JP3498270B2 - 横編機における糸案内方法及び装置 - Google Patents

横編機における糸案内方法及び装置

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JP3498270B2 JP10791195A JP10791195A JP3498270B2 JP 3498270 B2 JP3498270 B2 JP 3498270B2 JP 10791195 A JP10791195 A JP 10791195A JP 10791195 A JP10791195 A JP 10791195A JP 3498270 B2 JP3498270 B2 JP 3498270B2
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    • D04B7/24Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
    • D04B7/26Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics with colour patterns

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横編機において針に給
糸される糸を針の前面又は背面の所定位置に保持する糸
案内方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】横編機において針の操作により作られた
ループを押さえ保持する手段としてシンカーが用いられ
ている。シンカーは複数列設された針の間にあって、針
の出没に対応し、針が上昇している状態ではシンカは後
方に揺動した位置を取っており、その状態で供給される
糸を針自身の後退動作によりフックで捉えるようになっ
ている。そして前記針による編目形成がなされた後、シ
ンカが前方に揺動し歯口部を覆うという動作が連続して
各針に対し繰り返されて編成が行われる。
【0003】上記の装置では最初に供給する針により糸
が捉えられた場合には、隣接するシンカの前方への揺動
動作により順次給糸口から供給される糸を押さえていく
ことができるので、針多数本をフロートさせて編成する
ことが可能となる。
【0004】しかし、上記のものでは最初に給糸される
針で糸を捉えることができなかった場合には、後続する
シンカで糸を押さえることができなくなり、針により糸
を捉えることができなくなる(特開昭62−22334
8号)。また、針の背面に糸を案内することは出来なか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みて、給糸口から給糸される糸を編成動作を行なおうと
する針の前面のフック側へ、或いは給糸口から給糸され
る糸及び既に編成された針間に架け渡されている糸を編
成動作を行おうとする針の背面の目的とする所定の位置
に正確に保持させ得、編組織の上で連続したミス針があ
っても次の針では確実に糸を喰うことを可能とし、か
つ、糸を強制的に針背面に回すことによりインレイ編成
或いは柄幅が急激に増えるインターシャ編成等を可能に
するだけでなく進出した1乃至複数本の針に給糸を巻き
付け、巻き付け糸を有するループを構成するような新規
な編成方法を可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、糸押さえ部材の糸押し下げ作用面を、給糸口か
ら針に掛け渡される糸或いは既に編成され針間に掛け渡
されている糸に対し、シンカー及び針間で進出させ、該
糸を針のフック或いは背面に案内する。請求項2記載の
発明にあっては、編地編成中に糸押さえ部材が、給糸口
から針に掛け渡される糸に対し、給糸口の進行方法の後
方で前記糸に接触し糸を針のフックの往復軌跡の領域内
まで押し下げている。請求項3記載の発明にあっては、
編地編成中に糸押さえ部材が、給糸口から針に掛け渡さ
れる糸又は既に編成され針間に掛け渡されている糸に対
し、給糸口の進行方向の前方で、且つ針先頭部が前記糸
を押さえて上昇する前に糸に接触し、針が糸を越えて上
昇した際に前記糸を針背面に案内している。請求項4記
載の発明にあっては、先端部に糸押し下げ作用面を有す
る糸押さえ部材を複数列設した針及びシンカーの間に進
退出来るよう設け、かつ、糸押さえ部材には操作手段を
設けている。。請求項5記載の発明にあっては、糸押さ
え部材を、糸押さえ部材の進出時、給糸口から針に掛け
渡される糸に給糸口の進行方向の後方で接し、前記糸を
針のフックの往復動軌跡の領域内まで押し下げることの
出来る位置に設けた。請求項6記載の発明にあっては、
糸押さえ部材進出時に、糸押さえ部材の先端が歯口の中
心線を超えて進出することが出来るよう、糸押さえ部材
を位置させている。請求項7記載の発明にあっては、糸
押さえ部材先端の糸作用面は上位側が糸を下方へ押し下
げるよう下位側より歯口中心線に向け突出して構成し
た。請求項8記載の発明にあっては、糸押さえ部材先端
の糸作用面の上端縁は糸通過領域よりも高い位置にある
よう糸押さえ部材を位置させた。請求項9記載の発明に
あっては、頭部を対向して設けたニードルベッドにおい
て、一方又は双方のニードルベッドの上位に糸押さえ部
材を設けた。請求項10記載の発明にあっては、糸押さ
え部材を針数と同数又はそれより少ない数を設けた。請
求項11記載の発明にあっては、操作手段は、糸押さえ
部材には制御バットを、ニードルベッド上を往復動する
カムボックスにはカム溝を有する糸押さえ部材進退動カ
