JP3496178B2 - モロヘイヤエキスの製造方法及びモロヘイヤ含有飲料の製造方法 - Google Patents
モロヘイヤエキスの製造方法及びモロヘイヤ含有飲料の製造方法Info
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- JP3496178B2 JP3496178B2 JP00475697A JP475697A JP3496178B2 JP 3496178 B2 JP3496178 B2 JP 3496178B2 JP 00475697 A JP00475697 A JP 00475697A JP 475697 A JP475697 A JP 475697A JP 3496178 B2 JP3496178 B2 JP 3496178B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モロヘイヤの葉からモ
ロヘイヤエキスを製造する方法及びモロヘイヤエキスを
含有する飲料の製造方法に関する。
ロヘイヤエキスを製造する方法及びモロヘイヤエキスを
含有する飲料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】モロヘ
イヤは、カリウム、カルシウムなどのほか、多くのビタ
ミンB1 、ビタミンB2 、カロチンなどを含んでおり、
近年特に健康食品や健康飲料などの成分として注目され
るようになってきた。特開昭62−107753号公
報、特開平1−196282号公報、特開平5−383
58号公報、特開平5−91837号公報、特開平5−
176704号公報、特開平5−244885号公報、
特開平6−62777号公報などにも、モロヘイヤの粉
末、或いはモロヘイヤ抽出物を添加してなる食品や飲料
等が開示されている。
イヤは、カリウム、カルシウムなどのほか、多くのビタ
ミンB1 、ビタミンB2 、カロチンなどを含んでおり、
近年特に健康食品や健康飲料などの成分として注目され
るようになってきた。特開昭62−107753号公
報、特開平1−196282号公報、特開平5−383
58号公報、特開平5−91837号公報、特開平5−
176704号公報、特開平5−244885号公報、
特開平6−62777号公報などにも、モロヘイヤの粉
末、或いはモロヘイヤ抽出物を添加してなる食品や飲料
等が開示されている。
【0003】しかしながら、モロヘイヤはまた、不溶性
の繊維質などの高粘度成分も多く含んでいるため、モロ
ヘイヤを抽出する際に特有の粘性が生じ、これが抽出残
渣と抽出液とを分離する作業の障害となっていたばかり
か、抽出残渣から抽出液(エキス分)を十分に分離でき
ない原因ともなっていた。また、得られたモロヘイヤエ
キスは、粘性を有しているがゆえに飲料原料等と均一に
混合するのが難しいなど、その取扱いが不便であったば
かりか、飲料自体の粘性も高くなり飲みにくくなるなど
の問題もあった。
の繊維質などの高粘度成分も多く含んでいるため、モロ
ヘイヤを抽出する際に特有の粘性が生じ、これが抽出残
渣と抽出液とを分離する作業の障害となっていたばかり
か、抽出残渣から抽出液(エキス分)を十分に分離でき
ない原因ともなっていた。また、得られたモロヘイヤエ
キスは、粘性を有しているがゆえに飲料原料等と均一に
混合するのが難しいなど、その取扱いが不便であったば
かりか、飲料自体の粘性も高くなり飲みにくくなるなど
の問題もあった。
【0004】そこで本発明は、かかる問題点に鑑みて、
モロヘイヤエキス特有の粘性を有効に低下させることが
でき、しかも得られたエキスは安全に経口摂取すること
ができるモロヘイヤエキスの製造方法、及びモロヘイヤ
エキスを含有した飲料の製造方法を提供せんとするもの
である。
モロヘイヤエキス特有の粘性を有効に低下させることが
でき、しかも得られたエキスは安全に経口摂取すること
ができるモロヘイヤエキスの製造方法、及びモロヘイヤ
エキスを含有した飲料の製造方法を提供せんとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題解決のため、
本発明のモロヘイヤエキスの製造方法は、モロヘイヤを
有機酸又は有機酸塩好ましくは有機酸を添加した熱水で
抽出することを特徴とする。すなわち、本発明は、モロ
ヘイヤ抽出前或いは抽出途中で有機酸又は有機酸塩を添
加することにより、モロヘイヤエキス特有の粘性を有効
に低下させるようにしたものである。
本発明のモロヘイヤエキスの製造方法は、モロヘイヤを
