JPH0793208A - データベースシステムおよびその運用方法 - Google Patents

データベースシステムおよびその運用方法

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JPH0793208A
JPH0793208A JP5236469A JP23646993A JPH0793208A JP H0793208 A JPH0793208 A JP H0793208A JP 5236469 A JP5236469 A JP 5236469A JP 23646993 A JP23646993 A JP 23646993A JP H0793208 A JPH0793208 A JP H0793208A
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JP
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data
subdivision
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Application number
JP5236469A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yamashita
彰広 山下
Hidenori Taniguchi
英宣 谷口
Mitsuhiko Shiraki
光彦 白木
Daisuke Tejima
大助 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0793208A publication Critical patent/JPH0793208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データベースシステムおよびその運用方法に
関し、文字以外のメディアからなるデータを入力可能と
する。また、所望の情報のごく一部を検索対象指示デー
タとして指定することで所望の情報を検索可能とする。 【構成】 情報細分部211は、複数種類のメディアか
らなる情報を細分化して細分データを生成する。細分情
報登録部213は、新たに登録された情報から生成され
た登録済細分データを、情報の格納位置情報とともに逆
ファイルデータベース320に登録しておく。情報を検
索する際には、最初に入力された検索対象指示データを
情報細分部211が細分化して検索対象細分データを生
成し、次に照合部212が検索対象細分データと登録済
細分データとを照合して一致する登録済細分データから
所望の情報の格納位置を得る。そして、出力部214
は、情報データベース310から所望の情報を取り出し
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータベースシステムお
よびその運用方法に係り、特に、様々なメディア(例え
ば、文字,図形,画像,動画,音楽,音声など)によっ
て表現されたデータからなる複合情報を蓄積しているデ
ータベースシステムの運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個々のデータを表現するメディア
として主に文字が用いられるデータベースシステムで
は、一定の規則にしたがって複数のデータを一括してレ
コードを構成し、レコードを一入出力単位としてデータ
ベースに対する情報の書き込みおよび読み出しが行われ
るのが一般的である。そして、上記のようなデータベー
スシステムの登録方法および検索方法(以下、両方法を
合わせて一般的に「運用方法」と記載する)としては、
各レコードを識別するキーをそれぞれのレコード内に
予め記録し、そのキーをもとに所望のレコードの読み出
しを行う方法や、レコードを構成するデータの一部を
指定して、指定されたデータと一致するデータを含むレ
コードを探索する方法などが用いられている。
【0003】また、個々のデータを表現するために様々
なメディアが用いられるデータベースシステムについて
は、例えば特開平2−136971号公報(文献1)に
おいて、文字で表現された主データと、音楽,音声,画
像,動画などで表現された副データとをそれぞれ検索可
能とするデータベースシステムの運用方法(マルチメデ
ィア・データベースにおける検索方法)が提案されてい
る。
【0004】上記文献1のマルチメディア・データベー
スにおける検索方法では、予め、すべての主データに対
して当該主データが引用する可能性のある一以上の副デ
ータのタイトルや識別番号などをメディア別に付加して
おくとともに、すべての副データに対して当該副データ
に関連する主データを示すクロスリファレンス情報(主
データ番号)を付加しておく。そして、主データ(文字
情報)を画面表示する場合は、当該主データに付加され
ている副データのタイトルも一覧表示し、その中から所
望の副データのタイトルをユーザに指定させて、副デー
タの識別番号をもとに指定された副データの検索を行
う。また、副データ(音楽,音声,画像,動画などで表
現される情報)を画面表示あるいは再生する場合は、当
該副データに付加されているクロスリファレンス情報を
もとに関連する主データのタイトルも一覧表示し、その
中から所望の主データのタイトルをユーザに指定させ
て、クロスリファレンス情報をもとに指定された主デー
タの検索を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のデータベー
スシステムおよびその運用方法においては、検索対象指
示データとして、キーまたはレコード内に記録されてい
る一部のデータを指定したり、主データまたは副データ
のタイトルを指定することによって、所望のレコード,
主データ,副データの検索を行っている。すなわち、上
記検索対象指示データを表現するメディアは文字のみに
限られていたため、指定可能なすべての検索対象指示デ
ータを予め明確に覚えていて、これをデータベースの検
索を行う際に正しく入力しなければ、所望のレコード,
主データまたは副データの検索を行うことができないと
いう問題点があった。
【0006】また、個々のデータを表現するために様々
なメディアが用いられるデータベースシステムにおいて
検索を行う際に、例えば、登録されている図形データ
の全部または一部の形は覚えているが、図形データのタ
イトル,分類,キーワードなどを忘れてしまった場合
や、ある曲のメロディーの一部は覚えているが、その
曲名や歌手名などを忘れてしまった場合など、文字以外
のメディアで表現されたデータしかわからない場合に
は、所望の情報を検索することが事実上不可能であると
いう問題点があった。
【0007】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、情報の検索を行おうとするユーザにとって
忘れがちな情報のタイトル,分類,キーワードといった
文字だけに頼るのではなく、文字以外のメディアで表現
されたデータをも検索対象指示データとして指定するこ
とができるとともに、ユーザが所望の情報に関して明確
に覚えていない場合でもそのごく一部を覚えていて、そ
れを検索対象指示データとして指定すれば所望の情報を
検索することができるデータベースシステムおよびその
運用方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の目的を達成するため、本発明のデータベース
システムは、一または複数種類のメディアを用いて表現
された情報を蓄積する情報データベースと、前記情報を
所定の細分基準にしたがってメディアごとに細分化し、
一以上の細分データを生成する細分手段と、前記細分デ
ータと、前記細分データを含む前記情報の前記情報デー
タベースにおける格納位置を示す情報ポインタとからな
る細分情報を蓄積する逆ファイルデータベースと、前記
