JP3498026B2 - 反転現像用トナーおよびその現像方法 - Google Patents

反転現像用トナーおよびその現像方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極性の静電潜像
を保持する電子写真感光体を使用し、非磁性一成分反転
現像方法を採用している電子写真画像形成装置に使用さ
れるトナーおよびその現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、有機感光体(以後OPC)を負極性
に一様に帯電し、半導体レーザあるいは発光ダイオード
(LED)などにより静電潜像を形成したOPCに負極性
帯電トナーで反転現像するというプロセスが一般的に電
子写真画像形成装置に利用されている。この負極性帯電
のOPCへの帯電には、スコロトロン、帯電ローラ、帯
電ブラシなどが使用されているが、スコロトロンでは人
体に有害なオゾンが多量に発生する問題がある。一方、
帯電ローラあるいは帯電ブラシであればオゾンの発生量
を減らすことができるが、これらの帯電部材はスコロト
ロンよりも製造コストが高いだけでなく、感光体に接し
て用いられるため、長期の使用により紙粉やトナーなど
により劣化することが分かっている。
【0003】一方、近年正極性帯電のOPCが使用され
始めており、正極性帯電感光体ではスコロトロンによる
帯電を行ってもオゾンの発生量が非常に少ないことが確
認されている。また、現像方法としては、現像器コスト
の低下が可能であるなどの理由から、トナー担持体上に
規制部材によってトナーの薄層を形成し、それを感光体
に接触させてトナーを現像する、いわゆる非磁性一成分
現像方法が使用されてきている。この様にオゾンの発生
量が少ない正極性帯電OPCを使用し、正極性帯電トナ
ーを用いて非磁性一成分現像方法を採用した装置はいく
つか商品化されているが、長期間使用した場合に、地カ
ブリの増加などの問題が発生することがある。この理由
は、非磁性一成分現像方法では、トナーは供給ローラや
層規制部材とトナー担持体との間で力学的ストレスを加
えられるために長時間の使用により層規制部材やトナー
担持体に融着する傾向があり、これによりスジ状の画像
ムラの発生や地カブリの増加といった問題が発生するの
である。
【0004】これらの問題を解決するため、非磁性一成
分反転現像方法に使用されるトナーとしては、同一分子
量においてビニル系樹脂よりも樹脂強度の高いポリエス
テル樹脂を使用する場合が多い。しかし、一般的にポリ
エステル樹脂は負帯電性が高いため、正極性帯電トナー
に用いる場合には低酸価の樹脂組成を採用したり、帯電
制御剤及び外添剤を適宜選択するなどしてトナーの正極
性帯電性向上を図っている。しかしながら、これまでの
検討では非磁性一成分現像方法にポリエステル樹脂を使
用した正極性帯電トナーを使用した場合、良好な正極性
帯電性を得ることができず、長時間の使用による地カブ
リの増加を完全に防止することができなかった。特にこ
の様な地カブリの増加は、廃棄トナーを生じないようク
リーナレス構造とした画像形成方法にて顕著に生じる問
題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は正極性帯電の
感光体を使用する非磁性一成分反転現像方法に使用され
る正極性帯電のトナーであって、長時間使用しても画像
濃度の低下や地カブリの増加といった問題が生じないト
ナーおよびその現像方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナー担持体
にトナーを供給し、規制部材によりトナーの薄層をトナ
ー担持体上に形成するとともに該トナーに電荷を与え、
静電潜像を保持する感光体に接触させて静電潜像を現像
し、ついで用紙に転写を行う接触型の非磁性一成分反転
現像方法に使用されるトナーであって、該トナーは、着
色ポリエステル樹脂粒子の表面にアミノ系シラン及びト
リメトキシシランで表面処理された酸化チタン微粒子が
付着されたことを特徴とする反転現像用正極性帯電トナ
ーである。また、本発明は、トナー担持体にトナーを供
給し、規制部材によりトナーの薄層をトナー担持体上に
形成するとともに該トナーに電荷を与え、静電潜像を保
持する感光体に接触させて静電潜像を現像し、ついで用
紙に転写を行う接触型の非磁性一成分反転現像方法であ
って、該トナーは、着色ポリエステル樹脂粒子の表面に
アミノ系シラン及びトリメトキシシランで表面処理され
た酸化チタン微粒子が付着された正極性帯電トナーであ
ことを特徴とする反転現像方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のトナーは、着色ポリエス
テル樹脂粒子の表面に酸化チタン微粒子が付着してい
る。上記着色ポリエステル樹脂粒子は、ポリエステル樹
脂、着色剤、帯電制御剤、その他の成分を攪拌混合した
後、溶融混練し、冷却後に粉砕し、その後体積平均粒子
径が4〜20μmにして製造することができる。ポリエ
ステル樹脂としては、多価カルボン酸及び多価アルコー
ル類から合成されるトナー用ポリエステル樹脂が好適に
使用される。多価カルボン酸としては、例えばマロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸などの脂肪
族二塩基酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、シトラコン酸などの脂肪族不飽和二塩基
