JP3498939B2 - ポリエステル、該ポリエステルからなるプリフォームおよび二軸延伸ボトルならびにポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法 - Google Patents

ポリエステル、該ポリエステルからなるプリフォームおよび二軸延伸ボトルならびにポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリエステル、該ポリエ
ステルからなるプリフォームおよびボトルならびにポリ
エステル製二軸延伸ボトルの製造方法に関し、さらに詳
しくは、結晶化速度が速く、かつガスバリヤー性、透明
性および耐熱性に優れたポリエステル、このポリエステ
ルからなるプリフォームおよび二軸延伸ボトル、ならび
にガスバリヤー性、透明性および耐熱性に優れたポリエ
ステル製二軸延伸ボトルの製造方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】ポリエチレンテレフタレートなど
の飽和ポリエステルは、ガスバリヤー性、透明性および
機械的強度に優れるため、ボトルなどの容器として広く
利用されている。特にポリエチレンテレフタレートを二
軸延ブロー伸成形して得られるボトルは、透明性、機械
的強度、耐熱性、およびガスバリヤー性に優れており、
ジュース、清涼飲料、炭酸飲料などの飲料充填用容器
(PETボトル)として広く用いられている。このよう
なボトルは、一般的に、飽和ポリエステルを射出成形し
て口栓部と胴部とを有するプリフォームを成形し、次い
でこのプリフォームを所定形状の金型に挿入し、延伸ブ
ロー成形して胴部を延伸して、口栓部と延伸された胴部
を有するボトルとすることにより製造されている。
【0003】このようなポリエステル製ボトル特にジュ
ースなどの飲料用途に用いられるポリエステル製ボトル
では、内容物の加熱殺菌処理に対応しうる耐熱性が要求
されるため、通常ブロー成形後にさらにボトルを熱処理
(ヒートセット)して耐熱性を向上させている。
【0004】また上記のようにして得られるポリエステ
ル製ボトルでは、口栓部は未延伸であり、延伸された胴
部と比較すると機械的強度および耐熱性に劣っている。
このため、通常、ブロー成形前にプリフォームの口栓部
を加熱・結晶化するか、あるいはブロー成形により得ら
れたボトルの口栓部を加熱・結晶化して、口栓部の機械
的強度、耐熱性などを向上させている。
【0005】ところで、近年ポリエステル樹脂(特にポ
リエチレンテレフタレート)から製造されるボトルは小
型化する傾向にあるが、このような小型ボトルの場合、
単位容量当りのボトル胴部と接する面積が大きくなるこ
とからガス損失あるいは外部からの酸素の透過による内
容物への影響が顕著となり、内容物の保存期間が低下す
ることとなる。このため従来よりもガスバリヤー性に優
れるポリエステル製ボトルの出現が望まれている。
【0006】また、近年ポリエステル樹脂(特にポリエ
チレンテレフタレート)から製造されるボトルの製造時
間を短縮し、生産性を向上することが求められている。
ボトルの製造時間を短縮する方法としては、口栓部の結
晶化時間、ボトルのヒートセット時間を短縮する方法が
有効である。
【0007】しかしながら一般に口栓部の結晶化時間、
ボトル胴部のヒートセット時間を短縮すると、得られる
ボトルの機械的強度および耐熱性などが低下する。この
ため口栓部の結晶化時間、ボトル胴部のヒートセット時
間を短時間で行うには結晶化速度の大きいポリエステル
を用いる必要がある。このような結晶化速度の大きいポ
リエステルとしては、原料ポリエステルとリプロポリエ
ステルとからなるポリエステル樹脂組成物が知られてい