有機酸又は有機酸塩好ましくは有機酸を添加した熱水で
抽出することを特徴とする。すなわち、本発明は、モロ
ヘイヤ抽出前或いは抽出途中で有機酸又は有機酸塩を添
加することにより、モロヘイヤエキス特有の粘性を有効
に低下させるようにしたものである。
【0006】本発明の対象となるモロヘイヤは、その葉
である。また、モロヘイヤの量は、抽出する水又は熱水
に対し3〜10重量%とするのが好ましい。3重量%よ
りも著しく少ないと、抽出液に含まれる固形量が少なく
なりモロヘイヤ特有の風味が損なわれるおそれがあり、
10重量%よりも著しく多いと、抽出液の歩留りが悪く
なる傾向が生じてくる。
である。また、モロヘイヤの量は、抽出する水又は熱水
に対し3〜10重量%とするのが好ましい。3重量%よ
りも著しく少ないと、抽出液に含まれる固形量が少なく
なりモロヘイヤ特有の風味が損なわれるおそれがあり、
10重量%よりも著しく多いと、抽出液の歩留りが悪く
なる傾向が生じてくる。
【0007】本発明における有機酸は、L−アスコルビ
ン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、又はフマル酸など
の食品添加物として認可されている有機酸を使用するも
のであるが、中でもL−アスコルビン酸は特に有効であ
る。有機酸の添加量は、抽出用の水又は熱水に対して
0.0025重量%〜0.7重量%とするのが好まし
い。0.0025重量%よりも著しく少ないと、高粘度
成分を十分に除去できなくなり、0.7重量%よりも著
しく多いと、酸味が強くなってモロヘイヤ特有の風味が
損なわれるおそれがある。有機酸塩としては、上記有機
酸の塩、例えばアスコルビン酸ナトリウムなどが使用可
能である。
ン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、又はフマル酸など
の食品添加物として認可されている有機酸を使用するも
のであるが、中でもL−アスコルビン酸は特に有効であ
る。有機酸の添加量は、抽出用の水又は熱水に対して
0.0025重量%〜0.7重量%とするのが好まし
い。0.0025重量%よりも著しく少ないと、高粘度
成分を十分に除去できなくなり、0.7重量%よりも著
しく多いと、酸味が強くなってモロヘイヤ特有の風味が
損なわれるおそれがある。有機酸塩としては、上記有機
酸の塩、例えばアスコルビン酸ナトリウムなどが使用可
能である。
【0008】本発明におけるモロヘイヤの抽出は、攪拌
抽出するのが好ましく、抽出温度は、約90〜約95℃
が好ましい。90℃よりも著しく低いと、モロヘイヤの
エキスを十分に抽出できなくなり、95℃よりも著しく
高いと、過熱・過抽出となってモロヘイヤ特有の風味が
損なわれるおそれがあり、場合によってはコゲが発生す
ることもある。また、抽出時間は、約15分〜約30分
が好ましい。抽出時間が15分よりも著しく短いと、モ
ロヘイヤのエキスを十分に抽出することができなくな
り、30分よりも著しく長いと、過抽出となってモロヘ
イヤ特有の風味が損なわれるおそれがある。
抽出するのが好ましく、抽出温度は、約90〜約95℃
が好ましい。90℃よりも著しく低いと、モロヘイヤの
エキスを十分に抽出できなくなり、95℃よりも著しく
高いと、過熱・過抽出となってモロヘイヤ特有の風味が
損なわれるおそれがあり、場合によってはコゲが発生す
ることもある。また、抽出時間は、約15分〜約30分
が好ましい。抽出時間が15分よりも著しく短いと、モ
ロヘイヤのエキスを十分に抽出することができなくな
り、30分よりも著しく長いと、過抽出となってモロヘ
イヤ特有の風味が損なわれるおそれがある。
【0009】このようにしてモロヘイヤを抽出すれば、
モロヘイヤ抽出成分(エキス成分)と高粘度成分とを容
易に分離することができるようになり、濾過網、濾過
布、遠心分離機等によって抽出残渣から抽出液(エキ
ス)を容易に分離することができる。不溶性の繊維質等
をより完全に除去する場合は、珪藻土及び膜等を用いて
濾過すればよい。
モロヘイヤ抽出成分(エキス成分)と高粘度成分とを容
易に分離することができるようになり、濾過網、濾過
布、遠心分離機等によって抽出残渣から抽出液(エキ
ス)を容易に分離することができる。不溶性の繊維質等
をより完全に除去する場合は、珪藻土及び膜等を用いて
濾過すればよい。
【0010】ここで、本発明のモロヘイヤエキスの製造
方法の好適な一例を示す。抽出用の水に対して0.00
25〜0.7重量%の有機酸と3〜10重量%の乾燥モ