細分情報を前記逆ファイルデータベースに登録する細分
情報登録手段とを具備するものである。
【0009】(2) また、本発明のデータベースシステム
は、一または複数種類のメディアを用いて表現された情
報を蓄積する情報データベースと、前記情報データベー
スにおける前記情報の格納位置を示す情報ポインタと、
前記情報を予め所定の細分基準にしたがってメディアご
とに細分化して生成された細分データとからなる細分情
報を蓄積する逆ファイルデータベースと、前記情報デー
タベースから所望の情報を検索するための検索対象指示
データを入力する入力手段と、前記検索対象指示データ
を前記所定の細分基準にしたがってメディアごとに細分
化し、一以上の検索対象細分データを生成する細分手段
と、前記検索対象細分データと、前記逆ファイルデータ
ベースに蓄積された前記細分情報を構成する前記細分デ
ータとを照合して、前記検索対象細分データを含む前記
情報を前記情報データベースから検索する照合手段と、
前記照合手段によって検索された前記情報を前記所望の
情報として出力する出力手段とを具備するものである。
【0010】(3) そして、上記(1) のデータベースシス
テムの運用方法は、入力された前記情報を前記情報デー
タベースに登録し、前記細分手段を用いて前記情報から
一以上の前記細分データを生成し、前記細分情報登録手
段を用いて前記細分データおよび前記情報ポインタを前
記細分情報として前記逆ファイルデータベースに登録す
るものである。
【0011】(4) また、上記(2) のデータベースシステ
ムの運用方法は、前記入力手段を用いて前記検索対象指
示データを入力し、前記細分手段を用いて前記検索対象
指示データから一以上の前記検索対象細分データを生成
し、前記照合手段を用いて前記検索対象細分データと前
記逆ファイルデータベース中の前記細分データとを照合
して前記情報データベースから前記所望の情報を検索
し、前記出力手段を用いて検索された前記所望の情報を
出力するものである。
【0012】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0013】(1) 本発明のデータベースシステムでは、
一または複数種類のメディアを用いて表現された情報を
蓄積する情報データベースと、前記情報を所定の細分基
準にしたがってメディアごとに細分化し、一以上の細分
データを生成する細分手段と、前記細分データと、前記
細分データを含む前記情報の前記情報データベースにお
ける格納位置を示す情報ポインタとからなる細分情報を
蓄積する逆ファイルデータベースと、前記細分情報を前
記逆ファイルデータベースに登録する細分情報登録手段
とを具備する構成としたため、文字以外のメディア(例
えば、図形,画像,動画,音楽,音声など)で表現され
たデータについても、細分手段および細分情報登録手段
を用いて当該データに関する細分情報を逆ファイルデー
タベースに事前に登録しておくことにより、上記メディ
アで表現されたデータの全部または一部を検索キーとし
て指定することができる。
【0014】(2) また、本発明のデータベースシステム
は、一または複数種類のメディアを用いて表現された情
報を蓄積する情報データベースと、前記情報データベー
スにおける前記情報の格納位置を示す情報ポインタと、
前記情報を予め所定の細分基準にしたがってメディアご
とに細分化して生成された細分データとからなる細分情
報を蓄積する逆ファイルデータベースと、前記情報デー
タベースから所望の情報を検索するための検索対象指示
データを入力する入力手段と、前記検索対象指示データ
を前記所定の細分基準にしたがってメディアごとに細分
化し、一以上の検索対象細分データを生成する細分手段
と、前記検索対象細分データと、前記逆ファイルデータ
ベースに蓄積された前記細分情報を構成する前記細分デ
ータとを照合して、前記検索対象細分データを含む前記
情報を前記情報データベースから検索する照合手段と、
前記照合手段によって検索された前記情報を前記所望の
情報として出力する出力手段とを具備する構成としたた
め、所望の情報に関して明確に覚えていない場合でも、
その情報を構成するデータ(文字,図形,画像,動画,
音楽,音声のいずれのメディアで表現されていてもよ
い)のごく一部(例えば、ある“風景”画像における
“山”を表わす画像,ある歌曲における2小節の旋律テ
ーマなど)を検索対象指示データとして指定すれば、当
該データの全部または一部を構成要素として含む情報が
照合手段によって情報データベース中から検索され、メ
ディアに応じた出力手段を介して出力されるので、ユー
ザは所望の情報を容易に得ることができる。
【0015】(3) そして、上記(1) のデータベースシス
テムの運用方法は、入力された前記情報を前記情報デー
タベースに登録し、前記細分手段を用いて前記情報から
一以上の前記細分データを生成し、前記細分情報登録手
段を用いて前記細分データおよび前記情報ポインタを前
記細分情報として前記逆ファイルデータベースに登録す
るため、文字以外のメディア(例えば、図形,画像,動
画,音楽,音声など)で表現されたデータについても、
細分手段および細分情報登録手段を用いて当該データに
関する細分情報を逆ファイルデータベースに事前に登録
しておくことにより、上記メディアで表現されたデータ
の全部または一部を検索キーとして指定することができ
る。
【0016】(4) また、上記(2) のデータベースシステ
ムの運用方法は、前記入力手段を用いて前記検索対象指
示データを入力し、前記細分手段を用いて前記検索対象
指示データから一以上の前記検索対象細分データを生成
し、前記照合手段を用いて前記検索対象細分データと前
記逆ファイルデータベース中の前記細分データとを照合
して前記情報データベースから前記所望の情報を検索
し、前記出力手段を用いて検索された前記所望の情報を
出力するため、所望の情報に関して明確に覚えていない
場合でも、その情報を構成するデータ(文字,図形,画
像,動画,音楽,音声のいずれのメディアで表現されて
いてもよい)のごく一部(例えば、ある“風景”画像に
おける“山”を表わす画像,ある歌曲における2小節の
旋律テーマなど)を検索対象指示データとして指定すれ
ば、当該データの全部または一部を構成要素として含む
情報が照合手段によって情報データベース中から検索さ
れ、メディアに応じた出力手段を介して出力されるの
で、ユーザは所望の情報を容易に得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明のデータベースシステムおよび
その運用方法の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0018】最初に、本明細書中で頻繁に用いられる
“データ”,“情報(複合情報)”,“細分データ”と
いう3つの言葉について定義する。 “データ”:メディア(文字,図形,画像,動画,音
楽,音声など)を一種類のみ用いて表現され、全体とし
て特定のまとまった意味を持っている符号や信号の集ま
り(一枚の絵,一曲の音楽など)。 “情報(複合情報)”:一または複数組のメディアを
用いて表現されており、互いに関連性を有する一以上の
“データ”の集まり(一本の映画など)。 “細分データ”:“情報(複合情報)”を構成する一
以上の“データ”を当該メディアに適した分類法によっ
て定められた細分基準にしたがって細分化して得られ、
それぞれ当該メディアにおける最小限の意味を有する符
号や信号の集まり(映画の一コマ,音楽の一小節な
ど)。
【0019】“情報(複合情報)”の例としては、「映
画」に代表されるように、文字,画像,動画,音楽,音
声などのメディアを用いて表現された各々の“データ”
を同時並行的に複合化させたものや、「文書A」に関連
する「文書B」,「画像A」に関連する「音楽A」など
の相互に関連性を有する各々の“データ”をまとめて複
