ルをデ−タベ−スに格納し、これを検索する例を示
している。図5は、オブジェクトに付与する番号の規則
の一例を示す図である。本実施例において、オブジェク
トに付与する番号は、(型識別番号+『:』+固有番
号)である。例えば、to節のオブジェクト『to:s
ato@ntt.jp』の番号は『11020:sat
o@ntt.jp』となる。なお、本実施例のように、
番号はコ−ド表等により順序付け可能ならば数字以外で
も差し支えない。また、本実施例での番号付与方法は、
説明を簡単にするため冗長なものになっているが、番号
付与基準に従っている限りにおいて、番号の圧縮等を行
っても差し支えはない。
【0011】図6は、オブジェクト(ここでは、電子メ
−ル)の分解方法の例を示す図である。オブジェクトの
格納処理は、次の手順により実行する。 (イ)先ず、入力された電子メ−ルをP521とする。
これに、図5で説明した番号付与方法により、メ−ルの
番号『13050:to:sato@ntt.jp・・
・・・』を付与する。 (ロ)次に、メ−ルの構造分解を行って、to節、fr
om節、subject節、date節、text(メ
−ルの本文)に分解し、それらに番号を付与する(P5
22〜P526)。例えば、to節はP522になり、
これに図5で説明した番号付与方法によりto節の番号
『11020:sato@ntt.jp』を付与する。
P523〜P526についても、同じ処理を行う。 (ハ)さらに、to節、from節、textは、構造
分解可能であるため、再度構造分解を行って、いくつか
の語と文に分解し、再度それらに番号を付与する(P5
27〜P52E)。 (ニ)これにより、分解可能なオブジェクトがなくなっ
たので、分解不可能なオブジェクトと番号をデ−タベ−
スに登録する。例えば、分解不可能なオブジェクトP5
27とその番号『1080:sato』を登録する(図
8のP549の番号およびオブジェクトの欄)。また、
分解の途中で生成した番号および分解前後のオブジェク
ト間の関係も、デ−タベ−スに登録する。例えば、P5
22の番号『11020:sato@ntt.jp』お
よびP522とP527の関係『10:part−o
f』を登録する(図8のP549の逆関係名、逆関係先
番号の欄、およびP54Aの関係名、関係先番号の
欄)。
【0012】図7は、本実施例でオブジェクトを格納す
る以前のデ−タベ−スに格納されていたオブジェクトの
図、図8および図9は、本実施例でオブジェクトを格納
した後にデ−タベ−スに格納されているオブジェクトを
示す図である。図8、図9における番号の欄(P54
1)はオブジェクトの番号を、関係名の欄(P542)
はオブジェクトが分解可能な場合の各部分オブジェクト
への関係を、オブジェクト/関係先番号の欄(P54
3)はオブジェクトが分解不可能な場合はそのオブジェ
クト、分解可能な場合には各部分オブジェクトへのポイ
ンタを、逆関係(P544)と逆関係先番号の欄(P5
45)には、そのオブジェクトを参照するオブジェクト
との関係とポインタを格納している。例えば、図6のP
522についての情報は、図8のP54Aに格納されて
おり、番号が『11020:sato@ntt.jp』
のオブジェクトは番号『10:part−of』の関係
で番号『1080:sato』、『10:@』、『1
0:ntt』、『10:.』、『10:jp』のオブジ
ェクトと関係があり、番号『13050:to:sat
o@ntt.・・・』のオブジェクトから番号『10:
線−clause』の関係で参照されていることを示し
ている。
【0013】(1)先ず、キ−として与えられた部分オ
ブジェクトを含むオブジェクトを検索する例を示す。 例えば、“from:tanaka@ntt.jp”を
含むオブジェクトを検索する処理は、以下の手順で行
う。 (イ)キ−としてオブジェクト“from:tanak
a@ntt.jp”を入力する。 (ロ)番号付与とオブジェクトの分解を行う。この場
合、このオブジェクトは一般の文と判断して、図5に従
って番号『110:from:tanaka@ntt.