ロヘイヤ葉とを抽出用水、好ましくはイオン交換水に投
入し、約90〜95℃、約15分〜約30分間、攪拌し
ながら熱水抽出する。抽出後、濾過網、濾過布又は遠心
分離機等により固液分離を行って抽出残渣から抽出液
(エキス)を分離抽出する。得られた抽出液を30〜4
0℃に冷却し、遠心分離して細かい残渣を取り除くよう
にすればよい。得られたモロヘイヤエキスは、必要によ
り濃縮し、冷蔵又は冷凍保管しておくのが好ましい。
方法の好適な一例を示す。抽出用の水に対して0.00
25〜0.7重量%の有機酸と3〜10重量%の乾燥モ
ロヘイヤ葉とを抽出用水、好ましくはイオン交換水に投
入し、約90〜95℃、約15分〜約30分間、攪拌し
ながら熱水抽出する。抽出後、濾過網、濾過布又は遠心
分離機等により固液分離を行って抽出残渣から抽出液
(エキス)を分離抽出する。得られた抽出液を30〜4
0℃に冷却し、遠心分離して細かい残渣を取り除くよう
にすればよい。得られたモロヘイヤエキスは、必要によ
り濃縮し、冷蔵又は冷凍保管しておくのが好ましい。
【0011】本発明により得られたモロヘイヤエキス
は、有機酸又は有機酸塩を添加せずに抽出して得られる
エキスに比べて粘度が低減されていることが確かめられ
ており、他の成分と容易かつ好適に配合することがで
き、配合したもの自体の粘度を過度に高めることもな
い。また、添加する有機酸は食品添加物として認可され
ており、人体に安全なものであるから、医薬品、飲料、
食品、化粧品、消臭剤などの原料成分に配合して好適に
使用することができる。特に、飲料原料に配合すれば、
飲みやすい健康飲料として提供することができる。
は、有機酸又は有機酸塩を添加せずに抽出して得られる
エキスに比べて粘度が低減されていることが確かめられ
ており、他の成分と容易かつ好適に配合することがで
き、配合したもの自体の粘度を過度に高めることもな
い。また、添加する有機酸は食品添加物として認可され
ており、人体に安全なものであるから、医薬品、飲料、
食品、化粧品、消臭剤などの原料成分に配合して好適に
使用することができる。特に、飲料原料に配合すれば、
飲みやすい健康飲料として提供することができる。
【0012】モロヘイヤ含有飲料を製造する場合は、モ
ロヘイヤを、有機酸又は有機酸塩を添加した熱水で抽
出、好ましくは、モロヘイヤを、有機酸を0.0025
〜0.7重量%添加した熱水で15〜30分間抽出し、
得られたモロヘイヤエキスを、例えば野菜乃至果汁など
の飲料原料に対して重量換算で1〜80%配合すること
により、粘性及び風味の点から一層飲み易い飲料に仕上
げることができる。
ロヘイヤを、有機酸又は有機酸塩を添加した熱水で抽
出、好ましくは、モロヘイヤを、有機酸を0.0025
〜0.7重量%添加した熱水で15〜30分間抽出し、
得られたモロヘイヤエキスを、例えば野菜乃至果汁など
の飲料原料に対して重量換算で1〜80%配合すること
により、粘性及び風味の点から一層飲み易い飲料に仕上
げることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、実施例により本発明を更に
詳しく説明する。 (実施例1)イオン交換水1000gに対して、3mm
〜10mmの小片に細断した乾燥モロヘイヤ40gと、
表1に示した各種量(0.025g〜12.8gの範
囲)の各種有機酸(L−アスコルビン酸、クエン酸、D
L−リンゴ酸)又は有機酸塩(アスコルビン酸ナトリウ
ム)とを投入し、93〜95℃で20分間、攪拌機にて
攪拌しながら熱水抽出を行った。なお、抽出中は水分の
蒸発を防ぐために蓋をした。
詳しく説明する。 (実施例1)イオン交換水1000gに対して、3mm
〜10mmの小片に細断した乾燥モロヘイヤ40gと、
表1に示した各種量(0.025g〜12.8gの範
囲)の各種有機酸(L−アスコルビン酸、クエン酸、D
L−リンゴ酸)又は有機酸塩(アスコルビン酸ナトリウ
ム)とを投入し、93〜95℃で20分間、攪拌機にて
攪拌しながら熱水抽出を行った。なお、抽出中は水分の
蒸発を防ぐために蓋をした。
【0014】抽出後、45meshの濾過網で一定時間
固液分離を行い、得られた抽出液を30〜40℃に冷却
した後、遠心分離機で4000rpm、10分間の遠心
分離を行い細かい残渣を取り除いて、モロヘイヤエキス
を得た。また、対照として、無添加のイオン交換水で上
記と同様に抽出を行った。
固液分離を行い、得られた抽出液を30〜40℃に冷却
した後、遠心分離機で4000rpm、10分間の遠心
分離を行い細かい残渣を取り除いて、モロヘイヤエキス