酸、無水フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸などの
芳香族二塩基酸及びこれらの低級アルキルエステルが用
いられる。また、多価アルコールとしては、例えばエチ
レングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,
3−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、水添ビスフェノールA、
ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノールAプロピレンオキサイド付加物などのジオール、
及びグリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールエタンなどのトリオールが用いられる。
【0008】着色剤としては、カーボンブラックやキナ
クリドン顔料、アゾ系顔料、ナフトール系顔料、フタロ
シアニンブルー、ベンジジンイエロー、ベンズイミダゾ
ロンなどのカラー顔料が使用される。着色剤は定着後の
画像濃度を満足しうる量として、通常トナー中に0.1
〜20重量%、好ましくは1〜10重量%添加される。
帯電制御剤としては、第4級アンモニウム塩、アジン化
合物、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系染料など
が使用される。着色ポリエステル樹脂粒子には、その他
低分子量ポリプロピレンワックス、低分子量ポリエチレ
ンワックス、パラフィンワックス、カルナウバワックス
やキャンデリラワックスなどの天然ワックスなどの離型
剤を含有させてもよい。
【0009】 また、本発明における酸化チタン微粒子
は、アミノ系シラン及びトリメトキシシランで表面処理
されている。アミノ系シランとしては、γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(2
−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシランが使用できる。またトリメトキシシランとして
、n−デシルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−アニリノプロピルトリメト
キシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシランが
使用できる。
【0010】また、アミノ系シラン及びトリメトキシシ
ランの処理量は、酸化チタン微粒子100重量部に対し
てそれぞれ15重量部以上であることが好ましく、さら
に好ましくは15〜25重量部である。アミノ系シラン
の量が15重量部未満の場合は、処理された酸化チタン
微粒子の正極性帯電性が低くなり、地カブリの低減に対
する効果が不十分の場合がある。また、トリメトキシシ
ランの処理量が15重量部未満の場合は、処理された酸
化チタン微粒子の疎水性が十分でなくなり、高湿環境下
でトナーの摩擦帯電性が低下しやすく、その結果画像濃
度が低下する傾向がある。酸化チタン微粒子の表面にア
ミノ系シラン及びトリメトキシシランを処理する方法と
しては、特に限定されないが、アミノ系シラン及びトリ
メトキシシランが溶解した溶液を酸化チタン微粒子に噴
霧し、溶媒を乾燥させればよい。また、上記表面処理さ
れた酸化チタン微粒子の比表面積が100±20m2
gであることが望ましい。比表面積が80m2/g未満
の場合では地カブリが発生しやすく、逆に120m2
gを越える場合では画像濃度の低下を生じやすい。
【0011】本発明のトナーにおける表面処理された酸
化チタン微粒子の付着量は、着色ポリエステル樹脂粒子
100重量部に対して0.05〜3重量部であることが
好ましい。0.05重量部未満の場合では地カブリが発
生しやすい。一方、3重量部を越えた場合には、トナー
の帯電量が高くなりすぎるため、トナー担持体上のトナ
ー層厚が厚くなりすぎ、かえって地カブリが多くなるこ
とがある。本発明のトナーは、着色ポリエステル樹脂粒
子と表面処理された酸化チタン微粒子とをスーパーミキ
サーやヘンシェルミキサーなどの攪拌羽根を有する混合
機で撹拌することにより着色ポリエステル樹脂粒子の表
面に酸化チタン微粒子を付着させることができる。ま
た、着色ポリエステル樹脂粒子の表面には、シリカ微粒
子、アルミナ微粒子などの流動性向上剤やマグネタイト
微粒子、チタン酸ストロンチウム微粒子、酸化セリウム
微粒子などの研磨剤を付着させてもよい。
【0012】次に本発明の現像方法について説明する。
図1は、本発明の接触型の非磁性一成分反転現像方法に
使用する現像装置の概略構成図である。図中、1は円筒
状の静電潜像保持体である感光体ドラム、2はホッパ
ー、3はトナー、4はドクターブレードなどの規制部
材、5はその表面にトナー薄層を設けたトナー担持体、
6はトナー供給ロール、7は攪拌機である。この現像装
置において、感光体ドラム1の表面には、電子写真法に
よって全面に正極性帯電した後、半導体レーザ等により
像露光をおこなって静電潜像が形成される。ホッパー2
内にはトナー3が収容されており、該トナーは、規制部
材4によってトナー担持体5の表面に形成してあるトナ
ー担持層に一定の層厚になるように担持され、感光体ド
ラムの表面に搬送される。その際トナーは規制部材によ
って摩擦帯電され電荷が与えられる。この場合、規制部
材は、直流または交流電源に接続され、トナー担持層と
規制部材の間に電界が発生するようにしてもよい。トナ
ー担持体5のトナー担持層に担持されたトナーは、トナ