ムをそれぞれ設け、前記カム溝に制御バットを係合させ
た。請求項12記載の発明にあっては、操作手段は、選
択手段を含み任意の糸押さえ部材を選択可能とした。請
求項13記載の発明にあっては、操作手段が、レイジン
グカムの両斜面又は何れか一方の斜面の上方の歯口近傍
部に設けられてる。請求項14記載の発明にあっては、
糸押さえ部材に対し突出する突出子を有するアクチェエ
ータを糸押さえ部材選択位置に設け、アクチェータの作
動による突出子の突出により制御バットを糸押さえ部材
進退動カムのカム溝に係合させる選択手段を設けた。
【0007】
【作用】本発明にあっては、給糸された糸を針の背面即
ち、フックに喰われることのない位置に保持すること
と、フックに喰はれる位置即ち針の前面に保持すること
が確実に行われる。給糸された糸を針の背面に保持する
には次の如くして行われる。上記針の近傍に位置する糸
押さえ部材を選択手段により選択し、糸押さえ部材進退
動カムにより、前記針の上昇より早く、給糸された糸に
糸押さえ部材の先端作用面を接近し、該作用面の下向傾
斜により糸を歯口部において下方向に押し下げる。そこ
へ針が上昇して来るので針のフックは糸の上部を通過
し、針の背面に糸が位置することになる。
【0008】給糸された糸を針のフック側に保持するに
は、レイジングカムにより上昇した針が下降に転じたと
きに糸押さえ部材を前記同様に選択しカムにより歯口に
進出させる。この進出により糸押さえ部材前端の作用面
が糸を捕らえそれを下方向に押し下げるが、そのとき針
先端は給糸位置となっているので糸は針のラッチの旋回
動軌跡或いはフックのスライダーで閉塞される範囲内に
当接し針の下降と共に糸はフックに係止する。
【0009】
【実施例】本発明の実施の一例を図面と共に次に説明す
る。
【0010】図1にニードルベッド1の縦断面及び一部
切除した状態の拡大平面図を示す。本発明横編機にあっ
ては、ニードルベッド1は、垂直な歯口の仮想中心線V
を中心として前後にフロントベッドFBとバックベッド
BBの2枚が山形に頭部を対向して設けてある。フロン
トベッドFBとバックベッドBBのニードルベッド1は
同一の構造を有しているので、以下フロントベッドFB
のニードルベッド1についてその構造を説明する。
【0011】ニードルベッド1に複数の並行したニード
ルプレート溝2を切削し、該ニードルプレート溝2にニ
ードルプレート3を挿入し、ニードルプレート3の下面
に設けた斜の凹欠部4とニードルベッド1の上面に設け
た斜の凹欠部5とを合わせ、同凹欠部内にワイヤ6を通
し、かつ図示しないが、ニードルプレート3とニードル
ベッド1の尾部をかしめることにより両者を一体に固定
している。これにより、隣接するニードルプレート3,
3間に針溝7を構成し、針8及び、該針8を操作するた
めのニードルジャック9,その他図示しないがセレクタ
ー,セレクトジャック等を摺動自在に挿入する。
【0012】ニードルプレート3は、その高さをニード
ルプレート3,3間の針溝7に挿入した針8のニードル
ジャック9に設けてあるニードルジャックバット10が
突出できる高さとし、上縁がほぼ一直線をなした図4に
示す形状の第1のニードルプレート3aと、高さ及び形
状は、前記ニードルプレートと同一であるが、頭部上縁
を突出させ、突出部分11は上縁を後述する糸案内装置
12の支持面13とし、突出部分11の一部に孔(図示
の例では方形であるが円形,その他の形状でも差支えな
い)14を設けた、図3に示す形状の第2のニードルプ
レート3bとがある。第1,第2のニードルプレート3
a,3bは交互にニードルプレート溝2に挿入しても或
いは第2のニードルプレートの数を少なくしてもいずれ
でも良い。
【0013】上記針8は針溝7と交差する方向にニード
ルプレート3に嵌挿した帯金15により針溝7からの脱
落を防止されている。図示の針8は目移し用部材として
の羽根16を設けた目移し針であるが、ラッチニードル
或いはコンパウンドニードルのいずれでも差支えない。
ニードルプレート3には、羽根16がニードルプレート
3と当接しないように羽根収容溝を切除してある。厚味
の少なるニードルプレート3では、その溝はニードルプ
レート3の一側から他側まで貫通している。
【0014】ニードルベッド1の鋭角状先端の下面にシ
ンカープレート嵌合溝18を複数平行に設ける。該溝1
8には先端の方形部分19の一部をニードルベッド1に
係止してなる側面形状が、く字形に屈曲した板状体より
なるシンカープレート20を嵌合し、その基部のフック
21をニードルベッド1の下面に設けた凹欠部22に係
合し、シンカープレート20をニードルベッド1に固定
している。23a,23bはシンカープレート20に挿
通したワイヤで、ワイヤ23aは歯口部に垂下する編成
された編地のループを係止し、編目係止線として働き、
ノックオーバーのタイミングに関係する。
【0015】シンカープレート20は上記の如く固定さ
れたものではなく、板状体ではあるが、ニードルベッド
1の先端部において歯口24に対し進退動或いは旋回動
により進出退去できる可動式のものであっても差支えな
いことは勿論である。
【0016】糸案内装置12を次に説明する。糸案内装
置12は、図1,図2に示す如く、山形に頭部を対向し
て設けたフロントベットFBとバックベットBBのそれ
ぞれの上位に設け、両装置12,12により糸を挟み込
んで案内することにより如何なる編成条件下においても
確実に編成出来ることになるが、糸自体に高テンション
が与えられている状態で編成を行なう場合や、編成速度
がある程度低速である場合一方のみの糸案内装置12で