を得た。また、対照として、無添加のイオン交換水で上
記と同様に抽出を行った。
【0015】得られたモロヘイヤエキスについて、測定
温度25℃の下、B式粘度計(デジタル粘度計(DVL
−B))及び杉浦式粘度計により粘度を測定し、これら
の結果を表1、図1及び図2に示した。なお、表1にお
いて、添加量はイオン交換水に対する割合(重量%)
を、粘度IはB式粘度計(デジタル粘度計(DVL−
B)による粘度(mPa・S)を、粘度IIは杉浦式粘度
計による粘度(秒)を、抽出液量は得られたモロヘイヤ
エキス量(g)をそれぞれ示すものである。
温度25℃の下、B式粘度計(デジタル粘度計(DVL
−B))及び杉浦式粘度計により粘度を測定し、これら
の結果を表1、図1及び図2に示した。なお、表1にお
いて、添加量はイオン交換水に対する割合(重量%)
を、粘度IはB式粘度計(デジタル粘度計(DVL−
B)による粘度(mPa・S)を、粘度IIは杉浦式粘度
計による粘度(秒)を、抽出液量は得られたモロヘイヤ
エキス量(g)をそれぞれ示すものである。
【0016】
【表1】
【0017】表1の結果より、いずれの有機酸を添加し
た場合もモロヘイヤエキスの粘度を有効に低下させるこ
とができ、中でも特にL−アスコルビン酸の添加が有効
であることが判明した。また、有機酸塩を添加した場合
もモロヘイヤエキスの粘度を低下させることができるこ
とが判明した。
た場合もモロヘイヤエキスの粘度を有効に低下させるこ
とができ、中でも特にL−アスコルビン酸の添加が有効
であることが判明した。また、有機酸塩を添加した場合
もモロヘイヤエキスの粘度を低下させることができるこ
とが判明した。
【0018】(実施例2)イオン交換水に対して0.0
64重量%のL−アスコルビン酸を添加し、これに乾燥
モロヘイヤを投入し、93〜95℃で20分間熱水抽出
してモロヘイヤ抽出液(エキス)を得た。ついで、得ら
れたエキスをBx3に濃縮し、この濃縮エキスを用いて
常法に従い下記配合の飲料を製造した。
64重量%のL−アスコルビン酸を添加し、これに乾燥
モロヘイヤを投入し、93〜95℃で20分間熱水抽出
してモロヘイヤ抽出液(エキス)を得た。ついで、得ら
れたエキスをBx3に濃縮し、この濃縮エキスを用いて
常法に従い下記配合の飲料を製造した。
【0019】
濃縮モロヘイヤエキス・・・ 3〜20重量%
野菜汁・・・・・・・・・・47〜30重量%
果汁・・・・・・・・・・・ 50重量%
なお、野菜汁は、ほうれん草、キャベツ、にんじん、レ
タス、セロリ、パセリ等を含むものであり、果汁は、リ
ンゴ、オレンジ、グレープフルーツ、マスカット、レモ
ン等を含むものである。また、得られた飲料のPHは
3.5〜3.9であった。
タス、セロリ、パセリ等を含むものであり、果汁は、リ
ンゴ、オレンジ、グレープフルーツ、マスカット、レモ
ン等を含むものである。また、得られた飲料のPHは
3.5〜3.9であった。
【0020】このようにして飲料を製造した結果、濃縮
モロヘイヤエキスの粘性が低いために他の成分と均一に
配合させやすいなど、配合の際の濃縮モロヘイヤエキス
の取扱は極めて容易であった。また、得られた飲料は、
香味及び粘度の点からも飲みやすいものであり、しかも
飲料の風味は、濃縮モロヘイヤエキスの配合量によって
モロヘイヤの風味を調節することができた。
モロヘイヤエキスの粘性が低いために他の成分と均一に
配合させやすいなど、配合の際の濃縮モロヘイヤエキス
の取扱は極めて容易であった。また、得られた飲料は、
香味及び粘度の点からも飲みやすいものであり、しかも
飲料の風味は、濃縮モロヘイヤエキスの配合量によって
モロヘイヤの風味を調節することができた。
【図1】各種有機酸の添加量と得られたモロヘイヤエキ
スの粘度(B式)との関係を示したグラフである。
スの粘度(B式)との関係を示したグラフである。
【図2】同じく、各種有機酸の添加量と得られたモロヘ
イヤエキスの粘度(杉山式)との関係を示したグラフで
ある。
イヤエキスの粘度(杉山式)との関係を示したグラフで
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中澤 賢司
長野県更級郡上山田町大字上山田3813番
地 株式会社長野サンヨーフーズ内
(72)発明者 内蔵 健一
長野県更級郡上山田町大字上山田3813番
地 株式会社長野サンヨーフーズ内
(56)参考文献 特開 昭62−65660(JP,A)
特開 平3−38237(JP,A)
特開 平4−264013(JP,A)