合化させたものなどがあげられる。
【0020】図14は、本発明のデータベースシステム
において“情報(複合情報)”から生成された“細分デ
ータ”の一例を示す図である。図14において、情報1
301は画像メディアを用いて表現された一種類のデー
タから構成されている。1302,1303,1304
は、この情報1301を所定の細分基準にしたがって細
分化することによって得られた細分データである。この
場合には、情報1301が「太陽」,「山」,「雲」
(それぞれ細分データ1302,1303,1304に
相当する)という意味付けによって細分化されている。
しかしながら、例えば「風景」という意味付けによって
細分化した場合には、情報1301がそのままひとつの
細分データとされることも考えられる。なお、情報13
01に対して、文字メディアで表現されたデータ(例え
ば、「富士山」)や、音楽メディアで表現されたデータ
(例えば、「山男の歌」のメロディ)が複合されて、全
体としてひとつの情報とされる場合もある。
【0021】図1は、本発明のデータベースシステムお
よびその運用方法の概念を示す図である。同図中、11
はデータを入力するための入力手段,12はデータを細
分化して細分データを生成する細分手段,13は検索対
象細分データと登録済細分データの照合を行う照合手
段,14は検索された情報を出力するための出力手段,
15は情報および登録済細分データが蓄積されているデ
ータベースである。
【0022】図1において、一般ユーザによる検索が行
われる前に、細分手段12は、データベース15に蓄積
されている情報を構成するデータを、当該メディアに適
した分類法によって定められた細分基準にしたがって細
分化して、細分データを生成する。そして、生成された
細分データは、構成要素として当該細分データを含む情
報がデータベース15のどこに格納されているかを示す
情報ポインタとともに、データベース15または他のデ
ータベースにメディアの分類別ごとに登録される(この
細分データが後述する登録済細分データである)。
【0023】一般ユーザが検索を行う際には、最初に、
入力手段11を介して所望の情報を検索するための手掛
かりとなる検索対象指示データ(所望の情報を構成する
全部または一部のデータ)の入力を行う。細分手段12
は、入力された検索対象指示データを、各々のメディア
に応じて定められた細分基準にしたがって細分化して、
検索対象細分データを生成する。そして、照合手段13
は、検索対象細分データと登録済細分データとを各々の
メディアごとに次々と照合して、検索対象細分データに
整合する登録済細分データをより多く含む情報を、所望
の情報の候補としてデータベース15から検索する。出
力手段14は、検索された所望の情報の候補をメディア
に応じて出力する。
【0024】図2は、本発明のデータベースシステムの
一実施例の概略構成を示す図である。同図中、データベ
ースシステムは、中央処理装置(CPU)1,ランダム
アクセスメモリ(RAM)2,外部記録装置3,入力装
置4,出力装置5,表示装置(CRT)6,キーボード
7,マウス8を、それぞれバス9を介して接続して構成
されている。CPU1は、RAM2に格納されているプ
ログラム群を実行することにより、データベースの検索
や、入力装置4や出力装置5などに対する入出力制御な
どを行う。RAM2は、データベースシステムの制御プ
ログラムや、データベースの検索に関わるデータの格納
を行う。外部記憶装置3は、記録媒体(フロッピーディ
スク,ハードディスク,磁気ディスク,光ディスク,光
磁気ディスク,磁気テープなど)に対する情報および細
分データの登録と、登録されている情報および登録済細
分データの読み出しを行う。入力装置4は、様々なメデ
ィアを用いて表現されたデータがそれぞれ入力できる装
置群(例えば、画像を入力するイメージスキャナ,音声
を入力する音声入力装置など)によって構成され、デー
タベースに登録される情報を構成するデータや、所望の
情報を検索するための検索対象指示データの入力が行わ
れる。出力装置5は、様々なメディアを用いて表現され
たデータがそれぞれ出力できる装置群(例えば、文字を
出力するプリンタ,音声を出力する音声出力装置など)
によって構成され、データベースから検索された情報を
構成するデータの出力が行われる。CRT6,キーボー
ド7,マウス8は、入力装置4および出力装置5の一種
としてデータの入出力が行われるとともに、一般ユーザ
によるデータベースに対する検索操作の際の画面案内表
示や操作指示入力などが行われる。
【0025】次に、図3〜5を用いて、外部記録装置3
の詳細について説明する。
【0026】図3は、図2中の外部記録装置3の運用形
態を示す図である。同図中、外部記録装置3には、情報
データベース310および逆ファイルデータベース32
0の2種類のデータベースが形成されている。そして、
情報データベース310には情報(複合情報)のみが格
納される。また、逆ファイルデータベース320には細
分情報(細分データに、当該細分データを一構成要素と
する情報がデータベース310中のどこに格納されてい
るかを示す情報ポインタなどを付加したもの)が、各々
のメディアに応じて定められた細分基準ごとにまとめて
格納される。すなわち、逆ファイルデータベース320
は、それぞれの細分基準ごとに上記細分情報が格納され
た複数の細分情報テーブル322と、それぞれの細分情
報テーブル322の格納位置を表わす情報が格納された
細分情報識別テーブル321によって構成される。
【0027】図4は、図3中の細分情報識別テーブル3
21の詳細構造を示す図である。同図中、テーブルID
321aは、当該テーブルが細分情報識別テーブル32
1であることをシステムに認識させるためのものであ
る。そして、細分情報テーブルポインタ321b(本実
施例ではL個設けられている)には、それぞれの細分情
報テーブル322の格納位置を示すポインタが格納され
ている。
【0028】図5は、図3中の細分情報テーブル322
の詳細構造を示す図である。同図中、細分情報テーブル
322は、当該テーブルが細分情報テーブル322であ
ることをシステムに認識させるためのテーブルID32
2aと、ある特定のメディアに応じて定められた細分基
準のひとつに該当する細分情報のそれぞれを示すN個の
細分情報322bから構成される。そして、各々の細分
情報322bは、細分データ322b1(登録済細分デ
ータ)と、構成要素として当該細分データ322b1を
含む情報(複合情報)の情報データベース310におけ
る格納位置を示す情報ポインタの集まりである情報ポイ
ンタ列322b2と、データ終了情報322b3から構
成される。
【0029】情報ポインタ列322b2には、情報ポイ
ンタを連続的にn個格納する領域が確保されており、最
後の情報ポインタ(図中でy番目の情報ポインタ)に続
く情報ポインタ格納領域にはポインタ列終了コードが記
録される。また、最後の細分情報322c(図中でx番
目の細分情報)におけるデータ終了情報322c3に
は、当該細分情報が最後の細分情報322cであること
を示す最終データコードが記録され、それ以前の細分情
報322b(図中で1〜x−1番目の細分情報)におけ
るデータ終了情報322b3には、当該細分情報に続く
細分情報が記録されていることを示すデータ終了コード
が記録される。
【0030】次に、図6〜9を用いて、RAM2の詳細
について説明する。
【0031】図6は、図2中のRAM2の運用形態を示
す図である。同図中、RAM2は、OS(オペレーティ
ング・システム)200,プログラム領域210,デー
タ領域220を有している。そしてさらに、プログラム
領域210には、データベース310に格納された情報
(複合情報)を構成するデータまたは入力された検索対
象指示データをメディアごとに所定の細分基準にしたが
って細分化する情報細分部211(細分手段に相当す
る)と、検索対象指示データを細分化して得られる検索
