JP3497958B2 - 燃料容器および燃料パイプ - Google Patents

燃料容器および燃料パイプ

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JP3497958B2 JP29271996A JP29271996A JP3497958B2 JP 3497958 B2 JP3497958 B2 JP 3497958B2 JP 29271996 A JP29271996 A JP 29271996A JP 29271996 A JP29271996 A JP 29271996A JP 3497958 B2 JP3497958 B2 JP 3497958B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車燃料に対する透
過性能(ガソリンバリア性)及び耐衝撃性に優れた燃料
容器および燃料パイプに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製燃料タンクとしては、ポ
リエチレン製単層型のものが普及しているが、比較的高
いガソリン透過性を有するという欠点がある。これに対
し、従来よりポリエチレン製タンクにスルホン処理(特
公昭46−23914号公報)や、フロン処理(特公昭
47−21877号公報、特公昭53−15862号公
報)を施すことによりガソリンバリア性を向上させる方
法や、ポリエチレンにナイロン等のバリア性を有する物
質を混入させる方法(特開平4−296331号公報)
がとられている。またタンクを多層構造にし、バリア層
にナイロンを用いその両側に接着性樹脂層を介して高密
度ポリエチレン層を設けた3種5層構造のものも提案さ
れている。
【0003】一方、近年の環境汚染に対する規制強化の
実施や、大気汚染防止およびガソリンの消費節約の観点
から、ガソリンのオクタン価改良や排気ガス中の未燃焼
炭化水素量の削減のために、メタノール、エタノール、
MTBE等の酸素元素含有化合物をブレンドしたガソリ
ン(以下含酸素ガソリンと略記する)が米国中心に使用
されている。
【0004】しかしながら、上記のようなポリエチレン
とナイロンの多層構造にする方法や、ポリエチレンにナ
イロンを混合して同時に溶融押し出し、ポリエチレン層
中にナイロンを不連続の薄層状に分散する方法等におい
ては、含酸素ガソリンに対するバリア性に問題がある。
また、ポリエチレン単層にスルホン処理や、フッ素処理
する方法では、含酸素ガソリンに対するバリア性の不足
の問題がある。
【0005】かかる状況において、ガソリンバリア性に
優れる容器としてポリエチレンとエチレン−ビニルエス
テル共重合体ケン化物(以下EVOHと略記する)の多
層タンクが提案され、上述の各種燃料容器と比較してよ
り良好なガソリンバリア性を得ることができるようにな
った。しかしながら、その多層タンクは耐衝撃性に問題
を残している。
【0006】EVOH樹脂を中間層とする燃料容器の各
種の問題点を改善するために、EVOH樹脂にポリオレ
フィンやポリアミドをブレンドすること(特開平6−2
18891号公報、特開平7−52333号公報)も提
案されているが、ガソリンバリア性が大きく低下する上
に、溶融安定性に問題を有するので、必ずしも問題の本
質的解決に至っていないのが実状である。
【0007】さらに、EVOH樹脂あるいはEVOH樹
脂を主成分とする組成物からなる層とポリアミド層から
なる燃料パイプ(特公平4−55392号公報、特開平
7−52333号公報)も提案されているが、ガソリン
バリア性、耐衝撃性をともに十分に満足するものがない
のが現状である。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】かかる状況に鑑み、
ガソリンバリア性が良好で、しかも耐衝撃性に優れた燃
料容器および燃料パイプを提供することは大きな意義を
有するものである。しかして、本発明は、EVOHを主
成分とする樹脂組成物の組成を鋭意検討することで、ガ
ソリンバリア性、特に含酸素ガソリンバリア性に優れ、
しかも耐衝撃性にも優れる燃料容器および燃料タンクを
提供することを目的とする。これにより、環境問題に適
合するばかりか、実際の使用時における安全性を大きく
高めるものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エチレン含
量20〜60モル%、ケン化度90%以上のエチレン−