足りる。糸案内装置12は糸押さえ部材25、糸押さえ
部材25を支持する糸押さえ部材支持ベッド26、糸押
さえ部材25を選択する選択手段27、糸押さえ部材2
5を操作する操作手段28とよりなる。糸押さえ部材支
持ベッド26は側面形状が大略T字形状をなし、上部の
水平部分29をニードルプレート3bの突出部分11の
支持面13に載置し、下方に延びる垂直腕30の螺子3
1を前記突出部分11の孔14に挿通したバー32に螺
合することによりニードルプレート3bの突出部分11
に固定されている。糸押さえ部材支持ベッド26は、上
部の水平部分に設けた複数の溝35に糸押さえ部材25
を摺動自在に挿入している。溝35は針溝7のピッチと
同ピッチで同数設けるが、溝35の間隔を針溝7の間隔
の整数倍として、溝35の数を針溝7の数より少ない数
とすることも出来る。糸押さえ部材25は、図示の例で
は細長板状体で、歯口24の仮想中心面Vに、前端に設
けた作用面36をその上位側を前方に突出し下位側を後
退させた傾斜面とし、該傾斜面36に糸を当接し、糸押
さえ部材25を進出することで、該糸を針8のフック内
或いは針8の背面に案内する。糸を針8のフック内に案
内するとき、針8がラッチニードルであれば糸がラッチ
の旋回軌跡内に位置し、針の下降によりラッチが返りラ
ッチにより糸がフック内に取り込まれる位置に糸があれ
ば良い。コンパウンドニードルのときはスライダにより
閉塞されるフック内に糸を位置させれば良い。糸押さえ
部材25の上縁には制御バット37,ストッパバット3
8を下縁に凹部切欠39をそれぞれ設ける。更に凹部切
欠39の前位には斜面40を設け、その頂部41を支点
とし尾部42が上下揺動出来るようにしてある。
【0017】糸押さえ部材25は、平面形状は中間にお
いてく字状に若干屈曲させてあり、溝35内に嵌挿した
ときに妄動しないようにしてある。43はストッパ,4
4は糸押さえ部材25が溝35から脱出するのを防止
し、かつ、案内するための帯金である。糸押さえ部材2
5が水平状態のとき制御バット37は、溝35から突出
している。糸押え部材25は前述の如く、支持ベッド2
6の溝35に摺動自在に挿入されているが、前記した如
く溝35の数を針溝7の数よりも少なくして差支えな
い。一般に横編機では針間1インチ程度のフロートは可
能で、本発明において糸をフロートすることだけに限定
すれば、例えば7ゲージの編機であれば針7本に対し1
本の糸押え部材を配置させることで充分である。また、
特定の位置の針のみに糸喰わせ或いは背面通過を行なう
のであれば、その針に対応する箇所にのみ糸押え部材を
配置させれば良い。本発明を実施させたい針が編成の途
次コースごとに変化する場合には、当初より糸案内部材
をニードルベッドの全域に配置させておけば良い。この
場合も針毎に設けなくても差支えない。
【0018】ニードルベッド1の上面には周知の手段に
よりキャリッジのカムボックス45が設けられ、図5に
示す操針カム64により、操針動作を行なえるようにし
ている。カムボックス45には、糸押さえ部材25の操
作手段28がアーム46により設けられている。操作手
段28はカム溝47を有する糸押さえ部材進退動カム4
8,復帰カム49よりなり、糸押さえ部材進退動カム4
8は、カム山48a,48bを構成したカム溝47に糸
押え部材25の制御バット37を嵌合し、糸押さえ部材
25を糸押え部材支持ベッド26の溝35内で進退動す
る。前記カム山48a,48bは、図5に示す例では操
針カム64のレイジングカム60の両斜面上位の歯口近
傍部に設けられているが、簡易化した装置にあっては、
いずれか一方の斜面上位に設けても良い。
【0019】復帰カム49は、糸押さえ部材25の尾部
42の上面に当接し、糸押さえ部材25を支点41を中
心に図1において時計針方向に旋回し、制御バット37
を溝35内に沈め糸押え部材進退動カム48との係合を
断つ。前記カム山48a,48bはその高さを変更する
ことの出来るものとして、糸を針のフックに食わせる場
合と、糸を針の背面に押しやる場合とでカム山48a,
48bの高さを変更し、糸に不必要な障害を与えること
を少なくする事も出来る。
【0020】上記糸押さえ操作手段28における糸押さ
え部材進出動制御装置70の一例を図17に示す。糸押
さえ部材進出動制御装置70は、糸押え部材25の進出
量を決定するための装置であって、進出する糸押え部材
25の選択は、前述の選択手段27により選択され、選
択された糸押え部材25のみ糸押え部材進出動制御装置
70で進退動される。カム溝47を有する糸押さえ部材
進退動カム48において、糸押さえ部材25の先端の作
用面36を糸に対し進出しようとするレイジングカム6
0の左右上部位置に、カム溝47と交差する方向に進退
動する可動カム71a,71bを、また、該可動カム7
1a,71bと中心線を同じくして、可動カム71a,
71bの山形形状に対する凹陥形状をなす凹陥部72
a,72bをカム溝47の上部縁73に設け、その間を
糸押さえ部材25の制御バット37の通過とする。可動
カム71a,71bはカム板74a,74bと一体に設
けられカム板74a,74bの厚味のある部分が可動カ
ム71a,71bとなっている。厚味のない部分を糸押
さえ部材25の制御バット37が通過する。カム板74
a,74bは共に糸押さえカム部材進退動カム48に設
けられた溝75a,75bに適宜手段により摺動嵌合し
ている。溝75a,75bは糸押さえ部材25の進退動
方向に延びており、可動カム71a,71bを同方向に
移行させ得る。カム板74a,74bには係合ピン76