対象細分データと逆ファイルデータベース320に登録
された登録済細分データとを照合し、構成要素として検
索対象細分データを含む情報を検索する照合部212
(照合手段に相当する)と、情報データベース310に
登録された情報から情報細分部211によって生成され
た細分データを当該情報の格納位置を示す情報ポインタ
とともに逆ファイルデータベース320中の細分情報テ
ーブル322に登録する細分情報登録部213(細分情
報登録手段に相当する)と、照合部212によって検索
された情報を構成するデータをメディアごとに出力する
出力部214(出力手段に相当する)と、検索の操作を
容易にするための画面制御部215が、それぞれプログ
ラムとして格納されており、各プログラムはCPU1に
よって実行される。データ領域220には、登録データ
情報テーブル221、検索対象データ情報テーブル22
2、候補テーブル223、格納位置情報244があり、
前記の各プログラムをCPU1によって実行していると
きに利用される。
【0032】図7は、図6中の登録データ情報テーブル
221の詳細構造を示す図である。同図中、登録データ
情報テーブル221は、情報を構成するデータを細分化
して得られた細分データを、逆ファイルデータベース3
20への格納前に一時記録させるテーブルであり、登録
データ情報テーブルであることをシステムに認識させる
ためのテーブルID221aと、それぞれ細分データが
格納されるI個の登録データ情報221bから構成され
る。さらに、各々の登録データ情報221bは、細分デ
ータを表現しているメディアの種類および対応する細分
基準を一時記録するメディア・分類記録フィールド22
1b1と、細分データを一時記録する細分データ記録フ
ィールド221b2から構成される。
【0033】図8は、図6中の検索対象データ情報テー
ブル222の詳細構造を示す図である。同図中、検索対
象データ情報テーブル222は、所望の情報をデータベ
ース310から検索するための手掛かりとして入力され
る検索対象指示データを前述の情報細分部211によっ
て細分化して得られる検索対象細分データを一時記録す
るテーブルであり、検索対象データ情報テーブルである
ことをシステムに認識させるためのテーブルID222
aと、それぞれ検索対象細分データが格納されるJ個の
検索対象データ情報222bから構成される。さらに、
各々の検索対象データ情報222bは、検索対象細分デ
ータを表現しているメディアの種類および対応する細分
基準を一時記録するメディア・分類記録フィールド22
2b1と、検索対象細分データを一時記録する細分デー
タ記録フィールド222b2から構成される。
【0034】図9は、図6中の候補テーブル223の詳
細構造を示す図である。同図中、候補テーブル223
は、照合部212によって検索された所望の情報の候補
について一時記録するテーブルであり、候補テーブルで
あることをシステムに認識させるためのテーブルID2
23aと、K個の候補情報223bから構成される。さ
らに、各々の候補情報223bは、照合部212によっ
て情報データベース310中のある情報が所望の情報の
候補として検索されたときに、当該情報が候補とされた
回数を記録する候補カウント値223b1と、情報デー
タベース310における当該情報の格納位置を示す情報
ポインタを格納する情報ポインタ値223b2から構成
される。
【0035】以上により、本発明のデータベースシステ
ムの一実施例における各部の構成についての説明を行っ
た。
【0036】次に、本発明のデータベースシステムの動
作について説明する。
【0037】図10は、上記データベースシステムの動
作時における各構成部分のインタフェースを示す図であ
り、図6中のRAM2におけるプログラム領域210内
に記録されたプログラム群(情報細分部211,照合部
212,細分情報登録部213,出力部214,画面制
御部215)を図2中のCPU1によって実行させるこ
とにより、データベース310中に蓄積された情報
(複合情報)に関する細分データを逆ファイルデータベ
ース320に登録する動作および入力装置4から入力
された検索対象指示データに基づいて所望の情報を検索
する動作のいずれかの動作を行う。
【0038】図11は、上記データベースシステムにお
ける細分データの登録動作の処理フローを示す図であ
る。同図中、ステップ1001では、入力装置4を用い
て情報(複合情報)を構成するデータを入力し、情報デ
ータベース310に新たに登録する。そして同時に、ス
テップ1002において、当該情報の情報データベース
310における格納位置を示す情報ポインタなどを、R
AM2における格納位置情報224に一時記録する。ス
テップ1003では、情報細分部211が、格納位置情
報224に記録された情報ポインタに基づいて情報デー
タベース310から登録されたばかりの情報を取り出
し、当該情報をメディアごとに定められた細分基準にし
たがって細分化して細分データを生成する。そして、生
成した一つの細分データを表現しているメディアの種類
および対応する細分基準を図7中のメディア・分類記録
フィールド221b1に、生成した一つの細分データを
図7中の細分データ記録フィールド221b2に記録
し、同様に、生成した他の細分データについても図7中
の他の登録データ情報のメディア・分類記録フィールド
および細分データ記録フィールドにそれぞれ順次記録し
ておく。なお、図7中の登録データ情報テーブル221
の記録は一時的なものであり、逆ファイルデータベース
320への細分データの登録が完了した時点で、当該細
分データが登録されているそれぞれの登録データ情報の
内容の消去を行う。
【0039】ステップ1004において、照合部212
は、図7中の登録データ情報テーブル221に記録され
ている登録データ情報のひとつを取り出す。ステップ1
005において、照合部212は、取り出した登録デー
タ情報におけるメディア・分類記録フィールドに記録さ
れている細分データを表現するメディアおよび細分基準
の情報に基づいて、図4中の細分情報識別テーブル32
1における当該細分データとメディアおよび細分基準が
同一である細分情報テーブルポインタによって示される
細分情報テーブル322を選択する。ステップ1006
において、照合部212は、選択された細分情報テーブ
ル322に記録されている細分情報をひとつ取り出す。
ステップ1007において、照合部212は、ステップ
1004で取り出した図7中の登録データ情報における
細分データ記録フィールドに記録されている細分データ
(ステップ1001で新たに情報データベース310に
登録した情報に関する細分データ)と、ステップ100
6で取り出した図5中の細分情報に含まれている細分デ
ータ(以前から情報データベース310に蓄積されてい
る情報に関する細分データ)とを、その構成データ自体
によって照合する。
【0040】ステップ1008で、細分データ記録フィ
ールドに記録されている細分データと、細分情報に含ま
れている細分データとが一致すると判定された場合、ス
テップ1009において、照合部212は、一致する細
分データを含む細分情報の格納位置を示すポインタを求
めて、細分情報登録部213に受け渡す。そしてステッ
プ1010において、細分情報登録部213は、照合部
212から受け渡されたポインタによって示される細分
情報における情報ポインタ列を調べる。細分情報登録部
213は、情報ポインタ列内のポインタ列終了コードを
探して、そこに図6中のRAM2における格納位置情報
224に記録されている情報ポインタの値を新たに記録
し、次の情報ポインタの格納位置にポインタ列終了コー
ドを記録する。この後、ステップ1017の処理を行
う。
【0041】ステップ1008で、細分データ記録フィ
ールドに記録されている細分データと、細分情報に含ま
れている細分データとが一致しないと判定された場合、