ビニルエステル共重合体ケン化物60〜99重量%およ
び(メタ)アクリル酸含量1〜30重量%のエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体40〜1重量%からなる樹
脂組成物層を有する多層構造体からなる燃料容器または
燃料パイプを提供することによって達成される。ここ
で、エチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物のMI
(A)とエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体のMI
(B)の比(A)/(B)が0.1〜5.0であること
が好適である。
【0010】また、樹脂組成物層と高密度ポリエチレン
層が接着性樹脂層を介して積層されてなる場合や、樹脂
組成物層とポリアミド樹脂層が積層されてなる場合にも
上記目的は効果的に達成される。加えて、上記燃料容器
または燃料パイプが含酸素ガソリン用に用いられること
でより効果的に達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、EVOHはエチ
レン−ビニルエステル共重合体をケン化して得られるも
のであり、エチレン含量は20〜60モル%である。エ
チレン含量が20モル%未満では溶融成形性が悪く、高
湿度下でのガソリンバリア性が悪化することがある。よ
り好適には25モル%以上であり最適には30モル%以
上である。一方、エチレン含量が60モル%を越えると
ガソリンバリア性が悪化する。より好適には50モル%
以下、さらに好適には40モル%以下である。
【0012】ビニルエステルとしては酢酸ビニルが代表
的なものとしてあげられるが、その他の脂肪酸ビニルエ
ステル(プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなど)
も使用できる。
【0013】またEVOHには、本発明の目的が阻害さ
れない範囲で他の単量体を少量共重合することもでき
る。共重合できる単量体の例としては、プロピレン、ブ
テン、イソブテン、4−メチルペンテン−1、ヘキセ
ン、オクテンなどのα−オレフィン、イタコン酸、メタ
クリル酸、アクリル酸、無水マレイン酸などの不飽和カ
ルボン酸、その塩、その部分または完全エステル、その
ニトリル、そのアミド、その無水物、ビニルトリメトキ
シシランなどのビニルシラン系化合物、不飽和スルホン
酸、その塩、アルキルチオール類、ビニルピロリドンな
どがあげられる。
【0014】なかでも、EVOHに共重合成分としてビ
ニルシラン化合物0.0002〜0.2モル%を含有す
る場合は共押し出しする際の基材樹脂との溶融粘性の整
合性が改善され、均質な共押し出しが可能なだけでな
く、EVOH同士をブレンドに使用する際の分散性が改
善され成形性などの改善の面でも有効である。ここで、
ビニルシラン系化合物としては、例えば、ビニルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
(β−メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メタクリルオ
キシプロピルメトキシシラン等が挙げられる。なかで
も、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ランが好適に用いられる。
【0015】本発明のEVOH中のリン化合物濃度は、
リン元素重量換算で1〜200ppm、好適には2〜1
50ppm、最適には5〜100ppmの範囲であるこ
とが成形性や熱安定性の点から好ましい。
【0016】さらにナトリウムイオン、カリウムイオ
ン、リチウムイオンなどのアルカリ金属イオンを金属重
量換算でEVOHに対し10〜500ppm含有させる
ことも本発明の効果を増進させ、層間接着性や相溶性の
改善のために効果的である。アルカリ金属化合物として
は、一価金属の脂肪族カルボン酸塩、芳香族カルボン酸
塩、リン酸塩、金属錯体等があげられ、具体的には、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム、リン酸ナトリウム、リン
酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カ
リウム、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩等があげ