jp』を付与する。次に、図6の場合と同じような分解
を行い、その結果として図10の番号と部分オブジェク
トの一覧を得る。 (ハ)図10の各番号と同じ番号を持つオブジェクト
を、図8から検索する。この場合、図10のP551は
該当無し、P552は図8のP546と一致し、P55
3〜P557はP552に含まれるため省略できる。従
って、その結果として図8,図9のP546を得る。 (ニ)図8、図9のP546について、図9の逆関係先
番号(P545)により図8,図9のP547が求める
オブジェクトであることが分かる。 (ホ)図8、図9のP547の関係名(P542)とオ
ブジェクト/関係先番号(P543)をたどることによ
り、部分オブジェクトを求め、目的のオブジェクトを合
成する。例えば、P547のオブジェクトを得るために
は、P547の関係先番号の欄の内容に従って、『11
020:sato@ntt.jp』、『11030:t
anaka@ntt.jp』、『11040:tes
t』、『11060:1991.05.31』、『13
0:Hello!・・・』の番号を持つ部分オブジェク
トを求め、それらをもとにオブジェクトを合成する必要
がある 。(ヘ)合成したオブジェクト(図6のP521)を結
果として出力する。
【0014】(2)次に、キ−として与えられたオブジ
ェクトに類似のオブジェクトを検索する例を示す。 例えば、“from:tana”の類似オブジェクトを
検索する処理は、以下の手順により行う。 (イ)キ−として、オブジェクト“from:tan
a”を入力する。 (ロ)番号付与とオブジェクトの分解を行う。この場
合、このオブジェクトは、一般の文と判断して、図5に
従って番号『110:from:tana』を付与す
る。次に、図6と同じように分解を行い、その結果とし
て図11に示すような番号と部分オブジェクトの一覧を
得る。 (ハ)図11の各番号と同じ番号を持つオブジェクト
を、図8,図9から検索するが、この場合、番号の一致
するオブジェクトは存在しない。 (ニ)図11の各番号に近い番号を持つオブジェクトを
図8、図9から検索する。この場合、番号『110:f
rom:tana』に近い番号として、『110:He
ll!』を、番号『11030:tana』に近い番号
として『11030:tanaka@ntt.jp』を
得る。その結果として、図8、図9のP548とP54
6を得る。 (ホ)各検索結果の関係名(図8のP542)とオブジ
ェクト/関係先番号(P543)をたどることにより部
分オブジェクトを求め、目的のオブジェクトを合成す
る。 (ヘ)合成したオブジェクト(図6のP52D、P52
3)を結果として出力する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多種のオブジェクトを格納することが可能なデ−タベ−
スにおいて、登録および検索処理時にオブジェクトの構
造分解と特殊な性質を持つ番号付与を行うことにより、
オブジェクトの格納時に検索キ−を登録しなくても、も
とのオブジェクトに含まれる部分オブジェクトからの検
索が可能である。また、番号の近いオブジェクトを検索
結果とすることにより、類似オブジェクトの検索も可能
になる。さらに、部分オブジェクトからの検索を応用す
ることにより、オブジェクトしては異質であるが、共通
の部分オブジェクトを持つオブジェクトの検索も可能で
ある。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデ−タベ−スのオブジ
ェクト格納の動作フロ−チャ−トである。
【図2】本発明の一実施例を示すデ−タベ−スのオブジ
ェクト検索の動作フロ−チャ−トである。
【図3】従来のデ−タベ−スのオブジェクト格納動作の
フロ−チャ−トである。
【図4】従来のデ−タベ−スのオブジェクト検索動作の
フロ−チャ−トである。
【図5】本発明の実施例を示すオブジェクトに付与する
番号の規則の図である。
【図6】本発明の実施例を示すオブジェクトの分解方法
の説明図である。
【図7】本発明によりオブジェクトを格納する以前にデ
−タベ−スに格納されているオブジェクトの一覧を示す
図である。
【図8】本発明によりオブジェクトを格納した後にデ−
タベ−スに格納されているオブジェクトの一覧を示す図
の一部である。
【図9】図8と同じく、デ−タベ−スに格納されている
