JP3044373B2 - ループプレッサーを備えた横編機およびループプレッサーを用いた編地編成方法 - Google Patents

ループプレッサーを備えた横編機およびループプレッサーを用いた編地編成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はループプレッサーを備えた
横編機およびこのループプレッサーの編地編成における
他の使用法に関する。
【0002】
【従来技術】横編機のループプレス装置として、実開平
4−56787号、欧州特許明細書第0681046等
に記載のものがある。そこでは、例えば平編みのように
一方の針床の針のみを使って編地を編成する場合、平編
みを行う側の針床に配設されたループプレッサーの制御
バットを、キャリッジに設けた進退動カムに係合させ
て、ループ押さえ部を歯口間隙の中心に向けて進出させ
る。すると、隣接する針間の渡り糸部分が、このループ
プレッサーで押さえられる。リブ編みのように前後の針
床の針を使って編地を編成する場合、前後両方の針床の
ループプレッサーを、側面から見て、それらの先端部同
士が交差し合う位置まで進出させ、前後の針の間をジグ
ザグ状に渡る編糸部分を、ループプレッサー先端のルー
プ押さえ部で押さえる。
【0003】上記のものでは、ループプレッサーの歯口
における進出量は歯口間隙の中心かそれより若干進出す
る程度に設定されている。そのためリブ編み編成の際に
針床間をジグザグ状に渡る編糸部分をループ押さえ部で
確実に押さえられず、該箇所の編糸がループ押さえ部と
対向する針床との間の間隙より抜け出し浮上することが
あり編成上問題となる。またループプレッサーを前後の
各針床上に設ける必要がある。
【0004】また、ループプレッサーのループ押さえ部
は、編目ループのテンションの大小に係わらず進退動カ
ムにより常に最下降位置までもたらせるようになってい
るため、編目ループのサイズが比較的大きいような編目
テンションの小さい編地の場合はさほど問題にはならな
いが、編目ループのサイズの小さい詰んだ編目の場合無
理に編目ループが押さえられるために糸切れが発生した
り、編地に傷を付ける恐れがあった。また、何れのルー
ププレッサーもキャリッジが通過する際に一様に作動さ
れ通過後に後退されるもので、編成される編地の編み幅
やデザイン等に応じて必要なループプレッサーを選択し
て作用させるものはなかった。
【0005】
【発明の課題】本発明は、編目ループを確実に押さえる
とともに、編目ループのテンションの大小に追従して、
ループプレッサーの押さえ位置が適正な位置へと調整さ
れるようにして、編目ループへの負荷を抑えることを目
的とする(請求項1〜6)。
【0006】また本発明は、多数のループプレッサーの
中から所要のループプレッサーのみを選択して、編地編
成に関与させるようにすることを目的とする(請求項
2,5)。
【0007】また本発明は、例えば2つの針床に対し
て、ループプレッサーの補助床を1つで良くした、コン
パクトなループプレス装置を提供することを目的とする
(請求項1〜6)。
【0008】また、この発明は、上記ループプレッサー
を使用して他の付加価値のある編地を編成する方法を提
供することを目的とする(請求項7)。
【発明の構成】
【0009】本発明の他の目的は、以下の記載から明ら
かになる。 本発明のループプレッサーを備えた横編機
は、歯口部を挟んで前後に少なくとも一対の針床を備
え、該針床上に、進退動自在に配列された多数の編針
と、編針間に配置された多数のシンカーとを設けるとと
もに、前記針床の少なくとも一方の上方に、多数のルー
ププレッサーを、前記歯口部に対し進退動自在に支持す
るための補助床を設けて、前記針床上を往復動するキャ
リッジに設けた進退動カムにより、カム係合で、前記編
針とループプレッサーとを、前記歯口部に対して進退動
させる横編機であって、前記ループプレッサーは、例え
ば薄板状のシャンクと、シャンクの先端側に設けたルー
プ押さえ部と、シャンクの上縁に設けたバット等の進退
制御部と、シャンクから分岐して延びるアームとを有
し、かつ前記ループ押さえ部の長さが歯口間隙の幅より
も長く形成され、前記補助床にループプレッサーの収容
溝を設けて、ループプレッサーのアームまたはシャンク
を圧縮変形させて、該収容溝に揺動可能に収容し、前記
進退動カムで、ループプレッサーのループ押さえ部を、
平面視で対向する針床上まで進出させ、かつ前記ループ
プレッサーが進退動する際に、前記ループ押さえ部を揺
動させるための揺動軌道制御手段を設けたことを特徴と
する。
【0010】好ましくは、前記キャリッジに、前記進退
動カムとカム係合させるループプレッサーを、選択する
ための選択手段を設ける。
【0011】また好ましくは、前記揺動軌道制御手段
を、ループプレッサーが進出するときに、前記圧縮変形
による弾発力でループ押さえ部を下方に揺動させ、ルー
ププレッサーが後退するときに、前記弾発力に抗してル
ープ押さえ部を元の位置へ揺動復帰させるように構成す
る。
【0012】また好ましくは、前記ループプレッサーの
圧縮変形による弾発力により、ループ押さえ部を上方に
付勢すると共に、前記揺動軌道制御手段により、ループ
プレッサーの進出位置で、ループ押さえ部を、前記上方
付勢に抗して、下方に揺動させる。
【0013】好ましくは、前記選択手段を、ループプレ
ッサーの後方部に設けられ、揺動自在に上方付勢された
被選択部と、キャリッジの前記被選択部に対応する位置
に設けられた、押圧カムと、吸着/釈放自在な吸着部を
備えたアクチュエータとにより構成し、被選択部の上縁
を前記押圧カムにより押圧して、被選択部を下方に揺動
させて、該被選択部の下縁を前記アクチュエータの吸着
部に当接させて吸着保持し、かつ選択したループプレッ
サーの被選択部を前記吸着部での吸着から釈放して、前
記シャンクを上方に揺動させて、前記進退制御部を前記
キャリッジの進退動カムにカム係合させる。
【0014】また好ましくは、前記ループプレッサー
、ヤーンガイドの機能を兼ね備えている
【0015】また、歯口を挟んで前後に少なくとも一対
の針床を備え、該針床上に、進退動自在に配列された多
数の編針と、編針間に配置された多数のシンカーとを設
けるとともに、給糸口から前記編針に給糸し、前記針床
の少なくとも一方の上方に、多数のループプレッサー
を、前記歯口部に対し進退動自在に支持するための補助
床を設けて、前記針床上を往復動するキャリッジに設け
た進退動カムにより、カム係合で、前記編針とループプ
レッサーとを、前記歯口部に対して進退動させるように
し、前記キャリッジに、前記進退動カムとカム係合させ
るループプレッサーを、選択するための選択手段を設
け、前記ループプレッサーは、シャンクと、シャンクの
先端側に設けたループ押さえ部と、シャンクの上縁に設
けた進退制御部と、シャンクから分岐して延びるアーム
とを有し、かつ前記ループ押さえ部の長さが歯口間隙の
幅よりも長く形成され、前記補助床にループプレッサー
の収容溝を設けて、ループプレッサーのアームまたはシ
ャンクを圧縮変形させて、該収容溝に揺動可能に収容
し、前記進退動カムで、ループプレッサーのループ押さ
え部を、平面視で対向する針床上まで進出させ、かつ前
記ループプレッサーが進退動する際に、前記ループ押さ
え部を揺動させるための揺動軌道制御手段を設けた、横
編機を用い、前記給糸口を編成中の編地の編み幅の外ま
で移動させながら、第1の編目コースを編成し、この
後、第2の編目コースの編成前に、該第2の編目コース
の最初の編目ループのすぐ外側に位置するループプレッ
サーを歯口部へ進出させることにより、該第1の編目コ
ースから給糸口に延びる編糸を、前記進出させたループ
プレッサーのループ押さえ部で押さえ、この後、前記給
糸口を前記編み幅上へ移動させることにより、前記編糸
を前記ループ押さえ部に巻き付け、次いで、前記第2の
編目コースの少なくとも最初の編目ループを形成した後
に、前記ループプレッサーを歯口部から後退させて、
前、記編糸を前記ループ押さえ部から解放する。
【0016】
【発明の作用と効果】本発明では、ループ押さえ部が対
向する針床上まで前進するので、例えば1対の針床に対
して、1つのループプレッサーの補助床で良く、コンパ
クトなループプレス装置となる。そしてループ押さえ部