られ、好適には、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リン
酸ナトリウム、リン酸リチウム、ステアリン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸カリウムがあげられる。
【0017】また、本発明に用いるEVOHの好適なメ
ルトインデックス(MI)(210℃、2160g荷重
下で測定した値)は、好適には0.1〜50g/10
分、最適には0.5〜20g/10分である。本発明に
おいてEVOHは、エチレン含有量および/またはケン
化度の異なる1種あるいはそれ以上のEVOHをブレン
ドして用いる事がより好適な場合もある。
【0018】本発明で用いられるエチレン−(メタ)ア
クリル酸共重合体とは、エチレンを主成分としアクリル
酸またはメタクリル酸を共重合した重合体のことをい
う。本発明においては共重合体中のカルボキシル基がナ
トリウムや亜鉛などの金属の塩の形で存在している、い
わゆるアイオノマーを含むものではない。かかるアイオ
ノマーを用いた場合に本願発明の目的が達成されないこ
とは、理由は明らかでないが、後述する比較例に示した
とおりである。
【0019】エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体中
の(メタ)アクリル酸含量は、1〜30重量%であり、
好適には2〜25重量%であり、より好適には3〜20
重量%である。(メタ)アクリル酸含量が1重量%未満
である場合は樹脂粒子の分散が不良となるためか、耐衝
撃性が悪化する。また30重量%を超える場合には熱安
定性が不良となる。
【0020】また、本発明に用いるエチレン−(メタ)
アクリル酸共重合体の好適なメルトインデックス(M
I)(210℃、2160g荷重下で測定した値)は、
好適には0.1〜80g/10分、最適には0.5〜5
0g/10分である。本発明においてエチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体は、(メタ)アクリル酸含量お
よび/またはMIの異なる2種あるいはそれ以上のエチ
レン−(メタ)アクリル酸共重合体をブレンドして用い
ることもできる。
【0021】本発明の樹脂組成物におけるEVOHの含
有量は60〜99重量%、好ましくは70〜97重量
%、より好ましくは80〜95重量%である。またエチ
レン−(メタ)アクリル酸共重合体の含有量は1〜40
重量%、好ましくは3〜30重量%、さらに好ましくは
5〜20重量%である。エチレン−(メタ)アクリル酸
共重合体の配合比が1重量%より少ない場合には、成形
物の耐衝撃性が低下する。また、エチレン−(メタ)ア
クリル酸共重合体の配合比が40重量%を越える場合に
は、ガソリンバリア性が著しく低下する。
【0022】本発明に用いるEVOHとエチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体のメルトインデックス(MI)
(210℃、2160g荷重下で測定した値)比として
は、EVOHのMI(A)とエチレン−(メタ)アクリ
ル酸共重合体のMI(B)の比(A)/(B)が0.1
〜5.0であることが好ましく、より好適には0.15
〜3.0、最適には0.2〜2.0である。かかる範囲
のMIの比の樹脂を組み合わせることによって、良好に
分散され、本発明の目的を達成することができる。
【0023】本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を
増進させ、また溶融安定性等を改善するためにハイドロ
タルサイト系化合物、ヒンダードフェノール系、ヒンダ
ードアミン系熱安定剤、高級脂肪族カルボン酸の金属塩
(たとえば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マ
グネシウム等)の一種または二種以上を樹脂組成物に対
し0.01〜1重量%添加することは好適である。
【0024】また、本発明の樹脂組成物に必要に応じて
各種の添加剤を配合することもできる。このような添加
剤の例としては、酸化防止剤、可塑剤、熱安定剤、紫外
線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤、フィラー、ある
いは他の高分子化合物を挙げることができ、これらを本