る。ここで「原料ポリエステル」とは、ジカルボン酸と
ジオールとから製造され、加熱溶融状態で成形機を通過
させてボトル、プリフォームなどに成形された履歴がな
いポリエステルをいい、「リプロポリエステル」とは、
このような原料ポリエステルを少なくとも1回以上加熱
溶融状態で成形機を通過させ、得られたポリエステル成
形体を粉砕して得られるポリエステルをいう。
【0008】しかしながらこのポリエステル樹脂組成物
は、結晶化速度が速く加熱結晶化を短時間で行うことが
できるが、一方得られるボトルの透明性が低下してしま
うという問題点があった。
【0009】このため加熱結晶化速度が速く、かつ透明
性およびガスバリヤー性に優れたボトル等の成形体が得
られるようなポリエステルの出現が望まれているととも
に、このようなポリエステルからなるプリフォームおよ
び二軸延伸ボトルならびにこのようなポリエステルを用
いたポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法の出現が
望まれている。
【0010】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に鑑み
てなされたものであって、結晶化速度が速く、かつガス
バリヤー性、透明性および耐熱性に優れたポリエステル
を提供することを目的としている。
【0011】また、本発明は、上記のようなポリエステ
ルからなるプリフォームおよびガスバリヤー性、透明性
および耐熱性に優れた二軸延伸ボトルを提供することを
目的としている。
【0012】さらに、本発明は、ガスバリヤー性、透明
性および耐熱性に優れたボトルを製造しうるようなポリ
エステル製二軸延伸ボトルの製造方法、ならびにガスバ
リヤー性、透明性および耐熱性に優れたボトルを生産性
よく製造することができるようなポリエステル製二軸延
伸ボトルの製造方法を提供することを目的としている。
【0013】
【発明の概要】本発明に係るポリエステルは、テレフタ
ル酸、イソフタル酸およびナフタレンジカルボン酸を主
たる成分とするジカルボン酸から誘導されるジカルボン
酸構成単位と、エチレングリコールと炭素数2〜10の
アルキレン鎖を有するポリアルキレングリコールとを主
たる成分とするジオールから誘導されるジオール構成単
位とからなり、(i) 全ジカルボン酸構成単位に対して、
テレフタル酸から誘導される構成単位が98〜80重量
%、ナフタレンジカルボン酸から誘導される構成単位が
1〜20重量%、イソフタル酸から誘導される構成単位
が0.01〜15重量%の範囲にあり、かつナフタレン
ジカルボン酸から誘導される構成単位とイソフタル酸か
ら誘導される構成単位との合計が2〜20重量%であ
り、(ii)全ジオール構成単位に対して、エチレングリコ
ールから誘導される構成単位が99.999〜90重量
%、炭素数2〜10のアルキレン鎖を有するポリアルキ
レングリコールから誘導される構成単位が0.001〜
10重量%の範囲にあることを特徴としている。
【0014】本発明では、前記ポリアルキレングリコー
ルは、重合度(n)が5ないし50の範囲にあることが
望ましい。また、前記ポリアルキレングリコールは、ポ
リテトラメチレングリコールであることが好ましい。
【0015】本発明のポリエステルは、ガスバリヤー
性、透明性および耐熱性に優れたボトル等の成形体を形
成することができる。また、加熱結晶化速度が速いの
で、プリフォームの口栓部またはボトルの口栓部を高速
で結晶化させることができ、したがってこのポリエステ
ルからは、ガスバリヤー性、透明性および耐熱性に優
れ、かつ口栓部の機械的強度および耐熱性に優れたボト
ルを生産性よく製造することができる。
【0016】本発明に係るプリフォームおよび二軸延伸