ー担持体5の回転により搬送されて、静電潜像を有する
感光体ドラム1と接触し、静電潜像の顕像化が行われ、
ついで用紙に転写される。
【0013】トナー担持層は、弾性を有するトナー担持
体の表面に形成されているが、該トナー担持体は、バイ
アス電圧が印加できるように導電性の材料よりなるか、
または導電性層を有するものが好ましい。トナー担持層
としては、適度の弾性を備えた、肉薄樹脂層よりなり、
例えば、含フッ素樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂など、膜形成性を有する
樹脂が使用される。トナー担持層の厚さは、10〜20
0μm の範囲に形成される。また、トナー供給ロールを
構成する弾性材料としては、シリコーンゴム等の各種ゴ
ム、スポンジゴム、ウレタンフォーム等が使用され、こ
れらには導電性粉末が含有されていてもよい。また、ト
ナー担持層は導電性塗料が塗布されたものであってもよ
い。本発明では、前記構成を有する現像装置のトナーと
して前記トナーを使用するものである。
【0014】また、本発明では、特に感光体上に残存す
る転写残トナーを回収することのないクリーナレスの現
像装置において顕著な作用効果を奏する。すなわち、本
発明のトナーは、着色ポリエステル樹脂粒子の表面にア
ミノ系シラン及びトリメトキシシランで表面処理された
酸化チタン微粒子が付着されているので、個々のトナー
粒子に高い正極性の電荷を与えることができ、且つ酸化
チタン微粒子が着色ポリエステル樹脂粒子の表面から脱
離または埋没しにくいため、現像器内の撹拌機などのス
トレスによってもトナーの摩擦帯電性が変化しにくい。
よってトナー担持体上のトナーと補給されたトナーとの
摩擦帯電性がほとんど変わらないため長時間現像しても
地カブリの増加といった問題が発生しにくい。
【0015】
【実施例】 実施例1 ・ポリエステル樹脂 91重量% ・ポリプロピレンワックス 2重量% (三洋化成工業社製 商品名:ビスコール550P) ・カーボンブラック 5重量% (キャボット社製 商品名:REGAL330R) ・アジン化合物 2重量% (オリエント化学工業社製 商品名:ボントロンN-04) 上記の材料をスーパーミキサーにて5分間攪拌混合後、
二軸押出混練機にて溶融混練し、ジェットミルにて粉砕
し、風力分級機にて分級して体積平均粒子径が9μmの
着色ポリエステル樹脂粒子を得た。なお、前記ポリエス
テル樹脂は、テレフタル酸、トリメリット酸、エチレン
グリコール、ビスフェノールA・エチレンオキサイド付
加物、ビスフェノールA・プロピレンオキサイド付加物
から合成され、THF不溶分20重量%、THF可溶分
のMwが85000、Mnが4000であるものを使用
した。次に該着色ポリエステル樹脂粒子100重量部に
対し、疎水性シリカ粒子(ヘキスト社製 商品名:H−
3050EP)0.2重量部及び下記処方にて表面処理
された酸化チタン微粒子A0.2重量部を加え、三井鉱
山社製のヘンシェルミキサーにて混合し本発明のトナー
を得た。酸化チタン微粒子Aは、酸化チタン微粒子10
0重量部に対してγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンが15重量部及びn−デシルトリメトキシシランが2
0重量部にて処理された比表面積が110m2/gのも
のを使用した。
【0016】実施例2 実施例1において、疎水性シリカ粒子0.2重量部を
1.0重量部に、また酸化チタン微粒子A0.2重量部
を3.0重量部に変更した以外は同様にして本発明のト
ナーを得た。
【0017】比較例1 実施例1において、酸化チタン微粒子Aを添加しないこ
と以外は同様にして比較例1のトナーを得た。
【0018】比較例2 実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに下記
処方の酸化チタン微粒子B0.2重量部を加えたこと以
外は同様にして比較例2のトナーを得た。酸化チタン微
粒子Bは、酸化チタン微粒子100重量部に対してγ−
アミノプロピルトリエトキシシランを15重量部のみで
処理された比表面積が110m2/gのものを使用し
た。
【0019】比較例3 実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに下記
処方の酸化チタン微粒子C0.2重量部を加えたこと以
外は同様にして比較例3のトナーを得た。酸化チタン微
粒子Cは、酸化チタン微粒子100重量部に対してn−
デシルトリメトキシシランを20重量部のみで処理され
た比表面積が110m2/gのものを使用した。
【0020】次に前記実施例1〜2及び比較例1〜3の
トナーを、接触型の非磁性一成分反転現像方法のプリン
タ(シャープ社製の市販プリンタ商品名:MX−100
0Sを正極性帯電のOPC感光体用に改造したもの)に
投入し、黒色比率が6%のA4原稿をA4転写紙に50
00枚まで印字テストを行い、その結果を表1に示し
た。なお、本プリンタはOPCクリーニング用部材を持
たない、いわゆるクリーナレス方法のプリンタである。
なお、表中のIDはベタ部の画像をマクベス反射濃度計
(RD−914)にて測定した反射濃度であり、地カブリ
は非画像部を日本電色社色差計ZE−2000にて測定
した値である。
【0021】
【表1】
【0022】表1の通り、本発明による実施例1及び2
のトナーは、初期から十分なIDを示し、5000枚後
の地カブリも問題がなかった。これに対し、比較例1の
トナーは枚数が増える毎に地カブリが増加した。また、
比較例2のトナーは枚数が増える毎にIDが低下し、比
