JP3501451B2 - 雌コネクタに接続されるための雄コネクタ - Google Patents
雌コネクタに接続されるための雄コネクタInfo
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Description
されるための雄コネクタに関し、その接続が、第1長手
方向軸線および受容室を有する雌コネクタハウジングを
備えた雌コネクタを用いることにより達成される雌コネ
クタに接続されるための雄コネクタに関する。前記受容
室は、前記雌コネクタハウジングの端面に向かって開口
する壁によって囲まれ且つ、該端面から離れた端部にお
いて底部によって閉じられる。雌コネクタハウジング
は、前記第1長手方向軸線に対して平行に延びるように
前記底部から前記受容室内に突出する第1端子と連係さ
れる。前記受容室を囲んでいる前記壁の外面上には、前
記外面から離れて延びるように前記端面から前記底部に
向けて上昇するストッパ面を備え且つ、前記底部に向か
って、前記外面に向かって延びている係合面を設けた係
合耳部が突出して配置される。 【0002】 【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開第089639
6A2号公報は、雌コネクタと雄コネクタとを備える接
続組立体を記載している。その雌コネクタは、雌コネク
タハウジングと、壁によって囲まれる受容室と、を備え
ている。受容室は、雌コネクタハウジングの端面に向か
って開口し且つ該端面から離れた端部において、底部に
よって閉じられている。雌コネクタは、接続方向を定義
する第1長手方向軸線を備えている。 【0003】雌コネクタハウジングは、第1長手方向軸
線に対して平行に延びるように整列され且つ底部から受
容室内に突出する第1端子と連係される。受容室を囲ん
でいる壁の外面上には、係合耳部が突出して配置されて
いる。雄コネクタは、ロック位置にあるとき、スライダ
ーによってロックされ得る弾性的に偏向可能なロックア
ームと連係し、かくして無負荷位置からのロックアーム
の偏向を阻止する。 【0004】スライダーは押圧ばねと連係し、該押圧ば
ねは、スライダー上で支持されないそれらの端部におい
て、クロスアームにより互いに接続される。ロックアー
ムは、雄コネクタが雌コネクタに挿入されながら、係合
耳部に抗して停止する傾斜面を備えており、スライダー
は、そのロック面がロックアームと接触してない位置に
ある。このため、ロックアームは仮の(即ち、一時的
な)位置に係止手段によって係止される。 【0005】雄コネクタが雌コネクタに挿入されると
き、フック状突起を有するロックアームが係合耳部に抗
して停止するだけでなく、また、2つの押圧ばねを互い
に接続するクロスアームも雌コネクタの端面に抗して置
かれるようになる。雄コネクタが更に導かれると、該ば
ねは予め負荷をかけられる。ロックアームのフック状ロ
ック要素は、係合耳部を越えて摺動する。 【0006】この段階において、ロックアームは、その
ロック面が係合耳部の後ろに係合することができる位置
に達している。この過程において、押圧ばねの効果もま
た解除され、即ち、係止手段がスライダーを解放し、そ
の結果、スライダーは、ばねの作用により、係合耳部か
ら離れて変位され、その結果としてスライダーのロック
面はロックアームを横切って移動し、そしてロックアー
ムを偏向されているのに抗してその係合された位置に固
定する。 【0007】保持手段は、また、それらの最初の位置に
戻され、その結果ばね上の負荷もまた解放される。解放
するために、スライダーは雌コネクタでの雄コネクタの
解放方向と反対の方向に変位せねばならず、その結果ロ
ックアームが解放される。押圧ばねを支持するために十
分に大きな接触面を確保するために、雌コネクタハウジ
ングは押圧ばねの延長線上に配置される複数のリブを備
え、即ち、それらリブは接続方向に相対的に平行に延
び;それらリブは雌コネクタの端面から始まり且つ係合
耳部まで延びる。 【0008】解放するために、スライダーは、先ず、ロ
ックアームが解放されるまで雌コネクタに向かって変位
させられる。押圧ばねは、部分的に予め負荷をかけられ
且つ、保持手段がスライダーを前記位置に固定する。こ
の位置において、スライダーの非ロック部分は作用され
ることができ、即ち、圧力がスライダー上で働かされ、
その結果として前記部分はその下に位置決めされたロッ
クアーム突起に作用する。ロックアームが揺動体状に懸
架されるとき、フック状突起は雌コネクタにおいて係合
耳部から係合解除される。雄コネクタが、今、引っ張ら
れるならば、雄コネクタは雌コネクタから引き離され得
る。 【0009】これは、煩雑な取り扱いを伴い且つ、特に
操作の安全モードが要求される場合において、スライダ
ーに負荷をかける押圧ばね用の安全な支持を達成する目
的で、雌コネクタにリブを設ける形状に追加の手段を必
要とする。更に、取り扱いは、雄コネクタを雌コネクタ
から解放するとき、スライダーが先ず一つの位置に移動