が対向する針床上まで前進するため、リブ編成等で、編
目ループ間の渡り糸を確実に押さえることができる。
【0017】また本発明では、ループ押さえ部が編目ル
ープを押さえる力には、ループプレッサーのアームやシ
ャンクの圧縮変形に伴う弾発力と、揺動軌道制御手段に
より働く力の双方が関係する。このため、渡り糸側のテ
ンションに応じて、ループを押さえ込む深さが変化し、
適切にループを押さえることができ、編目ループへの負
担が軽減される。
【0018】またこの発明では、多数のループプレッサ
ーの中から、必要なループプレッサーのみを進退動カム
にカム係合させることができる。このことは、針床の針
の上部でキャリッジを反転させることと関係する。即ち
選択部で、ループプレッサーと進退動カムとの係合を絶
てば、キャリッジが針床の針の上部にある状態でも、ル
ーププレッサーは後退しており、針床間のラッキングが
できる。また従来のように、休止状態にある針に係止さ
れる編目ループが不必要に押さえられることを防止でき
る。
【0019】また、この発明の編成方法では、ループプ
レッサーで編地の端目を安定させ、編幅や柄幅を増やす
ような場合にも使用でき、付加価値のある編地を編成で
きる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に以下に説明す
る。
【0021】
【実施例1】図1は横編機の縦断面図である。本実施例
の横編機1にあっては、針床は歯口部6の垂直な仮想中
心線V(歯口中心線)を中心として、前後に前針床3と
後針床5を、頭部を山形に対向して設けてある。前針床
3は、後述するループプレッサー装置7が配設されてい
ない点を除いて、後針床5と同じ構成を有しているの
で、以下、後針床5についてのみ説明し、前針床3の後
針床5と同一のものには 、同じ符号を付す。
【0022】なお各部を説明するに当たり、針床の針の
進退方向の歯口部側を前方、他方は後方とし、また針床
表面に直交する方向を上下方向または高低を表すものと
して以下説明を行う。
【0023】針床5に複数の平行した溝9を切削し、該
溝9にニードルプレート11を挿入し、このニードルプ
レート11a,b下縁に設けた斜めの凹欠部13と針床
5の面に設けた斜めの凹欠部15とを合わせ、同凹欠
部内にワイヤ17を通して、且つ図示しないが、針床の
後端部をかしめることにより両者を一体に固定する。こ
れにより隣接するニードルプレート11,11間に針溝
19を構成し、針21及び該針21を操作するためのジ
ャック23、その他の図示しないセレクタ、セレクトジ
ヤック等を摺動自在に挿入する。上記針溝19にはラッ
チタイプの編針21が挿入されるが、針本体とスライダ
ーとからなる複合針でもよい。
【0024】針床5には、針21に交差する方向にニー
ドルプレートに嵌挿した帯金25により針21が針溝1
9から脱落するのを防いでいる。針床先端の下面にニー
ドルプレート装着用の溝9と同じピッチで溝26を並設
し、ここに先端方形部分27aの一部を針床5に係止し
てなる側面形状がく字形のシンカー27を嵌合し、その
下端のフック部27bを針床下面の切欠に係合してい
る。29は、シンカー27に挿通したワイヤを示し、こ
のワイヤ29は、歯口部6に垂下する編成された編地の
ループを係止するもので、編目形成時のノックオーバー
のタイミングに関係する。シンカー27は上記の固定タ
イプでなく、可動タイプであっても差し支えない。2は
針床上を往復走行するキャリッジを示し、100は後述
する編針を進退操作する進退動カム、120はループプ
レッサー及びヤーンガイドの進退操作用のカムを示す。
【0025】図2は補助床33、後針床5の平面図であ
る。図3−aは、図1に示す補助床部分を拡大して示し
た図で、図3−bに補助床から取り出した状態のループ
プレ ッサー60とヤーンガイド80を示す。図3−cは
図3−aのY−Y方向断面図である。ニードルプレート
11は、その高さをニードルプレート間の針溝19に挿
入した針21のジャックバット23aが突出できる高さ
の後方部11aと、頭部側を上方に延出させた延出部1
1bで形成され、延出部11bの上縁を後述するループ
プレッサー60を装着する補助床33の支持面としてい
る。ニードルプレート11の延出部11bには透孔35
が穿設されてあり、バー37を透孔35に挿通し、止め
板39を介し、螺子41とバー37を螺合することでニ
ードルプレート11上に補助床33を固定している。
【0026】本実施例では、補助床33は、後針床5の
上方で略水平に配置されていて、この補助床33にルー
ププレッサー60とヤーンガイド80が配設されてい
る。補助床33には、後針床5上に多数列設された各針
間21,21にループプレッサー60とヤーンガイド8
0が位置するように多数の溝45を針溝19と同じピッ
チで設け、これら個々の溝45をループプレッサー60
及びヤーンガイド80収容用の共通溝とし、ループプレ
ッサー60とヤーンガイド80を並設状態で挿入する。
補助床33の先頭部近傍の下面に前記溝45と直交する
向きの溝47を削設する。この溝47は、ループプレッ
サー収容溝45と連通する溝深さを有し、この溝内に小
なるワイヤ49を上位として大小2本のワイヤ49,5
0を挿入し、ワイヤ49をループプレッサーの収容溝4
5の溝底から突出させている。
【0027】補助床33は後端部を除く後方側の下面を
切除し、収容溝と連通する開口部51を形成する。5
3,54は、ループプレッサー60、ヤーンガイド80
が収容溝内から脱落するのを防ぐ帯金を示す。
【0028】図3−bにおいて、ループプレッサー60
は、概略U字形のプレート部材で形成される。ループプ
レッサー60は長く延びる薄板状のシャンク(本体部)
61を有し、その先端側にループ押さえ部62を形成
し、他方に被選択部としての基端部63を有する。この
基端部63の下縁に被吸着面64を形成するとともに、
基端部63より分岐してシャンク61の上方で前方に延
びる弾性アーム65を形 成する。66は前記被吸着面6
4のすぐ前方に形成された突出部を示す。ループ押さえ
部62は、フラットな下縁62aと,下縁先端から上縁
先端に前向きに延びる傾斜面62bと,円弧状に切欠い
た上縁部62cとからなる。ループ押さえ部62は、一
側面をカットしてシャンク61よりも薄肉に形成されて
いる。
【0029】弾性アーム65は帯金53に圧力により接
触し、後述するキャリッジ2に設けた進退動カムによっ
てループプレッサー60が進出され、ループプレッサー
60の下縁に設けた前記突出部66が溝45の底面と当
接する位置において該突出部66を揺動支点としてシャ
ンク61の先頭側のループ押さえ部62を下向きに弾性
付勢する。
【0030】基端部63に、その上縁にキャリッジ2の
進退動カムに係合してループプレッサー60を進退させ
る進退制御部の制御バット67を突設する。さらに、図
4に示すように、前記制御バット67が進退動カムのガ
イドカム138により押圧されたときに補助床33の下
面開口部51から露出して後述するキャリッジに設けた
選択アクチュエータ141,142の吸着面143,1
44に前記被吸着面64を当接する。シャンク61の先
端側は前記進退動カムの作用を受け、ループプレッサー
60が歯口に対し進退動する間、上記弾性アーム65の
作用により下向きに付勢されるため、シャンク61中間
部から先頭部の下縁にかけて形成した図3−bに示す位
置制御面68が溝底から突出するワイヤ49と当接し、
ループ押さえ部62の進退動軌跡を制御する。符号68
aはループプレッサー60の最も後退した位置を規制す
る突片、符号68bはループプレッサー60が進出した
際にループ押さえ部62を下降動させるための凹欠部を
示す。なお図中の62B,62C,62Dは、ループ押
さえ部の形状のバリエーションを示す。
【0031】ヤーンガイド80は、図3−b(下図)に
示すように、ループプレッサー60と同様にプレート状
部材で形成され、長く延びるシャンク81と 先端側に
ヤーン押さえ部82,シャンク中央に制御バット83,
ヤーン押さえ部82と制御バット83の間にシャンク8
1より分岐して設けた弾性アーム84,並びにシャン
81の一部をループプレッサー60側に曲設したループ
プレッサー60との係合部85とを有する。ヤーンガイ