a,76bを設け、共にスライド板77のガイド溝78
a,78bに係合している。ガイド溝78a,78bは
対称形に屈曲しており、スライド板77の摺動により、
一方のガイド溝78aが係合ピン76aを押し出すと
き、もう一方のガイド溝78bは係合ピン76bを引き
戻す。
【0021】上記スライド板77は、ステップモータ8
0のモータ軸に支持されたディスク81と連杆82で連
結され、ステップモータ80の回転によりスライド板7
7は往復動する。83,84はセンサで、ディスク81
の突起85が接近したとき、それを検出しステップモー
タ80の回転を停止する。
【0022】カムボックス45には、選択手段27とし
てアクチェータ50が支腕51により支持されており、
アクチェータ50の突出子52が突出したとき、糸押さ
え部材25の尾部42の下縁と当接し、糸押さえ部材2
5を支点41を中心に反時計針方向に旋回動し、制御バ
ット37を溝35より突出し、糸押さえ部材進退動カム
48と係合し同カムのカム溝47に嵌合する位置に変位
させる。
【0023】53は、歯口24のほぼ中央上位に位置す
る給糸口で、糸65を吐出する位置(高さ)は、糸押さ
え部材25の前端の作用面36の上位端よりも低い位置
にある。
【0024】本発明装置による編成の実際を次に説明す
る。
【0025】図5にカムボックス45の、操針カム6
4,糸押え部材進退動カム48,復帰カム49a,49
b,49c,アクチエータ50a,50b,50c,5
0dの配置を示す。
【0026】図5に示すレイジングカム60、ニッティ
ングカム61,62、ガードカム63を有する操針カム
64と、糸押さえ部材進出カム48、復帰カム49a,
49b,49c、アクチエータ50a,50b,50
c,50dを有するカムボックス45が右行したとす
る。カムボックス45の右行につれ、糸押さえ部材支持
ベッド26に摺動自在に嵌挿されている糸押さえ部材2
5が復帰カム49aの位置に至ると糸押さえ部材25の
尾部42は復帰カム49と当接し、すべての糸押さえ部
材25の制御バット37は、溝35内に没することにな
る。その状態でアクチェータ50aが、選択すべき糸押
え部材25の位置に達したときアクチェータ50aを作
動させる。
【0027】このアクチェータ50aの作動によりアク
チェータ50aの突出子52は突出(図1)し、糸押さ
え部材25の尾部42を支点41を中心とし反時計針方
向に旋回し、制御バット37をカム溝47内に挿入する
ことになる(図5,図6の)、引き続くカムボックス
45の進行によりニードルジャックバット10はニッテ
ィングカム61の最下位を通過し針は大略従前の位置を
保って上昇しているが、糸押さえ部材25の制御バット
37は糸押さえ部材進退動カム48のカム山48aを上
昇し、糸押さえ部材25を歯口部42に向け進出する。
この進出はフロントベッド側バックベッド側の双方で同
時に行なわれる(図5,図6の)。
【0028】上記の糸押さえ部材25の歯口42への進
出により歯口42に給糸されている糸65は糸押さえ部
材25の作用面36に当接し、両側から押し下げられる
作用を受け、作用面36の最下位に位置する。この位置
は、上昇する針8の上昇軌跡より下位にある。次いで、
ニードルジャックバット10はレイジングカム60の斜
面を上昇し、針8を上昇させるが、糸65は針8の上昇
する軌跡よりも下位にあるため針8は糸65を針の背面
に位置させて上昇し針のフックには糸は掛からない(図
5,図6の)。引き続くカムボックス45の移動によ
り制御バット37がカム山48aを下がると糸押さえ部
材25は最後退し、針8の背面に糸65を位置させるこ
とになる(図5,図6の)。
【0029】カム山48aを通過した糸押さえ部材25
の突出した制御バット37は、復帰カム49bにより溝
35内に押し込まれる。
【0030】針8のフックに糸65を案内するときは、
針8がレイジングカム60の頂部を通過し、ニッテイン
グカム62で引き下げられようとするときに糸65を糸
押さえ部材25で針8の上縁に保持する。図5において
レイジングカム60の斜面を下降している針8の内目的
とする針8に対応する糸押え部材25がアクチェータ5
0bの位置に来たときアクチェータ50bを作動し突出
子52により当該糸押さえ部材25を突き上げその制御
バット37をカム溝47内に突出しカムボックス45の
動きにつれカム山48bを上昇させる(図5,図7の
A)。この操作により糸押さえ部材25は作用面36を
歯口42の糸65に対し両側から進出させ最も進出した
位置で針8のフックの内側に糸65を押し当てる状態と
なる。このとき針8は下降を開始している(図5,図7
のB)。作用面36が最も進出している状態のまま針8
は更に下降(図5,図7のC)し、糸65は完全に針8
のフックに捕らえられ、糸押さえ部材25は完全に後退
し針8も下降する(図5,図7のD)。
【0031】カム溝47に嵌合している制御バット37
は復帰カム49cで溝35内に押し込まれる。アクチェ
ータ50c,50dは、カムボックス45が左行する際
に使用する。即ち、キャリッジが右行するときはアクチ
ェータ50aで糸押さえ部材25を選択し、カム山48
aにより糸押さえ部材25を進出させ針背面に糸を案内
し、アクチェータ50bで糸押さえ部材25を選択し、
カム山48bにより糸押さえ部材25を進出させフック
に糸を案内し、キャリッジが左行するときは、アクチェ
ータ50cで糸押さえ部材25を選択し、カム山48b
により糸押さえ部材25を進出させ針背面に糸を案内
し、アクチェータ50dで糸押さえ部材25を選択し、
カム山48aにより糸押さえ部材25を進出しフックに