ボトルは、上記のポリエステルからなることを特徴とし
ている。本発明の二軸延伸ボトルは、ボトル胴部の炭酸
ガス透過係数が15.0cc・mm/m2・day・atm以下であ
ることが望ましい。
【0017】本発明の二軸延伸ボトルは、ガスバリヤー
性、透明性および耐熱性に優れている。本発明に係るポ
リエステル製二軸延伸ボトルの製造方法は、上記のよう
なポリエステルからプリフォームを製造し、次いでこの
プリフォームを加熱後、二軸延伸ブロー成形して延伸ボ
トルを成形し、更にこの延伸ボトルを100℃以上の温
度の金型内で保持することを特徴としている。
【0018】本発明では、二軸延伸ブロー成形をする前
にプリフォーム口栓部を加熱結晶化してもよく、二軸延
伸ブロー成形後にボトル口栓部を加熱結晶化してもよ
い。本発明のポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法
によると、ボトル胴部の炭酸ガス透過係数が15.0cc
・mm/m2・day・atm以下であるポリエステル製二軸延伸
ボトルが得られる。
【0019】本発明に係るポリエステル製二軸延伸ボト
ルの製造方法は、ガスバリヤー性、透明性および耐熱性
に優れたボトルを製造することができる。また、本発明
に係るポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法は、ガ
スバリヤー性、透明性および耐熱性に優れ、口栓部の機
械的強度および耐熱性に優れたボトルを生産性よく製造
することができる。
【0020】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るポリエステ
ル、該ポリエステルからなるプリフォームおよび二軸延
伸ボトルならびにポリエステル製二軸延伸ボトルの製造
方法について具体的に説明する。
【0021】本発明に係るポリエステルは、テレフタル
酸、イソフタル酸およびナフタレンジカルボン酸を主た
る成分とするジカルボン酸から誘導されるジカルボン酸
構成単位と、エチレングリコールと炭素数2〜10のア
ルキレン鎖を有するポリアルキレングリコールとを主た
る成分とするジオールから誘導されるジオール構成単位
とからなり、(i) 全ジカルボン酸構成単位に対して、テ
レフタル酸から誘導される構成単位が98〜80重量
%、ナフタレンジカルボン酸から誘導される構成単位が
1〜20重量%、イソフタル酸から誘導される構成単位
が0.01〜15重量%の範囲にあり、かつナフタレン
ジカルボン酸から誘導される構成単位とイソフタル酸か
ら誘導される構成単位との合計が2〜20重量%であ
り、(ii)全ジオール構成単位に対して、エチレングリコ
ールから誘導される構成単位が99.999〜90重量
%、炭素数2〜10のアルキレン鎖を有するポリアルキ
レングリコールから誘導される構成単位が0.001〜
10重量%の範囲にある。
【0022】以下、本発明に係るポリエステルを構成す
るジカルボン酸構成単位およびジオール構成単位につい
て説明する。ジカルボン酸構成単位 ジカルボン酸構成単位は、テレフタル酸またはそのエス
テル誘導体(たとえば低級アルキルエステル、フェニル
エステルなど)から誘導される構成単位を主たる成分と
し、ナフタレンジカルボン酸およびイソフタル酸から誘
導される構成単位(以下、それぞれナフタレンジカルボ
ン酸構成単位、イソフタル酸構成単位という)を特定の
割合で含有している。
【0023】ナフタレンジカルボン酸構成単位は、全ジ
カルボン酸構成単位に対して、1〜20重量%、好まし
く2〜18重量%、より好ましくは4〜16重量%の範
囲にあることが好ましい。
【0024】イソフタル酸構成単位は、全ジカルボン酸
構成単位に対して、0.01〜15重量%、好ましく0.