ド80は収容溝45に装着した状態でヤーン押さえ部8
2がループプレッサー60のループ押さえ部62と同一
平面内に配置されるようにヤーン押さえ部82の基端8
7を折曲して形成している。これにより針21とシンカ
ー27との間の狭い空間内に両部材が収まるようにして
いる。
【0032】弾性アーム84によりヤーン押さえ部82
は常に上方に付勢され、シャンク81の上縁が帯金53
に圧力により接触する。またヤーンガイド80の弾性ア
ーム84は、ヤーンガイド80を収容溝45に装着した
状態で前記係合部85の上縁がループプレッサー60の
弾性アーム65の下縁に当接する。これによりループプ
レッサー60の突出部66が溝45の溝底との当接が絶
たれる後退位置(初期位置)にあるときも、ループプレ
ッサー60が弾性アーム65の弾性付勢により反時計針
方向に揺動するのを防ぎ、制御バット67を補助床33
上面から突出させる。この係合部85は、ヤーンガイド
80が初期位置において、ループプレッサー60の分岐
部69からストローク1だけ離間する位置に形成されて
いる。86は折曲して形成したガイドで、収容溝45内
におけるヤーンガイドの倒れを防ぐためのもので、符号
88で示す突出部は、ヤーン押さえ部82が下向きに揺
動する際の揺動支点となる。
【0033】図4−aは、キャリッジ2に配設された編
針の進退動カム100の透視図で、図4−bは、ループ
プレッサー60とヤーンガイド80の進退動カム120
の透視図である。各進退動カムの各カムは中心線を中心
に左右対称に配置される。
【0034】編針進退動カム100はカムプレート10
1の中央にレイジングカム103を配置し、その前方に
天山104を、その左右両側に、ジャックバット23a
の経路を挟んで、ステッチカム106,107を設け
る。符号108〜111はガイドカムを示す。選針はレ
イジングカム103の後方側に配設する選針手段(図示
せず)により任意の針が選択され、その結果、ジャック
バット23aがレイジングカム103と係合して針21
の進退操作を行う、公知のものが使われる。
【0035】ヤーンガイド80及びループプレッサー6
0の進退動カム120には、歯口に近い側をヤーンガイ
ドの制御バット83のカムトラックとしてそれぞれカム
トラック121,122が設けられる。96a,bは給
糸口を示し、実線で示す96aはキャリッジ左方向進行
時の給糸口の位置を、破線で示す96bはキャリッジ右
方向進行時の給糸口の位置を表す。
【0036】ヤーンガイド80のカムトラック121
は、概略M字状のヤーンガイド下げカム面を後縁に有す
るガイドカム123と,その後方の中央にスイングカム
125を有するガイドカム126,並び上記各カム間に
配置したセンターカム128台形の上げカム130,1
31,カムプレート133から隆起した固定のプレッサ
ーカム135,136とで構成される。上記上げカム1
30,131は、カムプレート133表面から突出する
向きに常に弾性付勢されていて、無負荷のときに突出し
た状態を保持する。130a,131aは、上げカムに
形成したカムプレート133の表面高さに向く斜面を示
し、キャリッジ2が左向きに進行の際は、先行側となる
上げカム130は、ヤーンガイドの制御バット83でそ
の斜面が押圧され、カムプレート133内へと没する
が、後行側の上げカム131が制御バット83を捕まえ
てヤーンガイド80を進出させる。キャリッジ2が右方
向に進行の際は、上記と逆の作動状態をとり、上げカム
131が没して、上げカム130が制御バット83に作
用する。プレッサーカム135,136は、進出位置に
あるヤーンガイドの制御バット83を押圧して、上昇付
勢されるヤーン押さえ部82を下降させる。センターカ
ム128は、進出するヤーンガイドと後退位置を保持す
るヤーンガイドとを区分けする。図中の水平ハッチング
で示す箇所は、カムプレート133表面に向く斜面を示
す。
【0037】ループプレッサー60のカムトラック12
2は、ガイドカム126,スイングカム125,後方に
配したガイドカム138とで構成される。ガイドカム1
26のカム面126a,126bは下げカム面として作
用し、進出位置にあるループプレッサー60を後退させ
る。ガイドカム138のカム面138a,138dは
ャリッジ左方向進行時に、選択されたループプレッサー
を進出させ、カム面138b,138cはキャリッジ右
方向進行時の上げカムとして作用する。スイングカム1
25はキャリッジ2の進行方向によって切り替わり、カ
ム面138a138bにより進出したループプレッサー
60を後退させる。ガイドカム138のカム斜面138
e,138fは、初期位置にあるループプレッサーの制
御バット67の上面を押圧して、被吸着面64を選択ア
クチュエータ141,142の吸着面143,144に
当接させる。
【0038】選択アクチュエータ141,142は、操
作用カム120の後方部に設けたブラケット98(図
1)に取り付けられ、補助床33を挟んで前記ガイドカ
ム138と対峙する。選択アクチュエータ141,14
2は、永久磁石によって磁化された上下2列の平坦な吸
着面143,144を有し、この吸着面の幅方向の中央
に釈放型電磁石の電磁コイルの極片を設けて選択部14
5,146を構成し、任意のループプレッサーを選択す
る。
【0039】次に上記した装置の編地編成における実際
の動作を説明する。図5は、キャリッジ2が左方向に進
行しながら編目形成を行う際の、針のジャック23,ル
ーププレッサー60,ヤーンガイド80の各バット23
a,67,83の通過軌跡を示し、図6−a〜図8−c
は図5の各位置A〜Iの状態を編機の側面から見た図で
ある。
【0040】Aの位置では、キャリッジ2の進退動カム
が到達する前で、針21、ヤーンガイド80及びループ
プレッサー60の各バット23a,83,67は歯口か
ら後退した初期位置(休止位置)にある。この位置で
は、ループプレッサー60の被吸着面64は補助床33
の裏面開口部51に位置しており、ヤーンガイド80及
びループプレッサー60の制御バット83,67はヤー
ンガイド80の弾性アーム84により補助床33の表面
から突出するように上方付勢されている。(図6−a)
【0041】 Bの位置では、ガイドカム138の斜面1
38eに案内されながら、ループプレッサー60の制御
バット67が押圧され、ループプレッサー60が反時計
方向に揺動する。これによりループプレッサー60の被
吸着面64が選択アクチュエータ141の吸着面143
に当接し、吸着される。これよりループプレッサー60
は被吸着面64を吸着された状態を保持したまま、選択
アクチュエータ141の中央部に設けた選択部145ま
で到達し、ここでループプレッサー60を働かせるか否
か選択される。即ち、この選択部145において被吸着
面64の吸着を解かれたループプレッサー60は、前記
弾性アーム84の作用により時計針方向に揺動し、初期
位置(Aの状態)へと復帰する。これにより制御バット
67は補助床33の表面から突出するので、後続するガ
イドカム138の上げカム面138aと係合し、歯口に
向かって進出される。一方選択部145において被吸着
面64の吸着を解かれなかったループプレッサー60
は、吸着面143に吸着された状態で上げカム面138
aを通過し、図5において破線で示した通過軌跡をと
る。(図6−b)
【0042】Cの位置では、前記上げカム面138aに
沿ってループプレッサー60が進出することで、ループ
プレッサー60の分岐部基部69がヤーンガイド80の
係合部85と当接している。ヤーンガイド80の係合部
85との当接後は、ループプレッサー60の制御バット
67が上げカム面138aの頂部まで案内される間、ヤ
ーンガイド80はループプレッサー60と一緒に歯口に
向かって進出する。ループプレッサー60が進出して、
その下縁に設けた突出部66が収容溝底に当接すること
で、この突出部66を支点として、弾性アーム65によ
りループプレッサー60はその先端側を下向きに付勢さ
れる。このため歯口に向かって進出する間のループ押さ
え部62の通過軌跡は、シャンク下縁に形成した位置制
御面68とそれに係合するワイヤ49により決定され
る。ループ押さえ部62は略水平に進出し、その先端の
傾斜面62bで隣接する編目ループ(図示せず)間の渡
り部分を押さえ、ループ押さえ部の下縁62aへと案内