続くステップ1011において、照合部212は、一致
しなかった細分データが格納されている細分情報におけ
るデータ終了情報に記録されているコードが最終データ
コードであるか否かを調べて、最終データコードであっ
たときはステップ1012以降の処理を行い、最終デー
タコードでなかったときはステップ1006に戻る。
【0042】ステップ1012において、照合部212
は、データ終了情報に記録されているコードが最終デー
タコードである細分情報322c(図5中のx番目の細
分情報)の次の細分情報322d(図5中のx+1番目
の未登録域の細分情報)を示すポインタを求めて、細分
情報登録部213へ受け渡す。ステップ1013におい
て、細分情報登録部213は、照合部212から受け渡
されたポインタによって示される細分情報322dにお
ける細分データの格納場所に、ステップ1004で取り
出した図7中の登録データ情報の細分データ記録フィー
ルドにおける照合対象とされていた細分データを新たに
格納する。ステップ1014において、細分情報登録部
213は、図6中の格納位置情報224に記録されてい
る情報ポインタを図5中の細分情報322d(図5中の
x+1番目の未登録領域の細分情報)の情報ポインタ列
における最初の情報ポインタの格納場所に記録するとと
もに、次の情報ポインタの格納場所にポインタ列終了コ
ードを記録する。ステップ1015において、細分情報
登録部213は、細分情報322d(図5中のx+1番
目の未登録域の細分情報)におけるデータ終了情報に最
終データコードを記録する。ステップ1016におい
て、細分情報322c(図5中のx番目の細分情報)に
おけるデータ終了情報を最終データコードからデータ終
了コードに変更する。
【0043】ステップ1017においては、図7中の登
録データ情報テーブル221に他の登録データ情報が存
在するか否かを判定して、すべての登録データ情報(メ
ディア・分類記録フィールドおよび細分データ記録フィ
ールド)についてステップ1004〜1016の処理を
繰り返す。
【0044】次に、図6,図8〜9,図12を用いて、
本発明のデータベースシステムにおける情報検索時の動
作について説明する。
【0045】図12は、上記データベースシステムにお
ける所望の情報の検索動作の処理フローを示す図であ
る。同図中、ステップ1101では、所望の情報(複合
情報)を情報データベース310から検索するために、
入力装置4を用いて所望の情報の一部である検索対象指
示データを入力する。そしてステップ1102におい
て、情報細分部211は、検索対象指示データを分析し
てメディアごとに定められた細分基準にしたがって細分
化して検索対象細分データを生成する。そして、生成し
た一つの検索対象細分データを表現しているメディアの
種類および対応する細分基準を図8中のメディア・分類
記録フィールド222b1に、生成した一つの検索対象
細分データを図8中の細分データ記録フィールド222
b2に記録し、同様に、生成した他の検索対象細分デー
タについても図8中の他の検索対象データ情報のメディ
ア・分類記録フィールドおよび細分データ記録フィール
ドにそれぞれ順次記録していく。なお、図8中の検索対
象データ情報テーブル222の記録は一時的なものであ
り、所望の情報の検索が完了した時点で、当該検索対象
細分データが記録されているそれぞれの検索対象データ
情報の内容の消去を行う。
【0046】ステップ1103において、照合部212
は、図8中の検索対象データ情報テーブル222に記録
されている検索対象データ情報のひとつを取り出す。ス
テップ1104において、照合部212は、取り出した
検索対象データ情報におけるメディア・分類記録フィー
ルドに記録されている検索対象細分データを表現するメ
ディアおよび細分基準の情報に基づいて、図4中の細分
情報識別テーブル321における当該検索対象細分デー
タとメディアおよび細分基準が同一である細分情報テー
ブルポインタによって示される細分情報テーブル322
を選択する。ステップ1105において、照合部212
は、選択された細分情報テーブル322に記録されてい
る細分情報をひとつ取り出す。ステップ1106におい
て、照合部212は、ステップ1103で取り出した図
8中の検索対象データ情報における細分データ記録フィ
ールドに記録されている検索対象細分データ(ステップ
1102で検索対象指示データから生成された細分デー
タ)と、ステップ1105で取り出した図5中の細分情
報に含まれている細分データ(以前から情報データベー
ス310に蓄積されている情報に関する細分データ)と
を、その構成データ自体によって照合する。
【0047】ステップ1107で、細分データ記録フィ
ールドに記録されている検索対象細分データと、細分情
報に含まれている細分データとが一致すると判定された
場合、一致した細分データを構成要素とする情報(複合
情報)を所望の情報の候補とするために、ステップ11
08において、照合部212は、一致した細分データを
含む細分情報における情報ポインタ列から、ひとつの情
報ポインタを取り出す。そしてステップ1109におい
て、照合部212は、ステップ1108で取り出した情
報ポインタの内容がポインタ終了コードであるか否かを
調べる。
【0048】ステップ1109で、情報ポインタの内容
がポインタ終了コードでないと判定された場合、ステッ
プ1110において、照合部212は、情報ポインタの
内容が図9中の候補テーブル223における候補情報の
情報ポインタ値に記録済であるか否かを調べる。そし
て、ステップ1110で記録済でないと判定されたとき
には、ステップ1111において、照合部212は、未
記録の候補情報の情報ポインタ値に情報ポインタの内容
を記録するとともに、候補カウント値に初期値“1”を
設定する。また、ステップ1110で記録済であると判
定されたときには、ステップ1112において、照合部
212は、取り出した情報ポインタと同一内容の情報ポ
インタが記録された候補情報の候補カウント値をインク
リメント(+1)させる。これにより、当該情報ポイン
タによって情報データベース310における格納位置が
示される情報(複合情報)が、所望の情報の候補として
何回あげられたかを調べることができる。以上のステッ
プ1108〜1112の処理を、ステップ1109にお
いて情報ポインタの内容がポインタ終了コードであると
判定されるまで繰り返して行う。
【0049】ステップ1107で、細分データ記録フィ
ールドに記録されている検索対象細分データと、細分情
報に含まれている細分データとが一致しないと判定され
た場合、ステップ1113において、照合部212は、
一致しなかった細分データが格納されている細分情報に
おけるデータ終了情報の内容が最終データコードである
か否かを調べて、データ終了情報の内容が最終データコ
ードでないと判定されたときには、ステップ1105に
戻って処理を続行する。
【0050】以上のステップ1103〜1113の処理
が、検索対象指示データから生成されたひとつの検索対
象細分データについて終了すると、ステップ1114に
おいて、検索対象データ情報テーブル222中に他の検
索対象細分データが記録されているか否かを調べて、検
索対象データ情報におけるメディア・分類記録フィール
ドおよび細分データ記録フィールドに記録された検索対
象細分データについての検索がすべて終了するまで、上
記ステップ1103〜1113の処理を繰り返す。この
後、ステップ1115において、出力部214は、候補
テーブル223における候補情報の中から、候補カウン
ト値の値の大きいものを見つけて、当該候補カウント値
に対応する情報ポインタ値に記録された情報ポインタに
よって示される情報(複合情報)を情報データベース3
10から取り出して、出力装置5を用いて所望の情報と
して出力する。
【0051】次に、図6中の情報細分部211によって
行われる細分データの生成手順について説明する。情報