するために解放方向に抗して移動されねばならないとい
った欠点がある。スライダーと連係する作動部分を介し
て、力が、雌コネクタの係合耳部からロックアームを解
放する意味では、ロックアームに印加される。同時に、
雌コネクタから雄コネクタを解放するために雄コネクタ
を引っ張ることが必要である。 【0010】ドイツ連邦共和国特許出願公開第1982
8968A1号公報は、雌コネクタおよび雄コネクタを
有するコネクタ組立体に関している。該雌コネクタは、
板ばね状係止要素と連係し、該板ばね状係止要素は、同
時に、雌コネクタの接触用短絡回路ブリッジとして働
く。該係止要素は、各々雄コネクタの突起と接触し且つ
接続の過程において変形させられる2本の係合アームを
備えており、突起は係合アームのねじれを横切って動く
ことができ、かくして更新された弾性を許容して、雄コ
ネクタが雌コネクタに固定される。 【0011】更に、端子アームが設けられており、該端
子アームは、雄コネクタおよび雌コネクタが接続されな
い状態において、雌コネクタの端子に接続され且つ係止
要素の一部を形成する。該係止要素は金属から製造され
且つ導電体である。接続されない状態において、かくし
て端子アームを介して端子間に短絡が生じる。雄コネク
タが挿入されるとき、前記端子アームは雌コネクタの端
子との接触から外れて移動される。 【0012】ドイツ連邦共和国特許出願公開第1005
2970A1号公報は、雌コネクタおよび雄コネクタを
有するコネクタ組立体を記載している。該雄コネクタは
スライダーと連係する。該スライダーは、押圧ばねと一
体であるように形成され且つ、接続されている過程にお
いて、先ず、予め負荷をかけられ且つ最終接続状態がま
だ達成されてないかぎり摺動力を発生する。更に、接続
された状態において、スライダーは係止要素として作用
する。押圧ばねの形状で設けられる弾性部分は蛇のよう
に曲げられる板ばね状部分を備えている。 【0013】ヨーロッパ特許出願公開第1089393
A1号公報は、壁により囲まれ且つ雄コネクタが挿入可
能な受容室が設けられた雌コネクタに関している。防水
組立体を達成するため、雄コネクタは、雌コネクタの受
容室に入る部分上に、受容室の内面との接触を確立する
シール部材が設けられている。雌コネクタの受容室に入
る雄コネクタ部分の断面は、その部分に対して後方に設
定された雄コネクタ部分と比較してテーパーとなってい
る。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、標準
の雌コネクタ、即ち、1つだけ係合耳部を備え、雄コネ
クタが扱い易く且つ最終接続が行なわれないかぎり、雌
コネクタから雄コネクタを解放する力を発生する雌コネ
クタ、のための雄コネクタを提供することにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】上記目的は、第2長手方
向軸線を有する雄コネクタハウジングと、スライダー
と、少なくとも1つの押圧ばねと、板ばね状係止要素
と、を備え、前記雄コネクタハウジングが、相対的に平
行に延びる前記複数の長手方向軸線によって前記受容室
に挿入可能な第1ハウジング部を備え、前記第1ハウジ
ング部が端面を有し、該端面から、前記第1端子に整合
し且つ前記第1端子に接続される役目をする複数の第2
端子に接近でき、前記雄コネクタハウジングが、更に、
係合手段付きの弾性的に偏向可能なロックアームを備え
ており、前記ロックアームが、前記係合手段から離れた
その端部によって、前記第1ハウジング部に一体に接続
または、前記第1ハウジング部と一体に形成されたハウ
ジング部分に一体に接続され且つ、無負荷状態において
前記第2長手方向軸線に対して平行に延びており、そし
て、前記第2長手方向軸線に対する横方向において、前
記ロックアームが、その前記係合手段とともに前記第1
ハウジング部から間隔を置いて配置され、前記ロックア
ームの前記係合手段が、前記雌コネクタハウジングに接
続されているときに、前記係合耳部の向かい側に位置決
めされ、そして、前記雄コネクタハウジングは、更に、
解放面を備え、該解放面が、前記係合手段から離れた前
記ロックアームの端部の近くに位置決めされ且つ、前記
係合手段から離れて前記第2長手方向軸線からそれてお
り、前記スライダーが、前記第2長手方向軸線に沿って
限定された範囲で調整可能であるように前記雄コネクタ
ハウジングの外側に保持され且つ、そのロック位置にお
いて前記ロックアームが前記無負荷状態から偏向される
のを阻止し且つ、前記ロックアームを該ロック位置から
外れる位置において解放し、前記少なくとも1つの押圧
ばねが、前記第2長手方向軸線に対して平行に、一方で
は、前記雄コネクタハウジング上で支持され、他方で
は、前記スライダー上で支持され且つ、前記スライダー
をそのロック位置を取るのに向けて負荷しており、鋼製
の前記板ばね状係止要素が、固定部によって前記スライ
ダーに固定され且つ、該固定部を始め、前記第2長手方