糸を案内する。
【0032】インターシャ編成時の針と糸押え部材と給
糸口との動作の経過を図9乃至図13に、インレイ編編
成時の針と糸押え部材と給糸口との動作の経過を図15
乃至図16に、それぞれ示す。
【0033】図8に示すような斜線で示すA色の部分と
それ以外のB色の部分とが互いに長く入り交っているイ
ンターシャの柄幅が編幅方向に急激に増減される編地の
編成について図9乃至図13と共に説明する。
【0034】図8において、コース1のA色部分を図の
右から左にキャリッジを走行させキャリッジが連行する
給糸口53より給糸しつつ先づ編成したとする。上記コ
ース1のA色部分の編成後キャリッジは給糸口53をP
点まで連行し、P点でニードルベッド上に給糸口53を
解放し停止させておき、キャリッジはそのまま編機上の
所定の反転位置まで走行する。キャリッジが反転位置か
ら反転して、コース2のA色部分を左から右に編成を開
始しようとする状態を示したのが図9である。なお、図
9乃至図13において白で示すジャックバット8aを有
する針によりA色部分を編成し、斜線を入れたジャック
バット8bを有する針8によりB色部分を編成するもの
とする。
【0035】キャリッジ右行によりレイジングカム60
の斜面とA色部分の左端の針8Lのジャックバット8a
とが接し、順次針が上昇する前に、選択手段27により
選ばれたコース2のA色部分の最左端の針8Lの両側の
糸押さえ部材25a,25bの制御バット37が糸押さ
え部材進退動カム48のカム山48aに接し糸押さえ部
材25a,25bは針8Lの両側に進出する。そして糸
押さえ部材25a,25bの作用面36により給糸口5
3とコース1のA色部分を編成した最後の針8Eと給糸
口53との間に延びる糸65Aを押さえ、A色左端の針
8Lの進退軌跡の下方(針8Lの背面側)へと案内す
る。
【0036】キャリッジが更に右行することによりA色
左端の針8Lはレイジングカム60により更に進出しそ
のフックの頂部は糸65Aの前面に達しようとしている
(図10)。このとき針8Lの左右の糸案内部材25
a,25bはその制御バット37がカム山48aの頂部
に位置し糸案内部材25a,25bの作用面36は最も
糸65Aを押している。図9,図10においてもまだ給
糸口53はキャリッジと係合してはおらず停止の状態で
ある。
【0037】更にキャリッジが右行し(図11に示す)
コース2のA色部分の針がレイジングカム60によりニ
ット位置まで進出するが、この状態ではコース1のA色
左端の針8Eから給糸口53に渡る糸65Aは進出状態
にある全ての針8Uの後方(背面)側を通過している。
【0038】そして、更にキャリッジが右行(図12に
示す)すると、始めて給糸口53はキャリッジと係合し
キャリッジに連行され給糸口53も右行を開始する。こ
の給糸口53の右行開始によりコース2の最左端に位置
する針8Lの背面に位置していた糸65AはA色左端の
針8Lの前面に案内され同針8Lを折り返し点としてコ
ース2のA色を編成する針8のフックに給糸され(図1
2)、更にキャリッジの進行につれコース2のA色の編
成が行なわれる。図13にはコース2のA色最左端の針
8Lとその右隣りの針との2本の針が編目を形成してい
る状態を示しているが、同図示の例ではキャリッジの右
行によりコース1よりも左側に針17本分の長さに亘っ
て長くA色の入り込んだコース2を持ってインターシャ
柄の編地が編成出来る。
【0039】次に図14に示すインレイ組織の編地の編
成手順につき説明する。上記編地はニット,ニット,タ
ック,ニット,ニットを繰り返す第1のウエールW1と
ニット,ニット,ミス,ニット,ニットを繰り返す第2
のウエールW2とを交互に配した組織で、上記ミスの部
分の糸がインレイ糸となっている例である。
【0040】コース1,コース2は全針により平編組織
で編成を行うが、コース3の編成時図15に示す如く、
第1のウエールW1を編成する針8Aはタック位置に第
2のウエールW2を編成する針8Bはミス位置にそれぞ
れ選んでキャリッジを左行させ、給糸口53を連行し1
本おきの針即ち針8Aの全部にタックさせる。ミス位置
の針8Bのウエールには渡り糸65Bが見られる。上記
の工程では、糸押さえ部材25は作動させない。そし
て、図16に示すキャリッジの反転右行によるコース4
の編成時、給糸口53から糸65を給糸し全針8A,8
Bを用いて平編目を編成するが、上記タック目を持つ針
8A,8A間に渡る渡り糸65Bに対し、先行(右側)
の糸押さえ部材進退動カム48のカム山48aにより糸
押さえ部材25を進出させ渡り糸65Bを押し下げる。
渡り糸65Bを押し下げた状態から各針8A,8Bをレ
イジングカム60により進出させ、渡り糸65Bが針8
A,8Bの背面側を通過するようにする。図16に示す
側では全ての糸押さえ部材25を作用させているが、キ
ャリッジの進行方向の上側即ち、図15に示すミスとな
った針の右側に位置する糸押さえ部材のみを作用させて
も良い。
【0041】上記インターシャの例でもインレイの例で
も対向する対のニードルベッド双方の上位に設けた糸押
さえ部材の双方を作用させればより確実に糸を所望の位
置に案内することができる。
【0042】次に、図18に示すパイル組織の編地の編
成手順につき説明する。パイル組織の編成は、パイルス
テッチを形成するパイル糸Pの給糸口とグランド組織を
編成するグランド糸Gの給糸口との2つの給糸口からの
給糸を行う。上記の2つの給糸口を設置するのに2通り
の手段がある。即ち2つの給糸口が共に、歯口の中心上
位にある第1の手段と、パイル糸の給糸口のみ上記位置