細分部211は、パターン認識などを利用して入力装置
4を用いて入力された情報(複合情報)を構成するデー
タまたは検索対象指示データの分析を行う。すなわち、
最初に情報細分部211は、入力された情報(複合情
報)を構成するデータまたは検索対象指示データのそれ
ぞれについて、メディアごとにノイズの除去および予め
登録された標準パターンと比較するための規格化を行
い、一部データの切り出しなどの特徴抽出(例えば、画
像データにおいては、境界検知や領域検知など)を行っ
て特徴パターンを生成する。そして、抽出された特徴パ
ターンと標準パターンとを比較して最も類似する標準パ
ターンを特定し、これに基づいて特徴パターンが属する
分類(細分基準)の認識を行う。上記標準パターンは情
報(複合情報)や検索対象指示データを各々のメディア
ごとに細分化する際の細分基準とされるものであり、各
々のメディアについて予め定めた分類に対応して、当該
分類(細分基準)における代表的なパターンを数十種類
用意しておくものである。最後に、情報細分部211
は、各々の特徴パターンを規格化される以前の状態に復
元し、あたかも元の情報(複合情報)および検索対象指
示データの一部を切り出したかのような状態の細分デー
タを生成する。
【0052】次に、図6中の照合部212によって行わ
れる細分データの照合手順について説明する。データの
照合は、例えば、情報細分部211において用いたパタ
ーン認識などを採用することが考えられる。すなわち、
照合部212が、照合される各々の細分データ(検索対
象細分データおよび登録済細分データ)のノイズ除去お
よび規格化を行ない、それぞれの細分データの特徴抽出
を行って特徴パターンを生成する。そして、各々の細分
データの特徴パターンを相互に比較して、同一のパター
ンであるか否かを判断する。
【0053】図13は、本発明のデータベースシステム
の運用時における画面表示の状態遷移の一実施例を示す
図であり、画面表示の制御は、図6中の画面制御部21
5によって行われる。同図中、所望の情報を情報データ
ベース310から取り出す検索機能は、設計図面編集画
面や文書作成画面などにおける画面環境1Wに表示され
た検索ボタン2Wをマウスなどを用いて選択することに
よって起動される。検索機能が起動されると、画面環境
1W上の一部に検索画面領域3Wが確保され、この検索
画面領域3Wで検索に関する操作を実行できるようにな
る。以下、検索画面領域3Wにおける画面遷移について
説明を行う。
【0054】検索ボタン2Wの選択によって検索機能が
起動された直後の検索画面領域3Wには、検索情報入力
画面4Wが表示される。検索情報入力画面4Wは、画面
直接入力ボタン4Wa,文字入力ボタン4Wb,画面外
入力ボタン4Wc,入力終了ボタン4Wdをそれぞれ有
している。ここで画面直接入力ボタン4Waをマウスな
どを用いて選択すると、検索情報入力画面4Wは一旦画
面環境1Wから消えて、検索機能の起動前に表示されて
いた設計図面編集画面や文書作成画面などが上面に表示
される。このとき画面環境1Wの中に表示されている情
報の一部をマウスなどで範囲指定すれば、範囲指定した
部分を検索対象指示データとして入力することができ
る。また、文字入力ボタン4Wbを選択すると、文字で
表現された検索対象指示データをキーボードなどを用い
て入力することができる。また、画面外入力ボタン4W
cを選択すると、様々なメディア(文字,図形,画像,
動画,音楽,音声など)によって表現された検索対象指
示データを、各々のメディアに対応して設けられた入力
装置4を用いて入力することができる(ペン入力装置を
用いて文字や図形を手書き入力する,イメージスキャナ
を用いて画像をイメージ入力する,音声入力装置を用い
て音声を入力する、など)。そして、検索に必要なすべ
ての検索対象指示データの入力が完了した後に入力終了
ボタン4Wdを選択すると、各々の検索対象指示データ
に基づいて情報データベース310中の情報の検索が開
始され、検索情報入力画面4Wには、例えば“検索中”
のメッセージが画面表示される。
【0055】検索が完了すると、検索画面領域3Wに
は、検索情報入力画面4Wに代わって出力画面5W(検
索の結果得られた所望の情報を出力するための画面)が
表示される。この場合、出力画面5Wには、画面表示可
能な情報(例えば、文字,図形,画像,動画などのメデ
ィアを用いて表現された情報)のみが出力される。ま
た、画面表示不可能な情報(例えば、音楽,音声などの
メディアを用いて表現された情報)は他の出力可能な出
力装置を用いて出力され、出力画面5Wには、例えば
“音楽出力中”のメッセージが画面表示される。そし
て、出力画面5Wに表示された終了ボタン5Waをマウ
スなどを用いて選択すると、選択画面領域3Wが解除さ
れ、画面環境1Wに検索ボタン2Wが表示されている最
初の状態に戻る。
【0056】以上のように本実施例によれば、文字およ
び文字以外のメディア(例えば、図形,画像,動画,音
楽,音声など)で表現されたデータから情報細分部21
1を用いて細分データを生成し、これに当該細分データ
を一構成要素とする情報(複合情報)の格納位置を示す
情報ポインタを付加して得られた細分情報を逆ファイル
データベース320に予め登録しておくため、逆ファイ
ルデータベース320から所望の情報を構成する細分デ
ータを検索することにより、情報データベース310に
おける所望の情報の格納位置を容易に求めることができ
る。
【0057】この検索は、検索の手掛かりとして入力さ
れた検索対象データから得られる検索対象細分データ
と、逆ファイルデータベース320に登録された細分デ
ータとを照合部212によって照合することで行われる
ため、所望の情報(複合情報)に関して明確に覚えてい
ない場合(タイトル,分類,キーワードを忘れた場合な
ど)でも、その情報を構成するデータ(文字,図形,画
像,動画,音楽,音声のいずれのメディアで表現されて
いてもよい)のごく一部(例えば、ある“風景”画像に
おける“山”を表わす画像,ある歌曲における2小節の
旋律テーマなど、さらにはいくつかのメディアで表現さ
れたデータを組合せたもの)を検索対象指示データとし
て指定すれば、当該データの全部または一部を構成要素
として含む情報(複合情報)が検索されて出力手段を介
して出力され、ユーザは所望の情報を容易に得ることが
できる。
【0058】さらに、検索対象指示データから生成され
た検索対象細分データに整合する登録済細分データを逆
ファイルデータベース320から探索する際に、構成要
素として登録済細分データを含む情報(複合情報)の格
納位置を記録し、その格納位置の取り出し回数をカウン
トすることによって、カウント数の最も多い格納位置に
よって示される情報を、ユーザが必要とする所望の情報
と判断することもできる。
【0059】上記実施例においては、細分データの特徴
抽出(境界抽出や領域抽出など)を照合部212による
照合の度に行っているが、これに代えて、情報細分部2
11が、情報から生成した細分データの特徴抽出を行っ
て、生成された特徴パターンデータを細分データの代わ
りに逆ファイルデータベース320に格納するようにす
れば、逆ファイルデータベース320に記録するデータ
量を大幅に減らして資源の利用効率を向上させるととも
に、細分データの照合時に特徴抽出を行う必要をなくし
て検索の処理速度をより向上させることができる。
【0060】上記実施例においては、細分データの照合
を行う際に、図5中の細分情報テーブル322に記録さ
れた登録済細分データと図8中の検索対象データ情報テ
ーブル222に記録された検索対象細分データとを照合
部212が照合し、完全に同一であったときには一致、
それ以外のときには不一致と判定する場合について述べ
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、登録済細分データと検索対象細分データとを照合す