向軸線に対して横方向に弾性があり且つ、隣接する係止
面および設定面を前記固定部から離れた端部に有する少
なくとも1つのばねアームを備えており、前記係止面
は、前記ばねアームが無負荷状態である際に、前記雌コ
ネクタハウジングの前記端面に接触する役目をし、前記
雄コネクタハウジングの前記解放面上で前記設定面を移
動させることにより前記係止面が前記端面との接触から
外れて移動し得る、雄コネクタを設けることにより達成
される。 【0016】この実施形態の利点は、雄コネクタを、1
つのみ係合耳部を備える標準の雌コネクタと接続して使
用でき、該標準の雌コネクタを変更しなくても、雄コネ
クタが、最終ロック位置に達しないかぎり、雌コネクタ
から分離されることが確定されることである。更に、取
り扱いは簡単にされており、雄コネクタハウジングのみ
が、接続手順の過程において、雌コネクタハウジングに
対して、即ち、雌コネクタハウジングの底部に向かっ
て、動かされることによって作用される。 【0017】ロックアームを最終的に固定するために、
スライダーは、板ばね状係止要素が雌コネクタハウジン
グの端面から係合解除されることによって雌コネクタハ
ウジングに対する雄コネクタハウジングの位置の機能と
して自動的に解放され、その結果として、雄コネクタハ
ウジングとスライダーとの間に有効な押圧ばねの力が解
放される。スライダーは、ロックアームが非ロック位置
への変位を阻止するように固定されるような方法で雌コ
ネクタハウジングと雄コネクタハウジングに対して変位
される。前記位置は、雄コネクタハウジングを雌コネク
タハウジングから解放する目的でスライダーが解放方向
にのみ作用されねばならないために無効にし易い。 【0018】他の実施形態によれば、ロックアームが2
本の長手方向支柱を有するフレーム状であり、係止要素
が前記ロックアームの2本の長手方向支柱間に配置さ
れ、しかも係合手段が前記長手方向支柱の自由端を接続
する横方向に延びる係合支柱の一部分を形成することが
提案される。 【0019】ロックアームが係合耳部に係合することか
ら正確に解放されることを確立する目的で、スライダー
が少なくとも1つの解放突起を備えていることが提案さ
れ、該少なくとも1つの解放突起が、雌コネクタが前記
スライダーを変位させることにより雄コネクタから解放
されるとき、前記係合耳部から係合手段を解放する意味
で、前記ロックアームに作用する。 【0020】雄コネクタと雌コネクタとの間の最終ロッ
ク状態において、鋼製の係止要素がその通常の位置から
弾性的に偏向され、即ち、雌コネクタおよび雄コネクタ
が互いに接続されるかぎり前記係止要素が負荷をかけら
れるので、前記係止要素が高級鋼からなると有利であ
る。 【0021】好適な実施形態において、係止要素の固定
部が、ばねアームを形成するように曲げられ、特にU字
形状であるように曲げられ且つ、係合アームを備えてい
る。係止要素が、固定部および関連の係合アームととも
に、スライダーの係止凹部に挿入されることができ;そ
の中で横方向に且つ係止要素が引き抜かれることを阻止
するように案内され、端面でスライダーの凹部の領域に
おいて支持面に抗して支持される係合アームによって保
持される。 【0022】ばねアームの自由端は、係止面および設定
面を形成する。これを達成するために、ばねアームの自
由端が、数回角度付けられることによって、係止面およ
び設定面を形成することが提案される。代替的に、ばね
アームの自由端が、巻かれた部分によって、係止面およ
び設定面を形成することが提案される。 【0023】更に、第1ハウジング部が、ロックアーム
が一体に接続される中間部に向かって、シール部材を受
容するための座部を備え、この座部が減少された断面を
備えていることが提案される。 【0024】好適な実施形態を以下で図面に基づいてよ
り詳細に説明する。 【0025】 【発明の実施の形態】標準の雌コネクタが図1に示され
る。雌コネクタ1は、第1長手方向軸線3を有する雌コ
ネクタハウジング2を備えている。更に、雌コネクタ1
は、ほぼ矩形の開口断面を有する受容室5を囲む壁4を
備えている。受容室5は、端面6に向かって開口し且つ
該端面6と反対の端部において底部8によって閉じられ
る。底部8からは、ピン形の複数の第1接続端子7が突
出している。それら第1接続端子7は、第1長手方向軸
線3に対して平行に延びている。 【0026】壁4の外面9上には、端面6に向かって、
傾斜されたストッパ面11を備える係合耳部10が配置
され、該ストッパ面11は、外面9から離れて延びなが
ら端面6に向かう端部から底部8に向かって上昇する。
前記ストッパ面11には外面9に向かって延びている係
合面12が続き、即ち、係合面12は外面9に対して好
ましくは垂直に延び且つ、任意でアンダーカットを備え
る。 【0027】図2および図3は雄コネクタ13(図7参
照)の雄コネクタハウジング14を示している。雄コネ
クタハウジング14は、第2長手方向軸線15を有して