にあり、グランド糸は、あらかじめ前針の背面に位置さ
せ後針にのみ給糸(或いはその逆)させる第2の手段と
の2通りがある。第1の手段を採用した場合には、歯口
部に給糸された糸を針の背面に押しやるための糸押え部
材が必要になる。以下に説明する例にあっては、前記第
1の例による編成であり、前ベッド側で糸押さえ部材2
5を操作するのに、図17で示し説明した糸押え部材進
出動制御装置70を用い、後ベッド側で糸押さえ部材2
5を操作するのは、糸押え部材進出動制御装置70の可
動カム71a,71bに対向した位置に設けられ、それ
ぞれ独立して選択手段27としてのアクチエーター50
により選択操作出来る図1に示す装置を使用するものと
する。
【0043】図19のAに示すようにキャリッジが右行
するとしてグランド糸Gの給糸口85Gがパイル糸Pの
給糸口85Pより先行している。フロントベッド及びバ
ックベッド共に針8F,8B共に上昇していない(図1
9のA,Bの)。このときグランド糸Gの給糸口85
Gは編地FAB幅内への移動し始めるため、図19のC
に示す如く前コースの最終の編目形成箇所からグランド
糸の給糸口85Gまでグランド糸Gが斜めに渡った状態
となる。キャリッジの右行と共に針8F,8B共にレイ
ジングカム60の作用により上昇するが、同時に糸押さ
え部材25F,25Bは進出する。フロント側は図17
に示す糸押さえ部材進出制御装置70の可動カム71a
により最大の進出がなされるが、バック側は図1に示す
糸押さえ部材操作手段28を用いる。前後の糸押え部材
25F,25Bの進出量は異なり、前側の糸押さえ部材
25Fの進出量は大きく、グランド糸Gをフロントニー
ドル8Fの背面の位置にまで押し込む位置をとる。一方
バックベッド側の糸押さえ部材25Bは針8Bのフック
にグランド糸Gを案内する位置までの進出となる。これ
により、フロントニードル8Fは上昇しても背面にグラ
ンド糸Gが位置することになり、バックニードル8Bは
フック側にグランド糸Gを位置させる(図19のA,B
の)。
【0044】上記フロントベッド側の糸押さえ部材25
Fの進出は図17に示す可動カム71aの動作による。
図17はフロントベッド側の糸押さえ部材進出動制御装
置70を示すもので、キャリッジの右行時ステップモー
タ80は右回転し、ディスク81の突起85がセンサ8
3の位置で停止している。この回転によりリンク82を
介してスライド板77は最左端に押しやられ、スライド
板77のガイド溝78aと係合している係合ピン76a
と一体の摺動板74aは溝75a内で最上昇の位置まで
押し出され、摺動板74aと一体の可動カム71aも最
も上昇する。これとは逆に、スライド板77のガイド溝
78bと係合している係合ピン76bと一体の摺動板7
4bは溝75b内で最下降の位置に引き下げられ、摺動
板74bと一体の可動カム71bは最も下降する。
【0045】従って、糸押さえ部材進退動カム48のカ
ム溝47内に制御バット37を嵌合しているフロント側
糸押さえ部材25Fは、最も進出しバック側糸押さえ部
材25Bはその進出量は少なく糸押さえ部材25F,2
5Bの先端の作用面36でグランド糸Gを挾持した形
で、しかも歯口部のバックベッド側で支えることになる
のである。フロント及びバックベッドの針8F,8Bは
レイジングカム60により最上昇した後、肩部まで後退
した位置でパイル糸Pが給糸される(図19のA及びB
の,D)。最後に針8F,8Bはニッティングカム6
2(図17に図示)の作用を受けて編目形成位置まで引
き下げられ、このときフロント側針8Fはパイル糸Pの
みを引き込み、バック側針8Bはグランド糸Gとパイル
糸Pとの両方を引き込み編目が形成される(図19の
A,Bの)。
【0046】このようにして、先行のカムロックで、フ
ロント及びバックベッドの針8F,8Bを操作しパイル
を編成し、バックベッドの針8Bでグランド組織を編成
した後、先行のカムロックでパイルループを編成したフ
ロントベッドの針から、後行のカムロックで編目を払い
落すことによりパイルスイッチを完成させる。キャリッ
ジが反転移行するときは、ステップモータ80を反転し
突出子85がセンサ84と合致したところで停止させ、
スライド板77を引くことにより可動カム71a,71
bを引き下げ或いは進出させる。
【0047】図18に示す編組織にあっては、パイル糸
がパイルを構成していない部分がある。この部分は前述
の如きパイル形成のためにフロント側ニードル8Fを上
昇させるタイミングのときに、フロントニードル8Fを
上昇させないことにより作ることが出来るが、その他に
も、糸押え部材25を操作してフロント側ニードル8F
の背面にパイル糸Pを押しやりパイル糸Pをフロントニ
ードル8Fに給糸しないようにすることでも可能であ
る。
【0048】上記パイル編成の際にはグランド糸用の給
糸口が先行して移動を開始するが、その手段としてキャ
リッジにグランド糸用の連行装置を設ける例、カムロッ
クを複数有するキャリッジにおいて、先行ロックでグラ
ンド糸を連行させる例、給糸口がキャリッジの連行ピン
によらず自走式とする例などが考えられる。
【0049】以上、糸押さえ部材により糸を案内させ、
インターシャ編成、インレイ編成、パイル編成を行う例
について説明をしたが、これら以外に、スパイラル編成
を行うことも可能である。即ち、スパイラル編成の場合
は、一側のベッドの針のみで編成を行ない、パイル用糸
の給糸口の位置にセットした地糸をすべての針のフック
に供給しグランド糸用給糸口の位置にセットした、スパ
イラル糸に対しては各針毎にフックに案内したり針の背
面に案内したりして編成を行う。