する。(図6−c)
【0043】Dの位置では、ループプレッサー60の制
御バット67が上げカム面138a の頂部まで案内さ
れ、位置制御面68の凹欠部68b内にワイヤ49が収
まっている。ループ押さえ部62の先端は対向する前針
床3のシンカー27と交差する位置まで突き出て歯口部
6の間隙を完全に覆う。ループ押さえ部62が降下して
編目ループ間の渡り部分を編地引下げ方向に押圧する。
図はループプレッサー60の揺動量が最大で編目ループ
間の渡り部分を最も深く押さえた状態を示すが、この押
圧量は編目ループのテンションの大小に応じて調整され
る。Dの位置で編目ループをループプレッサー60で押
さえた後、ジャックバット23aがレイジングカム10
3の斜面に沿って進出する間、ループプレッサー60の
押さえ部23が編目ループを押さえた状態を保持し、針
21の進出に連れて編目ループが付き上がるのを防い
で、編目ループを確実にベラからクリアさせる。ヤーン
ガイド80は、この位置においてセンターカム128の
前方側に案内される。(図7−a)
【0044】Eの位置では、ジャックバット23aがレ
イジングカム103の頂部まで案内されている。(図7
−b)次にFの位置では、ジャックバット23aがレイ
ジングカム103の頂部まで案内された後、天山104
の下げカム面に沿ってレイジングカム103の肩の位置
まで後退し、ループプレッサー60も、制御バット67
をスイングカム125と係合して、一旦後退する。一方
ヤーンガイド80の制御バット83は上げカム131と
係合して進出し始める。この進出の間、ヤーンガイド8
0は弾性アーム84によりヤーン押さえ部82を上方付
勢にされた状態を維持する。96は給糸口を示す。(図
7−c)
【0045】Gの位置では、上げカム131によりヤー
ンガイド80はカム山頂部まで進出し、カム溝に設けた
プレッサーカム136により制御バット83が押圧さ
れ、ヤーン押さえ部82は、弾性アーム84の上方付勢
に抗して、下降している。これにより、給糸口96から
針21へ掛け渡される編糸を、ヤーン押さえ部82によ
り下方に押し下げて、編糸を針21のフックで捕捉可能
な位置へと案内し、ステッチカム107により、後退す
る針21のフックで編糸を捕捉する。(図8−a)
【0046】Hの位置では、上げカム面138dによ
り、ループプレッサー60を再度進出させ、ステッチカ
ム107により引込まれて形成されたばかりの新編目ル
ープを押さえ込む。このときヤーンガイド80は、その
制御バット83がプレッサーカム136からの押圧を解
かれるとともに、下げカム面123bに係合して後退す
る最中にある。(図8−b)
【0047】Iの位置では、キャリッジ2の進退動カム
の作用を経て、針21、ループプレッサー60、ヤーン
ガイド80の各バット23a,67,83が初期位置ま
で復帰している。(図8−c)
【0048】上記では、Hの位置でループプレッサーを
再導入させ、形成されたばかりの編目ループを押さえ込
むようにしたが、ループプレッサーの操作用カムを変更
し、例えばスイングカム125を取り払い、ガイドカム
138の前縁中央部に設けた凹部をなくして台形状とし
て編目コースが編成される間、前コースの編目ループを
押さえてもよい。
【0049】ループプレッサーの選択手段を設け、編成
条件に合わせて編目ループを押さえる必要のある針に対
応するループプレッサーのみを編成に関与させることが
できる。こうすると、従来のように休止状態にある針に
係止される編目が不必要に押さえられることを防ぎ、編
目ループにとって負荷を抑えた編成ができる。また、ル
ーププレッサーが選択操作できるので編成に関与しない
ループプレッサーの作動によるトラブル、例えばキャリ
ッジ直下のループブレッサーと対向する針床のシンカー
とが針床をラッキングする際に衝突すること等を防ぐこ
とができる。また、ループプレッサーは各針に対応させ
て配設されるが、ヤーンガイドは特にその必要はなく、
例えば針23本毎に配置させてもよく、その場合、ヤー
ンガイドが挿入されない溝にはスペーサを挿入させる。
【0050】
【ループプレッサーの変形例】 次にループプレッサーの
変形例を図9,10に示す。図9,10では、補助床を
主に表し、補助床の支持やキャリッジの進退操作カム等
の他の部分は省略して示した。図9はループプレッサー
が初期位置にある状態を、図10はループプレッサーが
進出して編目ループ(図示せず)を押さえた状態を示
す。この変形例では、補助床233に形成された収容溝
245には先の実施例のようにヤーンガイドはなく、唯
一ループプレッサー260のみが装着される。
【0051】ループプレッサー260は、ループ押さえ
部262の後方側でシャンク261から分岐してその下
方で後方に延びる弾性アーム265を設けている。この
弾性アーム265は、ループプレッサー260が初期位
置にあるときに、ループプレッサーの下縁に形成した突
出部269を支点として進退制御用のバット267を上
方へ付勢させ、シャンク上縁を帯金253に当接させ
る。ループプレッサー260が進退動する間は、上記シ
ャンク上縁と帯金253とが当接しており、ループプレ
ッサー260が進出位置にあるときは、シャンク上縁に
膨出形成した位置制御面268が帯金253に向かい合
うことになり、該位置制御面268を揺動の支点とし
て、ループ押さえ部262を弾性アーム265による上
昇付勢に抗して下向きに揺動させるように構成してい
る。なお、この例では、基端部263の上縁に形成した
突出部264aを不図示のカムにより押圧することで、
被吸着面264を選択アクチュエータ141の吸着面に
当接させる。
【0052】上記各実施例のようにループプレッサーを
構成すると、前後針床の一方側のみにループプレッサー
を収容させた補助床を設けるだけでよいので、他方の針
床側に空きスペースを確保できる。殊に先の実施例では
ループプレッサーとヤーンガイドを同じ補助床上に並設
させたので、更に空きスペースの確保が可能となる。こ
の空きスペースに他の編み部材を組み込んだもう一つの
補助床などを設ければ、従来のようにループプレッサー
を前後の各針床上に設けたものに比して、多機能な横編
機を非常にコンパクトに設計することができる。例えば
特開平4−337328号公報に見られるような、編み
部材としてトランスファージャックを収 容した補助床を
配設させれば、ゴム編地の内減らし編成などを針床の針
とトランスファージャックとを使用して効率よく行え
る。
【0053】
【4枚ベッド横編機への適用】次にループプレッサー
を、上下2段の針床を歯口部を挟んで前後に設けた、所
謂4枚ベッド横編機に適用した例を説明する。4枚ベッ
ド横編機では、前後の下部針床の針同士を使用して編地
の編成が行えるだけでなく、前下部針床と後上部針床の
針を前身頃の編成用に、後下部針床と前上部針床の針を
後身頃の編成用に割当て、編機上で筒状体の身頃や袖を
編成することで縫製工程を省略してセーターやベスト等
のニット衣類を製造することができる。4枚ベッド横編
機による、このような編成方法の詳細は、本出願人によ
る特開平2−229248号 特開平4−126852
号公報を参照するものとし、ここでは説明を省略する。
【0054】図11に部分的に示すように前後の下部針
床FD,BDに装着させるニードルプレートを上方に延
出させ、該延出部に上部針床BU等を支持させ固設し、
上下・前後の各針床には、スライダーと針本体部とから
なる複合針321が並設されている。本実施例ではルー
ププレッサー360は前後の針床BU等の上に備えら
れ、各ループプレッサー360を装着する補助床333
は、上下針床と同様に、上部針床BU等のニードルプレ
ート311を上方へ延出させて支持している。補助床3
33には先の実施例と同じくループプレッサー360と
ヤーンガイド380が同一溝内に並べて収容されてい
る。
【0055】先に説明した図1に示したループプレッサ
ーを4枚ベッド横編機301に適用した場合、ループプ
レッサー60と上部針床FUまたはBUの針321の交
わる角度が大きくなり、またループ押さえ部62の下縁
62aが平坦面として形成されているため、上部針床F
UまたはBUの針321が進出する際に、針321に係
止される編目ループ398が傾斜面62bをすり抜け