いる。雄コネクタハウジング14は、雌コネクタ1に接
続されている際に図1の受容室5に入る第1ハウジング
部16を備えている。第1長手方向軸線3および第2長
手方向軸線15は、一直線に整列している。第1ハウジ
ング部16は、ロック要素29によって固定されるブッ
シュ状端子の形の複数の第2端子18が受容される複数
の端子受容室に接続される複数の開口が設けられる端面
17から始まっている。 【0028】第1ハウジング部16にはハウジング部分
として中間部19が続き、シール部材20(図7参照)
のために小さくされた断面を有する座部が、それらの間
に配置されている。第1ハウジング部16の断面は、雌
コネクタハウジング2の受容室5の断面と実質上適合さ
せられており、即ち、丸みが付いた矩形体に近い。前記
部材の幅の広い面上には、フレーム状であり且つ、2つ
の長手方向支柱24を備えるロックアーム22が配置さ
れている。2つの長手方向支柱24は、平行に且つ互い
に間隔を置いて配置され且つ、中間部19で一端によっ
て、端面17から離れて、雄コネクタハウジング14と
一体であるように形成される。 【0029】端面17に近づいている2つの長手方向支
柱24の端部は、横方向に延びている係合支柱23によ
って互いに接続され、横方向に延びている係合支柱23
は雄コネクタ1の係合耳部10に係合するための係合手
段として働く。 【0030】係合支柱23に接近している、長手方向支
柱24の端部の領域には、ロック突起26が設けられて
いる。それと反対の領域には、長手方向支柱24に隣接
し且つ端面17から且つ第2長手方向軸線15から離れ
て延びている解放面27が配置される。更に、前記領域
には、ロックアーム22の長手方向支柱24の一側に延
び且つ一端で押圧ばね37を支持するように働く2つの
第1ばね支持ベアリング28が設けられている。その下
側で、係合支柱23は、第1ばね支持ベアリング28か
ら離れて且つ第2長手方向軸線15から離れて延びる設
定面25を備えている(図7参照)。 【0031】端面17から離れて、ハウジング部分に横
方向に挿入され得る図2に追加的に示されたロック要素
29(図7も参照)は、第1ハウジング部16に受容さ
れた第2端子18が引き抜かれるのを阻止する役目をも
つ。図3に見られるように、ロックアーム22から離れ
て向かい合う雄コネクタハウジング14の面には、フッ
ク形状のストッパ21を有するアームが設けられてい
る。 【0032】スライダー30の構造は、図4および図5
に示される。スライダー30は形状において管状であ
り、そしてその内部において、端面に向かって、複数の
押圧ばね37の他端を支持する2つのばね支持ベアリン
グ31が備えられていることが見られる。第2ばね支持
ベアリング31の向かい側に位置決めされた面には、ス
ライダー30が雄コネクタハウジング14に嵌合される
際にストッパ21と協働する設定凹部32が設けられて
いる。更に、図7は、雌コネクタ1が雄コネクタ13に
最終的に接続される際に、雌コネクタハウジング2にロ
ックアーム22を変位されることに抗して固定する、即
ち、ロック突起26と協働するロック当接部33を示し
ている。 【0033】第2ばね支持ベアリング31を備えている
その端部において、スライダー30は、雄コネクタ13
が雌コネクタ1から解放される過程にある際にロックア
ーム22を解放するように働く2つの解放突起34と連
係する。スライダー30が解放方向に引っ張られると
き、前記ロックアーム22は、雄コネクタハウジング1
4が雌コネクタハウジング2から抜け得る前に、雌コネ
クタ1の係合突起から解放されるように動かされる。更
に、ロックアーム22は、支持面36(図7参照)を有
する係止凹部35を備えている。 【0034】図6は、高級鋼で製造された係止要素38
を示し、該係止要素38は板ばね状であり且つ数回角度
が付けられている。ばねアーム40および、それぞれ、
2本のばねアーム40は、固定部39とともに、U字形
状を形成しており、固定部39は、それ自体から打ち抜
かれ且つ図4および図5にしたがってスライダー30の
係止凹部35における抜け落ちを防止する役目を持つ係
合アーム42と連係している。係止面41を形成する部
分は、ばねアーム40に対して角度が付けられ且つばね
アーム40に接続され、ばねアーム40には、順次、各
々設定面43を有する2つの実質的に傾斜または曲げら
れた部分が続いている。 【0035】図7は、雌コネクタ1と雄コネクタ13と
の間の最初の接続状態を示している。スライダー30が
雄コネクタハウジング14に嵌合されることを見ること
ができる。スライダー30は、雄コネクタハウジング1
4を囲んでいる。第2長手方向軸線15に対して平行な
移動は、設定凹部32に係合するストッパ21によって
範囲を定められる。複数のばね37は、前記ストッパ2
1が図7に示されるような雄コネクタハウジング14に
対するその位置を取ることができるように前記ストッパ
21に負荷をかけ、第1ハウジング部16の端面17に