1〜12重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の
範囲にあることが好ましい。
【0025】このようなナフタレンジカルボン酸構成単
位とイソフタル酸構成単位との合計は、全ジカルボン酸
構成単位に対して、2〜20重量%、好ましくは3〜1
8重量%、より好ましくは4〜16重量%の範囲にある
ことが好ましい。
【0026】ジカルボン酸構成単位は、テレフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸およびイソフタル酸以外のジカ
ルボン酸から誘導される構成単位を15モル%以下の量
で含有していてもよい。
【0027】このようなジカルボン酸として具体的に
は、o-フタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキ
シエタンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸類;コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼラ
イン酸、デカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸
類;シクロへキサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボ
ン酸類などが挙げられる。これらのジカルボン酸は、エ
ステル誘導体であってもよい。またこれらは、2種以上
の組合わせであってもよい。
【0028】ジオール構成単位 ジオール構成単位は、エチレングリコールから誘導され
る構成単位(エチレングリコール構成単位)を主たる成
分とし、炭素原子数が2〜10のアルキレン鎖を有する
ポリアルキレングリコールから誘導される構成単位(ポ
リアルキレングリコール構成単位)を特定の割合で含有
している。
【0029】ポリアルキレングリコール 炭素原子数が2〜10のアルキレン鎖を有するポリアル
キレングリコールは、従来公知のポリアルキレングリコ
ールであり、このようなポリアルキレングリコールは、
炭素数2〜10のアルキレングリコールを、公知の方法
により共縮合させて得られる。
【0030】このポリアルキレングリコールは、重合度
(n)が5〜50、好ましくは10〜45の範囲にある
ことが好ましい。このようなポリアルキレングリコール
としては、具体的には、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリヘプタメチレングリコール、ポリヘキサメチレ
ングリコール、ポリオクタメチレングリコールなどが挙
げられ、特にポリテトラメチレングリコールが好まし
い。
【0031】本発明では、ポリエステル中のポリアルキ
レングリコールからから誘導される構成単位が、全ジオ
ール構成単位に対して0.001ないし10重量%、好
ましくは0.01ないし8重量%、より好ましくは0.1
ないし6重量%の範囲にあることが望ましい。
【0032】ポリアルキレングリコール構成単位の量が
0.001重量%未満であると、ポリエステルのガスバ
リヤー性や昇温結晶化速度が充分でないことがあり、一
方10重量%を超えると、ポリエステルの透明性、成形
時の熱安定性が充分でないことがある。
【0033】他のジオール ジオールは、エチレングリコールおよび炭素原子数が2
〜10のアルキレン鎖のポリアルキレングリコール以外
のジオールから誘導される構成単位を15モル%以下の
量で含有していてもよい。
【0034】エチレングリコール及びポリアルキレング
リコール以外のジオールとしては、具体的には、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール、トリメチレングリコール(プロピレン
グリコール)、ブタンジオール、ペンタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコール、ド
デカメチレングリコールなどの脂肪族グリコール類;シ
クロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコール類;
ビスフェノール類、ハイドロキノンなどの芳香族ジオー
ル類などが挙げられる。
【0035】これらのジオールは、そのエステル誘導体
であってもよい。またこれらは、2種以上の組合わせで