発明の作用効果が阻害されない範囲でブレンドすること
ができる。添加剤の具体的な例としては次のようなもの
が挙げられる。
【0025】酸化防止剤:2,5−ジ−t−ブチルハイ
ドロキノン、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、4,4’−チオビス−(6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、オクタデシル−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、4,4’−チオビス−(6−t−ブチル
フェノール)等。
【0026】紫外線吸収剤:エチレン−2−シアノ−
3,3’−ジフェニルアクリレート、2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)5−
クロロベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン等。
【0027】可塑剤:フタル酸ジメチル、フタル酸ジエ
チル、フタル酸ジオクチル、ワックス、流動パラフィ
ン、リン酸エステル等。 帯電防止剤:ペンタエリスリットモノステアレート、ソ
ルビタンモノパルミテート、硫酸化ポリオレフィン類、
ポリエチレンオキシド、カーボワックス等。 滑剤:エチレンビスステアロアミド、ブチルステアレー
ト等。 着色剤:カーボンブラック、フタロシアニン、キナクリ
ドン、インドリン、アゾ系顔料、ベンガラ等。 充填剤:グラスファイバー、アスベスト、バラストナイ
ト、ケイ酸カルシウム等。
【0028】また、他の多くの高分子化合物を本発明の
作用効果が阻害されない程度にブレンドすることもでき
る。
【0029】上記の樹脂組成物層を有する積層構造体の
積層構成については特に限定されるものではないが、樹
脂組成物層と高密度ポリエチレン層を接着性樹脂層を介
して積層することがが好ましい。樹脂組成物を単層で用
いる場合に比べて高湿度下でのガソリンバリア性や、強
度等の改善がはかれるからである。特に燃料容器として
用いる際にこの構成は適している。
【0030】本発明における高密度ポリエチレンとは、
たとえばチグラー触媒を用い、高圧または中圧により得
られるもので、密度0.941〜0.965g/c
3、好適には0.945〜0.96g/cm3を示すも
のである。本発明において高密度ポリエチレンの好適な
メルトインデックス(MI)は、(210℃、2160
g荷重下で測定した値)は、0.001〜0.5g/1
0分、好適には0.005〜0.1g/10分である。
【0031】このような高密度ポリエチレン層を樹脂組
成物層の内層または内外層に積層することにより、後述
する実施例に示すとおり、ガソリンバリア性の優れた、
しかも耐衝撃性の優れた燃料容器および燃料パイプを得
ることができる。高密度ポリエチレン層は、最内層、ま
たは最内層−最外層にあることが好適な態様であるが、
他の樹脂層が最内層、または最内層−最外層に積層され
ることは、本発明の目的が阻害されないかぎり自由であ
る。また、高密度ポリエチレン層に他の樹脂などを配合
することは、本発明の目的が阻害されない限り自由であ
る。したがって、高密度ポリエチレンを主成分とするの
であれば、後述する回収物層も本発明でいう高密度ポリ
エチレン層とみなされる。
【0032】また接着性樹脂層に使用される樹脂は特に
限定されるものではないが、ポリウレタン系、ポリエス
テル系一液型あるいは二液型硬化性接着剤、不飽和カル
ボン酸またはその無水物(無水マレイン酸など)をオレ
フィン系重合体または共重合体[ポリエチレン{低密度
ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン
(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(SLDP
E)}、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
(メタ)アクリル酸エステル(メチルエステル、または
エチルエステル)共重合体]にグラフトしたものが、好
適に用いられる。このような接着性樹脂層を設けること
により、層間接着性の優れた、しかも本発明の目的とす
るバリア性および耐衝撃性の優れた燃料タンクおよび燃
料パイプを得ることができる。
【0033】さらに、接着性樹脂がカルボン酸変性ポリ
エチレン系樹脂であることが、高密度ポリエチレン樹脂