て、下縁62a側へと押し出される恐れがあり、編目ル
ープ398を確実に押さえることができない。
【0056】そこで本実施例のループプレッサー360
では、ループ押さえ部362の下縁を、側面から見て概
略V字形状となるように形成して、作用時のループ押さ
え部362の下縁前縁362bと後縁362aの交わる
位置を、歯口間隙の下方深くに位置させた(図3−b中
の62B)。
【0057】図12は、編成時の歯口部付近を拡大して
示した図で、上部針床の針321が進出する際に、歯口
部を挟んで対峙して設けた補助床333のループプレッ
サー360を作用させて、ループ押さえ部362のV字
状の歯口深くまで延びる前縁362bによって編目ルー
プ398を押さえ、編目ループ398が針321ととも
に付け上がるのを防ぐことができる。
【0058】
【端部の編成への応用】次にループプレッサーを他の用
途に使用した例を説明する。編地編成の際、キャリッジ
を右方向に走行させ所要の針に給糸して、該コースの編
目コースを形成し、次にキャリッジを反転させ、左方向
に走行させて、前記コースに続くコースの編目コースの
編成を行う。この動作を繰り返し行うことで、所定のル
ープ長をもった編地を編成できる。ところが編成方向が
切り替わる編地両端部では、編糸の張力が他の部分と均
等にならず、この部分における編目の大きさが不揃いに
なる問題がある。これは、編み終わり側に位置する側端
ウエールの編目ループは、編地側で隣接する編目ループ
に延びるが、他方は給糸口へと延びていて、キャリッジ
反転後に続く編目コースの編目ループが形成される際
に、編糸が給糸口から引出されるだけでなく、前コース
の最後に編まれた側端ウエールの編目ループからも一部
引出されて、編目ループが形成されてしまうからであ
る。その結果、前コースの最後に形成された編目ループ
が詰んでしまい、編地側端の編目が不揃いになってしま
う。
【0059】この問題は、平編みやゴム編みだけでな
く、編糸を前針床、次に後針床の針へと順次周回状に繰
り返して給糸して、各針床で編成された編地同士が編み
幅の両 端で連結された筒状の編地を編成する場合にも発
生する。周回編成の場合、一方の編地の編み終わり側の
側端の編目ループが、他方の編地の編み始め側の側端の
編目ループを形成する際に引き出され、給糸方向が反転
する編地側端部に縦筋が発生する。
【0060】本実施例では、上記した問題を抑える目的
で、ループプレッサーが編地編成の際に導入される。図
13に、平編地の側端部分の編成ステップの概略を示
す。図14は、ループプレッサー60が作動状態にある
編機の、歯口付近の要部断面図である。ステップaにお
いて、給糸口96を左から右方向に移動させ、後針床5
の針21に編糸97を供給して、平編地99の編目コー
スを編成する。ステップbでは、続くコースの編目ルー
プが形成される前に、編地側端に位置するループプレッ
サー60を進出させ、最後に形成された編目ループから
給糸口96に延びる編糸97を、ループ押さえ部62で
押さえる。そしてループプレッサー60を進出させた状
態を保持させたまま、ステップcで給糸口を折り返し移
動させ、次コースの編目コースを形成する。ステップd
で、ループプレッサー60を後退させる。
【0061】ループプレッサー60は、次コースの編成
の間ずっと進出位置に保持させる必要はなく、右側端ウ
エールの編目ループが形成された後であれば、いつ後退
させてもよい。編み幅側端を含む2〜3ウエールの編目
ループの大きさが安定しないような場合、それらのウエ
ールに対応するループプレッサーを導入して、編成する
とよい。後退の際に編糸との干渉を緩和させるためで、
ループ押さえ部の形状は図3−bの62Cで示されるよ
うな形状とすることが好ましい。
【0062】上記のようにループプレッサー60を作動
させて編成すると、編地の側端部において、編糸97が
ループプレッサー60に巻き付いた状態となるととも
に、ループ押さえ部62により編糸97が押圧され、前
コースの最終に形成された編目ループから編糸97が引
き出されることを抑える。
【0063】 上記したループプレッサー60の作動を、
先に示したキャリッジに設けた操作カムで行う場合、キ
ャリッジが左方向に進行して次コースの編目コースを編
成するときに、選択アクチュエータ141により、編地
の側端に位置するループプレッサー60を選択し、上げ
カム面138aにより歯口に進出させる。そして側端ウ
エールの編目ループがステッチカム107により形成さ
れる間、この進出位置を保持させた後、後続する下げカ
ム面126bにより後退させるようにすればよい。なお
この場合、中央に設けたスイングカム125が、ループ
プレッサーの下げカム面として作動しないように、例え
ば出没切換制御可能なカムとし、没位置に駆動させる。
【0064】あるいは上記に代えて、上げカム面138
dをスイングカム125寄りに近づけて配置し、ループ
プレッサーの進出のタイミングを早めるようにすれば、
操作カムは少しの変更で済む。
【0065】
【インターシャ編成への応用】更に別の使用例(不図
示)として、インターシャ編成の際に、インターシャ柄
の境界部で柄幅を増やす場合に、ループプレッサーを使
用する例を説明する。この場合、柄幅を増やす編目コー
スの直ぐ前の編目コースを編成する際に、編み幅が増や
される次コースの編み始め部に位置する針の外側まで、
給糸口を移動させる。そして次コースの編目コースを編
成する前に、次コースの編み幅外側に位置するループプ
レッサーを進出させ、直前のコースの最後に形成された
編目ループから給糸口に延びる編糸をループ押さえ部で
押さえる。次いで、給糸口を折り返し移動させて、前記
編み幅側端部において編糸をループ押さえ部に巻き付け
た状態として、次コースの少なくとも側端ウエールの編
目ループが形成されるまで、ループプレッサーを進出位
置に保持させる。その後にループプレッサーを後退させ
て、ループ押さえ部と編糸との係合を絶てば、インター
シャ柄の柄幅を、制約なしに広げることができる。これ
はそのまま成形編みにおける増やし編成にも適用でき
る。
【0066】
【最適実施例】最適実施例を以下に説明する。本実施例
のループプレッサーは、それ自身が上記のヤーンガイド
の機能を兼ね備えたタイプのものとして構成される。図
15は、編針とループプレッサーの各操作カムを示した
透視図で、図16は、補助床の断面図である。補助床4
33には、多数の収容溝445を針溝と同ピッチで設
け、これら個々の収容溝445にループプレッサー46
0を挿入する。
【0067】補助床433は、後端部を除く後方側の下
面を切除し、収容溝445と連通する開口部451を形
成する。453,454は、ループプレッサー460が
収容溝445から脱落するのを防ぐ帯金を示す。
【0068】
【ループプレッサー】ループプレッサー460は、薄板
状のプレート部材で形成され、薄板状のシャンクからな
る本体部461の先端側にループ押さえ部462を有す
る。ループ押さえ部462は、図16に示すように上縁
部462aをフラット、前縁部462bを円弧状に形成
されると共に、下縁部462cに切欠462dを形成す
る。ループ押さえ部462は、一側面をカットして本体
部461よりも薄肉に形成されている。本体部461の
後端側の基端部463には選択アクチュエータ441の
吸着面により吸着される被吸着面464を設ける。また
本体部461の下方には、本体部から分岐して後向きに
延びる弾性アーム465を設け、本体部461の上面に
は、先端から第1バット430,第2バット431,第
3バット432を突設する。前記弾性アーム465の先
端部は、収容溝底と当接してループプレッサー460を
支持する。実施例ではアーム465に弾性を持たせて、
圧縮変形させたが、逆にシャンクである本体部461に
弾性を持たせて、圧縮変形させても良い。
【0069】ループプレッサー460は、収容溝445
内の後退位置(初期位置、図16)において、第2バッ
ト431の後方の本体部上面部を補助床に装着された帯
金454と圧力により接触させ、弾性アーム465を圧
縮変形させた状態で保持され る。この弾性アーム465
の圧縮変形により引き起こされる弾発力により、ループ
プレッサー460が上方付勢される。ループプレッサー
460は、後述するキャリッジに設けた操作カムにより