あってもよい。さらに本発明に係るポリエステルは、必
要に応じて、トリメシン酸、ピロメリット酸、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロー
ルメタン、ペンタエリスリトールなどの多官能化合物か
ら誘導される構成単位を少量、たとえば2モル%以下の
割合で含んでいてもよい。
【0036】本発明に係るポリエステルは、上記のよう
なジカルボン酸とジオールとから従来公知の製造方法に
より製造される。このようなポリエステルは、実質上線
状であり、このことは該ポリエステルが、o-クロロフェ
ノールに溶解することによって確認される。
【0037】本発明のポリエステルは、o-クロロフェノ
ール中で25℃で測定される固有粘度(IV)が、通常
0.3〜1.5dl/g、好ましくは0.5〜1.5d
l/gであることが望ましい。
【0038】本発明のポリエステルは、半結晶化時間
が、10〜400秒、好ましくは60〜300秒の範囲
にあることが望ましい。なお半結晶化時間は、後述のよ
うに測定される。
【0039】本発明に係るポリエステルは、必要に応じ
て、通常ポリエステルに添加される添加剤、例えば着色
剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、滑
剤を含有していてもよい。
【0040】本発明に係るポリエステルは、プリフォー
ム、ボトル、(延伸)フィルム、シートなどの種々の成
形体の材料として用いることができる。このような本発
明に係るポリエステルは、結晶化速度が速いので、たと
えばボトルを成形する場合には、プリフォームの口栓部
またはボトルの口栓部を加熱・結晶化する時間を短くす
ることができ口栓部の機械的強度および耐熱性に優れた
ボトルを効率よく製造することができる。
【0041】プリフォームおよび二軸延伸ボトル 本発明に係るプリフォームは、上記のようなポリエステ
ルをたとえば射出成形、押出成形することにより得られ
る。
【0042】本発明に係るボトルは、上記のようなポリ
エステルを二軸延伸ブロー成形した後、ヒートセットす
ることにより得られる。このようなボトルは、プリフォ
ームの口栓部を加熱・結晶化した後、二軸延伸ブロー成
形して得られたボトルでもよく、プリフォーム口栓部の
加熱・結晶化を行わずに二軸延伸ブロー成形を行ってボ
トルを製造した後、ボトルの口栓部を加熱・結晶化して
得られたボトルでもよい。
【0043】本発明に係るポリエステル製二軸延伸ボト
ルの製造方法では、前記のようなポリエステルからプリ
フォームを製造し、次いでこのプリフォームを加熱後、
二軸延伸ブロー成形して延伸ボトルを成形し、さらにこ
の延伸ボトルを100℃以上の温度の金型内で保持して
いる。
【0044】より具体的には、まず上記のようなポリエ
ステルから、従来公知の方法、たとえば射出成形、押出
成形などによって、プリフォームを製造する。次に、こ
のプリフォームを70〜150℃、好ましくは80〜1
40℃に加熱して、二軸延伸ブロー成形して延伸ボトル
を得る。
【0045】二軸延伸ブロー成形する際の延伸倍率は、
面積延伸倍率(縦延伸倍率×横延伸倍率)で6〜15
倍、好ましくは7〜12倍であることが望ましい。得ら
れた延伸ボトルは、100〜240℃、好ましくは11
0〜220℃、特に好ましくは140〜210℃の金型
温度で、1秒以上、好ましくは3秒以上保持して、ヒー
トセットを行う。
【0046】このようにヒートセットすることにより、
延伸ボトルの耐熱性およびガスバリアー性が向上する。
本発明では、二軸延伸ブロー成形の前に前記プリフォー
ムの口栓部の加熱・結晶化をしてもよく、プリフォーム
の口栓部を加熱・結晶化を行わずに二軸延伸ブロー成形
した後に延伸ボトルの口栓部を加熱・結晶化してもよ
い。
【0047】プリフォームの口栓部の加熱・結晶化およ
び延伸ボトルの口栓部を加熱・結晶化は、100〜20
0℃、好ましくは120〜180℃の温度で行われる。
この加熱・結晶化によってプリフォームの口栓部の結晶
化度またはボトルの口栓部の結晶化度を25〜60%、
好ましくは25〜50%の範囲にすることが望ましい。
【0048】このようにして得られたポリエステル製二
軸延伸ボトル胴部の炭酸ガス透過係数は、通常15cc・
mm/m2・day・atm以下、ヘイズは通常1.0〜20%、
好ましくは5〜15%の範囲にあることが好ましい。
【0049】本発明の方法によると、二軸延伸ブロー成