あるいはポリアミド樹脂との接着性、あるいはスクラッ
プ回収時の相溶性の観点からより好ましい。かかるカル
ボン酸変性ポリエチレン系樹脂の例としては、ポリエチ
レン{低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン
(SLDPE)}、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−(メタ)アクリル酸エステル(メチルエステ
ル、またはエチルエステル)共重合体等をカルボン酸変
性したものが挙げられる。
【0034】また、上記の樹脂組成物層を含む積層構造
体の積層構成についての別の好ましい構成としては、樹
脂組成物層がポリアミド樹脂層と積層されたものも挙げ
られる。樹脂組成物を単層で用いる場合に比べて、強
度、剛性等の改善がはかれるからであり、このことは特
に燃料パイプとして用いた場合に有効である。
【0035】ポリアミド樹脂層に用いられるポリアミド
樹脂は特に限定されるものではないが、例えば、ポリカ
プロアミド(ナイロン−6)、ポリウンデカンアミド
(ナイロンー11)、ポリラウリルラクタム(ナイロン
−12)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン−
6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−
6,12)の如き単独重合体、カプロラクタム/ラウリ
ルラクタム共重合体(ナイロン−6/12)、カプロラ
クタム/アミノウンデカン酸共重合体(ナイロン−6/
11)、カプロラクタム/ω−アミノノナン酸共重合体
(ナイロン−6/9)、カプロラクタム/ヘキサメチレ
ンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−6/
6,6)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニ
ウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケ
ート共重合体(ナイロン−6/6,6/6,12)の如
き共重合体などがあげられる。これらのポリアミド系樹
脂は、それぞれ単独で用いることもできるし、2種以上
を混合して用いることもできる。
【0036】本発明においては、スクラップ回収物層を
必要に応じ設けることができる。ここでスクラップ回収
物としては、中空容器、管状容器、および管状体などの
成形品を製造する場合に発生する成形ロス部分や、一般
消費者に使用された後のスクラップ回収品の粉砕物等が
ある。また、スクラップを高密度ポリエチレン層やポリ
アミド層に混合することもできる。
【0037】本発明における高密度ポリエチレン層をP
E、接着性樹脂層をAD、EVOHとエチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体からなる樹脂組成物層をEVO
H、およびスクラップ回収物層をREGと表すとき、次
のような層構成が代表例としてあげられる。
【0038】3層:EVOH/AD/PE; 4層:EVOH/AD/REG/PE、EVOH/AD
/PE/REG; 5層:PE/AD/EVOH/AD/PE、REG/A
D/EVOH/AD/PE、PE/AD/EVOH/A
D/REG; 6層:PE/REG/AD/EVOH/AD/PE、R
EG/PE/AD/EVOH/AD/PE、PE/RE
G/AD/EVOH/AD/REG、REG/PE/A
D/EVOH/AD/REG; 7層:PE/REG/AD/EVOH/AD/REG/
PE、PE/REG/AD/EVOH/AD/PE/R
EG、REG/PE/AD/EVOH/AD/PE/R
EG、REG/PE/AD/EVOH/AD/REG/
PE; ただし、層構成は、上記に限定されるものではない。こ
れらのうち、好適な層構成としては、EVOH/AD/
PE、PE/AD/EVOH/AD/PE、PE/RE
G/AD/EVOH/AD/PE等が示される。
【0039】また、EVOHとエチレン−(メタ)アク
リル酸共重合体からなる樹脂組成物層がポリアミド樹脂
層と積層される場合には、上記層構成例において、高密
度ポリエチレン層の代わりにポリアミド層を用いた各種
の構成が挙げられる。なお、この場合、高密度ポリエチ
レン層を用いた場合と異なり、EVOHとエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体からなる樹脂組成物層とポ