る際に、同一であるか否かではなく、類似しているか否
かをあいまいに判断して、完全に一致していないが酷似
しているなど類似度が一定水準以上であるときには一
致、一定水準未満であるときには不一致と判定してもよ
い。このようにすれば、ユーザが所望する情報(複合情
報)の候補として検索される情報の範囲の拡大または縮
小を、類似度の設定を変更するだけで容易に行うことが
できるので、検索された情報が所望の情報と一致する確
率(検索の的中率)を向上させることができる。また、
検索対象指示データとして入力すべき所望の情報の一部
を明確に覚えていない場合でも、類似度の設定によって
検索される情報の範囲を拡大することにより、所望の情
報を検索することが可能となる。
【0061】また、上記実施例においては、検索された
情報を出力する際に、図10中の出力部214が図9中
の候補テーブル223におけるそれぞれの候補情報のう
ちから候補カウント値のカウント数の大きいものを見つ
けて、その情報ポインタ値に基づいて情報データベース
310から情報を取り出して、これを所望の情報として
出力装置5に出力する場合について述べたが、本発明
は、これに限定されるものではない。例えば、候補カウ
ント値のカウント数が所定値(予め設定した値)以上と
なった各々の情報ポインタによって示される情報や、候
補カウント値のカウント数の大きい方から全候補数に対
して所定の割合(予め設定した割合)の個数に対応する
各々の情報ポインタによって示される情報などを取り出
して、表示可能なものについてはCRT6に一覧表示し
てユーザに所望の情報を指定させ、CRT6では表示不
可能なもの(例えば音楽,音声などのメディアを用いて
表現された情報)についてはCRT6に情報の一覧表示
を行う代わりに、その頭出し部分や主要部分(例えば、
音楽のさびの部分)のみを次々と出力してユーザに所望
の情報を指定させるようにしてもよい。このようにすれ
ば、複数の異なった情報(複合情報)がいくつか同時に
所望の情報の候補として取り出されるので、その中にユ
ーザが所望する情報が含まれている確率が増大して、検
索の的中率を向上させることができる。
【0062】以上、本発明のデータベースシステムの動
作について、一般的な説明を行った。次に、本発明のデ
ータベースシステムおよびその運用方法を具体的に実現
させる3つの応用例(映画ライブラリ,図書ライブ
ラリ,人物データ管理システム)について説明する。
【0063】最初に、本発明を映画ライブラリに適用し
た応用例について説明する。
【0064】応用例における情報データベース310
中には、ひとつの情報(複合情報)として1本の映画を
格納するか、あるいはそれぞれ1本の映画を格納したビ
デオテープによって構成されたビデオテープ自動搬送ラ
イブラリについての情報を格納する。このとき、情報
(映画)は、動画,音声,音楽,文字(字幕など)のメ
ディアを用いて表現されている。そこで、それぞれのメ
ディアにおける細分基準として、例えば、動画メディア
の場合は背景,人物,動物,建物,移動機関など、音声
メディアの場合は各々の登場人物の音声など、音楽メデ
ィアの場合はテーマソング,バックミュージックなど、
文字メディアの場合は各々の登場人物のセリフ,ナレー
ションなどを予め設定する。そして、各々のメディアご
との上記細分基準にしたがって細分情報テーブルを作成
して、逆ファイルデータベース320に格納しておく。
【0065】情報(映画)の検索を行う際には、ユーザ
がデータベースシステムにおける入力装置を用いること
により、例えば、所望の映画のタイトル(文字),主人
公のセリフの一部(文字),映画の広告(画像)などの
いずれかひとつあるいは組合せを入力すれば、ユーザが
所望する映画を検索して、出力装置を用いてユーザが希
望する媒体に映画を複写して提供することが可能とな
る。
【0066】次に、本発明を図書ライブラリに適用した
応用例について説明する。
【0067】応用例における情報データベース310
中には、ひとつの情報(複合情報)として1冊の書籍を
格納する。このとき、情報(書籍)は、文字(文章),
図形(図やグラフなど),画像(写真など),音声(視
力を持たない読者のために文章を朗読したもの)のメデ
ィアを用いて表現されている。これらのメディアからな
るデータをそれぞれ所定の細分基準にしたがって細分化
して、各メディアごとに細分情報テーブルを作成して予
め逆ファイルデータベース320に格納しておく。そし
て、応用例と同様に情報(書籍)の検索を行う。
【0068】最後に、本発明を人事管理や犯罪者管理な
どの人物データ管理システムに適用した応用例につい
て説明する。応用例は、例えば、ある会社における社
員情報の管理や、警察における犯罪者情報の管理を行う
ためのシステムである。
【0069】応用例における情報データベース310
中には、ひとつの情報(複合情報)として1人の人物に
関する各種情報を格納する。例えば、社員情報の場合に
は、社員の顔写真(画像メディア),社員の居住地付近
の地図(図形メディア),社員の肉声(音声メディ
ア),社員の名前,住所,生年月日,所属および役職,
家族の名前など(文字メディア)によってひとつの情報
が構成される。また、例えば、犯罪者情報の場合には、
犯罪者の顔写真,手の平(手相や指紋),住んでいる家
の写真,家族の顔写真など(画像メディア),犯罪者の
居住地付近の地図(図形メディア),犯罪者の肉声(音
声メディア),犯罪者の名前,住所,生年月日,勤務
先,家族の名前,前科など(文字メディア)によってひ
とつの情報が構成される。これらのメディアからなるデ
ータをそれぞれ所定の細分基準にしたがって細分化し
て、各メディアごとに細分情報テーブルを作成して予め
逆ファイルデータベース320に格納しておく。そし
て、応用例と同様に情報(人物データ)の検索を行
う。応用例によれば、例えば、犯人の顔写真の全部ま
たは一部あるいは似顔絵や指紋、犯人の声などが入手で
きれば、これらのデータをデータベースシステムに入力
して検索を行うことにより、すでに情報データベース3
10に格納されている犯罪者情報のうちから、犯人らし
き犯罪者に関する人物データを検索することができる。
【0070】
【発明の効果】
(1) 以上詳しく説明したように、本発明のデータベース
システムによれば、一または複数種類のメディアを用い
て表現された情報を蓄積する情報データベースと、前記
情報を所定の細分基準にしたがってメディアごとに細分
化し、一以上の細分データを生成する細分手段と、前記
細分データと、前記細分データを含む前記情報の前記情
報データベースにおける格納位置を示す情報ポインタと
からなる細分情報を蓄積する逆ファイルデータベース
と、前記細分情報を前記逆ファイルデータベースに登録
する細分情報登録手段とを具備する構成としたため、文
字以外のメディア(例えば、図形,画像,動画,音楽,
音声など)で表現されたデータについても、細分手段お
よび細分情報登録手段を用いて当該データに関する細分
情報を逆ファイルデータベースに事前に登録しておくこ
とにより、上記メディアで表現されたデータの全部また
は一部を検索キーとして指定することができるという効
果が得られる。
【0071】(2) また、本発明のデータベースシステム
によれば、一または複数種類のメディアを用いて表現さ
れた情報を蓄積する情報データベースと、前記情報デー
タベースにおける前記情報の格納位置を示す情報ポイン
タと、前記情報を予め所定の細分基準にしたがってメデ
ィアごとに細分化して生成された細分データとからなる
細分情報を蓄積する逆ファイルデータベースと、前記情
報データベースから所望の情報を検索するための検索対
象指示データを入力する入力手段と、前記検索対象指示
データを前記所定の細分基準にしたがってメディアごと
に細分化し、一以上の検索対象細分データを生成する細
分手段と、前記検索対象細分データと、前記逆ファイル
データベースに蓄積された前記細分情報を構成する前記