形およびヒートセットにより、ボトル胴部の透明性が低
下することが少ないため、透明性、ガスバリヤー性およ
び耐熱性に優れたポリエステル製二軸延伸ボトルを製造
することができる。
【0050】また本発明では、プリフォーム口栓部また
はボトル口栓部の加熱・結晶化を高速で行うことができ
るので、口栓部の加熱結晶化工程を含むボトルの成形サ
イクルを短くすることができ、ガスバリヤー性、透明性
および耐熱性に優れたポリエステル製二軸延伸ボトルを
生産性よく製造することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係るポリエステルは、優れた結
晶化速度を有し、ガスバリヤー性、透明性および耐熱性
に優れている。
【0052】本発明に係るプリフォームは、ガスバリヤ
ー性、透明性および耐熱性に優れたボトルを製造するこ
とができる。本発明に係るボトルは、ガスバリヤー性、
透明性および耐熱性に優れている。
【0053】本発明に係るポリエステル製二軸延伸ボト
ルの製造方法は、ガスバリヤー性、透明性および耐熱性
に優れたボトルを製造することができる。また、本発明
に係るポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法は、ガ
スバリヤー性、透明性および耐熱性に優れ、口栓部の機
械的強度および耐熱性に優れたボトルを生産性よく製造
することができる。
【0054】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
【0055】なお実施例において、各特性は以下のよう
に測定した。固有粘度(IV) o-クロロフェノール溶媒を用いて8g/dlの試料溶液
を調製し、25℃で測定した溶液粘度から算出した。
【0056】炭酸ガス透過係数(ガスバリヤー性) ジーエルサイエンス株式会社製ガス透過率測定装置GP
M−250を用いて、23℃、相対湿度60%の条件下
で測定した。
【0057】測定に使用したフィルムは、以下のように
して作製した。 延伸フィルム:金型温度290℃のプレス成形機を用
いて0.1mm厚のフィルムを作製し、このフィルムを
冷却金型温度0℃の条件で急冷して非晶フィルムとし
た。次いで、この非晶フィルムを該フィルムを形成す
るポリエステルのガラス転移温度(Tg)よりも15℃
高い温度で3×3倍に同時二軸延伸を行い、延伸フィル
ムとした。
【0058】ヒートセットフィルム:前記延伸フィル
ムを金枠に固定して150℃で3分間オーブン中でヒ
ートセットを行い、ヒートセットフィルムとした。 ヒートセットボトル:シリンダ温度280℃の射出成
形機を用いて金型温度10℃でプリフォームを成形し、
次にこのプリフォームを該プリフォームを形成するポリ
エステルのTgより15℃高い温度で縦3倍、横3倍に
逐次二軸延伸することによりボトル成形を行い、さらに
ボトル胴部を200℃で1分間ヒートセットして二軸延
伸ボトルを得た。このボトルから、胴部切片を切り出し
てヒートセットボトルとした。
【0059】透明性(ヘイズ値) 乾燥ポリマーをシリンダー温度280℃の射出成形機を
用いて金型温度10℃の条件で5mm厚の角板を成形
し、成形物の透明性をヘイズ値(白色光の光線乱反射
率)で比較した。
【0060】半結晶化時間 パーキンエルマー社製示差走査型熱量計(DSC)を使
用して測定した。乾燥ポリマーをサンプルパンに10m
g秤量し、290℃で5分間加熱して溶融し、次いで3
20℃/分の冷却速度で50℃まで急冷して5分間放置
し、非晶性試料を作製する。この試料を320℃/分の
昇温速度で140℃まで加熱し、該温度に保持した。試
料は、この温度で結晶化して時間−発熱曲線を与え、こ
の時間−発熱曲線から総発熱量を求めた。総発熱量の1
/2の熱量を生じるのに要する時間(秒)をもって半結
晶化時間とした。
【0061】この半結晶化時間の短いものほど効率的に
結晶化が進行し、ボトルの生産性が向上する。ヒートセ
ットボトルの方法で得られたボトルについて、耐熱性
および外観を下記のように評価した。
【0062】耐熱性の評価 上記のようにして得られた内容積が1.5リットルの二
軸延伸ボトルを、40℃、湿度90%の条件下に1週間
放置した後、ボトル内に90℃の熱水を10分間充填し
て、充填前後の内容量を測定した。
【0063】充填前後の内容量から、収縮率(%)を次
式により求めた。
【0064】
【数1】