リアミド樹脂層との間の接着性樹脂層はあってもよい
し、なくてもよい。
【0040】これらの各層の厚みはとくに限定されるも
のではないが、燃料容器として用いる場合の好適な厚み
は、高密度ポリエチレン層あるいはポリアミド層300
0〜10000μ、より好適には4000〜6000
μ、接着性樹脂層20〜1000μ、より好適には50
〜300μ、EVOHとエチレン−(メタ)アクリル酸
共重合体からなる組成物層5〜1000μ、より好適に
は60〜800μである。また全体厚みは3000〜1
0000μ、より好適には4000〜7000μであ
る。なお、これらの厚みは燃料タンクの胴部の厚さを言
う。また、燃料パイプとして用いる場合の好適な厚みに
ついてはそのパイプの直径に応じて適宜調整されなけれ
ばならないが、各層の好適な厚み比については、燃料容
器の場合と同様である。
【0041】なお、本発明において多層構造体を形成す
る各層に各種の添加剤を配合することもできる。このよ
うな添加剤としては、酸化防止剤、可塑剤、熱安定剤、
紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤、フィラー等
が挙げられ、具体的には、組成物層に添加することがで
きるものとして前述したようなものが挙げられる。
【0042】本発明の多層構造を有する燃料容器および
燃料パイプを得る方法としては、特に限定されるもので
はないが、例えば、一般のポリオレフィンの分野におい
て実施されている成形方法、例えば、押出成形、スタン
ピング成形、ブロー成形、射出成形等があげられ、とく
に共押出パイプ成形法、共押出ブロー成形法が好適であ
る。
【0043】本発明における燃料容器とは、自動車、オ
ートバイ、船舶、航空機、発電機及び工業用、農業用機
器に搭載された燃料容器、もしくは、これら燃料容器に
燃料を補給するための携帯用容器、さらには、これらを
稼動するために用いる燃料を保管するための容器を意味
する。また燃料パイプとは、上記燃料容器に付随したパ
イプ、もしくは、それ自体独立したパイプを意味する。
また燃料としてはレギュラーガソリン、メタノールまた
はMTBE等をブレンドしたガソリンが代表例としてあ
げられるが、その他の重油、軽油、灯油なども例示され
る。このうち、本発明の燃料容器または燃料パイプは、
メタノールおよび/またはMTBE等をブレンドしたガ
ソリン用として特に効果がみられる。
【0044】
【実施例】実施例及び比較例を以下に示す。 実施例1 酢酸ナトリウムをナトリウム元素の重量換算で65pp
m、リン化合物をリン酸塩の形でリン原子当たりの重量
で100ppm含有するEVOH{エチレン量32モル
%、ケン化度99.6%、MI=3.1g/10分(2
10℃、2160g荷重)}90重量%と、エチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体(以下EMAAと略す)
{メタクリル酸共重合体含量:9モル%、三井デュポン
ケミカル「ニュクレル0903HC、MI=5.7g/
10分(210℃、2160g荷重)」}10重量%と
をドライブレンドした後、30mmφの2軸押出機を用
いてシリンダー温度210℃で溶融混練しペレット化を
行った。
【0045】このペレットを中間層とし、高密度ポリエ
チレン(HDPE){MI=0.025g/10分(2
10℃、2160g荷重)、密度0.96g/cm3
三井石油化学製「HZ8200B」}を外層にして、さ
らに、接着性樹脂層(AD)に無水マレイン酸変性ポリ
エチレン{MI=1.8g/10分(210℃、216
0g荷重)、三井石油化学製「アドマーGT4」}を用
い、共押し出しブロー成形にて3種5層の(内層HDP
E/AD/樹脂組成物/AD/外層HDPE=1163
/50/75/50/1163μ)の500cc多層容
器を得た。
【0046】ガソリンバリア性の試験として、この多層
容器にモデルガソリン(A)[ガソリン{共同石油:無
鉛レギュラー}(85体積%)にメタノール(15体積
%)を混合]300ccを注ぎ込み、完全に漏れないよ
うに栓をして、防爆型恒温恒高湿層(20℃−65%R
H)中に放置して、4日後の重量減少量を測定した(n
=6の平均値)。次に、耐衝撃性試験として、多層容器
に水を充填しコンクリート上に落下させ、ボトルの破壊
(容器内部の水が漏れる)する落下高さを求めた。破壊