【0050】
【発明の効果】本発明は次の諸効果を有する。先端の糸
押さえ部材の糸押し下げ作用面を、給糸口から針に掛け
渡される糸或いは既に編成され針間に掛け渡されている
糸に対し、シンカー及び針間で進出させ、該糸を針のフ
ック或いは背面に案内しているため、前記糸を確実に針
のフックに捕え、或いは、針のフックに捕えられない針
背面上に案内出来る。。編地編成中に糸押さえ部材が、
給糸口から針に掛け渡される糸に対し、給糸口の進行方
法の後方で前記糸に接触し糸を押し下げることにより新
たに針に給糸される糸を、確実に針フック内に案内させ
ることが出来る。そのため針間の距離に制限なく給糸口
と針の位置が遠いフローテイング編成も確実に針フック
内に糸を案内出来る。編地編成中に糸押さえ部材が、給
糸口から針に掛け渡される糸又は既に編成され針間に掛
け渡されている糸に対し、給糸口の進行方向の前方で、
且つ針先頭部が前記糸を押さえて上昇する前に糸に接触
し、針が糸を越えて上昇した際に前記糸を針背面に案内
することにより、インレイ編を行い或いは給糸口に掛け
渡される糸の下方にある所定の針に前記糸を巻き着ける
など新規な編成を行なえる。糸押さえ部材進出時に、糸
押さえ部材の先端が歯口の中心線を超えて進出すること
が出来るよう、糸押さえ部材を位置させたため、給糸さ
れた糸の位置が不安定であっても確実に所定位置に位置
させ得る。糸押さえ部材先端の糸作用面は上位側が糸を
下方へ押し下げるよう下位側より歯口中心線に向け突出
して構成したため、給糸口の通過後すぐに糸に対し糸押
さえ部材を作用させることが出来るばかりでなく、糸押
え部材が往復動制御のため操作完了時間が早くでき、そ
の分キャリッジを小型化出来る。糸押え部材先端の糸作
用面の上端縁は糸通過領域よりも高い位置にあるよう糸
押さえ部材を位置させため糸がどの位置にあっても、糸
を押えることが出来、フロートの針数制限がなくなる。
頭部を対向して設けたニードルベッドにおいて、糸押さ
え部材を前後のニードルベッドの双方に設けたものでは
前後の糸押さえ部材の作用面により糸を確実に押し下げ
られるので糸の張力や編成速度などに影響を受けること
がなく糸を案内することが出来る。糸押さえ部材を針数
と同数又はそれより少ない数設けたため、糸押え部材を
各針毎に対応させて設けた場合には、どの位置の針に対
しても作用させることが出来る。また、編成パターンに
応じてあらかじめどの針に糸押え部材が必要とされるか
が決定されている場合には、その箇所だけ糸押え部材を
用意すればよく、糸押え部材の数を少くできる。操作手
段は、糸押さえ部材には制御バットを、ニードルベッド
上を往復動するカムボックスにはカム溝を有する糸押さ
え部材進退動カムをそれぞれ設け、前記カム溝に制御バ
ットを係合してなるため、カム溝の形状を変化させるこ
とにより糸押え部材の進出量を適宜変更することが出来
る。また、構造を簡略化することが出来る。操作手段
は、選択手段を含むので任意の糸押さえ部材を適宜選択
することが可能となり、編成パターンが規則性を持たな
いような場合でも必要とされる糸押え部材だけを選択し
作用させることが出来る。また、選択手段を設けること
で選択された糸押さえ部材の後退後にニードルのラッキ
ングが可能となり、編み幅に応じてキャリッジの往復動
ストロークを変化させる途中反転による編成も可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を示し、Aは糸押さえ部材が選択さ
れた状態のニードルベッド頂部付近の縦断面図で図1B
のA−A線断面、Bは針,シンカー糸押さえ部材のみの
一部平面図である。
【図2】本発明装置を示し、糸押さえ部材が選択されて
いない状態のニードルベッド頂部付近の縦断面図を示
す。
【図3】突出部分を有するニードルプレートの側面図で
ある。
【図4】突出部分を有しないニードルプレートの側面図
である。
【図5】操針カム,糸押さえ部材進退動カム,復帰カ
ム,アクチェータの位置関係を示す配置図である。
【図6】針の背面側に編糸を案内する場合の針と糸押さ
え部材との作動状態図である。
【図7】針のフック側に編糸を案内する場合の針と糸押
さえ部材との作動状態図である。
【図8】インターシャ柄編地の柄配置を示す図である。
【図9】インターシャ編成時の、針、糸押え部材、給糸
口の相互の位置関係を示す概念図で、第1のポジション
を示す。
【図10】インターシャ編成時の、針、糸押え部材、給
糸口の相互の位置関係を示す概念図で、第2のポジショ
ンを示す。
【図11】インターシャ編成時の、針、糸押え部材、給
糸口の相互の位置関係を示す概念図で、第3のポジショ
ンを示す。
【図12】インターシャ編成時の、針、糸押え部材、給
糸口の相互の位置関係を示す概念図で、第4のポジショ
ンを示す。
【図13】インターシャ編成時の、針、糸押え部材、給
糸口の相互の位置関係を示す概念図で、第5のポジショ
ンを示す。
【図14】インレイ編の組織図である。
【図15】インレイ編成時の、針、糸押え部材、給糸口
の相互の位置関係を示す概念図で、第1のポジションを
示す。
【図16】インレイ編成時の、針、糸押え部材、給糸口
の相互の位置関係を示す概念図で、第2のポジションを
示す。
【図17】Aは糸押さえ部材進出動制御装置の概略平面
図、Bは断面図である。
【図18】パイル編の組織図である。
【図19】Aはキャリッジのカムと給糸口の配置図、B
は糸押さえ部材と針の進退動状態を示す工程図、C,D