近い端面は端面17でおおよそ終了する。第1ハウジン
グ部16が雌コネクタハウジング2の受容室5に部分的
に既に導かれていることを見ることができる。 【0036】しかしながら、端面17は、第1雄コネク
タ端子7の端部の前に明瞭に位置決めされる。第1長手
方向軸線3および第2長手方向軸線15は、しかしなが
ら、相対的に一直線に整列される。また、嵌合されたシ
ール部材20を見ることができる。 【0037】更に、該図は、固定部39を有する係止要
素38がスライダー30の係止凹部35に配置される方
法を示しており、係合アーム42は、その端面によっ
て、係止凹部35の支持面36に抗して支持されてい
る。その係止面41によって、係止要素38は雌コネク
タ1の端面6に抗して置かれる。ばねアーム40は、無
負荷状態にある。 【0038】ロックアーム22は、係合支柱23ととも
に、雌コネクタ1の壁4の外面9に更に接近し、壁4
は、受容室5を画成し且つ、ロック突起26に対向する
ように位置決めされたロック当接部33によって第2長
手方向軸線15に対して横方向にその位置から偏向され
ることに抗して固定される。第1ハウジング部16が受
容室5により深く入る、即ち、端面17によって底部8
に近接して移動するように、雄コネクタハウジング14
が今、挿入方向に、即ち、接続方向に作用されるなら
ば、スライダー30は、雌コネクタ1の端面6に抗して
置かれている係止要素40の係止面41のために、雌コ
ネクタ1に対して休止位置に残る、即ち、雄コネクタハ
ウジング14に対して後ろに留まる。 【0039】図8に示されるように、雄コネクタハウジ
ング14の端面17が、雌コネクタ1の底部8に更に近
づき、ロックアーム22の係合支柱23の設定面25が
係合耳部10のストッパ面11と既に接触している。雌
コネクタ1に向かい合っているスライダー30の端面
は、もはやハウジング部16の端面17と面一ではない
が、係合支柱23に近接して既に位置決めされている。 【0040】この状態は図9に示される位置に達するま
で継続し、その際、係合支柱23がスライダー30の隣
接する端面の前方に位置決めされるように、係合支柱2
3が係合耳部10を通過し且つ、底部8から離れて、係
合耳部10の面12上に支持される。この移動は、第1
端子7を雄コネクタハウジング14のハウジング部16
により深く導く。シール部材20も、密封効果を成し遂
げるために雌コネクタハウジング2の受容室5内に既に
部分的にある。 【0041】更に、雄コネクタハウジング14の解放面
27は、係止要素38の設定面43に近づいていき、こ
のため、雄コネクタハウジング14が受容室5に更に挿
入され且つ端面17が雌コネクタ1の底部8に近づくの
で、係止要素38は図10に示されるように接触位置に
達し、そして係止要素38が更に挿入されるので、偏向
され、そのため、その係止面41は雌コネクタ1の端面
6との接触を失い、その結果、雄コネクタハウジング1
4が雌コネクタ1内に導かれながら予め負荷をかけられ
ていた押圧ばね37が有効になり、図11に示されるよ
うに、スライダー30が底部8に向かって雄コネクタハ
ウジング14に対して調整され、係止要素38が雌コネ
クタ1の外面9上を摺動する。 【0042】この位置において、押圧ばね37は負荷を
かけられておらず、且つスライダー30は、雄コネクタ
ハウジング14に対して、図7に示されたような位置を
取り、その位置においてロックアーム22は第2長手方
向軸線15から離れて変位されることに抗して固定され
る。 【0043】雄コネクタハウジング14およびスライダ
ー30ならびに係止要素38およびシール部材20を備
えている雄コネクタ13を雌コネクタ1から解放するた
めに、スライダー30は解放方向に、即ち、接続方向と
反対の方向に作用され、そのため、スライダー30は底
部8から離れて動かされる。図9に示される位置からの
途中で、解放突起34が長手方向支柱24に作用し且つ
ロックアーム22を持ち上げ、その結果係合支柱23が
係合耳部10から係合解除される。一方が、スライダー
30を接続方向に抗して、即ち、底部8から離れて、引
っ張ることによりスライダー30に作用し続けるなら
ば、雄コネクタハウジング14は雌コネクタ1から解放
される。 【0044】図12および図13は、図6に示される係
止要素38と比較すると、代替実施形態として係止要素
138の斜視図および側面図をそれぞれ示している。係
止要素138もまた高級鋼から製造される。係止要素1
38は、また、係合アーム142を有する固定部139
を備えており、係合アーム142は固定部139から打
ち抜かれ且つそれに対して角度が付けられ且つスライダ
ー30の凹部35に固定されることができる。しかしな
がら、係止要素138は、係止要素38の硬さより硬い
ただ一つの切れ目無いばねアーム140を備えている。
ばねアーム140の自由端には、係止面141且つ同時
に周部でずれている設定面143を形成する巻かれた部
分が設けられる。 【0045】上述した本発明の特徴を以下第1項〜第9