【0065】このようにして求めた収縮率(%)の値か
ら、耐熱性を下記の基準で評価した。 ○ … 0≦収縮率(%)<0.5 × … 0.5≦収縮率(%)ボトル外観 上記のようにして得られた内容積が1.5リットルの二
軸延伸ボトルの下(底部側)から83mmの高さのボト
ル側面のヘイズ(白色光の構成乱反射率)を測定した。
【0066】このヘイズ値(%)から、ボトル外観を下
記のように評価した。 ○ … 0≦ヘイズ値(%)<5 × … 5≦ヘイズ値(%)
【0067】
【実施例1】 [A] ジカルボン酸成分として、(A-1)テレフタル酸 14
8重量部、(A-2)イソフタル酸 2重量部および(A-3)ナ
フタレンジカルボン酸 21重量部と、[B] ジオール成
分として、(B-1)エチレングリコール 68重量部および
(B-2)平均分子量1000のポリテトラメチレングリコ
ール 1.9重量部とを用い固有粘度(IV)が0.782
dl/gのポリエステルを得た。
【0068】得られたポリエステルのヘイズ、Tg、半
結晶化時間、炭酸ガス透過係数を上記のようにして測定
した。結果を表1に示す。
【0069】
【実施例2】実施例1において、(B-2)平均分子量10
00のポリテトラメチレングリコールに代えて、(B-3)
平均分子量2000のポリテトラメチレングリコールを
用いた以外は、実施例1と同様にして固有粘度(IV)が
0.778dl/gのポリエステルを得た。
【0070】得られたポリエステルのヘイズ、Tg、半
結晶化時間、炭酸ガス透過係数を上記のようにして測定
した。結果を表1に示す。
【0071】
【実施例3】実施例1において、[A]ジカルボン酸成分
として、(A-1)テレフタル酸 148重量部、(A-2)イソ
フタル酸 8重量部および(A-3)ナフタレンジカルボン酸
11重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして固
有粘度(IV)が0.776dl/gのポリエステルを得
た。
【0072】得られたポリエステルのヘイズ、Tg、半
結晶化時間、炭酸ガス透過係数を上記のようにして測定
した。結果を表1に示す。
【0073】
【実施例4】実施例1において、[A]ジカルボン酸成分
として、(A-1)テレフタル酸 158重量部、(A-2)イソ
フタル酸 12重量部および(A-3)ナフタレンジカルボン
酸 6重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして固
有粘度(IV)が0.781dl/gのポリエステルを得
た。
【0074】得られたポリエステルのヘイズ、Tg、半
結晶化時間、炭酸ガス透過係数を上記のようにして測定
した。結果を表1に示す。
【0075】
【比較例1】 [A]ジカルボン酸成分として(A-1)テレフタル酸 166
重量部と、[B]ジオール成分として(B-1) エチレングリ
コール 68重量部とを用い固有粘度(IV)が0.775
dl/gのポリエステルを得た。
【0076】得られたポリエステルのヘイズ、Tg、半
結晶化時間、炭酸ガス透過係数を上記のようにして測定
した。結果を表1に示す。
【0077】
【比較例2】 [A]ジカルボン酸成分として(A-1)テレフタル酸 166
重量部と、[B]ジオール成分として(B-1) エチレングリ
コール 68重量部および(B-2)平均分子量1000のポ
リテトラメチレングリコール 8.5重量部とを用い固
有粘度(IV)が0.776dl/gのポリエステルを得
た。
【0078】得られたポリエステルのヘイズ、Tg、半
結晶化時間、炭酸ガス透過係数を上記のようにして測定
した。結果を表1に示す。
【0079】
【表1】
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80 C08G 63/00 - 63/91

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレフタル酸、イソフタル酸およびナフタ
    レンジカルボン酸を主たる成分とするジカルボン酸から
    誘導されるジカルボン酸構成単位と、 エチレングリコールと炭素数2〜10のアルキレン鎖を
    有するポリアルキレングリコールとを主たる成分とする
    ジオールから誘導されるジオール構成単位とからなり、 (i) 全ジカルボン酸構成単位に対して、テレフタル酸か
    ら誘導される構成単位が98〜80重量%、ナフタレン