その進退動と揺動が制御される。
【0070】
【キャリッジ】キャリッジに配設される編針の操作カム
及びループプレッサーの操作カムは、中心線Xを中心に
左右対称に設けられる。編針の操作カム100は先の実
施例と同じで、カムプレート101の中央にレイジング
カム103を配置し、その前方に天山104を、その左
右両側にジャックバットの経路を挟んでステッチカム1
06,107を設ける。108〜111はガイドカムを
示す。496は給糸口を示し、実線はキャリッジ左方向
進行時の給糸口の位置を、破線はキャリッジ右方向進行
時の給糸口の位置を表す。
【0071】
【ループプレッサー操作カム】ループプレッサー操作カ
ム422は、ループプレッサー460を進退動させると
ともに、アーム465との協同動作で、ループ押さえ部
462を揺動させる。ループプレッサー操作カム422
のカムプレート401には、歯口側より第1ガイドカム
466,第2ガイドカム467,第3ガイドカム46
9,第4ガイドカム471が設けられる。第1ガイドカ
ム466と第2ガイドカム467との間には選択アクチ
ュエータ441により選択されたループプレッサーの第
2バット431の通過経路が形成される。この経路上に
第2バット431に押圧作用する左右一対の第2バット
用固定プレッサー473,473と、これら固定プレッ
サー473,473の間に、出没制御可能な第2バット
用可動プレッサー472,472が配設される。この第
2バット用固定プレッサー473は、その押圧面の高さ
を第1ガイドカム466の表面の高さより若干低くし、
第1ガイドカム466の一部として一体に形成される。
第2ガイドカム467と第3ガイドカム469との間に
は、選択されなかったループプレッサーの第2バット4
31の通過経路が設けられる。
【0072】第3ガイドカム469と第4ガイドカム4
71との間には、ループプレッサー460の第3バット
432の通過経路が形成されると共に、第3バット43
2の前縁に係合して、ループプレッサー460を後退さ
せる左右一対の下げカム475,475が配設される。
この下げカム475は、無負荷のときにカムプレート4
01表面から突出した状態を保持するように付勢され
る。475aは上げカム475に形成したカムプレート
の表面高さに続く斜面を示し、キャリッジが左向きに進
行時、先行の下げカム475、はループプレッサー46
0の第3バット432により斜面を押圧されて、カムプ
レート内へ没入するが、後行の下げカム475は第3バ
ット432と係合して、ループプレッサー460を後退
させる。そしてキャリッジが右方向に進行時は、上記と
逆の作動状態をとる。このように下げカム475は、キ
ャリッジの一進行方向に対してのみ作用するカムとして
構成される。
【0073】477は、ループプレッサー460の第3
バット432を押圧して、被吸着面464を選択アクチ
ュエータ441の吸着面に当接さすための第3バット用
プレッサーで、第4ガイドカム471の一部として形成
される。下げカム475と接する第4ガイドカム471
の部分に、カムプレート401の表面の高さからガイド
カム471表面高さへと続く傾斜面471bが形成され
る。この傾斜面471bの機能は後述する。
【0074】第2ガイドカム467と第3ガイドカム4
69のカム板の厚さ(カムプレート表面からの突出量)
は第1ガイドカム466,第4ガイドカム471よりも
厚く、補助床表面との間に若干の間隙を有する程度の厚
さに形成されている。第1ガイドカム466の中央側歯
口寄りのP部分の厚みは、一段薄く形成されていて、こ
の厚みの薄い部分から隆起する、左右一対のプレッサー
479,479が設けられる。このプレッサー479は
進出位置にあるループプレッサー460の第1バット4
30を押圧し、ループ押さえ部462を下方に下降させ
る。第2バット用固定プレッサー473は、第1バット
用プレッサー479の厚みよりも厚く形 成される。44
1は選択アクチュエータを示し、先の実施例と同様な構
成となっている。なお、図中の479a,466a,4
66b,471aは斜面を示す。
【0075】
【動作】次に上記の装置の編地編成における実際の動作
を説明する。図17は、キャリッジが左方向に進行しな
がら編目形成を行う際の針21のジャック、ループプレ
ッサー460の各バット23a,430,431,43
2の通過軌跡を示し、図18−a〜図21は図17の各
位置A〜Jの状態を編機の側面から見た図である。この
時第2バット用固定可動プレッサーの先行側が作用し、
後行側は没入した不作用をとる。
【0076】Aの位置では、キャリッジに設けた操作カ
ムが到達する前で、針21およびループプレッサー46
0の各バットは歯口から後退した初期位置(休止位置)
にある。この位置では、ループプレッサー基端部463
の被吸着面464は補助床の裏面開口部451に位置す
る。また第2バット431後方側の本体部上面部が補助
床に装着された帯金454と圧力により接触して、弾性
アーム465を圧縮変形させ下方に押圧された状態で保
持されていて、その弾発力によりループプレッサー46
0の後端側が土方に突出付勢される。(図18−a)
【0077】Bの位置では、ループプレッサー460の
第3バット432が、第4ガイドカム471に一体に形
成した第3バット用プレッサー477で押圧される。こ
のとき第1バット430は、第1ガイドカム466表面
と当接状態にあり、第1バット430と第1ガイドカム
466の当接部を揺動支点としてループプレッサー46
0は反時計方向に揺動して、被吸着面464を選択アク
チュエータ441の吸着面に当接して吸着される。(図
18−b)
【0078】そしてB位置以降、被吸着面464が選択
アクチュエータ441の吸着面に吸着された状態で中央
部の磁極部443まで到達し、ここで吸着を絶たれたル
ーププレッサー460の基端部463は弾性アーム46
5の弾発力により上方へ揺動 する。このため第3バット
432が補助床表面に突出し、第4ガイドカム471の
上げカム面471cと係合して歯口に向かって進出する
(C位置)。この進出の際に帯金454とループプレッ
サー上縁との当接が絶たれると共に、第1バット430
は、第1ガイドカム466のP部分へと案内され、カム
表面からの押圧が解かれるためループプレッサー460
の本体部461は弾性アーム465の弾発力により上方
へ押し上げられるが、ループプレッサー460は収容溝
445内で基端部463上面が第4ガイドカム471の
表面と当接し、第1バット430と第2バット431と
の間の本体部上面が帯金453に圧力により接触した状
態となってその姿勢を保持する。(図18−c)
【0079】D位置では、ループプレッサー460の第
3バット432が第4ガイドカム471の上げカム面4
71c頂部まで案内され、ループ押さえ部462の先端
は、対向する前針床のシンカー481と側面から見て交
差して、歯口部483間隙を 完全に塞ぐ。このとき第2
バット431は、第1ガイドカム466の後位に設けた
第2バット用固定プレッサー473の位置にあって、図
示のようにその押圧作用を受ける。これによりループ押
さえ部462が降下して編目ループ485間の渡り部分
を編地引き下げ方向に押圧する。(図19−a)
【0080】D位置からE位置までの間は、第2バット
431は、プレッサー473に隣接して設けた第2バッ
ト用可動プレッサー472で押圧され、ループ押さえ部
462は下降した状態を保持し、ジャックバット23a
がレイジングカム103の上げカム面103aに係合し
て針21が進出する際の、編目ループ485の付き上が
りを防ぐ。(図19−b)
【0081】図19−a,19−bは、ループ押さえ部
462が最も下方に揺動して、編目ループ485間の渡
り部分を深く押さえた状態を示すが、この揺動量は編目
ループ自身のテンションの大小に応じて自動的に調整さ
れる。即ち、編目ループのテンションが弾性アームの弾
発力よりも大きければ弾性アームの弾発力に抗してルー
ププレッサー460は反時計針方向に揺動するので、編
目ループを過度に押さ え込むことがなく、糸切れが生じ
ない。
【0082】Fの位置に給糸口496が位置する。ジャ
ックバット23aが、天山104の下げカム面104a
に沿ってレイジングカム103の肩位置まで後退する。
この位置ではループプレッサー460は第3バット43