項に簡潔に纏めて列記する。 【0046】1. 雌コネクタ(1)に接続されるため
の雄コネクタ(13)であって、前記雌コネクタ(1)
が、第1長手方向軸線(3)および受容室(5)を有す
る雌コネクタハウジング(2)を備え、前記受容室
(5)が、前記雌コネクタハウジング(2)の端面
(6)に向かって開口する壁(4)により囲まれ且つ、
該端面(6)から離れた端部において底部(8)により
閉じられ、前記底部(8)が、前記第1長手方向軸線
(3)に対して平行に延びるように該底部(8)から前
記受容室(5)内に突出する複数の第1端子(7)と連
係しており、前記受容室(5)を囲んでいる前記壁
(4)の外面(9)上には、前記外面(9)から離れて
延びるように前記端面(6)から前記底部(8)に向け
て上昇するストッパ面(11)を備える係合耳部(1
0)が突出して配置され、前記底部(8)に向かった前
記係合耳部(10)には係合面(12)が設けられ、該
係合面(12)が前記外面(9)に向かって延びてお
り、前記雄コネクタ(13)が、第2長手方向軸線(1
5)を有する雄コネクタハウジング(14)と、スライ
ダー(30)と、少なくとも1つの押圧ばね(37)
と、板ばね状係止要素(38)と、を備え、前記雄コネ
クタハウジング(14)が、相対的に平行に延びる前記
複数の長手方向軸線(3,15)によって前記受容室
(5)に挿入可能な第1ハウジング部(16)を備え、
前記第1ハウジング部(16)が端面(17)を有し、
該端面(17)から、前記第1端子(7)に整合し且つ
前記第1端子(7)に電気的に接続される役目をする複
数の第2端子(18)に接近でき、前記雄コネクタハウ
ジング(14)が、更に、係合手段(23)付きの弾性
的に偏向可能なロックアーム(22)を備えており、前
記ロックアーム(22)が、前記係合手段(23)から
離れたその端部によって、前記第1ハウジング部(1
6)に一体に接続または、前記第1ハウジング部(1
6)と一体に形成されたハウジング部分(19)に一体
に接続され且つ、無負荷状態において前記第2長手方向
軸線(15)に対して平行に延びており、そして、前記
第2長手方向軸線(15)に対する横方向において、前
記ロックアーム(22)が、その前記係合手段(23)
とともに前記第1ハウジング部(16)から間隔を置い
て配置され、前記ロックアーム(22)の前記係合手段
(23)が、前記雌コネクタハウジング(2)に接続さ
れているときに、前記係合耳部(10)の向かい側に位
置決めされ、そして、前記雄コネクタハウジング(1
4)は、更に、解放面(27)を備え、該解放面(2
7)が、前記係合手段(23)から離れた前記ロックア
ーム(22)の端部の近くに位置決めされ且つ、前記係
合手段(23)から離れて前記第2長手方向軸線(1
5)からそれており、前記スライダー(30)が、前記
第2長手方向軸線(15)に沿って限定された範囲で調
整可能であるように前記雄コネクタハウジング(14)
の外側に保持され且つ、そのロック位置において前記ロ
ックアーム(22)が前記無負荷状態から偏向されるの
を阻止し且つ、前記ロックアーム(22)を該ロック位
置から外れる位置において解放し、前記少なくとも1つ
の押圧ばね(37)が、前記第2長手方向軸線(15)
に対して平行に、一方では、前記雄コネクタハウジング
(14)上で支持され、他方では、前記スライダー(3
0)上で支持され且つ、前記スライダー(30)をその
ロック位置を取るのに向けて負荷しており、鋼製の前記
板ばね状係止要素(38)が、固定部(39)によって
前記スライダー(30)に固定され且つ、該固定部(3
9)を始め、前記第2長手方向軸線(15)に対して横
方向に弾性があり且つ、隣接する係止面(41)および
設定面(43)を前記固定部(39)から離れた端部に
有する少なくとも1つのばねアーム(40)を備えてお
り、前記係止面(41)は、前記ばねアーム(40)が
無負荷状態である際に、前記雌コネクタハウジング
(2)の前記端面(6)に接触する役目をし、前記雄コ
ネクタハウジング(14)の前記解放面(27)上で前
記設定面(43)を移動させることにより前記係止面
(41)が前記端面(6)との接触から外れて移動し得
ることを特徴とする雌コネクタに接続されるための雄コ
ネクタ。 【0047】2. 上記第1項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、前記ロックア
ーム(22)が、2本の長手方向支柱(24)を有する
フレーム状であり、前記係止要素(38)が、前記ロッ
クアーム(22)の前記2本の長手方向支柱(24)間
に配置され、そして、前記係合手段が、前記長手方向支
柱(24)の自由端を接続する横方向に延びる係合支柱
(23)の一部分を形成することを特徴とする雌コネク
タに接続されるための雄コネクタ。 【0048】3. 上記第1項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、前記スライダ