較例3のトナーは初期から地カブリも発生して枚数が増
える毎に地カブリが増加した。
【0023】
【発明の効果】本発明のトナーは、長時間使用しても地
カブリの増加といった問題を生じることがなく、特にク
リーナレス方法の現像方法に好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反転現像方法に使用する現像装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 ホッパー 3 トナー 4 規制部材 5 トナー担持体 6 トナー供給ロール 7 攪拌機
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−202554(JP,A) 特開 平9−244268(JP,A) 特開 平9−152744(JP,A) 特開 平9−68862(JP,A) 特開 平8−234479(JP,A) 特開 平7−295293(JP,A) 特開 平7−295285(JP,A) 特開 平4−340558(JP,A) 特開 平4−155361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー担持体にトナーを供給し、規制部
    材によりトナーの薄層をトナー担持体上に形成するとと
    もに該トナーに電荷を与え、静電潜像を保持する感光体
    に接触させて静電潜像を現像し、ついで用紙に転写を行
    う接触型の非磁性一成分反転現像方法に使用されるトナ
    ーであって、該トナーは、着色ポリエステル樹脂粒子の
    表面に、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
    (β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメ
    トキシシラン、γ−(2−アミノエチル)−γ−アミノ
    プロピルメチルジメトキシシランから選ばれたアミノ系
    シラン及びn−デシルトリメトキシシラン、γ−メル
    カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキ
    シプロピルトリメトキシシラン、γ−アニリノプロピル
    トリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシ
    シランから選ばれたトリメトキシシランで表面処理され
    た酸化チタン微粒子が付着されたことを特徴とする反転
    現像用正極性帯電トナー。
  2. 【請求項2】 アミノ系シラン及びトリメトキシシラン
    の処理量が、酸化チタン微粒子100重量部に対してそ
    れぞれ15〜25重量部であることを特徴とする請求項
    1に記載の反転現像用トナー。
  3. 【請求項3】 アミノ系シラン及びトリメトキシシラン
    による処理後の酸化チタン微粒子の比表面積が100±
    20m/gであることを特徴とする請求項1または2
    に記載の反転現像用トナー。
  4. 【請求項4】 トナー担持体にトナーを供給し、規制部
    材によりトナーの薄層をトナー担持体上に形成するとと
    もに該トナーに電荷を与え、静電潜像を保持する感光体
    に接触させて静電潜像を現像し、ついで用紙に転写を行
    う接触型の非磁性一成分反転現像方法であって、該トナ
    ーは、着色ポリエステル樹脂粒子の表面に、γ−アミノ
    プロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチ
    ル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ
    −(2−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジ
    メトキシシランから選ばれたアミノ系シラン及びn−
    デシルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
    リメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
    トキシシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラ
    ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシランから選ばれ
    トリメトキシシランで表面処理された酸化チタン微粒
    子が付着された正極性帯電トナーであることを特徴とす
    る反転現像方法。
  5. 【請求項5】 感光体上に残存する転写残トナーを回収
    することなく再使用するクリーナレスの現像方法である
    ことを特徴とする請求項4に記載の反転現像方法。
  6. 【請求項6】 アミノ系シラン及びトリメトキシシラン
    の処理量が、酸化チタン微粒子100重量部に対してそ
    れぞれ15〜25重量部であることを特徴とする請求項
    4または5に記載の反転現像方法。
  7. 【請求項7】 アミノ系シラン及びトリメトキシシラン
    による処理後の酸化チタン微粒子の比表面積が100±
    20m/gであることを特徴とする請求項4、5、6
    のいずれかに記載の反転現像方法。
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