オブジェクトの一覧を示す図の他の一部である。
【図10】本発明の具体例を示すオブジェクトの分解の
結果の一覧図である。
【図11】本発明の他の具体例を示すオブジェクトの分
解の結果の一覧図である。
【符号の説明】
P301 オブジェクトの入力ステップ P302 オブジェクトの分解と番号付与ステップ P303 番号および分解前後のオブジェクト間の関係
の登録ステップ P304 番号と分解不可能なオブジェクトの登録ステ
ップ P401 キ−(オブジェクト)の入力ステップ P402 オブジェクトの分解と番号付与ステップ P403 番号を検索キ−とするオブジェクトの検索ス
テップ P404 オブジェクトの合成ステップ P405 検索結果の出力ステップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−147181(JP,A) 特開 平2−159645(JP,A) 森田、羽生田、横田,Quixote のオブジェクト識別性,情報処理学会研 究報告,日本,社団法人情報処理学会, 1990年11月 8日,第90巻第88号(90− DBS−80,90−AI−73),p.109 −118 加藤和彦,オブジェクト指向データベ ースシステムの記憶構造,情報処理,日 本,社団法人情報処理学会,1991年 5 月30日,第32巻第5号(通巻315号), p.532−539 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 17/30 G06F 9/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多種のオブジェクトを格納することが可
    能なデータベースに登録する方法であって、 分解可能な構造を持つオブジェクトを上記データベース
    に格納する際に、予め定められた同じ構造分解手法を適
    用できるものの群毎のオブジェクト構造分解手法に従っ
    て部分オブジェクトに分解する過程と、 オブジェクトの分解により、部分オブジェクトの構造分
    解手法によって分解された状態を表す木構造が生成され
    る際に、各途中過程の部分オブジェクトと最終部分オブ
    ジェクトの全てに対して、前記群毎に大分類、小分類に
    分割された各々が区別できるような異なる数値であり、
    かつ同じオブジェクトには同じ値、異なるオブジェクト
    には異なる値、類似部分オブジェクトには類似性を表す
    値の各番号を付与する過程と、 オブジェクトに付与された番号および分解前のオブジェ
    クトから見た分解後のオブジェクトの関係および分解後
    のオブジェクトから見た分解前のオブジェクトの関係
    該データベースに登録する過程と、 オブジェクトの番号および分解不可能なオブジェクトを
    該データベースに登録する過程とを有することを特徴と
    するデータベースの登録方法。
  2. 【請求項2】 多種のオブジェクトを格納することが可
    能なデータベースの検索方法であって、 該データベースから分解可能な構造を持つオブジェクト
    を検索する際に、キーとなるオブジェクトを入力する過
    程と、入力されたオブジェクトを、 予め定められた同じ構造分
    解手法を適用できるものの群毎のオブジェクト構造分解
    手法に従って部分オブジェクトに分解する過程と、 オブジェクトの分解により、部分オブジェクトの構造分
    解手法によって分解された状態を表す木構造が生成され
    る際に、各途中過程の部分オブジェクトと最終部分オブ
    ジェクトの全てに対して、前記群毎に大分類、小分類に
    分割された各々が区別できるような異なる数値であり、
    かつ同じオブジェクトには同じ値、異なるオブジェクト
    には異なる値、類似部分オブジェクトには類似性を表す
    値の各番号を付与する過程と、 該オブジェクト群に対して番号が同一ないし近接してい
    るオブジェクト、あるいは共通の部分オブジェクトを有
    すオブジェクトを検索する過程と、 検索した結果を出力する過程とを有することを特徴とす
    るデータベースの検索方法。
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