は編地に対する給糸口の位置関係を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ニードルベッド 8 針 20 シンカー 25 糸押さえ部材 27 選択手段 28 操作手段 36 作用面 37 制御バット 42 歯口 47 カム溝 48 糸押さえ部材進退動カム 50 アクチェータ 52 突出子 53 給糸口 65 糸 V 歯口の仮想中心面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04B 7/00 - 7/34 D04B 15/00 - 15/99

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸押さえ部材の糸押し下げ作用面を、給
    糸口から針に掛け渡される糸或いは既に編成され針間に
    掛け渡されている糸に対し、シンカー及び針間で進出さ
    せ、該糸を針のフック或いは背面に案内する横編機にお
    ける糸案内方法。
  2. 【請求項2】 編地編成中に糸押さえ部材の糸押し下げ
    作用面が、給糸口から針に掛け渡される糸に対し、給糸
    口の進行方向の後方で前記糸に接触し糸が針のフックに
    捕捉される位置まで押し下げることを特徴とする請求項
    1に記載の横編機における糸案内方法。
  3. 【請求項3】 編地編成中に糸押さえ部材の糸押し下げ
    作用面が、給糸口から針に掛け渡される糸又は既に編成
    され針間に掛け渡されている糸に対し、給糸口の進行方
    向の前方で、且つ針先頭部が前記糸を越えて上昇する前
    に糸に接触し、針が糸を越えて上昇した際に前記糸を針
    背面に案内することを特徴とする請求項1記載の横編機
    における糸案内方法。
  4. 【請求項4】 先端部に糸押し下げ作用面を有する糸押
    さえ部材を複数列設した針及びシンカーの間に進退出来
    るよう設け、かつ、糸押さえ部材には操作手段を設けて
    なる横編機における糸案内装置。
  5. 【請求項5】 糸押さえ部材の糸押し下げ作用面を、糸
    押さえ部材の進出時、給糸口から針に掛け渡される糸に
    給糸口の進行方向の後方で接し、前記糸が針のフックに
    捕捉される位置まで押し下げることの出来る位置に設け
    たことを特徴とする請求項4記載の糸案内装置。
  6. 【請求項6】 糸押さえ部材の糸押し下げ作用面を、糸
    押さえ部材の進出時、給糸口から針に掛け渡される糸又
    は既に編成され針間に掛け渡されている糸に対し、給糸
    口の進行方向の前方で接し、前記糸を針の進出時その背
    面に位置させることの出来る位置に設けたことを特徴と
    する請求項4記載の糸案内装置。
  7. 【請求項7】糸押さえ部材進出時に、糸押さえ部材の先
    端が歯口の中心線を超えて進出することが出来るよう、
    糸押さえ部材を位置させたことを特徴とする請求項4乃
    至6のいずれかに記載の横編機における糸案内装置。
  8. 【請求項8】 糸押さえ部材先端の糸作用面は上位側が
    糸を下方へ押し下げるよう下位側より歯口中心線に向け
    突出して構成したことを特徴とする請求項4乃至7のい
    ずれかに記載の横編機における糸案内装置。
  9. 【請求項9】 糸押さえ部材先端の糸作用面の上端縁は
    糸通過領域よりも高い位置にあるよう糸押さえ部材を位
    置させたことを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに
    記載の横編機における糸案内装置。
  10. 【請求項10】 頭部を対向して設けたニードルベッドに
    おいて、一方又は双方のニードルベッドの上位に糸押さ
    え部材を設けたことを特徴とする請求項4乃至9のいず
    れかに記載の横編機における糸案内装置。
  11. 【請求項11】 糸押さえ部材を針数と同数又はそれより
    少ない数設けたことを特徴とする請求項4乃至10のい
    ずれかに記載の横編機における糸案内装置。
  12. 【請求項12】 操作手段は、糸押さえ部材には制御バッ
    トを、ニードルベッド上を往復動するカムボックスには
    カム溝を有する糸押さえ部材進退動カムをそれぞれ設
    け、前記カム溝に制御バットを係合してなることを特徴
    とする請求項4乃至11のいずれかに記載の横編機にお
    ける糸案内装置。
  13. 【請求項13】 糸押さえ部材進退動カムのカム山の高さ
    を調整する糸押さえ部材進出動制御装置を設けたことを
    特徴とする請求項12記載の横編機における糸案内装
    置。
  14. 【請求項14】 操作手段は、選択手段を含み任意の糸押
    さえ部材を選択可能であることを特徴とする請求項12
    記載の横編機における糸案内装置。
  15. 【請求項15】 操作手段の糸押え部材進退動カムが、レ
    イジングカムの両斜面又は何れか一方の斜面の上方の歯
    口近傍部に設けられていることを特徴とする請求項12
    記載の横編機における糸案内装置。
  16. 【請求項16】 糸押さえ部材に対し突出する突出子を有
    するアクチェエータを糸押さえ部材選択位置に設け、ア
    クチェータの作動による突出子の突出により制御バット
    を糸押さえ部材進退動カムのカム溝に係合させる選択手
    段を有することを特徴とする請求項14記載の横編機に
    おける糸案内装置。
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