ー(30)が、少なくとも1つの解放突起(34)を備
えており、前記少なくとも1つの解放突起(34)は、
前記係合耳部(10)から前記係合手段(23)を解放
するという意味では、前記雌コネクタ(13)が前記ス
ライダー(30)を変位することによって前記雄コネク
タ(1)から解放される際に前記ロックアーム(22)
に作用することを特徴とする雌コネクタに接続されるた
めの雄コネクタ。 【0049】4. 上記第1項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、前記係止要素
(38)が高級鋼からなっていることを特徴とする雌コ
ネクタに接続されるための雄コネクタ。 【0050】5. 上記第1項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、前記係止要素
(38,138)の前記固定部(39,139)が、ば
ねアーム(40,140)を形成するように曲げられ且
つ、係合アーム(42,142)を備えており、前記固
定部(39,139)が、前記スライダー(30)の係
止凹部(35)に受容され且つ、前記係合アーム(4
2,142)の端面によって、前記スライダー(30)
の支持面(36)に抗して支持されることを特徴とする
雌コネクタに接続されるための雄コネクタ。 【0051】6. 上記第1項から第5項のいずれか一
つに記載された雌コネクタに接続されるための雄コネク
タにおいて、前記第1ハウジング部(16)が、前記ロ
ックアーム(22)が一体に接続される中間部(19)
に向かって、シール部材(20)を受容するための座部
を備え、この座部が小さくされた断面を備えていること
を特徴とする雌コネクタに接続されるための雄コネク
タ。 【0052】7. 上記第5項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、前記ばねアー
ム(40,140)の自由端が、係止面(41,14
1)および設定面(43,143)を形成することを特
徴とする雌コネクタに接続されるための雄コネクタ。 【0053】8. 上記第7項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、数回角度付け
られることによって、前記ばねアーム(40)の自由端
が係止面(41)および設定面(43)を形成すること
を特徴とする雌コネクタに接続されるための雄コネク
タ。 【0054】9. 上記第7項に記載された雌コネクタ
に接続されるための雄コネクタにおいて、前記ばねアー
ム(140)の自由端が、巻かれた部分によって、係止
面(141)および設定面(143)を形成することを
特徴とする雌コネクタに接続されるための雄コネクタ。 【0055】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、雄コネクタを、1つのみ係合耳部を備える標準の雌
コネクタと接続して使用でき、該標準の雌コネクタを変
更しなくても、雄コネクタが、最終ロック位置に達しな
いかぎり、雌コネクタから分離されることが確定される
ことである。更に、取り扱いは簡単にされており、雄コ
ネクタハウジングのみが、接続手順の過程において、雌
コネクタハウジングに対して、即ち、雌コネクタハウジ
ングの底部に向かって、動かされることによって作用さ
れる。 【0056】即ち、本発明によれば、標準の雌コネク
タ、即ち、1つだけ係合耳部を備え、雄コネクタが扱い
易く且つ最終接続が行なわれないかぎり、雌コネクタか
ら雄コネクタを解放する力を発生する雌コネクタ、のた
めの雄コネクタを提供することができる。
素の図を含む、雄コネクタの斜視図である。 【図3】ロックアームから離れて面している雄コネクタ
側の図を含む、雌コネクタの斜視図である。 【図4】スライダーの第1の斜視図である。 【図5】スライダーの第2の斜視図である。 【図6】板ばね状係止要素の斜視図である。 【図7】雄コネクタと雌コネクタの相対的な位置をそれ
らの最初の接続状態において示す図である。 【図8】図7と比較して、より前進させられ且つ雄コネ
クタのロックアームの係合手段が、それらが雌コネクタ
の係合耳部に接触する位置に達した接続状態を示す図で
ある。 【図9】ロックアームの係合手段が雌コネクタの係合耳
部を通過する、進んだ位置を示す図である。 【図10】雄コネクタハウジングでの解放面による保持
手段の解放の開始における更に他の接続位置を示す図で
ある。 【図11】ロックアームが、あらゆる偏向を阻止するよ
うに、ロック位置にスライダーによって固定される最終
ロック位置を示す図である。 【図12】係止要素の代替の実施の形態を示す斜視図で