    ジカルボン酸から誘導される構成単位が1〜20重量
    %、イソフタル酸から誘導される構成単位が0.01〜
    15重量%の範囲にあり、かつナフタレンジカルボン酸
    から誘導される構成単位とイソフタル酸から誘導される
    構成単位との合計が2〜20重量%であり、 (ii)全ジオール構成単位に対して、エチレングリコール
    から誘導される構成単位が99.999〜90重量%、
    炭素数2〜10のアルキレン鎖を有するポリアルキレン
    グリコールから誘導される構成単位が0.001〜10
    重量%の範囲にあることを特徴とするポリエステル。
  2. 【請求項2】 前記ポリアルキレングリコールの重合度
    (n)が5〜50の範囲にあることを特徴とする請求項
    1に記載のポリエステル。
  3. 【請求項3】 前記ポリアルキレングリコールがポリテ
    トラメチレングリコールであることを特徴とする請求項
    1または2に記載のポリエステル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のポリエ
    ステルからなることを特徴とするプリフォーム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のポリエ
    ステルからなることを特徴とする二軸延伸ボトル。
  6. 【請求項6】 ボトル胴部の炭酸ガス透過係数が15.
    0cc・mm/m2・day・atm以下であることを特徴とする請
    求項5に記載の二軸延伸ボトル。
  7. 【請求項7】テレフタル酸、イソフタル酸およびナフタ
    レンジカルボン酸を主たる成分とするジカルボン酸から
    誘導されるジカルボン酸構成単位と、 エチレングリコールと炭素数2〜10のアルキレン鎖を
    有するポリアルキレングリコールとを主たる成分とする
    ジオールから誘導されるジオール構成単位とからなり、 (i) 全ジカルボン酸構成単位に対して、テレフタル酸か
    ら誘導される構成単位が98〜80重量%、ナフタレン
    ジカルボン酸から誘導される構成単位が1〜20重量
    %、イソフタル酸から誘導される構成単位が0.01〜
    15重量%の範囲にあり、かつナフタレンジカルボン酸
    から誘導される構成単位とイソフタル酸から誘導される
    構成単位との合計が2〜20重量%であり、 (ii)全ジオール構成単位に対して、エチレングリコール
    から誘導される構成単位が99.999〜90重量%、
    炭素数2〜10のアルキレン鎖を有するポリアルキレン
    グリコールから誘導される構成単位が0.001〜10
    重量%の範囲にあるポリエステルからプリフォームを製
    造し、次いでこのプリフォームを加熱後、二軸延伸ブロ
    ー成形して延伸ボトルを成形し、更にこの延伸ボトルを
    100℃以上の温度の金型内で保持することを特徴とす
    るポリエステル製二軸延伸ボトルの製造方法。
  8. 【請求項8】 二軸延伸ブロー成形をする前に、プリフ
    ォーム口栓部を加熱結晶化する請求項7に記載のポリエ
    ステル製二軸延伸ボトルの製造方法。
  9. 【請求項9】 二軸延伸ブロー成形後に、ボトル口栓部
    を加熱結晶化する請求項7に記載のポリエステル製二軸
    延伸ボトルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ポリアルキレングリコールの重合
    度が5ないし50の範囲にあることを特徴とする請求項
    7〜9のいずれかに記載のポリエステル製二軸延伸ボト
    ルの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ポリアルキレングリコールがポリ
    テトラメチレングリコールであることを特徴とする請求
    項7〜10のいずれかに記載のポリエステル製二軸延伸
    ボトルの製造方法。
  12. 【請求項12】 得られたボトル胴部の炭酸ガス透過係
    数が15.0cc・mm/m2・day・atm以下であることを特
    徴とする請求項7〜11のいずれかに記載のポリエステ
    ル製二軸延伸ボトルの製造方法。
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