2を下げカム475に係合してループ押さえ部462を
歯口部483から一旦後退させ、給糸口496との干渉
をさけると共に給糸口496から吐出される編糸497
がループ押さえ部の上に乗り上げないようにしてかわ
す。(図19−c)
【0083】そして給糸口496が通過した後、F位置
からH位置にかけてループプレッサー460の第2バッ
ト431を第2ガイドカム467の上げカム面467a
に係合させて再度ループ押さえ部462を歯口部83間
隙を塞ぐ位置まで進出させる。
【0084】このF〜G位置にかけてループプレッサー
460の第3バット432と対峙する第4ガイドカム4
71には、カムプレート401の表面高さからガイドカ
ム表面高さへと続く傾斜面471bが形成されており、
第2バット431が第2ガイドカム467の上げカム面
467aによって進出するに連れて、第3バット432
が傾斜面471bとそれに続くカム表面で押圧され、図
示するように先端のループ押さえ部を持ち上げた状態で
進出する。これにより、給糸口496から吐出される編
糸497を、ループ押さえ部462の前縁462bとそ
れに続く下縁462cで押さえて、編糸497を押さえ
部下縁462cに形成した切欠462dへと案内でき
る。(図20−a)
【0085】H位置では、第1ガイドカム466に設け
た第1バット用プレッサー479により第1バット43
0が押圧され、ループ押さえ部462が弾性アーム46
5の上方付勢に抗して下降する。これにより、給糸口4
96から吐出される編糸497をループ押さえ部462
で下方に押し下げて編糸497を針21のフックで捕捉
可能な位置へと案内する。G位置で、ループ押さえ部4
62が上方に揺動した 状態から編糸497を押さえるの
で、ジャカード等で編目ループを形成しないまま編糸4
97を引き出し、編糸497の捕捉が難しいときでも、
確実に編糸497をガイドできる。(図20−b)
【0086】I位置では、上記姿勢を保つループプレッ
サー460の第2バット431を第2バット用固定プレ
ッサー473でさらに深く押圧して、ステッチカム10
7により引き込まれて形成されたばかりの新編目ループ
489を押さえ込む。(図20−c)以後、進出位置に
あるループプレッサー460は第3バット432を第3
ガイドカム469の引き下げ面469aに係合して後退
される。J位置では、キャリッジの操作カムの作用を経
て、針21およびループプレッサー460の各バット2
3a,430,431,432が初期位置まで復帰し、
針床の状態は図18−aと同じである。(図21)
【0087】上記構成によればループプレッサーは、そ
れ自身でループプレッサーの働きとヤーンガイドの働き
の両機能を兼ねることができるので、先の実施例1の場
合に比べ装置の構成がシンプルにできる。
【0088】上記の実施例ではループプレッサー460
は、編み針と同ピッチで配置したが、編み針の1/2ピ
ッチ(倍密度)で配置しても良い。
【0089】なお本発明の実施例を上記に示したが、本
発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明
の主旨を逸脱しない範囲において実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施例の横編機の要部断面図
である。
【図2】 針床と補助床との部分平面図である。
【図3】 ループプレッサーとヤーンガイドとを示し、
図3−aは、図1の補助床の要部拡大断面図で、図3−
bは、側面から見たループプレッサーとヤーンガイドと
を示し、図3−cは、図3−aのY−Y方向断面図であ
る。
【図4】 編針、ヤーンガイド、ループプレッサーの進
退動カムを示した図で、図4−aは、編針の進退動カム
の透視図で、図4−bは、ループプレッサーとヤーンガ
イドの進退動カムの透視図である。
【図5】 キャリッジ左方向進行時における編針、ヤー
ンガイド、ループプレッサーの各バットの通過軌跡を示
した図である。
【図6】 図5の位置A〜Cにおける横編機の歯口付近
の状態を示した断面図で、図6−aは図5の位置Aにお
ける横編機の歯口付近の状態を示し、図6−bは図5の
位置Bにおける横編機の歯口付近の状態を示し、図6−
cは図5の位置Cにおける横編機の歯口付近の状態を示
し、
【図7】 図5の位置D〜Fにおける横編機の歯口付近
の状態を示した断面図で、図7−aは図5の位置Dにお
ける横編機の歯口付近の状態を示し、図7−bは図5の
位置Eにおける横編機の歯口付近の状態を示し、図7−
cは図5の位置Fにおける横編機の歯口付近の状態を示
し、
【図8】 図5の位置G〜Iにおける横編機の歯口付近
の状態を示した断面図で、図8−aは図5の位置Gにお
ける横編機の歯口付近の状態を示し、図8−bは図5の
位置Hにおける横編機の歯口付近の状態を示し、図8−
cは図5の位置Iにおける横編機の歯口付近の状態を示
す。
【図9】 ループプレッサーの変形例を示し、ループプ
レッサーは初期位置にある。
【図10】 ループプレッサーの変形例を示し、ループ
プレッサーは進出している。
【図11】 実施例のループプレッサーを、4枚ベッド
横編機に適用した変形例を示す。
【図12】 図11の変形例における編成時の歯口付近
を拡大して示す。
【図13】 ループプレッサーを端糸処理に使用した例
で、平編地の側端部分の編成ステップa〜dを概略的に
示す。
【図14】 ループプレッサー60が作動状態にある編
機の、歯口付近の要部断面図である。
【図15】 編針,ループプレッサーの操作カムの透視
図である。
【図16】 ループプレッサーの断面図である。
【図17】 キャリッジ左方向進行時における編針とル
ーププレッサーの各バットの通過軌跡を示した図であ
る。
【図18】 図17の位置A〜Cにおける横編機の歯口
付近の状態を示した断面図で、図18−aは図17の位
置Aにおける横編機の歯口付近の状態を示し、図18−
bは図17の位置Bにおける横編機の歯口付近の状態を
示し、図18−cは図17の位置Cにおける横編機の歯
口付近の状態を示し、
【図19】 図17の位置D〜Fにおける横編機の歯口
付近の状態を示した断面図で、図19−aは図17の位
置Dにおける横編機の歯口付近の状態を示し、図19−
bは図17の位置Eにおける横編機の歯口付近の状態を
示し、図19−cは図17の位置Fにおける横編機の歯
口付近の状態を示し、
【図20】 図17の位置G〜Iにおける横編機の歯口
付近の状態を示した断面図で、図20−aは図17の位
置Gにおける横編機の歯口付近の状態を示し、図20−
bは図17の位置Hにおける横編機の歯口付近の状態を
示し、図20−cは図17の位置Iにおける横編機の歯
口付近の状態を示し、
【図21】 図21は図17の位置Jにおける横編機の
歯口付近の状態を示す。
【符号の説明】
1,301 横編機 2 キャリッジ 3 前針床 5 後針床 6 歯口部 7 ループプレッサー装置 9 ニードルプレート溝 11,311 ニードルプレート 11a ニードルプレートの後
方部 11b ニードルプレートの延
出部 13 ニードルプレート下縁
に設けた凹欠部 15 針床上面に設けた斜め
の凹欠部 17 ワイヤ 19 針溝 21 針(ラッチタイプ) 23 ジャック 23a ジャックバット 25 帯金 26 溝(針床先端下面) 27 シンカー 27a 先端方形部分 27b フック部 29 ワイヤ 33,233,333 補助床 35 透孔 37 バー 39 止め板 41 螺子 45,245 ループプレッサー収容
溝 47 溝 49,50 ワイヤ 51 開口部 53,54,253,254 帯金 60,260,360 ループプレッサー 61,261 シャンク 62,262, ループ押さえ部 62a 下縁 62b 傾斜面 62c 上縁 62B,62C,62D ループ押さえ部の形状
バリエーション 63,263 ループプレッサーの基
端部 64,264 被吸着面 65,265 弾性アーム 66 突出部 67,267 制御バット 68,268 位置制御面 68a 突片 68b 凹欠部 69 分岐部基部 80,380 ヤーンガイド 81 シャンク 82 ヤーン押さえ部 83 制御バット 84 弾性アーム 85 係合部 86 ガイド 87 折曲部 88 突出部 96,96a,96b 給糸口 97 編糸 98 ブラケット 99 平編地 100 進退動カム 101 カムプレート 103 レイジングカム 103a 上げカム面 104 天山 104a 下げカム面 106,107 ステッチカム 108〜111 ガイドカム 120 カム 121 ヤーンガイド制御用カ