細分データとを照合して、前記検索対象細分データを含
む前記情報を前記情報データベースから検索する照合手
段と、前記照合手段によって検索された前記情報を前記
所望の情報として出力する出力手段とを具備する構成と
したため、所望の情報に関して明確に覚えていない場合
でも、その情報を構成するデータ(文字,図形,画像,
動画,音楽,音声のいずれのメディアで表現されていて
もよい)のごく一部(例えば、ある“風景”画像におけ
る“山”を表わす画像,ある歌曲における2小節の旋律
テーマなど)を検索対象指示データとして指定すれば、
当該データの全部または一部を構成要素として含む情報
が照合手段によって情報データベース中から検索され、
メディアに応じた出力手段を介して出力されるので、ユ
ーザは所望の情報を容易に得ることができるという効果
が得られる。
【0072】(3) そして上記(1) のデータベースシステ
ムの運用方法によれば、入力された前記情報を前記情報
データベースに登録し、前記細分手段を用いて前記情報
から一以上の前記細分データを生成し、前記細分情報登
録手段を用いて前記細分データおよび前記情報ポインタ
を前記細分情報として前記逆ファイルデータベースに登
録するため、文字以外のメディア(例えば、図形,画
像,動画,音楽,音声など)で表現されたデータについ
ても、細分手段および細分情報登録手段を用いて当該デ
ータに関する細分情報を逆ファイルデータベースに事前
に登録しておくことにより、上記メディアで表現された
データの全部または一部を検索キーとして指定すること
ができるという効果が得られる。
【0073】(4) また、上記(2) のデータベースシステ
ムの運用方法によれば、前記入力手段を用いて前記検索
対象指示データを入力し、前記細分手段を用いて前記検
索対象指示データから一以上の前記検索対象細分データ
を生成し、前記照合手段を用いて前記検索対象細分デー
タと前記逆ファイルデータベース中の前記細分データと
を照合して前記情報データベースから前記所望の情報を
検索し、前記出力手段を用いて検索された前記所望の情
報を出力するため、所望の情報に関して明確に覚えてい
ない場合でも、その情報を構成するデータ(文字,図
形,画像,動画,音楽,音声のいずれのメディアで表現
されていてもよい)のごく一部(例えば、ある“風景”
画像における“山”を表わす画像,ある歌曲における2
小節の旋律テーマなど)を検索対象指示データとして指
定すれば、当該データの全部または一部を構成要素とし
て含む情報が照合手段によって情報データベース中から
検索され、メディアに応じた出力手段を介して出力され
るので、ユーザは所望の情報を容易に得ることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータベースシステムおよびその運用
方法の概念を示す図である。
【図2】本発明のデータベースシステムの一実施例の概
略構成を示す図である。
【図3】図2中の外部記録装置の運用形態を示す図であ
る。
【図4】図3中の細分情報識別テーブルの詳細構造を示
す図である。
【図5】図3中の細分情報テーブルの詳細構造を示す図
である。
【図6】図2中のRAMの運用形態を示す図である。
【図7】図6中の登録データ情報テーブルの詳細構造を
示す図である。
【図8】図6中の検索対象データ情報テーブルの詳細構
造を示す図である。
【図9】図6中の候補テーブルの詳細構造を示す図であ
る。
【図10】本発明のデータベースシステムの動作時にお
ける各構成部分のインタフェースを示す図である。
【図11】本発明のデータベースシステムにおける細分
データの登録動作の処理フローを示す図である。
【図12】本発明のデータベースシステムにおける所望
の情報の検索動作の処理フローを示す図である。
【図13】本発明のデータベースシステムの運用時にお
ける画面表示の状態遷移の一実施例を示す図である。
【図14】本発明のデータベースシステムにおいて情報
(複合情報)から生成された細分データの一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 外部記録装置 4 入力装置 5 出力装置 6 CRT 7 キーボード 8 マウス 9 バス 200 OS 210 プログラム領域 211 情報細分部 212 照合部 213 細分情報登録部 214 出力部 215 画面制御部 220 データ領域 221 登録データ情報デーブル 222 検索対象データ情報テーブル 223 候補テーブル 224 格納位置情報 310 情報データベース 320 逆ファイルデータベース 321 細分情報識別テーブル 322 細分情報デーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白木 光彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 手島 大助 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一または複数種類のメディアを用いて表
    現された情報を蓄積する情報データベースと、 前記情報を所定の細分基準にしたがってメディアごとに
    細分化し、一以上の細分データを生成する細分手段と、 前記細分データと、前記細分データを含む前記情報の前
    記情報データベースにおける格納位置を示す情報ポイン
    タとからなる細分情報を蓄積する逆ファイルデータベー
    スと、 前記細分情報を前記逆ファイルデータベースに登録する
    細分情報登録手段とを具備する構成としたことを特徴と
    するデータベースシステム。
  2. 【請求項2】 一または複数種類のメディアを用いて表
    現された情報を蓄積する情報データベースと、 前記情報データベースにおける前記情報の格納位置を示
    す情報ポインタと、前記情報を予め所定の細分基準にし
    たがってメディアごとに細分化して生成された細分デー
    タとからなる細分情報を蓄積する逆ファイルデータベー
    スと、 前記情報データベースから所望の情報を検索するための
    検索対象指示データを入力する入力手段と、 前記検索対象指示データを前記所定の細分基準にしたが
    ってメディアごとに細分化し、一以上の検索対象細分デ
    ータを生成する細分手段と、 前記検索対象細分データと、前記逆ファイルデータベー
    スに蓄積された前記細分情報を構成する前記細分データ
    とを照合して、前記検索対象細分データを含む前記情報
    を前記情報データベースから検索する照合手段と、 前記照合手段によって検索された前記情報を前記所望の
    情報として出力する出力手段とを具備する構成としたこ
    とを特徴とするデータベースシステム。
  3. 【請求項3】 入力された前記情報を前記情報データベ
    ースに登録し、 前記細分手段を用いて前記情報から一以上の前記細分デ
    ータを生成し、 前記細分情報登録手段を用いて前記細分データおよび前
    記情報ポインタを前記細分情報として前記逆ファイルデ
    ータベースに登録することを特徴とする請求項1記載の
    データベースシステムの運用方法。
  4. 【請求項4】 前記入力手段を用いて前記検索対象指示
    データを入力し、 前記細分手段を用いて前記検索対象指示データから一以
    上の前記検索対象細分データを生成し、 前記照合手段を用いて前記検索対象細分データと前記逆
    ファイルデータベース中の前記細分データとを照合して
    前記情報データベースから前記所望の情報を検索し、 前記出力手段を用いて検索された前記所望の情報を出力
    することを特徴とする請求項2記載のデータベースシス
    テムの運用方法。
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