ある。 【図13】図12による係止要素の側面図である。 【符号の説明】 1 雌コネクタ 2 雌コネクタハウジング 3 第1長手方向軸線 4 壁 5 受容室 6 端面 7 第1端子 8 底部 9 外面 10 係合耳部 11 ストッパ面 12 係合面 13 雄コネクタ 14 雄コネクタハウジング 15 第2長手方向軸線 16 第1ハウジング部 17 端面 18 第2端子 19 中間部(ハウジング部分) 20 シール部材 22 ロックアーム 23 係合支柱(係合手段) 24 長手方向支柱 27 解放面 30 スライダー 35 係止凹部 36 支持面 37 押圧ばね 38,138 係止要素 39,139 固定部 40,140 ばねアーム 41,142 係止面 42.142 係合アーム 43,143 設定面
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 雌コネクタ(1)に接続されるための雄
コネクタ(13)であって、 前記雌コネクタ(1)が、第1長手方向軸線(3)およ
び受容室(5)を有する雌コネクタハウジング(2)を
備え、 前記受容室(5)が、前記雌コネクタハウジング(2)
の端面(6)に向かって開口する壁(4)により囲まれ
且つ、該端面(6)から離れた端部において底部(8)
により閉じられ、 前記底部(8)が、前記第1長手方向軸線(3)に対し
て平行に延びるように該底部(8)から前記受容室
(5)内に突出する複数の第1端子(7)と連係してお
り、 前記受容室(5)を囲んでいる前記壁(4)の外面
(9)上には、前記外面(9)から離れて延びるように
前記端面(6)から前記底部(8)に向けて上昇するス
トッパ面(11)を備える係合耳部(10)が突出して
配置され、 前記底部(8)に向かった前記係合耳部(10)には係
合面(12)が設けられ、該係合面(12)が前記外面
(9)に向かって延びており、 前記雄コネクタ(13)が、第2長手方向軸線(15)
を有する雄コネクタハウジング(14)と、スライダー
(30)と、少なくとも1つの押圧ばね(37)と、板
ばね状係止要素(38)と、を備え、 前記雄コネクタハウジング(14)が、相対的に平行に
延びる前記複数の長手方向軸線(3,15)によって前
記受容室(5)に挿入可能な第1ハウジング部(16)
を備え、 前記第1ハウジング部(16)が端面(17)を有し、
該端面(17)から、前記第1端子(7)に整合し且つ
前記第1端子(7)に電気的に接続される役目をする複
数の第2端子(18)に接近でき、 前記雄コネクタハウジング(14)が、更に、係合手段
(23)付きの弾性的に偏向可能なロックアーム(2
2)を備えており、 前記ロックアーム(22)が、前記係合手段(23)か
ら離れたその端部によって、前記第1ハウジング部(1
6)に一体に接続または、前記第1ハウジング部(1
6)と一体に形成されたハウジング部分(19)に一体
に接続され且つ、無負荷状態において前記第2長手方向
軸線(15)に対して平行に延びており、そして、 前記第2長手方向軸線(15)に対する横方向におい
て、前記ロックアーム(22)が、その前記係合手段
(23)とともに前記第1ハウジング部(16)から間
隔を置いて配置され、 前記ロックアーム(22)の前記係合手段(23)が、
前記雌コネクタハウジング(2)に接続されているとき
に、前記係合耳部(10)の向かい側に位置決めされ、
そして、 前記雄コネクタハウジング(14)は、更に、解放面
(27)を備え、該解放面(27)が、前記係合手段
(23)から離れた前記ロックアーム(22)の端部の
近くに位置決めされ且つ、前記係合手段(23)から離
れて前記第2長手方向軸線(15)からそれており、 前記スライダー(30)が、前記第2長手方向軸線(1
5)に沿って限定された範囲で調整可能であるように前
記雄コネクタハウジング(14)の外側に保持され且
つ、そのロック位置において前記ロックアーム(22)
が前記無負荷状態から偏向されるのを阻止し且つ、前記
ロックアーム(22)を該ロック位置から外れる位置に
おいて解放し、 前記少なくとも1つの押圧ばね(37)が、前記第2長
手方向軸線(15)に対して平行に、一方では、前記雄
コネクタハウジング(14)上で支持され、他方では、
前記スライダー(30)上で支持され且つ、前記スライ
ダー(30)をそのロック位置を取るのに向けて負荷し
ており、 鋼製の前記板ばね状係止要素(38)が、固定部(3
9)によって前記スライダー(30)に固定され且つ、
該固定部(39)を始め、前記第2長手方向軸線(1
5)に対して横方向に弾性があり且つ、隣接する係止面
(41)および設定面(43)を前記固定部(39)か
ら離れた端部に有する少なくとも1つのばねアーム(4
0)を備えており、 前記係止面(41)は、前記ばねアーム(40)が無負
荷状態である際に、前記雌コネクタハウジング(2)の
前記端面(6)に接触する役目をし、 前記雄コネクタハウジング(14)の前記解放面(2
7)上で前記設定面(43)を移動させることにより前
記係止面(41)が前記端面(6)との接触から外れて
移動し得ることを特徴とする雌コネクタに接続されるた
めの雄コネクタ。
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