ムトラック 122 ループプレッサー制御
用カムトラック 123,123a,123b ガイドカム 125 スイングカム 126 ガイドカム 126a,126b 下げカム面 128 センターカム 130,131 上げカム 130a,131a 斜面 133 カムプレート 135,136 プレッサーカム 138 ガイドカム 138a,b,c,d,e,f カム面 141,142 選択アクチュエータ 143,144 吸着面 145,146 選択部(磁極) 264a 突出部 269 突出部 362a 後縁 362b 下縁前縁 398 編目ループ FD 前下部針床 BD 後下部針床 BU 後上部針床 401 カムプレート 422 ループプレッサー操作
カム 430 第1バット 431 第2バット 432 第3バット 433 補助床 441 選択アクチュエータ 443 磁極部 445 収容溝 451 開口部 453,454 帯金 460 ループプレッサー 461 本体部 462 ループ押さえ部 462a 上縁部 462b 前縁部 462c 下縁部 462d 切欠 463 基端部 464 被吸着面 465 弾性アーム 466 第1ガイドカム 467 第2ガイドカム 467a 上げカム面 469 第3ガイドカム 469a 引き下げ面 471 第4ガイドカム 471b 傾斜面 471c 上げカム面 472 第2バット用可動プレ
ッサー 473 第2バット用固定プレ
ッサー 475 下げカム 475a 斜面 477 第3バット用プレッサ
ー 479 第1バット用プレッサ
ー 479a,466a,466b,471a 斜
面 481 シンカー 483 歯口部 485 編目ループ 489 新編目ループ 496 給糸口 497 編糸

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯口部を挟んで前後に少なくとも一対の
    針床を備え、該針床上に、進退動自在に配列された多数
    の編針と、編針間に配置された多数のシンカーとを設け
    るともに、 前記針床の少なくとも一方の上方に、多数のループプレ
    ッサーを、前記歯口部に対し進退動自在に支持するため
    の補助床を設けて、 前記針床上を往復動するキャリッジに設けた進退動カム
    により、カム係合で、前記編針とループプレッサーと
    を、前記歯口部に対して進退動させる横編機であって、 前記ループプレッサーは、シャンクと、シャンクの先端
    側に設けたループ押さえ部と、シャンクの上縁に設けた
    進退制御部と、シャンクから分岐して延びるアームとを
    有し、かつ前記ループ押さえ部の長さが歯口間隙の幅よ
    りも長く形成され、 前記補助床にループプレッサーの収容溝を設けて、ルー
    ププレッサーのアームまたはシャンクを圧縮変形させ
    て、該収容溝に揺動可能に収容し、 前記進退動カムで、ループプレッサーのループ押さえ部
    を、平面視で対向する針床上まで進出させ、 かつ前記ループプレッサーが進退動する際に、前記ルー
    プ押さえ部を揺動させるための揺動軌道制御手段を設け
    たことを特徴とするループプレッサーを備えた横編機。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジに、前記進退動カムとカ
    ム係合させるループプレッサーを、選択するための選択
    手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のルー
    ププレッサーを備えた横編機。
  3. 【請求項3】 前記揺動軌道制御手段を、ループプレッ
    サーが進出するときに、−前記圧縮変形による弾発力で
    ループ押さえ部を下方に揺動させ、ループプレッサーが
    後退するときに、前記弾発力に抗してループ押さえ部を
    元の位置へ揺動復帰させるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のループプレッサーを備えた横編機。
  4. 【請求項4】 前記ループプレッサーの圧縮変形による
    弾発力により、ループ押さえ部を上方に付勢すると共
    に、 前記揺動軌道制御手段を、ループプレッサーの進出位置
    で、ループ押さえ部を、前記上方付勢に抗して、下方に
    揺動させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    のループプレッサーを備えた横編機。
  5. 【請求項5】 前記選択手段を、ループプレッサーの後
    方部に設けられ、揺動自在に上方付勢された被選択部
    と、キャリッジの前記被選択部に対応する位置に設けら
    れた、押圧カムと、吸着/釈放自在な吸着部を備えたア
    クチュエータとにより構成し、 被選択部の上縁を前記押圧カムにより押圧して、被選択
    部を下方に揺動させて、該被選択部の下縁を前記アクチ
    ュエータの吸着部に当接させて吸着保持し、かつ選択し
    たループプレッサーの被選択部を前記吸着部での吸着か
    ら釈放して、前記シャンクを上方に揺動させて、前記進
    退制御部を前記キャリッジの進退動カムにカム係合させ
    るようにした、ことを特徴とする請求項2に記載のルー
    ププレッサーを備えた横編機。
  6. 【請求項6】 前記ループプレッサー、ヤーンガイド
    の機能を兼ね備えていることを特徴とする、請求項1に
    記載のループプレッサーを備えた横編機。
  7. 【請求項7】 歯口を挟んで前後に少なくとも一対の針
    床を備え、該針床上に、進退動自在に配列された多数の
    編針と、編針間に配置された多数のシンカーとを設ける
    とともに、給糸口から前記編針に給糸し、 前記針床の少なくとも一方の上方に、多数のループプレ
    ッサーを、前記歯口部に対し進退動自在に支持するため
    の補助床を設けて、 前記針床上を往復動するキャリッジに設けた進退動カム
    により、カム係合で、前記編針とループプレッサーと
    を、前記歯口部に対して進退動させるようにし、 前記キャリッジに、前記進退動カムとカム係合させるル
    ーププレッサーを、選択するための選択手段を設け、 前記ループプレッサーは、シャンクと、シャンクの先端
    側に設けたループ押さ え部と、シャンクの上縁に設けた
    進退制御部と、シャンクから分岐して延びるアームとを
    有し、かつ前記ループ押さえ部の長さが歯口間隙の幅よ
    りも長く形成され、 前記補助床にループプレッサーの収容溝を設けて、ルー
    ププレッサーのアームまたはシャンクを圧縮変形させ
    て、該収容溝に揺動可能に収容し、 前記進退動カムで、ループプレッサーのループ押さえ部
    を、平面視で対向する針床上まで進出させ、 かつ前記ループプレッサーが進退動する際に、前記ルー
    プ押さえ部を揺動させるための揺動軌道制御手段を設け
    た、横編機を用い、 前記給糸口を編成中の編地の編み幅の外まで移動させな
    がら、第1の編目コースを編成し、この後、第2の編目
    コースの編成前に、該第2の編目コースの最初の編目ル
    ープのすぐ外側に位置するループプレッサーを歯口部へ
    進出させることにより、該第1の編目コースから給糸口
    に延びる編糸を、前記進出させたループプレッサーのル
    ープ押さえ部で押さえ、 この後、前記給糸口を前記編み幅上へ移動させることに
    より、前記編糸を前記ループ押さえ部に巻き付け、 次いで、前記第2の編目コースの少なくとも最初の編目
    ループを形成した後に、前記ループプレッサーを歯口部
    から後退させて、前記編糸を前記ループ押さえ部から解
    放することからなる編成方法。
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