特開 平7−69910(JP,A)
特開 平7−101870(JP,A)
特開 平4−264013(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A23L 1/212
A23L 1/30
A23L 2/38
JICSTファイル(JOIS)
Claims (5)
- 【請求項1】 モロヘイヤを、有機酸又は有機酸塩を添
加した熱水で抽出することを特徴とするモロヘイヤエキ
スの製造方法。 - 【請求項2】 モロヘイヤを、有機酸を0.0025〜
0.7重量%添加した熱水で抽出することを特徴とする
モロヘイヤエキスの製造方法。 - 【請求項3】 有機酸として、L−アスコルビン酸を用
いた請求項1又は2に記載のモロヘイヤエキスの製造方
法。 - 【請求項4】 モロヘイヤを、有機酸又は有機酸塩を添
加した熱水で抽出し、得られたモロヘイヤエキスを飲料
原料に配合することを特徴とするモロヘイヤ含有飲料の
製造方法。 - 【請求項5】 モロヘイヤを、有機酸を0.0025〜
0.7重量%添加した熱水で15〜30分間抽出し、得
られたモロヘイヤエキスを重量換算で1〜80%飲料原
料に配合することを特徴とするモロヘイヤ含有飲料の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00475697A JP3496178B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | モロヘイヤエキスの製造方法及びモロヘイヤ含有飲料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00475697A JP3496178B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | モロヘイヤエキスの製造方法及びモロヘイヤ含有飲料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10191922A JPH10191922A (ja) | 1998-07-28 |
JP3496178B2 true JP3496178B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=11592751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00475697A Expired - Lifetime JP3496178B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | モロヘイヤエキスの製造方法及びモロヘイヤ含有飲料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3496178B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270069A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Ito En Ltd | モロヘイヤ抽出物を有効成分とする血管病治療予防剤、及びこれを含有する飲食品 |
JP5224469B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2013-07-03 | 株式会社 伊藤園 | 野菜エキスの製造方法 |
JP2014090678A (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-19 | Ito En Ltd | 容器詰野菜汁及び/又は果汁含有飲料及びその製造方法、並びに容器詰野菜汁及び/又は果汁含有飲料の呈味劣化防止方法 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP00475697A patent/JP3496178B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10191922A (ja) | 1998-07-28 |
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Date | Code | Title | Description |
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