高さは、n=30の試験結果を用いて、JIS試験法
(K7211の「8.計算」の部分)に示される計算方
法を用いて、50%破壊高さを求めた。これらのバリア
性と耐衝撃性の測定結果を表1に示した。
【0047】比較例1 実施例1において、樹脂組成物層のかわりに実施例1で
用いたのと同じEVOH樹脂を単独で用いた以外は、実
施例1と同様にしてサンプルを作製し試験をおこなっ
た。得られた多層容器の評価結果を表1にまとめて示
す。
【0048】実施例2、3、比較例2 実施例1において使用したものと同じEVOHとEMA
Aを用い、その混合比をEVOH95重量%、EMAA
5重量%(実施例2)、EVOH80重量%、EMAA
20重量%(実施例3)、EVOH50重量%、EMA
A50重量%(比較例2)に変更した以外は、実施例1
に同様にしてサンプルを作製し試験をおこなった。得ら
れた多層容器の評価結果を表1にまとめて示す。
【0049】実施例4、5 実施例1において使用したEVOHをエチレン量の異な
るEVOH{エチレン量27モル%、ケン化度99.6
%、MI=3.9g/10分(210℃、2160g荷
重)}(実施例4)、{エチレン量44モル%、ケン化
度99.7%、MI=3.5g/10分(210℃、2
160g荷重)}(実施例5) に変更した以外は実施
例1に同様にしてサンプルを作製し試験をおこなった。
得られた多層容器の評価結果を表1にまとめて示す。
【0050】実施例6〜8、比較例3〜7 実施例1において用いたEMAA{メタクリル酸含有
量:9重量%、三井デュポンケミカル「ニュクレル09
03HC、MI=5.7g/10分(210℃、216
0g荷重)}のかわりに、以下に示す樹脂を用いた以外
は実施例1に同様にしてサンプルを作製し試験をおこな
った。得られた多層容器の評価結果を表1にまとめて示
す。 実施例6;EMAA{メタクリル酸含有量:4重量%、
三井デュポンケミカル「ニュクレルAN4214C」、
MI=12.2g/10分(210℃、2160g荷
重)} 実施例7;EMAA{メタクリル酸含有量;12重量
%、三井デュポンケミカル「ニュクレル1207C」、
MI=13.4g/10分(210℃、2160g荷
重)} 実施例8;エチレン−アクリル酸共重合体(以下EAA
と略する){アクリル酸(AA)含有量:9.0重量
%、ダウケミカル「プリマコール1430、MI=8.
7g/10分(210℃、2160g荷重)} 比較例3;エチレンーメチルメタクリレート共重合体
{メチルメタアクリル酸(MMA)含有量:18重量
%、住友化学「アクリフトWH303、MI=12.1
g/10分(210℃、2160g荷重)} 比較例4;無水マレイン酸変性ポリエチレン{MI=
3.6g/10分(210℃、2160g荷重)、三井
石油化学製「アドマーNF500」} 比較例5;アイオノマー{三井デュポンケミカル「ハイ
ミラン1652、MI=7.6g/10分(210℃、
2160g荷重)} 比較例6;LDPE{三井石油化学製「ミラソンB32
4、MI=3.4g/10分(210℃、2160g荷
重)} 比較例7;ナイロン{ナイロン6(PA−6){MI=
7.2g/10分(230℃、2160g荷重)、宇部
興産製「UBEナイロン1022B」}
【0051】実施例9、10 以下に示すEVOHとエチレン−(メタ)アクリル酸共
重合体を組み合わせて用いた以外は実施例1と同様にし
てサンプルを作製し試験をおこなった。このとき、用い
るEVOHとエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体の
MIを変更することで、その比MI(A)/MI(B)
を調整した。得られた多層容器の評価結果を表1にまと
めて示す。 実施例9 EVOH{エチレン量32モル%、ケン化度99.6
%、MI=1.2g/10分(210℃、2160g荷
重)}、EMAA{メタクリル酸含有量:9重量%、三
井デュポンケミカル「ニュクレルNC0908HG」、
MI=15.3g/10分(210℃、2160g荷
重)} 実施例10 EVOH{エチレン量32モル%、ケン化度99.6
%、MI=33.0g/10分(210℃、2160g
荷重)}、EMAA{メタクリル酸含有量:9重量%、
三井デュポンケミカル「ニュクレル0903HC、MI
=5.7g/10分(210℃、2160g荷重)}
【0052】
【表1】
【0053】実施例11 実施例1において、モデルガソリン(A)をモデルガソ
リン(B)[ガソリン{共同石油:無鉛レギュラー}
(100体積%)]に変更しバリア測定期間を6ヶ月と
した以外は実施例1と同様にしてガソリンバリア性試験
を行ったところ、重量減少量は0.012gであった。
【0054】比較例8 比較例1において、モデルガソリン(A)をモデルガソ
リン(B)[ガソリン{共同石油:無鉛レギュラー}
(100体積%)]に変更しバリア測定期間を6ヶ月と
した以外は比較例1と同様にしてガソリンバリア性試験
を行ったところ、重量減少量は0.011gであった。
【0055】実施例12 実施例1と同じEVOHとEMAAからなる樹脂組成物
を用いて、共押し出し多層パイプ成形装置にかけ、多層
パイプを作製した。パイプの構成は、最外層として12
ポリアミド{MI=0.7g/10分(210℃、21
60g荷重)、宇部興産製「UBEナイロン303
5」}が450μ、接着性樹脂層に無水マレイン酸変性
ポリエチレン{MI=3.5g/10分(210℃、2
160g荷重)、三井石油化学製「アドマーVF50
0」}が50μ、さらに6ポリアミド層{MI=2.3
g/10分(230℃、2160g荷重)、東レ製「ア
ミランCM1046」}が100μ、上記樹脂組成物層
150μであり、最内層が東レ製「アミランCM104
6」250μである。こうして得られた4種5層の(外
層12ポリアミド/接着性樹脂層/6ポリアミド/樹脂
組成物層/内層6ポリアミド=450/50/100/
150/250μ)外径10mmのパイプを得た。
【0056】バリア性測定のために、得られたパイプを
25cmの長さに切断し、その両末端に栓をして、実施
例1と同じモデルガソリンを10cc注ぎ込み、1ヶ月
後の重量減少量を測定した。また一方で、耐衝撃性試験
のため、共押し出し成形方法にて、上記パイプと同種同
構成で同じ厚みの4種5層シートを作製し、ASTM−
D3029(−40℃)にて、破壊エネルギーとして耐
衝撃性を測定した。これらバリア性と耐衝撃性の結果を
表2に示した。
【0057】比較例9 実施例12において、EVOHとEMAAからなる樹脂
組成物のかわりにEVOH単独を用いた以外は実施例1
2と同様の条件で多層パイプおよび多層シートを得て、
バリア性試験および耐衝撃性試験を行った。これらの試
験の結果を表2に示す。
【0058】
【表2】
【0059】
【発明の効果】本発明の燃料容器および燃料パイプは、
ガソリンバリア性、特に含酸素ガソリンバリア性に優
れ、しかも耐衝撃性にも優れている。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−179010(JP,A) 特開 平4−253749(JP,A) 特開 昭62−68840(JP,A) 特開 昭59−95874(JP,A) 特開 平7−52333(JP,A) 特公 昭52−11263(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 F16L 9/00 - 11/12 B60K 15/03

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン含量20〜60モル%、ケン化
    度90%以上のエチレン−ビニルエステル共重合体ケン
    化物60〜99重量%および(メタ)アクリル酸含量1
    〜30重量%のエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体
    40〜1重量%からなる樹脂組成物層を有する多層構造
    体からなる燃料容器または燃料パイプ。
  2. 【請求項2】 エチレン−ビニルエステル共重合体ケン
    化物のMI(A)とエチレン−(メタ)アクリル酸共重
    合体のMI(B)の比(A)/(B)が0.1〜5.0
    である請求項1に記載の燃料容器または燃料パイプ。
  3. 【請求項3】 樹脂組成物層と高密度ポリエチレン層が
    接着性樹脂層を介して積層されてなる請求項1または2
    に記載の燃料容器または燃料パイプ。
  4. 【請求項4】 樹脂組成物層とポリアミド樹脂層が積層
    されてなる請求項1または2に記載の燃料容器または燃
    料パイプ。
  5. 【請求項5】 含酸素ガソリン用である請求項1ないし
    4のいずれかに記載の燃料容器または燃料パイプ。
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